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No.49
戦いの海に勇気の帆を

【シナリオデモ1開始】
太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
カズマ「連合宇宙歴101.1.6、航海日誌…」「時間の感覚が薄れてきているが俺がザ・データベースに捕まって2日経っていると思う」「今日の航海日誌も俺の脳内に書き留めておく事にする」「ミヒロは俺とは別の所にいるが無事であるらしい…と言うより歓待を受けてるらしい」「それについては、あのアリアがイヤミたっぷり、自慢たっぷりに教えてくれた」「凱さんの方はどうしているかまったくわからない」「囚われの身の俺にできるのは仲間の助けを待つ事だけだ」「何としても、ここを抜け出しあのクソ親父をぶん殴って敵に回った理由を聞き出してやる…」「それだけを頼みに俺は絶望しそうな心をつなぎとめている…と」

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
アリア「ねえ、ミヒロ…! 今日は何して遊ぼうか?」
ミヒロ「………」
アリア「お腹すいてない グラフィアス恒星系第6惑星の美味しいお菓子、作ったげようか」
ミヒロ「いりません…」
アリア「じゃあ、アルムアルクスでドライブしようか! 木星の海にダイビングしちゃうよ!」
ミヒロ「一人で行ってください。帰ってこなくてもいいですから」
アリア「ミヒロ! あんまりワガママ言うとお姉ちゃん、怒るよ!」
ミヒロ「あんたなんかお姉ちゃんじゃない! 私のお姉ちゃんはシホミお姉ちゃんとチイ姉ちゃんだもん!」
アリア「どうして…どうしてよ!…! アプリカント様はあたしのパパだからあたしとッミヒロは姉妹じゃない…!」
ミヒロ「あんな人…私達のお父さんじゃない!」
〔扉の開閉音〕
アプリカント「その通りだ」
ミヒロ「!」
アリア「アプリカント様! 聞いてくださいよ、ミヒロったらあたしの事を…」
アプリカント「アリア…お前の廃棄が決定した」
ミヒロ「え…」
アリア「嘘…嘘ですよね、アプリカント様! あたし…ちゃんと任務を果たしたじゃないですか!」
アプリカント「インファレンスの決定だ」
アリア「そんな…どうしてインファレンス様はあたしにいつもつらく当たるんです…!?」
アプリカント「………」
アリア「助けて、パパ! あたし…あたし、死にたくないよ!」
アプリカント「私は観測者に過ぎん。決定権はメインシステムであるあの三名にある」
アリア「でも、その内の一人のレギュレイト様は機能を停止させられちゃったじゃないですか!」「そんな状態じゃあたし達の使命だってメチャクチャになっちゃうかも知れませんよ!」
アプリカント「決定事項だ。私にくつがえす事はできん」
アリア「そんな…そんなーっ!!」
〔WARNING〕
アプリカント「ノイ・ヴェルターが動いたようだ。それが片付いたら、お前を廃棄する」「お前はここで待機していろ。いいな?」
アリア「…はい…。パパが…アプリカント様がそうおっしゃるなら…」
ミヒロ「アリアさん…」

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
Dボゥイ「潜入は成功したようだな」
命「ええ…基地の防衛部隊の多くはノイ・ヴェルターの迎撃に向かったようよ」
ルネ「陽動に引っかかってくれたか…」
クルーゾー「このまま全員で固まって行動しては発見される可能性がある。ここからは部隊を分割するぞ」
〔モニターの開く音〕
インファレンス「ようこそ、地球のネズミ達」
マオ「発見された!?」
インファレンス「君達の狙いを僕が気づいてないとでも思ったのかい? これだから…」
〔ノイズ〕
トモル「画像が乱れている?」
インファレンス「何だ、このノイズは!? これは…」
〔モニターの閉じる音〕
クルツ「何だったんだ、今の?」
命「わからないわ。何者かが基地の防衛システムに侵入してかく乱してくれてるようだけど…」
宗介「こちらとしては好都合だ。今の内に急ぐぞ」
クルーゾー「よし…各員の健闘に期待する」

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
Dボゥイ「はあ…はあ…」
トモル「大丈夫ですか、Dボゥイさん?」
Dボゥイ「お前の方はどうなんだ、トモル?」
トモル「え…?」
Dボゥイ「お前がオーガンとリンクするように俺もオーガンから特異な波長に判じる事があった…」「だから、わかる。お前の身体に何が起ころうとしているか…」
トモル「Dボゥイさん…」
〔WARNING〕
Dボゥイ「ちっ…発見されたか!」
ディスパー「………」
ディスパー「………」
トモル「か、囲まれた! どうします、Dボゥイさん!?」
Dボゥイ「トモル…お前には悪いが命懸けで付き合ってもらうぞ…」「俺は何としてもラダムとイバリューダーと父さんの謎を解かなければならないんだ!」
トモル「俺も…覚悟はできています…!」
Dボゥイ「来い、ペガス! テック・セッタアアアアアアッ!!」
トモル「オーガーンッ!!」
〔光の放射音〕
〔画面、黄色く発光〕


太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
ルネ「戒道! 本当にこっちからお前の仲間を感じたんだね!!」
戒道「間違いない。Jは生きている…!」
ルネ「しかし、ここ…モン・サン・ミッシェルの聖堂にそっくりだ…」「これも連中が集めた知識で造り上げたんだろうね」
???(ピルナス)「その通りよ、子猫ちゃん。中々いい趣味してるでしょ?」
ルネ「お前は…!」
戒道「ソール11遊星主か…!」
ピルナス「フフフ…私の名はピルナス。美しさと快楽の女神…」「子猫ちゃんとアルマがお揃いとは嬉しくなっちゃうわね」
ルネ「あたしは獅子の女王だ…! 猫と間違えると痛い目にあうよ!」
ピルナス「フフフ…強がりも可愛いわね。食べちゃいたいぐらいよ」
戒道「ルネ・カーディフ・獅子王…ここは先に行け」
ルネ「子供を置いて逃げるなんてできるか!」
戒道「そうじゃない。Jを救うためには、きっと君の力が必用となる…」「そのGストーンの力が…!」
ルネ「Gストーンの力?」
ピルナス「おしゃべりはそこまでだ! さあ、調教開始よ!」

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
命「どうしよう…ルネと戒道君とはぐれちゃったけど…」「怯えていちゃ駄目…! 私は凱を探さなくちゃ!」
〔WARNING〕
ディスパー「………」
ディスパー「………」
命「見つかった!?」
ディスパー「………」
命「こ、このままじゃ…」
???(護)「命姉ちゃん! こっちだよ!!」
命「あなたは!」
護「急いで! 僕達は行かなきゃならない所があるんだ!!」
〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕


太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
ディスパー「………」
〔機関銃の銃声〕
クルーゾー「白兵戦で我々がここまで苦戦するとは…!」
マオ「こいつら、並みの兵士じゃないよ!」
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕

