TOP PAGEへ

No.02
白い鉄騎士たち

【シナリオデモ開始】
地球圏エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.6.19、航海日誌…」「ビットを出航して数日…。その間に何度か海賊の襲撃も受けたが航海はおおむね順調だ」「デュオとカトルもヴァルストークに随分と慣れたようで」「艦内には何の問題もない。今日も事件らしい事件も起きないまま艦内時間は夕方になる」「問題があるとするならばこれがただの『従業員慰安旅行』であることだ」「どうやら36回目の倒産の危機はまだまだ続くようだ…と」
デュオ「何やってんだ、カズマ?」
カズマ「おわっと! …デュオか…驚かすなよ」
デュオ「何か入力していたみたいだけど秘密の日記か? 自作ポエムか?」
カズマ「まあ、日記と言えば日記かな…。ヴァルストークの航海日誌だよ」「親父の言いつけで記入は俺の担当なんだ」
デュオ「へえ…らしくない仕事だな」
カズマ「親父は記録をつけるのが好きなんだよ。思い出は大事なもんだって言ってよ…」「そのくせ、自分の昔の話はしたがらないんだ」
デュオ「そうみたいだな。俺達がその話をするのもNGってことになったし」「しかし、航海日誌ってのは普通は艦長の仕事だろ。どうして、お前がやってんだ?」
カズマ「親父はとことん手抜きなんだよ。俺だって仕事があるのにこんな面倒を押し付けやがってよ…」
デュオ「なるほどな…。で、今は掃除当番はサボって日誌をつけてたってわけか」
カズマ「そういうお前こそ、今は洗濯当番の時間だろ?」
デュオ「………」
カズマ「………」
デュオ「…俺達…似たもの同士ってわけだ。ここは手を結ぼうぜ」
カズマ「了解だ。ここはお互いに見なかったことにすっか!」
シホミ「あらあら…それはダメよ」
カズマ「っと、姉ちゃん! いたのかよ!!」
カトル「何をやってるの、デュオ。自分の持ち場を離れるなんて…」
デュオ「カトルも来てたのかよ…!」
シホミ「ダメよ、デュオ君…サボっちゃ。洗濯当番は大事な仕事なのよ」「ウチは女の子が多いから洗濯物がいっぱいあるんだから」
デュオ「そのさ…シホミさん…俺、その洗濯物が女物ばかりなんで困ってるんだけど…」
シホミ「あら、ごめんなさい! ウチ、男の子はカズマちゃんしかいないから無神経だったわね」「わかったわ。お父さんには私から報告しておくから洗濯はキャレットにやってもらいましょう」
デュオ「ってことは、俺、今から自由時間?」
シホミ「ううん。カズマちゃんのお掃除を手伝ってあげてね」
デュオ「い…! そうなるのかよ…!?」
シホミ「トレイラー心得。働かざる者、食うべからず、食いたければ働け、よ」「今晩のメニューはロールキャベツとオニオングラタンよ。頑張って働くとご飯が美味しいわよ」「じゃあ、カトル君。二人の見張りをお願いね」
〔扉の開閉音〕
カズマ「ちぇっ…メニューはいいけどよ…今日の食事当番はチイ姉なんだぜ」「きっと最後は全部、マヨネーズ味になるに決まってるぜ」
カトル「グチを言っても始まらないよ。さあ、早く掃除を片付けてしまおう」
カズマ「あ~あ…カトルはいいよな…。姉ちゃんにもチイ姉にもミヒロにも気に入られて楽できてよ…」
カトル「そんな事ないよ。僕はもう自分の担当の仕事を終わらせたんだ」
デュオ「まあ、こいつは姉さんが多いからな。年上の女にはウケがいいんだよ」
カトル「デュオ…!」
カズマ「…デュオ、カトル。せっかくだから親父の話の前にお前達のことを聞かせてくれよ」
カトル「僕達の事を…?」
カズマ「ああ。ガンダムって言ったら一年前の革命戦争の影の立役者だろ?」「俺もガンダムの名前は知ってたけど見るのは初めてだったし、パイロットについては全く知らないんだ」「なあ、波瀾万丈の冒険とかもあったんだろ?」
デュオ「…話す方も聞く方も楽しい話じゃねえな。戦争なんてそんなもんさ」
カトル「僕達は地球の犠牲になっていたコロニーのために戦っただけだよ」
カズマ「で、トレーズ・クシュリナーダってのが頑張って、今の新・国際連合が誕生したんだよな」
カトル「彼だけでなく多くの人の尽力とさらに多くの犠牲によって人類は協調と平和を手に入れた…」
デュオ「まあ、その後にラダムなんかが襲ってくるなんてのは夢にも思ってなかっただろうがな」「それに人類同士だっていつまた戦争が始まるか知れたもんじゃないしよ…」
カズマ「そうか…。地球とコロニーの緊張もまた高まってるみたいだもんな…」
デュオ「そういうこった。理想としては理解できるが完全平和主義ってのは難しいもんさ」
カズマ「俺達もあの戦争の頃は随分と人間の汚さってのを見せられたよ…」「宇宙海賊達だって戦争がなければ、今頃は真っ当な仕事をしてたかも知れないし…」
カトル「…でもね、カズマ。戦いの中でだって得られるものはあったんだよ」「少なくとも人類は一時とはいえ平和という勝利を得たし…」「僕はデュオを始めとする素晴らしい仲間に出会えたしね」
