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No.26
勇気ある戦い


サブタイトル
「勇気ある戦い」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
〔敵ユニット出現〕
カズマ「な、何だよ、ありゃ!?」
〔カーソル、Zマスターを指定〕
黄金「木星からバケモノが…!」
甲児「デカいなんてもんじゃねえ! こいつ、何者だ!?」
J「ヤツが機界31原種の全集合体…Zマスターだ!」
凱「Zマスター…」
J「原種達は31体にして一つの存在。それぞれが全宇宙の機界昇華を司るZマスターの一部なのだ」
戒道「まさか…原種がクリスタルから再び再生するとは…!」
麗雄「どうやら原種もザ・パワーの力を利用しているようだ!」
幻竜神「では、我々がザ・パワーによって奇跡の合体をしたように…」
強龍神「奴もとてつもなくパワーアップしてるって事か!」
Z「心弱き者共よ。無限の力によってマスタープログラムは再結合を果たした…」「この力を、見るがいい」
〔光線の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

マイク「す、すごいパワーだもんね!」
ビッグボルフォッグ「やはり、ザ・パワーの力を使っているようです!」
アリア「研究対象8986513287421057、無限の力、ザ・パワー…記録開始」
カズマ「何が記録開始だ! お前のおかげで、あの野郎は合体しちまったんだぞ!」
アリア「お前って呼ぶな! あたしにはアリアって名前があるんだから!」「それに警告したじゃない! 早く逃げろって!」
ユリカ「じゃ、じゃあ…お言葉に甘えさせてもらいます!」
アリア「そうはいかない…!」
〔敵ユニット出現〕
メグミ「あのメカは!?」
ルリ「データ照会…該当する機体はありません」
プロスペクター「ふむ…どうやらアリア嬢のお仲間のようですな」
ゴート「奴らは何をする気だ!? ナデシコに向かってくるぞ!」
アリア「研究対象、4214482003160221、古代太陽系文明の遺産…」「私てもらうよ」
ユリカ「古代太陽系文明の遺産って…」
イネス「私達が演算ユニットと呼んでいる物体の事だと思われるわ。どうやら、あの子もあれが欲しいようね」
アキト「冗談じゃない! あれは誰にも渡さずに木星に捨てると決めたんだ!」
アリア「勝手に決めないでよ! あれもあたし達のものなんだから!」
カズマ「じゃあ、お前…古代の太陽系文明の人間なのか!?」
アリア「『お前』じゃない! アリア!」
Zマスター「知の記録者よ、我らの力の次はザ・パワーを記録するか…!」
アリア「その通りよ。だから、Zマスター…あんたはその力をあたし達に見せてよね」
Zマスター「いいだろう。お前達を滅ぼすのは緑と赤の星の遺産を消去してからだ」
〔敵ユニット出現〕
デュオ「ゾンダーロボまで出てきやがったぜ!」
ノアル「ちっ…! 原種のバケモノ親玉に正体不明の敵までいるとはたまったもんじゃねえぜ!」
ミヒロ「そんな…アリアさん! アリアさんは私達の味方じゃないの!?」
アリア「…ごめんね、ミヒロ…。あたしだってミヒロやお姉ちゃん達にひどい事、したくないよ…」「でも、ごめん! どうしても対象421448200316022は手に入れなきゃならないの!」
カズマ「上等だ! てめえには聞きたい事が山ほどある! そっちがその気なら返り討ちにしてやる!」
ユリカ「ど、どうしましょう、大河長官!?」
大河「うろたえるな、諸君!」「全宇宙の機界昇華を目論む原種も演算ユニットを狙う彼女も見逃すわけにはいかない!」「人々の幸せや平和を脅かすあらゆるものと戦う…それが我々ヴェルターの使命だ!」
凱「長官の言う通りだぜ! 俺達は負けるわけにはいかない!」
竜馬「そうだ! 平和を願う人々のためにも!」
ブレード「俺達を信じ、生命と願いを託した人達のためにも!」
護「お父さん、お母さん、華ちゃん…僕達、戦うよ!」
Zマスター「来るか…心弱き者共よ。ならば、己の無力さを思い知らせてくれよう」
凱「行くぞ、Zマスター! 全ての決着をつける!!」
<戦闘開始>