クルーゾー「ウェーバー、後方の敵は任せるぞ!」
クルツ「あいよ! 訓練の成果を見てくれよ、中尉殿!」
〔通信のコール音〕
宗介「これは…!」
マオ「どうしたの、ソースケ!」
宗介「何者かが千鳥と大佐殿の位置を伝えてきている…!」
クルツ「ワナか?」
クルーゾー「いや…その必然性がない。おそらく、先程のハッキングをした人物のアシストだろう」「ウルズ7、お前はその位置へ向かえ! 何としても二人を救出するんだ!」
宗介「了解です!」

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
〔WARNING〕
アベル「どうなっているのです、インファレンス? 侵入者は随分と派手に動き回っているようではないですか」
インファレンス「どうやら裏切り者が出たようだよ。そいつのおかげで少しだけ混乱が起きている」
アベル「まあいいでしょう」「私も挨拶をしておきたい者が紛れ込んだようですから席を外させていただきます」
インファレンス「少々、面倒な事になったね」
クリティック「奴め…機能停止の状態から復帰するとは、あらかじめセーフティを用意していたか」
かなめ「へえ…銀河を股にかける侵略者のお家事情も随分と大変みたいね」
インファレンス「口の減らない子だな、君も。でも、残念だね…その程度の挑発なら僕は何の動揺もしないよ」
テッサ「ザ・データベース…あなた方の目的が知識・文明の記録である事はわかりました」「では、なぜ私達に攻撃を仕掛けるのです? 話し合いをする余地はないのですか?」
インファレンス「テレサ・テスタロッサ…ウィスパードである君なら理解できるんじゃないか?」
テッサ「どういう意味です?」
インファレンス「知識や情報は、それを持つ者が唯一だから意味がある…」「そして、その唯一の所有者は僕達であるべきなのさ」
かなめ「じゃあ、あんた達が集めた知識や文明って…」
インファレンス「記録が終わったものは消去する。…もっとも、その多くは僕達が手を下さずとも滅んでいったけどね」「でも、その知は記録プラントに永遠に存在し、それは僕達だけのものとなるのさ」「君なら理解できるだろう、テレサ・テスタロッサ?」「天才と呼ばれる特別な人間の君なら血を持つという事の価値が」
テッサ「………」
かなめ「テッサ…」
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕
〔機体の稼働音〕

テッサ「アーバレスト!」
宗介「千鳥! 大佐殿! 救出に来た!」
かなめ「ソースケ!! 来てくれたのね!」
クリティック「レギュレイトめ! ここまで奴らを誘導したか!」
〔機体の飛行音〕
ブレード「逃がさんぞ! ザ・データベース!!」
インファレンス「はぐれテッカマンに模造イバリューダー、君達まで来るとはね」
宗介「ブレードとオーガン!」
オーガン「宗介! お前も無事だったか!」
ブレード「ザ・データベース! お前達に聞きたい事がある!」
インファレンス「フフ…もしかして、君はそのためにボロボロの身体を押して、ここまで来たのかい?」
ブレード「貴様…俺の身体の事をなぜ知っている!?」
インファレンス「テックシステムについての記録はとうに済んでいるからね。君の症状についても既知のものだ」「何しろこの銀河で僕達の知らない事は数えるほどしかないからね」
ブレード「ならば、答えてもらうぞ! ラダムとイバリューダー…そして、相葉孝三の関係を!!」
クリティック「テッカマンブレード…地球名、相羽タカヤ…」
インファレンス「つまり、君はイバリューダーの始祖アイバの息子というわけか…」「いいだろう。その父親への想いに免じて教えてやろう」
ブレード「やはり、ザ・データベースは答えを知っていたか!」
インファレンス「全ての始まりは太陽系から飛び立ったシグナライト号とアルゴス号がラダムと接触した事さ」「そこで君もラダム樹に取り込まれテッカマンになったんだね」
ブレード「そうだ。そして、俺は父さんに助けられラダムの宇宙船から脱出した…」
インファレンス「相葉孝三が助けようとしたのは君だけじゃない」「ブラックホールに飲まれつつあった盟友シグナライト号に…」「彼は最後の力を振り絞ってラダムの艦からあるものを送った」「そう…生命力を取り込み、その能力を増幅するテックシステムを」
ブレード「何っ!?」
インファレンス「シグナライト号の乗組員はブラックホールに飲み込まれても死ななかった」「だが、彼らがホワイトベースから吐き出された先は、数千年前の過去の世界だった」
ブレード「シグナライト号がそんな事になっていたとは…」
インファレンス「銀河の果てで帰還の夢を断たれた彼らは相葉孝三の最後の言葉を胸に力を求めた」「すなわち、生きるために」「そして、彼らは相葉孝三のもたらしたテックシステムを解明して第二の肉体を造り上げたのさ…」「過酷な宇宙で彼らの身を守り、運命を捻じ曲げたラダムに対抗する力…そう、ソリッドアーマーを」
テッサ「そんな! では、イバリューダーはシグナライト号の乗員の子孫…つまり、地球人だと言うのですか!」
ブレード「だが…それなら全て解明できる…! イバリューダーがラダムを憎む事も、父さんを始祖と呼ぶ事も…!」
インファレンス「世代を重ねる事で彼らの中から地球人としてのメンタリティは消えていった…」「残ったのはラダムへの憎しみと力への絶対的な信奉さ」
オーガン「だが、オーガンは気づいた…。自分達が地球人である事に…」「だから、戻ってきたんだ! 自分の故郷へ!」
インファレンス「納得したかい、テッカマンブレード。では、僕達は行かせてもらうよ」
ブレード「そうはさせん! お前達とソール11遊星主は地球の敵だ!」
テッサ「駄目です! 彼らはプログラムであって実体はありません!」
オーガン「何っ!?」
テッサ「この基地もザ・データベースの端末の一つに過ぎません!」「ここを破壊しても彼らにとって何の痛手にもならないんです!」
インファレンス「へえ…さすがだね、ウィスパード。レナードは君の事を出来の悪い妹と言っていたけどなかなかのものだ」
テッサ「あなた、あの人の事を知っているの!?」
かなめ(そのレナードって人がテッサのお兄さん…)(その人って、もしかして、月で会ったあの男…!?)
インファレンス「彼は僕達に協力してくれた人間の一人だよ」「だが、君達からはまだ全ての知を取り出す事はできない。僕達と来てもらうよ」
ディスパー「………」
ディスパー「………」
テッサ「そんな…あの人が…ザ・データベースに手を貸したなんて…」
かなめ「しっかりして、テッサ!! あんた、大佐殿なんでしょ!!」「ソースケ! テッサを受け止めて!! ええいっ!!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕

テッサ「きゃあっ!」
宗介「大佐殿!」
かなめ「ソースケ! テッサを連れて逃げなさい!」
宗介「しかし、千鳥! それでは君が…!」
クリティック「この女…自分を犠牲にして仲間を逃がしたというのか!?」
インファレンス「理解不能…理解不能…!? 生命体の基本原理に反する!!」
オーガン「ザ・データベースが混乱している…!?」
インファレンス「なぜだ!? なぜ、このような非合理的な行動ができる!?」
かなめ「教えてあげるよ、プログラム! これが心意気ってやつよ!」
テッサ「カナメさん!」
かなめ「テッサ! 地球は今、大変な事になってんのよ!」「だから、あんたはミスリルに戻って戦わなきゃ!}
宗介「千鳥…」「………」「…大佐殿、後退します」
テッサ「駄目です、相良軍曹! ここで彼女を救出なさい! これは命令です!!」
かなめ「逃げなさい、ソースケ! これは学級委員の命令よ!!」
宗介「行きます、大佐殿…」
テッサ「相良さん!!」
かなめ「信じてるよ、ソースケ。あんたがきっとまた助けに来てくれるってね」
宗介「俺も信じているぞ、千鳥。お前はお荷物なんかじゃない…」「お前は立派なノイ・ヴェルターの特別隊員だ」
かなめ「とりあえず、見習いから昇格したみたいね!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

オーガン「外部からの攻撃か!」
ブレード「この間に脱出するぞ!」
宗介「了解だ!」
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕

ルネ「くそっ! この建物、どれだけの広さがあるんだ!」「外では戦闘が始まっているって言うのに!」
???(J)「…女か…」
ルネ「あんたは…!?」
[イベントデモ「囚われのJ」]
J「………」
ルネ「あんたは…ソルダートJ!」
J「お前は…Gストーンのサイボーグ…。女…何者かは知らんが、頼みを聞いて欲しい」
ルネ「頼み…?」
〔宙を舞う音〕
ピルナス「残念…時間切れよ、子猫ちゃん」
ルネ「お前はピルナス…! 戒道はどうしたんだ!?」
ピルナス「アルマなら、今頃はアベルに倒されてるんじゃないかしら」
J「何だとっ!?」
ピルナス「ラディオとアルマが消えた今、もう私達を止めることはいないわ!」
ルネ「黙りな! まだ、あたし達がいるよ!!」
〔銃声〕
ピルナス「無駄よ、子猫ちゃん! さあ、教えてあげるわ…」「苦痛と快楽は紙一重だってね」
ルネ「くっ!」
J「女! 私の戒めをGストーンを使って解除しろ!」
ルネ「え…!?」
J「説明している暇はない! そのパネルに触れるんだ!!」
ピルナス「仕様のない子…! 痛~いお仕置きが欲しいのね!」
ルネ「これか!!」

〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕

【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「戦いの海に勇気の帆を」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
ブレード「アキト…お前だったのか。奴らの基地を襲ったのは」
アキト「お前達には借りもあるしな」
クルツ「水臭い事、言うんじゃねえよ! とっととその黒マント脱いで戻って来いってんだ!」
クルーゾー「真道! ルネと戒道と卯都木はどうした!?」
オーガン「連絡不能です! おそらく、まだ基地に!」
〔味方戦艦出現〕
ジョージ「迎えに来たぞ、諸君!」
クルーゾー「まずはテスタロッサ大佐を脱出させる!」
テッサ「カナメさん…」
マオ「テッサ、気をしっかり持ちな。まずはできる事からするんだよ」
テッサ「わかっています、メリッサ。でも…」
宗介「大佐殿…」
〔テッサ、プロフェッサーへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕

麗雄「諸君! ノイ・ヴェルターの本隊もこちらに向かっている!」「本隊と合流次第、卯都木君達の救出に向かうぞ!」
ブレード「待て! ガニメデから何か来る!」
〔敵ユニット出現〕
宗介「ソール11遊星主の艦か!」
アベル「中々やってくれますね、あなた達。ですが、私達の邪魔をする者は力で排除します」
リーアム「相手は巨大戦艦です…! このままでは…」
樹里「待って! もう一隻、戦艦が来たよ!」
ブレード「あれは!」
〔味方ユニット出現〕
ブレード「ジェイアーク! 生きていたか、J!」
トモロ「ジュエルジェネレーター正常稼働中」
ルネ「これがジェイアーク…。この艦も奴らに捕獲されていたのか…」
J「宇宙(そら)はいい…。礼を言うぞ、女」
ルネ「あたしの名はルネ・カーディフ・獅子王。覚えておきな」
J「シシオウ? そうか…通りでな」
アベル「J002…やはり、あなたは不良品のようですね。赤の星の指導者である私に歯向かうとは」
J「不良品は貴様だ、ソール11遊星主、アベル!」「お前達をとっめるのは赤の星の戦士である私の役目だ!」
アベル「では、私はあんた達を捕らえ、アルマのようにしてあげましょう」
J「アルマに何をした!?」
アベル「その内、わかりますよ。でも、今日のあなたの相手は彼が務めてくれます」
〔敵ユニット出現〕
凱「うおおおおおおっ!!」
〔凱、気力上昇〕
麗雄「ガオファイガー!!」
ブレード「乗っているのは凱なのか!?」
宗介「では、機体は遊星主が複製したものか!」
オーガン「し、しかし…! あのガオファイガーからは破壊の意志しか伝わって来ない!」
凱「破壊せよ…破壊せよ…破壊せよ…。うわあああっ!」
〔凱の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

アベル「今の青の星の勇者はパルパレーパのケミカルボルトにより私達の忠実な下僕です」「さあ、その力で邪魔者達を破壊するのです!」
〔敵ユニット離脱〕
ルネ「レプリジンの護のように奴らに操られているのか!」
麗雄「凱! 目を覚ますんだ、凱!!」
凱「うおおおおおおおおっ!!」
〔凱の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ブレード「駄目だ…! 今の凱は破壊の化身だ!」
オーガン「どうするんです!? このままでは俺達も…」
J「ならば、戦うしかない…!」
オーガン「しかし!」
ブレード「Jの言う通りだ…。それしか方法はない!」
ジョージ「獅子王博士…」
麗雄「やってくれ、諸君…! もう凱は…凱は…」
ルネ「目を覚ましな、凱! こんなのはあんたらしくないよ!」
凱「うおおおおおおおっ!!」
J「凱を助けようなどと考えるな! 手加減すれば、死ぬのは自分だぞ!」
ブレード「凱…! 俺達はお前を倒さなければならないのか!!」
<戦闘開始>

<アキトvs凱>

アキト「凱…思い出せ。お前は勇者のはずだ…!」

<Jvs凱>
ルネ「どうしたのさ、凱! あんたが敵に操られちまうなんて!」
J「無駄だ、女。凱の耳に我々の声が届いていようとその身体を止める事はできん」
ルネ「どういう事さ!?」
J「凱の意識は残されている。だが、その身体は遊星主に操られているんだ」
ルネ「じゃあ、あいつは目の前で自分の力で仲間が傷ついていく事を見せ付けられているのかい!」
J「我々にできる事は一つ…! 凱を倒し、一刻も早くその苦しみを終わらせてやる事だ!」

