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第4話
ガンダム破壊命令


サブタイトル
「ガンダム破壊命令」


【シナリオデモ1開始】
サイド7 宙域
マイヨ「こちらギガノス軍親衛隊、マイヨ・プラート他3機。着艦許可を求む!」
ドレン「歓迎します。マイヨ・プラート大尉」「後部デッキより着艦してください」
〔機体の稼働音〕

ムサイ ブリッジ
シャア「よく来てくれた、大尉。君が来てくれれば敵は落としたも同然だ」
マイヨ「それは買いかぶりというものです」
ドレン「はっはっは! ご謙遜ですな。『ギガノス軍の蒼き鷹』の武勇を知らぬ者などおりませんよ」
シャア「大尉、早速で悪いのだが、作戦の説明をしたい」
マイヨ「例の木馬とかいう連邦の新造艦を狙うのですね?」
シャア「ああ、おそらく、ルナツーに向かうのだろうが…」
マイヨ「では、こちらから仕掛けて敵の動きを見る…と」
シャア「察しがいいな」「それに、できればD兵器だけでなく連邦のモビルスーツも手に入れたい」「まずは威力偵察といったところだ」「木馬の後をザクに追尾させている」
マイヨ「了解しました。早速、出撃準備に入ります」

ホワイトベース 食堂
ケーン「あーっ、疲れた…。なんなんだ、あの軍曹…」
タップ「いきなり軍人魂詰め込まれても…」
ライト「俺達一般人にはついけないっての!」
〔歩み寄る足音〕
タップ「ん?」(おい、見ろよ!)
ライト(おおっ! 美少女発見! 横にいるのは弟かな…?)
ケーン(ライト! いきなり、がっつくなよ!)
ライト(へいへい)
タップ(こっちに来るぞ…)
〔歩み寄る足音〕
光珠「フフ! 君達、早速しごかれてるみたいね?」「私、赤月 光珠って言うの」「△△△△△△のパイロットよ」「よろしくね!」
ワッ太「俺は竹尾ワッ太! トライダーG7のパイロットをやってるんだ」
ケーン「ああ! お前達、あん時のロボットに乗ってた…」
ライト「う、嘘だろ? こんなチャーミングな女の子と小学生の子供が…」
ワッ太「子供って言うなよな! これでも竹尾ゼネラルカンパニーの社長なんだぞ!」
タップ「わ、悪かった悪かったよ…」「そりゃあ、噂には聞いてるさ。『宇宙の何でも屋、竹尾ゼネラルカンパニー』だろ?」
ワッ太「知ってんの?」「いやぁ、有名人はつらいねぇ」
タップ「俺、タップ・オセアノ。よろしくな!」
ライト「俺はライト・ニューマン 今後ともよろしく」
ケーン「そして、俺様がケーン・ワカバ! この中は一応リーダーって事に…」
ライト「誰がリーダーだよ、誰が!」
光珠「あはははっ! 君達、面白いよね」「私達、同年代なんだし、お友達になろうよ」
ライト「はいはい、喜んで!」
ケーン「ライト! へらへらすんなよ!」
秋水「あはは!」「それにしても、いきなり実戦であそこまで機体を動かせるなんて正直驚いたわ!」「私なんか最初はあんなにうまく動かせなかった…」
ケーン「そう? やっぱ才能かな?」
タップ「バーカ。ドラグナーのおかげだろ?」
ワッ太「ドラグナーってそんなにすごいの?」
ライト「ドラグナーには優秀なコンピュータが搭載されててな。俺達素人でも動かせるってわけだ」
タップ「そうそう」「まあ、そのおかげで俺達、軍属にされちまったんだけどな…」
光珠「それ、ひどいよね…」「私も似たようなものだし…なんか、他人事とは思えないのよね」
ケーン「おお…! わかってくれる…?」
ライト「そういや、アムロ達もそうだったな…」
タップ「アムロ達、まだ整備中かな?」
ライト「あちらさんもかなり絞られてたからな…」
〔ハッチの開閉音〕
〔歩み寄る足音〕

