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No.14
その命、誰がために

【シナリオデモ1開始】
関東エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.9.25、航海日誌…」「色々あった9月はもうすぐ終わり。不気味なまでに静かだった敵もそろそろ動きを見せるだろう」「俺の特訓の方も一段落で、ノインさんとマオさんにはとりあえずの合格点をもらえた」「あくまで『とりあえず』の基礎課程レベルで補習、最履修、お情けの嵐だったけど」「この一ヶ月の間でヴェルターのバックアップ体制も整いつつある」「今日は光子力研究所から新しい機体が届くって話で甲児達は朝からはしゃいでいる」「だが、そんな中でアルテア星のお姫様のファーラ姫が元気がない」「もう地球の暮らしにも慣れたと思うのだが、姉ちゃんやチイ姉達も心配している…と」

極東エリア
地獄城
Dr.ヘル「ついに…ついに完成した! 古代ミケーネの大いなる遺産が今、ワシの手でよみがえるのだ!」
ホネルバ「おめでとうございます、Dr.ヘル殿。我らも発掘調査を手伝った甲斐があったというものですじゃ」
Dr.ヘル「礼を言うぞ、ホネルバ。そなたの協力があってこそこの新たな機械獣は完成した」「あしゅらよ! そなたにこの機械獣を預ける! これで憎きヴェルターを葬り去るのだ!」
あしゅら「はっ…! 今度こそ…今度こそ奴らを倒してごらんにいれましょう!」
ホネルバ「ヒッヒッヒ…相変わらず口だけは異星がいいようじゃのう、あしゅら男爵は」
あしゅら「黙れ、ミネルバ! 貴様らガルラこそ地球に来てからロクな戦果をあげておらぬではないか!」「銀河支配を目論む大帝国の名が聞いて呆れるわ!」
ザダック「貴様…! ダイ・バザール大帝王率いる我らガルラ大帝国を侮辱する気か!」
ホネルバ「よさぬか、サダック! …まあ、あしゅら男爵の言う事も一理ある」「そろそろワシらもゴライオンとファーラ姫打倒に本腰を入れねばなるまい…」
Dr.ヘル「ほう…ホネルバよ…その口ぶり、策があると見た」
ホネルバ「それはもちろん…。どこかの力押ししか知らぬ愚か者とは違いますのでな」
あしゅら「ホネルバ、貴様…!」
Dr.ヘル「あしゅらよ…。どうやらワシは今までお前に寛大過ぎたようだ…」「次の作戦にはその生命を賭けよ! 失敗したときは、貴様のその生命で償うのだ!」
あしゅら「…心得ました、Dr.ヘル。このあしゅら…身命に代えましてもその役目、果たしてみせましょう」
ホネルバ「ヒッヒッヒ…では、ワシらもそれに便乗させてもらうとするか…のう、ヤガや?」
ヤガ「ナアアアアアアアア…」

