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No.11B
心求めて

【シナリオデモ1開始】
関東エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.8.24、航海日誌…」「ナデシコとミスリルとゴライオンはGアイランドに残り、俺達は今、北米ソルトレイク基地へと向かっている」「連合軍に捕まったDボゥイさんを救出するのだが、どうもみんなの雰囲気がよろしくない」「原因はフリーマンさんのせいだ。あの人の渡したデータでソルテッカマンが完成し、バルザックが調子に乗ったんだ」「おまけに軍からのDボゥイさん引渡し要請もあっさり承認しやがった」「口には出さないが、みんな、フリーマンさんを不審に思っている。もちろん、俺もだ」「とにかく俺達はどんな手段を使ってもDボゥイさんを救い出すつもりだ…と」

関東エリア
???
パスダー「ラダムに従わないテッカマンだと?」
ポロネズ「はい…。どうやら素体となった生命体がラダムの支配を脱したようです」
プリマーダ「面白い…。どうやらテックシステムを攻略する鍵になりそうね」
ペンチノン「ウィィィ…奴らのテックシステムは機界化を逃れるための手段…。早急に対処を考えねば」
パスダー「その通りだ。奴らラダムは全宇宙の機界化を阻む最大の障害の一つ…」「そのテッカマンを手に入れろ。そして、テックシステムの秘密を解き明かすのだ」
ピッツァ「その任務…このピッツァが引き受けましょう」
ペンチノン「気をつけろ、ピッツァ。邪魔者共も動き出している」
ピッツァ「あのサイボーグと、その仲間達か…。面白い…一気に片付けてやろう」
パスダー「急ぐのだ、ピッツァ。ゾンダーメタルも残りが少ない…」「ゾンダーメタルプラントを完成させるためにも、邪魔者は早急に排除するのだ」

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/通信室
大河「…では、准将…こちらのDボゥイ返還の要請には応じられないと?」
コルベット「くどいぞ、大河…! あのテッカマンはオービタルリングに大きな被害をもたらしたのだ!」「本来ならその場で始末すべきなのを今後の研究に有用ということでこちらで引き取ったのだ」
大河「それは彼を生体実験に使うということか…!?」
コルベット「全てはラダム打倒のためだ。バルザックからの報告で新たな敵テッカマンも出現したと聞いている」「テックシステムの解明は対ラダム戦において最優先すべきものだ」「…それに自分自身を制御できないあの男はもう既に人間とは言えまい」
大河「彼は仲間の声で心を取り戻している! その彼を人間扱いしないつもりか!」
コルベット「何とでも言うがいい。そちらが事務局を盾にして実力行使で来るなら、それも構わん」「その時はバルザック隊が不穏分子の反乱として貴様らを鎮圧してくれるわ!」
大河「准将! 今は人類同士が争っている時ではないのだぞ! 我々は…」
〔モニターの閉じる音〕
???(アズラエル)「…これ以上、あの暑苦しい男に付き合う必要もないでしょう?」
コルベット「これは理事…いらしていたのですか?」
???(アズラエル)「面白い素材が入ったと聞いたね。Agもあれには興味を持っているし一度見ておこうと思ったんだ」
コルベット「システムの解析にはGGGアメリカの獅子王雷牙博士が当たっております」
???(アズラエル)「GGG…? 素の男、大丈夫なのかい?」
コルベット「ヤン博士は風龍と雷龍の調整に手一杯でして…」「それに、同じGGGでありながら弟である日本の獅子王麗雄とあの男は犬猿の仲との評判です」「今回も弟の鼻をあかすということで自ら協力を申し出てきました」「さらに情報局専属の神先未知博士も助手として参加しております」
???(アズラエル)「…気に入らないね」
コルベット「とおっしゃいますと?」
???(アズラエル)「あの女はコンプリヘント計画の産物だと聞く」
コルベット「ジョージ・グレンの告白の10年後…極秘裏に進められた「新人類プロジェクトコンプリヘント計画…」「その研究成果を受け継いだ彼女はわずか16歳ながら情報局の技術主任の座に就いています」「その頭脳はまさに天才だとか…」
???(アズラエル)「フン…遺伝子操作の産物か…。結局はあの『宇宙のバケモノ』と同じじゃないか…!」
コルベット「しかし、理事…今回の研究には彼女の力が…」
???(アズラエル)「わかっているさ。だから、今回は目をつぶる…だが、全てが終わった後は…」
コルベット「………」
???(アズラエル)「そんな女がいるようなら僕は帰らせてもらう。君はとにかくテッカマンの研究を急げ」「…連合軍には力が必要だ。青き清浄なる世界のためにもね」
コルベット「了解しました」