<1EP>

麗雄「猿頭寺君、フリーマン君! Zマスターの分析はどうなっている!?」
猿頭寺「エネルギー総量、あまりにケタ違いです! このままZマスターに攻撃しても効果はありません!」
フリーマン「海の角砂糖を溶かすようなものだ。あのザ・パワーをどうにかしなければこちらの攻撃は一切無駄になる」
火麻「弱点はねえのかよ! あいつにダメージを与えられる場所は!?」
Zマスター「心弱き者共よ、どこまでもむなしくあがき続けるか…」
J「むなしいあがきかどうかはまだわからんぞ!」
ブレード「俺達はまだ生きている! 生命ある限り、勝機はある!」
Zマスター「ならば、その希望…我が摘み取ってくれよう」
〔光線の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔味方機にダメージ〕

ジュン「な、何だよ、あれ!?」
ルリ「Zマスターからの攻撃です。高密度のエネルギーを放射しているようです」
キャレット「エネルギーノ 増大ヲ 確認。被害ノ 拡大ガ 予想サレマス!」
シホミ「次の攻撃は、さらに多くの機体が狙われるって事!?」
麗雄「スワン君! エネルギーの流れを調べるんだ! 取り返しのつかない事になる前に!」
スワン「は、はい…!」
命「あ、ああ…」
レディ「どうした、命!? 気をしっかり持て!」
命「は、はい…! すいません!」
Zマスター「フフフフフ…ハハハハハハ! いつまでもちこたえられるかな?」

<2EP(以降、毎EP)>
〔光線の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔味方機にダメージ〕


<敵16機以下or3EP・味方援軍1&第3軍増援1出現>
〔第3軍ユニット出現〕
ラング「マスタープログラムが結合を果たすとはな…」「やはり、この星系はゾア総司令がおっしゃられる通り特別の意味があるようだ」
アリア「イバリューダー…! 奴らも来たのね!」
Zマスター「あわれな漂流者イバリューダー…お前達にも有機生命体の本能が残されていたようだな」
ブレード「有機生命体の本能…!? では、イバリューダーもアーマーの下に本体があるのか!?」
ラング「黙れ、マスタープログラム! 我々イバリューダーはこの宇宙に適応した完璧な生命体!」「ラダムにも貴様ら原種にも屈する事ない宇宙の支配者だ!」
オーガン(オリジナル)「そうではない、ラング…!」
〔味方ユニット出現〕
ラング「オーガンか!」
オーガン(オリジナル)「ラング…! 我々、イバリューダーは完璧な生命体ではない…」「我々は力を手に入れた過程で大事なものを失った! それが何よりの証拠だ!」
ラング「オーガン! それを求めて貴様はイバリューダーを裏切ったか!」「だが、忘れるな、オーガン! 我らはこの宇宙からラダムを滅ぼし生きねばならん!」「それがアイバの遺志だ!」
アキ「アイバって!?」
カズヤ「アイバ…相羽タカヤ…! Dボゥイさんの名字じゃねえか!」
ブレード「イバリューダーのヘッド・デトネイター! お前は相羽孝三を知っているのか!?」
ラング「その名はイバリューダーの歴史の中に刻まれた始祖の名! なぜ、貴様がそれを知っている!?」
凱「どういう事だ!? Dボゥイの父親がイバリューダーの始祖だと!?」
ブレード「それがザ・パワーの中で聞いた父さんの罪なのか…!?」
Zマスター「心弱き者共…そして、心無き者共! 共に消滅するがいい!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

Zマスター「機界昇華は進化の必然。これを受け入れる事を拒み、マイナス思念を発し続ける者…」「すなわち、心弱き者共に大宇宙と共存する資格はない」「そして、心を失い破壊の使徒となった者は我の力で消去する」
ラング「マスタープログラムめ! イバリューダーは機界昇華を認めん! この宇宙は我らのものだ!」
ブレード「オーガン! これはどういう事だ!?」
オーガン(オリジナル)「今はマスタープログラムの停止が先決だ。私も戦おう」
ラング「攻撃目標はこの星系の人間共と原種の両方だ! かかれ!!」
〔Zマスター頭部に爆発〕
〔画面、振動〕

Zマスター「イバリューダー…! あくまで我に抵抗するか!」
命「ああっ!」
麗雄「どうした、卯都木君!?」
命「い、今…わかりました! Zマスターのエネルギーの流れが!」
大河「何っ!?」
命「Zマスターはあの木星とつながった部分からザ・パワーを吸収しています!」「そして、吸収されたザ・パワーはZマスターの心臓部を介して全身に分配されているんです!」
火麻「という事は!?」
J「その流れに乗ればZマスターの内部に侵入できるというわけか…!」
※※「キングジェイダー」の場合、セリフ追加※※
〔J、変形〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

