TOP PAGEへ

No.47
黒衣の復讐者の最期

【シナリオデモ開始】
地球圏エリア
ネルガル重工/ドック
エリナ「ルリちゃんとナデシコCが合流して火星へジャンプしたそうよ」
アキト「勝ったな」
エリナ「ええ。あの子とオモイカネのシステムが一つになったら、ナデシコは無敵になる」
アキト「俺達の実戦データが役に立ったわけだ」
エリナ「やっぱり行くの?」
アキト「ああ…」
エリナ「復讐…。昔のあなたには一番似つかわしくない言葉だったわね」
アキト「昔は昔、今は今だ…。補給、ありがとう」
エリナ「いいえ。私は会長のお使いだから…」
ラピス「………」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「黒衣の復讐者の最期」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔ボソンジャンプ〕
〔敵ユニット出現〕

火星の後継者「国連本部制圧部隊、投降したとの事です!」「各地の部隊から武装解除して投降するとの報告が入っています!」
草壁「何という事だ…。これでは一年前と同じ事の繰り返しではないか…」
かなめ「やった! さすがロゼ婆ちゃん! きっちり締めてくれたよ!」
ラクス「想いと力…地球とプラントを結ぶ橋がもうすぐかかるんですね」
かなめ「そうよ、ラクス! 後はわからず屋達をこらしめれば全てOKだよ!」
ヤマサキ「う~ん…困った事になってしまったようですね」
テッサ「あなた達のおごりが招いた当然の結果です」「自分達が地球より優れた思想と優れた技術を持っていると過信していたからこそ…」「それが一度崩されると信念も理想も簡単に崩壊してしまうんです」
ヤマサキ「しかし、あまりにもあっけなさ過ぎません?」
テッサ「ヤマサキさん、あなたは優れた発想力をお持ちですが理論が先行しすぎましたね…」「ユリカさんとのシンクロ率に気を取られ、彼女からのフィードバックを忘れてはいませんでしたか?」
ヤマサキ「まさか…」
テッサ「そうです。ユリカさんの夢とラクスさんの歌で実行部隊の参加者は…」「誰もが持っている平和を求める心に目覚めて始めていたんです」
ラクス「私の歌が…届いたのですね」
かなめ「テッサ…あんた、そこまで計算していたんだ…!」
ヤマサキ「さすがですよ、テレサ・テスタロッサ。私達はあなたのウィスパードとしての知識ばかりに気を取られ…」「その天才的な戦略眼をすっかり忘れていたようです」
テッサ「そして、私には彼らが来る事もわかっていました…」「いえ、信じていたと言うべきでしょう」
〔レーダー反応〕
火星の後継者「我が基地上空にボソン反応!」
草壁「何っ!?」
〔味方戦艦出現〕
草壁「ナデシコか!」
ハーリー「アークエンジェルとリ・ホームはエリアBに出現! 周辺の警戒に当たります!」
ルリ「では、始めます…」
草壁「飛んで火にいる夏の虫め! 基地の迎撃システムを作動させろ! 奴らを撃ち落とすのだ!!」
[イベントデモ「電子の妖精」]
火星の後継者「だ、駄目です! 基地の各システム、制御不能です!」
ヤマサキ「システムを乗っ取られた…? 電子の妖精…!?」
ルリ「………」
イネス「説明しましょう。ナデシコCの最大の武器はその極限まで進化した電子戦機能なの」「IFSでリンクしたルリちゃんとオモイカネは、敵基地の制御中枢をハッキングし…」「その全システムを掌握したの。これで向こうは迎撃システムを使う事はできないわ」
シホミ「久々の説明、ありがとうございました」
ジュン「無理しないでくださいね、イネスさん」「あれだけの規模のフィールドのジャンプは身体にもかなりの負担になるでしょうから」
ユキナ「あたし…医務室まで付き合おうか?」
イネス「ありがとう、ユキナちゃん。でも、私にはもう一つ大きな仕事が残っているから…」
ルリ「私は新・国際連合事務局直属のノイ・ヴェルター所属、ナデシコC艦長のホシノ・ルリです」「元木連中将草壁春樹、あなたを逮捕します」
草壁「魔女…いや、電子の妖精よ! まだ、我々は負けてはいない!」
ルリ「そう言うと思っていました。では、皆さん、発進してください」

〈出撃準備〉
リョーコ「行くぜ、騎兵隊の出陣だ!!」
サブロウタ「おいおい…俺達も馬なのかよ」
クルツ「まあいいじゃねえか。こいつらはアキトとユリカの新婚旅行を邪魔した野郎共だ」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…と言うやつか」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死ねばいい…と言うやつか」