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/研究室
未知「………」
雷牙「…どうした、未知君? 顔色がすぐれんようだが悩み事ならボクちゃんに話してみてくれ」
未知「雷牙博士…私達のしていることは正しいことなのでしょうか?」
雷牙「Dボゥイ君…テッカマンの生態の研究のことかな?」
未知「はい…。これまでの調査で、彼の精神は人間と同じであるという結論が出ています」「その彼を生体実験の素材にするなんて…!」
雷牙「非人道的な行為と言いたいのかね?」
未知「…博士、失礼を承知で質問させていただきます」「博士は非合法なサイボーグ手術を行ったことがあると聞いています。その話は本当なのでしょうか?」
雷牙「…事実じゃよ。必要だからやったまでだ。そして、今回の実験もそうだ」
未知「しかし…!」
雷牙「人類がラダムに勝利するため…。そして、彼自身の生命のために…」
未知「彼自身の…?」
〔扉の開閉音〕
スタリオン「博士…アイザックの計算結果が出ました」「ネクストステージの件も含めてフリーマン氏の予測通りです」
雷牙「そうか…。だが、希望も残されているのがせめてもの救いだな…」
未知「どういうことです、博士…?」
雷牙「なぁに…フリーマン君にはラダムのデータを提供してもらった借りもあってね」「彼の頼みで最新鋭の軍の施設でDボゥイ君の身体機能の検査と治療をしたというわけだ」「ついでにソルテッカマンのデータも借用したおかげで、我々の仮説もほぼ実証できたようだ」
未知「では、博士もフリーマン司令も最初から彼を救うことが目的で…」
雷牙「テッカマンブレード…いや、Dボゥイ君は人類がラダムを打ち破るために欠く事のできない男だ」「彼には過酷な運命が待っている…。我々に出来ることは、その彼を少しでもサポートすることだけだ…」「そのためならボクちゃんもフリーマン君も手段は選ばんよ」
未知「博士…私はあなたの事を誤解していたようです…」
雷牙「ボクちゃんに興味を持ってくれたかな? じゃあ、この後の話は場所を変えて…」
スタリオン「博士…既にヴェルターがこちらへ向かっていますので…」
雷牙「何じゃい、スタリー君! 人の恋路の邪魔をする輩は馬に蹴られて死ぬぞい…!」
未知「まあ、博士…ふふふ…」
スタリオン「ビューティフル…。やはり、プロフェッサー神先…笑顔の方があなたには似合います」
雷牙「そうそう! 人生を楽しむためにも人間は恋をしなくてはならんぞ!」
未知「私には…研究がありますから…」
雷牙「くーっ! もったいないのう! やはり、ここはボクちゃんが…」
スタリオン「ですから、博士…もうヴェルターが到着する事です。急ぎましょう」
雷牙「わかった、わかった! 彼らが来たら、手はず通りに頼むぞ」

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/内部
ノアル「…しかし、大河長官も豪気だぜ…。本当に俺達を連合軍の基地に潜入させるとはよ」
火麻「長い付き合いの俺にはわかるぜ。あるやコルベットの野郎にかなり頭にきてやがるな」
ノアル「それに比べて、うちのチーフと来たら俺達の出発の見送りもしないでよ…」
デュオ「まあ、Dボゥイを軍に引き渡した張本人だからな」「事なかれ主義のあの人にとっちゃ今回の作戦は認められないんだろうぜ」
火麻「………」
アキ「外ではヴァルストークが陽動役を引き受けてくれているわ。急ぎましょう」
凱「ここまでは雷牙おじさんの手引きで問題なく入り込む事ができたが…」
ヒイロ「ここから先に進むためには各ブロックの電子ロックを開けるためのパスワードが必要だ」
デュオ「それも雷牙博士にもらってるんじゃねえのかよ?」
凱「残念ながら雷牙おじさん達も基地のスタッフと同行することで初めてゲートを通れるらしい」
ヒイロ「つまり、これ以上は電子ロックを破壊しながら進むしかない」
デュオ「ちっ…せっかくここまで穏便に来たってのによ…」
火麻「待て、お前ら。ゲートを見ろ…!」
〔プログラムの動作音〕
アキ「開いたわ…」
ヒイロ「誰かがパスワードを入力したのか?」
デュオ「って、外部からメインシステムに侵入してかよ…? そいつはただ事じゃねえぞ」
ノアル「ん? パネルに何かで表示されてる…。『SAVE D-BOY』…何だこりゃ?」
凱「Dボゥイを救え…。いったい誰がこんな事を…」
火麻「決まってるだろうが。軍のシステムをハッキングできるような奴はそうはいねえぜ」
アキ「そんな人間は私、一人しか知らない…」
ノアル「チーフだ…、フリーマンチーフしかいねえ…! くそっ…やってくれるぜ、あの人は!!」
火麻「フリーマンってのは昔からそういう奴だった」「無関心な顔しながら、裏ではちゃんとやることはやる…。あいつはああ見えて情に厚い奴だぜ」
凱「どうやら俺達はフリーマン司令を誤解していたようだな」
デュオ「こいつはありがたい…! 道が開けたところで、とっとと先に進もうぜ」
???(シンヤ)「…非力なものだな、人間は…。このような扉を破るのに片手でも事足りるというのに…」
ヒイロ「! こいつ…気配を殺して…!」
火麻「何者だ!? 連合軍の人間か!」
シンヤ「フフフ…」
アキ「Dボゥイ…!? …いえ、似ているけど違う…! あなたはDボゥイじゃない!」
シンヤ「俺とブレードを間違えたか…。無理もないな…」
凱「こいつ…まさか!?」
シンヤ「さあ、宴の始まりだ! テックセッターーーーーッ!!」
火麻「まずい! こいつラダムのテッカマンか!!」
〔テックセット音〕
〔画面、紫に発光〕

エビル「この先にブレードはいるのか…。道案内、ご苦労だったな」
デュオ「くそっ! この赤いテッカマン、Dボゥイがお目当てかよ!!」
火麻「ノアル、アキ! ここは俺とヒイロとデュオで食い止める!」「この先、何があるかわからねえ! 凱! お前もノアル達とDボゥイの所へ行け!!」
凱「しかし、参謀! 相手はテッカマンだ!」
火麻「俺をナメるんじゃねえ、凱! …こんなこともあろうかと持ってきているんだよ!」「特殊装甲服・IDスーツをよ!!」
デュオ「ってことは、あの伝説の特殊任務部隊ID5の凄腕エージェント」「シルバーピューマの復活か!!」
火麻「だが、急げよ! こいつ相手に長くは持ちそうにねえからな!」
ノアル「すまねえ、参謀! ここは行かせてもらうぜ!!」
エビル「自分の身を犠牲にして仲間を先に行かせたか…。人間の行動というものは理解不能だ」
火麻「へ…間違えてるぜ、赤オニさんよ。俺は死ぬ気はねえぜ!!」
デュオ「俺の役目はお前の足止めなんでね。無理はする気はねえよ」
エビル「その余裕…どこまで持つかな?」
ヒイロ「来い…テッカマン」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「心求めて」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕
〔基地上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔味方ユニット出現〕