凱「J!」
J「勇者達よ! 私がZマスターの体内に侵入する! 援護は任せたぞ!」
鉄也「あいつ、死ぬ気か!?」
J「元より、この生命は捨てたも同然! 奴を葬る事が出来るのなら惜しくはない!」
護「戒道!」
戒道「僕もJと同じだ。奴を倒すのは僕達の使命だ」
護「でも…でも!」
ブレス「各機、ソルダートJを援護しろ! 彼に全てを賭けるんだ!」
カズマ「何言ってやがる、親父! あいつが死ぬのを放っておけるかよ!」
ブレス「黙れ、カズマ! …あの男っは声明を懸けての戦いに挑んでいる…!」「俺達にできることはあの男の生命を意味あるものにするだけだ!」
カズマ「親父…」
ブレード「ここが…あの男の生命を懸けるべき場所なのか…」
大河「ヴェルターの諸君! 全宇宙に生きる生命の存亡をソルダートJと君達に賭ける!」「私からの指令は唯一つ…勝利だ! 以上!」
ヒイロ「任務了解…!」
甲児「こうなりゃ原種も記録者もイバリューダーもまとめて相手をしてやるぜ!」
凱「頼むぞ、J!」
J「フ…凱よ、言っておくが私は死ぬつもりはない」「お前と決着をつけるという約束もある。必ず戻ってこよう!」
凱「その言葉…信じさせてもらう!」
トモロ「突入ポイント、確認」
〔カーソル、目標地点を指定〕
戒道「行こう、J」
J「ジェイアーク、最大戦速! 目標、ザ・パワー吸収地点!」

<カズマvsアリア>
アリア「お前はその機体から降りろ! ミヒロはあたしのものだ!」
ミヒロ「ア、アリアさん…!?」
カズマ「ふざけんじゃねえ! 人の妹を勝手に自分のものにすんじゃねえ!」
アリア「あんたなんか大っ嫌いだよ! ミヒロもお姉ちゃん達も絶対にあんたから奪ってやるんだから!!」

<ブレスvsアリア>
ブレス「待て、アリア君! 君はいったい何者なんだ!? 俺達の家族とどんな関係がある!?」
アリア「………」
ブレス「何か事情があるなら力を貸そう。私達は君に何度も助けられているのだから」
シホミ「そうよ、アリアちゃん。だから、もう戦うのはやめて」
アカネ「あたし達、あんたの事…何だか他人だと思えなくて…」
アリア「ごめんなさい! でも、あたし…使命を果たさないとしかられちゃうんです!」「だから…ごめんなさい! なるべく優しく攻撃します!」

<ヒイロvsアリア>
アリア「こっちの動きが読まれている? 未来予測システム!?」
ヒイロ「お前の動きはゼロが教えてくれる。逃げても無駄だ」
アリア「何それ!? そんなシステムがあるなんて、やっぱり、この星系に来てよかった!」

<甲児凱vsアリア>
甲児「どうなってんだよ、彼女! 君は俺達の味方じゃねえのかよ!」
アリア「そんな事、言ったって仕方ないのよ! こっちにだって理由があるんだから!」「…でも、あなたの機体も面白そうね。よかったら、あたしに貸してよ! 有効に利用するから!」
甲児「冗談じゃねえぜ! カイザーはおじいちゃんから託された大事なものだ!」「誰に頼まれようと渡すわけにはいかねえ!!」

<竜馬or隼人or弁慶vsアリア>
アリア「おかしいなあ…。調査対象281104は既にコンプリートのはずなのに…」「若干、データと違ってる。どういう事なのよ、これ…?」
竜馬「聞きたいのはこちらの方だ! 君の目的は何だ!? 君は知の記録者と呼ばれる者なのか!?」
アリア「調べるのは、あたしの仕事! あんた達に質問する権利はないのよ!」「いいわ! こうなったらその機体も捕獲して徹底的に調べてあげるわ!」

