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No.39
鉄騎士再誕

【シナリオデモ1開始】
北米エリア
GGGアメリカ
雷牙「では頼むぞ、未知君」
未知「はい…あれはオービットベースへ運び厳重に保管します」「あれを誰かに利用されるわけにはいきませんから…」
雷牙「うむ…軍があれの存在を知れば自分達の戦力にする事を画策するだろう」
未知「遠い宇宙からやってきた『彼』の意志をそのような形で使う事は許されません」
雷牙「気をつけてな、未知君。極秘の移送とはいえ、どこから情報がもれるかわからん…」「それに人類以外の組織もあれの存在を知れば、必ず仕掛けてくるだろうからな」「君とあれを守るための手配は既に済ませているが、用心するに越した事はない」
未知「ありがとうございます、博士。新たなオーガン…必ず守り抜いてみせます」

オセアニアエリア
ヴァルストーク/格納庫
カズマ「連合宇宙歴100.11.7、航海日誌…」「俺達は宇宙に上がる前に太平洋上のギガフロートへ向かう事になった」「国連の主導で建造されたこの人工島はマス・ドライバーを備えた宇宙港である」「俺達はここから打ち上げられるあるものを守る任務に就くことになった」「その間にGGGやプリベンターのエージェント達がQパーツとかなめ達の行方を追うらしい」「しかし、ノイ・ヴェルターを動かしてまで守るべきものとはいったい何だろう…と」
甲児「相変わらずの日誌か。そういうのは自分の部屋でやれよな」
カズマ「仕方ねえだろ。俺の部屋はミヒロとキャレットが掃除してるんだから」
さやか「あきれた…。妹に掃除までさせるなんて本当にグウタラね」
カズマ「あいつが好きでやってんだよ。人をロクデナシみたいに言うなよな」
命「ミヒロちゃんもかわいそうね…。だらしないお兄ちゃんを持って」
カズマ「み、命さんまで…。俺って…そういうイメージで見られてたんだ…」
炎竜「兄と妹が仲がいいのは悪い事じゃないさ」
光竜「そうだね、炎竜兄ちゃん!」
命「こっちは本当に仲良し兄妹ね」
カズマ「よかったな、炎竜。お前達、四兄弟も無事に復活してよ」
氷竜「ええ。休養も充分に取りましたし以前よりも調子がいいぐらいですよ」
風龍「我々もノイ・ヴェルターの一員として地球の平和のために戦うつもりです」
雷龍「ま! 俺達が来たからには大船に乗った気持ちでいてくれていいぜ」
闇竜「頼りにしています、お兄様方」
カズマ「………」
命「どうしたの、カズマ? 難しい顔して…」
カズマ「…木星のザ・パワーは人類の手には余る存在としてその利用はあきらめたんだよな…」
さやか「ええ、軍は兵器として使おうと考えていたらしいけど、とりあえずパリ会議では否決になったわ」
甲児「しかし、もったいねえな。ザ・パワーがあれば幻竜神や強龍神への合体もできるのによ」
カズマ「それだよ! あの力を使えば光竜や闇竜も交えた合体ができるんじゃねえか?」
炎竜 「僕達が…!」
雷龍 「光竜と闇竜と合体!?」
光竜 「きゃー! お兄ちゃん達と合体だって!」
闇竜 「何だか…恥ずかしいです…」
氷竜 「心配する事はない、闇竜。その時が来たら、私に全てを任せてくれ」
風龍 「待ってくれ、氷竜先輩。闇竜と合体するのは私の役目だ」
炎竜 「なあ、光竜! 僕と雷龍、どっちが好きだ?」
雷龍 「俺だよな…!? 合体するとしたら、俺だよな!」
光竜 「え~! どっちも好きだから選べな~い!」
雷龍 「光竜! ロボジュース飲むか!? 俺、持ってくるぜ!」
炎竜 「どけ、雷龍! それは僕の役目だ!」
氷竜 「闇竜はCCISの99年物のロボジュースが好きだったな。すぐに用意しよう」
風龍 「点数稼ぎとはみっともないですよ、氷竜先輩」
氷竜 「これは純粋に妹への愛情だ。余計な勘ぐりはやめて欲しい」
闇竜 「や、やめてください、兄様…!」
甲児 「…責任とれよな、カズマ…。お前の一言で史上最大の兄弟ゲンカが始まりそうだぜ」
カズマ 「俺のせいかよ!?」
ボルフォッグ 「ちなみにシンパレートは極端に低下。この状態ではとてもドッキングは無理ですね」
竜馬「参ったな…。彼らに連携攻撃のコーチを頼もうと思ったのに…」
カズウマ「ん? ゲッターチームの新たなフォーメーションの練習か?」
甲児「へへへ…そうじゃねえよ。カイザーと真・ゲッターの合体攻撃が誕生したんだ」
竜馬「それだけじゃない。グレートを加えた3機の合体攻撃もあるんだ」
カズマ「暗黒大将軍にとどめを刺したあれか!」
甲児「ギガフロートには2週間近く滞在するらしいからな。その間にばっちりマスターするぜ!」
カズマ「そのためには向こうの兄弟ゲンカを止めねえとな…」

