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No.22B
ハマーンの黒い影

【シナリオデモ開始】
地底城 司令室
ハイネル「コロニー落としとな」
カザリーン「はい、宇宙での地球人のすみかを落とすというもので、単純なれど大きな破壊力を秘めた攻撃でございます」
ハイネル「それをネオ・ジオンとか申す地球人が行うというのか」
ジャンギャル「しかし、いくら地球人が愚かといえども、そんな、地球自身を大きく傷つけるようなことをしますでしょうか?」
カザリーン「私も最初はそう思いました。ですが、調べましたところ、過去にも幾たびかコロニーを落としております」
ハイネル「自分の母星すら平気で傷つけるとは、これだから地球人どもは愚かというのだ。今まで地球人が滅びなかったのは奇跡だな」
ジャンギャル「いかが致しましょう?」
ハイネル「せっかくだ。それを利用させてもらおう」
ジャンギャル「ミケーネも恐竜帝国も、宇宙への攻撃方法をほとんど持たぬ。我らがいつでも宇宙から地球へ攻撃できることを示せば・・・」
カザリーン「なるほど。戦わずして奴らを我らの支配下におくことも」
ハイネル「うむ。ジャンギャルよ、宇宙へゆけ。ネオ・ジオンの作戦をうまく利用し、我らの力を地球の奴らに見せつけてやるのだ!」

ナデシコ ブリッジ
アムロ「ジャミルもパイロットの勘がかなり戻って来たみたいだな」
一平「しばらくモビルスーツに乗ってないと聞いて心配したが、これなら大丈夫そうだ」
カミーユ「キャプテンはニュータイプの力を失ったと聞いていますが?」
ノイン「その通りだ。かつての大戦で、コロニー落としを防げなかったことが原因らしいが、詳しいことはわからん」
ちずる「だからこそ、今回は絶対に防ぐつもりなのよ」

ナデシコ デッキ
ガロード「くっそー、たまんねえなぁ。俺の方が実戦なれしてると思ったのに」
ロアビィ「よくやるぜ、まったく」
ガロード「へん! この程度でへばる俺様じゃねえぜ。ロアビィや豹馬こそ大丈夫かい? 宇宙戦は初めてなんだろ?」
豹馬「言ったな! 初めてだからって、そう簡単に負けるかよ。なんならコン・バトラーとやってみるか?」
ガロード「俺は別にかまわないぜ」
ジャミル「ガロード、つき合わせて悪かったな」
ガロード「いいってことよ」
金太「どいたどいたどいたーっ!」
ファ「あれは?」
日吉「ケロットを宇宙仕様に改造するんだってさ」
キッド「ケロットを? そりゃ無理なんじゃねえの?」
小介「そんなことはありません。機密性を持たせるのに少し苦労しますが、改造は可能です」
ミズホ「せっかくですからキッドさんも手伝ってください」
キッド「やれやれ、しゃあねえか」
ジャミル「・・・ガロード」
ガロード「ん、なんだい?」
ジャミル「初めてGXでサテライトキャノンを使ったときのことを覚えているか?」
ガロード「ああ・・・ティファが、あんなになったときのだろ」
ジャミル「もしもコロニーが落とされたら、死にゆく魂はあの比ではない。もしティファがそれを受けたら、心が砕けるぞ」
ガロード「お、脅かさないでくれよ」
カミーユ「キャプテンの言うとおりだ。俺もコロニー落としを感じた事があったけど、あんなのは二度とごめんだ」
アムロ「ティファを守るのならば、コロニーを落とさせるな」
ガロード「ああ、わかった」

ナデシコ 食堂
ティファ「・・・この感じ・・・」
トニヤ「どしたの?」
アムロ「これは、ブライト達の所にいるニュータイプか?」
ノイン「確か、シャングリラで現地の少年をパイロットとして採用したと言っていたが」
フォウ「なんだろう・・・暖かい・・・」
カミーユ「ああ、時々激しくなるけれど・・・」
ティファ「この感じ、ガロードに似てる・・・」
アムロ「そうだな。フッ・・・ブライトめ、面白い奴を見つけたな
ロペット「ミナサン、ネェル・アーガマガ来マシタ。乗船準備、乗船準備」
健一「よし、みんな行くぞ」

ネェル・アーガマ ブリッジ
ブライト「みんな、よく来てくれた。私がネェル・アーガマ艦長のブライト・ノアだ」
ジャミル「フリーデン艦長のジャミル・ニートです。以後、フリーデン隊はあなたの指揮下に入ります。よろしく」
ブライト「こちらこそ。あなたの噂は耳にしていますよ」
健一「すると、ジャミルキャプテンは副官ということになるんですか?」
ジャミル「いや、私はモビルスーツのパイロットに専念することになるだろう。指揮能力はブライト艦長の方が上だからな」
ブライト「それを言うなら、私の方こそパイロットとしてはカラキシだ。いろいろと助言してもらえると助かる」
ジュドー「ブライトさん、俺たちも紹介してよ」
ブライト「そうだったな、紹介しよう。ジュドー・アーシタにルー・ルカだ」
ジュドー「これから世話になります!」
ルー「よろしくね」
ブライト「二人ともニュータイプだ。とくにジュドーの資質は、アムロやカミーユにも負けないものを持っている」
ジュドー「またまたブライトさんは、そうやって人をおだてて働かせようとする」
アムロ「なるほど、君か。あの感じは・・・」
ブライト「それから、うちのメカニックのアストナージだ」
アストナージ「モビルスーツ以外は専門外なんでね。いろいろと教えてほしい」
小介「いえ、こちらこそご指導願いますよ」
クワトロ「ブライト艦長、挨拶もいいが時間がない。さっそく本題に入ってほしい」
ブライト「わかった」