<ブレードvs凱>
ブレード「目を覚ませ、凱! 俺達を救ってきたお前の勇気は死んでしまったのか!?」

<オーガンvs凱>
オーガン「凱さん! 俺はあなたの戦う姿に勇気を教えられた!」「そんなあなただから何としても救いたいんだ! 目を覚ましてくれ、凱さん!!」

<宗介vs凱>
宗介「今のガオファイガーは破壊の化身だ。俺達の力では止められないかも知れん」「…だが、あの男は俺達の仲間だ。最善を尽くすぞ…!」

<凱撃破or5PP・味方援軍1&敵増援1出現>
※※凱撃破の場合、セリフ追加※※
〔凱に爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※

凱「うおおおおおっ!!」
〔凱、後退〕
※※凱撃破の場合のセリフ※※
凱「駄目だ! ガオファイガーを破壊しても凱さんは止まらない!」
※※5PPの場合のセリフ※※
オーガン「駄目だ! このままでは凱さんは止まらない!」

ブレード「こうなったら、ガオファイガーから凱を引きずり出すしかない!」
ジョージ「急げ、Dボゥイ! 凱を救助したら、我々はこの宙域を離脱するぞ!」
プロフェッサー「あのガオファイガー、何らかの手段でオリジナル以上のエネルギー送料を与えられているわ」「あれが爆発したら周辺にもかなりの被害が出るわよ」
ブレード「待っていろ、凱! お前にはミユキを救ってもらった恩がある!」「今度は俺が絶対にお前を救ってみせる!」
パルパレーパ「そうはさせん」
〔敵ユニット出現〕
ルネ「ソール11遊星主、パルパレーパ!」
パルパレーパ「エヴォリューダー凱に打ち込んだケミカルボルトは完全…」「いかにあの男の意志が強くともその肉体という物質は我が手中から逃れる術はない」
オーガン「ケミカルボルト…! それが、凱さんを操っているのか!」
パルパレーパ「だが、同じ三重連太陽系の力を使う者として、破壊の使徒として苦しむ姿は忍びない…」「滅びよ、破壊の使徒よ! そして、我らの力となれ!」
宗介「奴はガオファイガーを破壊し、この一帯を消滅させる気か!」
テッサ「そんな…! それでは自分も無事では済まないのに!」
ジョージ「いかん! 各機、後退だ!」
〔味方ユニット出現〕
樹里「どこへ行くんです、博士! 無茶です!」
麗雄「凱はボクの息子だ! 目の前で息子をやらせはしない!」
〔麗雄、凱へ隣接〕
パルパレーパ「邪魔をするな…!」
〔パルパレーパ、前進〕
〔麗雄、前進〕
〔味方ユニット撃破〕

ブレード「博士ーッ!!」
ルネ「遊星主! お前はーっ!!」
パルパレーパ「消えろ、悪魔よ!」
駄目だ! このままでは凱さんは止まらない!」
〔大爆発音〕
〔画面、振動〕
〔画面、赤く発光〕

凱「…俺は死んだのか…。勇気を奪われ、破壊の使徒として…」
絆「凱…あなたの生命はお父さんによって守られたわ」
凱「母さん…母さんなのか…!」
絆「お父さんの叫びはザ・パワーの中で眠る私を呼び覚まし、その力があなたを守ったのよ…」
凱「母さん…。その精神はザ・パワーの中で生き続けていたんだね…」
絆「ありがとう、凱…。あなたは私を迎えに来るために宇宙飛行士になったのね…」
麗雄「凱…お前はボク達の自慢の息子だ」
凱「父さん…俺のせいで父さんが…」
麗雄「気にする事はない。親が子を守るのは当然の事だ」「それにここでまた母さんと一つになれるんだからな」
絆「でもね、凱…。もうあまり時間はないの…」「ザ・パワーの無限の力は今、パスキューマシンに注入されていっている」
凱「あいつらは三重連太陽系の復元にザ・パワーの力を使うのか…!」
麗雄「その通りだ、凱。太陽系を…全ての生命を守るため、お前は戦わなくてはならない」「なぜなら、お前は…」
凱「やめてくれ、父さん…。共を傷つけ、父さんを守れなかった俺にそんな資格はない」「それに俺は護も守れなかった…。もう戦う意味も…勇気ある誓いも全て失われた…」
護「ううん…何も失われてはいないよ」
命「凱…あなたは一人じゃない」
〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕

[イベントデモ「宇宙の光」
凱「護…命…」
命「凱…私達はいつだってあなたを信じている…」
凱「でも…俺に生命を力を与えてくれたカインは俺達の敵になった…」
護「信じて…」「三重連太陽系が機界昇華された時、Gストーンはもがきあがく生命の力として造られたんだ」
凱「護…」
命「私に生きる希望をくれた人…凱…」
凱「命…」
護「生命を守るために僕は生まれた」
凱「俺は生命を奪うものと戦うために生きてきた」
命「凱を助けるために私も生き続ける」
凱「だから、戦おう…本当の勇気を見つけるために!」
凱「本当に勇気…!」
命「いっしょに戦おう! 真実を探しにいこう!」
護「ギャレオンは必ず凱兄ちゃんに応えてくれるよ」
凱「ギャレオン…! ギャレオンも生きているのか!」
護「再生の力を止めるもの…それは破壊の力」「破壊は新たなるゼロへの希望…。無限なる可能性の挑戦…」
凱「行くぞ、護! 俺達の新たなる誓いの下に!」
護「凱兄ちゃん…! 今、奇跡を!!」