デュオ「へへ…そういうのをテレもなく言えるのはカトルの特技だな」
カズマ「そういえば、ガンダムのパイロットって5人いたんだろ。他の連中はどうしてるんだ?」
デュオ「さあな…。俺達と同じような仕事をしている奴もいれば、行方不明の奴もいる」
カズマ「もしかして、お前が使ったヒイロ・ユイって偽名はガンダムパイロットの名前か?」
デュオ「ああ、そうだ。とびっきりの変人でよ、お前もあったらウンザリするぜ」
カトル「ほらほら、デュオ…手を動かして。スイーパーなんだから掃除は得意でしょう?」
デュオ「ちぇ…お前にしちゃシュミの悪いジョークだぜ…」
カズマ「なあ…今回、お前達が地球に行くのも今の仕事に関係しているのか?」
カトル「ごめん、カズマ。それを言うわけにはいかないんだ」
デュオ「そうそう。俺達のスポンサーも含めてそれこそ極秘事項ってやつだ」
カズマ「気にすんなよ。こういう稼業をしていればそういう事情はごまんと聞くさ」
デュオ「じゃあ、今度は俺からの質問だ。このヴァルストークって艦、どうやって出来たんだ?」「俺が見た限りじゃ連合軍の艦を改装したものでもないし…」「それどころか見たこともないような技術を使っている部分もある」
カズマ「………」
デュオ「教えろよ。この艦、ザフトの最新鋭艦じゃねえのか?」
カズマ「…答えてやりたいんだが、実は俺達もよくわかってないんだ」
カトル「どういうことなの?」
カズマ「このヴァルストークは俺の爺さんの代から使ってるらしい」「もちろん、何度か全面的な改修もやってるらしいが、基本的なシステムはずっと継続して使ってるんだってさ」
デュオ「ちょっと待てよ! この艦の基本設計が何10年も前のものだってのか!」
カズマ「ああ、そうだ。ちなみにキャレットも同じ頃に作られてるらしいぜ」
カトル「信じられないよ。この艦の性能は連合の戦艦のものをはるかに上回っているようだし…」
カズマ「だから、言ったろ。俺達もよくわかってないって」「だけど、使われている技術の出所はわからなくても使い方はわかるし、修理も出来る…」「だから、少なくともこの艦は地球の人間が造ったものってのは確実だと思う」「あとはトレイラー心得、使えるものは親でも使え、値打ちものなら尚更だ、ってわけだ」
カトル(デュオ…)
デュオ(いわゆるブラックテクノロジーって奴か…。ミスリルの連中が好きそうな話だぜ…)
カズマ「というわけで、俺達は自分達のわかる範囲で艦を改造して使っているんだ」「俺のヴァルホークの設計図もキャレットの中のブラックボックスを解析して手に入れたんだ」
カトル「その技術を連合に提供しようとは思わなかったのかい?」
カズマ「元々トレイラーは自由気ままな仕事だからな。お上のご機嫌取りはしないのさ」「自分達のものだから自分達が使う…。まあ、当たり前の話と言えばそれまでだな」「ま、本音を言えば、トレイラーと政府や軍隊ってのは伝統的に犬猿の仲だからさ」
デュオ「どこの政府だって交通と交易を押さえたがるからな。トレイラーは邪魔者だろうよ」
カズマ「そんなわけでヴァルストーク自体を狙っている奴もいるらしいんだ」「噂じゃ捕獲には結構な額の賞金が懸けられてるって話だ」
デュオ「まったくよ…。レディ・アンもとんでもない艦を俺達に紹介したもんだぜ」
カズマ「心配するなって、デュオ。チンピラ宇宙海賊が攻めてきたらあっという間に返り討ちにしてやるさ」「まあ万一のため、艦の基本設計図と俺達家族のライフデータの複製は脱出用シャトルに積んであるけどな」
カトル「だけど、これからの航海では宇宙海賊よりもはるかに恐ろしい敵が待っている…」
カズマ「オービタルリングのラダムか…」
カトル「ラダム襲来から3ヶ月…奴らは地球の外周に設置されたオービタルリングを制圧し…」「そこから地球に侵攻してきている」
デュオ「地球としちゃ赤道上には常に敵がいるような状況だからな。たまったもんじゃないぜ」「おまけに相手はムシみたいなバケモノで話し合いの余地は一切なし。まさにやるか、やられるかだ」
カズマ「だけどよ、驚くのはそのラダムの連中の戦力だぜ」「地球側だって抵抗しただろうにリングの制圧はあっという間だって聞くからな」
カトル「革命戦争で軍が消耗していたとはいえその力は恐るべきものだよ」「でも、連合軍も大規模な反抗作戦を計画中らしいよ」
カズマ「そうこなくっちゃな。人間様がいつまでもバケモノに負け続けるわけにはいかねえよ!」
デュオ「その前に俺達が地球にたどりつけるかが問題だぜ」「オービタルリングに近づけば奴ら、必ず仕掛けてくるぜ」
〔扉の開閉音〕
アカネ「こら、あんた達! 掃除は終わったの!」
カズマ「うおっ! ラダムの前にチイ姉の襲撃かよ!」
アカネ「カズマとデュオはきりきり働きなよ。ほら、そこにホコリが積もってる!」「…カトルは料理の味付けを手伝ってね」
カトル「はい、アカネさん」
デュオ「ちぇ…同じ立場でこの待遇の差は何だよ…」
カズマ「ボヤくなよ。俺なんて生まれてから16年、ずっとこんな調子だぜ…」
デュオ「お前に同情するぜ、カズマ…」