オセアニアエリア
ギガフロート
樹里「すごいよねえ…全長50キロだもんね、このギガフロートって!」
アカネ「ふうん…たくさんの浮体構造物を組み合わせてできているんだね」
ホリス「マスドライバーを有するこの施設は人類共有の財産として国連の主導で建造されたものです」
ユミ「マスドライバーがあるって事はここは宇宙港なんですよね?」
アキ「ええ、そうよ。そして、戦略においてマスドライバーは重要な拠点になるわ」
サブロウタ「ザフトは連合の補給路を断つべく、マスドライバー施設を破壊、または制圧しているって話だ」
ロウ「じゃあ、ここもザフトに狙われる可能性があるって事か?」
サブロウタ「狙っているのはザフトだけじゃねえ。ラダムやイバリューダーにとってもここは攻撃目標だろうな」
甲児「で、それを防衛するために俺達が呼ばれたってわけか」
ユミ「でも、私達の任務ってここから運ばれるあるものを守るんですよね?」
アキ「私達はそれの出発を見届けてから改めて宇宙に向かう事になるわ」
ダービット「で、チーフ…その俺達が守るものってのはいったい何なんだよ?」
アキ「それは私も知らされていないわ」
甲児「何だよ、そりゃ? そんな状況じゃ護衛も何もあったもんじゃねえぜ」
さやか「ねえ、アカネさん。シホミ艦長から何か聞いてないんですか?」
アカネ「とりあえず、依頼は雷牙博士からでその荷物の管理のための人がこのギガフロートに来てるんだって」
ロウ「もしかして、例のQパーツの残り3つの内の1つとかじゃねえか?」
アキ「考えられるわ。宇宙のオービットベースの方が防衛しやすいでしょうから」
甲児「だったら、気合を入れていくぜ。あのアリアの奴に二度もやられてたまるかってんだ!」
クルツ「まあ、そういきり立つなって。まずはこのギガフロートを楽しもうぜ」
サブロウタ「そうそう。ここは今や観光名所として世界中から人間が集まっているんだから」
リョーコ「で、お前らはまたナンパに励むってわけか…。懲りねえな、まったく…」
マオ「クルツ…あんた、クルーゾー中尉の訓練じゃ物足りなかったみたいね」
クルツ「勘弁してくれよ、姐さん! 自由時間ぐらいあいつのシゴキは忘れさせてくれよ!」
樹里「カズマと宗介はあの色黒の中尉さんとずっと訓練してるの?」
マオ「まあね。カズマはともかくソースケは色々と考えてるみたいだからね」
ユミ「じゃあ、私もDさんに戦闘のコーチをしてもらおうかなっと!」
ハヤト「でも、あの人…ギガフロートに来てから姿を見かけないけど…」
アキ(まさか、Dボゥイの身体は…)
マオ「どうしたんだい、アキ? 顔色が悪いけど…」
アキ「何でもないわ。ちょっと考え事をしてただけだから…」
ユミ「またまた~? 本当はDさんの事が心配なんでしょ、チーフ!」
甲児「相変わらずアツいねえ! Dボゥイさんも幸せもんだぜ!」
アキ「もう甲児ったら…!」
ダービット「………」
クルツ「あら? ダービット、ナンパ行かねえのかよ?」
タービット「…気分じゃねえんだ。勝手にやってくれ」
ハヤト「何だよ、その言い方は…!」
サブロウタ「まあまあ、気にしない、気にしない」
クルツ「ま…ハートブレイカーが相手だ。大目に見てやるさ」
サブロウタ「気づいてましたか、ご同輩」
クルツ「当然でしょう、ご同輩。鈍感野郎じゃ狙撃兵は務まりません…まして色恋事ならお任せあれです」
ハヤト「な、何の話だ?」
サブロウタ「じゃ、ハヤト…今日は特別にお前をロン毛ーズに入れてやる」
クルツ「それじゃ行きますか、ご同輩! 太平洋ナンパの旅に!」
リョーコ「縁起の悪いツアー名だぜ…」
ハヤト「や、やめろ…俺はユミちゃんが!」
ユミ「あ~あ…じゃあDさん、どこに行ったんだろう…」
ハヤト「き、聞いてない…」
サブロウタ「ご愁傷様! さ! お前も新しい恋を探しに行こうぜ!」