<アキトvsアリア>
アリア「研究対象42144820031602222、お前達を捕獲する」
アキト「お、お前達って!?」
ルリ「42144820031602221が古代太陽系文明の遺産…つまり、演算ユニットであるとしたら…」「その次の番号はそれに関係するものと思われます」
イネス「演算ユニットのシステムを使う者…生体ボソンジャンプ可能な人間…つまり、艦長とアキト君と私ね」
ユリカ「そ、そんなーっ! あたしをさらっていいのはアキトだけなのに!!」

<凱vsアリア>
凱「君は原種と戦っていたはずではなかったのか!?」
アリア「原種のデータはコンプリートしてもあのザ・パワーはまだなのよ!」「それに原種を消去する事に熱心だったのは、あの人達の方であたしには関係ないのよ!」

<Jvsアリア>
アリア「赤の星のデータナンバーは…」
J「思い出したぞ! 貴様達、知の記録者の存在を!」
アリア「それがどうしたってのよ!? あたしだって、あなたと同じように使命ってものがあるんだから!」

<宗介vsアリア>
アリア「へえ…あんたの機体、何だか面白いシステムを積んであるみたいね…」
宗介「ラムダ・ドライバの事を言っているのか…!?」
アリア「やっぱり、この星系は面白い! 長旅を我慢した甲斐があったって報告しなきゃ!」

<ブレードvsアリア>
アリア「ラダムの支配を脱したテッカマンは貴重なデータになる…! 悪いけど、あなたも捕獲させてもらうよ!」
ブレード「何の目的かは知らないがこの身体も心も俺のものだ! 誰にも渡しはしない!」

<黄金vsアリア>
アリア「研究対象5036532481220324、古代アルテア文明の遺産…」
黄金「ゴライオンの事か!?」
ファーラ姫「あなたはゴライオンとそれを造り上げた文明を知っているのですか!?」
アリア「データ、コンプリート確認。その機体に用はない! よって破壊する!」

<オーガン(オリジナル)vsアリア>
アリア「心を持ったイバリューダーなんて完全なイレギュラーね! 貴重なサンプルになりそう!」
オーガン(オリジナル)「知っているぞ、お前達の目的は! だが、私のこの身体と意志…既に受け継ぐ者は決まっている!」

<アリア撃破(1回目)>
アリア「こ、このまま帰ったら、またお仕置きされちゃうよ…!」
〔アリア、回復〕
カズマ「ちっ…しぶとい奴だぜ!」
ミヒロ「やめて、アリアさん! 私…アリアさんと戦いたくないよ!」
アカネ「そうだよ! あんた、あたし達を何度も助けてくれたじゃない!」
アリア「ごめんね、ミヒロ…ごめんね、チイ姉ちゃん…」「でも…やらなくちゃならないの! それがあたしの使命だから!」

<Jが目標地点へ到達・敵増援1出現>
トモロ「目標地点に到達」
J「これよりZマスター内部へ侵入する!」
アリア「そうはさせない! まだザ・パワーの記録は終わってないんだから!」
カズマ「あいつ!」
〔アリア、Jへ接近〕
〔カズマ、Jへ隣接〕
〔アリア、カズマへ攻撃〕
〔カズマに爆発〕

カズマ「うおわっ!」
ブレス「カズマ! ミヒロ!」
カズマ「俺達は大丈夫だ!! …J、早く行け!」
J「感謝するぞ!」
〔味方ユニット離脱〕
アリア「お前…! よくも…よくも!!」「よくもミヒロを危ない目にあわせてくれたね!」
ミヒロ「アリアさん!」
アリア「ミヒロ、我慢してね! 今、コックピットを潰して助けてあげるからね!」
カズマ「まずい…! 脱出しろ、ミヒロ!」
ミヒロ「いや! お兄ちゃんをおいて逃げるなんて!」
ブレス「カズマ!!」
〔ブレス、カズマへ隣接〕
アリア「そんな! どうして、カズマをかばうのよ!?」
ブレス「カズマもミヒロも俺とユウミの子供だ! 殺させはしない!!」
〔コンピュータの動作音〕
〔プログラムの動作音〕

