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No.21
送られてきた刺客

【シナリオデモ開始】
地球圏エリア
???
???(オメガ)「ついにマスタープログラムが動き出したか…」
ソード「さらに緑の星の遺産に続き赤の星の遺産までもが先の戦闘で確認されました」
???(オメガ)「伝説の緑と赤の星…。この宇宙に実在していたとはな」
アックス「楽しませてくれる。銀河の辺境のこの星がよもやここまでの戦場になるとはな」
ランス「だが、だからこそこの星がラダム樹の繁殖に最適の地と言えるだろう」
???(オメガ)「そして、この星に生まれラダムの宿命に従わぬ者がいる…」「その名はブレード…!」
エビル「早咲きのラダム樹を消し去った忌々しき音波兵器はブレードの仲間が所持しております」「裏切り者ブレードと奴らの始末、このエビルにお任せください」
???(オメガ)「エビル…お前は機界司令との戦いの傷が癒えていない…。よって、今回は別の者を送る」
アックス「ならば、その役目…このアックスにお任せください」
???(オメガ)「…いいだろう。エビルも依存は無いな?」
エビル「…それがオメガ様のご意思であれば…」
アックス「吉報をお待ちください、オメガ様。そして、エビル様…」「タカヤ坊の首…このアックスが必ずや取ってお見せしましょう」

地球圏エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴99.11.7、航海日誌…」「オービットベースに来て一週間が経ったが、超竜神とアキトさんの手がかりは得られていない」「ミスマル艦長もメグミさん、リョーコさんもそれぞれの形で悲しみを忘れようとしている」「恐ろしいのはESウインドを開く事までできる原種達の存在だ」「麗雄博士の話では原種は既に地球圏に飛来し、活動を開始していると思われるそうだ」「その対策を国連事務局と検討するために大河長官とフリーマンさんは地上に降りている」「そして、もう一つ気になるのはあのゾンダーと戦う謎の女の事だ」「あいつは確かに姉ちゃんの事を『お姉ちゃん』と呼んだ。つまり、俺とも兄妹という事か…?」「あいつの正体については親父の隠し子説以外にも珍説・奇説が飛び交っている」「あれは俺の双子の妹で病院からさらわれたという説から並行世界の俺という説まで色々だ」「だが、どれも決定打ではなくあの親父も珍しく困りきり、それらの説に閉口している」「とりあえず敵でないのは結構だがトレイラーとして一方的に恩を売られるのは、どうにも居心地が悪い」「次に現れた時はあいつの正体を絶対に突き止めてやるつもりだ…と」

地球圏エリア
オービットベース/格納庫
ウリバタケ「どいた、どいた! 補給物資様のおとおりだ! 道を空けな!」「おら、ペガス! 風龍、雷龍! しっかりコンテナ、運べよ!」
ペガス「ラーサ」
雷龍「ちっ…荷物運びに使われてるって知ったら、科学院のヤン博士が泣くぜ」
ウリバタケ「文句をいうんじゃねえ、雷龍! お前、この前は自分で新参者だって言ってたじゃねえか!」「いいか? 新入りってのはまず身体を動かすのが基本だ。しっかり働けよ!」
ゴルディマーグ「そういうこった! 何事も身体が基本だからな! きりきり働け!」
アカネ「ゴルディマーグの言う通りだよ。頭でっかちの口だけ野郎はうちのホリスだけで充分だからね」
風龍「わかりました、アカネさん。さあ、ウリバタケさん…仕事の指示をお願いします」
ペガス「ガンバレ、雷龍」
雷龍「わかったよ、ペガス! やればいいんだろ、やればよ!!」
レビン「何よ、ウリバタケの奴…補給物資が来てから妙に張り切っちゃってさ」
本田「ネルガルに注文していたパーツがやっと届いたんだとさ。まあ、はしゃぐ気持ちはわからんでもない」
レビン「注文していたパーツねえ…。あいつ、エステバリスに妙な改造、しなけりゃいいけど…」
牛山「でも、寂しいですね。エステバリス用ハンガーが一つ空いてしまって…」
本田「アキトと超竜神の消息はわからずじまいか…」
火麻「博士もフリーマンも必死で探したんだけどよ…。どうにも手がかりがなくてな…」
レビン「もう! ウッシーもおやっさんも参謀もそんな顔しないの!」「ユリカ艦長もメグミちゃんもリョーコちゃんも頑張ってるんだから! あたし達もファイトファイト!」
牛山「こういう時、女性は強いですね。見習いたいです」
レビン「そうよ! あたしを見なさいよ! 女心は意外にタフなんだから!」
火麻「いや…お前さんが女心って言うのは色々と問題があると思うんだけどよ…」
本田「だがよ…元気出して欲しいのは俺達よりあいつだよな…」
牛山「護君の事ですか…」
火麻「ああ…自分が元首との戦いに役に立たない事をかなり気にしてるみたいだぜ」「おまけのあのジェイアークに乗っていた原種を浄解した小僧がクラスメートときたもんだ」
レビン「護…ショックで混乱してすっかりふさぎ込んじゃってるわね…」
牛山「彼の名は戒道幾己…。護君のクラスメートで、母親と二人暮らしですが…」「諜報部の調査によりますとその母親は赤ん坊だった彼を拾ったとの事です」
本田「つまり、謎の少年というわけか…」
レビン「でも、それを言ったら護のあの不思議な力は何よ…?」
火麻「それについてだがよ…。今回の地球域で大河長官が護のご両親にお会いするそうだ…」
ゴダード「…っと、ヴェルターさんはこちらでよろしいんでしょうか?」
レビン「あの…どちら様?」
ゴダード「こいつは失礼。自分はネルガルの運送部門のものでして」
本田「ああ…先程のコンテナを届けていただいた方ですか」
ゴダード「それでトイレを借りたいんですが案内していただけないでしょうかね?」
本田「レビン…連れて行ってやれ」
レビン「もう、おやっさん! あたしに男子トイレを案内しろって言うの!?」
火麻「仕方ねえな。俺が連れてってやるぜ、付いて来な」
ゴダード「これは恐れ入ります」
火麻「ところで、あんた…その身のこなし、何か格闘技やってたんじゃねえか?」
ゴダード「まあそれなりにですよ…。フフ…それなりにね…」