コルベット「くっ! ヴェルターを迎撃している間にラダムが来るとは!」
ヤン「ご心配なく、准将。間もなくバルザック隊が戻ります」
〔味方ユニット出現〕
コルベット「多いぞ、バルザック! 早くラダムを迎撃するんだ!」
バルザック「了解!」(気楽なもんだぜ…。バックの威光で司令官の椅子に座っているだけの無能が…)
ヤン「風龍、雷龍。お前達の目的は敵のせん滅だ。全力を尽くせ」
風龍「了解です、ヤン博士」
コルベット「ヤン博士! あのロボット達は例のシステムは使えないのか!?」
ヤン「まだ調整中ゆえ、現在の風龍と雷龍ではシンメトリカルドッキングは不可能です」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
バルザック「来たか、ヴェルター。さっきの続きといきたいがまずはラダムの相手が先だ」
ブレス「了解した。こちらとしても、この状況で君達と事をかまえる気はない」
カズマ「バルザックさんよ…! ここは協力して敵と戦おうぜ。気が進まねえがな…」
バルザック「フン…気が進まないのはこっちも同じなんでね。というわけで、俺達は好きにやらせてもらう」
雷龍「そういうことだ! お前達はそこでバルザック隊の活躍を見ていな!」
炎竜「何だと…!?」
氷竜「風龍、雷龍! 力を合わせなければ、強大な敵に勝つことはできないぞ!」
風龍「そんなものは必要ない。完璧な兵士である我々は命令に従って任務を遂行するだけだ」
炎竜「こいつら…言わせておけば!」
ノイン「やめるんだ、炎竜。我々の敵はラダムだ」
マイク「そうだもんね! 兄弟ケンカしてる場合じゃないもんね!」
炎竜「あいつらと僕達は兄弟なんかじゃない!」
ラダム「各機、ラダムを迎撃しろ! 基地にはDボゥイや凱達がいるんだ。急げよ!」
※※「ビッグボルフォッグ」の場合のセリフ※※
命「ビッグボルフォッグ、基地のデータをこっちに転送して! 凱達の位置をサーチするわ!」
ビッグボルフォッグ「了解です!」
※※「ボルフォッグ」の場合のセリフ※※
命「ボルフォッグ、基地のデータをこっちに転送して! 凱達の位置をサーチするわ!」
ボルフォッグ「了解です!」

護「気をつけてね、氷竜、炎竜! 君達は前の戦いのダメージでドッキングできないんだから!」
氷竜「了解しました」
<戦闘開始>

<敵18体以下or2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

ミリー「基地内のノアルさん達から依然として連絡ありません!」
カトル「デュオ、ヒイロ…まだDボゥイさんを見つけられないの…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/研究室
アキ「Dボゥイ!」
Dボゥイ「………」
ノアル「Dボゥイ! 迎えに来てやったぞ、この野郎!」
Dボゥイ「………」
凱「どうなっているんだ、雷牙おじさん? Dボゥイに何があったんだ!?」
雷牙「ボクちゃんにもわからん…。身体に大きな異常はないんだが、さっきからずっと無言で…」
アキ「Dボゥイ、助けにきたわ! この基地は攻撃されているの、とにかく外に出ましょう!」
Dボゥイ「…俺のことはかまわないでくれ」
アキ「え!?」
ノアル「Dボゥイ…! 落ち込んでる余裕はねえ!」「基地が攻撃されてるって言ったろ? テッカマンになって、戦ってもらわないと困るのさ」
Dボゥイ「…テッカマンに…? や、やめろ…やめろぉぉっ!」
アキ「Dボゥイ!」
ノアル「おい、Dボゥイ! お前、どうしちまったんだ!?」
Dボゥイ「やめろ、やめてくれ! 俺は…俺はもう誰も殺したくないんだ!」
アキ「Dボゥイ、いつものあなたはどうしちゃったの!?」「あなたはずっと自分のために戦ってきたじゃない!}
Dボゥイ「俺の…俺の中にはあのエビルやダガーと同じ悪魔がすんでいる…」「俺は…いつまた破壊の化身になるかわからないんだ!!」
ノアル「Dボゥイ、お前…」
Dボゥイ「怖いんだ…! 俺はまた…化け物になるかもしれない! だから…だから…もうたくさんだ!」
ノアル「バカ野郎! ラダムとそのテッカマンエビルってのが来てるんだぞ!」
Dボゥイ「エビル…」
ノアル「ラダムは俺が叩き潰すってのはどうするんだよ! それがてめえの生きる意味だろうが!」「ラダムと戦うのをやめちまったらお前はお前でなくなっちまうぞ! それでもいいのか!」
アキ「ノアル…!」
Dボゥイ「………」
ノアル「おい…どうしたんだ。言い返して来いよ、いつもみたいな憎まれ口で!」
Dボゥイ「………」
ノアル「どうして何も言い返さないんだ、Dボゥイ! 何でもいい、反論してくれ!」
Dボゥイ「俺は…戦いたくない…」
ノアル「くそ…くそぉっ! わかった、もう貴様なんぞには頼まねぇ!」「アキ、凱! 役立たずの腰抜けのお守りはお前らでやれ!」
アキ「ノアル! どこへ行くの!?」
ノアル「エビルだろうがなんだろうが、この俺が戦ってやる! …おい、あんた!」
未知「は、はい…!」
ノアル「何でもいいから武器を出せよ! 連合の基地なんだから、何かあるだろ!?」
未知「わ、わかりました…!」
雷牙「こっちだ、ノアル君とやら! あれなら君にも扱える!」
ノアル「サンキュー! 助かるぜ、爺さん!!」
アキ「ノアル! 無茶言わないで、相手はテッカマンなのよ!」
ノアル「火麻参謀やヒイロ達だってあのエビルと戦ってるんだ…!」「そこの腑抜け野郎みたいに奥でガタガタ震えてられるかってんだ!」
〔扉の開閉音〕
凱「ノアル…お前…」
アキ「Dボゥイ! あなた、あのノアルの姿を見ても何も思わないの!?」
Dボゥイ「………」
アキ「Dボゥイ…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
ミヒロ「お兄ちゃん! 基地から何か出てきたよ!!」
カズマ「あれは!?」
〔味方ユニット出現〕
風龍「ソルテッカマンの2号機!」
雷龍「乗っているのは誰だ!?」
ノアル「ゴキゲンだぜ、未知ちゃん! バルザックの野郎とおそろいってのは気に入らねえがよ!」
バルザック「ちっ…ノアルか…」
雷牙「よっしゃ! データ収集用のソルテッカマン2号機が役に立ったわい!」
未知「気をつけてください、ノアルさん! ソルテッカマンの力では限界があります!」
ノアル「そんなことはわかってるって! …さあ行くぜ、ラダム!」
ミリー「ノアルさん! Dボゥイは!?」
ノアル「あんな腰抜け野郎のことは放っとけ! あいつの分は俺がカバーする!」
???(エビル)「まだわからんようだな。人形では俺の相手にならんことが」
〔敵ユニット出現〕
バルザック「出やがったな、赤い悪魔! オービタルリングでの借りを返すぜ!」
カズマ「ムチャだ、バルザックさん! やめろーっ!!」
バルザック(俺は負けるわけにはいかない…。俺の栄光への道はまだ始まったばかりなんだ…)(俺は絶対につかんでみせる…奴を倒して、栄光をこの手で…!)
〔バルザック、エビルへ隣接〕
エビル「邪魔だ、人形!!」
〔エビル、バルザックへ隣接〕
〔バルザックにダメージ〕