ノアル「やるなあ、宗介! さっすが現役の学生さんだ!」
ヒカル「まあまあ、サブちゃん。馬だけに…」
イズミ「リョーコはサブを尻に敷き…」
リョーコ「バッカヤロー! 何が尻だ!」
サブロウタ「まあ、尻に敷くかヒザ枕かはその後の展開として、ねえ、リョーコさん?」
ガイ「おっ! こっちも恋の花咲く時もあるってか!」
イズミ「お~アツい、アツい」
リョーコ「くっ…てめえら、これが終わったら覚えてやがれ!」
カズマ「んじゃ、リョーコさんの怒りの鉄拳ショーを見るためにも最後の仕上げと行こうぜ!」
竜馬「ああ…! そして、俺達は無駄な犠牲を出すつもりはない!」
ルリ「攻撃目標は敵の旗艦です。皆さん、最後の頑張りをお願いします」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)(待っていろ、千鳥、大佐殿…。すぐにカタをつける…!)
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介(待っていろ、千鳥、大佐殿…。すぐにカタをつける…!)

<戦闘開始>

<カズマvs草壁>

カズマ「もうやめようぜ、大将! こんな泥仕合を続けたって誰も喜びゃしねえよ!」
草壁「世界のための戦いだ! まだ退くわけにはいかぬ!」
カズマ「世界の前に一人一人の人間の事を考えやがれ!」「愛するミナトさんのために戦う白鳥さんの方がずっとイカしてるぜ!」

<ヒイロvs草壁>
ヒイロ「お前の思想はお前のものだ。だが、それで兵士の意思までも操る事は認めるわけにはいかない」
草壁「彼らは私の理想に賛同したのだ! それゆえに、この戦いに生命を懸けている!」
ヒイロ「では、なぜリリーナ達の言葉にこうも心を動かされる?」「認めろ…あれがお前の兵士達の真に望むべき世界だ」

<キラvs草壁>
キラ「なぜ、あなた達は戦う!? なぜ…なぜなんだ!?」
草壁「言葉を尽くしてもわからん人間がいるからだ!」「そして、君もその一人だ! 疑問を投げるだけでなくその言葉で私を動かしてみせるがいい!」
キラ「それでも、僕は…!」

<ロウvs草壁>
草壁「新たなる世界を創るためには犠牲は仕方ないのだ! それを理解しろ!」
ロウ「ぶっ壊すのは簡単だが、それを直すのは結構大変なんだぜ!」「俺はジャンク屋だ! 目の前で色んなものをぶっ壊されるのを黙って見ているわけにはいかねえぜ!」

<劾vs草壁>
劾「一握りの人間の歪んだ思想が戦いを呼ぶか…」
草壁「我々のしている事は世界の未来のため…いわば聖戦だ!」
劾「後ろめたさを隠すための美辞麗句か。そんな人間に世界は渡せんな…!」

<甲児vs草壁>
草壁「一騎当千のスーパーロボットを落とせば、敵軍の戦意も落ちる! 攻撃を集中させろ!」
甲児「そうはいくかよ! 悪党に落とされねえからスーパーロボットなんだよ!」「行くぜ、火星の後継者の親玉! 俺からのキツいお年玉だ!!」

<竜馬vs草壁>
草壁「ここにも我らの理想を阻もうとする者がいるか!」
竜馬「俺達の願いは平和な世界だ! それを破壊しようとする者はゲッターが相手になる!」

<ルリvs草壁>
草壁「ナデシコ…! またも我らの前に立ち塞がるのはお前達か!」
ルリ「こちらは特にそういうつもりはないのですが…」「人々に害を成す者がいれば私達はいつでも相手になります」
草壁「理想も信念もない地球の権力者の番犬め…!」
ルリ「…ただ、あなた方には個人的な怒りを感じていますので容赦はしません」

<リョーコorイズミorヒカルvs草壁>
リョーコ「行くぜ、草壁! 一年前にてめえを逃がしちまったミス、ここで帳消しにさせてもらうぜ!」
ヒカル「冬のコスミケに参加できなかった恨み、倍にして返してあげるんだから!」
草壁「体制の犬の一兵士に私の理想を理解する事はできんか…」
イズミ「理解する気もないね、そんな独りよがりの夢想は」「あんたは知るべきだよ。この世界に懸命に生きている一人一人の人間の事をね」