地球圏エリア
宇宙空間
腕原種「『脳』はあの施設の破壊に失敗したか…」
肋骨原種「危険なのは、あの哀切自体ではなくあそこにいるヴェルターなる連中だ」
肝臓原種「だからと言って、我ら7人が出向くことになるとはな」
爪原種「どうする? 中に入り込んで、一人一人を八つ裂きにしてやろうか?」
耳原種「いやいや…こちらの意のままに奴らを操ってやるか?」
腸原種「………」
瞳原種「ですが、急がなくてはなりません」
腕原種「わかっている…。奴が現れた今、一刻の猶予もない」
肝臓原種「奴とは…まさか…!?」
瞳原種「そう…我々と敵対する例の者がこの星にも現れたそうです」
耳原種「ちいっ…奴らか…! 我らの事をどこで調べたか知らぬが面倒な連中だ!」
腕原種「ここは私が行く。お前達は不測の事態に備えるのだ」
瞳原種「了解です」
腕原種「待っていろ、ヴェルターとやら。機界最強7原種と言われた我々の力、思い知らせてくれる」「そして、貴様らの目の前でゾンダーメタルプラントを造り上げてやる」

地球圏エリア
オービットベース/メインオーダールーム
〔WARNING〕
レディ「この警報…侵入者か!」
猿頭寺「はい! 何者かがオービットベースの隔壁を破り使節内に侵入しました!」「その数は1! サイズは人間大です!」
ライブル「何と豪胆な! 正面から堂々と乗り込んでくるとは!」
レディ「自分の力に圧倒的な自信があるという事か…!」
麗雄「おそらく侵入者は…原種!」
レディ「オービットベース全体に第一級警戒態勢を発令! すぐ凱とDボゥイを向かわせるんだ!」「ヴェルター各隊員は持ち場に付き侵入者を迎撃せよ!」
牛山「く…大河長官も不在だって時に火麻参謀はどこに行っているんだ…!?」

地球圏エリア
オービットベース/動力ルーム
〔機関銃の銃声〕
宗介「こいつ、やはり人間ではないか…!」
腕原種「無駄だ…。我が力の前に、その程度の銃弾など効かぬ!」「そして、もうすぐこの施設のエネルギーを使いゾンダーメタルプラントは完成する」
トロワ「動力ルームの変容…ゾンダーメタルの培養のためか」
腕原種「さあ、抵抗をやめろ。青の星の機界昇華はもう止められぬ」
クルツ「野郎…その余裕シャクシャクのヒゲヅラが気に食わねえんだよ!!}
ヒイロ「相良、ウェーバー…下がれ」
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕

クルツ「おいおい…いくら何でもバズーカ砲はやり過ぎなんじゃねえか? 隔壁が破れたらシャレにならんぜ」
ヒイロ「これで倒せるなら苦労はない」
腕原種「…悪くない攻撃だ」
宗介「まだ動けるか…!」
腕原種「だが、貴様ら人間の力ではこれが限界だろう。次は我が攻撃を受けるがいい!」
〔ビームの発射音〕
〔画面、振動〕

ヒイロ「くっ…!」
デュオ「何だよ! あいつの腕から出てくるエネルギーみたいな奴はよ!」
腕原種「我が指向性重力波の味、気に入ってくれたようだな」
クルツ「ソースケ! お前、例のパワードスーツ、持ってきてないのかよ!」
宗介「ボン太くんなら改良中だ。残念ながら使えん」
クルツ「くそっ! 最初で最後の本当に必要な時だってのによ!!」
腕原種「そろそろ消えてもらおうか…」
凱「そうはさせない!!」
腕原種「来たか、サイボーグ凱…!」
クルツ「遅えぞ、凱! 遅刻の罰だ、俺達は後退するぜ!」
凱「わかった! ここは俺に任せてくれ!!」
腕原種「フフフ…わざわざ死にに来たか!」
〔ビームの発射音〕
〔画面、振動〕

凱「ぐわあっ!」
腕原種「ハハハハハ! お前の力はその程度か! 期待外れだな!」
凱「まだだ! まだ俺は戦えるぜ!!」
腕原種「時間の問題だ…消えてもらう!」
???(J)「遅いっ!!」
〔斬撃音〕
腕原種「何っ!?」
凱「お前は…!」
J「ソルダートJ!!」
凱「ソルダートJ…お前もオービットベースに来ていたのか!」
腕原種「やはり現れたか…ソルダート」
J「…あの時と同じだ。三重連太陽系の最後の攻防戦…」「我々空の戦士がお前達原種に白兵戦を仕掛けたあの時と!」
腕原種「まさか、こんな銀河の果ての星で再会することになろうとはな」
J「私にとっては幸いだ。戦士としてのけじめ…今ここでつけさせてもらう!!」
〔空を舞う音〕
Dボゥイ「凱! 今、加勢するぞ!!」
???(ゴダード)「おっと待ちな…。お前の相手はこのワシだ!!」
〔衝撃音〕
〔画面、フラッシュ〕

Dボゥイ「お、お前は…!?」
ゴダード「久しぶりだな、タカヤ坊。相変わらず左からの攻撃には身体が開いちまったようだな」
Dボゥイ「ゴダード…いや、テッカマンアックス! 貴様も侵入していたのか!!」
ゴダード「フン…途中で会った人間相手にちょいと本気になっちまってな。おかげで遅くなっちまったぜ」「あのモヒカン…人間にしちゃ中々やるもんだぜ」
Dボゥイ「アックス…貴様、何が目的だ!?」
ゴダード「無論、裏切り者ブレードの首だよ、タカヤ坊」
Dボゥイ「…だが、丁度いい。俺もお前達に聞きたい事があった」「答えてもらうぞ、アックス! お前達ラダムの知るあの原種の情報を!」
ゴダード「フフフ…いいだろう。だが、全てはタカヤ坊がこのワシに勝てたらの話だ!!」
火麻「てめえ! さっきはよくもやってくれたな!!」
ゴダード「ほう…もう目を覚ましたか。やるもんだな、あんた」
Dボゥイ「参謀、気をつけろ! その男はラダムのテッカマンだ!」
火麻「くそっ! 原種とラダムがそろい踏みかよ!」
腕原種「ハハハハハ! もう遅い! ゾンダーメタルプラントは今ここに完成する!」
マイク「そうはいかないぜだっぜ!!」
凱「マイク!」
火麻「行け、マイクーッ!! ディスクXだ!」
マイク「OK!」
〔ハッチの開閉音〕
マイク「ディスクX、セットオン!」
〔機構の動作音〕
〔コンピュータの動作音〕