キャレット「!」
シホミ「キャレットが何かに反応してる!」
アカネ「これって…月の時と同じ!?」
ホリス「あの時はヴァルストークの隠された機能が目覚めました…。今度は何が起きるんです…!?」
キャレット「バトルフォーメーション、パターン・クロス!」
カズマ「パターン・クロス!?」
ブレス「こ、これは…!?」
〔カズマ、合体〕
〈機体名変更〉
シホミ「ヴァルストークとヴァルホークが…」
アカネ「合体しちゃった!」
ミヒロ「見て、お兄ちゃん! モニターに何か表示されてる!」
カズマ「ヴァルガード…それがこいつの名前なのか…!?」
ブレス「カズマ! コントロールはヴァルホークのコックピットにあるようだ!」「操縦はお前に任せるぞ!」
カズマ「おう! こういうのは二度目だからな! もう慣れたぜ!」
アリア「そんな…! どうしてヴァルストークにそんな機能があるのよ!」
カズマ「おせえっ!!」
〔カズマ、アリアへ攻撃〕
[イベント戦闘「カズマvsアリア」]
アリア「きゅああああああああっ!!」
ミヒロ「アリアさん!」
カズマ「心配するな、ミヒロ! コックピットは外している!」
アリア「お前…!」
カズマ「あいつには借りがあるからな…手荒なマネはするつもりはねえよ」「どういう事情があるか知らねえが俺は恩人の生命を奪う気にはならねえぜ」
アリア「宇宙の怖さ、一人の人間の弱さ…、そして、生命の大切…」
カズマ「へえ…わかってるじゃねえか、スペースマンの心意気が!」
アリア「うるさい、うるさい、うるさい!! お前なんかに情けをかけられてたまるか!!」
〔アリア、マップ端へ移動〕
アリア「覚えてろ、馬鹿カズマ! あたしはお前を倒して、ミヒロやお姉ちゃん達と暮らすんだ!」
カズマ「どういう事だ、そりゃ! 俺と親父はどうでもいいのか!?」
アリア「あたしは絶対にお前を認めない! お前なんか消えちゃえばいいんだ!」
〔敵ユニット離脱〕
カズマ「何なんだよ、あいつは…」
アカネ「あたし達は欲しくて、父さんやカズマは要らないって事なの…?」
ホリス「あの…私の立場は…?」
ブレス「詮索は後だ! まずはZマスッターの相手が先だ!」
凱「ジェイアークは…!? Jはどうなった!?」
J「私は…ここだ!」
〔Zマスター心臓部に爆発〕
〔画面、振動〕

Zマスター「ぬ、ぬおおお!! 馬鹿な!!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕
〔味方ユニット表出〕

凱「J、生きていたか!」
J「当然だ。貴様との約束を果たすまでは死ぬ気はない…!」
クルツ「見ろよ! 木星からバケモノへ流れるザ・パワーが途切れていくぜ!」
マオ「これで奴のエネルギーも無限じゃなくなるね!」
ルリ「エネルギーレベルのダウンを確認。最もレベルが低い地点はあそこです」
〔敵ユニット出現〕
Zマスター「ぬうう…ソルダートJめ! 我が心臓を傷つけたか!」
J「その通りだ! これで貴様はザ・パワーを身体に行き渡らせる事はできまい!」
鉄也「そして、あの地点を攻撃すれば通用するという事か!」
Zマスター「マイナス思念は宇宙に滅びを与える…」「生命体はマイナス思念を持たぬ機界生命体ゾンダーへと昇華されるべきなのだ」
J「マイナス思念と呼ばれる負の感情こそ生きている証。それなくしてなんお生命か!」
Zマスター「だからこそ生命体は機械と融合を果たした! 次なる次元に向かうために!」
オーガン(オリジナル)「それは違う…! 心無き世界に意味などない!」
甲児「怒って、泣いて、憎んで、恨んで! そして、笑って、楽しんで、喜んで俺達は生きているんだ!」
アキト「機械になっちまったら料理も作れないし…」
ユリカ「恋もできないじゃないですか!」
宗介「ストレス除去は望ましい。だが、人の心を消すお前のやり方は感情の虐殺に過ぎん」
ブレード「機界昇華のマスタープログラム、Zマスター!」「人が人である限り、お前の存在を許すわけにはいかない!」
凱「宇宙に必要なのは、お前達の機界昇華じゃない…! 俺達の熱い勇気だ!」「それをマイナス思念を呼ぶのなら滅ぶべきはZマスター…お前の方だ!!」

<カズマvsZマスター>
カズマ「光栄に思えよ、Zマスター! このヴァルガードの力、最初に食らう事ができるんだからな!」
Zマスター「うかつだった…知の記録者の力が、この星系にまで及んでいたとは」
ブレス「カズマ! トレイラー心得、壊れたものは直せ、直らなければ潔く捨てろ、だ!」
カズマ「了解だ、親父! ヴァルガードのパワー、俺が使いこなして見せるぜ!」