ブルーアース号/コックピット
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

Dボゥイ「ぐっ!」
ノアル「てめえ、答えろよ! さっきの戦闘のあれはどういうつもりだ!?」「どうしてラダムが残っているのにノコノコ戻ってきやがった」
アキ「やめて、ノアル!」
ノアル「何言っているんだ、アキ! こいつが戦わなかったおかげでブルーアース号もダメージを受け…」「お前だってケガしたんだろうが!」
Dボゥイ「………」
ノアル「何とか言えよ、このデンジャラスボゥイが…!」「やっぱり、お前は信用ならねえ。この任務が終わったら、スペースナイツから叩き出してやる!」
アキ「ノアル!」
ノアル「はっきり言っておくぜ、Dボゥイ。お前がスペースナイツにいるのはお前がテッカマンだからだ!」「だったら、戦わないお前は用無しなんだよ!」
アキ「もうやめて、ノアル! Dボゥイは記憶を失いながらもラダムと戦っているのよ!」
ノアル「ラダムと戦っているのは俺達も同じさ」「こいつの場合、あのラダムのバケモノ共を率いるテッカマンに変身できることに意味があるんだ」「逆に言やあこいつの価値はそれだけなんだよ!」
Dボゥイ「…お前の言う通りだ。俺はラダムと戦うためだけに生きている…」「その俺がラダムと戦えなくなったなら生きている意味などない」
ノアル「わかってるじゃねえか。…オービタルリングの第20ブロックの調査が俺達の今回の任務だ」「お前のせいで、その調査はまだ50%も消化しちゃいないんだ。任務終了までは責任は果たせよ」
Dボゥイ「ああ…」
アキ(Dボゥイ…)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「白き鉄騎士たち」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ノアル「さて仕切り直しだ。とっとと片付けて地球に帰るぜ」
〔レーダー反応〕
アキ「レーダーに反応! ラダムよ!」
〔敵ユニット出現〕
ノアル「ちっ…やっぱり来やがったな! 迎撃するぞ、アキ!」
アキ「ラーサ!」
[イベントデモ「テックセッター(A)」]
Dボゥイ「テックセッターーーーッ!!」
ブレード「テッカマンブレード!!」

〔味方ユニット表出〕
アキ「Dボゥイが出たわ!」
ノアル「あの野郎…今度は真面目に戦えよ…!」
アキ(Dボゥイ…)
ブレード(急がなくては…俺は…)
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>

ブレード(はぁ…はぁ…。何とか…間に合ったか…)
ノアル「ふう…随分と手間取ったな。余計な時間を使っちまったぜ」
アキ「お疲れ様、Dボゥイ。ブルーアース号に戻って」
ブレード「いや…まだだ!」
〔敵ユニット出現〕
ノアル「野郎! まだ、これだけの数が隠れてやがったか!」
アキ「戻って、Dボゥイ! ここは後退するわ!」
ノアル「これだけの数が相手だ。突破口を開かなけりゃあ離脱も無理だ! 戦うしかないぜ、アキ!」
アキ「ラーサ!」
ブレード(まずい…このままでは俺は…!)
???(ダガー)(フフフ…ブレード…。不完全なテッカマンであるお前がこの状況をどう乗り越えるかな?)(お前の哀れな末路をじっくりと見せてもらうぞ…)