マイク「ギラギラーン、ダブルブイ!! カモン、ロックンロール!!」
〔BGM「ディスクX」〕
腕原種「ぬうううっ! こ、これは!?」
ゴダード「ラダム樹を消滅させた音波兵器…!? だが、違う…これは…!?」
マイクYEAH! 今回のチューニングは対ゾンダー用だっぜ!」
〔光の発光音〕
〔画面、緑に発光〕

デュオ「見ろよ! ゾンダーメタルプラントがぶっ壊れていくぜ!」
火麻「どうだ、見たか! こいつはゾンダーメタルをぶっ壊すウェーブを発生させるディスクXだ!」
腕原種「ぬうう! 既にこのような装備が用意されていたとは!」
ゴダード「傑作だな、原種! 自信満々でやってきたのはいいがカラオケロボにやられちまうとは!」
腕原種「黙れ、テッカマン! こうなれば貴様もここで始末してくれる!」
ゴダード「なめるなよ…! そのサイズでラダムのテッカマンに勝てると思うか!」
腕原種「くっ…! ここは退くしかないか!」
J「そうはいくか!!」
火麻「一斉射撃だ! 奴を逃がすな!!」
マオ「撃ちまくるんだよ! 奴に防御姿勢を取らせるな!!」
鉄也「了解だ!!」
〔機関銃の銃声〕
腕原種「ぬううっ!!」
凱「全方位からの銃弾だ! いくら貴様でも防げまい!」
カズマ「人の家に土足で入り込んで、おかしな種をまきやがった礼だ! たっぷり受け取れ、ヒゲ野郎!」
ブレス「カズマ、前に出過ぎるな!!」
腕原種「お前は!?」
ブレス「な、何だ!? 俺を見て言っているのか…」
腕原種「くっ…まさか、貴様がいたとは…! そうであれば、7人全員が侵入したものを!」
ブレス「どういう意味だ、おい…? 俺の何をそんなに恐れているんだ…」
腕原種「ソルダートJ、サイボーグ凱! この勝負、預けるぞ!」
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕

火麻「全員退避しろ! 奴は隔壁を破る気だ!」
ゴダード「さてと…宣戦布告は済んだ。タカヤ坊、俺達も勝負と行くか!」
Dボゥイ「ゴダード!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「送られてきた刺客」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
瞳原種「いけない…『腕』はかなりのダメージを負っています」
肝臓原種「心配は要らん。俺の再生能力を使えば問題はない」
瞳原種「気をつけて…来ます」
〔味方ユニット出現〕
耳原種「あの機体、奴か!」
???(アリア)「お前達にオービットベースを落とさせはしないんだから!」
〔原種の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

爪原種「くっ…! 奴め、人間共の味方をしているのか!」
〔敵ユニット出現〕
肋骨原種「おお、『腕』か!」
腕原種「奴らの中に、あの男がいた! 我らも力を結集するぞ!!」
肝臓原種「ここでは場所がまずい…! この星の衛星へ向かうぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕
???(アリア)「あいつら…月に逃げたか!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

カズマ「あいつ! また来たのか!」
ミヒロ「でも、お兄ちゃん…あの人、また私達を助けてくれたよ」
???(アリア)「急いで! 原種は月へ逃げたわ!」
ユリカ「ご協力、ありがとうございます! これよりヴァルストークとナデシコは追撃をかけます!」
ブレス「原種の数は7体が確認されている! 気を引き締めろよ!」
護「あの白い艦…ジェイアークには戒道も乗っているのか…」
戒道「………」
ユリカ「全速前進! 月へ向かってください!」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕

火麻「猿頭寺! 状況はどうなってる!?」
猿頭寺「ヴェルターは原種を追って月へ向かいました」
火麻「まて! 侵入したテッカマンはどうなった!?」
〔敵ユニット出現〕
ライブル「テ、テッカマン! 奴め…この混乱の中、こちらの目をかわしたか!」
麗雄「いかん! オービットベースのプロテクトシェードの出力を最大に!」
アックス「安心しな。ワシの獲物は別にいる。出てきな、タカヤ坊!」
[イベントデモ「テックセッター(B)」]
Dボゥイ「ペガスッ! テックセッタアァァァァッ!!」

〔味方ユニット表出〕
麗雄「Dボゥイ君…残っていたのか…!」
アックス「嬉しいぞ、タカヤ坊。ワシの挑戦を受けてくれるとは」
ブレード「ゴダード…いや、アックス! ラダムのテッカマンを倒す事は使命だ!」「そして、話してもらうぞ。お前達の持つ原種の情報を!!」
アックス「いいだろう。だが、ワシに勝てるかな、タカヤ坊?」「幼い頃から手取り足取りお前とシンヤ坊に戦い方を教えてやったこのワシに!」
ブレード「黙れ! お前はゴダードではない! 憎むべき敵、ラダムだ!!」
〔ブレード、気力上昇〕
<戦闘開始>

<ブレードvsアックス(1回目)>

アックス「懐かしいな、タカヤ坊! こうしているとお前にケイコをつけてやった頃を思い出すぞ!」
ブレード「黙れ、アックス! 人間だった頃の話をして俺を動揺させる作戦か!」
アックス「フフン…やはり、わかるか。さすがはタカヤ坊だ」「お前は頭も切れるし腕も立つ。おまけに周囲からの人望もある。まさに相羽博士の自慢の息子だったよ」
ブレード「今度は父さんの話か!」
アックス「だが、覚えておけよ、タカヤ坊。シンヤ坊はお前への劣等感から自分を鍛え上げた!」「たとえ俺の勝てたとしても今の新野望…テッカマンエビルには勝つ事はできんぞ!」
ブレード「黙れ、アックス! 俺は全てのラダムを倒す! お前もエビルもだ!!」