<九十九orサブロウタvs草壁>
九十九「軍を退いてください、草壁閣下!」
サブロウタ「今時、流行らないですぜ、玉砕なんてのは…!」
草壁「白鳥と高杉か…。お前達がこうして私の前に立ち塞がる事になるとはな…」「だが、私には兵を率いた責がある! そして、彼らの熱い魂を受け止める義務がある!」
九十九「熱血…その炎、いまだ消えずか…!」
サブロウタ「そういうの嫌いじゃないですよ…」「だが、それに巻き込まれて焼死する人間がいる以上、水をぶっかけさせてもらいますよ!」

<元一朗vs草壁>
元一朗「閣下…」
草壁「月臣か…。もうお前に語る言葉はない…」
元一朗「閣下、自分は…!」
草壁「言葉は不要だ。お前はお前の信じた道を行け、その熱血と共にな!」

<凱vs草壁>
凱「自分達の目的のためにかなめやラクス・クラインをさらったお前達に正義はない!」
草壁「大義の前に些細な犠牲は無も同然だ。彼女らも理想のために殉じれば本望だろう!」
凱「その独善を俺達が叩く…! お前が何度立ち上がろうともだ!」

<ブレードvs草壁>
ブレード「人間同士がこんな戦いをしている時ではないというのに…!」
草壁「だからこそ私は起ったのだ! 人類を統一し、あらゆる脅威に立ち向かうために!」

<イーベルvs草壁>
イーベル「もうやめてください! あたし達、戦いをするためにここに来たんじゃないんです!」
草壁「ならば我らに討たれろ! 地球圏最強の部隊と言われるお前達を倒せば、再起の道も開ける!」
イーベル「分からず屋! そんなに戦いたいんならラダムやイバリューダーと戦ってよね!」

<宗介vs草壁>
宗介「独善的な支配者に踊らされる兵達…。典型的な軍事国家の構造だな」
草壁「統一された意思と力だけが世界を変える。それは歴史の必然だ!」
宗介「だが、そうしたクーデターの多くが最終的には失敗している」「俺は日本史は赤点だがそれくらいの事は知っているぞ」

<黄金vs草壁>
草壁「思えば、お前達が火星に降りた時から木連の崩壊は始まったのかも知れない…」
黄金「外宇宙からの侵略者が迫る中、人類同士が争っている時ではないんだ!」
ファーラ姫「なぜ、あなた方はそれを理解できないのです!?」
草壁「ファーラ姫…あなたが我らにつけば、木連に敗北はなかったのだ…!」
ファーラ姫「黙りなさい! 私はアルテア王家の人間として正しき者に味方します!」

<草壁撃破>
〔草壁に爆発〕
草壁「ここまでか…」
ルリ「勧告します。草壁春樹、あなたを逮捕します。武装を解除して投降を」
火星の後継者「黙れ、魔女め!」「我々は負けん! 徹底抗戦だ!!」
草壁「…部下の安全は保障してもらいたい」
火星の後継者「草壁中将!」」
草壁「プラン甲に失敗した時点で我々の敗北は決まっていたのだ…。、後は潔く裁きを受けよう」
ルリ「わかりました。では、各機は投降してください」
※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔ボソンジャンプ〕
〔敵ユニット離脱〕

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔草壁、敵から味方へ〕
ハーリー「終わったんですね、艦長…!」
ルリ「いえ、まだです」
〔レーダー反応〕
ミナト「ルリルリ! ボソン反応7つ!」
ルリ「やはり、来ましたか」
〔敵ユニット出現〕
九十九「北辰か…!」
北辰「我らは影に生きる者…。光にさらされるのならば陽さえ曇らせてみよう」
ヒイロ「最後まで抵抗を続けるか」
イーフェイ「信念でも使命でもなくただ己の性の命じるままに戦うか…」「ならば、その業は俺達が払ってやる!」
ルリ「いえ…彼らの相手はあの人が務めます」
〔味方ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕

ロウ「アキトか!」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「やはり来たか、テンカワ・アキト…!」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「やはり来たか、テンカワ・アキト…!」

北辰「待っていたぞ、復讐人」
アキト「………」
北辰「決着をつけよう」
ルリ「各機はアキトさんの援護をお願いします」
カズマ「了解! 周りの雑魚は俺達で片付けるぜ!」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「テンカワ…お前は奴に集中しろ」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「テンカワ…お前は奴に集中しろ」