フラウ「失礼しまーす」
ケーン「お? なんだ、なんだ?」
フラウ「避難民のみなさん。缶詰の配給でーす」
ローズ「みなさーん、こちらまで取りに来てくださーい!」
ダイアン「医薬品の必要な方は私に言ってください!」
リンダ「順番に並んでください。慌てないでくださいね?」
ケーン「おおっ! カワイコちゃん!」「しかも俺好みだったりして」
ライト「おいおい、お前、人の事言えないんじゃないか?」
光珠「ふ~ん。ケーンはああいう人が好みなのかぁ」
ケーン「ま、まあな!」
光珠「多分あの子達、コロニーの避難民から志願したボランティアよ」「ほら、チャンスよ、ケーン!」
〔足音〕
「ケーン、お、おい、押すなって!」
ローズ「たくさんありますから慌てないでくださーい!」
タップ「お? あっちにも可愛いのがいるぜ?」「ヘイ! 彼女~!」
ローズ「ん?」「ふふっ!」
タップ「おおっ…! あの子、こっち向かって微笑んだよ、おい!」」
ケーン「おいおい…タップ、お前まで」」
ライト「俺だったら…あれだ。大人の魅力ってやつ…」
ダイアン「あら?」「あなた達は新しい避難民かしら?」
光珠「あ、違います。私は連邦軍に雇われた民間パイロットです」「それと、この子達は無理やり軍に徴用された可哀想なパイロットです」
ダイアン「そうだったの…あなた達が…」
ケーン「あの、もしかして噂になってたりしてるんすか…?」
フラウ「ええ、私も知ってます。アムロと一緒に戦ってくれた人達ですよね?」
ローズ「あの…よかったらこれ、どうぞ。非常食ですけど…」
ケーン「いいのかい?」
タップ「んじゃ、遠慮なく!」
ライト「おいおい、少しは遠慮しろよ。お年寄り優先だろ?」
ダイアン「いいのよ。あなた達にはこれからも頑張ってもらわないと」
リンダ「頼りにしています」
ケーン「い、いやぁ~、ハハハ…」
光珠「ねえ、あなた。制服着てるみたいだけど、ブリッジ要員なの?」
フラウ「はい…そうですが、何か?」
光珠「この艦って、今はどこに向かって移動してるの?」
フラウ「多分、ルナツーだと思います…。連邦軍の基地ですから」
ワッ太「それじゃ、そのルナツーってとこでここの人達、降ろしてあげられるんだよね?」
フラウ「ごめんなさい。そこまではわからないわ」
ダイアン「でも、そうしてもらわないとこの先、困るわよね…」
ケーン「ついでに俺達の任務も終了…って事になんのかな?」
ワッ太「そうなるといいんだけどなあ…」
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕

光珠「敵が来たのかしら…」
ワッ太「じゃあね! 俺達、出撃するよ!」
〔走り去る足音〕
〔ハッチの開閉音〕

ライト「お、おいおい!」
タップ「はあ…また行くのか?」
ローズ「あ、あの…」
タップ「ん? なんだい?」
ローズ「あの…私、応援してますから」
タップ「あ、いや…」
リンダ「みんな、あなた達には本当に感謝しているんですよ」
ケーン「そ、そうなのか?」
リンダ「ええ、あなた達があの時、戦ってくれなかったら今頃…私達は…」
ケーン「…………」
リンダ「私、みなさんの無事を祈っています。頑張ってください!」
ケーン「ああ、ありがとよ」「おら! 行くぜ、お前ら!」
ライト「おうっ!」
〔走り去る足音〕

ホワイトベース デッキ
ハヤト「リュウさん、僕のノーマルスーツなんですけど、もっと小さいのありませんか?」
リュウ「子供用のがあるだろう」
カイ「お! ぴったしじゃないか、ハヤト!」
ハヤト「もう! からかわないで下さいよ、カイさん」
アムロ「僕達…いつのまにか戦争させられて…」
キッド「何も出来ないよりはマシさ…」
アムロ「あ、あなたは…?」
キッド「軍のために戦うんじゃない。避難民を守るために戦う。そう思えばいい…」
アムロ「…………」

光珠「フェアリさん! 発進スタンバイ!」
フェアリ「お待ちください。私達は発進体勢のまま待機します」
光珠「なんで? 敵が来てるんでしょう?」
フェアリ「今捕捉している敵は偵察部隊だと思われます」「後方に控える敵本隊を迎撃するため、私達は第2陣として残ります」
光珠「な~るほど、経験者を艦に残すわけか…」「艦長さん、考えてるね!」
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ブライト「ケーン! 出撃準備はできているな?」
ケーン「ああ! こんなとこで死にたくねえからな!」
ブライト「いい心がけだ」「サイド7で回収したパーツ類の中にドラグナー1型用の『キャバリアー』がある」「あれの整備が終わっているはずだ。キャバリアーを装着して発進しろ!」
ケーン「…んな事、急に言われてもよぉ!」
ブライト「使い捨ててもいいと言っているんだ! 使える火力は全部使え!」
ケーン「わかったよ!」
〔通信のコール音〕

