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No.8
バンドック現る!

【シナリオデモ開始】
GEAR本部 司令室
渋谷「これを見てくれ」
ガイ「なんだ、あのでっかい土偶は!?」
〔モニターの開く音〕
兵左ェ門「あれがガイゾックの要塞、バンドックですじゃ」
渋谷「遅れてすまん。・・・おお、兵左ェ門さん。久しぶり」
兵左ェ門「今までわしらをほったらかしといて、久しぶりもあるか」
ノイン「申し訳ない。だが、我々の敵はガイゾックだけではないのだ」
兵左ェ門「わかっとるわい。それよりも、早いとこ増援を頼む。勝平たちがザンボットで飛び出していきおった」
ジャミル「ザンボット3が一体で? 無茶だ」
兵左ェ門「わしらも追いかけるが、奴らを倒すにはラウンドナイツの力が必要じゃ。頼む、すぐに東京へ向かってくれ」
渋谷「了解した。こちらもすぐに出撃する」
〔モニターの開く音〕
愛子「司令、大統領からハイパー通信です」
大統領「渋谷君、東京にガイゾックが」
渋谷「はい。我々もこれから出撃するところです」
大統領「それが、攻撃は少し待ってほしい」
ユリカ「どうしてですか。東京の人たちは困っているんでしょう」
大統領「ドーリアン外務次官が、ガイゾックと話し合うと言って、バンドックに向かったのだ」
隼人「なんだと!」
兵左ェ門「馬鹿な。ガイゾックが話し合いの通じる相手か」
大統領「私には止められなかった。彼女を止めることは、完全平和主義の可能性を否定することになる」
アムロ「出撃しよう。完全平和主義は無抵抗主義ではないはずだ」
ノイン「完全平和主義が実現するまでには時間がかかります。それまでの間は、戦うのもやむをえません」
渋谷「うむ、ジャミル君、ユリカ君、ラウンドナイツ出撃だ!」

キングビアル 司令室
兵左ェ門「ドーリアン外務次官か。・・・平和を望むのも良いが、相手にもよるわい」「よりによって、ガイゾックと話し合いじゃと」
デュオ「じいさん、用意もできたし、俺たちは行って来るぜ」
竜馬「土産はねえが、我慢しな」
兵左ェ門「ん? ヒイロ君はどうした?」
竜馬「リリーナがガイゾックのところに行ったって聞いた途端、飛び出していったぜ」
デュオ「なにしろゾッコンだから」
兵左ェ門「なんと。・・・それではわしらも行くか」
竜馬「なんだ。じいさんもいくのか?」
デュオ「いいって。こういうのは慣れてんだ。年寄りは引っ込んでな」
兵左ェ門「馬鹿たれが。ガイゾックについてはわしの方がよく知っておる。さっさと行くぞ!」「わしもデュオ君のガンダムに乗せてもらう」
デュオ「やれやれ、どうして俺のまわりのじじいは元気なのばっかりなんだ」
竜馬「安心しな。おめえだけじゃねえよ」

フリーデン 船室
ミズホ「あの、ガイゾックというのは確か・・・」
<<ラウル>>
ラウル「ああ、前に一度戦ったあいつらだ。ザンボット3って名前も聞いた覚えがある」
<<フィオナ>>
フィオナ「ええ、前に一度戦ったわね。ザンボット3の名前もその時に聞いたわ」

ミズホ「宇宙太と恵子って人が死んだって言っていましたよね」
ラージ「ザンボット3は3人乗りです。そのパイロットのうちの2人だそうですよ」
ミズホ「どうします・・・?」
<<ラウル>>
ラウル「どうせガイゾックは滅びるはずだろ?構やしねえよ」
<<フィオナ>>
フィオナ「どうするって。戦うしかないじゃない。大丈夫よ。ガイゾックは滅びるはずだわ」