アキト「礼を言うぞ、宗介」
凱「アキト…これがお前にとって最後の戦いになるのか…」
北辰「参る!」
アキト「勝負だ」

<キラvs北辰>
キラ「あなたがラクスを…!」
北辰「お前がコーディネーターの最高傑作か」「我らの技を仕込めば最高の暗殺者になったろうな」
キラ「僕は戦いの道具じゃない! 僕は…僕は…!」

<アキトvs北辰>
アキト「………」
北辰「殺気を隠そうともしないか…。フフフ…お前の中の闇が広がっていくのを感じるぞ」
アキト「黙れ…。その闇にお前を消す…!」

<宗介vs北辰>
北辰「鍛えられた兵士のようだな…。だが、我らの殺人術には遠く及ばぬ…」「貴様も底知れぬ闇に落としてくれよう…」
宗介「これまでに何度か対峙し、その力は侮るべきと思っていたがどうやら違うようだな…」
北辰「何っ!?」
宗介「獲物を前に舌なめずり…。三流のする事だな」

<北辰撃破・敵増援2出現>
〔北辰に爆発〕
〔北辰、回復〕

北辰「よくぞ、ここまで」
アキト「………」
北辰「人の執念、見せてもらった」
アキト「決着をつける…!」
〔アキト、北辰へ隣接〕
〔アキト、北辰へ攻撃〕

[イベント戦闘「アキトvs北辰」]
〔アキト、分離〕
〔アキト、北辰へ攻撃〕

[イベント戦闘「アキトvs北辰」]
〔北辰に爆発〕
北辰「抜き打ちか…見事だ」
〔敵ユニット撃破〕
アキト「はあ…はあ…はあ…」
ヤマサキ「これで本当に終わりですね…」
かなめ「アキトさん、やったんだ…」
テッサ「彼の魂がこれで鎮められるかわかりませんが、一つの決着はつきました…」
ラクス「あの方に安らぎがあらん事を…」
???(アリア)「…千鳥かなめとテレサ・テスタロッサ…」
かなめ「え…」
アリア「あんた達はあたしと来てもらうよ」
キャレット「上空カラ 砲撃デス!」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動

※※まだ敵健在の場合、セリフ追加※※
〔敵ユニット撃破〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔草壁に爆発〕
草壁「無差別の攻撃か!?」
ルリ「かぐらづきは後退してください。ここは私達が戦います」
草壁「了解した。貴官らの健闘を祈る…!」
〔味方ユニット離脱〕
ミヒロ「お兄ちゃん! 遺跡から何か出てくるよ!!」
〔敵ユニット出現〕
カズマ「アリアか!」
アリア「馬鹿カズマ! ウィスパードの二人はもらっていくよ!」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「何っ!?」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「何っ!?」

アリア「アプリカント様! お願いします!」
〔敵ユニット出現〕
カズマ「アプリカント…!」
アプリカント「………」
〔アプリカント、極冠遺跡へ移動〕
アプリカント「研究対象4214482003160221、古代太陽系文明の遺産…回収する」
ヤマサキ「いけません! 彼らは遺跡のユニットを奪う気です!」
リョーコ「くそっ! ここまで来て演算ユニットを渡してなるかよ!」
ルリ「ミナトさん、急いでください」
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

ミナト「駄目! いくrディストーション・フィールドでもこの中で接近するのは無理!」
ジュン「でも、このままじゃユリカはまたさらわれてしまう!」
ルリ「ユリカさん…!」
アキト「ユリカーッ!!」
ユリカ「!」
〔光の放射音〕
〔画面、青く発光〕

ユキナ「遺跡にボース粒子反応を確認!」
ヤマサキ「ユニットがミスマル・ユリカごとボソンジャンプした!?」
ハーリー「か、艦長! ナデシコの格納庫にボソン反応…!」「遺跡のユニットがナデシコにボソンジャンプして来ました!」
ルリ「やってくれたんですね、ユリカさん」
ミナト「さっすが、艦長! ここって時には頼りになるぅ!」
アプリカント「まあいい。我々の第一目的はウィスパードの捕獲だ」
〔アリア&アプリカント、マップ端へ移動〕
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「千鳥! 大佐殿!!」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「千鳥! 大佐殿!!」

カズマ「待ちやがれ、アリア! それにアプリカント!!」
アプリカント「待てといわれて待つ者はいにあ、叫ぶ暇があったら追え…」
アカネ「え、トレイラー心得…!?」
ホリス「やはり、あれは…」
アリア「バイバイ、馬鹿カズマ! ミヒロ、また会おうね!」
〔敵ユニット離脱〕
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「くそおおおおおおっ!!」」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「くそおおおおおおっ!!」

