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No.16
閉ざされた二人

【シナリオデモ1開始】
北米エリア
GGGアメリカ
雷牙「Dボゥイ君…いや、相羽タカヤ君…。君がシグナライト計画の参加者であったことは既に判明している」
Dボゥイ「………」
ブレス「きっかけは些細な事だった。凱や銀が君の顔にどこか覚えがあった事…」「そして、君の身のこなしにスペースマン特有のクセがあった事…」「そこから宇宙パイロット関連のデータベースに照会した結果、君と君の家族の事がわかったんだ」
Dボゥイ「………」
ノアル「しかし、どうして記憶を失ったと言い張っていたんだ?」
ブレス「…記憶など失っていない…。ただ過去を知られたくなかった…。違うか?」
Dボゥイ「………」
アキ「やめてください、ブレス艦長! それならば、なおさら…」
Dボゥイ「いや…いいんだ、アキ…。…ブレス艦長、その先は俺の口から話す…」「いや…話させてくれ。妹を救ってくれた仲間達に…」
アキ「Dボゥイ…」
Dボゥイ「…全ては艦長の言った通りだ。俺の名は相羽タカヤ…」「シグナライト計画の二番艦アルゴス号に父や兄弟達と乗っていた」
ユリカ「ってことは、Dボゥイさんも白鳥座ブラックホール『X-1』を調べに行っていたんですね…」
Dボゥイ「…俺達のアルゴス号は一番艦シグナライト号と共に白鳥座を目指していた」「そして、『X-1』の付近で俺達は正体不明の異星文明の宇宙船に遭遇した…」
カズマ「すげえ…! もしかしたら、異星文明との初接触ってやつかよ!!」
Dボゥイ「応答のないその艦に俺達のアルゴス号は接触を試み、その艦内に入った…」「そこで俺達を待ち受けていたのは奴らだった…」
アキ「それは、まさか…!」
Dボゥイ「そうだ…。俺達の運命を変えた悪魔…ラダムだ」
凱「その宇宙船はラダムのものだったのか…」
Dボゥイ「詳しい事はわからない…。だが、艦内で俺達はラダムのテックシステムに捕獲された…」
ノアル「テックシステムに…!?」
Dボゥイ「テックシステム…それは生命体を取り込みテッカマンにしてしまう装置だったんだ」
ホリス「その宇宙船自体がラダムのワナだったというわけですね…」
宗介「人間の心理を突いた巧妙な手だ…」
甲児「くそっ…! 聞いているだけで胸クソ悪くやるやり口だぜ…!」
Dボゥイ「俺が最後に見たのはラダムの攻撃でコントロールを失ったシグナライト号がブラックホールに飲み込まれる光景だ…」「…そして、悪夢が始まった…。俺達の家族をズタズタに引き裂く悪夢が…」
ミリー「Dボゥイ…」
ブレス「…そうか…。では、テッカマンダガーやエビルも元はアルゴス号の乗組員なのか…」
Dボゥイ「ダガーの本当の名前はフリッツ・フォン・ブラウン…」「だが、テックシステムに取り込まれラダムに支配された事でフリッツという人間は死んだんだ…」
カズマ「あいつも元はDボゥイさんの仲間だったのか…」
Dボゥイ「…テックシステムは体質的に適合できる人間とできない人間がいる…」「適合できず、システムに拒絶されたものはその場で死んでいった…」「そして、生き残った俺達はテッカマンとしてラダムの知識や記憶を植えつけられた…」「奴らの忠実な兵士となるために…」
デュオ「それでイバリューダーの事も知っていたってわけか…」
ヒイロ「では、聞く。ならば、なぜお前はそのラダムの支配を逃れた?」
Dボゥイ「…父さんだ…」
ミヒロ「Dボゥイさんのお父さん…?」
雷牙「相葉孝三博士…。宇宙物理学の権威でアルゴス号の艦長を務めておられた…」
Dボゥイ「…父さんは俺より早くテックシステムから出られた…。いや、排除されたんだ…」
アカネ「排除って事は…!?」
シホミ「では、Dボゥイさんのお父様は…」
Dボゥイ「………」「…テックシステムから排除された父さんは最後の力を振り絞り、俺をテックシステムから救い出した…」「そして、父さんは俺をアルゴス号の脱出カプセルに押し込み地球へと送ったんだ…」
ホリス「ふむ…つまり、あなたはラダムに精神を支配される前にシステムから解放されたのですね」
カズマ「ちょっと待てよ! じゃあ、あのミユキさんや他のみんなは…!?」
Dボゥイ「そうだ…。そのままシステムに取り込まれテッカマンとなった…」「あの赤いテッカマン…エビルは俺の双子の弟のシンヤだ…」
アキ「そんな…」
凱「Dボゥイは…実の弟と戦っていたのか…」
Dボゥイ「あれはシンヤではない! ラダムのテッカマンエビルだ!!」「…俺の使命はテッカマンとなった兄や弟…仲間達をこの手で倒す事だ…」「あの悪魔達と戦うために…俺は相羽タカヤという名も過去も捨てた…」
カズマ「Dボゥイさん…」
ミヒロ「そんな…Dボゥイさん…そんなの悲し過ぎるよ…」
雷牙「…事情があるとは思っとったがまさか、それ程の事とは…」
Dボゥイ「アルゴス号とラダムの宇宙船は超空間航法で木星付近へ転移した…」「父さんはアルゴス号を自爆させて少しでもラダムの地球侵攻を遅らせようとした」
ブレス「だが、そのラダムの艦は地球圏のどこかに到着していると推測されている…」
Dボゥイ「…後の事はみんなも知っての通りだ」「俺は地球圏へたどり着き、地球に侵攻を開始したラダムとの戦いを始めたんだ…」
ノアル「…これでわかったぜ。お前がラダムを…そして、テッカマンを激しく憎む理由が…」
ミリー「でも…相手はDボゥイの家族や仲間なのに…」
Dボゥイ「だからこそだ! だからこそ、奴らは俺の手で倒さなくてはならないんだ!!」「…それが父さんとの約束であり、俺が奴らにしてやれることなんだ…」
〔扉の開閉音〕
ミユキ「お兄ちゃん…」
Dボゥイ「ミユキ! 意識が戻ったのか!?」
スタリオン「まだ危険な状態です。それでも、どうしてもDボゥイに会いたいと…」
Dボゥイ「ミユキ…無茶はよすんだ…! お前まで失ったら、俺は…俺は…!」
ミユキ「大丈夫よ、お兄ちゃん…。私…大丈夫だから…」「だから、お兄ちゃん…。全てを一人で背負いこまないで…私も…いる…か…ら…」
Dボゥイ「ミユキ! ミユキーッ!!」
雷牙「いかん! 意識を失いかけてる! スタリー君! 彼女をメディカルルームへ!!」
スタリオン「はい!」
〔扉の開閉音〕
Dボゥイ「ミユキ…」
アキ「Dボゥイ…あなた…う…うう…」
Dボゥイ「アキ…俺のために泣いてくれるのか…」
アキ「今の私には…何も…できないけど…でも…」
Dボゥイ「ありがとう…。俺には…それで充分だ…」
雷牙「Dボゥイ君…いや、タカヤ君…。妹さんは、こちらで預からせてくれ。責任を以って、治療に当たろう」
Dボゥイ「しかし…」
雷牙「ソルトレイク基地での君の調査データもこちらに引き上げておる」「ミユキ君がなぜラダムの支配を脱する事ができたかも合わせてボクちゃんに任せてくれ」
Dボゥイ「…わかった…。妹を…ミユキを頼む…」
アキ「Dボゥイ…」