オセアニアエリア
ギガフロート
トモル「………」
ノック「ぼーっとしてるなよ、トモル「わざわざアメリカからギガフロートへ来たんだからさ」「見ろよ、あのマスドライバー! 地球最大の規模ってのは伊達じゃないな!」
トモル「軌道エレベーターを支えるオービタルリングがラダムに占拠されたおかげで…」「マスドライバーの重要性は高まったんだよな…」
ノック「ああ、そうさ。このマスドライバーは言わば人類の不屈の闘志の表れってやつだ」
トモル「そうだな…」
ノック「どうしたんだよ、トモル? ギガフロートに来たいって言ったのはお前なんだぜ」「それがさっきから上の空でさ」
トモル「すまない、ノック…。少し潮風に酔ったみたいなんだ…」
ノック「お、おい…大丈夫か?」
トモル「ああ…俺は少し休んでいくよ。お前は先に行っていてくれ」
ノック「わかったよ。あんまりつらいようならホテルに戻ってろよ」
トモル(………)(この一ヶ月…PASFUで見る謎のヨロイの夢はいつもここが舞台だった…)(だから、俺はここへ来た…。俺はあのヨロイの騎士に呼ばれているのか…)
???(デッド)「どうしたんだい、あんた…」
トモル「え…」
???(デッド)「まるで異世界に連れてこられた迷子みたいな目をしてるぜ」
トモル「迷子か…。そうかも知れないな…」
???(デッド)「ふふふ…わかるよ。自分が周りの中で異質な存在である事を」「知ってしまったんだね」
トモル「え…」
???(デッド)「…俺もそうなのさ。だから、世界の全てに復讐を誓った…。自分の存在の証を立てるために…」「そして、その証に必要な生贄はもうすぐやってくる…」
Dボゥイ「お前か…俺を呼んだのは…?」
???(デッド)「へえ…あの人の言った通りだ。俺達の間にはテレパシーのようなものがあるみたいだね」
Dボゥイ「あの人だと…!? お前、誰にそれを聞いた!?」
???(デッド)「俺は悪魔に魂を売ったのさ。この星に居場所を見つけるために…!」
Dボゥイ「まさか、貴様…!」
デッド「俺の名前はデッド…テッカマンデッド!」「テッカマンブレード! お前を倒し、最強の名をもらうぞ!」
Dボゥイ「!」
トモル「テッカマン!? あいつ…テッカマンなのか!」
デッド「そこで見ていな、世界の迷子クン! 最高のショーの始まりだ!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「鉄騎士再誕」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

トモル「あ、あれは…!」
〔カーソル、ブレードを指定〕
トモル「今ならはっきりわかる…! 俺の夢の中に出てきたヨロイの片方はあの白い奴だ!」
デッド「フ…テックセットしたかい、ブレード」
ブレード「やはり、お前がオーブに現れたテッカマンだったか!」
デッド「そうさ! テッカマンブレード、覚悟!!」
〔デッド、前進〕
〔ブレードにダメージ〕