<ブレードvsアックス(2回目)>
アックス「やるな、タカヤ坊! 少しは腕をあげたようだな!」
ブレード「黙れ、アックス! お前がもうゴダードではないように俺もあの頃の俺ではない!」
アックス「だが、この程度ではシンヤ坊には勝てん! あいつの執念を甘く見るなよ!」「そして、シンヤ坊を守るのはワシの役目! それは昔のタカヤ坊の願いでもあったはずだ!」
ブレード「くっ…!」
アックス「さあ来い、タカヤ坊! お前も俺に見せてみろ! お前の持つ全てを!」
ブレード「ならば! 俺の怒り、悲しみ、憎しみ…お前にぶつけてやるぞ、アックス!!}

<アックス撃破or5PP・勝利条件達成>
※※アックス撃破の場合のセリフ※※
アックス「ぐおおああああっ!!」
ブレード「勝負ありだ、アックス!!」
アックス「…強くなったな、タカヤ坊…。さすが死線を潜り抜けてきただけの事はある…」「師匠ながら惚れ惚れしたぞ…」
※※5PPの場合のセリフ※※
アックス「少しは腕を上げたようだな、タカヤ坊! だが、このワシには及ばんようだ!」
ブレード「アックス!」
アックス「オメガ様はお前を買いかぶっておられるようだ。所詮、貴様ではラダムの宿命から逃れることはできんわ!」
ブレード「テッカマンオメガ…ラダムの宿命…。俺は…俺は…! うおおおおおおおおっ!!」
アックス「む…!?」
ブレード「アックス!! 俺は…俺は負けるわけにはいかない!! 俺はあああああっ!!」
〔ブレード、アックスへ攻撃〕
[イベント戦闘「ブレードvsアックス」]
〔アックスに爆発〕
アックス「ぐおおあああっ!!」
ブレード「勝負ありだ、アックス!!」
アックス「フフ…強靭な精神力…。タカヤ坊にはこれがあったのだな…。師でありながら、忘れていたわ…」

ブレード「ゴダード…」
アックス「…約束だ…。あの原種共の事を教えてやる…」「…あいつらは全ての機界文明の元となった存在…ゾンダーを制御するマスタープログラムだ」
ブレード「マスタープログラム…。ミユキの言っていた恐るべき敵とは、やはり原種の事だったのか…」
アックス「テックシステムが機界化を逃れるためのヨロイである事はタカヤ坊も知っての通りだ」「だが、生命が存在する限り、ゾンダーはその侵攻を止める事はない」
ブレード「どういう事だ!? ゾンダーの機界昇華の目的とは何だ!?」
アックス「生命体のマイナス思念…いわゆるストレスの除去だ」
ブレード「もしや、ゾンダーメタルが心の中に不安や不満を抱えた者と融合していたのは、そのためなのか…!」
アックス「あれの本当の姿は有機生命体が自分達の生活をよりよくするために造りだしたシステムなのさ」「そう…マスタープログラムが本来の働きをすれば、有機生命体はそのストレスから解放されるはずだった…」「だが、それが暴走した。そして、全ての生命体を機界化する最悪の敵になった」「だが、あのマスタープログラムを完全に破壊すれば、宇宙全てのゾンダーの活動は停止する…」「…負けるなよ、タカヤ坊…」
ブレード「ゴダード…! お前…ラダムの支配を脱したのか!?」
アックス「フ…情けない話だ…」「ワシに下された命令はお前を倒し、お前達と原種につぶし合いをさせるはずだったが…」「お前にやられて、最後の最後で少しだけ人間らしさを思い出せたぜ…。ぐっ…う…」
ブレード「ゴダード…! 死ぬな、ゴダード! 俺は…俺は…!」
アックス「気にするな、タカヤ坊…。お前が倒したのはラダムのテッカマンアックスだ…」
ゴダード「ご褒美だ…これを持っていけ…。こいつはこれからの戦いにきっと役に立つ…」
ブレード「これはお前の…」
ゴダード「負けるなよ、タカヤ坊。ゾンダーにもラダムにもシンヤ坊にも…そして、宿命にも…」
〔敵ユニット撃破〕
ブレード「ゴダード!!」「…わかった、ゴダード。お前の生命、確かに受け取った」「そして、誓おう…。俺は絶対に負けない…! 全ての敵とこの宿命に!!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
J「追い詰めたぞ、原種!」
腕原種「ソルダートJにサイボーグ凱…。赤の星と緑の星の遺産…ここで一気に片付けてくれる!」
〔原種、融合〕
黄金「あいつら、何をする気だ!?」
腕原種「思い知らせてくれるぞ、機界最強7原種の真の力を!!」
〔光線の放射音〕
〔画面、紫に発光〕
〔合体原種、合体〕

護「あ、あれは!?」
〔カーソル、合体原種を指定〕
竜馬「あいつら…合体したのか!」
隼人「あの巨体…東京に現れたEI-01以上の怪物だぜ!」
凱「最強7原種…その名に相応しい恐るべき敵だ!」
合体原種「お前達の基地をゾンダープラントにする作戦は失敗したが、この月にはそれに匹敵するエネルギー施設がある…」
ノアル「あいつ…何を言ってるんだ? 月のどこにそんなものがあるんだ…」
合体原種「ここでお前達を始末し、青の星の機界昇華を開始する」
J「黙れ! ここで倒されるのはお前達の方だ!」
合体原種「ソルダートJ…お前の運命はあの赤い星で決まっていたんだ。すなわち…死だ!」
〔敵ユニット出現〕
甲児「くそっ! ゾンダーロボを出しやがったか!」
凱「J、敵の力は強大だ。ここは共同戦線を取るぞ!」
J「…いいだろう。そちらの女も従ってもらうぞ」
???(アリア)「わかったわ…。あたしもみんなに協力するよ」
カズマ「じゃあ、せめて名前ぐらい教えてくれよ。…『お前』って言うと怒るし…」
アリア「…アリア…。それがあたしの名前だよ」
ブレス「アリアだと!?」
シホミ「お父さん…」
凱「J! アリア! あのバケモノを倒すためにお前達の力を貸してもらうぞ!」「いくそ、最強7原種! お前達の結集した力と俺達の力、どちらが上か、勝負だ!!」
<戦闘開始>