ネェル・アーガマ ブリッジ
ブライト「奴らが落とそうとしているのはX−18999コロニーだ」
ノイン「なぜコロニーの動きがわからなかった?」
ルー「わかるわけないじゃない。このコロニーには人がいっぱい住んでんのよ」
ちずる「人が住んでるコロニーを落とす気なの!?」
ブライト「もちろん、コロニーの移動と同時進行で住民の避難が行われている。しかし、事前の連絡がなかったため、内部ではかなり混乱しているようだ」
一平「ひどい話だ」
ブライト「どうもネオ・ジオンは作戦の前倒しをしたらしい。でなければ、こんなスペースノイドの反発を買うやり方はしないだろう」
金太「地球でおいらたちに負け続けたんで焦ったんだよ。きっと」
ブライト「かもしれん」
クワトロ「それで、コロニーの詳しい動きは?」
ブライト「定期的に連絡が入る手はずになっている。うまくいけば、彼らの手で何とかなるかも知れない」
ノイン「彼らか・・・」
ブライト「ああ、君たちも地球で会っているはずだ」

X−18999コロニー 通路
ネオ・ジオン兵「ぐっ・・・」
デュオ「ちっ、俺の腕も落ちたかな。こんな奴に見つかるなんて」
ヒイロ「・・・」
デュオ「おい、ヒイロ。一人でさっさと行くなよ」
カトル「急ぎましょう。何としてでもコロニーの軌道を変えないと」
デュオ「わかってるって。制御室に急ごうぜ」

X−18999コロニー 宇宙港
ハマーン「住民の避難状況はどうなっている?」
マシュマー「はっ、すでに8割ほど脱出を終え、残りも阻止限界点までには」
ハマーン「急げ、人の住むコロニーを落とすという業だけは避けねばならん。ミネバ様のためにもな」
キャラ「わかっております」
ザイデル「デキムたちは?」
ハマーン「まもなく地球に降りる。ラカンたちと合流後、行動を開始するはずだ」
マシュマー「それにしても、マリーメイアなどという小娘を使わなくても、ミネバ様でよろしいではないですか」
イリア「私もそう思います。ミネバ様ではなく、マリーメイアを民衆が支持するなど・・・」
ハマーン「残念ながら、地球では未だザビ家に対する反発が強い。マリーメイアというクッションが必要なのだ」
グレミー「さすがはハマーン様。利用できるものは利用するというわけですね」
マシュマー「お前が地球でラウンドナイツなどに後れをとらなければ、作戦を急ぐ必要はなかったのだぞ」
キャラ「わかっているんだろうねぇ」
グレミー「くっ・・・」
ハマーン「やめろ。今は味方同士で争っている場合ではない。それよりグレミー、プル達は使えるのか?」
グレミー「はい。短時間の精神改造でしたが、十分に戦力として数えられます」
ハマーン「なら良いのだが・・・」
グレミー「なにか心配事でも?」
ハマーン「プルが以前、ジュドー・アーシタと接触したことが気になる。フォウ・ムラサメも、カミーユ・ビダンと接触してから不安定になったと聞く」
グレミー「それは大丈夫です」
ハマーン「よし、期待させてもらうぞ」
ランスロー「・・・ハマーン様」
ハマーン「なんだ?」
ランスロー「このコロニー落とし、再考願えませんでしょうか」
ハマーン「やめろと言うのか」
ランスロー「はっ、できれば」
ザイデル「身分をわきまえたまえ。一兵卒でしかない君が、口を挟む問題ではない」
ランスロー「戦地に赴く一兵卒だからこそ、意見しております」
ザイデル「その驕慢さ。もとニュータイプだからかね」
グレミー「貴様はかつての戦争を生き抜いたエースパイロットだ。民衆の支持も高い」
ザイデル「だからこそ、力を失った今も優遇しているが、それを当然と思っては困るな」
ハマーン「よせ。ランスロー、なぜコロニー落としに反対し続ける? お前はかつて、コロニー落としを指揮し、それに成功しているではないか」
ランスロー「・・・だからです。例え戦争であっても、人として越えてはならない一線があると考えます」
ザイデル「もとニュータイプならではの意見だな」
ランスロー「人間としての意見です」
マシュマー「ハマーン様に意見するとは、何という身の程知らず」
ハマーン「・・・私も好きでコロニーを落とすわけではない。それぐらいはわかってほしいものだが?」
ランスロー「はっ、それは・・・」
ハマーン「私はお前の実績を高く評価しているのだ。これ以上失望させないでくれ」
ランスロー「・・・」(・・・歴史は、繰り返されるというのか・・・)