〔エレベータの稼働音〕
〔機体の拘束音〕

ベン「ケーン! キャバリアーの装着完了だ。行って来い!」
ケーン「よーし! ケーン・ワカバ、出るぜ!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔味方ユニット出現〕

ブライト「対空戦闘だ! 砲座スタンバイ!」
リュウ「ブライト、こんな時になんだがひとつ相談があるんだ…」
ブライト「なんだ?」
リュウ「ホワイトベースは戦力不足だ。この先、戦っていくためにはモビルスーツの数が足りない」
ブライト「それはそうだが…」
リュウ「なんとか敵のモビルスーツを奪取して運用できればいいんだが…」
ブライト「何かプランがあるのか?」
リュウ「母艦には充分な搭載能力がある。敵機体の『部位』を破壊して行動不能にすれば、捕獲できるかもしれん」
ブライト「『部位』だけを破壊か…。そんな事ができるのか?」
リュウ「ああ、多分アムロならな…」
ブライト「聞こえたか、アムロ! ザクの頭を手足を破壊しろ! できるな?」
アムロ「待ってください! そんな事、本当にできると思ってるんですか?」
ブライト「やってもらわねば、みんなが死ぬ! いいか、なるべく手強い相手は避けろよ!」
アムロ「く…やるしかないのか…」
〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<2PP>

ブライト「アムロ、今は1つでも多くの戦力が欲しい。そのためには、お前がやるしかないんだ」
アムロ「わかってますよ、ブライトさん」
ブライト「こちらで運用できない機体もバラせば予備パーツの供給源になるはずだ。お前の任務の重大さを忘れるなよ」
アムロ(もう少し言い方ってものがあるだろうに!)

<敵部位破壊完了>
オスカ「目標敵機、沈黙! 行動不能に陥ったようです!」
ブライト「よし、あれなら『捕獲』できるかもしれん…」「ミライ! 艦を目標の側に寄せろ! あの機体を捕獲する!」
ミライ「了解!」

<敵捕獲・敵増援1出現>
フラウ「敵機の回収に成功しました。パイロットは脱出した模様です」
ブライト「よし、よくやった」「今後も、このやり方で『捕獲』を行う」「戦闘中も期待回収班を待機させておけ」
フラウ「わかりました」
〔敵ユニット出現〕
ブライト「敵の本隊が来たぞ! ただちに迎撃体制をとれ!」
オスカ「こうなりゃ、やるしかないもんな…」
マーカー「ああ…」
シャア「ほう…木馬の連中もなかなかやるな…。ザクの追尾に気が付いたようだ」「どう見るかね、大尉?」
マイヨ「やはり針路はルナツーでしょう。あの艦を整備できる基地が他にあるとは思えません」
シャア「ルナツーに逃げ込まれるとこちらも仕掛けづらくなるな」「相手の出方次第では、この場でV作戦そのものを頂く…」
マイヨ「了解しました。私はD兵器を取り戻します」「…プラクティーズ、続け!」
〔マイヨ、前進〕
ダン「了解しました!」「カール、ウェルナー! いくぞ!」
カール「久々の機動戦だ! 腕がなるぜ!」
ウェルナー「大尉、見ていてください。我々の成長ぶりをご覧に入れます!」
〔カール&ウェルナー&ダン、前進〕
シャア「モビルスーツ隊は私に続け!」
〔シャア、前進〕
スレンダー「了解!」
〔スレンダー&ザク隊、前進〕
オスカ「高熱源体、捕捉!」
ブライト「敵のモビルスーツか?」
マーカー「で、でも、この速度で迫れる機体なんてありはしませんよ!」「通常の何倍ものスピードで接近中です!」
アイザック「赤い彗星のシャア…それにギガノスの蒼き鷹だ」
ブライト「なんですって!?」
アイザック「事前に情報はつかんでいたが、不確実な情報だったのでね…。だが、これは間違いなかろう」
ブライト「そんな…。我々だけで逃げきれるのか…?」
アイザック「心配するな。相手にとって不足はない。我々がお相手しよう」
キッド「イェーイ! そうこなくっちゃ!」
ボウィー「いっちょ、やりますか?」
お町「イェーイ!」
アイザック「いくぞ!」
ボウィー「あいよ!」
フェアリ「○○○様、発進スタンバイ、OKです!」
光珠「了解!」
〔味方ユニット出現〕
フェアリ「○○○様、敵戦艦への攻撃は初めてですよね?」
光珠「あ…そうかも」
フェアリ「では、対艦および対大型機への戦術プログラムについてご説明します」
光珠「今までと違うの?」
フェアリ「そうですね。サイズの異なる大型機…とりわけ戦艦に対しては攻撃方法が変わります」「例えば敵が戦艦であれば、武装やエンジンなどの『部位』に攻撃を集中させます」「なお、『部位攻撃』の利点は、戦闘力に関する機能を速やかに奪える点です」「大抵の機体部位は、指揮系統、武装、機動力に分類する事ができます」
光珠「う~ん…え~と…」
フェアリ「つまりですね。大きな目標に仕掛ける場合は、一点に攻撃を集中させるという事です」「どの戦闘力を奪い取るか、状況に応じて攻撃する部位を選んでください」
秋水「うん。なんとなく、わかった」「とにかくやってみるね?」
フェアリ「そうですね」