〔Gストーンの輝き〕
〔画面、緑に発光〕

ジョージ「無事か、諸君!」
J「ジェネレイティングアーマーの出力を最大にする事で何とか助かったか…」
ブレード「パルパレーパとかいう奴も消えたか…」
宗介「あの爆発だ…。耐えられるわけがない…」
〔敵ユニット出現〕
アキト「何…?」
オーガン「パルパレーパ…! あの爆発で生きていたのか!」
パルパレーパ「当然の事だ。我々の再生の力を止める事はできん」
ルネ「あいつ…パスキューマシンの力で再生したのか!」
パルパレーパ「ソルダートJと残った邪魔者達を片付ければ全ては終わる」
オーガン「こちらはボロボロの状態…。万事休すか…!」
アキト「待て…木星から何か来る」
〔味方ユニット出現〕
宗介「あれはギャレオンか!」
ルネ「ギャレオンはソール11遊星主に破壊されたはずじゃ!」
護「僕もギャレオンも無事だよ、みんな!」
宗介「護! 護なのか!」
護「うん! 命姉ちゃんも無事だよ!」
ブレード「では、あのギャレオンは…」
凱「フュージョン!!」
〔凱、変形〕
ブレード「凱! やはり、生きていたか!」
凱「心配かけたな、Dボゥイ! だが、俺は生きている…」「お前と同じくその使命を果たすまで俺は倒れはしない!!」
J「ソール11遊星主! よみがえったようだな、貴様らの天敵が!」
ルネ「熱い…熱いね、身体も心も…!」
パルパレーパ「ケミカルボルトから解放される肉体など…ありえない!」
凱「勇気ある誓いが肉体の常識を超えたんだ!」
命「凱…」
凱「ありがとう、護、命…。もう大丈夫だ!」
パルパレーパ「馬鹿な…! ギャレオンは破壊されたはず!」「それにラティオ! お前がなぜ生きている!?」
護「僕とギャレオンはずっと知の記録者に閉じ込められていた…」「あいつらは万一の保険として僕とギャレオンをお前達への対抗手段にしようとし…」「緑の星の最後の遺産…Gクリスタルの中に僕達を隠したんだ!」
パルパレーパ「だが、我々は確かにお前達が消去されるのを確認した…」「まさか、あれはレプリジン…! 奴らはパスキューマシンさえも記録したというのか!」
護「僕とギャレオンは知の記録者の一人に助けられ彼らの下から脱出した…」「凱兄ちゃんに真実を届けるために!」
凱「パルパレーパ! 俺のよみがえった勇気でお前達を破壊する!!」
〔凱、パルパレーパへ接近〕
〔パルパレーパに爆発〕

パルパレーパ「この力は…!?」
凱「そうだ! お前達が恐れるジェネシックオーラの波動だ!」
パルパレーパ「我らの原動力…貴様らのGストーンを超えたラウドGストーン…」「だが唯一、Gクリスタルの放つジェネシックオーラの前ではその力を失ってしまう!」
凱「そして、Gクリスタルの中でギャレオンは真の力に目覚めた! 俺の勇気に応えて!」
宗介「真の力だと…?」
護「かつて三重連太陽系が機界昇華された時…」「緑の星の指導者カインは最後の希望を託して遺産を遺していったんだ」
ブレード「それがギャレオン…!」
護「機界昇華は終わり、三重連太陽系は再生プログラムであるソール11遊星主を始動させた」「そして、ギャレオンは何らかの事情で遊星主が暴走した時へのアンチプログラムだったんだ!」
凱「ギャレオンは護を守って地球に飛来し、ゾンダーと戦ったがその本来の使命は遊星主の破壊…!」「それゆえにお前達はギャレオンとそれを制御する護を恐れたんだ!」
パルパレーパ「黙れ、破壊神よ! 出力はこちらの方が上だ!!」
〔凱の周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

凱「くっ…!」
命「凱っ!」
麗雄「再生の力を止めるもの…それは破壊の力」
オーガン「獅子王博士…!」
アキト「ザ・パワーの力か…」
絆「破壊は新たなゼロへの希望。無限なる可能性への挑戦」
カイン「さあ…Gクリスタルの破片に願いを」
護「あなたは…!」
麗雄「凱…ザ・パワーの力を今、一度お前に送ろう…」
絆「無限の力を統べるのです、凱。未来への希望のために」
カイン「凱、命…そして、ラティオ…今、勇気を!」
命「お願い…! 凱を…護君を…みんなを助けて!!」
[イベントデモ「ジェネシックドライブ」]
命「ジェネシックドライーイブッ!!」
〔クリスタルの砕ける音〕
凱「うおおおおおおおっ!!」
〔画面、緑に発光〕
〔コードの解除音〕

護「プロテクトガオー! スパイラルガオー! ブロウクンガオー! ストレイトガオー! そして、ガジェットガオー!」「みんな…来てくれたんだ!!」
凱「行くぞ!! ファイナルッ! フュゥゥゥジョォォォォォォンッ!!」

〔凱、合体〕
凱「うおおおおおおおおおっ!!」
〔凱、気力上昇〕
カイン「それは最強の破壊神。それは勇気の究極なる姿…」
絆「我々がたどり着いた大いなる遺産…」
麗雄「その名は勇者王ジェネシックガオガイガー!」
ルネ「ジェネシックガオガイガー…!」
J「最強の破壊神…!」
凱「身体中にあふれる、この力…これがジェネシック!」
パルパレーパ「やはり、創造主と破壊神は相容れぬ運命…」
凱「俺はもう迷わない…敵が何であろうと。俺がエヴォリューダーである事が勇気そのものの証なのだから…!」
パルパレーパ「破壊神…いや、滅びを呼ぶ悪魔よ! お前の存在は許されない!」
〔敵ユニット出現〕
ジョージ「各機はあの新たな勇者王を援護するんだ!」
ブレード「凱! 周りの敵は俺達に任せろ! お前はあのパルパレーパを狙え!!」
凱「わかった! …護、命を頼むぞ!」
護「任せて、凱兄ちゃん!」
凱「行くぞ、ソール11遊星主…! 俺は貴様らを…破壊する!!」

<味方援軍1出現の次PP・味方援軍2&敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
J「来たか、アベル!」
アベル「破壊神が復活するとは…! 知の記録者め…よくも私達を出し抜いてくれましたね!」
凱「ソール11遊星主! 俺の勇気は完全によみがえった!」
アベル「だが、私達の使命の邪魔はさせません。ここであなたを完全に消去します」
ルネ「できるかい、あんた達に!?」
〔味方戦艦出現〕
リーアム「ノイ・ヴェルター! 間に合ってくれましたか!」
ジョージ「よし…リ・ホームは後退だ!」
〔ジョージ、ルリへ隣接〕
クルーゾー「マオ、ウェーバー! 俺達も出るぞ!」
〈出撃準備〉
黄金「凱さん! それが新しいガオガイガーか!」
凱「その名はジェネシックガオガイガー! 最強の破壊神だ!」
甲児「しびれるぜ! 勇者の完全復活だ!」
アベル「来ましたね、ノイ・ヴェルター。ですが、誰であろうと私達の使命を邪魔する事は許されません!」
竜馬「そうはいくか、遊星主! 俺達はお前達を止めてみせる!」
ルリ「各機は凱さんを中心にソール11遊星主を迎撃してください」「これ以上、敵が現れない内に勝負をつけます」
※※氷竜&炎竜&風龍&雷龍出撃の場合、セリフ追加※※
氷竜「これは…!」
風龍「ザ・パワーとあのジェネシックガオガイガーの力が私達にも流れてくる!」
炎竜「この力があれば…!」
雷龍「いけるぜ! 強龍神、幻竜神に合体できる!!」
〔氷竜、気力上昇〕
〔炎竜、気力上昇〕
〔風龍、気力上昇〕
〔雷龍、気力上昇〕

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ホリス「社長代行! ヴァルストークは戦闘は無理です!」
シホミ「それでも味方の盾になるぐらいはできるわ…!」
アカネ「ここはカズマとミヒロが帰ってくる場所だよ!」「ホリス! 絶対にヴァルストークを守るよ!」
ホリス「了解です! 特殊部隊出身が嘘でない事をお見せしましょう!」
凱「勝負だ、パルパレーパ! 俺は貴様を破壊する!」

