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日本ルート/北米ルート

【シナリオデモ開始】
関東エリア
GGG/メインオーダールーム
大河「ご苦労だったな、ブレス。ヴェルターの初出撃は成功だったと言える」
ブレス「ねぎらいの言葉は後だ。まずはフリーマン…お前さんの考えを聞かせてもらおう」
フリーマン「テッカマンのデータを軍に渡したことか? それとも、Dボゥイを軍に引き渡したことか?」
ブレス「いや…そんなのは些細な事だ。お前さん…俺の目を見る事ができるか?」
フリーマン「久々の『タカの目』…。君の真実を見抜く目の前にはどんな隠し事も無駄ということか…」「いいだろう、好きにするがいい」
ブレス「いや、その言葉で充分だ。…だが、若い連中は随分と頭に血が上っているようだぞ」
フリーマン「全てを直接的に教えては何の成長にもならない。こういう役は年長者の務めだ」
大河「そうか…せっかくの新しい仲間を紹介しようと思ったが少し時間を置いた方がいいな」
ブレス「新しい仲間?」
大河「入りたまえ…」
〔扉の開閉音〕
ユリカ「…こんにちは…でいいんでしょうか、こういう場合…」
ブレス「ミスマル艦長…。ということはナデシコが?」
プロスペクター「はい…情けない話ですがたった数日で我々は連合軍から追い出されることになりましたよ」
ブレス「エネルギープラント破壊の件か…」
エリナ「本来なら軍事裁判ものでしたがその前の戦闘での功績と状況が考慮され…」「こういった措置に落ち着きました」「申し遅れました。私はエリナ・キンジョウ・ウォン…ナデシコの副操舵手を務めています」
ブレス「お噂は以前より聞いております。表に出ないネルガル会長を補佐する敏腕秘書のエリナ女史ですな」
エリナ「今回のナデシコの措置についてはネルガル会長の働きかけもあり何とか実刑は免れました」
ブレス「しかし、いいのですかな? 軍はネルガルを特務部隊として運用しようと思っていたようですが」
プロスペクター「その点ならご心配なく。既にネルガルではナデシコの後継艦が完成しており…」「それらが連合軍に納品されることになっておりますから」
ブレス「つまり、用済みになったからどこへでも行け…ということか」
ユリカ「…そうみたいです、本当の話は」
ブレス「落ち込むことはない、ミスマル艦長」「トレイラー心得、大きな器を置く場所は自然に決まる、だから焦るな、だ」
レディ「その言葉…ブレス艦長は連合軍ではナデシコとミスマル艦長を使い切れないと?」
ブレス「そういうことだ。…だが、トレイラー心得にはこういうのもある」「ザルは大きくても水はくめない、だかあ捨てろ、と」
ユリカ「あは…あはは…」
プロスペクター「笑顔が引きつってますよ、艦長」
エリナ「ネルガルとしましてはナデシコの実戦データの収集は継続して行いたい…」「ということでこちらに参加することになりました」
大河「ナデシコとエステバリス部隊が協力してくれるのはありがたい。これでヴェルターの行動範囲も広がる」
フリーマン「では、長官…北米ソルトレイク基地に収容されているDボゥイの救出を提案する」
火麻「何だよ、お前! 自分でDボゥイを軍に渡しておいてよ!」
ブレス「そういきり立つなよ、参謀。フリーマンにも考えがあってのことだ」
大河「わかった…。まずはこちらから正規の手続きで引き渡し要求を入れよう」「それが聞き入れられない場合は多少荒っぽい手段を取ることも仕方ないとしよう」
火麻「へへ…相手は連合軍か…。腕がなるぜ…!」
レディ「誤解ないようにな、参謀。我々の目的はあくまでDボゥイの奪還であることを」
火麻「お、おう…俺だって別に連合軍とケンカしたいわけじゃねえよ」
〔通信のコール音〕
猿頭寺「長官…太平洋で警戒任務中のトゥアハー・デ・ダナンから通信です」
大河「テスタロッサ大佐からか…。モニターに回してくれ」
〔モニターの開く音〕
テッサ「大河長官、応答願います。こちらはトゥアハー・デ・ダナンのテレサ・テスタロッサ大佐です」「現在、北緯25度、東経143度、深度300メートルを航行中ですが不審な磁気嵐を計測しました」
麗雄「ふむ…確かにおかしい。周辺の環境から考えてもその磁気嵐、不自然な発生と言えるな」
レディ「長官…これはもしかすると…」
大河「以前から日本近海と目されていたDr.ヘルの移動基地か…。その可能性は有り得るな」
テッサ「こちらはこのまま調査を続行します」「ですが、Dr.ヘルの秘密基地であった場合、日本への侵攻作戦が推測されます。ご注意を」
大河「了解した。こちらも万一の事態に備えておこう」
〔モニターの閉じる音〕
猿頭寺「通信、終了しました」
ブレス「日本でDr.ヘルに備えるチームと北米でDボゥイを救出するチームの2つに部隊をわける必要があるようだな」
大河「では、日本の警戒任務はミスリルのSRTとナデシコ、ゴライオンに当たってもらおう」
フリーマン「北米へはプリベンターとスペースナイツ、それとGGGの機動部隊か」
ブレス「おいおい…俺達はどうなるんだ?」
大河「ヴァルストークは北米への部隊の移送に使いたいが」「Dr.ヘルに備えるために機動力を確保しておきたくもある」
ブレス「そういうことならばヴァルストークの配属は俺に選ばせてもらおう」
ルート選択
 日本でDr.ヘルに備える
 北米でDボゥイを救出する


※※「日本でDr.ヘルに備える」を選択した場合のセリフ※※
大河「了解した。では、こちらが軍に交渉する間に出発の準備をしてくれ」
火麻「長官、今回は俺も行くぜ。潜入ってことになれば若い連中だけに任せちゃおけねえからな」
※※「北米でDボゥイを救出する」を選択した場合のセリフ※※
大河「了解した。とりあえずはベイタワー基地で待機していてくれ」
火麻「じゃあ北米チームはGGGの三段飛行甲板空母で送るとするか」

大河「現地での指揮は任せる。頼むぞ、火麻君」
火麻「了解だ。必ずDボゥイを連れて帰るぜ」
※※「日本でDr.ヘルに備える」を選択した場合のセリフ※※
大河「ミスマル艦長…マジンガーZを破り、Dr.ヘルは勢いに乗っている…」
※※「北米でDボゥイを救出する」を選択した場合のセリフ※※
大河「ブレス、ミスマル艦長…マジンガーZを破り、Dr.ヘルは勢いに乗っている…」

大河「おそらく次の戦いはかなりの戦力を投入して来るだろう。くれぐれも気をつけてくれ」
ユリカ「了解しました!」
【シナリオエンドデモ終了】


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