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
ブレード(もう…時間が…ない…)
アキ「ノアル! Dボゥイの様子がおかしいわ!」
ノアル「あの野郎! また臆病風に吹かれやがったか!」
アキ「どうしたの、Dボゥイ! あなた、ケガをしているの!?」
ブレード「アキ、ノアル、逃げろ! ここは俺が食い止める!!」
ノアル「勝手にヒーロー気取りかよ! 誰がてめえの世話になるか!」
ブレード「違う! このままでは俺は…俺はお前達を殺すことになる!」
ノアル「何っ!?」
ブレード「…不完全なテッカマンである俺が自分の意識を保っていられるのは30分が限界なんだ…」
アキ「もしかして、Dボゥイ…前の戦闘で敵が残っているのにあなたが後退したのは…」
ブレード「…そうだ。その限界時間が近づいていたからだ」
ノアル「30分を過ぎたら、一体何が起きるんだ!?」
ブレード「俺の意識は植え付けられたラダムの本能に完全に支配され」「目に付くもの全てを破壊する悪鬼となる…!」
アキ「そ、そんな…」
ブレード「だから、早く行け! もう時間はほとんど残されていない!」
ノアル「アキ! Dボゥイが出撃してから何分経っている!?」
アキ「25分…! あと5分で30分になるわ!」
ブレード「脱出ルートは俺が確保する! 急ぐんだ!」
ノアル「Dボゥイ…お前…」
アキ「Dボゥイ! あなたをおいては行けない! あなたは私達の…」
ノアル「…行くぞ、アキ…!」
アキ「ノアル! あなた、Dボゥイを見捨てる気!?」
ノアル「ラダムの奴らを蹴散らすんだよ! そうしなけりゃ俺達もDボゥイも助からないだろうが!」
ブレード「バカな真似はやめろ! 俺のことはいい!」
ノアル「勘違いすんじゃねえ! さっきも言った通りだ。お前がテッカマンだから意味があるんだ!」「ラダムの奴らをぶっ潰すためにもお前を失うわけにはいかねえんだよ!」
ブレード「ノアル…お前…」
ノアル「わかったら、とっとと戦え! この5分で奴らを叩き潰すぞ!」
ブレード「…了解!」
???(ダガー)(ブレードめ…最後のあがきを見せるか。ならば、この俺が引導を渡してやる…)
〔レーダー反応〕
アキ「ノアル! 新たな反応よ! 何か来るわ!」
ノアル「ラダムの増援か!?」
アキ「違うわ! 数は一機! サイズは…人間大よ!」
ノアル「新しいテッカマンかよ!」
ブレード「違う、これは!」
〔味方ユニット出現〕
???(オーガン(オリジナル))「………」
ブレード「あれは…イバリューダーのデトネイター!」
???(ダガー)(この星系にイバリューダーが来ただと!)
???(オーガン(オリジナル))「………」
〔???(オーガン(オリジナル))、前進〕
〔???(オーガン(オリジナル))、MAP兵器「アンク・アタック」使用〕
〔敵ユニット撃破〕

アキ「ラダム獣が…一撃で…」
ノアル「あのテッカマン、俺達を助けてくれるのか…!」
ブレード「違う…テッカマンではない! あれはイバリューダーだ!」
アキ「イバリューダー!?」
ブレード「説明は後だ! まずはラダムを叩く!」
ノアル「お、おい! あのイバリューダーってのは放っておいていいのか!?」
ブレード「…とりあえずは大丈夫だ。こちらに敵意はないようだ」
???(ダガー)(バカな…なぜ、イバリューダーが人間に味方する!?)(ここは後退して、オメガ様に報告を…!)
ノアル「よくわからんが、そのイバリューダーってのが味方なら使わせてもらうまでだ!」「急げよ、Dボゥイ! 俺達に残された時間は5分しかないんだ!」
ブレード「わ、わかった!」
???(オーガン(オリジナル))「………」
ブレード(しかし、なぜだ…なぜ、イバリューダー…それもデトネイタークラスが俺達を助ける…?)

<味方援軍1出現の次PP>
アキ「急いで、Dボゥイ! 限界まで、あと4分よ!」

<味方援軍1出現の2ターン後PP>
ノアル「急げよ、Dボゥイ! あと時間は3分なんだ! さっさと敵を蹴散らせ!」

<味方援軍1出現の3ターン後PP>
ノアル「ノロノロしてんじゃねえ、Dボゥイ! あと時間は2分しかねえんだぞ! 急げ!」

<敵2機以下or味方援軍1出現の次PP・味方援軍2&第3軍増援1出現>
???(オーガン(オリジナル))「!」
〔第3軍ユニット出現〕
ノアル「何だ、あいつらは!?」
ブレード「イバリューダーだ! やはり、部隊も来ていたか!」
〔ノアルの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ノアル「くそっ! こっちに仕掛けてきやがった!」
アキ「どういうことなの、Dボゥイ! あれは敵なの!?」
ブレード「状況は俺にもわからん! だが、新たに現れたイバリューダーは敵のようだ!」
〔???(オーガン(オリジナル))、エイドへ接近〕
〔???(オーガン(オリジナル))、エイドへ攻撃〕
〔第3軍ユニット撃破〕