関東エリア
ナデシコ/食堂
ユリカ「…ふんふん…それで…」
ファーラ姫「つまり、途方にくれたのです…」「結局、自分の戦いどころか生きていく目的さえいまだに見つけられない自分自身に…」
アキト「そのさ…ファーラ姫…あんまり焦らない方がいいんじゃない…?」
ユリカ「アキトの言う通りですよ! まだ、地球に来てからたった二ヶ月なんですから…」
ファーラ姫「その二ヶ月の間にガルラはDr.ヘルなるものと手を結び地球侵攻を開始しました」「ここでも私はガルラに遅れを取る結果となりました…」
アキト(…ファーラ姫の落ち込み、かなりの重傷みたいだな…)
ユリカ「う、うん…。今までも随分と悩んでたみたい…)
ファーラ姫「自分の戦いを探す決心をさせてくれたお二人に相談すれば、少しは心が晴れるかと思ったんですが…」
ユリカ「ごめんなさい…。あんまりお役に立てなくて…」
ファーラ姫「いえ…わがままを言った私が悪いのです」
銀「そうだ。姫の言っていることはわがままだ」
ファーラ姫「!」
アキト「お…おい、銀…」
ライブル「銀! お前という奴はファーラ姫に向かって何という口を!」
ヒス「ライブル殿の言う通りです! この女官長ヒス…姫への無礼は許しませんぞ!」
銀「俺は比瑪に話をしているんだ。二人は黙っていてくれ」
ファーラ姫「………」
ユリカ(銀君って時々しかしゃべらないけど口を開いた時にはキビしい…)
アキト(うん…あだ名は『ダンマリ』なのに一目おかれているのは伊達じゃないや)
ファーラ姫「…では聞くわ、銀。私のどこがわがままなの?」
銀「姫も知っての通り今、この地球には様々な危機が押し寄せている」「それに対して俺達ヴェルターはそれぞれ好む好まざるに関わらず戦いに身を投じしている」「だが、姫はどうだ? 悩むのは結構だ…だが、その前に姫にはやることがあるはずだ」
ファーラ姫「…アルテア星の復興のことを言いたいの?」
銀「いや、ガルラを倒すことだ。アルテア星の復興は、その後の話だ」
ライブル「だから、我々はこの太陽系の人間に協力を依頼して、ガルラ打倒を…」
銀「それでは駄目だ、姫。誰かに頼っていては、いつまでも自分自身の戦いは見つからない」「自分の戦いを見つけたければ自分の心を正面から向き合え」
ファーラ姫「そんな事はあなたに言われなくてもわかっているわ!」
銀「では、聞く。姫の望みは何だ? 姫が今、一番かなえたい事は何だ?」
ファーラ姫「それはアルテア星を以前の平和な星によみがえらせることよ」
銀「それを阻むものは何だ?」
ファーラ姫「…ガルラよ。あのガルラ大帝国よ」
銀「ならば、なぜ戦わない? 戦わずしてアルテアの復興はない。それは姫もわかっているはずだ」
ファーラ姫「やめて…! それ以上、言わないで!」
銀「いや言わせてもらう…!」「姫…! あなたはアルテア星から逃げ出したあの日から戦うことを恐れるようになった!」
ファーラ姫「やめてっ!!」
〔扉の開閉音〕
ライブル「ああっ…姫!」
ユリカ「あのライブルさん…銀さんの言葉、ファーラ姫には図星だったみたいで…」「その…今はそっとしておいてあげた方がいいんじゃないですか」
ライブル「ミスマル艦長のおしゃる通りなのはこのライブルもわかっております…」「ですが、姫の心中を思いますとあまりにふびんで…」
ヒス「ああ、姫…おいたわしや…。…銀、あの言い様、お前は何様のつもりですか!?」
銀「俺達は姫の協力者だ。その家来になったつもりはない」
ヒス「まあ! 何と憎たらしい口の利き方でしょう…!」
黄金「すまない、銀…。嫌な役回りをさせてしまって…」
銀「かまわないさ。いつかは誰かが言わなくてはならなかった事だ」「それにこういう役は俺が一番の適任だ」
メグミ「でも、どういうこと? ファーラ姫が戦いを恐れてるって…」
ミナト「おしとやかなお姫様なんだから当然と言えば当然なんじゃないの?」
黄金「…皆さんは信じられないかも知れないが、アルテア星での姫はもっと勝気な性格だったんだ」
ミナト「うそぉ! 絵に描いたようなお姫様だと思ってたけど!」
錫石「本当の話さ。オイラのイタズラを怒鳴ったり自分もガルラと戦うって言ったりさ…」
青銅「俺達が出撃しても何の関心も示さない今の姫ってのは正直、信じられんぜ」
黒鋼「よっぽどショックだったんだろうぜ。アルテア星から逃げ出したことがよ」
ヒス「無理もございません。姫様は本当に心優しい方ですから…」
銀「だが、優しいだけでは許されない。姫がアルテア王家の人間である限り…」
プロスペクター「ですが、アルテア星が崩壊した今、王家の存在も名ばかりのものになったと思われますが…」
銀「そうはならないのです…」「この宇宙にファーラ姫とゴライオンを支えにして、ガルラと戦っている人達がいる以上は…」
ジュン「前に話していた反ガルラの星間同盟の『獅子座連合』の事だね」
銀「アルテアは確かに崩壊しました」「ですが、王家の人間として人々の支えとなったファーラ姫の役目は終わっていないのです」
ユリカ「でも…一人の女の子のファーラ姫にそんな重い役目を背負わせるのは、ちょっと…」
銀「年齢や性別は関係ありません。一度、その役目を引き受けた以上、姫には責任があります」「それはゴライオンのパイロットとなった俺達も同じであり…」「様々な宿命を背負って戦っているヴェルターの皆も同じことです」
黄金「銀…」
銀「チーフ、黒鋼、青銅、錫石…。ガルラを脱出したあの日、俺達が誓ったことを覚えているな?」
黄金「この生命を賭けてガルラを倒す…。忘れてはいないさ」
銀「あの日から俺はいつでも戦いの中で生命を落とす覚悟はできている」
アキト「銀…君はそこまで…」
銀「…酷なようだが、姫にも獅子座連合が結成された時の決意をもう一度思い出してもらいたい…」「俺はあの時の決意に満ちた顔をもう一度見たいんだ」
ヒス「ああ、姫…おいたわしや…」