バルザック「うわああああああっ!! こ、こんな所で俺は…!」
〔味方ユニット撃破〕
カズマ「バルザックさん…!」
コルベット「ええい、バルザックめ! せっかく、ソルテッカマン隊の隊長にしてやったのに何と無様な!!」
ノイン「ソルテッカマンを一撃で倒すとはやはり、あの赤いテッカマンの強さ…ケタが違う!」
ノアル「てめえ! 火麻参謀とヒイロ達をどうした!?」
エビル「あの連中なら一足先に地獄でお前やブレードを待っているさ」
ノアル「てめえ! よくも…よくもっ!!」
エビル「フフフ…さあ来い。ブレードを殺すまでのほんの余興で相手をしてやる」

<エビルHP70%以下or敵12機以下or3PP・敵増援2出現>
〔レーダー反応〕
シホミ「9時の咆哮から高速で接近する物体! …これはオーガンです!」
〔味方ユニット出現〕
ノアル「ありがたい! あの野郎が助けに来てくれたか!」
オーガン(オリジナル)「………」
※※「ビッグボルフォッグ」の場合のセリフ※※
ビッグボルフォッグ「いけません! ブレス艦長、回避を!!」
※※「ボルフォッグ」の場合のセリフ※※
ボルフォッグ「いけません! ブレス艦長、回避を!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔オーガン(オリジナル)、味方から敵へ〕
〔オーガン(オリジナル)、ブレスへ攻撃〕
〔ブレスの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ブレス「くっ…! どういうことだ!?」
アカネ「あいつ…こっちに撃ってきた!」
ホリス「どう見ても助っ人に来たようには見えませんね…!」
未知「あれが…私に通信を送ってきた…オーガン…」
エビル「デトネイターよ…イバリューダーを裏切り、我らラダムに味方するか?」
オーガン(オリジナル)「………」
エビル「まあいい! 所詮はお前も破壊の使徒だ! 好きに暴れるがいい!」
命「応答して、凱! 火麻参謀! ヒイロ、デュオ!」
ミリー「アキさん! Dボゥイ!!」

<オーガン(オリジナル)撃破(1回目)>
〔オーガン(オリジナル)、回復〕
カズマ「くそっ! あいつ、バケモノかよ!」
ノアル「味方になったり、敵になったり…あいつ、何を考えてやがる!!」
未知「………」