≪まだキッド健在≫
<味方が撃破される>

お町「あらあら…。意外と苦戦しているみたいねえ…」
ボウィー「手伝ってあげようか、ボクちゃん達?」
キッド「新人が相手にするにゃあ、ちと骨の折れる相手だからね」
アイザック「我々が手本を見せてやらんとな」
キッド「イェイ!」

<光珠vsシャア>
シャア「ここを通りたくば、まず私を倒す事だな」
光珠「言われなくても、すぐに倒してやるんだから!」「赤い彗星だか何だか知らないけど覚悟しなさい!」

<光珠vsシャア(戦闘後)>
光珠「くっ! この人、強い…!」
フェアリ「さすがはジオンのエース…。赤い彗星と呼ばれるだけの事はあるようですね」
シャア「この私を今まで君が相手にしてきた連中と同じと思ってもらっては困るのだよ」

<光珠vsマイヨ>
マイヨ「D兵器奪取の邪魔をするのであれば、誰であろうと排除する」
光珠「やれるもんならやってみなさいよ!」「絶対、負けないんだからね!」

<光珠vsマイヨ(戦闘後)>
マイヨ「やるな。さすがに動きがいい」
光珠「こっちだってそれなりに実戦を経験してるのよ」「そう簡単にやられてたまるもんですか!」

<アムロvsシャア>
シャア「見せてもらおうか…連邦軍のモビルスーツの性能とやらを!」
アムロ「相手がザクなら人間じゃないんだ! 僕だって…!」

<アムロvsシャア(戦闘後)>
シャア「フッ…どうだ!」
アムロ「ううう…」
シャア「バカな…直撃のはずだ!」
アムロ「こ…これが…戦い…」

<ブライトvsシャア>
オスカ「敵、隊長機らしき機体、急速接近!」
ブライト「シャアか!」
オスカ「し、信じられません! あのザクのスピードは通常の3倍は出ています!」
ブライト「それが『赤い彗星』の異名の由来だとでもいうのか…!」
シャア「フッ、連邦の新型艦の性能、どれ程のものか見せてもらおう」

<カイvsザクII>
カイ「ったく、民間人の俺が何でこんな事しなくちゃならないんだよ…」
〔通信のコール音〕
セイラ「あなたはまだそんな事を言ってるのですか!? 軟弱者!」
カイ「お高くとまりやがって…。あんた、セイ…セイラとはいったよな」
セイラ「そんな…そんな不良みたいな言い方、おやめなさい!」
カイ「悪かったな。でも、愚痴の1つでも言わないとこっちとしてはやってられないんでね」
セイラ「あなたも男なら、そんなものは戦闘が終わってからにしたらどう?」
カイ「へいへい、わかったよ」
セイラ「しっかりやってくださいね。この艦に収容されている人々の命はあなた達にかかっているのですから」
〔通信のコール音〕
カイ(ケッ、何様のつもりだってんだ!)