X−18999コロニー 制御室
デュオ「おりゃっ! 全員手を・・・あげる必要はないみたいだな。そろってお寝んねしてらぁ」
トロワ「遅かったな・・・」
カトル「トロワ、君がやったのか?」
トロワ「ああ・・・」
カトル「やっぱり君は彼らの仲間になったふりをしていただけなんだね」
トロワ「ハマーンたちの目的がオペレーション・メテオだと気づいたとき、この方法しか思いつかなかった」
デュオ「素直じゃねえなぁ。相変わらず」
ヒイロ「オペレーション・メテオ・・・かつてはコロニー側が地球制圧作戦の一環として実行しようとした作戦か」
カトル「ええ。コロニーを地球に落とし、混乱に陥った地球を一気に制圧するというものでしたね」
トロワ「その時は、地球側での連携がうまくいかず、コロニーを落とすだけにとどまったが、今回は違う。ラカンを使い、マリーメイアを利用し、アルタネイティブ社のネットワークを使っての同時決起を大規模に行おうとしている」
デュオ「五飛は? あいつもこの作戦を阻止するのが目的で、ネオ・ジオンの兵隊になったのか?」
ヒイロ「あいつはそんな回りくどいマネはしない」
トロワ「喋っている暇があれば手伝え。システム変更に時間がかかる」
ランスロー「そうはいかん。おしゃべりが過ぎたようだな」
トロワ「ランスロー・・・なぜ我々に銃を向ける。お前もコロニー落としには否定的だったはずだ」
カトル「だったら協力してください! これ以上の殺戮は防ぐべきです」
ランスロー「・・・だが、私は・・・」
ヒイロ「放っておけ。自分の未来も自分で作れない奴に用はない」
ランスロー「・・・」
〔警報〕
デュオ「やべぇ、見つかった!」
ネオ・ジオン兵「いたぞ、制御室だ!」
カトル「仕方ありません。外に出て、推力を直接叩きましょう。まもなくブライトさんやジャミルさん達も来るはずです!」
ランスロー「なに! ジャミルが来るのか!?」
デュオ「急げ!」

X−18999コロニー 宇宙港
ハマーン「侵入者だと!?」
マシュマー「はっ、現在追跡中です。なお、侵入者はトロワ・バートンと行動を共にしているとの報告であります」
ザイデル「トロワめ、裏切り者が!」
ネオ・ジオン兵「ハマーン様、コロニー前方にモビルスーツが!」
ハマーン「あれはトールギス・・・トレーズ、いや、ゼクスか!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ハマーンの黒い影」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ゼクス「私の読みが正しかったな。平和になじめない男も、少しは役に立つということだ」
ハマーン「ゼクス・マーキス・・・生きていたとはな」
ゼクス「死んでいたさ。だが、トレーズの亡霊がさまよっている以上、おとなしく棺桶で眠っているわけにはいかんのでな。いますぐ降伏し、コロニーを本来の位置に戻せ」
ハマーン「あいにくだが、亡霊はすでに地球へ降りた」
ゼクス「なに?」
〔敵ユニット出現〕
ハマーン「一人で防ぐには、お前は非力すぎる」
ゼクス「・・・あいにくだが、私は一人ではない」
〔味方戦艦出現〕
ハマーン「エゥーゴか!」
ノイン「あれはトールギス! ゼクスか?」
ゼクス「ノイン、元気だったか・・・」
ノイン「はい・・・ゼクス、1年と2日ぶりですね」
ゼクス「悪いがのんびり挨拶はできん。手を貸してくれ」
ノイン「はい」
ブライト「まだコロニーは動いている。ということは、失敗したか」
〔味方ユニット出現〕
デュオ「悪い、俺としたことがドジッちまった!」
カトル「外からコロニーの推進エンジンを破壊するしか手はありません」
トロワ「そちらにデータを送る・・・」
ロアビィ「あ、あいつは・・・」
キッド「この間の重火器ガンダム!」
カトル「待ってください。トロワはコロニー落としを阻止するために、あえて敵に身を投じていただけなんです」
アムロ「今は信じていいわけだな?」
カトル「はい、信じてください!」
ゼクス「時間がない。急いでくれ!」
ブライト「了解した。各機発進! 攻撃目標は追って指示する」
ジャミル「コロニーは、もう二度と落とさせはせん!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ランスロー「あの中にジャミルがいるのか!?」
プル「うう・・・」
ジュドー「この感じは・・・プル・・・エルピー・プルなんだな!」
ガロード「エルピー・プルって、確かニュータイプ研究所にいたっていう?」
フォウ「あれは、プルだわ。プルツーもいる。あの子達を助けてあげて!」
プル「ジュドーは敵・・・憎むべき相手・・・」
プルツー「お前らは敵なんだよ!!」
ジュドー「プル、プルツー!」
豹馬「どうなってんだ。あの子達は敵なのか?」
カミーユ「いえ、おそらく精神操作を受けているんです」
健一「何てことを。人間のすることじゃない!!」
グレミー「フフ、お前たちがいくらあがこうが、すでにプル達は私のもの・・・」
ルー「相変わらず汚いことしてるわね、グレミー!」
グレミー「ルー、ルー・ルカか!?」
ハマーン「このプレッシャー、ジュドーか・・・フフ、面白い。私も出るぞ」
〔敵ユニット出現〕
クワトロ「ハマーン・カーン!」
ハマーン「シャアか。だが今はおまえに用はない!」
ブライト「みんなよく聞け。我々の目的は敵の全滅ではない。コロニーの推力となっているエンジンの破壊だ」
サラ「エンジンはここです」
〔カーソル、コロニーのエンジンを指定〕
ブライト「阻止限界点到達まで5分! それまでにコロニーに到達し、推進装置を破壊しなければ終わりだぞ」
アムロ「わかった。敵との決着は後回しだ」
マシュマー「各機、なんとしてでも阻止限界点までコロニーを死守しろ!」
<戦闘開始>