<エビルHP30%以下or敵8機以下or4PP・味方援軍2&第3軍増援1出現>
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/研究室
アキ「さっきよりも攻撃が激しくなっている…」
Dボゥイ「………」
凱「行こう、Dボゥイ…。俺は君を無理に戦わせるつもりはない…」
Dボゥイ「え…」
凱「俺達はお互いに望まない形で戦う力を手に入れた…」「俺はGストーンのサイボーグ…お前はテッカマン…」「だが、俺は思った…。この地からは大事なものを守るために神様がくれたものなんじゃないかって…」
アキ「凱…」
Dボゥイ「………」
凱「もちろん、神様なんていないかも知れない…。でも、俺はそう思うことにした…」「自分の弱い心に負けて戦うことに怯えないために…前を向いて生きるために」
Dボゥイ「凱…お前は…」
凱「行こう、Dボゥイ…。まずはここから脱出するんだ」
〔空を舞う音〕
???(ピッツァ)「そうはいかん…」
凱「貴様は…ピッツァ!」
ピッツァ「久しぶりだな、サイボーグ…。そのテッカマンの素体をこちらに渡してもらおう」
アキ「ゾンダーがDボゥイを…!?」
凱「どういうつもりだ、ピッツァ!?」
ピッツァ「そのテックシステムは我らゾンダーの機界化にとって最も厄介なものの一つ…」「それを手に入れればラダムの攻略方法もつかめるというもの」
アキ「機界化…この地球の全てをゾンダー化すること…。それがゾンダーの目的なのね…!」
凱「そして、父さん達の予想通りラダムとゾンダーはやはり敵対していたか…!」
ピッツァ「あのムシ共は機界化から逃れるためにテックシステムを進化させた…」「ラダム樹の花が咲く前に何としても我々はこの星を機界化しなくてはならん」
アキ「ラダム樹…? それとテックシステムと機界化にどういう関係が…!?」
ピッツァ「貴様らが知る必要もないことだ…。さあ、その素体をこちらによこせ」
凱「断る!」
ピッツァ「その男…既に目が死んでいる。戦えなくなったテッカマンにもう用は無かろう」
凱「それでもDボゥイは俺達の仲間だ!」
Dボゥイ「仲間…」
凱「忘れるな、Dボゥイ! 俺達はお前がテッカマンだから必要としているんじゃない!」「共に戦ってきた仲間だからお前が必要なんだ!」
Dボゥイ「俺が…仲間…」
アキ「そうよ、Dボゥイ! だから、火麻参謀達もノアルも命懸けであなたと救おうとしているのよ!」
ピッツァ「そちらがその気なら力尽くでいただいていくまで! 行くぞ、サイボーグ!!」
凱「来い、ピッツァ! Dボゥイをゾンダーの好きにはさせん!!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

Dボゥイ「俺が…仲間…あいつらの…」
アキ「…ねえ、Dボゥイ…悪魔って何?」「たとえ30分で悪魔になったとしてもあなたにはこうして…人間の心があるじゃない」
Dボゥイ「アキ…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

アキ「きゃあっ!」
Dボゥイ「くっ…! アキ! 大丈夫か、アキ!」

アキ「Dボゥイ…あなたの30分を…私にちょうだい」
Dボゥイ「アキ…?」
アキ「たとえあなたが悪魔になって、私が殺されるとしても…私はあなたを信じる」「だからあなたの持つ30分を…私に…ちょうだい」
Dボゥイ「アキ…」
アキ「お願い…」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
エビル「見つけたよ、兄さん!」
〔エビル、前進〕
エビル「ここにいたのかい、兄さん」
アキ「テッカマン…!」
Dボゥイ「エビル!」
エビル「ずいぶん探したよ、兄さん。ようやく見つけた」「ククク…その人は兄さんの仲間かい? どことなく死んだ母さんに面影が似ているね」
Dボゥイ「エビル、貴様…貴様ァッ!」
エビル「ハハハハハッ! すぐに楽にさせてあげるよ、二人仲良くね!」
氷竜「Dボゥイ隊員!!」
炎竜「くそっ! やらせるかよ!!」
〔氷竜&炎竜、エビルへ隣接〕
エビル「この前のロボット…! また、俺の邪魔をしに来たか!」
〔氷竜に爆発〕
〔炎竜に爆発〕

氷竜「ぐうっ!」
炎竜「うわああっ!!」
Dボゥイ「氷竜! 炎竜!」
風龍「まただ…また彼らは自分の身を犠牲にいて誰かを助けようとした…」
雷龍「それがあいつらの任務だからか…」
炎竜「違う! 任務である前にDボゥイが僕達の仲間だからだ!」
Dボゥイ「炎竜、お前…」
氷竜「Dボゥイ隊員…確かに私達の身体は機械です…」「ですが、仲間を想う気持ち…心は人間と同じなんです」
風龍「仲間を想う気持ち…」
雷龍「心…」
ヤン「何をしている、風龍、雷龍! 早く敵のテッカマンを攻撃しろ!」
風龍「しかし、この位置ではテッカマンの足元の人間が…」
エビル「貴様らっ! まとめて吹き飛ばしてくれる!!」
〔機構の展開音〕
ホリス「テッカマンエビルのフェルミオン反応、増大!!」
ノアル「あいつ! あのボルテッカを使う気か!」
氷竜「卯都木隊員、イレイザーヘッドを!」
命「でも、今のあなた達じゃ!」
炎竜「それでもやるんだ! みんなを…仲間を守るために!!」
護「氷竜! 炎竜!」
命「…了解! イレイザーヘッド射出!!」
氷竜「シンメトリカル」
炎竜「ドッキング!」
〔超竜神、合体〕
超竜神「超ゥ竜ゥゥ神ッ!!」
エビル「その傷ついた身体でPSYボルテッカを防げるかっ!!」
風龍「雷龍!!」
雷龍「うおおおおっ!!」
〔風龍&雷龍、超竜神へ接近〕
ヤン「やめろ、風龍、雷龍! ボルテッカに巻き込まれるぞ!!」
風龍「その命令は聞けません!」
雷龍「俺達の超AI…いや、心に火が点いちまったぜ!」
風龍「シンメトリカル」
雷龍「ドッキング!!」
〔撃龍神、合体〕
撃龍神「撃ィ龍ゥゥ神ッ!!」
超竜神「撃龍神!」
撃龍神「手を貸すぜ、超竜神! あんたの身体は俺達が支える!!」
〔撃龍神、超竜神へ隣接〕
エビル「食らえ! PSYボルテッカァァァッ!!」
超竜神「イレイザーヘッド射出!!」
撃龍神「うおおおおおおおおっ!! 踏ん張れぇぇぇっ!!」
〔武器の発射音〕
〔画面、七色に発光〕