<ハヤトvsザクII>
ハヤト「やらなきゃ! 僕がやらなきゃホワイトベースの人達が!」
〔通信のコール音〕
フラウ「ハヤトくん、落ち着いて」「ハヤトくんになら出来るって私、信じてるわ」
ハヤト「…ありがとう、フラウ」「アムロまでとはいかなくても、精一杯やってみるよ」
フラウ「ええ、頑張って」
〔通信のコール音〕

<ケーンvsマイヨ>
ケーン「ギガノスの蒼い鷹だか何だか知らないが…邪魔する奴は、みんなぶっつぶす!!」
マイヨ「この私とやろうというのか…。よかろう、相手になってやる!」

<ケーンvsマイヨ(戦闘後)>
ケーン「な、何てスピードだ…。全然、追う事なんか出来やしない!」
マイヨ「ほう…あの攻撃に耐えたか…」「面白い!」

<キッドorボウィーvsシャア>
シャア「ほう…多少はできる相手のようだな…」
アイザック「なめてもらっては困る。銀河旋風の名は伊達じゃないんでね」

<キッドorボウィーvsシャア(戦闘後)>
シャア「私をここまで手こずらせる相手がいようとはな…」「名を聞いておこうか」
ボウィー「あらら…俺ちゃん達、意外と知られてないのね」「ちょっとショック…」
お町「ま、しょせん裏稼業だものね。しょうがないんじゃない?」
キッド「いい機会だ、赤い彗星さんよ。地獄の土産によ~く覚えときな」「星から星に泣く人の、涙背負って宇宙の始末! アウトローも震えだすコズモレンジャーJ9ってのは俺達の事だぜ!」

<キッドorボウィーvsマイヨ>
マイヨ「む? あの動き…。なかなかの実力の持ち主と見た…」
キッド「噂どおりだな。へへっ、燃えてきたぜ!」
ボウィー「イェイ!」

<ワッ太vsシャア>
ワッ太「何だ、この赤いザク…! 他のと強さがまるで違う!」
シャア「同じ機体でも、扱い方次第で戦闘力は変化するものなのだよ」
ワッ太「何をーっ! ちょっとぐらい腕がいいからって、トライダーに勝てると思うなよ!」

<ワッ太vsシャア(戦闘後)>
シャア「ほう、なかなかやるようだな」
ワッ太「当ったり前だい! 伊達にこの年で社長をやってるわけじゃないんだぞ!」

<ワッ太vsマイヨ>
ワッ太「そっちがスピード勝負ならこっちはパワーで勝負だ!」
マイヨ「いくら強力な一撃を持っていても、当たらなければ意味はない!」

<ワッ太vsマイヨ(戦闘後)>
ワッ太「くっ…ダメか!? でも次の攻撃で必ず倒してみせる…!」
マイヨ「二の太刀を打たせるほど私は甘くないぞ、少年!」

<シャア撃破>
シャア「ええい、何という事だ…。奴らを甘く見すぎたか…!」「ドレン、聞こえるか。今から戦線を離脱する」
〔通信のコール音〕
ドレン「わかりました、少佐。救援を向かわせます」
シャア「頼む」
〔敵ユニット離脱〕

<ドレン撃破>
〔ドレンに爆発〕
ドレン「む…これ以上はもたんか…」「ムサイを後退させろ! 戦線を離脱する!」
〔敵ユニット離脱〕

<スレンダー撃破>
※※アムロが撃破の場合、セリフ追加※※
スレンダー「くっ…なんてモビルスーツだ…!」
※※まだシャア健在の場合、更にセリフ追加※※
シャア「スレンダー! 敵のモビルスーツの後ろへ!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アムロ「こいつっ!」
[イベント戦闘「アムロvsスレンダー」]
〔スレンダーにスパーク〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

スレンダー「ぐあああああ! しょ、少佐ぁーっ!」
〔敵ユニット撃破〕
※※アムロが撃破の場合、セリフ追加※※
※※まだシャア健在の場合、更にセリフ追加※※
シャア「ス、スレンダー!」「一撃で…一撃で…撃破か…!」「なんという事だ…。あのモビルスーツは戦艦並みのビーム砲を持っているのか!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
アムロ「い…一撃で…ザ…ザクを…」
※※まだシャア健在の場合、更にセリフ追加※※
シャア「させるかーっ!」