ペガス「!」
ブレード「ペガス!」
〔ブレードに爆発〕
〔ブレード、分離〕

デッド「邪魔なガラクタには消えてもらったよ。ここからは俺とあんたの勝負だ」
ブレード「アマルガムの一員のお前がなぜ俺を狙う!?」
デッド「あいつらは俺に武装フォーマットを施しただけさ。もう俺とは関係ないね」
ブレード「やはりお前も地球製のテッカマンか!」
デッド「そうさ。だが、今の俺は地球の人間じゃあない」
ブレード「まさか…!?」
デッド「そう! そのまさかさ! 今の俺はラダムのテッカマンデッドさ!」「どうだい、テッカマンブレード! これであんたも俺と戦う気になったろう!」
ブレード「どういうつもりだ!? なぜ、お前はラダムに協力する!?」
デッド「全てはあんたを倒すためさ! 来いよ、ブレード! 今日であんたの生命は終わりだよ!」
ブレード「行くぞ、デッド! 地球人だろうとラダムに与する者は全て俺の敵だ!!」
<戦闘開始>

<ブレードvsデッド>

デッド「フフフ…素敵だよ、ブレード。あの人が狙うだけの事はある」
ブレード「あの人とは…まさか!」
デッド「フフ…あの人はいいよ。あの人の目は最高だ」「きっと俺があんたを倒したらあの人は俺を誉めてくれる…。そして、嫉妬で俺を殺すだろうね!」
ブレード「お前は…」
デッド「アハハハハハ! さあ、ブレード! 踊ろうぜ! この世界で俺が生きていくためにね!!」

<デッド撃破or4PP・味方援軍1&敵増援1出現>
デッド「ハハハハハハ! その程度かい、テッカマンブレード!」
〔デッド、回復〕
ブレード「くっ…こんな時に身体が…」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
イーベル「Dさん!」
アキ「Dボゥイ! あなた、まさか…!?」
デッド「どうした、ブレード! お前の力がこの程度じゃエビルも悲しむぜ!」
ブレード「やはり、エビルは生きていたか!」
デッド「だけど、あの人はもう関係ない! お前はここで俺に倒されるんだ!!」
〔デッド、ブレードへ隣接〕
〔デッド、ブレードへ攻撃〕

[イベント戦闘「ブレードvsデッド」]
〔ブレードに爆発〕
ブレード「うおおおっ!!」
〔ブレード、後退〕
〔味方ユニット撃破〕

アキ「Dボゥイ!」
イーベル「Dさんーっ!!」
ゾマー「テッカマンブレードが負けた…」
カズマ「てめえ! よくもDボゥイさんを!!」
デッド「笑わせてくれるよ、何が最強のテッカマンだ!」
凱「何っ!?」
デッド「ラダムにたった一人で立ち向かう白き魔人の力があの程度とはね」「もうお前らには興味はないよ。後はこいつらと遊んでな!」
〔敵ユニット出現〕
竜馬「ラダムか!」
ベスナー「あいつ…ラダムに付いたのかよ!」
デッド「じゃあな! 気が向いたら、また遊んでやるよ!」
〔敵ユニット離脱〕
ゾマー「てめえ、待ちやがれ! 今度は俺が相手になってやる!」
アキ「待ちなさい、ダービット! 今はラダムの迎撃が先よ!」
イーベル「でも、チーフ! Dさんが…!」
アキ「Dボゥイは死なないわ!」
アカネ「アキ…あんた…」
リョーコ「わかったぜ、アキ! Dボゥイを迎えに行くのはラダムを蹴散らしてからだ!!」
ルリ「各機はラダムの迎撃を。ギガフロートを守ってください」
未知「ラダムとイバリューダーは天敵同士…。このままではここに彼らも現れるかも知れない…」