ノアル「あの野郎…仲間と戦っているのか…」
アキ「あの白いヨロイの人は私達の味方のようね」
〔レーダー反応〕
ノアル「今度は何だよ!?」
アキ「今度は地球の艦よ! この識別コード…トレイラーのものよ!」
〔味方戦艦出現〕
ブレス「謎の敵を追ってきてみれば戦闘中とはな…」
カズマ「見ろよ、親父! この前の白いヨロイ野郎もいるぜ!」
デュオ「ラダムとスペースナイツのテッカマンブレードもいるぜ!」
カズマ「多勢に無勢じゃねえか! こんな状況、見過ごすわけにはいかねえ!」「親父、俺は出るぜ!」
ブレス「外宇宙開発機構のスペースナイツか。フリーマンに借りを返しておくのも悪くないな…」「よし! これよりヴァルストークはスペースナイツを援護する!」
カトル「ブレス艦長! 僕とデュオも出ます!」
ブレス「スペースナイツとプリベンターも大元は同じだからな。仲間の救援というわけか」
デュオ「食えないオッサンだぜ…! どこまで俺達のことを知ってるんだよ…」
〈出撃準備〉
アキ「あれはプリベンター所属のガンダムよ!」
ノアル「トレイラーといっしょにいる理由はわからんが、とにかく助かったぜ!」「そこのトレイラー! 救援はありがたいが、こちらはちょいと理由ありだ!」
ブレス「理由あり?」
ノアル「あと5分の間に敵を全滅させないととんでもないことになる! 協力を頼むぜ!」
ブレス「そちらの事情はあとで聞こう。同じスペースマンとして協力させてもらおう」
ブレード「援軍か…」
カズマ「あれがデュオの言っていたテッカマンブレードか。確かにむこうの白いヨロイと似てるな」
アカネ「油断するな、カズマ! 噂のラダムと初顔合わせだ! 全力でいきなよ!」
シホミ「気をつけてください、皆さん! あのラダムと謎の敵は互いに敵対しているようです!」
デュオ「つまり三つ巴ってわけかよ。こいつは面倒だぜ」
ブレス「二種類の敵の挟撃に気をつけろ。逆に敵同士が互いにつぶしあうのを利用するんだ」
カズマ「了解! 地球を前にしてドジを踏むわけにはいかねえぜ!!」