関東エリア
GGG/格納庫
ファーラ姫(銀に言われなくてもわかっていた…。でも…でも…)
さやか「どうしたんです、ファーラ姫? こんなところで」
ファーラ姫「な、何でもありません…! …ところで、さやかさん、何だか嬉しそうですけど…」
さやか「あ…わかります? あれ、見てください」
ファーラ姫「新しいロボット…? 何だかさやかさんに似ていらっしゃるようですけど…」
さやか「あれがビューナスA…。アフロダイAにわる私の新しいロボットなんです」「お父様が私をモデルにして造ってくださったんです」
ファーラ姫「まあ、弓教授が…。それであのようなスタイルになったのですね」
さやか「お父様って厳しそうに見えて私に甘いところもあるんです」
ファーラ姫「うらやましいですわ…」
さやか「え…?」
ファーラ姫「私の父であるライモン王はガルラの攻撃で私の幼い頃に亡くなっていますので…」
さやか「ごめんなさい…。無神経にはしゃいでしまって…」
ファーラ姫「いえ…こちらこそ楽しい気分い水を注してしまって…」「…それにしても素敵ですね、あのビューナスAは」
さやか「はい…! これで私も甲児君達に負けないぐらい戦えます」
ファーラ姫「戦い…ですか…」
さやか「どうしました、ファーラ姫?」
ファーラ姫「さやかさん…あなたは戦う事が怖くはないのですか?」「戦う事で自分や大事な人達が傷つく事を恐れないのですか?」
さやか「…もちろん怖いですよ。下手すれば大怪我ではすまない…死んでしまうかも知れないんですから」「でも、甲児君達が一生懸命戦っているのに、それを見ているだけなのは我慢できないんです」
ファーラ姫「甲児さんの事…心から慕っておられるのですね」
さやか「え…ええ…まあ、その…あはは…」
甲児「何やってんだよ、さやかさん! ビューナスA以外にも色々な荷物が届いているんだ! 手伝ってくれよ!」
さやか「あ…そういうわけなので私、行きますね」「でも…ファーラ姫…私、思うんです。人は大事なもののためならどんな怖い事も乗り越えられるって…」
ファーラ姫「大事なもののため…」
さやか「それは人によって、正義だったり、恋人だったり、任務だったりするけどきっとファーラ姫にもあると思います」
ファーラ姫「私の中にある大事なもの…。それは…」
???(ガミアQ)「………」
ファーラ姫「な、何の用でしょうか…?」
ガミアQ「任務…ファーラ姫の抹殺」
ファーラ姫「え…!?」
ガミアQ「死ね、ファーラ姫」
ファーラ姫「きゃあっ!!」
ガミアQ「かわしたか。では…」
甲児「あぶねえ、ファーラ姫!! 逃げろ!!」
〔光線の発射音〕
〔画面、黄色に発光〕

ガミアQ「邪魔が入ったか」
〔空を舞う音〕
さやか「大丈夫ですか、ファーラ姫!?」
ファーラ姫「は、はい…。あれはいったい何なんです…?」
甲児「ガミアQ…Dr.ヘルの造り上げた殺人アンドロイドだ」「前にもマジンガーに乗る前の俺を狙って仕掛けてきやがったが…」「荷物搬入のドサクサにまぎれてこの基地に忍び込んでいやがったか!」
さやか「甲児くん! ビューナスAでガミアを追うわ!」
甲児「おう! 気をつけてくれよ、さやかさん!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「その命、誰がために」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
ガミアQ「!」
さやか「逃がさないんだから! ええいっ!!」
〔さやか、ガミアQがいる地点へ隣接〕
〔ガミアQがいる地点に爆発〕