<合体原種へダメージ・敵増援1出現>

〔合体原種、回復〕
宗介「再生能力…!」
クルツ「ちょっと待てよ! さっきのは、今までのゾンダーと比べてもインチキレベルでケタ違いだぞ!!」
合体原種「これが『肝臓』の持つ超再生復元能力だ」「この力がある限り、お前達は傷一つつける事はできんわ」
リョーコ「くそっ! だったら、再生能力が追いつく前にてめえを倒してやるぜ!!」
ユリカ「こうなったら一斉攻撃です! グラビティブラスト発射してください!」
J「反中間子砲、発射! 全砲を奴に集中させろ!!」
〔武器の発射音〕
〔画面、七色に発光〕
〔合体原種の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

合体原種「ハハハハハ! 無駄だと言うのが、理解できないようだな!」
さやか「駄目! こちらがいくら攻撃しても傷の再生能力の方が早いわ!」
テツヤ「このままではこちらの戦力の方が先に尽きるか!」
アリア「あきらめないで、みんな! チャンスは必ず来るよ!」
カズマ「アリア…」
凱「彼女の言う通りだ! 俺達がここで退いたら、地球は機界昇華されてしまう!」
J「トモロ…奴の組成を分析しろ! 必ず弱点があるはずだ!」
トモロ「了解」
合体原種「だが、あまり遊んでいる時間もない。こちらも援軍を用意させてもらった」
〔敵ユニット出現〕
ビッグボルフォッグ「あの原種は!」
ゴルディマーグ「間違いねえ! ESウインドを開いて超竜神とアキトを飲み込んだ野郎だ!」
ブレス「戦いが長引けば、奴は再びESウインドを開く可能性がある! まずは奴に攻撃を集中するんだ!」
アリア「了解!」
合体原種「あがくがいい、もがくがいい! 所詮、滅びは文明の定めよ!」

<ZX-06HP60%以下・味方援軍1&第3軍増援1出現>
〔レーダー反応〕
ルリ「3時の方向からラダム、来ました」
〔第3軍ユニット出現〕
ゴート「ラダムとゾンダーは敵対している…。奴らもあの合体原種の危険性を察知したか」
メグミ「で、でも、あのムシにとっては私達も敵なんですよね…!」
ルリ「大型ラダム獣、本艦に接近」
プロスペクター「あちゃあ…先にこちらに来ましたか」
ユリカ「ミナトさん、かわしてください!」
ミナト「無理! スピードが違うわよ!」
〔ラダム獣(地上)、ユリカへ隣接〕
ファーラ姫「ああ! ナデシコが!!」
ユリカ「きゃーっ! アキトーッ!!」
〔味方ユニット出現〕
〔アキト、ラダム獣(地上)へ攻撃〕

[イベント戦闘「アキトvsラダム獣(地上)」]
〔第3軍ユニット撃破〕
〔アキト、ユリカへ隣接〕

アキト「落ち着けよ、ユリカ。ディストーション・フィールドがあるんだからさ」
ユリカ「アキト…アキトなの!? 本当に本物のアキトなのね!!」
ノアル「あの野郎、生きてやがったのか!」
甲児「やったぜ、アキトさん! あんた不死身のコックだ!!」
アキト「は…はは…どうやって助かったのか俺もよくわかんないんだけどね」
ウリバタケ「そ、そのフレームは最新型の低重力仕様…いわゆる月面フレーム!!」「やるな、テンカワ! 新装備を引っさげての復活劇とは、ワビサビがわかってやがる!!」
メグミ「アキトさん! 一週間も連絡しないで今までどこにいたんです!?」
アキト「詳しい話は後にしてくれ! 俺だって状況がよくわからないんだ!」
ユリカ「やっぱり、アキトはあたしの王子様だったんだ…!」「王子様のキスで元気百倍! 相手がラダムでもゾンダーでもやっつけちゃいましょう!」
メグミ「誰がいつキスしたのよ…」
エリナ「………」
イネス(どうやらアキト君…成功したようね。だけど、これにはネルガルも黙っていないでしょうね…)

<ZX-06撃破・味方援軍2出現>
〔ZX-06、回復〕
〔光の放射音〕
〔画面、青く発光〕

ホリス「いけません! あの原種、またESウインドを使用するようですよ!」
アカネ「最後の最後に往生際の悪いやつ!!」
アリア「待って、アカネ姉ちゃん! あたしが行く!」
〔アリア、ZX-06へ隣接〕
ブレス「アリア…」
アリア「やらせない…絶対にやらせるもんか! あたしの大事な人達をお前達みたいな無意味な奴らに!!」
〔アリアに爆発〕
シホミ「アリアちゃん!」
カズマ「待ってろ、アリア! 今、俺も行くぞ!!」
〔カズマ、アリアへ隣接〕
アリア「来るな! お前の助けなんか受けるもんか!」
カズマ「何言ってんだよ、お前! こんな状況で!」
アリア「お前って呼ぶな! あたしはアリアって名前があるの!」
〔コンピュータの動作音〕
〔プログラムの動作音〕

キャレット「!」
ホリス「どうしました、キャレット!」
キャレット「コンバットフォーメーション…パターン101」
アカネ「え…な、何!? ヴァルストークが勝手に動いてる!」
〔ブレス、カズマへ隣接〕
ミヒロ「お、お兄ちゃん! ヘンなデータがヴァルホークに来るよ!」
カズマ「な、何だよ、これ武器か!? 俺、こんなの知らねえぞ!!」
ブレス「迷ってる時間はない、カズマ! こいつを使え!!」
カズマ「くそおおおおっ!! どうなっても知らねえぞ!!」
〔カズマ、ZX-06へ攻撃〕
[イベント戦闘「カズマvsZX-06」]
〔敵ユニット撃破〕
〔J、ZX-06がいた地点へ移動〕