エビル「何っ!? PSYボルテッカを完全にそらしただとっ!」
護「やった! やったよ、超竜神! 撃龍神!!」
撃龍神「見たか! 俺達の心と兄弟の力の勝利だ!!」
ヤン「バカな…。心の力がシンメトリカルドッキングを成功させたというのか…!」
Dボゥイ「心…」
アキ「そうよ、Dボゥイ! 彼らも同じ心を持った仲間…」「そして、心がある限り、あなたは人間よ、悪魔なんかじゃない!」
Dボゥイ「…わかった、アキ…俺は…俺の持つ30分をお前に!」
アキ「Dボゥイ…!」
エビル「何が兄弟の力だ!! ブレード、ここで貴様は消えろーっ!!」
〔エビル、Dボゥイがいる地点へ隣接〕
〔銃声〕
〔機関銃の銃声〕

エビル「くっ! また邪魔者だと!」
デュオ「残念だったな、エビルさんよ! 俺達はあの程度じゃやられないぜ!」
ヒイロ「今の内にテックセットしろ! ここは俺達が止める!」
ノアル「ミリー、ペガスだ!」
ミリー「はい!」
エビル「ええい、そこをどけっ!!」
火麻「そうはさせるかよ! 伊達や酔狂でこんなアタマをしてるんじゃねえぜ!!」「IDブーメランッ!!」
〔武器の投擲音〕
〔衝撃音〕
〔エビルに爆発〕

エビル「な、何だと!?」
デュオ「すげえ…! あのモヒカンのプロテクター、ブーメランになってるんだ!」
Dボゥイ「今だっ! ペガァアーーース!」
〔味方ユニット出現〕
〔ペガス、Dボゥイがいる地点へ移動〕

[イベントデモ「テックセッター(B)」]
Dボゥイ「テックセッタァアアアァァーーッ!」
ブレード「テッカマンブレェェェェードォッ!」

エビル「おのれ、ブレード!! テックセットしたか!!」
ブレード「エビル…俺は悪魔じゃない…! 悪魔は貴様ら、ラダムだ!!」
エビル「黙れ、裏切り者が!! またPSYボルテッカのエジキにいてくれる!!」
超竜神「いけない! イレイザーヘッドは一度しか使用できない!」
ミリー「Dボゥイ! ペガスのグリップを握って!!」
ブレード「これは…!?」
ミリー「ツーフが用意した新たな力…ハイコートボルテッカよ!!」
ブレード「よし…!」
エビル「ブレードッ!!」
ブレード「うおおおおおおっ!!」
〔ブレード、エビルへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsエビル」]
エビル「ぬおおおおおおおっ!!」
ノアル「やった! PSYボルテッカを破ったぜ!」
ミリー「ペガスに搭載されたフェルミオン砲とボルテッカの合わせワザよ! これは吸収できないでしょ!」
エビル「まだだ! まだ俺は倒れんぞ、ブレード!!」
〔エビル、回復〕
ブレード「来い、エビル!! お前が失った心の力が俺をよみがえらせた!!」「そして、俺の新たな力が貴様を討つ!!」
〔味方ユニット出現〕
凱「吹っ切ったようだな、Dボゥイ」
ブレード「…お前の力が神のくれたものなら俺の力が悪魔がくれたものだ…」「だが、俺は悪魔ではない! 俺は…人間だ!!」
凱「それを忘れなければお前はもう負けない…! 行くぞ、テッカマンブレード!!」
ブレード「おう!」
ピッツァ「フ…あのテッカマン、戦う心を取り戻したか…」「ならば、戦士として力で奴を屈服させよう…!」
〔第3軍ユニット出現〕
護「あれは…ゾンダー!!」
凱「ピッツァか!」
ピッツァ「そうだ、サイボーグよ…。お前達を倒し、そのテッカマンはいただいていく!」
超竜神「そうはさせないぞ、ソンダー!」
撃龍神「多くの人達が生命を懸けてテッカマンブレードを守ってきた! それを渡してなるものか!」「たとえ、この身が傷つこうともお前達の好きにはさせない!」
凱「大事なものを守るために強大な敵に立ち向かっていく心…」「それが理解できたなら撃龍神…今日からお前も勇者だ!」
撃龍神「俺が…勇者…。へ…最高の誉め言葉だぜ…!」
超竜神「さあ行こう、兄弟。力を合わせてラダムとゾンダーを倒すんだ!!」
撃龍神「おう! わかったぜ、超竜神!」
ブレス「各機はテッカマンエビルとゾンダーに攻撃を集中しろ!! 一気に勝負に出るぞ!!」
オーガン(オリジナル)「………」
〔敵ユニット離脱〕
ノアル「オーガンは行っちまったか…」
カズマ「Dボゥイさんが復活したんで青くなって逃げ出したんだろうぜ」
ブレス「とにかく奴の興味はDボゥイにあるってことか…」
ブレード「オーガン…」
未知「………」

<カズマvsピッツァ>
ピッツァ「ほう…この機体、状況に応じて形態を変化させるか」
カズマ「相手は爆撃機のゾンダーだ!」「スピードならヴァルホークに分がある!」
ピッツァ「思い上がるなよ、小僧! 空の戦いでこの私に勝てる者はいない!」
カズマ「るせえよ! その自信満々のテング鼻を俺がチョップでへし折ってやる!!」

<ヒイロvsエビル>
エビル「先程の邪魔をしてくれた借り、返してくれる!」
ヒイロ「これがテッカマンか…。随分とむき出しの感情のまま仕掛けてくる…」

<凱vsエビル>
エビル「伝説の緑の星の遺産か!」
凱「伝説の…? いったいどういう事だ!?」
エビル「お前が知る必要のない事だ! なぜなら、機界生命体は我らラダムが滅ぼすのだからな!」

<凱vsピッツァ>
ピッツァ「ハハハハハハ! 空はいい! そして、この私は空の覇者だ!」
凱「黙れ、ピッツァ! 俺も元は宇宙飛行士だ、空戦で負ける気はないぜ!!」