関東エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.10.17、航海日誌…」「Dボゥイさんの告白から二週間が経った。本人の希望により、俺達は相変わらずDボゥイさんと呼んでいる」「ミユキさんも意識を取り戻し、少しずつだけど会話もできるようになったそうだ」「あの雷牙博士…見かけはともかく本当はすごい博士なんだと驚かされた」「でも、不思議な事にラダムはGGGアメリカを襲撃する気はないようだ」「もうミユキさんをあきらめたのか、それとも気づいていないのか…。こちらとしては、ありがたいことだ」「気になるのは一つ目のゾンダリアンの言っていた言葉だが、あれからゾンダーも大人しくしている」「俺達は散発的に現れる敵の対応に忙しかったが、とりあえず、今日は休日をもらえることになった」「そして、神はいた。その休日を祝福するようなステキなイベントが俺達を待っていた…と」
〔通信のコール音〕
カズマ「デュオか? それとも甲児か? カメラの準備はできたんだろうな?」
〔扉の開閉音〕
ノイン「私だ」
カズマ「ノ、ノインさん…!? まさか…デートの誘いじゃないよね…」
ノイン「残念だったな。お前の悪い予感通り、訓練の誘いだ」「マオはテスタロッサ大佐との例の勝負があるので、今日は私一人でお前の面倒を見ることになった」
ミヒロ「よかったね、お兄ちゃん、気分だけはデートっぽいね」
カズマ「るせえよ…。お前はミユキさんの足の爪のアカでも煎じて飲んでろ…」
ミヒロ「じゃあ…あたし、お姉ちゃんと東京見物に行ってきま~す!」
ノイン「行くぞ、カズマ。今日のメニューは空戦時の一点突破だ」
カズマ「ちょ、ちょっと待ってよ! それじゃあ、例のイベントが見物できないじゃねえか!」
ノイン「…勝敗のわかっている戦いを見たいのか、お前は?」「それとも、まさかだとは思うが罰ゲームの方をみたいなどというハレンチな事を言い出さないだろうな?」
カズマ「は…はい…。…謹んで訓練に参加させていただきます…」「…ところで、ノインさん…休日にデートする相手ぐらいいないんスか?」
ノイン「…お前には関係ない」
カズマ(やべえ…地雷踏んだ…! これで今日の訓練メニューは『鬼』コース確定だ…)