甲児「やったぜ、さやかさん! ビューナスAの勝ちだ!!」
ボス「さっすが俺のさやかだ! 美人対決、完全に勝利だぜ!」
〔レーダー反応〕
さやか「待って、甲児君!! 12時の方向、何か来るわ!!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「機械獣とガルラか!!」
さやか「私が敵を食い止めるわ! その間に出撃して!!」
甲児「すまねえ、さやかさん! それまで頼むぜ!!」
あしゅら「フン…弓さやかの新しい機体か。面白い遊んでやるとしよう」
〔レーダー反応〕
鉄仮面「あしゅら男爵! 3時の方向から海中を接近する物体があります!」
あしゅら「何というスピードだ! 巨大な魚雷か!?」
〔味方戦艦出現〕
さやか「あれはミスリルの潜水艦!」
テッサ「こちらはミスリル所属のトゥアハー・デ・ダナン。これよりヴェルターを援護します」
大河「おお! テスタロッサ大佐が来てくれたか! これで水中戦も互角に戦える!」
あしゅら「ええい! またしても邪魔者が現れおったか!」「だが、潜水艦ならばこのブードの敵ではないわ!」
マデューカス「どうやら向こうはこのトゥアハー・デ・ダナンを軽んじているようでウ」
テッサ「ならば、その身でツケを払ってもらいましょう。二度と戦いを起こす気にならないほど」
さやか「来なさい、あしゅら男爵! このビューナスAの力、見せてやるんだから!!」
<戦闘開始>

<あしゅらと戦闘or3PP・味方援軍1出現>

あしゅら(ええい…! まだか、ガルラの連中は!)
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

関東エリア
GGG/格納庫
牛山「各機の発進準備、急いでください!」
ウリバタケ「おらおら! どいた、どいた! こっちのハンガーのアウトが先だぜ!!」
本田「うるせえ! てめえの勝手ばかり言ってんな! まずはBデッキからだ!」
ウリバタケ「いいや、おやっさん! ここは俺達、整備チームウリバタケ組が先に行かせてもらう!」
本田「何言ってやがる! そんなことより先にエステの充電を済ませておけ!!」
牛山「二人共! その前に艦の発進を優先させてください!!」
ファーラ姫「皆さん…すごい…」
レビン「どう…驚いたでしょ、姫? もうあちこちで怒鳴りあいで」
ファーラ姫「え…ええ…レビンさん…。いつもこのような状況なのですか?」
レビン「モチのロンよ! あたしらメカニックにとっちゃここが戦場みたいなもんだからね」「パイロットのみんなのためにまずはあたしらが戦わなくちゃ」
ウリバタケ「くぉら、レビンちゃん! くっちゃべってねえで12エリアの重機、とっとと片付けろっての!」
レビン「うっさいわね! 言われなくてもわかってるわよ!! …じゃ、姫…またね!」
ファーラ姫「それぞれの戦場がある…。みんな、戦っている…」
ライブル(偽)「おお、姫…ここにいましたか!」
ファーラ姫「ライブル…」
ライブル(偽)「ここは危険です! さあ、私といっしょに安全な所へ…!」
ファーラ姫「…ライブル…。私は…」
ライブル「ひ、姫! その男は何者です!?」
ライブル(偽)「むう!! これはまずい…!」
錫石「ラ、ライブルが二人いる!?」
黄金「放れろ、姫! そのライブルは偽者だ!」
ファーラ姫「え…!?」
ライブル(偽)「ヒッヒッヒ…思ったよりも早くバレてしまったようじゃな…。ならば…!」
〔光線の放射音〕
〔画面、紫に発光〕

ホネルバ「ヒッヒッヒ! どうじゃ、ファーラ姫…ワシの妖術は完璧じゃろう?」
ファーラ姫「お前はガルラ大帝国の妖婆ホネルバ! ライブルに化けていたのですね!」
ホネルバ「シンボルであるお主さえ亡き者にすれば、抵抗を続ける獅子座連合も完全に崩壊する!」「エロイム、エロイム…! 死ねえ、ファーラ姫!!」
銀「危ない、姫っ!!」
〔炎の噴き上がる音〕
〔画面、紫に発光〕