<撃龍神vsピッツァ>
ピッツァ「Gパワーを使う新たなロボットか! ならば、ここで倒す!」
激龍神「そうはさせん! 超竜神から学んだ心ある限り、俺は負けんぞ!!」

<ブレードvsエビル>
ブレード「エビル! 貴様だけはこの手で!!」
エビル「それが優しさのつもりかい、タカヤ兄さん?」
ブレード「黙れ! お前はラダムだ! シンヤではない!!」
エビル「フフフ…嬉しいよ、タカヤ兄さん。そうは言っても、兄さんはやはり俺の兄さんだ…」「そして、その兄さんをこの手で殺せることこそが俺の喜びなんだよ!!」

<ブレードvsピッツァ>
ピッツァ「テックセットしたか! だが、ラダムの宿命を逃れようと機界昇華はお前を逃がしはしない!」
ブレード「く…何だ…!? 俺の中のラダムに植え付けられた情報がこいつを本能的に恐れている…!」「ラダムとゾンダーの間にどんな関係があるというんだ…!?」

≪味方援軍2出現後≫
<ノアルvsエビル>

ノアル「残念だったな! テッカマンになっちまえばDボゥイに怖いものは無しだぜ!」
エビル「だが、奴は俺に倒される宿命! そして、その前に奴の目の前で貴様らを八つ裂きにしてくれる!」
ノアル「そうはいくかよ! 俺はこの戦いの後、Dボゥイをぶん殴るって仕事が残ってるんだからな!」

<エビル撃破>
エビル「おのれ…ブレード!! よくも…よくもっ!!」「この借りは必ず返す! それまで貴様が他のテッカマンにやられなければの話だがな!」
ブレード「何っ!? 他のテッカマンも目覚めているのか!」
エビル「その首は預けておくぞ、ブレード!!」
〔敵ユニット離脱〕
ブレード「他のテッカマン…まさか、ミユキも…」

<ピッツァ撃破>
ピッツァ「ちいっ! ぬかったか!」
〔第3軍ユニット撃破〕
ミヒロ「お兄ちゃん、見て! 爆発の中から人が!」
ピッツァ「今日のところは私の負けだ、サイボーグ!」「だが、いずれ貴様とは決着をつける! それまで死ぬなよ!」
凱「ピッツァ…」
カズマ「あいつ…飛んでいったぜ…」
護「あれはゾンダリアン…ゾンダーの幹部なんだ…」
凱「ゾンダーとラダム…機界化とテックシステム…そこにはどんな関係があるんだ…」

<エビル&ピッツァ撃破・勝利条件達成>
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

キャレット「残ル敵…全テ撤退シマシタ」
ブレス「ご苦労だったな、諸君。敵は後退していった」
ホリス「ですが、ソルトレイク基地はほぼ壊滅ですね…」
ブレス「自慢のバルザック隊も隊長のバルザックがやられてはな…。とにかく、一度降りるか…」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

北米エリア
連合軍ソルトレイク基地/跡地
風龍「氷竜、炎竜…そして、ヴェルターの皆さん…」
雷龍「あんたらのおかげで俺達は大切なことを学んだぜ」
氷竜「勇者の心…それがあれは何者にも負けません」
炎竜「ああ、今日からお前達二人も僕達の仲間だ」
コルベット「勝手な事を言うな、このガラクタ共が…!」
風龍「コルベット准将…」
デュオ(なるほどね…この偉そうで押しの強そうな態度…)(こいつが連合軍のタカ派の代表、総司令部のコルベットか…)
コルベット「何が仲間だ…! 風龍と雷龍は連合軍の所属だ。勝手は許さんぞ」
ヤン「コルベット准将…お言葉ですが中国科学院は連合軍に協力しているだけであり…」「我々は軍属になった覚えはありません」
コルベット「ヤン博士…! 貴様、連合軍い歯向かう気か…!」
ヤン「連合軍の運営方法についてはかねてから疑問を持っていました」「いい機会ですから我々は総司令部直属の特務隊から引き上げさせていただきます」「バルザック隊長も失い何より准将は風龍と雷龍をガラクタと認識しておいでのようですから」
コルベット「ヤン…その決定を後悔するなよ…! そして、ヴェルター…お前達もだ!」「いいか! 地球の秩序を守るのは連合軍の役目だ! お前達の存在を軍は絶対に認めないぞ!」
ノアル「へ…捨て台詞とはな。やっぱり、あの男は悪党が似合いだぜ」
ノイン「連合軍が正常に機能していればヴェルターの結成はなかったのに…」
火麻「後ろめたいことがある奴ってのはやたらと強気に出るからな。あいつもそれだろうぜ」
ホリス「…では、いつも強気の参謀はとてつもなく後ろめたいことがあるようですね」
火麻「ちょ、ちょっと待て、それは…」
アカネ「馬鹿ホリス! 火麻参謀に失礼な事、言うな!」
雷牙「ヤン君…君もどうやらヴェルターの諸君から何かを学んだようだな」
ヤン「はい…この戦いで理解しました。超AIを装備したロボット達の強さはその心にあると…」「その力が不可能なはずのシンメトリカルドッキングを成功させ撃龍神を生んだのでしょう」
雷龍「しかし、博士…少し無理をしすぎたみたいだぜ」
風龍「ええ…身体中が悲鳴をあげています」
護「ゆっくり傷を治してね、風龍、雷龍」
炎竜「待ってるぜ、兄弟」
氷竜「必ずまた会おう」
風龍「約束します。その日が来たら共に戦うと」
雷龍「それまで地球を頼むぜ、兄弟…!」
Dボゥイ(兄弟…か…)
ノアル「よう、Dボゥイ…あっちの4兄弟に感動している所で悪いが俺に何か言うことあるんじゃねえか?」
Dボゥイ「…すまなかったな、ノアル…。俺は…」
ノアル「へ…じゃあここは男の友情の定番…パンチ一発でチャラにしてやるぜ…!」
Dボゥイ「…覚悟はできている…」
アキ「いいのよ、Dボゥイ…。あなたが戦う心を取り戻してくれたのだから…」
Dボゥイ「アキ…」
ノアル「ちょっと待て! 今、Dボゥイは俺に謝ってるんだぞ!」
ブレス「野暮はやめとくんだな、ノアル。お前さんや凱の気合入れも効いたが今日の勝利はアキの力だ」「まあ女ってのは心の力をストレートにぶつけてくるからな」
デュオ「さっすが『タカの目』…! 女心には鋭いねえ…」
カズマ「どういうことだ、デュオ? それってオヤジの過去に何か関係あるのか…?」
ブレス「さあ、無駄話は終わりだ! そろそろGアイランドに帰るぞ!」
ホリス(さすがは社長…! 自分の不利を正論という力技で強引にひっくり返した…!)
ノアル「あの男勝りのアキがねえ…。まあ、とりあえずは見守ってやるとするか…!」
ミリー「はい、あたしも応援します! …ちょっと寂しいけど…」
ノアル「んじゃ、ミリー…これから俺はソルテッカマンを使うからブルーアース号はアキとお前で頼むぜ」
ミリー「ラーサ! これからは私ももっと頑張っちゃいます!」
雷牙「おお、そうだ…! ミリーくん、これをフリーマン君に渡してくれ」
ミリー「データディスク…。中には何が入ってるんですか?」
雷牙「フリーマン君に頼まれとったものだよ。こちらでも対策は検討すると彼には伝えておいてくれ」
ミリー「はい…わかりました」