<3PP>

サラ「阻止限界点まであと3分!」

<5PP>
トニヤ「阻止限界点まであと1分!」

<6PP>
サラ「駄目です。阻止限界点突破!」
ブライト「間に合わなかったか!」
(→GAME OVER

<5ターン以内に味方がコロニーのエンジンへ到達・第3軍増援1出現>
※※ラウルが到達した場合のセリフ※※
ラウル「ここだな、くらえ!」
※※フィオナが到達した場合のセリフ※※
フィオナ「これね、止まれ!」
※※アムロが到達した場合のセリフ※※
アムロ「コロニーは落とさせん!」
※※ブライトが到達した場合のセリフ※※
ブライト「目標外すな。撃てーっ!」
※※カミーユが到達した場合のセリフ※※
カミーユ「これ以上、好き勝手させるか!」
※※クワトロが到達した場合のセリフ※※
クワトロ「これか!」
※※ファが到達した場合のセリフ※※
ファ「動かないエンジンなら、あたしにだって!」
※※フォウが到達した場合のセリフ※※
フォウ「こんなもの!」
※※ジュドーが到達した場合のセリフ※※
ジュドー「もーらいっと!」
※※ルーが到達した場合のセリフ※※
ルー「もらったぁーっ!」
※※ヒイロが到達した場合のセリフ※※
ヒイロ「・・・任務実行・・・」
※※デュオが到達した場合のセリフ※※
デュオ「ほんじゃま、いきますか!」
※※トロワが到達した場合のセリフ※※
トロワ「・・・破壊する」
※※カトルが到達した場合のセリフ※※
カトル「これを壊せば!」
※※ゼクスが到達した場合のセリフ※※
ゼクス「死人はこれ以上増える必要はない」
※※ノインが到達した場合のセリフ※※
ノイン「落とさせはせん」
※※ガロードが到達した場合のセリフ※※
ガロード「今だ、くらえ!」
※※ウィッツが到達した場合のセリフ※※
ウィッツ「くらえっ!」
※※ロアビィが到達した場合のセリフ※※
ロアビィ「さぁてと、くらいなっ!」
※※ジャミルが到達した場合のセリフ※※
ジャミル「同じ過ちはくりかえさん!」
※※豹馬が到達した場合のセリフ※※
豹馬「こいつだな、いっくぜぇ!」
※※金太が到達した場合のセリフ※※
金太「知恵、行くぞ。ケロットアタッーク!」
知恵「はいな、お兄ちゃん!」
※※健一が到達した場合のセリフ※※
健一「これを破壊すればいいんだな。いくぞ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔コロニーのエンジンに爆発〕
サラ「コロニー推進装置を破壊しました」
デュオ「おっしゃあ、どうだ!」
ガロード「やったぜ!」
ジャミル「・・・なんとか防げたな」
サラ「ブライトキャプテン! 地球から敵機多数接近!」
ブライト「なに!? 所属は?」
サラ「この反応は、ボアザン軍です!」
健一「なんだって!」
〔第3軍ユニット出現〕
ハイネル「フフフ、ネオ・ジオン程度の力では、やはりラウンドナイツをうち破ることはできぬか」
健一「ハイネル!」
ハイネル「せっかくだ。我らがコロニー落としとやらを使うとしよう」
ジャミル「ボアザンがコロニー落としだと!」
ハイネル「ジャンギャル、奴らを蹴散らせ! コロニーを我らのものとし、巨大な爆弾に改造してから地球に落とすのだ!」
ジャンギャル「ははっ!」

<カミーユvsハマーン>
ハマーン「カミーユ・ビダン。目を覚ませ。今の地球圏統一国家こそ、魂を重力に引かれた人間たちなのだぞ」
カミーユ「それがコロニー落としをしていい理由になるのかよ!」