<マイヨ撃破>
マイヨ「私としたことが…敵を過小評価していたようだ」「今回はこれまでにしておこう…」
〔敵ユニット離脱〕

<カール撃破>
カール「まずい…これ以上は危険だ…」「撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<ウェルナー撃破>
ウェルナー「バカな…! この程度の事で戦闘不能だと!?」「く…撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<ダン撃破>
ダン「俺とした事が…退くしかないのか…」「こんな体たらくでは、大尉に合わせる顔がない…!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「よし、敵は撃退した!」「本艦はただちに現空域を離脱する!」「機体を収容しつつ、ルナツーへ向かうぞ!」
光珠「了解!」
ケーン「おーい! 置いてかないでくれよ!」
ワッ太「あははっ! 着艦、失敗しないでよ?」
キッド「んじゃ、うちらも着艦しますか?」
アイザック「いや、気になる情報もある。我々は独自に動こう」
お町「坊や達の護衛はどうするおつもり?」
アイザック「もうすぐ、ルナツーの空域だ。彼らだけでも何とかなるさ」「ボウィー、やってくれ」
ボウィー「あいよっ!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ルナツー

ルナツー ドック
光珠「ここが、ルナツーか…なんとか無事にたどり着けたわね」
フェアリ「○○○様、私は本社への報告がありますから、しばらく通信室に行っています」
光珠「うん、よろしくね」
〔歩き去る足音〕
ワッ太「みんな、これからどうなるんだろう…」
光珠「ブライトさんが掛け合ってるみたいだから。それを待ちましょうよ」

ルナツー 管制室
ワッケイン「…以上が、ジャブローからの命令だ。ブライト艦長、何か質問はあるか?」
ブライト「ワッケイン司令。避難民だけでも収容して頂けませんか?」
ダイアン「病人だっているんですよ!」
ブライト「我々があのホワイトベースをジャブローまで運ぶ事など…不可能です!」
ワッケイン「すでに諸君らは実戦をくぐり抜けた」
ブライト「しかし!」
ワッケイン「収容された民間人には気の毒だが、この艦は新型の戦艦だ」「地球連邦本部ジャブローに直行し、避難民その他の処理を決定する」
ブライト「素人の集まりなんですよ!」
ワッケイン「命令に変更はない。武器弾薬の補給が済み次第、発進してもらおう」
ブライト「わかりました…。失礼させて頂きます…」
〔歩き去る足音〕
〔ハッチの開閉音〕

ワッケイン「…………」
連邦士官「司令、たどり着けますかね…?」
ワッケイン「知るものか…!」「我々に出来る事といえば、サラミス一隻を護衛につけてやるだけ…」「ジャブローは…前線の事は何も…!」
連邦士官「司令…」
ワッケイン「ジオン・ギガノス連合との戦いがまだまだ困難を極めるという時…我々は素人まで動員していく…」「寒い時代だとは思わんか?」

ルナツー ドック
ブライト「みんな、聞いてくれ。これより本艦は、南米の連邦軍基地ジャブローに向かうことになった」「各員、出港準備を急いでくれ」
ミライ「なお、民間会社の方々との契約もこのまま継続されます」
ワッ太「う~ん…泊まり掛けで仕事なんてここしばらく無かったのになぁ…」「でも、避難民の人達を放っておくわけにもいかないし…」「よーし、がんばらなきゃ!」
光珠「ああ、やっぱり…ずるずると流されてるわ…私達…」
ミライ「ごめんなさい。今はあなた方しか頼れないの」
光珠「あ、ごめんなさい。あなた達の方が辛いわよね…」
カイ「おい、まさかホワイトベースだけで行けってのかい?」
ハヤト「ここは連邦軍の要塞なんですよね? 護衛艦隊は付かないんですか?」
セイラ「ここを出たらサラミスが1隻、合流するそうよ」
カイ「1隻? たったの?」
セイラ「今の連邦軍に余分な戦力はないのよ…」
ブライト「確かに、連邦軍の宇宙艦隊は劣勢を強いられている」「だが、ジャブローに行けば、問題は解決するはずだ」
カイ「そう言うけどね、ブライトさん。それって、たどり着ければの話だろ?」
アムロ「やめましょう、カイさん。こうしている間にも…」
カイ「チッ! わかったよ」
光珠「はい、決まり!」「メカのわかる人は機体の整備よ。さ、行きましょう!」
アムロ(やるしかないんだ…生き残るためには…)
〔金属板の上を走り去る足音〕
【シナリオエンドデモ終了】


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