<凱vsパルパレーパ>
パルパレーパ「破壊神…いや、悪魔よ! 神の手により消滅するがいい!」
凱「俺の身体には父と母とカインに託された想いと護と命に守られた勇気がある!」「その力がお前達を討つ! お前達の恐れるジェネシックオーラとなって!!」

<凱vsピア・デケム>
アベル「破壊神…! あなたがよみがえろうと私達を止める事はできません」「私達の使命は既に最終段階に入ろうとしています」
凱「俺はあきらめない…! 最後の瞬間まで戦うことを止めない! なぜなら、俺は…」「勇者だからだあああっ!!」

<Jvsパルパレーパ>
パルパレーパ「ソルダートJよ」「アベルの戦士の最後の生き残りである貴様を生かしておいたのはどうやら間違いだったようだな」
J「その通りだ。そして、間違っているのはお前達の存在そのものだ」「赤の星の戦士の誇りに懸けて、ソール11遊星主…貴様達を討つ!」

<Jvsピア・デケム>
アベル「大人しくしなさい、ソルダートJ。あなたは再調整されて、私達の力になるのです」
J「私は赤の星の戦士だ! 赤の星亡き今、私の使命はその力を正しき事に使う事…!」「そして、三重連太陽系の歪んだ遺産であるお前達を討つ事だ!」

<ピア・デケム撃破>
〔ピア・デケムに爆発〕
〔ピア・デケム、回復〕

アベル「ピサ・ソールと別行動の行動では再生が追いつきません。ここは後退します」
J「逃がさんぞ、アベル!」
〔J、ピア・デケムへ隣接〕
アベル「ソルダートJ…あなたはピア・デケムを攻撃する事はできないはずです」
J「何っ!?」
アベル「あなたなら感じる事ができるはずです。ピア・デケムの中枢にアルマがいるのが」
戒道「………」
J「アルマ…!」
ピルナス「アルマは今やピア・デケムの生体コンピュータよ」
J「それがどうした!」
ピルナス「あっら~ひっど~い!」
アベル「アルマを殺す気ですか、J?」
J「ああ、そのつもりだ。アルマも戦士…我らが敗北してまでも生き残りたいとは思わないはずだ」
ルネ「J…あんた…」
J「一か八かの賭けに出る! 今、GとJの力を一つに!」
ルネ「J…あんたを信じるよ!」
トモロ「ジェネレイティングアーマー最大出力。全リミッター解除」
〔J、ピア・デケムへ攻撃〕
[イベント戦闘「Jvsピア・デケム」]
〔ピア・デケムに爆発〕
J「アルマは返してもらったぞ、アベル!」
ルネ「しっかりしな、戒道…! もう大丈夫だよ!」
戒道「すまない、J…。それにルネも…」
アベル「くっ…自らをジェイクォースと化しピア・デケムを貫くとは…!」
ルネ「あんたらのような奴らには理解できないだろうね! あたし達の勇気が!」
J「不死鳥は炎の中からよみがえる! 終わりだ、アベル!」
アベル「パルパレーパ、ここは任せます! 私はあれを起動します!」
〔敵ユニット離脱〕
ルネ「退いたか…!」
J「今はアルマの治療が先だ。奴とはいずれ決着をつける…!」

<パルパレーパ撃破・味方援軍3&敵増援3出現>
〔パルパレーパに爆発〕
※※まだピア・デケム健在の場合、セリフ追加※※
アベル「どうやらここまでのようですね。ここは一度退いて、体勢を立て直します」
J「逃がさんぞ、アベル!」
〔J、ピア・デケムへ隣接〕
アベル「ソルダートJ…あなたはピア・デケムを攻撃する事はできないはずです」
J「何っ!?」
アベル「あなたなら感じる事ができるはずです。ピア・デケムの中枢にアルマがいるのが」
戒道「………」
J「アルマ…!」
ピルナス「アルマは今やピア・デケムの生体コンピュータよ」
J「それがどうした!」
ピルナス「あっら~ひっど~い!」
アベル「アルマを殺す気ですか、J?」
J「ああ、そのつもりだ。アルマも戦士…我らが敗北してまでも生き残りたいとは思わないはずだ」
ルネ「J…あんた…」
J「だが、アルマには地球で得た友がいる…!」
〔ピア・デケムに爆発〕
ピルナス「な、何っ!?」
〔ピア・デケムの隣の地点にユニット出現のエフェクト〕
護「安心して、J! 戒道は僕が助け出したよ!」
アベル「ラティオ、いつの間に!?」
護「戒道は僕の大事な友達だ! お前達の好きにさせるもんか!」
戒道「ありがとう…ラティオ…」
アベル「こうなればあれを起動するしかありません!」
〔敵ユニット離脱〕
ルネ「退いたか…!」
J「今はアルマの治療が先だ。奴とはいずれ決着をつける…!」

パルパレーパ「くっ…悪魔め、よくも!!」
凱「パルパレーパ! 俺達の力を思い知れ!!」
ハーリー「待ってください! ガニメデから何か来ます!」
〔第3軍ユニット出現〕
パルパレーパ「知の記録者!」
デュオ「ついに連中も出てきやがったか!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

太陽~木星エリア
ザ・データベース/前線基地
〔爆発音〕
〔画面、爆発〕

レギュレイト「急いでください。もうすぐこの施設はソール11遊星主に破壊されます」
アリア「レギュレイト様! 機能を停止させられたんじゃなかったんですか!?」
レギュレイト「こうなる事を予見して私は自分の機能をアルムストラに移送していたのです」「さあ、急ぎましょう。既にあなた達の仲間も脱出しています」
カズマ「………」
レギュレイト「カズマ、何をしているんです…? 早く脱出を」
カズマ「気安く人の名前を呼ぶな! お前はザ・データベースだろうが!」
ミヒロ「で、でも、お兄ちゃん…この人、私達を助けてくれたよ…」「それに壊されちゃうはずだったアリアさんも…」
カズマ「お前は黙ってろ、ミヒロ…!」
レギュレイト「カズマ、私を信用できないあなたの気持ちは理解できます」「ですが、私は自分の責務としてあなた達を逃がすのです」
アリア「レギュレイト様! インファレンス様を裏切る気!?」
レギュレイト「聞きなさい、アリア…!」
アリア「は、はい…!」
レギュレイト「今のインファレンスはその機能に異常が見られます」「ですから、私は彼を止めなければならないのです」
アリア「………」
カズマ「じゃあ、一つだけ聞かせてくれ? なぜ、あんたは俺のお袋と同じ顔をしている?」
ミヒロ「この人が…お母さんと同じ顔を…!?」
レギュレイト「それは…」
〔足音〕
アプリカント「この自律型軌道記録プラントはブレスフィールド・アーディガンが造ったものだからだ」
ミヒロ「お父さん!」
アプリカント「アリア…私はお前に待機の命令を与えたはずだ」
アリア「でも、パパ…」
アプリカント「お前は私の造った人形だ。その処遇は私が決める…お前に選択肢はない」
カズマ「てめえ!」
〔殴打音〕
アプリカント「甘いな、カズマ・アーディガン」
カズマ「俺のコブシを受け止めた…!」
アプリカント「お前の身体データは更新した。攻撃しても無駄だ」
カズマ「黙れ、クソ親父! 俺はてめえの思い通りにはならねえ!!」
〔殴打音〕
〔画面、振動〕
〔クリスタルの砕ける音〕