関東エリア
東京/新宿
かなめ「久々の東京…! おまけに快晴の秋空! 気持ちいいわね~」
ミヒロ「やっぱり、コロニーの中とは風の匂いが違うねぇ」
シホミ「地球…それも日本の秋は本当に素敵ですね」
宗介「…それはわかる。だが、この山のような荷物は何だ?」
シホミ「ごめんなさいね、宗介君。カズマちゃんの代わりに荷物持ちをお願いして」
かなめ「光栄に思いなさいよ。あたし達の買い物につき合わせてあげたんだから」
宗介「そういう事はクルツにでも頼めばいい。あいつなら二つ返事で引き受けたぞ」
かなめ「クルツ君なら何だか面白い見世物があるからって断られちゃった。何の事だかわかる?」
宗介「マオとテスタロッサ大佐の模擬戦の事か…」「他愛ない口論の決着をつけるためにASまで持ち出す事も驚きだが…」「何でも大佐殿は負けたら裸で基地内を一周するそうだ」
かなめ「大佐殿って偉いんでしょ? そんなオッサンの裸マラソン見るのが楽しいもんなの…」
ミヒロ「そっか! かなめさんはテスタロッサ艦長の事、知らないんだ」
かなめ「ソースケの上司って事は聞いてるけどどうせヒゲ面のイカつい軍人さんでしょ?」
シホミ「ふふ…お会いしたらきっと驚く事になるわね」
ミヒロ「…でも、宗介さん。本当は、その模擬戦…見たかったんじゃないの?」「お兄ちゃんなんか、昨日から興奮して寝られないって基地中を走り回ってたよ」
シホミ「まあ…カズマちゃんったら…後でお仕置きしとかなくちゃ…」
宗介「肯定だ。勝敗のわかった戦いに興味はない」
ミヒロ「本当に? 甲児さんやボスさん、カメラまで用意してたよ」「その後、さやかさんにひっぱたかれてたみたいだけど」
宗介「…マオの事だ。本当に罰ゲームをやらせるとは思えん。…それに千鳥からの誘いもあった」
かなめ「見に行きたいのなら、あたしの方は断ればよかったのに」
宗介「休日が出来たら買い物に付き合ってくれというのは前からの約束だ」「俺はそれを遵守したまでだ」
シホミ「いい子ね、宗介君は。うちのカズマちゃんも見習ってもらいたいわ」
ミヒロ「私、イヤだな…」「お兄ちゃんがどこかのおまわりさんみたいに拳銃、振り回すようになっちゃうのは…」
護「あれ? かなめさん達も東京に来てたんだ」
かなめ「ま、護君…! それに華ちゃんも!」
華「どうしたんですか? 何だか怯えてるみたいですけど…」
かなめ「あ…ごめんね…。このパターンで始まると今までロクな事がなかったから…」
ミヒロ「こんにちは、華ちゃん」
華「こんにちは、ミヒロちゃん…」
ミヒロ「どうしたの? 何だか、様子がヘンだけど…」
華「…前から聞きたかったんだけどミヒロちゃんって護君と仲いいのね…」
護「え~と…それは…こっちのシホミさんが宇宙開発公団に勤めていて…」「それでお父さんの知り合いでミヒロちゃんは、その妹さんだからで…」
華「でも、私の知らない所で会ってるみたいだし…」
ミヒロ「そ、そんな事ないよ…!」
かなめ(もしかして、華ちゃん…ミヒロちゃんに嫉妬?)
シホミ(あらあら…みんな、オマセさんね)
かなめ「護君達、今日は学校でしょ? どうして東京に?」
護「社会見学の授業なんだ。だから、クラスのみんなも東京に来てるよ」
かなめ「じゃあ、あのちょっと不愛想な…ええと…戒道君も来てるのね」
護「あれ? かなめさん、戒道と会ったことがあるんだ」
宗介「…待つんだ、みんな。。様子がおかしい」
〔パトカーのサイレン〕
護「これって避難警報…!?」
かなめ「やっぱり、こうなった! せっかくの休日が台無しよ!!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
護「ラダムだ!」
エビル「ゾンダーエネルギーの中心点はここか…」「この数日のエネルギー量の増大…フフ…どうやらこの地が俺達にとって最初の場所になるようだ」
宗介「テッカマンエビル…! 奴も来たか!」
ミヒロ「Dボゥイさんの弟さん…」
〔味方ユニット出現〕
かなめ「自衛隊よ! 来てくれたんだ!」
宗介「だが、相手がラダムでは期待はできん」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

隊員「あ、赤城隊長! このままでは機体がもちません!!」
赤城「くっ…練馬レッドドラゴンが手も足も出ないとは!」「ええい…実戦というのはドラマのように格好のよいものではないということか! 脱出だ!」
〔味方ユニット撃破〕
護「ああ、自衛隊がやられちゃった!」
シホミ「大丈夫よ、護君。カズマちゃん達が来てくれたわ」
〔味方ユニット出現〕
ミヒロ「お兄ちゃん!」
カズマ「無事か、ミヒロ! 姉ちゃん!」
宗介「ヴェルターの本隊はまだか」
シホミ「あの様子ではDボゥイさんとカズマちゃんが先に飛び出してきたみたいね」
エビル「来たか、ブレード。レイピアとの別れは済ませてきたか?」
ブレード「エビル…貴様!」
エビル「それとも、もうレイピアの身体は限界が来たかな?」
ブレード「何っ!?」
カズマ「Dボゥイさん! エビルの野郎の言う事に耳を貸しているヒマはねえぜ!!」
ブレード「わかっている!」
ポロネズ「ラダムも来たか…。だが、遅い…」「終着駅のない無限の旅はもうすぐ始まる」
プリマーダ「ああ…この排気ガスの麗しき香り、心和ますエンジン音、たまらないわ…」「ああ…みんな、踊るのよ。この私と一緒に…。ほぉら、発車オーライ…」
カズマ「キャレット! 今日はお前がミヒロの代わりだ! ナビを頼むぜ!」「行くぞ! ラダムの奴らを片付けるぜ!」
キャレット「待ッテクダサイ。東京ノ 環状線ニ 沿ッテ エネルギーノ 放出ヲ 確認」
カズマ「何っ!?」
キャレット「コレハ…」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色に発光〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