<クワトロvsハマーン>
ハマーン「シャア! もし、まだ私の下に戻る気があるのなら、来るがいい」
クワトロ「何を言う! 時代は変わったのだ!!」

<ジュドーvsハマーン>
ハマーン「お前にはわかっているはずだ。ニュータイプなら私に従うべきだ。そうだろ、ジュドー・アーシタ」
ジュドー(なんか、不思議な感じだ。それに、いい匂いがする。おかしいな、こいつは敵じゃないのか?)
クワトロ「ジュドー、ハマーンに引き込まれるな!」

<ジュドーvsマシュマー>
ジュドー「マシュマー、またあんたか? いいかげんしつこいんだよ!」
マシュマー「黙れ! お前を仕留め損なうたびに、私のハマーン様への想いが傷ついていくのだ。私はお前を倒さねばならん!」

<ジュドーvsキャラ>
ジュドー「ZZのパワーなら!」
キャラ「図体がでかいからって、上等とは限らないんだよ!」

<ジュドーvsグレミー>
グレミー「何をしようとも、私のニュータイプたちがお前たちを倒す!」
ジュドー「プル達はお前のオモチャじゃないんだぞ!」

<ジュドーvsプル>
プル「ジュドー・アーシタ、お前を倒す!」
ジュドー「プルか!?」

<ジュドーvsイリア>
イリア「あたしは誰にも負けない!」
ジュドー「こっちだって! コロニーを落とさせないためにも、負けるわけには行かないんだよ!」
イリア「・・・何の仕掛けだ? いま、体中に電気が走ったような!?」

<ルーvsグレミー>
グレミー「ルー・ルカ、悪いことは言わない。投降するんだ。私は君とは戦いたくない」
ルー「悪いけど、そうもいかないのよ! あんたが悪いんだからね!」

<ゼクスvsハマーン>
ハマーン「せっかく拾った命、粗末にすることはないぞ」
ゼクス「拾った命だからこそ、好きにさせてもらう」

<ジャミルvsハマーン>
ジャミル「ハマーン・カーン、コロニー落としなど私がさせん!」
ハマーン「ニュータイプでなくなったお前に、私は倒せんよ」

<ジャミルvsランスロー>
ランスロー「ジャミル、本当に君なのか!?」
ジャミル「ランスロー!? 皮肉なものだな。コロニー落としを巡って、今一度お前と戦うことになろうとは」
ランスロー「君は・・・君はなんのために戦っている!?」
ジャミル「ニュータイプをこれ以上戦争に利用させないためだ!」
ランスロー「君が、ニュータイプのために・・・」
ジャミル「ランスロー、コロニー落としは絶対にさせん。二度とさせはせん!」
ランスロー「ジャミル・・・」

<健一vsハイネル>
健一「ハイネル、コロニーは落とさせん!」
ハイネル「地球上のようにはいかんぞ、ボルテス!」

<健一vsジャンギャル>
健一「コロニー落としなどという非道な行為は許さん」
ジャンギャル「非道もなにも、これはもともと地球人の考えた作戦ではないか」

<ジュドーがプルを説得(1回目)>
ジュドー「プル、やめろ! 俺がわからないのか!?」
プル「落ちろ、ジュドー!」
※※まだグレミー健在の場合、セリフ追加※※
アムロ「落ち着け、ジュドー! 彼女を戦闘に駆り立てている存在があるはずだ。それをなくさないと無理だ」
グレミー「プル、ジュドーを倒せ!」
ジュドー「貴様か! 貴様がプルを操っているのか!?」


<ジュドーがプルを説得(2回目)>
ジュドー「プル、忘れたのか? 俺だよ、ジュドーだ。一緒にチョコパフェ食べただろ?」
プル「チョコパフェ・・・食べたい!」
ジュドー「あの甘くてとろっとした味、思い出すんだ!」
プル「・・・こいつ、何をふざけたことを・・・ううぁ! あの舌触り・・・全身に流れる甘さ・・・うわぁぁぁっ!」
ジュドー「そうだよ、器一杯のアイスクリームとまわりを囲む生クリーム。バナナの塔が立ってて、真っ白な中、チョコレートソースの茶色の線がきれいでさ」
プル「うう・・・食べたい・・・けど、お前は、敵だ・・・」
ジュドー(くそっ! かなり強力なすり込みをされたな)
十三「なに言っとるんや、ジュドーの奴?」
ジュドー「みんな、手伝ってくれ! プルはチョコパフェに楽しい思い出があるんだ」
ルー「それを刺激すればいいのね」
ちずる「思い出して! 口に入れたときのとろける生クリームを」
ファ「器一杯の、アイスクリームのお城のような!」
トニヤ「中のアイスクリームの、バニラとチョコのシンフォニー!」
プル「ううう・・・チョ、チョコパフェ〜っ・・・」
※※まだグレミー健在の場合、セリフ追加※※
グレミー「何をしている、プル! チョコパフェなど忘れろ!」
プル「うう・・・やだぁ・・・」