ファーラ姫「銀!」
銀「ぐおおお…ぐ…!」
ホネルバ「ええい、銀め! 自らを盾にしてファーラ姫を救うとは!」「だが、馬鹿な事をしたものよ! そのケガではお前は助からん!」「そして、お前がいなくなればゴライオンは終わりだ!! ヒッヒッヒッヒッヒ!」
黄金「待て、ホネルバ!! 逃がさん!!」
ホネルバ「ファーラ姫の暗殺には失敗したがもうこれでゴライオンは終わりだ! これで獅子座連合も崩壊するわ!」「さらばだ、ファーラ姫! お前の生命はまたの機会にもらうぞ!!」
〔空を舞う音〕
青銅「くそっ! ホネルバの奴、逃げやがったか!」
ファーラ姫「銀…しっかりして、銀!!」
銀「ぐ…うう…」
ライブル「いかん! すぐ銀を医務室へ運ぶんだ!!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
テッサ「ヴェルターの皆さん!」
宗介「大佐殿の援護のおかげで敵の奇襲の被害も最小限に食い止めることができました」
テッサ「相良さん…ではなく、軍曹! ヴェルターのバックアップは本艦の役目ですから」「ですから…頑張ってくださいね」
宗介「了解しました」
マオ(おうおう…テッサ…。ソースケへの気持ち、だだ漏れになってるよ…)
さやか「来てくれたのね、みんな!」
甲児「待たせたな、さやかさん! さあ、あしゅらの野郎をとっとと片付けしまおうぜ!」
さやか「でも、ゴライオンが出撃していないみたいだけど…」
竜馬「…銀がホネルバの攻撃で大怪我をした」
クルツ「こっちの基地に単身乗り込んでくるとはとんでもない魔法使いのババアだぜ!」
アキト「銀の分…ゴライオンの分まで俺達が戦うんだ!」
ユリカ「敵の母艦は潜水艦です! 水中の敵に注意してください!!」
あしゅら「ほう…ゴライオンが出てこないとはホネルバの奴、どうやら目的を達したか…」「よし、今の内に一気にヴェルターの連中を蹴散らしてやるとしよう!」

<あしゅらHP60%以下or4PP・味方援軍1&敵増援2出現>
ホネルバ「ヒッヒッヒ、そろそろ例のものを出したらどうじゃ、あしゅら男爵?」
あしゅら「戻ったか、ホネルバ。それでファーラ姫暗殺の首尾は?」
ホネルバ「そちらは邪魔が入ってな。だが、ゴライオンはもう二度と戦うことはできんじゃろう」
あしゅら「よし…では、手薄になった奴らの基地にあれをぶつけてやろう 行け! 妖機械獣ドラゴΩ1!!」
〔敵ユニット出現〕
ボス「何だありゃ!?」
弁慶「妖機械獣とか言っていたが…」
隼人「気をつけろ! 今までの機械獣とは雰囲気が違う!」
〔妖機械獣ドラゴΩ1、ベイタワーへ移動〕
〔ベイタワーに爆発〕
〔画面、振動〕

大河「いかん! このままでは地上の宇宙開発公団が!」
あしゅら「ハハハ! 恐れおののけ! 妖機械獣の力の前に!!」
ホネルバ(まったく…。出し惜しみせずに最初から出しておればいいものを…)(どうも、この男女…詰めが甘いようじゃのう)
あしゅら「やれ、ドラゴΩ1! 奴らの基地を破壊するのだ!!」
黄金「そうはさせるか!!」
〔味方ユニット出現〕
凱「ゴライオンチームか!」
あしゅら「どういうことだ、ホネルバ! ゴライオンチームが出てきたではないか!」
ホネルバ「よく見るがいい、あしゅら。ブルーライオンはいない…つまり、銀は死んだのだ!!」
〔味方ユニット出現〕
凱「銀! 大丈夫なのか!」
銀「はい…」
カズマ「さっすが銀だ! 鍛え方が他の連中とは違うぜ!!」
銀「急げ、チーフ…」
黄金「ゴライオン・フォーメーション!!」
〔黄金&銀&黒鋼&青銅&錫石、フォーメーション〕
黄金「ゴライオン合体! レェェッツ・ゴォォォー・ライオンッ!」
〔黄金、合体〕
〔黄金、気力上昇〕
〔獅子の咆哮〕