<敵9機以下・味方援軍2&第3軍増援1出現>
〔通信のコール音〕
ハーリー「連合軍の太平洋艦隊から入電です!」
〔モニターの開く音〕
陽子「こちらは太平洋第7艦隊、ファイタースコードロン隊長美剣陽子!」
ミヒロ「お兄ちゃん、あの人…!」
カズマ「覚えてるぜ! オービタルリングで会ったバードマンのキツい女隊長さんか!」
陽子「こちらの隊はイバリューダーの攻撃で壊滅した!」「さらにイバリューダーはギガフロートへ向かっている! 気をつけろ!」
隼人「ちっ…イバリューダーの連中、ラダムをかぎつけやがったか!」
ロウ「どういう事だ、そりゃ!?」
マオ「理由はわからないけどイバリューダーはラダムが憎いらしいのさ」「連中はラダムを見つけると必ず仕掛けてくる」
サブロウタ「へえ…まるで連中、Dボゥイみたいだな」
リョーコ「ロン毛! イバリューダーとDボゥイをいっしょにすんじゃねえ!!」
ハーリー「イバリューダー、来ます!」
〔第3軍ユニット出現〕
宗介「奴らが来たとなるとまたラダムとの三つ巴になる!」
クルーゾー「各機は互いの死角をカバーしろ! 両方を一度に相手にしようと考えるな!」
陽子「すまねえな、ノイ・ヴェルター! また、あんたらに尻拭いを頼む事になっちまったぜ!」
クルツ「気にしないでくれ、隊長さん! あんたのヒップならいつでも俺は大歓迎だ!」
クルーゾー「ウェーバー、軽口を叩いている暇はないぞ」
クルツ「へいへい…! わかってますって!」
ルリ「各機は美剣機を援護しつつラダム、イバリューダーを迎撃してください」

<第3軍8機以下>
〔トモルがいる地点の隣に爆発〕
トモル「うわああっ!!」
〔トモルがいる地点に爆発〕
〔トモルがいる地点にユニット離脱のエフェクト〕

イーベル「あのビルから何か飛び出さなかった!?」
ベスナー「わからない! スピードが速過ぎて、こちらでは追えない!」
未知「どういう事なの、いったい!?」
アイザック「わかりません。彼は勝手に動き出しました」
未知「そんな馬鹿な…! バッテリーはどうしたの!?」
アイザック「我々の知らぬ内に充電していたようです」
未知「それで彼はコンテナを飛び出しどこへ向かったの!?」
アイザック「わかりません。この状況ではレーダーも有効に働きませんので」
未知「いけない…! こんな状況でイバリューダーやラダムが彼を発見したら…」
アイザック「どこへ行くのです、プロフェッサー神先!?」
未知「レーダーが使えないのなら目視で彼を探します!」

<第3軍6機以下・味方援軍3&第3軍増援2出現>
〔第3軍ユニット出現〕
トモル「ま、また来たのか!?」
???(顔グラは真っ黒)(トモル…)
トモル「な、何だ!? 誰だ…俺を呼ぶのは!」
???(顔グラは真っ黒)(急げ…)
トモル「何がどうなっているんだ!? 俺は…俺は!!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

陽子「くそ、イバリューダーの連中! 好き放題、やってくれやがって!!」
ゴリアテ「見ろ! あのビルの屋上、誰かいるぞ!!」
アニタ「あれって、まさか…!」
未知(彼はどこに行ったの…!? まさか、ラダムとイバリューダーと戦う気なの…!)
命「間違いないわ! あれはプロフェッサー神先よ!」
凱「彼女がなぜここにいるんだ!?」
ハヤト「待ってください! もう一人、屋上に現れました!」
イーベル「あれは…トモル君だわ!」
トモル「どうして…どうして君がいるんだ!?」
未知「あなたはGGGアメリカにいた…」
〔エイド、トモルがいる地点へ隣接〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

未知「きゃあああっ!!」
トモル「ぐっ…!」
ビッグボルフォッグ「いけません! あのビル、このままでは崩れます!」
凱「駄目だ! この位置からでは救助は間に合わない!」
未知「もう駄目…脱出は無理だわ…!」
トモル「あきらめては駄目だ! 早く逃げるんだ!」
未知「でも…あなたもケガを…!」
トモル「くっそお…! 無力だ…敵が迫っているって言うのになぜ俺はこんなに無力なんだ…!」
未知「あなたは…」
トモル「力が欲しい…。せめて…この人を守れるだけの…力があれば…!」
〔味方ユニット出現〕
トモル「何っ!?」
???(オーガン(オリジナル))「トモル…待っていたぞ、この時を…」
〔画面、黄色く発光〕
トモル「戦い? 何の? 誰のための戦いだ? 探してた…誰を? 俺をか? うわあああああああああーーーっ!!!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