パスダー「ポロネズとプリマーダの方は問題ないようだな」
ペンチノン「ウイイィィ! ラダムがいくらか内部に侵入したようですが問題となる数ではありません」「外部からあのバリアを破って東京に侵入する事は何者にも不可能でしょう」「万一に備えて、周辺にピッツァも配置しております」
パスダー「よくやった、ペンチノン…。後は東京をゾンダーメタルのプラントとし…」「この地より、この青の星全てを機界昇華するのだ」
ペンチノン「ウイィィィィ! 心得ております」
パスダー「心弱き者共よ…。我が力を授ける時が来た…」

関東エリア
GGG/メインオーダールーム
牛山「ヴェルター、環状線外周部の光のドームに阻まれ、侵入できません!」
大河「彼らには、その場で待機の指示を!」
火麻「くそっ! どうなってるんだ、いったいよ!?」
猿頭寺「直前の護君からの通信では、これはゾンダーの仕業と思われます」
レディ「アリゾナで遭遇したゾンダリアンが言っていたのは、この作戦の事だったのか…!」
フリーマン「そして、あの中ではおそらくゾンダーメタルプラントが造られようとしている」
ライブル「プラント? ゾンダーメタルの工場か?」
フリーマン「麗雄博士と私の分析の結果、それこそがゾンダーの目的であると判断しています」
麗雄「ゾンダーメタルはその特性からウイルスの一種と言う事ができる」「そして、それにより有機生命体をゾンダー化し、この地球を機界昇華するならば…」「まずはそのゾンダーメタルの精製こそが奴らの目的であると言える」
火麻「くそっ! じゃあ、あの中では東京のエネルギーを使ってゾンダーメタルが作られてるのか!」
ライブル「獅子王博士、あの光の壁を突破する方法は見つからないのですか?」
麗雄「残念ながら、外部からの分析では外殻が超電磁バリアである事ぐらいしか判断はできん…」
レディ「外殻…? では、あの光のドームには内部にも層があると?」
麗雄「派生状況から判断して、それは間違いないだろう」
テッサ「その内部の層の状況がわからない以上、たとえ超電磁バリアを破ってもその後が続かない…」「こんな状況で強引に除去作戦を展開しても、こちらの戦力は消耗し気界を逸する可能性もあります」
火麻「くそっ! 卵を割らずに中の様子を確かめろってことかよ! 無茶な話だぜ!!」
大河「あの光のドーム内には一千万都民が閉じ込められ、地上・空中・地下…全てが外部から完全に遮断されている…」
テッサ「そして、その中には護君とカナメさんもいる…」
レディ「彼らには相良軍曹がついている…。そして、テッカマンブレードとカズマもいる」
大河「内部の事は彼らに任せるしかない。我々は我々でベストを尽くすのだ!」
麗雄「フリーマン君、テッサ君、我々も可能な限りの解析を続けよう。少しでもヒントがつかめるかも知れん!」
テッサ「了解しました」
大河「頼むぞ、博士。あの光のドームを破らなければ全ての生命体はゾンダー化するのだ…!」
テッサ(相良さん…千鳥さんと護君を頼みます…)