ジュドー「プル、もういい。疲れたろ? お兄ちゃん達の所へくるんだ。お風呂に入って、チョコパフェ食べよう。な?」
プル「おフロ! おフロとチョコパフェ!! あたし行く!!!」
〔プル、敵から味方へ〕
一平「・・・なんてぇ説得の仕方だ」
ルー「いいじゃない。おフロとチョコパフェに勝てる女の子はそうそういないわよ」
※※まだプルツー健在の場合、セリフ追加※※
プルツー「プル、何をしている。ジュドーは敵だぞ!」
プル「敵じゃないもん、お兄ちゃんだもん!」
プルツー「こ、こら、プル! 人の頭に勝手に入ってくるな! やめろーっ!」
〔敵ユニット離脱〕


<ハマーン撃破orHP30%以下>
ハマーン「くっ、ラウンドナイツめ・・・まぁいい。もうひとつの目的は達成できたのだからな。全機撤退せよ!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
〔敵ユニット離脱〕


<マシュマー撃破>
マシュマー「このバラにかけて誓うぞ。次こそ勝つと!」

<キャラ撃破>
キャラ「ああっ、これが魂の開放なのか!」

<グレミー撃破>
グレミー「しまった!」

<イリア撃破>
イリア「私はお前たちを絶対に許しはしない!」

<ランスロー撃破>
ランスロー「私の迷いが、この結果なのか・・・」

<ハイネル撃破orHP30%以下>
ハイネル「くっ、不覚をとったか。やむをえん。下がれ!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<ジャンギャル撃破>
ジャンギャル「おのれ地球人め。不覚!」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ネェル・アーガマ ブリッジ
ブライト「なんとかコロニー落としは防げたな」
ノイン「すぐに本部へ連絡して、コロニーを管理させます」
デュオ「それがいい。また連中に奪われたらえらいことだからな」
ヒイロ「だが、まだ終わっていない。リリーナも行方不明のままだ」
トロワ「奴らは地球だ」
クワトロ「何か知っているのか」
トロワ「そもそもこのコロニー落としには二つの意味があった。ひとつは文字通りコロニーを落とすことにより、地球圏統一国家にダメージを与える」
ブライト「もうひとつは?」
トロワ「ラウンドナイツを宇宙におびき出すための陽動だ」
ブライト「なんだと!?」
トロワ「本隊はすでに地球に向かっている。ハマーン達は、俺たちの足止め役に過ぎない」
ジュドー「ハマーンが足止め役をやったって言うのか!?」
一平「だったら、どうしてそれを早く言わねえんだ」
トロワ「言ってどうする。陽動とわかっていても、コロニー落としを阻止するためには全力で事に当たる必要がある」
ジャミル「我々はまんまとのせられたというわけか」
ブライト「で、本隊はどこに向かっている?」
トロワ「地球の大統領府だ。そこを占拠して、地球圏統一国家の消滅と、新連邦樹立の宣言を出すことになっている」
ミズホ「デキム・バートンのクーデター!!」
トロワ「その通りだ」
めぐみ「どうしたの、真っ青よ」
ミズホ「な、なんでもありません」
ブライト「なんてことだ。すぐにナデシコに連絡しろ。本艦は全速力で地球に向かう!」
アムロ「・・・どこへ行く」
ヒイロ「戦艦でのんびりしているつもりはない。先にウイングゼロで降りる。リリーナもたぶんそこにいる」
カトル「ヒイロ!」
デュオ「やめとけって。お姫様を助けに行く騎士を止められる奴はいねえよ」
〔モニターの開く音〕
トニヤ「地球から緊急通信!」
レディ「ラウンドナイツか。すまんが至急戻ってくれ。5分前より大統領府が攻撃を受けている」
ノイン「敵の部隊は!?」
レディ「モビルスーツを中心に構成されている。が、デビルガンダムの姿も確認された」
ブライト「デビルガンダムですって!?」
レディ「早く来てくれ。このままでは、大統領府が落ちるのも時間の問題だ」
ブライト「了解しました」

ミケーネ帝国 司令室
闇の帝王「なに、ボアザン帝国がコロニー落としだと!?」
ラリアー「はい、ラウンドナイツに阻まれたんですけど・・・宇宙からの攻撃手段を確保しておこうということらしいです」
暗黒大将軍「闇の帝王様、我らは少々のんびりしすぎたようです。残念ながら、我らは宇宙へいく手段をほとんど持ち合わせておりませぬ」
闇の帝王「人間どもを支配した後、奴らの技術を研究しようと思っておったが。それでは間に合わぬか」
暗黒大将軍「はっ、ここは早急に地上を支配し、人間どもの戦力を我らミケーネのものにするのが得策かと」
闇の帝王「よし、暗黒大将軍よ。量産型グレートマジンガーの数が揃い次第、大統領府に総攻撃をかけよ!」
暗黒大将軍「はっ!」