アプリカント「何っ!?」
カズマ「何がデータだ! そんなもので俺を計れると思うなよ!」
レギュレイト「カズマ、今の内に脱出を…!」
カズマ「レギュレイト…あんたが何を考えてるか知らねえが今は力を貸してもらう…!」「このクソ親父をヴァルホークでぶん殴ってやるためにもな!」
ミヒロ「アリアさん、行こう! このままじゃアリアさん、お父さんに殺されちゃうよ!!」
アリア「でも…」
カズマ「来い、アリア! お前だって生きてるんだろ! だったら、走れ!」
アリア「馬鹿カズマ…」
カズマ「俺がお前に教えてやる! 宇宙の怖さ、一人の人間の弱さ…、そして、生命の大切さをな!」
アプリカント「待て、アリア!」
カズマ「来い、アリア!!」
アリア「ごめんなさい、パパ! あたし…生きたい!!」
レギュレイト「アルムストラ、援護射撃を!」
〔機関銃の銃声〕
〔画面、振動〕

アプリカント「くっ…アルムストラを遠隔操縦したか!」
カズマ「聞きやがれ、クソ親父! 俺はてめえを本気で見限った!」「表へ出やがれ! スペースマンとしての最後の情けだ! 宇宙で決着をつけてやる!!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔味方ユニット出現〕

デュオ「ヴァルホーク! カズマか!」
カズマ「待たせたな、みんな! ミヒロも無事だぜ!!」
ミヒロ「お姉ちゃん、チイ姉ちゃん、ホリス! 私達、大丈夫だから!」
シホミ「カズマ…ミヒロ…」
アカネ「よかった…よかったよ…! 二人が無事で!」
甲児「で、そっちのザ・データベースの戦艦とロボットは!?」
カズマ「ちょいと訳ありでな! とりあえず、敵じゃねえ!」
ミヒロ「お兄ちゃん! お父さんが追ってきたよ!!」
〔第3軍ユニット出現〕
アリア「アプリカント様!」
カズマ「来たな、クソ親父!!」
アプリカント「このアルムストラは最終生産型だ。性能はレギュレイトの制御するオリジナルを上回る」
〔カズマの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

カズマ「くそっ! 相変わらず大人気ねえぜ!」「ケンカ売ったら隠していた武器を出しやがったか!」
シホミ「ホリス! ヴァルホークの援護を!」
ホリス「了解! 私もキャプテン・ブレスと決別する日が来たようです!!」
〔シホミ、カズマへ接近〕
〔カズマの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ホリス「とは言ったもののこれは絶体絶命です!」
アカネ「馬鹿ホリス! 格好つけたんなら最後まで責任とんなよ!」
アプリカント「カズマ・アーディガン、シホミ・アーディガン、アカネ・アーディガン」「ミヒロ・アーディガン ホリス・ホライアン、そして、レギュレイト、アリア…」「まとめて消去する…!」
ホリス「やった! 私の名前も入ってた!」
アカネ「馬鹿ホリス! そんな事で喜ぶな!」
カズマ「くっそおおおおっ! 互角の機体があれば、クソ親父をぶっ飛ばしてやれるのに!!」
ホリス「では、それを用意しましょう」
アカネ「な、何言ってるの、ホリス!?」
ホリス「今、全ての鍵は集まりました! …キャレット!」
キャレット「OKデス! ホリスサン!」
〔コードの解除音〕
レギュレイト「これは…! アルムストラに私も知らないシステムがあるのですか…!?」
アリア「あたしのアルムアルクスも反応している!」
キャレット「バトルフォーメーション、パターン、ファイナル…」
シホミ「これは…!?」
カズマ「姉さん、レギュレイト、アリア! 来い!!」
キャレット「コード・ドライブ!!」
〔カズマ、合体〕
〈機体名変更〉
アカネ「ザ・データベースの戦艦とメカとヴァルストーク、ヴァルホークが…」
ミヒロ「合体した!!」
ホリス「これが私の解析したヴァルストークの最後の力…」「いえ、ヴァルストークの本来の姿です!」
アリア「馬鹿カズマ…これは!?」
カズマ「起こっちまった事は受け入れろ! こいつの名は…ヴァルザカード!!」「俺達の新しい力だ!!」
レギュレイト「メインシステムは私が担当します。シホミは指揮を」
シホミ「は、はい!」
アカネ「アカネは照準補正、ホリスさんは出力制御を」
アカネ「う、うん!」
ホリス「了解です!」
レギュレイト「アリアは攻撃の補助を、ミヒロは索敵とレーダーを…」
アリア「わ、わかった!」
ミヒロ「私も頑張る!」
レギュレイト「そして、カズマ、全てをあなたに任せます」
カズマ「おう!!」
アプリカント「ついに完成したか、ヴァルザカード…!」
カズマ「行くぜ、クソ親父!! 勝負だあああああああっ!!」
〔カズマ、アプリカントへ攻撃〕
[イベント戦闘「カズマvsアプリカント」]
アプリカント「ぐっ…これがブレスフィールド・アーディガンの遺したカウンターか…!」
ミヒロ「お兄ちゃん! ブリッジを見て!」
カズマ「親父…いや、あれは…!?」
アプリカント「………」
アカネ「機械の身体…! 人間じゃない…!?」
ホリス「アンドロイドの類ですか…!?」
アプリカント「戦闘続行不可能、後退する」
〔第3軍ユニット離脱〕
アリア「アプリカント様…」
カズマ「あいつは人間じゃない…。あいつは親父じゃないのか…!?」
シホミ「カズマ! 今は目の前の敵を倒す事が先よ!」
カズマ「あ、ああ! ヴァルザカードの力、奴らにも見せてやるぜ!!」
ロウ「すげえ…すげえぜ、カズマ!!」
アキト「燃える…」
甲児「よっしゃ! これで一気に形勢逆転だ…!」
凱「行くぞ、パルパレーパ! まずはお前を完全に破壊する!」
アベル「そうはいきません」
J「アベル! 戻って来たか!」
アベル「パルパレーパ、退くのです。ここはこの者に任せます」
〔ビームの発射音〕
〔画面、発光〕
〔敵ユニット出現〕