関東エリア
東京/市街地
宗介「…先程から全域で出現しているこの紫色の塊は何だ? 新種のラダム樹か…」
護「宗介さん…これ多分、ゾンダーの一部だと思う」
宗介「確かなのか、護?」
護「うん…。さっきから、あちこちでゾンダーの反応を感じるから…」
カズマ「駄目だ、姉ちゃん。ヴァルホークの通信機もつながらねえ!」
シホミ「護君とかなめさんの通信機も駄目となると、外部と連絡を取る方法はないってことね…」
Dボゥイ(…何だ…さっきから俺の中で何かが反応している…。この感覚…いったい何だ…)
カズマ「どうしたんだ、Dボゥイさん?」
Dボゥイ「いや…何でもない。まずは、あの光のドームを破ることを考えよう」
華「怖くない…怖くない…」
ミヒロ「大丈夫だよ、華ちゃん…。きっと助けが来てくれるよ」
かなめ「ミヒロちゃんの言う通り! だから、ね?」
華「う、うん…!」
〔ラダム獣の鳴き声〕
ラダム獣「キシャアアアアアアッ!!」
ミヒロ「ラ、ラダムだ!!」
かなめ「逃げて! 華ちゃん、ミヒロちゃん!!」
〔ラダム獣の鳴き声〕
ラダム獣「キシャアアアアアアッ!!」
かなめ「きゃあああああっ!!」
宗介「千鳥ーっ!!」
Dボゥイ「くそっ! ラダムも入り込んでいたのか! ペガス! テックセットだ!!」
???(シンヤ)「…心配は要らない。ラダム獣は止めたよ」
カズマ「何者だ、てめえは…!?」
シンヤ「見つけたよ、タカヤ兄さん…。こんな所にいたんだね」
Dボゥイ「シンヤ…貴様っ!」
シホミ「シンヤ…では、この人がDボゥイさんの双子の弟さん…」
シンヤ「…慌てないでくれよ、タカヤ兄さん。今は俺達が争っている場合じゃないだろう?」
Dボゥイ「何…?」
かなめ「………」
護「しっかりして、かなめさん! 目を覚まして!」
宗介「いかん…! ショック症状を起こしている!」
キャレット「意識レベル…レム睡眠マデ低下…。来マス」
宗介「何…?」
かなめ「一つ…二つ…三つ…四つのバリア層…」
宗介「これは…」「もしかして、ハイジャック事件の時と同じ事が…」
かなめ「地上のオーロラ…超電磁…? 二つ目は周辺の気圧の変化…濃縮酸素…」三つ目は…熱量の放射の吸収…違う…転移? つまり超次元ポッド…」「そして、最後はあれだけの熱量…地上の太陽…グランドノヴァ…」
キャレット「…データ記録…完了シマシタ」
シホミ「これは…もしかして、あの光のバリアの組成…?」「でも、どうしてかなめさんがそれをわかるの…」
カズマ「だとしたら、これを博士達に伝えることができれば、バリアを敗れるかも知れない…」
かなめ「ゾンダーメタルのプラント…急いで…ソースケ…」
護「すごい…! かなめさんって本当は天才だったんだ!」
宗介「これが…カリーニン少佐の言っていたウィスパードの力なのか…」
【シナリオデモ2終了】


サブタイトル
「閉ざされた二人」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

ポロネズ「バリアの内側に入り込んでいたラダムか」
プリマーダ「虫ケラめ! お前達は滅びるがいい!!」
〔第3軍ユニット撃破〕
シンヤ「やはり、ラダム獣では奴らには歯が立たないようだ」
Dボゥイ「………」
カズマ「あんた…本当に俺達に協力するんだろうな…」
シンヤ「お前達もラダムとゾンダーが敵対している事は知っているだろう」「このまま、この星がゾンダー化されれば我らにとっても不都合だ」
シホミ「だから、協力してこの状況を打開すると?」
カズマ「へ…どうせうまい事言ってもゾンダーを倒した後は自分達が地球を手に入れようとする気だろうが!」
シンヤ「その通りだ」
カズマ「何っ!?」
シンヤ「お前達の選択肢は以下の二つだ。俺を拒んでゾンダー化するか、それともラダムに支配されるか、だ」
カズマ「うるせえ! 人間様がそう簡単にやられるかよ!!」
シホミ「やめなさい、カズマちゃん。ここでこの人と争っても何の解決にもならないわ」
宗介「今は現状の危機から脱する方が先だ。せっかくの千鳥の情報を無駄にするわけにはいかない」
カズマ「これでいいのかよ、Dボゥイさんは!?」
Dボゥイ「………」
シンヤ「迷っているようだね、タカヤ兄さん…。でも、兄さんならわかるよね、俺が嘘をついていない事が」
Dボゥイ「…確かに現状を打開するためにはお前と手を組むしかないようだ」
カズマ「Dボゥイさん…」
Dボゥイ「だが、忘れるな…エビル! 俺は貴様達、ラダムを絶対に許しはしない!」
シンヤ「わかっているさ。俺だって兄さんを殺すつもりなのは変わらないからね」
カズマ「くそっ…てめえ…! 元は人間で、しかもその時はDボゥイさんの弟だろうが!」「完全に人間時の心を失くしちまったのかよ!」
シンヤ「黙っていろ、小僧。俺と兄さんの事に口出しするな」
シホミ「…屈折した愛情…? それが歪んだ形で出ている…」
シンヤ「…貴様…」
シホミ「あなたの心の中にくすぶった感情が見える…あなたのDボゥイさんに対する…」
シンヤ「黙れ、女! 俺ん心をのぞこうとするな!」
カズマ「てめえ! 姉ちゃんに手を出すな!!」
Dボゥイ「やめろ、カズマ、エビル! …時間がない。すぐに作戦に取り掛かるぞ」
シンヤ「………」
カズマ「………」
宗介「護の話では、東京のバリアを発生させるエネルギーは、あの二体のゾンダーが作り出しているそうだ」
カズマ「つまり、あいつらを倒せばバリアは解かれるってわけだな」
Dボゥイ「だが、あの二体の連携を崩すためには、同時に両方に攻撃を仕掛けるしかない」「それは俺とエビルがやる」
カズマ「じゃあ、俺は?」
シホミ「カズマちゃんはDボゥイさん達の攻撃でゾンダーがひるんだ隙に…」「外部に通信を送ってあのバリアの組成を麗雄博士に伝えるの」
宗介「後は博士達がバリアを破る手段を考えだすのに賭けるしかない」
Dボゥイ「それでいいな、エビル?」
シンヤ「俺に異論はない。だが、忘れるなよ、ブレード…この共闘は一時のものであることを」
Dボゥイ「お前に言われるまでもない」
カズマ(この二人の間の空気…確かに他人は入り込めねえ…)
シホミ(憎しみと愛情…相反する感情が二人の間に流れている…)
宗介「俺はここで千鳥と護達を護。頼むぞ」
Dボゥイ「来い、ペガァァス!!」
シンヤ「テック…」
Dボゥイ「セッタァァァァッ!!」
〔テックセット音〕
〔画面、赤く発光〕
〔味方ユニット表出〕
〔ブレード&エビル、前進〕