ラージ「一時的に姿を消すだけです。5年後に復活しますよ。僕たちが見たとおり」
○○○「ラージ!」
ラージ「わかってますよ。僕だって、今は戦うしかないぐらいはわかります」「時流エンジンを研究し、元の時間に戻るタイムワープを可能にするには、時間と設備がいります」「そのためには、戦って、ラウンドナイツの援助を受けるしかありません」
<<ラウル>>
ラウル「・・・なんかいろいろ面倒だな。・・・さっさと元の時間に戻ってスッキリさせようぜ」
<<フィオナ>>
フィオナ「・・・なんだか頭が疲れてきたわ。・・・さっさと帰りたいわね」

ラージ「厳しい環境でしたけど、居場所が感じられましたからね」
ミズホ「でも、帰るためには、しばらくここで生きなくちゃならないんですね」
<<ラウル>>
ラウル「・・・ええい、考えるのはやめだ! ごちゃごちゃ考えて、ここでやられたら元も子もない!」
<<フィオナ>>
フィオナ「・・・こうなったら、しばらく考えるのやめて、戦いに専念するわ! ごちゃごちゃ考えて、ここでガイゾックに落とされたら元も子もないわよ!」

ラージ「・・・僕たちがあっさり死んでしまえば、歴史への影響は少なくてすむんですがね」
○○○「だから、そういうのはやめ!」
ミズホ(そうだわ。死ぬことは出来ない。そのためには、エクサランスに新しいフレームを・・・)

GEAR本部 司令室
愛子「司令! 監視衛星から緊急連絡」
渋谷「ガルファか!?」
愛子「わかりません。しかし、宇宙から5つの物体が地球に落下。東京に向かっています!」
渋谷「東京にだと!?」
隼人「5つの物体・・・まさか、あいつらか!?」

バンドック 一室
リリーナ「私たちは、絶対にガイゾックとの和平交渉に成功しなければなりません。これ以上戦火を広げるわけにはいかないのです」
連邦兵「はい。しかし、こうして食事の場を設けてくれるとは・・・。ブッチャー殿は快く和平交渉に応じるつもりらしいです」
リリーナ「だといいのですが」
連邦兵「あ、ブッチャー殿がこられたようです」
ブッチャー「ほーっほっほっほっ」
リリーナ「あなたがガイゾックのブッチャー・・・」
ブッチャー「そのままそのまま、さぁさ、ゆっくりと料理を味わってください。会談は食事が終わってからゆっくりと。さぁ、お食べくだされ」
リリーナ「は、はい」
ブッチャー「おっと、その前に、お互いの健康を祈って、乾杯しようではありませんか。さぁさ、グラスを取って」
連邦兵「リリーナ様、よかったですね」
リリーナ「ええ」
ブッチャー「しからば乾杯!」
連邦兵「うわっ、なんだ!?」
リリーナ「グラスから手錠が?」
連邦兵「ブッチャー殿、これはどういうことですか!?」
ブッチャー「ほーっほっほっ。わしらもちょっとお勉強などしようと思ってな」
リリーナ「勉強!?」
ブッチャー「そう、ブッチャー先生の楽しいお勉強よ。ほーっほっほっ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「バンドック現る!」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ブッチャー「地球には重力というものがある。その証拠に、ほれ」
連邦兵「うわぁぁぁぁぁっっっ!」
ブッチャー「人間を高いところから落とすと落っこちてしまう。念のため、もう一人落として確かめよう。ホレ」
連邦兵「うわぁぁぁぁぁっっっ!」
リリーナ「なんてことを・・・」
ブッチャー「それでは、ここで問題です」「体の大きな連邦兵と、体の小さなリリーナ嬢を同時に落とすと、どちらが先に地面に落ちるでしょうか?」「さぁ、みんなで考えましょう」
〔味方ユニット出現〕
勝平「ガイゾックめ、このまま東京に居座らせるもんか!」
宇宙太「おい、みろ勝平! 外務次官だ」
恵子「ブッチャーに捕まっているわ!」
勝平「ったく。だから言ったんだ。ガイゾックに話し合いなんて通じるもんか! 力でぶちのめすしかねえんだよ!」
ブッチャー「ほーっほっほっほっ。ちょうどよい」「それでは、先ほどの問題の答えはザンボットの前で実演するとしよう。ん?」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ブッチャー「なんじゃ、また現れよった」
勝平「おせえんだよ。さっさと助けないと、外務次官さんやられちまうぜ!」
ユリカ「みんな急いでください!」
アムロ「わかっている!」
ブッチャー「フッフッフッ。見物人は多い程良い。いでよメカブースト! やつらを近づけさせるな!」
〔敵ユニット出現〕
勝平「でやがったな。メカブースト!」
甲児「数だしゃいいってもんじゃねえぞ!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