ネェル・アーガマ ブリッジ
ノイン「地球に降りる前に、改めてみんなに紹介しておこう」
カトル「ニュータイプ研究所で一度お会いしましたね。カトル・ラバーバ・ウィナーです」
デュオ「デュオ・マックスウェルだ。正直さと逃げ足の速さなら誰にも負けねえ」
トロワ「トロワ・バートンだ」
ゼクス「私はゼクス・マーキス。ゼクスでいい」
ブライト「!! ・・・ホワイト・ファングの元リーダー。・・・生きていたのか」
クワトロ「かと言って、表舞台に出るわけにもいかん。だからプリベンターになったのか?」
ゼクス「光がある限り、影は必要だ」
デュオ「で、さっき出ていったのがヒイロ・ユイってね」
ブライト「君たちの処遇はどう扱えばいい?」
カトル「僕たちは独自に、ネオ・ジオンの動向を調べてきましたが、さすがに限界が来ています。それで、差し支えなければラウンドナイツにおいていただければと考えています」
ブライト「そういう事なら、もちろん歓迎するさ」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
小介「ところで、ジュドーさんが連れてきたあの女の子は?」
フォウ「エルピー・プルね。私と同じ、強化人間・・・」
カミーユ「そんなこと関係ないさ。そうですよね」
ちずる「もちろんよ」
ガロード「強化人間って、ようするに人工ニュータイプのことだろ?」
フォウ「厳密には違うけど、まぁ似たようなものね」
ガロード「カリスの奴、どうしているかな・・・」
プル「わーん、ジュドーの嘘つき! お風呂壊れている!!」
ジュドー「ブライトさん、まだ直してなかったの?」
ブライト「修理しなきゃならん所は山ほどあるんだ。シャワーでがまんしろ!」
ジュドー「そう言われても・・・プル、シャワーじゃ駄目なのか?」
プル「やだ、おフロがいい!」
クワトロ「どうした?」
プル「パフェもない! うぇーん!!」
ジュドー「ああ、もう! ブライトさん、ネェル・アーガマの食堂にはパフェはねえのかよ!?」
ブライト「あるわけないだろ!」
ルー「ここにあるのは軍用ランチと自販機のハンバーガーやヌードルぐらいね」
ちずる「ナデシコだったらあるんでしょうけど」
豹馬「ナデシコは、食い物関係はすっげぇ充実してっからな」
プル「あーん、おフロ! パフェ!!」
ジュドー「ブライトさん、何とかしてよ」
ブライト「お前が連れてきたんだ。お前が面倒見てやれ」
ジュドー「ひでぇ。オニ! アクマ!」
めぐみ「・・・なんとかなるかもしれないわよ」
トニヤ「どうやって?」
めぐみ「艦長、ドラム缶か小さなコンテナありますか?」


≪プルが仲間にいる≫
ネェル・アーガマ デッキ
プル「わーい、おフロおフロ、気持ちいい」
トニヤ「シーツでしっかり壁を作ってと・・・男はのぞいちゃ駄目よ」
キッド「しっかし、よく考えたな。コンテナをフロにするなんて」
アストナージ「底に耐熱シートを敷くってのがアイディア賞もんだな」
めぐみ「これぞ甲賀流忍法、五右衛門風呂ってね」
十三「パフェとフロで口説いた以上、ないではすまんっちゅうわけや」
豹馬「ところで、パフェの方はどうすんだ?」
ルー「それは、我慢してもらうしかないわね」
ジュドー「やれやれ」
ルー「約束したのはジュドーでしょ」
ジュドー「そうでした」

≪ジャミルの撃墜数が20機以上≫
ネェル・アーガマ デッキ
小介「あれ、ジュドーさん。これはなんですか?」
ジュドー「いいだろ? ネオ・ジオンの機体だけど、ちょっと修理すりゃ使えそうだぜ」
豹馬「よくこんなもの拾ってくるよな」
ジュドー「俺はジャンク屋やってたからね。使えるものは敵のものでも無駄にはしないのさ」
アストナージ「パイロットは脱出したらしいな。コクピットはほとんど無傷だ」
ジャミル「これは・・・フェブラルか」
アストナージ「ご存じなんですか?」
ジャミル「先の大戦で、嫌というほどこいつと戦ったものだ。当時はランスローがこれに乗っていた・・・」

ネェル・アーガマ 一室
<<ラウル>>
ラウル「いよいよか。このデキムのクーデターって、成功するんだろう?」
<<フィオナ>>
フィオナ「とうとう、この時が来ちゃったわね・・・」
ラージ「デキムのクーデターですか」
フィオナ「このクーデターって、成功するんでしょう?」

ミズホ「はい。そしてリリーナ外務次官らが処刑されます」
<<ラウル>>
ラウル「ラウンドナイツはどうなったんだ?」
<<フィオナ>>
フィオナ「・・・なんか複雑よね。完全平和主義って極端すぎる気もするけどそんなに嫌いじゃなかったし」
ラージ「ラウンドナイツはどうなったんです?」