カズマ「ミヒロ! 俺達も行くぜ!」
ミヒロ「待っていてね、華ちゃん! きっと何とかしてみせるから!」
華「う、うん…! 気をつけてね、ミヒロちゃん!」
〔味方ユニット出現〕
ポロネズ「赤と白のテッカマン…? ラダムの生き残りか…」
プリマーダ「ペンチノンの報告では白のテッカマンはラダムの支配を脱し、人間に付き…」「赤のテッカマンはラダムの前線指揮官だと聞いていたけど…」
ポロネズ「ゾンダープラントはもうすぐ完成する…」
プリマーダ「それまでは誰にも邪魔はさせない…!」
〔敵ユニット出現〕
カズマ「ザコは任せろ、Dボゥイさん! あんたらは親玉を頼む!」
エビル「フフフ…兄さん。こうしていると子供の頃を思い出すね…」
ブレード「行くぞ、エビル! 遅れるなよ!」
エビル「フン…最初で最後の共同作戦だ…。楽しませてもらうぞ、ゾンダー!!」
<戦闘開始>

<ブレードvsポロネズorプリマーダ>

ブレード「俺に植えつけられたラダムの意識があのゾンダーメタルプラントに反応している…」「何だ…いったい何が起ころうとしているんだ!?」

<ブレードvsポロネズorプリマーダ(戦闘後)>
ブレード「急げ、エビル!! こちらの動きが止まっている間に向こうに攻撃を!!」

<エビルvsポロネズorプリマーダ>
エビル(フフフ…ゾンダーめ。どうやら最後の賭けに出たか…)(その状況こそこちらにとっても好都合だ…)

<エビルvsポロネズorプリマーダ(戦闘後)>
エビル「何をしている、兄さん! 早くもう一体を攻撃するんだ!」

<ブレードorエビルがポロネズorプリマーダの片方のみにダメージの次PP(1回目)>
宗介「何をしている! 同時に2体を攻撃しなくては意味はないぞ!」
ブレード「くそっ! もう一度だ!!」

≪ブレードorエビルがポロネズorプリマーダ双方にダメージ前≫
<ポロネズorプリマーダHP20%以下>

〔ポロネズorプリマーダ、回復〕
ミヒロ「駄目! ダメージが回復しちゃう!」
カズマ「くそっ! さすが幹部だ! ザコとは格が違うようだぜ!」

<ブレードorエビルがポロネズorプリマーダ双方にダメージ>
プリマーダ「おのれ! テッカマンめ、よくも!!」
ポロネズ「いかん! バリアが一瞬、途切れる!!」
ブレード「今だ、カズマ!! 急げ!!」
カズマ「おう! 行け、キャレット!!」
キャレット「データ転送開始…」
〔コンピュータの動作音〕
〔プログラムの動作音〕

キャレット「コンプリート!」
カズマ「よっしゃ! 成功だ!!」
プリマーダ「くっ…! 一瞬とは言えバリアにほころびを作るとは!」
ポロネズ「だが、無駄だ! お前達の狙いがわかった以上、もう二度と遅れはとらない!」
〔プリマーダ、回復〕
〔ポロネズ、回復〕

エビル「再生能力か…! こしゃくなマネを!!」
プリマーダ「テッカマン! そのテックシステムを引き裂いて脆弱な本体を機界化してあげるわ!」
ブレード「そうはさせるか! エビルを倒すのは俺だ!!」
エビル「嬉しいよ、タカヤ兄さん! 兄さんと俺と殺しあうのを望んでいるだね!」
カズマ「来やがれ、ゾンダー!! 後は仲間の頑張りに賭けるだけだ! それまで死んでたまるかよ!!」

<ポロネズorプリマーダHP20%以下orポロネズ&プリマーダ以外の敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
〔爆発音〕
〔画面、赤く発光〕

カズマ「何だ!? 何が起きた!?」
キャレット「超電磁バリア、濃縮酸素バリア、超次元ポッド、グランドノヴァ、全テ 消失シマシタ」
カズマ「よっしゃあ!」
ポロネズ「いかん! プリマーダ、バリアの再生を!!」
凱「そうはさせるか!!」
〔味方ユニット出現〕
ブレード「凱!!」
凱「うおおおおおおっ!!」
〔凱、ポロネズへ隣接〕
〔凱、ポロネズへ攻撃〕

[イベント戦闘「凱vsポロネズ」]
ポロネズ「ぬおおおっ!!」
プリマーダ「ポロネズ!!」
ブレード「今だ!!」
〔ブレード&エビル、プリマーダへ隣接〕
〔エビル、プリマーダへ攻撃〕