J「原種核を回収。アルマ、後は頼むぞ」
戒道「わかってる、J」
カズマ「すげえ…すげえぜ、こいつはよ!」
アリア「うそ…何なのあれ…。あたし…あんなの知らないよ…」
カトル「ヴァルホークとヴァルストークが…」
トロワ「すさまじい威力だ」
隼人「こんな隠し球を用意していたとはブレス艦長も人が悪いぜ」
デュオ「おい、カズマ! こんなすげえ武装があるなら何で早く使わねえんだよ!」
カズマ「仕方ねえだろ! 俺もさっきまで知らなかったんだからよ!」
ゼクス「だが、あの砲撃なら合体した原種の再生能力を打ち破る事ができるかも知れない」
カズマ「よ…よし! 一丁やってみるか!」
J「無駄だ」
凱「J! お前もあの攻撃の破壊力は見たはずだ。あれならもしかしたら…」
イネス「いえ…彼の言う事は正しいわ。あの合体原種の再生能力を」「上回るダメージを与えるのは理論上、不可能だわ」
J「方法はただ一つ。再生能力を司る体内の肝臓原種を打ち抜くしかない!」
ルリ「オモイカネの計算結果でました。肝臓原種を打ち抜くポイントは直径10センチ…」「さらに敵のバリアを打ち抜き、一撃で体組織を打ち抜く事は…」「この場にいる機体の武装ではどれも出力不足です」
凱「ならば、その力を束ねればいい!」
〔凱、前進〕
黄金「何をする気だ、凱さん!」
凱「ガトリングドライバーの空間歪曲能力を使い、重力レンズを作り出す!」
イネス「なるほどね…その重力レンズをエネルギー収束空間にして…」「原種を打ち抜くだけのエネルギーを作り出すのね」
凱「みんな! 重慮レンズに光学兵器を打ち込むんだ!! 俺がその力を束ねる!」
クルツ「だけどよ! そんな大出力を10センチの幅に集中させるなんていくら何でも無理だぜ!」
宗介「だが、今はそれしか方法がない」
ブレス「よし! 各機は凱の合図で一斉攻撃だ!」
ルリ「肝臓原種の位置、凱さんに転送します」
合体原種「『脳』を倒した事は誉めてやろう。だが、我を倒すのは不可能だ」
凱「俺達はヴェルターだ! その不可能を可能にしてみせる! 行くぞ、原種!」
ユリカ「それじゃ、皆さん…せ~の! 発射!!」
〔ビームの発射音×3〕
〔光線の発射音〕
〔画面、七色に発光〕
〔合体原種の周囲に爆発〕

アキト「やったか!?」
イネス「…あれでもまだ足りなかったみたいね」
合体原種「ほう…中々の攻撃だ。少しだけ驚かされたぞ」
凱「く…この方法でも駄目なのか!」
トモロ「敵原種のバリアを貫通し、肝臓原種の本体を打ち抜くには現在を上回る収束率が必要」
J「あの重力レンズでもそこまでの収束は無理か…!」
ブレード「まだだ! 方法はある…!」
〔味方ユニット出現〕
凱「Dボゥイ!!」
ブレード「凱! 重力レンズで束ねたビームを俺に放て!」
ノアル「いきなり現れて、何言ってんだよ、お前は!」
ブレード「言う通りにしろ! 急げ!!」
凱「よし…Dボゥイ! 俺はお前に賭けるぞ!」
ブレス「各機、攻撃用意!もう一度、一斉攻撃だ!」
ユリカ「じゃあ、もう1回! せ~の…発射!!」
〔ビームの発射音×3〕
〔光線の発射音〕
〔画面、七色に発光〕

凱「重力レンズ、形成!!」
ブレード「ゴダード! お前の力を借りるぞ!」
〔凱、MAP兵器「ガトリングドライバー」使用〕
〔光線の発射音〕
〔画面、発光〕

合体原種「ぬおおおおおおおっ!! 再生能力が働かない! こ、これでは!!」
ブレード「いくら貴様でもアックスのクリスタルで再収束したこの攻撃は防げまい!」
〔合体原種の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

J「テッカマンのシステムボックスをレンズ代わりにしたのか…!」
トモロ「エネルギー変換率300%以上…。いかに原種のバリアシステムでもあれを止めるのは不可能だ」
ヒカル「月でクリスタルパワーのお仕置きなんてステキ過ぎ!」
〔クリスタルの砕ける音〕
アキ「クリスタル…砕けてしまった…」
ブレード(ゴダード…お前のクリスタルは失われた。だが、お前は俺の心の中で永遠に生き続ける…)
マオ「やった! 肝臓原種をぶち抜いたよ!」
ゼクス「これで、あの超再生能力はもう使えまい!」
ヒイロ「後は正面から戦うだけだ」
アリア「…アタシの役目もここまでだね」
ミヒロ「行っちゃうの、アリアさん?」
アリア「また会えるよ、ミヒロ。ううん、会いに来るよ…絶対に!」
〔味方ユニット離脱〕
カズマ「また行っちまったか…」
ブレス「………」
合体原種「おのれ、人間め…再生能力を破ったぐらいで調子に乗るな!」「貴様達の無力さを思い知らせてやる!」
凱「行くぞ、最強7原種! ここからが本当の戦いだ!!」「今度は俺達の束ねた力をお前に見せてやる!!」

≪味方援軍2出現後≫
<カズマvs合体原種>

カズマ「来やがれ、一つ目野郎! そのでっかい目ん玉から大粒の涙を流させてやるぜ!!」
合体原種「く…まさか、この者達の所にあの男がいたとは…! このままでは我々の目的が…!」

≪味方援軍2出現後≫
<ヒイロvs合体原種>

ヒイロ「終わりだ。再生能力を失ったお前に勝ち目はない」
合体原種「人間ごときが知ったような口を…!」
ヒイロ「…来い。俺の言葉が理解できないなら結果でそれを教えてやる」

≪味方援軍2出現後≫
<甲児vs合体原種>

甲児「行くぜ、一つ目野郎! その目ん玉見開いて、俺達の怒りを見やがれ!」
蛾達原種「ぬう…! この者共の攻撃…『瞳』の力をもってしても読みきれぬ! これが有機生命体の持つ力なのか!」

