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第1部エピローグ

~「聖バレンタインの光」と新たな戦い

連合宇宙歴100年2月14日。
新・国際連合安全保障理事会は、
反地球連合体「木連」の地球侵攻を
補助したとしてプラントへの
武力制裁を可決した。
それより直ちに攻撃艦隊が
L5宙域へ送り込まれたが、
艦隊には一部将兵の独断により、
人類間のしようが禁止されている
「核兵器」が装備されていた。

その情報をつかんだ新・国際連合事務局は、
直属の特殊部隊「ヴェルター」に
核攻撃を停止させる指示を与えた。
しかし、機界新種との戦いで消耗していた彼らは
ラダム、イバリューダーならびに
謎の機動兵器の出現により敗退した。
謎のイバリューダー・オーガンの
捨て身の援護により、辛うじて離脱したものの、
「聖バレンタインの光」と呼ばれるこの戦いで、
ブレスフィールド艦長他一名と
テッカマンブレードは行方不明となり、
母艦ナデシコも航行不能となったヴェルターは
事実上、崩壊した。

そして、止める者もいないまま核は
プラントの食糧生産コロニー
「ユニウスセブン」を襲い、
24万3721名の犠牲者が生まれた。

マリーメイア軍の鎮圧、トカゲ戦争の終結、
ゾンダーの脅威の払拭により、
着実に平穏への道を進みつつあった人類は、
この2月14日の惨劇により
再び泥沼の戦いを始める事となったのである。

                 ~宇宙開発公団史料室編
        「宇宙開発白書」第一章最終ページより抜粋



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