ブッチャー「それでは、いよいよ先ほどの問題の正解をご覧あれ」
リリーナ「や、やめなさい!」
ユリカ「危ない!」
サラ「駄目です。間に合いません」
連邦兵「うわぁぁぁぁぁっっっ!」
リリーナ「きゃぁぁぁぁぁっっっ!」
万丈「くっ!」
ルリ「機動兵器一機、高速で接近」
〔味方ユニット出現〕
ノイン(ヒイロ。頼むぞ)
ヒイロ「・・・」
リョーコ「なんだありゃ!?」
さやか「また敵なの?」
ノイン「安心しろ、あれは味方だ」
〔ヒイロ、ブッチャーへ隣接〕
〔ヒイロ、ジャミルへ隣接〕

ブッチャー「なんじゃあれは? 人のお勉強を邪魔しおってからに!」
連邦兵「た、助かった・・・」
リリーナ「ヒイロ・・・あなたが助けてくれたのね・・・」
ジャミル「外務次官達を中に!」
キッド「はいよ。ほらほら、早く中に入って!」
ヒイロ「任務続行・・・」
甲児「へへっ、人質さえいなくなりゃ、こっちのもんだ」
號「おうよ、ぶちのめしてやる!」
デュオ「おお、やってるやってる」
竜馬「いそげ、流れ弾に当たったら洒落にもなんねえ」
兵左ェ門「おお」

<ブッチャー撃破orHP30%以下or5PP・味方援軍2&第3軍増援1出現>
※※ブッチャー撃破orHP30%以下の場合のセリフ※※
ブッチャー「おのれ、人間どもめ」
※※5PPの場合のセリフ※※
竜馬「何だよおい。こんなに簡単に侵入できていいのかよ」
兵左ェ門「人間をナメとるんじゃよ。ガイゾックは」
デュオ「楽でいいじゃん。さてと、お仕事お仕事」
ブッチャー「・・・ん、誰じゃ、お前らは?」
竜馬「ちっ!見つかったか!? さすがに簡単すぎると思ったぜ!」
兵左ェ門「お前がガイゾックか?」
ブッチャー「そうだ。宇宙の支配者ガイゾック様に仕えるキラー・ザ・ブッチャーとはわしのことよ」
兵左ェ門「なぜ殺す?宇宙の中では塵にも等しい地球の人間を」
ブッチャー「くーっくっくっくっ。それがガイゾック様のご意思だからだ」
兵左ェ門「ガイゾックの意思だと・・・かつてビアル星を破壊し尽くし、今度は地球をも破壊するのがガイゾックの考えなのか!」
ブッチャー「そういうことよ」
デュオ「悪いけど、そんなことはさせねえよ!」
ブッチャー「フン、貴様らにこのわしは殺せん。ほーっほっほっほっ」
デュオ「おめえは殺せねえかもしれねえけどよ・・・」
〔ブッチャーに爆発〕
ジャミル「あれは?」
ルリ「バンドック内部からの爆発です」
勝平「じいちゃんたちだな。さっすがぁ」
ブッチャー「ぬわわ、なんということを」
デュオ「ちっ、さすがにこれだけでかいと、木っ端微塵ってわけにはいかねえか」
兵左ェ門「デュオ君、竜馬君、脱出するぞ」
竜馬「どけどけぃ。流竜馬様のお通りだ!」
ブッチャー「逃がすなぁ! 捕まえてギタギタにするのだぁ!」