黄金「ゴラァァイオォォォン!」
ホネルバ「おのれ…銀! このワシの攻撃を食らって生きておったか!!」
黄金「ホネルバ、あしゅら男爵! 俺達はお前の卑怯な手には絶対に屈しない!」「必ずこの地からガルラを叩き出し、そして、いつかはアルテア星の平和を取り戻してみせるぞ!!」
あしゅら「ええい、黙れ! ドラゴΩ1、ゴライオンを血祭りに上げてやるのだ!!」
ファーラ姫「ああ…銀…」
ライブル「目を伏せてはなりません、姫。銀の戦いをその目に焼き付けるのです」
黄金「行くぞ!! ゴライオンの力、受けてみろっ!!」

<さやかが戦闘>
さやか「ビューナスAはお父様が私をモデルにして造ってくれたんだから!」「この珠のお肌に傷なんてつけさせるもんですか!」

<黄金が戦闘>
黄金「銀…!」
銀「俺のことはかまうな、チーフ。それより早く敵を…!」
黄金「わかった! お前の生命、俺が預かったぞ!!」

<甲児vsあしゅら>
甲児「今度はブードで来たのかよ、あしゅら! だったら海の底に沈めてやるぜ!」
あしゅら「黙れ、兜甲児! 今日の私は決死の覚悟で来たのだ! 甘く見るなよ!」
甲児「笑わせるんじゃねえよ! てめえの覚悟ってのがどれほどのものか俺が確かめてやるぜ!」

<テッサvsあしゅら>
あしゅら「ば、馬鹿な…! これほどの潜水艦をDr.ヘル以外が造り上げるとは!」
テッサ「このトゥアハー・デ・ダナンは私が設計した艦です」
あしゅら「こんな小娘だと…! まさか、こいつ…噂に聞くウィスパードか!?」
テッサ「このダナンの力…私の指揮で完璧に引き出してみせます。全艦、攻撃開始!」
マデューカス「アイ、マム!」

<妖機械獣ドラゴΩ1撃破>
甲児「何が妖機械獣だ! おととい、来やがれってんだ!」
さやか「でも、今までの機械獣とはケタ違いの強さだったわ…」
竜馬「Dr.ヘル…さらに恐ろしい力を手に入れたか…」

<あしゅら撃破>
あしゅら「い、いかん! このままではブードが沈む!!」
ホネルバ「退却だ、あしゅら! 早くしろ!」
あしゅら「しかし、今日は背水の陣で挑むとDr.ヘル様に…」
ホネルバ「ヘル殿にはワシからも取り成してやる! だから、退却するんじゃ!!」
〔敵ユニット離脱〕
マデューカス「敵艦の後退を確認」
テッサ「これで世界征服など諦めてくれればいいのですが…」

<敵全滅・勝利条件達成>
宗介「敵部隊のせん滅を確認」
カトル「この一ヶ月の沈黙はあの妖機械獣の用意をしていたのか」
ノイン「ガルラとの共闘もある。Dr.ヘル…その力、侮るわけにはいかないだろう」
ファーラ姫「銀! 戻って、銀!! 戻りなさい!!」
アキト「え…銀は大丈夫だったんじゃ…!」
ファーラ姫「違います! 銀は…ホネルバをあざむくためにケガをした身体で…!」「戦いに耐えられる様な身体ではないのに!!」
黄金「銀っ!!」
銀「…お別れ…だ、みんな…。後…は……頼む…」
ファーラ姫「銀ーっ!!」
アキト「そ、そんな…」
凱「銀…お前は…生命を燃やし尽くして…」
ファーラ姫「銀! 返事をして、銀!!」
〔画面、一旦暗転〕
錫石「さよなら、ダンマリのアニキ…」
黒鋼「ありがとうよ、銀のアニキ…」
青銅「くそっ…くそおおおおおおっ!!」
黄金「…帰ろう、銀…。そして、安らかに眠ってくれ…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