アキト「あきらめるな。敵をせん滅し、奴らを追うぞ」
〔アキト、合体〕
シホミ「各機はザ・データベースの迎撃を!」
カズマ「どきやがれ、てめえら! 邪魔するってんなら叩き潰すぞ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
アカネ「キャレット! ザ・データベースの戦艦は!?」
キャレット「駄目デス…。完全ニ ロストシマシッタ…」
マオ「ここまで来たっていうのに…!」
※※ボン太くん出撃の場合のセリフ※※
宗介(顔グラは真っ黒)「千鳥…大佐殿…」
※※ボン太くん未出撃の場合のセリフ※※
宗介「千鳥…大佐殿…」

シホミ「…各機は帰還してっください。アークエンジェル達と合流し今後の事を検討します」
アキト「ラピス…礼を言う。お前はここに残れ」
ラピス「………」
凱「行くのか、アキト…」
ロウ「ユリカは戻ってきて火星の後継者の野望は叩き潰されたんだぜ!」
甲児「もうアキトさんが復讐鬼でいる必要はねえんだよ!」
ガイ「戻ってこいよ、アキト! また俺といっしょに最強コンビを組もうぜ!!」
アキト「ガイ…俺にそんな資格はない…。俺は黒衣を脱ぐ事は許されない」
ルリ「アキトさん…」
アキト「…俺に力がないばかりにユリカをあんな目に遭わせてしまった…」「ユリカだけじゃない…。火星のユートピアコロニーのアイちゃんもそうだ…」
リョーコ「アキトが助けられなかったっていう女の子の事か…」
アキト「俺はその罪を背負って生きていく…。その証が、この黒衣だ…」
イネス「そんな事をして何の意味があるの…?」
ルリ「イネスさん…いつの間に遺跡に…?」
アキト「………」
イネス「アキト君…エリナから聞いたと思うけどボソンジャンプは瞬間移動ではなく実は同時に時間移動でもあったのよ…」
錫石(こんな時にまた説明かよ…)
黄金(黙っていろ、チビ)
イネス「つまり、遺跡は一旦、過去へ向かった物質を現代に送り返し…」「それと同時に空間移動が起きる。つまり、ボソンジャンプとは時空転移なの」
アキト「それがどうした…」
イネス「ユートピアコロニーレインボー小学校、1年5組12番…」「好きな人、お母さん。好きな食べ物、スパゲティ。好きなお話、シンデレラ…」「さあ、アキト君。この子を迎えてあげて」
アキト「え…」
ハーリー「また、遺跡にボソン反応です! 何かが現れます!」
ヤマサキ「これは人…子供か!?」
〔光の放射音〕
〔画面、青く発光〕

アイ「ここ、どこ…?」
ラクス「あなたは?」
アイ「私、イネス・フレサンジュ。みんなはアイちゃんって呼ぶの」
アキト「!」
アイ「ねえ、お母さんは…? あのみかんをくれたお兄ちゃんは?」「みんな…いないの…? アイちゃんを置いていっちゃったの…」
イネス「いいのよ…いいのよ、泣かなくても。お兄ちゃんはちゃんといるから…」
ミナト「あの子が…イネスさん…」
イネス「アイちゃん…あなたはお兄ちゃんに会えるわ。今は会えなくても絶対に会える」「だから、忘れないで。あの人の顔、あの人の声を…」
アイ「あたし…もう行かなくちゃ…。それでね…これ、渡してって頼まれたの…」
ヤマサキ「プレート? 何かのデータの記録メディアですか…」
イネス「ありがとう、アイちゃん。大事にするからね…」
アイ「ありがとう、お姉ちゃん…。もし、お兄ちゃんに会ったらアイちゃんを迎えに来てって伝えてね」
〔光の放射音〕
〔画面、青く発光〕

ヤマサキ「行ってしまったか…」
イネス「さようなら…。そして、ありがとう…」
アキト「イネスさんが…アイちゃん…」
イネス「イネスのアルファベットの『I』よ。あの子は火星のアキト君のジャンプに巻き込まれたの」「一旦、古代の火星に飛んでそこでこの遺跡を造った生物に送り返されてきたのよ」「でも、またボソンジャンプして今度は21年前の火星の砂漠へ…」
ルリ「そして、記憶を失い、砂漠をさまよっているところをネルガルのスタッフに拾われたんですね」
イネス「トカゲ戦争の後のA級ジャンパーの実験中、私は記憶を取り戻したの…」
アキト「アイちゃん…」
イネス「ようやく会えたね、お兄ちゃん…」
アキト「俺は…俺は…」
〔味方ユニット離脱〕
ガイ「アキトオオオオオオオッ!!」
九十九「失ったもの、戻れない時…しかし、取り戻す事ができるものもある…」「テンカワ君…君がまた俺達の前に現れるのを信じているよ…」
ルリ「アキトさん…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