銀河系エリア
???
トモル「な、何だ、あれは!? ここは何だ!? 俺は…俺は!!」
オーガン(オリジナル)「トモル…」
トモル「オーガン…それがお前の…」「いや、俺の名か!!」
〔画面、発光〕
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
カズマ「さっきの光、何が起きたんだよ!?」
竜馬「見ろ、あれを!」
隼人「ブレードか…!? いや、違う!!」
オーガン「………」
アキ「オーガン…! でも、少し形が違う!?」
イーベル「トモル君は!? トモル君はどうなったの!?」
オーガン「わかった…わかったぞ、全てが! わかったんだ!!」
〔オーガン、エイドへ攻撃〕
[イベント戦闘「オーガンvsエイド」]
〔敵ユニット撃破〕
オーガン「うおおおおおおおおっ!!」
未知「この感じ…さっきの彼なの…!?」
アキ「各員は彼を援護。彼と共にラダム、イバリューダーを迎撃します」
ベスナー「チーフ! 彼が味方だと言うんですか!?」
ハヤト「そうですよ! アンノウンである以上、敵の可能性もあります!」
アキ「彼はオーガンよ。姿は変わっても、その魂は私達の知るあのオーガンだわ…!」
カズマ「俺も同感だ! …うまく言えないけど、あいつはやっぱりオーガンだぜ!」
オーガン「ラダム、イバリューダー! ここはお前達のいるべき場所ではない! ここから出て行けーっ!!」
〔オーガン、気力上昇〕
アキ(Dボゥイ…オーガンが来たわ。また私達を助けるために…)
未知「デトネイター・オーガン…彼はこの星で再誕したのね…」
オーガン「うおおおおおおおおっ!!」

<オーガンが戦闘>
オーガン「お前達に渡しはしない! この星とそこに住む人々の生命を!」「それが彼が旅路の果てに見つけた答えだ!!」

<陽子が戦闘>
エイド「ラダムにイバリューダー! てめえらに地球を好きにはさせねえ!」「バードマン乗りの意地って奴をてめえらに見せてやるぜ!!」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
ハーリー「ラダムとイバリューダー、全機撃墜しました」
ルリ「お疲れ様でした。何とかギガフロートも私達の護衛対象も守れたようです」
ガイ「ちょっと待った、艦長! 俺達の護衛対象ってのは…」
ルリ「はい…あのオーガンです」
オーガン「はあ…はあ…」
陽子「あいつ…いったい何者なんだ…」
〔オーガン、未知がいる地点へ隣接〕
ジュン「オーガンの装甲が展開していく…」
鉄也「人…!? 中に人が入っているのか!」
命「あれはトモル君だわ…! いったい、なぜ彼が…」
未知「あ…あなたは…?」
トモル「彼の名は…オーガン…。2億6千万光年の…彼方からやってきた…」
未知「目的は何…?」
トモル「地球には…彼の求めているものが…あるんだ…」
イーベル「彼の…求めているもの…?」
アキ「彼は『聖バレンタインの光』で私達を守って散っていった…」
アキ「でも、その魂は新たな身体に宿ったのね…」
凱「そして、彼は…オーガンに選ばれたのか…」
トモル「………」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オセアニアエリア
ナデシコB/ブリッジ
凱「…では、俺達の護衛対象はあのオーガンのアーマーだったのか?」
雷牙「その通りだ。宇宙から送られてきたオーガンのメッセージを受けた未知君は…」「万能工作機ヴィルベルヴィントにそれを入力し、そして生まれたのがあのソリッドアーマーだ」
ハーリー「ヴィルベルヴィント…入力したデータからあらゆるものを造り出す工作マシンですね…」「でも、驚きましたよ。未知のテクノロジーまで再現するなんて」
ルリ「では、あのオーガンは私達の知る彼の生まれ変わりと言ってもいいですね」
雷牙「うむ…オーバリュウム808を外装に使用し、そのスペックはオリジナルのオーガンに匹敵する…」「だが、裏を返せば人類はまたも過ぎた力を手に入れたと言う事もできる」
凱「あの力を悪用されれば取り返しにつかない事になるな…」
命「それで博士とプロフェッサー神先はあれをオービットベースで保管・管理しようと考えたんですね」
雷牙「その通りだ」
ハーリー「『聖バレンタインの光』で消滅したオリジナルのオーガンは自らの意志を持った存在だったと聞きます」「でも、今日のオーガンは人間と融合していたようですが…」
雷牙「それについてはこちらでもよくわかっていないのだ」「ヴィルベルヴィントが造り上げたオーガンは一度も起動した事はなかった」「だが、今日、突然に動き出しあの真道トモルという青年と融合しその力を振るった」
ルリ「彼はどうしています?」
命「戦闘終了後、意識を失いましたが生命に別状はありません」「今はプロフェッサー神先がつき、問診をしています」
雷牙「想定外のアクシデントが起きたが、とにかくソリッドアーマーはオービットベースに運んでくれ」
凱「では、雷牙おじさん…オーガンとプロフェッサー神先は俺がそちらへ送るよ」
雷牙「あの真道トモル君にも同行をお願いしてくれ。彼の調査もせねばならんしな」「ボクちゃんもすぐに宇宙へ向かう。それまで麗雄の奴にオーガンをいじらせるなよ」
凱「わかったよ。父さんにはそう伝えておくから」
ルリ「凱さん…私達はこのままここでDボゥイさんの捜索を続けます」
サブロウタ「あの風来坊の事だ。きっとどこかでいきてるだろうさ」
凱「俺もそう思っている。あいつが自分の使命を果たす前に死ぬなんて考えられないからな」