???(ガイゾック)「ブッチャー・・・キラー・ザ・ブッチャー・・・」
ブッチャー「うううう・・・ガイゾック様・・・」
ガイゾック「ブッチャー・・・汝、契約を忘るることなかれ・・・2000年前、やせた惑星に獣を追って、その日の糧を得る哀れな野蛮人がいた」
ブッチャー「ははは、はい。それは私でございます」
ガイゾック「我、汝に不死の命と安穏の時を与えたり。されば汝をもって全宇宙の秩序、正さんがため」
ブッチャー「よく存じております。私めはそのために全力を捧げて」
ガイゾック「ならば軽率に事を運ぶを止めよ。汝、自らの楽しみのため、我の与えし武器をもてあそぶな。されば我、汝に死をもって報いるなり・・・」「我の与えし武器を守れ。楽しみのため、いたずらに地上にとどまる事なかれ」
ブッチャー「は、ははーっ! すぐさまこの空域を離れますです」
〔敵ユニット撃破or離脱〕
ミナト「バンドック逃げます!」
勝平「ガイゾックめ、二度と来るんじゃねえぞ!」
※※ブッチャー撃破orHP30%以下の場合、セリフ追加※※
デュオ「おいおい、なんだよ。俺たちが爆破する前にやっつけちまったぜ」
竜馬「俺たち、ただの馬鹿じゃねえか」
兵左ェ門「ふふふ、そういうな。予定変更じゃ。巻き添えを食らう前に逃げるぞ」
デュオ「まかせとけ。逃げ足だったら誰にも負けねえぜ」
竜馬「自慢することか!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔轟音〕
〔画面、振動〕

トニヤ「きゃっ、なに、地震!?」
翔「いや、地震とは違うようだ」
ルリ「地下から高エネルギー体、上がってきます」
〔第3軍ユニット出現〕
銀河「な、なんだよありゃあ!?」
アムロ「馬鹿な、あれはデビルガンダム!」
ガロード「デビルガンダム?」
ファ「そんな、デビルガンダムは、ドモンたちと倒したはずよ」
万丈「悪魔は何度でも甦る・・・か」
ルリ「・・・上方より、機動兵器らしきもの5つ接近」
ジャミル「5つ? 新手か?」
アムロ「! この感じは、彼らか!?」
〔味方ユニット出現〕
號「今度は何だ!?」
アムロ「やはり、彼らだ」
ドモン「ドモン・カッシュ。キング・オブ・ハート!!」
〔ドモンに爆発〕
チボデー「チボデー・クロケット。クイーン・ザ・スペード!!」
〔チボデーに爆発〕
ジョルジュ「ジョルジュ・ド・サンド。ジャック・イン・ダイヤ!!」
〔ジョルジュに爆発〕
サイ・サイシー「サイ・サイシー。クラブ・エース!!」
〔サイ・サイシーに爆発〕
アルゴ「アルゴ・ガルスキー。ブラック・ジョーカー!!」
〔アルゴに爆発〕
ドモン「我ら、シャッフル同盟!!」
ガイ「おお、なんて燃える連中だぁ!」
ジャミル「シャッフル同盟・・・噂には聞いたことがある・・・。4千年前の昔から、戦いの秩序を守ってきた5人の格闘家からなる戦闘集団」「その力は、人間の常識をはるかに凌駕するといわれている」
万丈「その通り。彼らは最近、紋章を受け継いだばかりの新生シャッフル同盟さ」
ジョルジュ「その通りです。ファさん、お久しぶりです」
ファ「みなさんもお元気そうで」
サイ・サイシー「おう、元気なんてありあまっちゃってるよ!」
北斗「なんか、銀河みたいだな」
竜馬「てめえら、相変わらずど派手な登場しやがって!」
チボデー「ヘイ、ミスター竜馬じゃねえか。ゲッターのパイロットを引退したってのは本当だったのか」
アルゴ「話は後にしろ。デビルガンダムを仕留めるのが先だ」
ドモン「その通りだ。いくぞぉぉぉっっ、ガンダムファイトォォォォォォ!」
チボデー「レディィィィッッ」
ドモン「ゴーーーーーーーッッ!!!!」