≪味方援軍2出現後≫
<竜馬or隼人or弁慶vs合体原種>

竜馬「合体ならば俺達の専売特許だ! お前ごときに負けるか!」
合体原種「黙れ! 我らは最強7原種だ! その力を結集すれば負ける事はない!」
竜馬「合体の強さは数じゃない! それを俺達が教えてやる!!」

≪味方援軍2出現後≫
<アキトorユリカvs合体原種>

ユリカ「アキト! 向こうも合体したのならこっちも合体して戦いましょう!」
アキト「ちょ、ちょっと待て! そんな機能、ナデシコにあるのか!」
ユリカ「ううん! 気持ちの問題よ! ハートはいつでも一つ!」
合体原種「この人間共…うっとうしい!」

≪味方援軍2出現後≫
<凱vs合体原種>

凱「勝負だ、最強7原種! 超竜神のカタキ、貴様を倒す事で取らせてもらうぞ!」
蛾達原種「緑の星の遺産を使う者よ! 貴様を倒し、Gパワーの全てをこの宇宙から消し去ってくれる!」

≪味方援軍2出現後≫
<Jvs合体原種>

J「決着をつけるぞ、原種! 赤の星での借り、今ここで返す!」
合体原種「返り討ちにしてくれる、ソルダートJ! それがお前の運命だ!」

<ブレードvs合体原種>
合体原種「ラダムの支配を逃れたテッカマンよ! 我の下に来れば、ラダムを倒す力を授けてやろう」
ブレード「黙れ、悪魔め! 生命体の天敵であるお前達に俺の心を渡してなるものか!」「ラダムもお前達も同じだ! 人間の心を否定するお前達を俺は許しはしない!」

≪味方援軍2出現後≫
<宗介vs合体原種>

宗介「お前のオービットベースへの侵入は見事だった」「だが、敗北は己の力を過信した事に原因があるのを認めるのだな」
合体原種「人間ごときが我らのやり方に口を出すとは…!」
宗介「この期に及んでも過信が抜けんとは。どうやらお前はここまでだ」

≪味方援軍2出現後≫
<黄金vs合体原種>

黄金「お前達の合体はただ機能を集中させただけだ!」「俺達のゴライオンが合体の真の力を見せてやる!」
合体原種「5匹の獅子…! まさか、この星でこやつらに会うとはな!」
ファーラ姫「な、何…? この敵、ゴライオンを知っているの?」

<合体原種撃破・勝利条件達成>
合体原種「馬鹿…な…! 我が滅びるなど…あり得ん…!」
〔光線の発射音〕
〔画面、発光〕
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

※※まだ第3軍健在の場合、セリフ追加※※
〔第3軍ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ブレード「礼を言うぞ、ゴダード…。お前のおかげで奴を倒す事ができた…」「さらば…我が師ゴダード…。俺はお前を忘れない…」
ジュン「残るゾンダーは自壊して、ラダムも後退していったよ」
プロスペクター「やれやれ…今回は本当にどうなる事かと思いましたよ…」
ヒイロ「まだ終わっていない…」
J「…そこまでだ、原種共。アルマがお前達をゾンダークリスタルに封印する」
「イベントデモ「浄解(戒道)」]
戒道「テンペルム!」「ムンドゥース インフィニ」「トゥーム レディーレ!」

J「先程の原種と合わせて、これで6つのゾンダークリスタルを入手した」
腕原種「くっ…!」
腸原種「………」
戒道「残るはお前達二人だけだ」
戒道の母「幾己…」
戒道「母さん…」
腕原種「隙ありだ!」
〔空を舞う音〕
〔月面施設にユニット離脱のエフェクト〕

デュオ「あのヒゲのオッサンの原種、逃げやがったぜ!」
カトル「もう一人の女性の原種も逃げたよ!」
護「僕…知ってる…。あの女の人の原種…戒道のお母さんだ!」
凱「原種め…人間に融合したのか!」
J「何をしている、アルマ! せめて片方の原種だけでも封印するぞ!」
戒道「…わかっている…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

地球圏エリア
月面施設
J「見つけたぞ、原種! もう逃がさん!」
腸原種「追ってきたか、ソルダートJ…。だが、お前のパートナーを見るがいい」
J「何っ!?」
腸原種「フフフ…残念だったな。アルマは私を倒すことは出来ないようだ」
戒道「………」
J「さっきも一瞬、ためらいを見せた…。どういう事だ、アルマ!?」
戒道の母「ああ、幾己…会いたかったわ」
戒道「原種…母さんと融合していたとは…」
戒道の母「幾己…まさか私を傷つけるような事はしないわよね…」
戒道「くだらない芝居はやめろ…。融合したん瞬間から母さんの意思は失われているはずだ」
護「戒道…!」
戒道の母「来たか…カインの造りし破壊マシン」
凱「その言葉…EI-01も言っていた…」
護「僕が…破壊マシン…?」
戒道「違う…君は破壊マシンじゃない」
護「戒道…君は…」
戒道「君は緑の星で生まれたカインの子。そして、破壊マシンとして赤の星でアベルに造られたもの…」「それが僕だ」
護「戒道…」
戒道の母「三重連太陽系の二つの惑星…GとJ、緑の星と赤の星…」「機界昇華を終えてもまだ我らへ抵抗を続ける気か…」
凱「二つの惑星…」
Dボゥイ「それが…あのJと戒道という少年と護が生まれた星なのか…」
戒道の母「あらゆる生物、あらゆる機械が溶け合い緑の星は昇華された…」「だが、カインの子として生まれたラティオは持って生まれた能力によりゾンダーにならなかった」
護「ラティオ…それが僕…?」
戒道「そう…そして、ラティオの能力を元にして造られたのが対機界昇華反物質サーキット…」「Gストーンだ」
戒道の母「赤の星のアベル…Gストーンを研究し、Jジュエルを造った」「そして、ラティオのコピー、サイコキネシス能力を強化した生体兵器、アルマを造った」「さらにサイボーグ戦士ゾルダート師団を作り、宇宙戦艦ジェイアークと共に我らに対する最終兵器としたのだ」
護「………」
戒道の母「しかし、機界昇華を止めることは出来なかった…」「アベルの造りしアルマ…カインの子ラティオ…」「最後に残ったお前達二人を消去し、緑の星の遺産を管理する奴らを倒せば我ら原種を脅かすエネルギーは絶える」
凱「緑の星の遺産を管理する者…?」
護「僕のお父さんは天海勇! お母さんは天海愛! 僕は…僕は…僕は…!」「僕は地球人の天海護だーっ!!」
戒道の母「フフフ…それでいい。お前が我らを封印する濃緑に目覚めていない事は知っている」「そして、アルマ…お前は青の星に来て同属意識を持ってしまった」
戒道「………」
J「下がれ、アルマ! ここは私が戦う!!」
戒道の母「ハハハ! 無駄な事を! ゾンダークリスタルに封印されぬ限り、我々は何度でもよみがえる!」
戒道「…お前は僕を怒らせた…」
護「駄目だよ、戒道! 君はお母さんを攻撃する気なの!」
戒道「この人は僕の本当の母親ではない。ただ、育ててくれただけだ」
護「でも…でも! そんなのあまりに悲しいよ!」「血のつながりなんて関係ないよ! その人は戒道のお母さんだよ!!」
大河「その通りだ、護君!」
護「大河長官! 今までどこに!?」
大河「今こそ君にこれを渡す! 受け取るんだ!」
護「これ…Gストーンのペンダント…」
〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕

戒道の母「こ、この光は…」
護「何だろう…とても温かい…。それに何だか懐かしいや…」
大河「さあ、護君…勇気を思い出すんだ。今の君ならきっと原種を浄解し、その人を救う事ができる」
護「は、はい! …戒道、君も力を貸して!」「君は原種をお母さんから引き離すんだ! 浄解は僕がする!」
戒道「わかった…」
戒道の母「ひっ…!」
戒道「テンペルム!」
護「クラー・ティオー!」
戒道「ムンドゥース インフィニ」
護「テネリタース・セクティオー・サルース…」
戒道「トゥーム レディーレ!」
護「コクトゥーラ!!」
「イベントデモ「浄解(護&戒道)」]

地球圏エリア
月面施設
Dボゥイ「やった…。原種はゾンダークリスタルに浄解され、あの女性も無事だ…」
凱「護から今まで以上の力を感じた…。これが奴の言っていた護の目覚めなのか…」
戒道の母「い…幾己…お前、幾己かい…? 今までどこへ…」
戒道「心配はいらないよ、母さん…。ゆっくり休んでよ…」
戒道の母「わかったよ、幾己…。少し…眠らせて…もらうよ…」
J「これで残る最強機界7原種は一人だけか」
凱「行くのか、J…」
J「言ったはずだ、凱。原種の封印は我々の使命だ」「今日は協力をしたがそれはあくまで一時の事に過ぎん」
凱「…わかった。だが、俺達の目的が同じである以上、いつかまた共に戦おう」
J「フ…その時が来たならばな」
大河「戒道幾見君…。君の母さんは我々が責任を持って地球へ送ろう」
戒道「わかった…」
護「戒道…何か僕にもできる事があったら言ってよね」
戒道「その必要はない。これはあくまで僕の戦いだ」
護「わかったよ。…でも、つらくなったらいつでも僕を呼んで…」「地球人の友達として」
戒道「わかった…」
護「また会おね、戒道」
戒道「ああ…。それと…」
護「何?」
戒道「ありがとう。母さんを救ってくれて…」
護「うん…」
凱「長官…あのGストーンのペンダント…あれはどこから持ってきたんです?」
大河「あれは…護君の両親からお預かりしたものだ…」
護「長官…。僕は…やっぱり宇宙から来たの…? 僕は地球人じゃないの…?」
大河「護君…君が言った通りだ」「生まれなんか関係ない…。君のお父さんは天海勇さんで、お母さんは天海愛さんだ」「君のお父さんとお母さんもそう思っているはずだよ」
護「はい…」

地球圏エリア
ナデシコ/ブリッジ
アキト「え~と…ただいまでいいのかな? こういう時ってのは…」
ユリカ「お帰りなさい、アキト!」
アキト「って、ひっつくなよ! いくら10日間ぶりだからって!」
黒鋼「おいおい…アキトさん。アキトさんと超竜神がESウインドに飲み込まれたのは一週間前だぜ」
ファーラ姫「それなのに10日ぶりとはどういう意味です?」
アキト「そ…その事なんだけどさ…。その…うまく説明できないからありのままに言うけど…」「俺…気づいた時には月にいてそれが10日前の事だったらしいんだ」
メグミ「らしいって?」
アキト「俺を拾ってくれたジャンク屋の話じゃケガとかはなかったんだけど10日間、ずっと眠ってたんだってさ」「で、目を覚ましたらヴェルターが戦っていて慌ててネルガルの本社に行ってエステバリスで出撃したんだ」
リョーコ「お前、寝ぼけてんのかよ? 一週間前に俺達の前からいなくなってどうして10日間、寝てられるんだよ?」
アキト「だから、言ったじゃないか…。俺もよくわからないって…」
黄金「その話が本当ならアキトさんは3日分、過去に時間をさかのぼった事になってしまうじゃないですか」
アキト「信じられないよな、やっぱり…。説明はつかないけどそうとしか考えられないんだよ」
イネス「いいえ、説明できます」
ユリカ「待ってました、イネスさん!」
イネス「でも、残念…。それじゃここじゃ許されないみたい…」
エリナ「その通りよ。これは重大な事実なのだから」
ヒカル「えーっ! エリナさん、ここまで盛り上げておいて次週に続くなの!?」
錫石「頼むよ、イネスさん。ヒントだけでも教えてくれよ!」
イネス「そうね…。せっかくだから、触りだけでも話しちゃおうかしら」「それに私の仮説も実証されたっぽいし」
ユリカ「仮説って…前に話していたアキトがすぐ見つかるかも知れないってやつですか…!?」
イネス「そうよ。…テンカワ・アキト君」
アキト「は、はい…」
イネス「おめでとう…。あなたは生体ボソンジャンプに成功したのよ」
ユリカ「せ、生体ボソンジャンプって…」
メグミ「チューリップも使わないで生身の人間がボソンジャンプしたって事ですか!?」
イネス「はい、時間切れ。これ以上は月のネルガル本社でお話するわ」
アキト「俺が…生身で…ボソンジャンプ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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