<カズマvsラダム獣(飛行)>
ミヒロ「お、お兄ちゃん…ラダムってムシみたいで気持ち悪い…!」
カズマ「ビビッてんなよ、ミヒロ! こうなりゃ害虫退治だぜ!」

<カズマvsエイド>
カズマ「この前より数が多いってことはこいつらも本気で地球を狙ってるってわけかよ!」

<ブレードvsラダム獣(飛行)>
ブレード「ラダム! お前達を一匹残らず叩き潰すまで俺は死ぬわけにはいかない…!」「俺の怒りと憎しみ、思い知れ!!」

<ブレードvsエイド>
ブレード「くそ、イバリューダーめ! 地球をラダムと奴らの戦場になどさせるものか!」

<敵全滅・勝利条件達成>
シホミ「敵対勢力の全滅を確認しました。周囲に増援もありません」
ブレス「よし…ご苦労だったな、みんな」
ノアル「アキ、時間は!?」
アキ「ギリギリ、間に合ったわ! 急いでDボゥイを回収して!」
???(オーガン(オリジナル))「………」
〔???(オーガン(オリジナル))、ブレードへ隣接〕
カズマ「あいつ、やる気かよ!」
ブレード「イバリューダー!!」
???(オーガン(オリジナル))「!」
〔???(オーガン(オリジナル))、ブレードへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvs???(オーガン(オリジナル))」]
ブレード「くうっ!」
アキ「Dボゥイ!」
ブレード「答えろ、イバリューダー! お前の目的は何だ!? なぜ、俺達を助けた!?」
???(オーガン(オリジナル))「オーガン…」
〔味方ユニット離脱〕
ブレード「オーガン…?」
デュオ「何なんだよ、あいつは!? ヒイロ並に訳わかんねえぞ!」
カトル「最後に何か言っていたようだけど…」
アカネ「オーガン…って聞こえたけど…」
ホリス「自己紹介ですかね…。そうだとしたら無軌道なわりに律儀な方ですね」
ブレード「オーガン…。イバリューダーのデトネイター・オーガン…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
ヴァルストーク/格納庫
アキ「…危ないところを助けていただきありがとうございました」
ブレス「いや…スペースマンとして困った時にはお互い様というやつだ。気にしないでくれ」
ホリス「社長、このブルーアースって艦、長時間の航行は無理っぽいですよ」
ノアル「時間制限付きのバトルでちょいと無理をさせ過ぎちまったみたいだな、こりゃ…」「やれやれ…こんな場所じゃ修理屋も呼べないってのによ…」
カズマ「なあ、ノアルさん…大事なことを忘れちゃいませんかい?」
ノアル「大事なこと…? オペレーターの美人さんへの自己紹介か?」
アカネ「違~う! …宇宙でお困りの時は即ご連絡を!」
ホリス「誠実・安全・迅速の三拍子揃った噂のトレイラー」「ヴァルストークファミリーとは私達のことです」
ノアル「…知ってるか、アキ?」
アキ「ごめんなさいね。私達、そこら辺の事情には詳しくないの」
アカネ「あらら…」
デュオ「無理も無いぜ。スペースナイツは自前のスペースシップを持っているもんな」
ノアル「お前ともう一人の金髪…あのガンダムのパイロットってことはプリベンターの一員か」
カトル「あまり、おおっぴらにはしないでください。現在、任務中なので…」
ノアル「トレイラーの艦に乗り込んでいるのがか? 対テロのスペシャルチームって聞いていたが、随分とのん気なもんだぜ」
カトル「…それには色々と事情があるのです」
カズマ「え~おほん、アキさん。あの艦がトラブっているのならウチが引っ張っていってやろうか?」
アキ「そうしてくれると助かるけど…何、その満面の笑みは?」
ホリス「え~料金の方は諸経費込みで30000Gとなります。無論、たいへんお値打ちです」
ノアル「ちょっと待った! 金を取るのかよ!?」
カズマ「当たり前だろ。俺達、トレイラーなんだから」
アキ「さっきは困った時はお互い様って言ってたじゃない…」
アカネ「それとこれとは話は別だよ。それにあたし達、本当はバカンスの最中なんだから」
ホリス「アカネさん、それを言うならバランスではなくバカンスです」
アカネ「っと、言い間違えた!?」
アキ「ちゃんとバカンスって言っていたけど…」
アカネ「馬鹿ホリス! あんたは黙ってて!!」
ホリス「はいはい。…こじれた交渉になるようですから社長…後はお任せします」
ブレス「君達は外宇宙開発機構の所属と聞く」「だったら、君達の司令であるミスター・フリーマンと話がしたい」
ノアル「こりゃ驚いた…。トレイラーにまで知られているとはウチのチーフも随分と顔が広いもんだ」
ブレス「彼とはちょっとした知り合いだよ。仕事の話も兼ねて、ちょっとだけ昔話もしたくてね」
ノアル「OK、わかったよ。ギャラの話はチーフとしてくれ」「とりあえず、俺も状況をチーフに報告しなけりゃならん」
アキ「あの…Dボゥイは…?」
カズマ「艦に戻ってきたらぶっ倒れた兄ちゃんのことかい?」「あの兄ちゃんがテッカマンブレードのパイロットなんだろ?」
アキ「え、ええ…」(民間人である彼らにテッカマンのことは下手に話さない方がいいわね…)
ホリス「彼でしたらメディカルルームに運びました。今はミヒロさんがついています」
アカネ「しっかし、Dボゥイってのは変わった名前だね…」
アキ「名前と言うより通称なの…。彼、記憶を失っていて本名が思い出せないから…」
ノアル「ちなみに名付け親は俺だ。中々のセンスだろ?」
カズマ「で、その『D』ってのは何の略だい?」
ホリス「『ダイナマイト』に10G!」
デュオ「じゃあ、俺は『デリシャス』に10G!」
アカネ「じゃあ、あたしは『ダイビング』に5G!」
ブレス「待て待て、アカネ…。『飛び込み君』じゃ何だかさっぱりわからないぞ」「俺は『ドラマチック』に20Gだ」
ノアル「じゃあ、俺の総取りだな。答えは『デンジャラス』の『D』だ」
カズマ「何だって!? そんな危険な奴をミヒロと二人っきりにさせてるのかよ!」
アキ「ちょ、ちょっと待って! カズマ君!」
カズマ「こうしちゃいられねえ! デュオ、カトル! すぐに医務室に行くぜ!!」

ヴァルストーク/医務室
Dボゥイ「う…うう…こ、ここは…?」
ミヒロ「気がつきました? ここはヴァルストークの中です」
Dボゥイ「ミユキ! ミユキなのか!?」
ミヒロ「きゃあっ!」
〔扉の開閉音〕
カズマ「このデンジャラス野郎! ミヒロから手を放しやがれ!!」
ミヒロ「お兄ちゃん!」
Dボゥイ「こ、これは…」
カズマ「問答無用だ! ミヒロに手を出すような外道は艦から叩き出してやる!!」
ミヒロ「やめて、お兄ちゃん! この人、目が覚めたばかりで混乱しているだけなんだから!!」
カズマ「じゃあ、ミヒロをつかんでいるその手は何だよ!?」
Dボゥイ「…すまない…。妹と…間違えたんだ…」
カズマ「妹…?」
アキ「Dボゥイ…あなた、記憶が戻ったの…?」
Dボゥイ「…いや…戦闘のショックでほんの一部を思い出しただけだ」
ノアル「ほう…じゃあ、その思い出したついでに…」「あのイバリューダーって連中のことを話してもらおうじゃねえか」
Dボゥイ「…わかった…」
カズマ「あんた、あの連中のこと知っているのか…?」
Dボゥイ「少しだけな…」
カズマ「テッカマンってのはあのラダムのムシのバケモノの指揮官だって聞いてるぜ…」「あんたは、そのパイロットで記憶喪失なのにイバリューダーのことを知っていて…」「あんた、いったい何者なんだよ…?」
Dボゥイ「………」
アキ「Dボゥイ…」