<第3軍全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

フリーデン 船室
勝平「まったく、無茶もいいとこだよ。ガイゾックが和平交渉なんかに応じるもんか!」
リリーナ「しかし、私は」
勝平「甘いんだよ、外務次官さんはさ!」
兵左ェ門「勝平、そんなことを言うものではない」「リリーナさん。わしは完全平和主義は嫌いではないし、必要なものじゃとも思っている」
デュオ「けどよ、そいつは相手にもよるんじゃねえか?」
宇宙太「ガイゾック相手じゃな」
兵左ェ門「話し合いとは、お互いに相手の言うことを聞こう、理解しようという意思があって初めて成立する。片方だけそう思っても、何の意味もない」
リリーナ「それはわかります。しかし、勝手に、相手はそんな意思はないと決めつけてしまうことは間違いです」「共和共存に必要なのは、他人を思いやる気持ちです。決して戦うことではありません」
兵左ェ門「そうじゃな。じゃが、今回のことであんたにもわかったろう。ガイゾックには、人間と話し合おう、共存しようという意思はない。やつらにとって、人間は滅ぼすべき対象以外の何者でもないんじゃ。それも、遊び混じりで」
リリーナ「だとしたら、なぜ、彼らはそんな考えを持つに至ったのでしょう。誰が彼らにそのような考えを与えたのでしょう」
兵左ェ門「そこまではしらん。わしらはどう戦い抜くかを考えるので精一杯なのじゃから」

GEAR本部 司令室
渋谷「それでは、ザンボット3は今後ラウンドナイツと行動を共にすると?」
兵左ェ門「左様。これまでのように、わしらだけでチンタラ戦ってもラチがあかん」
宇宙太「ラウンドナイツに所属していりゃ、ガイゾック相手の時も、みんなも戦ってくれることになるからな」
恵子「その代わり、あたしたちもガイゾック以外の敵と戦うことになるのよ」
勝平「かまやしないって。どんな奴らが来ようと、この勝平様の手にかかりゃあちょちょいのちょいよ」
兵左ェ門「やれやれ。それでは、ザンボット3のパイロット達を紹介しましょう。メインパイロットの神勝平」
勝平「よろしくな。ラウンドナイツの諸君」
宇宙太「浮かれすぎて撃墜されてもしらねえぞ。神江宇宙太だ」
勝平「言っとくけど、俺が落ちるってことは、宇宙太も落ちるってことよ」
宇宙太「なんだと!」
恵子「二人ともやめなさいよ。あたしは、神北恵子です」
兵左ェ門「以上3名、ザンボット3のパイロットとして、ラウンドナイツに参加します」
○○○「宇宙太に恵子・・・」
恵子「あの、あたしたちが何か?」
宇宙太「顔に何かついてっか?」
<<ラウル>>
ラウル「いや、なんでもない」(・・・この二人が死ぬのか・・・)
<<フィオナ>>
フィオナ「いえ、何でもないわ」(・・・この二人が、バンドックを倒すため犠牲になるのね・・・)

兵左ェ門「それでは、わしはキングビアルに戻る」
恵子「おじいちゃんは一緒じゃないの?」
兵左ェ門「おそらく我々の本当の敵は、あのブッチャーの向こうにいるガイゾックそのもののはずじゃ」「その正体を探らねばならん。戦いはこれからじゃ」