[イベント戦闘「エビルvsプリマーダ」]
プリマーダ「があああああっ!!」
〔ポロネズに爆発〕
〔プリマーダに爆発〕

凱「どうだ! これでバリアを再び発生させる事はできまい!!」
〔味方戦艦出現〕
シホミ「バリアを破ることに成功したんですね!」
ブレス「全てはお前達からの通信のおかげだ」
〔ブレス、シホミがいる地点へ移動〕
マオ「ソースケ、かなめと護も無事だろうね!?」
宗介「千鳥が…」
クルツ「お、おい…まさか! かなめちゃんの身に何か!」
宗介「とりあえず生命に別条はない。詳しい事情は後で話す」
護「宗介さん! 華ちゃんをお願いします!」
宗介「待て、護! どこへ行くんだ!」
護「さっきからどんどん嫌な予感が増しているんだ!」「この近くに今までににあような恐ろしい敵がいる! 僕、それを確かめてくるよ!」
宗介「わかった! だが、無理はするな!」
護「うん!」
〈出撃準備〉
カズマ「さっすがヴェルターだ! 期待通りだぜ!」
イネス「キャレット君から送られたデータから再度、各バリアの組成を分析し、対策を検討…」「そして、ヴェルターの各マシンの力を使い、バリアを突破したのです」
黄金「超電磁バリアはゴライオンの各ライオンのプロトンエネルギーで相殺した!」
氷竜「濃縮酸素バリアは引火して大爆発を起こす前に…」
炎竜「僕達のイレイザーヘッドで爆発をそらしてやったぜ」
ユリカ「第3層の超次元ポッドはディストーション・フィールドの最大出力で中和して…」
ゴルディマーグ「グランドノヴァは俺様とガオガイガーの力で光にしてやったぜ!!」
〔敵ユニット出現〕
ピッツァ「くっ…! まさか、こちらの一瞬の隙を突いてそこまでの事をするとは!」
凱「見たか、ピッツァ! これが俺達の結集した力だ!」
エビル「フ…どうやら、後はお前達に任せればいいようだ」
ブレード「まて、エビル! ゾンダーのバリアを破った今、ここで貴様と決着をつける!」
エビル「焦らなくてもいいよ、兄さん。それよりも、この後の美しい光景を俺は見せてもらう」
ノアル「あの野郎…何を言ってやがる!」
ブレード「どういうことだ、エビル!」
エビル「その答えはもうすぐわかる! いや…もう兄さんも気づいているはずだ」
ブレード「何っ!?」
エビル「それまでは俺達の勝負も預ける! 今日は楽しかったぞ、ブレード!!」
〔味方ユニット離脱〕
ブレード「エビル…!」
カズマ「Dボゥイさん! 今はゾンダーの野郎をぶっ飛ばすのが先だ!」
凱「この東京をゾンダーメタルのプラントになどしてたまるか!!」
〔敵ユニット出現〕
ビッグボルフォッグ「現れたか、ペンチノン!!」
ペンチノン「ウイィィィィ! この作戦は我らにとって全てを懸けた戦い…!」
ポロネズ「ゾンダーメタルプラントの完成は必ず遂行する…」
プリマーダ「そいて、邪魔する者は我ら機界四天王が…」
ピッツァ「全て力で排除する!!」
竜馬「機界四天王…ゾンダーの幹部が勢ぞろいか!」
イズミ「さすがは四天王…いい身体してんのう…ぷ…くぷぷ…」
ヒカル「決戦ムードに水を注さないの…」
ファーラ姫「そちらが総力戦ならこちらは受けて立つだけよ!」
甲児「姫さんの言う通りだぜ! こっちだって、この大一番の戦いに覚悟はできているんだ!!」
凱「行くぞ、ゾンダー! この戦いでお前達を倒す!!」
ピッツァ「来い、サイボーグ! バリアを破られた借りは返させてもらうぞ!!」
???(戒道)「………」

<カズマvsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
カズマ「幹部自らのお出ましとはどうやらゾンダーもケツに火が点いたようだな!」「だったら、俺が煽っててめえらをケツから丸焼きにしてやるぜ!!」

<ブレスvsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
ブレス「フン…敵のサイズから見て、こいつは対艦戦と言ってもいいだろう」
アカネ「だったら、ウチの得意分野だね!」
シホミ「遊んでいる余裕はないわ、アカネ。ゾンダーを倒して、東京の人達を救い出すわよ!」
ホリス「お…今日のシホミさん。随分と頭にきているようですね…」
アカネ「こうなったお姉ちゃんは怖いよ! 覚悟するんだね、ゾンダー!!」

<甲児vsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
甲児「バリアで東京を覆っちまうとはスケールのでけえ事をしてくれるぜ!!」「俺をびっくりさせてくれたお礼だ! てめえら、まとめて退治してやるぜ!」

<竜馬vsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
竜馬「来い、機界四天王! お前達が4人で来るのならこちらは3つの力で相手をしてやる!」

<アキトvsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
アキト「さすがはゾンダーの幹部…! すごいパワーだ!!」「だけど、俺達が怯んでいたら東京の人達は救えない! やるしかないんだ!!」

<凱vsピッツァ>
ピッツァ「サイボーグ! お前との因縁も今日で終わりだ!」
凱「それはこちらのセリフだ! お前達が総力戦で来るのならこちらも全力で迎え撃つ!」「この地球をお前達ゾンダーに渡しはしないぞ!!」