ヴァルストーク/ブリッジ
Dボゥイ「…これまでも話した通りだ。俺には過去の記憶がない…」「気がついた時には地球圏にいてこのシステムボックスの力でテックセットができるようになっていた」
ブレス「テックセット?」
ノアル「テッカマンに変身することさ」
ホリス「ふむ…このクリスタル状の物質がシステムボックスですか」「ある種の物質変換システムと見るべきでしょうね」
カズマ「じゃあ、あんた…テッカマンを操縦しているわけじゃないんだ…!」
Dボゥイ「ああ…。テッカマンブレードとは俺自身のことなんだ」
ホリス「しかし、変身とは…テレビのヒーローもののようですね」「もしかして、悪の組織に改造されたとか?」
Dボゥイ「………」
アキ「詳しい事情はわからないけど私達は何度かラダムのテッカマンと戦ったことがあるの」「そこからテッカマンがラダムと関係するのはわかったのだけど…」
ノアル「肝心のこいつの記憶が戻らない以上、真相は闇の中ってわけだ」
アキ「確かにDボゥイは身体に何者かが処理を行った跡があるけれど…」「遺伝子その他のデータからも地球人であることは間違いないわ」
アカネ「ますますわからないよ。そのあんたはラダムを憎んでいてラダムにもテッカマンはいる…。」「この違いは何なの? 納得のいく説明を聞かせてよ」
シホミ「アカネ…Dボゥイさんは記憶がないのよ。無理を言わないの」
Dボゥイ「………」
ノアル「じゃあ、お前はどうしてイバリューダーとかいう連中を知ってたんだよ」
Dボゥイ「…おそらくラダムが俺に組み込んだテックシステムの中に『敵』として情報がインプットされていたらしい」
アキ「敵…?」
Dボゥイ「ああ、そうだ。あのイバリューダーはラダムにとって重要な意味を持つ敵らしい」「俺の意識の中にラダムとイバリューダーの大規模な戦闘のビジョンが見えた…」
デュオ「連中は地球に来たラダムを退治するために現れた…ってのはなさそうだな」
カトル「うん…。これまでの行動を見る限り、それはないね」
ブレス「宇宙規模で、あのラダムと戦うような連中だ…」「あいつらが本格的に地球にやってきたらとんでもないことになるだろうな…」
ミヒロ「でも、そのイバリューダーの中の白いヨロイの人は私達を助けてくれたじゃない!」「もしかしたら、地球の味方になってくれるかも知れないよ!」
Dボゥイ「あのイバリューダーはデトネイタークラス…」「言うなれば、イバリューダーの戦闘指揮官だ」
ノアル「姿形だけじゃなく立場までテッカマンと似たようなものか」
Dボゥイ「俺の中にはイバリューダーが他星を侵略するビジョンしか存在しない…」「あのデトネイターが俺達を助けた理由は見当もつかない」
ブレス「あの白いヨロイのイバリューダーが我々の味方かどうかはまだ判断はできないな」「現に彼は最後にテッカマンブレードに攻撃を仕掛けてきている」「たとえ本気で倒す気がなかったとしてもその行動を我々の思考様式で判断するのは危険だ」
シホミ「とりあえず、いつまでも『白いヨロイ』ではわかりづらいのでコードを登録しましょう」
カズマ「あの『オーガン』っていうのがあいつの名前なのかな…」
Dボゥイ「今のところはそう判断するしかないな…」
〔通信のコール音〕
キャレット「キャプテン・ブレス…地球ノ 外宇宙開発機構ト通信ガ ツナガリマシタ」
ブレス「そうか…。では、正面モニターに回してくれ」
〔モニターの開く音〕
フリーマン「こちらは国連直属組織の外宇宙開発機構、ならびにスペースナイツ司令…」「ハインリッヒ・フォン・フリーマンです。ヴァルストークファミリー、応答を願います」
ブレス「久しぶりだな、フリーマン。相変わらずのようで何よりだ」
フリーマン「そちらも元気そうだな、ブレス。最後に会った時から、もう15年近くになるかな」
ブレス「ああ、あの一件はお前さんにも随分と世話になったな」
フリーマン「それはこちらのセリフだ。今日もまたこちらのスタッフを助けてもらったようで…」「ところで奥様の方はいかがかな?」
ブレス「…そういえば、お前さんには話してなかったな」「ユウミは事故で死んだよ。もう10年近くになる」
フリーマン「そうか…。それは失礼をした」
ブレス「気にするな。お前達がいなければ俺とユウミも出会わなかったんだからな」「…で、昔話は今度にしてまずは仕事の話からだ」
フリーマン「だいたいの報告はノアルから聞いた。ブルーアース号の地球までの搬送をお願いしよう」「無論、報酬はそちらの提示額に従おう」
カズマ「やったぜ! これで倒産の危機から脱出だ!」
フリーマン「そちらの彼はカズマ君か?」
ブレス「ああ。ナリはデカくなったがオツムの方は相変わらずだ。まだまだ一人前には遠いな」
カズマ「ちぇ…昔なじみの前だからって好き勝手言ってくれるぜ」
フリーマン「ただし、ブレス…こちらからも提示したい条件がある」
ブレス「やはり、そう来るか。お前さんがすんなりと言い値を飲むとは思えないからな」
フリーマン「覚悟が出来ていたなら話が早い。こちらの条件とは、もう一つ仕事を片付けてもらいたい」「無論、その仕事にはスペースナイツのメンバーもそちらの指揮下で使ってくれ」
ノアル「やれやれ…Dボゥイのお守りにオービタルリングの調査…その次はトレイラーのお手伝いとはな…」
ブレス「で、その仕事とは?」
フリーマン「先日、ネルガル重工のサセボ・ドックで全く新しいコンセプトの戦艦が完成した…」「連合軍はネルガルにその艦の提供を求めたのだがネルガル側は申し出を拒否…」「そして、その艦は連合軍を出し抜き大気圏を突破した」
ノアル「連合軍の連中もいい気味だぜ。偉そうにふんぞり返れば誰もがひれ伏すと思うなってんだ」
アカネ「随分と軍を嫌ってるんだね…。スペースナイツってのも軍の部隊じゃないの?」
アキ「私達は国連事務局直属の組織なの。安全保障理事会が統括する連合軍とは別系統で動いているのよ」
デュオ「そこが連合軍の連中にとってはカンに触るらしくてよ…」「事務局直属の組織は軍に目のカタキにされてるってわけだ」
カズマ「ふうん…デュオとカトルのプリベンターってのもその事務局の直属ってわけか?」
デュオ「どうして、それを…!?」
カズマ「今までの会話に聞き耳を立ててりゃ、それくらいはわかるさ」「言っただろ? トレイラーは情報が生命だって」
デュオ(ただの馬鹿だと思っていたら中々やるじゃねえか…)(さすがはあの『タカの目』の息子ってところだな。気をつけねえと…)
ブレス「それでフリーマン…俺達の仕事とその戦艦がどう関係するんだ?」
フリーマン「君達にやってもらいたいのはその戦艦…コードネーム・ナデシコの破壊だ」