GEAR本部 通路
デュオ「よぉ、どうしたい。外務次官としての仕事は?」
リリーナ「ヒイロを知りませんか?」
デュオ「どっかいっちまったよ。俺たちもおさらばだ」
リリーナ「また、戦場に行ったのですか・・・」
竜馬「そういうこった。あいつに会いたければ、道は二つしかねえぜ」
リリーナ「え?」
竜馬「あんたも戦場に飛び込むか。この世から戦場をなくすかだ」

GEAR本部 司令室
隼人「ところで、教えてもらいたい。どうして、倒したはずのデビルガンダムが出てきたのかをな」
アムロ「まさか、また何者かがデビルガンダムを復活させたのか?」
ユリカ「あの、あたしには話が見えないんですけど・・・」
ジョルジュ「なるほど、事情を知らない人も多いでしょうからね。とりあえず、自己紹介でもしましょうか。私は・・・」
ユリカ「あ、それは結構です。初登場の時に派手に名乗っていただきましたから」
チボデー「違いねえ」
隼人「まずはデビルガンダムのことから説明しよう。あれはもともとアルティメットガンダムといってな」
ファ「戦乱で荒れ果てた地球を再生するために作られたものなのよ」
アムロ「あれを構成するDG細胞には『自己再生』『自己増殖』『自己進化』の三大理論が組み込まれている」
隼人「つまり、必要に応じて、自らを適した形態に進化させる力を持っているということだ」
ファ「ところが、アルティメットガンダムは途中で暴走、デビルガンダムと化してしまった」
ジョルジュ「そして私たちは戦った」
チボデー「俺たちがシャッフルの紋章を受け継いだのも、その戦いの最中だった」
サイ・サイシー「そして、おいらたちは何とかデビルガンダムを倒すことに成功したってわけ!」
アルゴ「数々の戦史の陰に隠れて、知るものはほとんどいない・・・」
ジャミル「私もデビルガンダムという言葉は聞いたことがあるが、単なる噂だと思っていた」
渋谷「そのデビルガンダムがなぜ?」
ドモン「正直、俺たちにもわからん」
ジョルジュ「デビルガンダムとの最後の戦いは宇宙でした。そして倒した際、デビルガンダムの破片が地球に降り注ぎました」
サイ・サイシー「ま、ほとんどは大気との摩擦で燃えつきちゃったんだけどさ」
アルゴ「いくつかは燃え残り地球に落ち、そして今また、自己再生と自己増殖を使って活動を開始したということだ」
ドモン「やっかいなのは、活動を開始した破片はひとつじゃないってことだ」
チボデー「前に戦ったデビルガンダムは1体だけだったが、今回のデビルガンダムは何体あるのかわからねえ」
サイ・サイシー「東京で倒したデビルガンダムは確か・・・4体目だ」
ジョルジュ「幸いにも、コアとなるべきパイロットがいませんので、以前ほど強くはありません」
ドモン「ゾンビ兵は、パイロットと呼べるものではないしな」
アルゴ「だが、やっかいな存在であるのには変わりない」
ジョルジュ「そこで、ラウンドナイツにお願いがあります。デビルガンダムについての情報を集めていただきたいのです」
チボデー「情報収集となると、俺たちは苦手でね」
ファ「レインさんはどうしたんです?」
ドモン「レインはゴッドガンダムの調整で手が放せない」
ノイン「しかし、我々も現在、様々な勢力と戦っていて、空いている手はない」
ドモン「もちろん、ただでとは言わない。決着がつくまで、ラウンドナイツの行動に協力する」
サイ・サイシー「シャッフル同盟5人、役にたつぜ」
渋谷「仕方ないな。よろしい、許可しよう」
愛子「ラウンドナイツもどんどん大所帯になっていくわね」

???
???「デビルガンダム・・・復活するはずもないものが復活した。それは誤り・・・デスピニス・・・」
デスピニス「はい・・・ご用でしょうか・・・」
???「デビルガンダムを探しなさい」
デスピニス「・・・」
???「返事は?」
デスピニス「・・・はい・・・私は、デビルガンダムを探します・・・」
【シナリオエンドデモ終了】


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