オセアニアエリア
ナデシコB/医務室
未知「…では、オーガンとしての記憶や知識はほとんど覚えていないのね…」
トモル「ああ…あのヨロイに取り込まれた時は全てがわかったんだが…」「今は夢から覚めた時のように断片的なイメージしか残っていない…」
未知「あのヨロイはソリッドアーマー…宇宙から来た彼…オーガンが私達に託したものよ」
トモル「一年前から俺がPASFUで見る夢にもあのヨロイは出てきた…」
未知「PASFU…見る夢を自在にコントロールする娯楽用の機器ね…」
トモル「ああ…だが、なぜか俺の見る夢にはオーガンと…あの白いテッカマンが出てきた…」
未知「テッカマンブレードが?」
トモル「そして、この一ヶ月…夢の舞台はいつもこのギガフロートだった」「だから、俺はここに来てみた。ここに来れば何かがわかると思って…」
未知「オーガンは今日まで起動した事はなかったのに独りでに目覚めた…」「あなたとオーガンの間にいったいどんな関係があるというの…?」
トモル「それは俺が聞きたい事だ…! いったい何なんだ、あれは…」
未知「怯えているの?」
トモル「当たり前だ! いきなりヨロイに取り込まれてバケモノと戦わされたんだ!」「それに…」
未知「それに…?」
トモル「あのヨロイ…オーガンから分離した後もイメージが残っている…」「恐ろしく強大な何かが迫ってくるイメージが…」
未知「もしかして、それがイバリューダーの本隊…」
〔扉の開閉音〕
陽子「へえ…夢に怯えるなんざとんだ救世主だね」
未知「あなたは連合軍のパイロットの…」
陽子「俺は美剣陽子。部隊に戻る前に助けられた礼の一つでも言おうと思ったんだけど…」「まさか、あのマッチョの中身がこんな貧弱な坊やだったとはね」
トモル「………」
陽子「まあ、いいさ。君に助けられたのは事実だ。感謝しているよ」「また、戦場で会ったら期待させてもらうよ」
〔扉の開閉音〕
トモル「………」
未知「真道さん…私といっしょにオービットベースに来てください」
トモル「GGGとかいう組織の宇宙基地か…」
未知「そこであなたとオーガンについて調べさせてもらうわ」
トモル「わかったよ…。俺も自分とあのオーガンの関係を知りたいしな…」「だけど、これだけは言っておく。俺は二度と戦うつもりはないからな」
未知「わかったわ…。…誰かが誰かの生き方を強制する事はできないものね…」
トモル「一つ聞かせて欲しい。あの白いテッカマンはどうなったんだ?」
未知「テッカマンブレードの事ね…。彼なら現在、消息不明だそうよ」
トモル(オーガンとテッカマンブレード、そして、この神先未知という女性…)(PASFUが俺に見せた夢には彼らが出てきた…)(オーガン…お前は俺に何を伝えたい…。お前は俺に戦えと言うのか…)