命「あれは!?」
〔Zマスター、MAP兵器「衝撃波」使用〕
〔第3軍ユニット撃破〕

J「Zマスター!!」
黄金「馬鹿な! 奴は確かに一年前に倒したはずだ!!」
アベル「その核を浄解しなかったのはあなた達のミスです」「私達はこれを知の記録者から譲り受け、その異常個所を修正しました」
鉄也「何だと!?」
ルリ「Zマスターも三重連太陽系で生まれたシステム…」「ソール11遊星主にとっては同じ系統の技術と言えます」
アベル「不要なシステムを切り捨てた今、マスタープログラムは私達の忠実な下僕となりました」「ノイ・ヴェルター…今一度、その力の恐怖しなさい」
パルパレーパ「破壊神よ…! 貴様との決着は次の機会につけよう」
〔敵ユニット離脱〕
Zマスター「心弱き者達よ。二度目はないと思え」
〔Zマスターの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

イーベル「きゃあああっ!」
劾「これまでの敵とは桁違いのパワーだ」
キラ「僕達…勝てるの、あいつに…!?」
ノアル「くそっ! とんでもない置き土産をしていきやがったぜ、あの野郎!」
カズマ「ビビる必要はんええ!!」
アキ「カズマ…」
カズマ「俺達はあの時より強くなった! 新しい力と新しい仲間でな! だから、絶対に負ける事はねえ!」
ブレード「カズマの言う通りだ! 俺達は必ず勝つ…勝たなくてはならないんだ!」
凱「行くぞ、みんな! 成長した俺達の力で奴を今度こそ完全に破壊するんだ!」

<カズマが戦闘>
カズマ「感じるぜ…! このヴァルザカードを通して、みんなを!」「姉さん、チイ姉、ミヒロ、ホリス…そして、レギュレイトとアリア!」「みんなの力は俺が預かった! ヴァルザカード、俺の叫びに応えろ!!」

<Zマスター撃破・勝利条件達成>
〔Zマスターに爆発〕
Zマスター「ぬおおおおっ!! 我が…我が滅びるというのか!」
J「その通りだ、Zマスター! そして、もう二度とお前をよみがえらせはしない!」
Zマスター「ぬああああああっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、赤く発光〕

凱「護、後は頼むぞ!」
護「わかってる、凱兄ちゃん!」
[イベントデモ「浄解」]
護「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ…」「ウィータ!!」

護「終わったよ、凱兄ちゃん…。これでZマスターは二度と復活はできない」
凱「ありがとう、護…。俺はまたお前に救われた」(そして、父さん、母さん、カイン…俺はこれからも戦っていく…。あなた達に教えられた勇気を胸に)
〔アキト、マップ端へ移動〕
ルリ「また行ってしまうのですか?」
アキト「………」
ルリ「返したいものと渡したいものがあります。いつかきっと戻ってきてください」
アキト「わかった…。約束は覚えている…」
〔味方ユニット離脱〕
ルリ「アキトさん…」
イネス「屈折してるね、お兄ちゃんは…」
レギュレイト「皆さん…ソール11遊星主も知の記録者も木星圏から撤退したようです」
ムウ「別の言い方をすれば俺達は奴らの手がかりを失っちまったって事か…」
マリュー「こちらもかなり消耗しているわ。一度、地球に戻るべきね」
ルル「では、各機は帰還してください。ノイ・ヴェルターは地球へ帰ります」
テッサ(カナメさん…必ずあなたを助けます…)
カズマ(親父…いや、アプリカント…。いずれ、あんたとは決着をつける…)(俺の大事な家族と仲間とこのヴァルザカードでな…!)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

太陽系エリア
ES空間
ピルナス「知の記録者め…! まさかパスキューマシンまで記録していたとは!」
パルパレーパ「だが、その記録は現時点では完璧ではないのだろう」「ゆえに複製したラティオとギャレオンを我らの目の前で消去し…」「我らに協力する姿勢を見せながらもオリジナルのラティオとギャレオンを切り札として隠し持ったのだろう」
ピルナス「しかし、あの連中…崩壊した三重連太陽系からGクリスタルまで持ち出していたなんて…」
アベル「そしてジェネシックオーラはノイ・ヴェルターの手に落ちました」
パルパレーパ「知の記録者とノイ・ヴェルター、双方を消去するか?」
アベル「その必要はありません」「知の記録者はパスキューマシンの完全な記録が済むまでこちらに仕掛けてはこないでしょうから」「問題とすべきはジェネシックオーラを手に入れたノイ・ヴェルターの方でしょう」
ピルナス「でも、木星の戦いがいい具合に陽動になったわね」
アベル「ピサ・ソールはもうすぐ配置につきます。おそらく地球人ではあれを発見する事はできないでしょう」「そして、木星のザ・パワーはES空間を通じて、ピサ・ソールにエネルギーを送り続けます」
パルパレーパ「エネルギーが満ちたら、この星系を消滅させ、三重連太陽系を復元させよう」
ピルナス「それまで、後どれ位の時間が?」
アベル「地球時間で約302万秒…一ヶ月と数日といったところです」
ピルナス「フフフ…それまでに見つけられるかしら? ピサ・ソールの事…」
パルパレーパ「では、我々もピサ・ソールと合流し、万一の事態に備えるとしよう」
ピルナス「でも、どうして私達…こんな銀河の辺境を三重連太陽系の復活の地に選んだのかしら?」
アベル「それは私にもわかりません。ですが、今となっては理由などどうでもいい事でしょう」「後わずかで私達の使命は達成されます。機界昇華によって滅びた三重連太陽系は」「新たな宇宙で再生するのです」

地球圏エリア
月面/ラダム母艦
〔戦艦の航行音〕
〔画面、振動〕

ソード「オメガ様…我らの母艦の月の大地への浮上、完了しました」
オメガ「ご苦労だったな、ソード。そして、後十日ほどで地表のラダム樹は一斉に花を咲かせる」
ソード「おお…ついに…!」
オメガ「フフフ…これでイバリューダー本隊を来ようとラダムの勝ちは約束された」
ソード「はい…地球に住む数十億の人類すべてがラダムのテッカマンになれば奴らなど恐れるに足りません」
オメガ「永年に渡るイバリューダーとの戦いもついに決着がつく」「だが、我らの邪魔をする者がいる…!」
ソード「ブレードとまがい者共を有するノイ・ヴェルター…」「オメガ様…奴らの始末、エビル様に任せてはいかがでしょう?」
オメガ「そうか…奴にはしばらく謹慎を言い渡していたが適任であろう」
ソード「では、その件は私からお伝えしておきます」
オメガ「頼むぞ、ソード。私はラダム樹の最終制御に入る」
ソード(オメガ様…いえ、ケンゴ…。愛するあなたのためならこの私はあらゆる手段を使います)(たとえ、それがあなたの弟のシンヤの生命を奪う事になろうとも…)
【シナリオエンドデモ終了】


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