太陽~木星エリア
ヴァルストーク/カズマ自室
カズマ「連合宇宙歴101.1.1、航海日誌…」「長い一日がやっと終わろうとしている」「俺達は火星の後継者の野望をくじきユリカ艦長を救い出す事ができた」「アキトさんは行ってしまったがこれで一つの決着はついた」「そして、俺達はかなめとテッサ艦長をさらったザ・データベースを引き続いて追う事になった…と」

太陽~木星エリア
極冠遺跡
ユリカ「………」
イネス「先代艦長が目を覚ますわよ」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕

ユリカ「…あれ…」
ジュン「ユリカ…」
ユリカ「………」「みんな、老けたね」
リョーコ「誰のせいで、そんな事になったと思ってんだよ…!」
ミナト「そうよ! 艦長の事が心配で私達、ストレスたまっちゃったんだから!」
ジュン「おまげで旧ヴェルターのメンバーの中で僕達だけ年をとったみたいだよ…」
シホニ「でも、安心したわ。いつものボケで」
ユミ「伝説の天才艦長のミスマル・ユリカさんってこういう人だったんだ…」
ダービット「才色兼備ってやつだと思ったが、ネジ1本分、足りなかったみたいだな」
ユリカ「私…ずっと夢見ていた…アキト…」
ルリ「ユリカさん…」
ユリカ「…アキトはどこ?」
イネス「ちょっと用事を片付けてるわ。それより、艦長…あなたはまだ本調子じゃないから…」「地球に戻って療養した方がいいわね」
ヒカル「でも、どうやって地球に送るの? ナデシコCはザ・データベースを追うんでしょ?」
イズミ「ボソンジャンプが可能な艦はもう一隻あるよ」
ラピス「………」
ルリ「私はホシノ・ルリです。あなたは?」
ラピス「ラピス」
ルリ「ラピス?」
ラピス「ラピス・ラズリ。ネルガルの研究所で生まれた…」「私はアキトの目、アキトの耳、アキトの手、アキトの足だった…」
ルリ(この子…私と同じ…)
ラピス「アキトは私に残れと言った。それは協力しろの意味」
ルリ「では、あなたとあなたの艦にユリカさんを地球に運んでもらいます」
ラピス「わかった」
イネス「ジャンプのナビゲーションは先代艦長自らやってくれるわ」
ユリカ「よろしく、ラピスちゃん」
ラッピス「あなたはアキトの大切な人…。だから、私はあなたを守る」
ユリカ「ありがとう…」
ラクス「では、私もそれに同行させていただきます」
ルリ「ラクスさん…今日の勝利はあなたの歌のおかげでもあります」「あなたを救うために彼らも頑張ってくれました」
キラ「ラクス…君の歌は火星の後継者の人達にも届いたんだね」
ラクス「キラもよく無事で…。ここまで来てくれた事を感謝します」「私は地球圏に戻ります。そして、私にできる戦いをするつもりです」
劾「君の父親もそれお聞いたら喜ぶだろう」
ロウ「劾…お前、ラクス・クラインの親父さんの事、知っているのか?」
劾「俺にとって彼は依頼者でもある」
プレア「そうか…。あの方はニュートロンジャマーキャンセラーを導師に送ると共に…」「最悪の事態に備えていたのですね」
ラクス「そして、父の願いはアプロヴァール事務総長に届きました」
キラ「ラクス…僕達が地球に戻るまで…」
ラクス「わかっています、キラ。その日までに少しでも地球とプラントが手を携える事ができるように…」「私も望む事とできる事をします」
リョーコ「で、あいつの事はどうするんだよ?」
ルリ「アキトさんなら帰ってきますよ」「帰ってこなかったら追っかけるまでです」
ミナト「ルリルリ…」
ルウリ「あの人には返すものと渡すものがありますし…」「あの人は大切な人だから」
【シナリオエンドデモ終了】


● No46「新しい時代の始まりに」 へ戻る

● No48「逆襲の大帝王」 へ進む


◆ 「第2部」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦W」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。