極東エリア
地獄城
あしゅら「お、お許しください! お許しください、Dr.ヘル様!」
Dr.ヘル「くどいぞ、あしゅら! 妖機械獣を与えたというのにあのザマは何だ!?」「出撃前の約束通り、この失敗は貴様の生命で償ってもらうぞ!!」
あしゅら「ホ、ホネルバ、何とかしてくれ! 貴様、ヘル様に取り成してくれると約束したではないか!」
ホネルバ「はて…そんな事を言ったじゃろうか…。歳を取ると、物覚えが悪くなってな、ヒッヒッヒ!」
あしゅら「お、おのれ、ホネルバ! 貴様ーっ!!」
Dr.ヘル「目障りだ! こやつは地下牢に閉じ込めておけ!」
鉄仮面「はっ…! さあ、あしゅら男爵…こちらへ」
あしゅら「ヘ、ヘル様、ご慈悲を! ガルラなどに頼ってはなりません! こやつらはヘル様を…」「ヘル様ーっ!!」
ホネルバ「やれやれ…見苦しい男女じゃ…。まあ、失敗は生命で償うのはガルラの掟でも同じことじゃてのう」
Dr.ヘル「して、ホネルバよ…」「お主、ファーラ姫の暗殺にしくじり、あらに倒したと思っていた銀も生きていたと聞くぞ」
ホネルバ「ご安心めされ、Dr.ヘル殿。あの時は動転したが、考えてみればあのケガで銀が助かるはずもない」「あの男、こちらをあざむくために死に体にムチ打って出撃したのじゃろう。無駄な努力をしてくれる」
Dr.ヘル「5人がそろわなければゴライオンは動かせん。これでもう二度と合体はできぬな」
ホネルバ「ゴライオンを片付ければ我々が地球に来た目的の半分は達成される」「残るファーラ姫を始末して、我らが主であるダイ・バザール大帝王に勝利の報告をするとしよう」
Dr.ヘル「そして、その後は…」
ホネルバ「わかっております、ヘル殿。ヘル殿の世界征服に、このガルラ…力をお貸ししますぞ」
Dr.ヘル「よし…では、早急にファーラ姫を始末するがいい」
ホネルバ(ヒッヒッヒ…妖機械獣を発掘する際、この星の超古代文明に関する面白い記述を見つけたわ)(我々の目的を果たした暁にはこの男を見限り、そちらの調査をさせてもらうとするかのう…)

関東エリア
Gアイランドシティ
[イベントデモ「勇者銀の死」]
アキト「銀…お前って男は…」
黄金「銀はホネルバの攻撃で自分がもう助からないことを悟っていた…」「だが、最後の力を振り絞って出撃し、自分が健在であることをホネルバに見せ付けようとしたんだ…」
ヒカル「死ぬとわかっていたのに怖くなかったのかな、ダンマリ君…」
黄金「…死という恐怖を乗り越えて戦ったんだ…。銀はそういう男だ…」
カトル「彼の生命を懸けた戦いによりゴライオンは勝利した…。だけど…その犠牲は大き過ぎる…」
アキト「くそっ…くそおおおっ! せっかく、いっしょに火星から逃げてきたっていうのに!!」
リョーコ「バカ野郎…勝手に…勝手に死ぬんじゃねえよ…」
イズミ「…仲間のために殉じる…。簡単にできることじゃないね…」
青銅「あいつはそういう男だ! いつだって自分の事より周りの事を考えてよ…」
黒鋼「でもよ…だからって自分が死んじまったら何にもならねえだろうがよ…!」
錫石「ダンマリのアニキ…! 俺達、誓ったじゃないか…! 5人の力でいつかガルラを倒そうって…!」「それなのに…それなのに…!!」
Dボゥイ「彼の生命を懸けるべき場所…それがあの戦いだったのか…」
凱「銀…君こそ勇者だ…。俺達は君に大事な事を教えられた…」
ヒス「おお、銀…私達はあなたを誤解していました…」
ライブル「その生命を懸けてファーラ姫とゴライオンを救った勇者…。安らかに眠ってくれ…」

黄金「だが、いずれはガルラも銀の死を知るだろう」
凱「どうするんだ、黄金? 銀がいなければゴライオンは合体できないぞ」
黄金「…わかっています…。ですが…」
アキト「そういえば、ファーラ姫はどこに?」
???(ファーラ姫)「私ならここです」
ヒス「ひ、姫…そのお姿は!?」
ファーラ姫「黄金、黒鋼、青銅、錫石…私が戦います…」
黄金「え…」
ファーラ姫「銀の遺志を継ぎ、私がブルーライオンのパイロットとして戦います」
黄金「ファーラ姫…」
【シナリオエンドデモ終了】


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