関東エリア
GGG/メインオーダールーム
火麻「…報告は以上だ。ゾンダーも現れて、かなり状況は混乱したが、とりあえず任務完了だ」
大河「ご苦労だったな、火麻君。久々の現場に張り切りすぎはしなかったかな?」
火麻「い、いや…そんなことはねえぜ。俺はあくまで指揮官として冷静に後方から…」
麗雄「ほう…参謀はIDスーツを着て指示を出すのか…。それは変わっているな…」
火麻「ちっ…全てお見通しかよ。で、フリーマンはいるか?」
フリーマン「私に何か?」
火麻「ありがとよ、フリーマン。お前のアシスト、随分と助かったぜ」「若い奴らもよ、お前を誤解してたって反省してたぜ」
フリーマン「かまわんさ。これで少しは彼らも状況の裏を考えるようになってくれればいい」
ブレス「相変わらず厳しいな、お前さんは…」
大河「こちらも何とか光子力研究所を機械獣から守り抜くことができた」「さらに収穫もある。兜甲児君が生きていて、新たなマジンガーと共にこちらに合流した」
ブレス「あの爆発の中で生きていたとは…。そいつは驚きだ」
大河「新たな魔神の名はマジンカイザー」「そして、新たなゲッターロボも誕生し、ヴェルターに参加してくれる。その名も真・ゲッターロボだ」
火麻「マジンカイザーと真・ゲッターか。ここまで戦力が整ったんだ…いよいよ、ヴェルターの本格的始動だな」
大河「詳しい話は諸君らがGアイランドに戻ってからだ。帰還を待っている」
ブレス「了解だ。あと3時間でそちらに到着する。風呂をわかして待っていてくれ」
〔モニターの閉じる音〕
フリーマン「バルザックのソルテッカマンは敗れましたか…」
大河「だが、ソルテッカマンの有用性は証明された。連合軍はソルテッカマンを量産し、ラダムに攻勢に出るだろう」
レディ「難しい問題ですね。人々を守るためにも連合軍が力を持つのは望ましいことですが…」「それが一部の人間の利益のために動いているのは許し難い事です」
麗雄「そのためにヴェルターがある。そして、少しずつだが、その理想をわかってくれる人も増えていくだろう」
〔通信のコール音〕
猿頭寺「テスタロッサ大佐からの通信です。モニターへ回します」
〔モニターの開く音〕
テッサ「大河長官。機械獣軍団からの日本防衛、お疲れ様でした」
大河「これもダナンがいち早くDr.ヘルの動きを察知してくれたおかげです」「それで、また新たな情報が?」
テッサ「いえ…当方所属のメリッサ・マオ曹長から上告がありまして…そのご相談を…」
麗雄「ふむ待遇面の改善かのう…」
テッサ「実は………」

北米エリア
連合軍/情報局
未知「………」
アイザック「どうしました、プロフェッサー神先? 何か心配事でも?」
未知「ねえ、アイザック…。『彼』からのパルス信号の解析は進んだ?」
アイザック「現在、全体の40です。ですが、現時点でもあれが何なのかは推論できます」
未知「やはり、兵器…」
アイザック「はい…。99.86%の確率で断言できます」
未知「ソルトレイク基地で見たオーガンと呼ばれるイバリューダー…」「やはり、彼がパルス信号の発信者なのかしら…」
アイザック「こちらは99.9999998%の確率で肯定します」
未知「あのすさまじい力を見た後、彼からのメッセージを素直に受け取ることはできない…」「もし、あれが完成した時、その力を悪用されたら…」
アイザック「それがあなたを不安にさせているのですね」
未知「…あの人達に…賭けてみる…?」
アイザック「プロフェッサーがそういう聞き方をされるという事はもう決心されているのですね?」
未知「戦いの中で『心』を失わない人達…。彼らなら力を正しい方向に導いてくれるかも知れない…」
【シナリオエンドデモ終了】


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  2周目ルート → No12B「『艦長』は君だ!『教授』は誰だ!」 へ進む


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