ミズホ「そこまでは知りません。でも、ブライト艦長やルリちゃんが無事でしたから」
ラージ「新連邦に組み込まれるんでしょうね」
○○○「そして、異星人達と戦うわけか」
ミズホ「はい」
<<ラウル>>
ラウル「俺たち、こちらを選んだのは、間違いだったんじゃ・・・」
ラージ「大統領府に行けば、確実に戦闘に巻き込まれることになりますからね」
ラウル「歴史の転換期を目の当たりにするってのは、感動ものだけど・・・俺たちは負ける側にいるんだよな・・・」
ラージ「・・・どうしますか。何かエンジンに異常が起きたことにして、出撃せずにいるっていうのもできますけど?」
ラウル「・・・」
ラージ「どうします?」
ミズホ「・・・ラウル、そうしませんか。ここで戦って、もし何かあったら・・・」
ラウル「・・・ごめん、それは出来ない。みんなが必死で戦っているのに、俺だけ嘘をついて引っ込んでいるって・・・」
ラージ「でしたら、ひたすら逃げ回ってください。戦えば、それだけ投降後に相手に与える印象が悪くなります」
ラウル「そんなんじゃ何のために出撃するのかわからないじゃないか!」
ミズホ「ラウル!」
ラウル「・・・」「・・・わかった・・・」
<<フィオナ>>
フィオナ「どうするの・・・?」
ラージ「どうするって・・・」
フィオナ「ここにいたら、戦わなくちゃならないのよ」「・・・逃げる?」
ラージ「逃げてどうするんです。僕たちがラウンドナイツにいるのは、タイムワープの研究の資金と設備を手にするためですよ」
ミズホ「・・・そうですよね。影響を避けるためだけなら、どこかに隠れていればいいんですから・・・」
フィオナ「タイムワープはまだできないの?」
ラージ「まだ無理です」
フィオナ「そう・・・」
ラージ「仕方ありません。時流エンジンには壊れてもらいましょう」
フィオナ「え?」
ラージ「出撃できないということにして、頃合いを見て降伏しましょう」
フィオナ「・・・それしか、ないか・・・」
ミズホ「・・・」
フィオナ「どうしたの?」
ミズホ「あたし、ずっと考えていたんです。あたしたちがこの時代に跳ばされたのは、偶然なのかなって」「もしかして、何かの意思が働いてこの時代に来たんじゃないかって」
ラージ「考えすぎです。タイムワープ中に時流エンジンを強制停止させたために時間の跳躍がとぎれた。それがたまたま、この時代だったにすぎません」
ミズホ「そうでしょうか・・・」
ラージ「そんなことよりも、新連邦に吸収された後も時流エンジンの研究が続けられるかどうかの方が心配ですね。へたをすると、タイムワープの研究が出来なくなってしまいます」
フィオナ「相変わらずね。あなたらしいけど」
ラージ「僕だって気にはしてますよ。だから1日でも早くタイムワープして、元の時代に帰りたいんです」


≪主人公がラウル≫
ネェル・アーガマ 通路
ミズホ「・・・」
ラウル「どうした?」
ミズホ「あたし、ずっと考えていたんです。あたしたちがこの時代に跳ばされたのは、偶然なのかなって」「もしかして、何かの意思が働いてこの時代に来たんじゃないかって」
ラージ「考えすぎです。タイムワープ中に時流エンジンを強制停止させたために時間の跳躍がとぎれた。それがたまたま、この時代だったにすぎません」
ミズホ「そうでしょうか・・・」
ラージ「そんなことよりも、新連邦に吸収された後も時流エンジンの研究が続けられるかどうかの方が心配ですね。へたをすると、タイムワープの研究が出来なくなってしまいます」
ラウル「相変わらずだな」
ラージ「僕だって気にはしてますよ。だから1日でも早くタイムワープして、元の時代に帰りたいんです」

≪主人公がラウル≫
ネェル・アーガマ デッキ
ラウル「ミズホ、さっきはどうしたんだ?」
ミズホ「え?」
ラウル「ほら、俺たちがこの時間に来たのは何かの意思じゃないかって、あれさ」
ミズホ「タイムワープした時、あたしたちはエクサランスのアピールにちょうどいいって戦ってましたよね」
※※No1でナデシコルートを選択した場合のセリフ※※
ラウル「ああ、火星の後継者のクーデター鎮圧で手柄を立てれば、エクサランスの絶好のアピールになるって」
※※No1でラー・カイラムルートを選択した場合のセリフ※※
ラウル「ああ、アクシズ落としの阻止で手柄を立てれば、エクサランスの絶好のアピールになるって」

ミズホ「あたしも、それを期待していたんです。つまりエクサランスのアピールのために、戦争を利用したんです」
ラウル「ミズホ・・・」
ミズホ「そして、あたしたちがタイムスリップしてきた先は、戦争のまっただ中の時間帯でした」「もしかしたら、あたしがこの時間へのタイムスリップを望んだかも知れないって・・・だから・・・」
ラウル「心配すんな。仮にそうだったとしても、今は違うだろ?エクサランスは、レスキューマシンとして作り直したいんだろ?」
ミズホ「はい・・・」
ラウル「だったら帰れるさ。だってこんな世の中じゃレスキューマシンなんて作らせてもらえそうにないからな」
ミズホ「そう・・・ですね。あの・・・ありがとう、ラウル」

ネェル・アーガマ ブリッジ
サラ「大気圏突入まであと30分」
ブライト「全員所定の位置に着け! 地球に降り次第、大統領府に向かう!」
【シナリオエンドデモ終了】


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