<凱vsペンチノンorポロネズorプリマーダ>
凱「こいつらがゾンダーの幹部だとしたらその上にそれを統率する者がいる…!」「それが護の言っていたさらなる恐ろしい敵なのか…!」

<ビッグボルフォッグvsペンチノン>
ペンチノン「ウイィィィィ、紫のロボットめ! 今までよくも私の邪魔をしてくれたな!」
ビッグボルフォッグ「それが私の任務です…!」
ペンチノン「任務…心地のいい響きだ…。紫のロボット、礼代わりにお前は私の手で葬ってやろう!」

<宗介vsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
宗介「民間人を巻き込む無差別破壊とは…。戦争にもルールがある事をお前達に教えてやる」

<黄金vsピッツァorペンチノンorポロネズorプリマーダ>
黄金「くそっ! こいつらは何のために人間を機界化するんだ!?」「理由がはっきりしない所はガルラよりもやっかいだぜ!」

<ピッツァ撃破>
ピッツァ「こ…この私がこんな場所で敗れるというのか!」「この私が大空で負けるのか!!」
凱「ピッツァ! 空に生命を懸けてきたのはお前だけじゃない!」
ピッツァ「くっ…!」
凱「お前にはわかるまい! 守るべき者のために戦う心…俺達の勇気が!!」
ピッツァ「ユウキ…有機…勇気…。私は…赤の星で…」
ブレード「赤の星…その言葉、聞き覚えがある…。そうか…!」
ピッツァ「守るべきもの…使命…。私の…私の名は…!!」
〔敵ユニット撃破〕
凱「ピッツァ…。お前は何を言おうとした…」

<ペンチノン撃破>
ペンチノン「ウイィィィィ! まだだ…まだ私の使命は果たされていない!」「私は…私は…!!」
〔敵ユニット撃破〕
ビッグボルフォッグ「ペンチノン…敵ながら任務に殉じたお前に敬意を払おう…」「だが、この地球をゾンダーに渡すわけにはいかないのだ…!」

<ポロネズ撃破>
ポロネズ「いかん…! これ以上の戦闘は不可能か…!」
※※まだプリマーダ健在の場合、セリフ追加※※
プリマーダ「ここは退け、ポロネズ! 後は私が引き受ける!」
ポロネズ「すまん、プリマーダ…」


<プリマーダ撃破>
プリマーダ「そ、そんな…! この私がこんな醜いロボット達に負けるなんて…!」
※※まだポロネズ健在の場合、セリフ追加※※
ポロネズ「プリマーダ、退くのだ! ここは私に任せろ!」
プリマーダ「く…!」


<敵全滅・勝利条件達成>
ルリ「周辺に敵影ありません」
ユリカ「これで終わったの…?」
凱「護からの連絡は!?」
シホミ「護君の現在位置は…東京タワー付近です!」
宗介「では、護の言う恐ろしい敵とはあそこにいるのか…」
護「うわああああああああっ!!」
宗介「どうした、護! 応答しろ!!」
凱「護ーっ!!」
〔凱、東京タワーへ移動〕
ブレス「各機は周辺の警戒に当たれ! DボゥイとAS隊は東京タワーへ向かい護を保護しろ!」
ブレード「ラーサ!!」
カズマ「くそっ! いったい何が起こるってんだよ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

関東エリア
東京タワー/地下
マオ「東京タワーの地下にこんな空間があったなんて…」
クルツ「姐さん…護の通信機の反応はこの先からだ」
マオ「覚悟はいいかい、みんな…? この先には護の言ってた恐ろしい敵ってのが待ってるんだからね」
宗介「まて、マオ! 何かいるぞ…!」
???(ピッツァ)「来たか…」
凱「ピッツァ! 生きていたのか!!」
クルツ「だったら俺がとどめを刺してやる! 行くぜ!!」
ブレード「待て! その男を撃つな!!」
マオ「Dボゥイ…! 相手はゾンダリアンだ、倒せるときに倒すんだよ!」
ピッツァ「テッカマン…敵である私に情けをかけるか…」
ブレード「俺には、この男は殺せない…。本来の記憶を取り戻しつつあるこの男を殺させはしない!!」
凱「どういうことだ、Dボゥイ?」
ブレード「こいつは俺と同じだ…。ゾンダーに支配され、その先兵となった人間の成れの果てだ」
凱「何…!?」
クルツ「じゃあ、こいつ…生まれながらのゾンダーってわけじゃないのか…」
ピッツァ「………」
ブレード「ラダムが他の生命体からテッカマンを生み出すように」「ゾンダーも自分達が機界化した星からその手足となって働く者を作り出すんだ」
ピッツァ「ラダムの支配を脱したテッカマンよ…どうやら、今の私はお前と同じ存在のようだ…」
凱「ピッツァ…」
〔振動音〕
〔画面、振動〕

宗介「地震か…!」
マオ「違う…! 震源地はごく浅い場所だ!」
ピッツァ「始まったか…」
凱「何が起きているんだ、ピッツァ!」
ピッツァ「急げ、サイボーグ…。このままでは全てが取り返しのつかないことになる…」
【シナリオエンドデモ終了】


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