???
???(オメガ)「…そうか。この太陽系にイバリューダーが現れたか…」
???(ダガー)「現在は先遣部隊の偵察行動のみと思われますが、いずれは本隊が来るかと…」
???(オメガ)「面白い…。この地を奴らとの決戦の場とするのも一興だろう」「周辺の艦隊にも連絡を入れろ。そして、我々も地球制圧を急ぐのだ」
???(ダガー)「その前にオメガ様…私にはやるべきことが…」
???(オメガ)「ブレードか?」
ダガー「奴につけられたこの顔の傷の屈辱と恨みと怒り…奴自身を八つ裂きにするまで消えませぬ!」
???(オメガ)「奴は手ごわいぞ…策はあるのか?」
ダガー「はい…この干渉スペクトルが奴を地獄へと導くでしょう」
???(オメガ)「ラダムに生まれし者はラダムに帰するのが宿命…」「行け、ダガーよ! ブレードにラダムの宿命を教えてやるのだ!」
ダガー「はっ…!」

北米エリア
連合軍/情報局
〔通信のコール音〕
アイザック「プロフェッサー・神先…外部からの通信です」
未知「ヘンね…アイザックに直接、通信がコネクトされるなんて…。発信者は?」
アイザック「不明です。なお、通信はパルス信号の形で送られてきており…」「その発信元はほぼ特定できました」
未知「さすがは世界最高の有機コンピュータ、アイザックね。それで信号はどこから来ているの?」
アイザック「宇宙です。オービタルリングの第20ブロック付近からになります」
未知「宇宙から…どういうことなの!?」
アイザック「パルス信号をデータに変換…モニターを表示します」
〔端末の動作音〕
未知「…オーガン…? これはいったい何なの…?」
【シナリオデモ終了】


● No01「宇宙の海に帆をあげろ」 へ進む

● No03「ミッション『ナデシコ破壊指令』」 へ進む


◆ 「第1部」

◆ 「スーパーロボット大戦W」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。