<ヒイロvsZマスター>
Zマスター「我の前でも臆せぬか。心弱き者共の中でもお前は特別のようだな」
ヒイロ「俺が特別だとしたら俺に力を与えてくれる人間がいるからだ」「俺にとっては、その女こそがこの宇宙で最も強い存在だ」

<甲児vsZマスター>
甲児「原種の野郎はやたらとデカかったがさすがに親玉はスケールが違うぜ!」
Zマスター「この広大な宇宙の前には人間の存在など小さなものだ」「だが、安心するがいい。機界昇華により心弱き者共も救われるのだ」
甲児「言っている事がメチャクチャだぜ! 俺達にとっちゃお前の存在が一番のストレスなんだよ!」

<鉄也vsZマスター>
鉄也「あいにくだったな、Zマスター! お前の言うストレスなんてものに俺は負ける気はないぜ!」
Zマスター「強がりを言うのはやめろ。どんな人間でも心の奥底にマイナス思念は存在する」
鉄也「そのマイナス思念とやらに飲まれるほど人間は弱くないって事だ! つまり、お前の存在は不要だぜ!」

<竜馬or隼人or弁慶vsZマスター>
竜馬「いくらお前が無限の力を手に入れようと負けるわけにはいかない!」
Zマスター「心弱き者共よ、恐怖と絶望に震えながら戦うか」
竜馬「だが、その恐怖を俺達は超える! それができるのが人間の強さ…お前が認めない人間の心の力だ!!」

<アキトorユリカvsZマスター>
Zマスター「マイナス思念を発する者共よ、機界昇華こそが、お前達を絶望から救うものだ」
アキト「確かに俺…憎んだり、怒ったり、色々あったけど…」
ユリカ「でも、アキトは最後にはあたしっていうステキな恋人を見つけたもんね!」
アキト「そうじゃねえ! 俺が見つけたのはマイナスに負けない強いプラスの心だ!」
ユリカ「そう! 愛の力がある限り、機界昇華なんて絶対にさせませんから!」

<凱vsZマスター>
Zマスター「緑の星の遺産を使う者…その心を我は砕く」
凱「俺の身体には多くの人達の想いが込められている…!」「母さん、カイン…そして、俺達の勝利を信じる人々…! それがある限り、俺は負けない!」
Zマスター「Gストーンの力が増していく…。この力も無限なのか…!」
凱「その通りだ! 俺の勇気は無限! 人間の心に限界はないんだ!!」

<JvsZマスター>
J「行くぞ、Zマスター! 今こそ我らの使命を果たす時だ!」
Zマスター「赤の星の戦士よ。一度はゾンダリアンとなったお前こそマイナス思念に屈した者だ」
J「…私は敗北の絶望によりその心をゾンダーに支配された…」「だが、だからこそ戦う! その弱い自分を乗り越え、戦士としての生き方をまっとうするためにな!」

<宗介vsZマスター>
宗介「俺も学校に通い、ストレスというものの存在を知った」「そして、ある人物曰くどうやら俺はストレスの種らしい」
Zマスター「そのストレスこそが有機生命体にとって最大の敵であるのだ」
宗介「だが、千鳥はこうも言っていた。ストレスのまったくない生活なんて味気ないともな」「お前の極端なやり方は否定すべきだ。よって、俺はお前を倒す…!」

<ブレードvsZマスター>
ブレード「心を失った人間は既に人間ではない! ラダムのテッカマンを見ればそれもわかるはずだ!」
Zマスター「機界昇華を阻むムシ共か。だが、いずれはテックシステムをはぎあの者共も機界化してくれる」
ブレード「奴らを倒すのは俺の使命だ! そして、お前を倒すのもヴェルターの一員である俺の役目だ!」

<ブレードvsラング>
ラング「中々やるな、テッカマン! 過去に戦ったテッカマンの中でもその力、一級品だ!」
ブレード「答えてもらうぞ、ラングとやら! 始祖アイバとはどういう事だ!?」
ラング「ラダムの支配を脱したとはいえお前が知るべき事ではない!」「ラダムのテックシステムより我らのソリッドアーマーの方が優れている事を力で教えてやるわ!」