オセアニアエリア
ギガフロート/資材置き場
ロレッタ「それにしても、あのゴールドフレームがギガフロートを狙うとはね…」
劾「恐るべき敵だった…。途中でラダムの乱入がなければ勝負はどうなっていたかわからなかった…」
イライジャ「無理するなよ、劾…。ソキウスとの戦いの傷、まだ痛むんだろ?」
劾「問題があるとするならば、俺よりもブルーフレームの方だな」
ロレッタ「そうね…あのソキウスっていう戦闘用コーディネイターとの戦いでブルーフレームは大破…」「何とか修理したものの、今日のゴールドフレームとの戦いでまたダメージを負ってしまったものね」
劾「一度、大幅な改修が必要かも知れんな。試してみたいプランもあるし」
風花「でも、あのゴールドフレームはどうしてギガフロートを攻撃しに来たの?」
劾「あれはオーブの機体だ。オーブとしてはギガフロートのマスドライバーは…」「自国のマスドライバーの価値を下げる邪魔者なのだろう」
ロレッタ「じゃあ、ゴールドフレームはオーブのために戦っているって事?」
劾「俺には、あの機体のパイロットが個人的な思惑で動いているように思えないのでな」「奴についてはリードに情報を集めてもらっている」
イライジャ「しかし、ロウやカイト達もまさか俺達もギガフロート防衛の依頼を受けてたとは思わないだろうな」
ロレッタ「まあ、私達は隠し球みたいなものね。おかげでゴールドフレームも迎撃する事ができたし」
劾「だが、これでミッション完了だ。俺達は宇宙へ上がろう」
イライジャ「劾…あの拾った男はどうするんだ?」
劾「目の前で死に掛けた人間がいれば放っておくわけにもいくまい。できるだけの事はしていく」
ロレッタ「ひどい怪我をしているわ、彼。このままじゃ彼は確実に死ぬわね…」
風花「何とかならないの、お母さん?」
ロレッタ「できる限りの事はしたけど難しいわ。…彼の身体、ちょっと普通の人と違ってるし…」「それに怪我以外にも基本的な体力が極端に低下しているみたいなの」
イライジャ「何かの持病なのか?」
ロレッタ「わからないわ。でも、放っておけば確実に生命が失われるレベルね」
劾「だが、あの男は死なない」
風花「どうして?」
劾「あの男には強い意志がある。それは死神を寄せ付けない力となるだろう」
イライジャ「そういうものか…」
〔扉の開閉音〕
リード「劾の予想通りだ。とりあえず、あの男…目を覚ましたぜ」
バルザック「感謝するぜ、リード…うちの大将を拾ってくれてよ」
リード「あの男を見つけたのは偶然さ。要するに、奴さんはまだ死ねない運命にあるって事だ」
イライジャ「誰だい、そっちの人は?」
リード「俺が軍の情報部にいた頃の知り合いさ。もっとも当時はいけ好かないエリート様だったがな」
バルザック「今はただの使いっぱしりさ。それなりに充実しているけどな」
劾「前はあの傷の男の関係者か?」
バルザック「まあな…。あの男の追っかけみたいなもんをやってる」
イライジャ「追っかけって…何だよ、それ…」
バルザック「で、サーペントテールさんよ…あんたに一つ頼み事があるんだがいいかい?」
劾「依頼か…まずは話を聞こう」
バルザック「なあに簡単な仕事さ。人を一人、連れてきてくれればいいだけの話さ」
劾「………」
【シナリオエンドデモ終了】


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