<オーガン(オリジナル)vsZマスター>
オーガン「マスタープログラムよ…。お前も本来の役目から逸脱し人の心を理解できなくなったか…」
Zマスター「心失いし者、イバリューダー…汝らに真の安らぎを与えられるのは機会昇華だけだ」
オーガン「違う! 私の求めていたものは弱さも強さもあわせて持つ人の心だ! それをお前に渡しはしないぞ!」

<オーガン(オリジナル)vsラング>
オーガン(オリジナル)「ラング! この星系にはイバリューダーが失ったものがある!」
ラング「貴様の言う『心』などイバリューダーには必要ないわ!」
オーガン(オリジナル)「それだけではない! それ以上の何かが、この星系にはある! 私はそれを確かめたいんだ!」
ラング「ムシのいい話を! イバリューダーを裏切った時点で貴様は死す事が決まっているのだ!」

<黄金vsZマスター>
Zマスター「心弱き者共よ、それでも我に向かってくるか」
ファーラ姫「確かに人間は弱い存在であるかも知れない…」
黒銅「それは確かにお前さんの言う通りだと思うぜ」
錫石「だけど、人間は一人じゃないんだ!」
青銅「そうだ! 俺達5人のように力を合わせる事だってできるんだ!」
黄金「行くぞ、Zマスター! 一つになって俺達5人の心が弱いか、確かめてみろ!」

<ラング撃破>
ラング「ちいっ…! これはどうやら本隊の到着を待たねばならんようだ!」
オーガン(オリジナル)「待て、ラング! やはりイバリューダーの本隊はこの星系に来るのか!?」
ラング「全てはゾア総司令のお導きだ! オーガン! この星系こそがラダムと我らの決戦の場となる!」「始祖アイバの願いを忘れるな! イバリューダーはこの宇宙を手に入れねばならぬのだ!」
〔第3次ユニット離脱〕
オーガン(オリジナル)「ラング…」
ブレード「イバリューダーの宇宙支配が父さんの願いだと…。どういう事なんだ…」

<Zマスター撃破・勝利条件達成>
〔敵ユニット撃破〕
※※まだラング健在の場合、セリフ追加※※
ラング「どうやらここまでのようだ。後は本隊の到着を待ってからだな」
オーガン(オリジナル)「待て、ラング! やはりイバリューダーの本隊はこの星系に来るのか!?」
ラング「全てはゾア総司令のお導きだ! オーガン! この星系こそがラダムと我らの決戦の場となる!」「始祖アイバの願いを忘れるな! イバリューダーはこの宇宙を手に入れねばならぬのだ!」
〔第3次ユニット離脱〕
オーガン(オリジナル)「ラング…」
ブレード「イバリューダーの宇宙支配が父さんの願いだと…。どういう事なんだ…」

Zマスター「ぬ、ぬおおお! こうなれば…もう一度、あの星へ降り無限の力で再生を図る!」
J「そうはさせん!」
〔J、Zマスターがいた地点へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

凱「何をする気だ、J!?」
J「Zマスターよ! お前に再生んする時間は与えぬ!」
Zマスター「な、何をする!?」
戒道「ザ・パワーは滅びの力でもある」
J「それを忘れたのは愚かだったな」
ブレード「まさか、奴は!?」
J「その通りだ。私がバイパスとなり、貴様の全身にザ・パワーを流し込んでやる」「その弱った身体で無限のエネルギーを受け止められるか試してみるがいい!」
トモロ「ザ・パワー全開」
J「ぬおおおっ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕

大河「キングジェイダーが…!」
麗雄「ザ・パワー…その無限のエネルギーの過剰吸収はZマスターの全身を絶対崩壊の臨界点へと導く…」「だが、それはバイパスとなったキングジェイダー自身も同じだ…」
凱「J!」
J「凱…決着はいずれつける…。貴様も死ぬな…」
護「戒道!」
戒道「ラティオ…こうなってはもうザ・パワーの流れを止める事はできない」
護「でも、それじゃ戒道は!?」
戒道「心配ない…地球のみんなを頼む…」
護「わかった! だから、戒道も死なないで!」
戒道「ありがとう……地球の友達…」
スワン「Zマスターのエネルギー総量! さらに上昇! 計測域を突破!!」
大河「各機、離脱! この宙域から後退しろ!!」
〔光線の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕

トモロ「J…アルマ…」
J「我々は最後までいっしょだ…」
戒道「僕らの目的は、これで達成される…」(母さん…)
Zマスター「我は滅びる…。だが…」
〔爆発音〕
〔画面、赤く発光〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
???
???(オメガ)「…そうか。マスタープログラムは第5惑星で消滅したか」
ソード「は…これで全宇宙の機界昇華は停止する事となります」
???(オメガ)「フフフ…我らラダムにとって最大の障害の一つが労せずに消えるとはな」「ブレードとその仲間を泳がせておいた甲斐があったようだ」
エビル「………」
???(オメガ)「エビルよ…。お前は不満のようだったが、今回の件で私は一つの結論に達した」
ランス「と言いますと?」
???(オメガ)「この宇宙を渡り歩き、我らの肉体として相応しい生物を探してきたが…」「ゾンダーを打ち破ったこの星の人間こそがテックシステムの素体に最適であると言えよう」
ソード「私も同意させていただきます、オメガ様」
ランス「では、ラダム樹の花が咲く日こそが我らにとって始まりの時…」「完成したテッカマン軍団の前にはイバリューダーのソリッドアーマーも恐れるに足りずでしょう」
???(オメガ)「そして、その日は近い…。ソード、ランス…お前達はラダム樹の繁殖を急ぐのだ」「そして、エビル…。お前を随分と待たせてきたがそれももう終わりだ」
エビル「では…!?」
???(オメガ)「そうだ。裏切り者ブレードを始末しろ。やり方はお前に任せよう」
エビル「ありがとうございます…。このエビル…奴を殺す事ができる喜びに胸が躍ります」
???(オメガ)「全てはこの星系で決する。この太陽系こそが我らラダムの新たなる母星となろう…!」

太陽系エリア
???
ゾア「そうか…。マスタープログラムが消滅したか」
ラング「は…! これで我らとラダムの戦いの邪魔をする者はありません」
ゾア「お前の部下のオーガンとやらは始末できたのか?」
ラング「いえ…奴めはあの星系の人間の手を借りこちらに抵抗しましたゆえ…」
ゾア「まあ、いいだろう。いつものように我らに背く者は全て消せ」「結果として全ての生命が失われる事になってもかまわん」
ラング「了解しました。全ての調整が完了しましたら前線部隊を動かします」
ゾア「了解した。後は下がっておれ」
ラング「は…!」
ゾア「あれが太陽系…そして、その第3惑星が地球か…」
???(ミーク)「………」
ゾア「ミーク様、あの星には何があると言うのです?」「このような銀河の辺境に我らが来る意味をお教え願います」
ミーク「今は私にもわかりません…。だが、呼ばれているのです」
ゾア「あの星にですか?」
ミーク「我らを離反したあの者ももしかすると私と同じかも知れません…」

〔放電音〕
アリア「お、お許しください! どうか…どうかお許しください!」
クリティック「アリア・アドヴァンス…8986513287421057のデータ収集失敗の件…」「その身をもって償ってもらおう」
アリア「お許しください! あ、あたし、まだ…あたし、まだ死にたくありません!」
レギュレイト「…もうやめなさい、クリティック。任務には失敗したものの彼女は興味深い素材を回収したのですし…」
クリティック「しかしだ、レギュレイト…あれは我々よりもむしろ『彼ら』が喜ぶものだろう」
インファレンス「そうだろうね。『彼ら』にとって、あれはこの宇宙で最も許しがたい存在だろうからね」
アリア「あ、あの…あたしは…」
インファレンス「許してやるよ、お前。アプリカントに手当てをしてもらえ」
アプリカント「さあ、アリア…こちらへ来るんだ」
アリア「う、うん…ありがとう」
レギュレイト「立てますか、アリア?」
アリア「大丈夫です、レギュレイト様…。ご心配は無用です…」
レギュレイト「そう…」
インファレンス「フフ…」
クリティック「どうする、インファレンス? 約束の時まで、あと一ヶ月ほどになるが…」
インファレンス「細かな不確定要素が気になる。場合によっては、僕達の手でスイッチを押す必要があるかも知れない」
クリティック「では?」
インファレンス「スキエンティアをだすよ。不完全だが、無限の力のデータも試してみたいしね」
クリティック「了解だ。最終調整は私とアプリカントで済ませておく」
インファレンス「フフフ…もうすぐだね。もうすぐ僕達に新しい旅が始まる…」「この星の暦でいう2月14日…その日が僕達の始まりの日になる…」
【シナリオエンドデモ終了】


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