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第50話
ドリーマーズ・アゲイン(後編)


サブタイトル
「ドリーマーズ・アゲイン(後編)」


【シナリオデモ開始】
ホワイトベース 食堂
〔扉の開閉音〕
〔金属板の上を走り寄る足音〕

あきら「やっほー! メシだメシだ!」
仁「はやく食べようぜ!」
吼児「ああっ、仁くん。まだみんな席についていないよ…」
ヨッパー「いっただきまーす!」
田之介「はぐ、はぐ、もぐ、はぐっ!」
ワッ太「うわ…すげえ食いっぷり…」「よぉし、負けないぞーっ!」
次郎「あっ、仁! 俺のポテト取りやがったな!」
仁「へへーん! 早い者勝ちだぜ!」
次郎「くそーっ! 負けてたまるかーっ!」
トン助「ブヒッ! ブヒッ!」
マリア「あなた達…もうちょっと落ち着いて食べなさいよ」
勉「そうです! よく噛んで食べないと栄養が取れませんよ」
仁「いつ敵が来るかわからねえんだ。モタモタ食ってられっかよ!」「はぐっ、はぐっ…!」
きらら「はぁ~、見てらんないわ…」
早苗「うふふ…そんなに急がなくても料理は逃げないわよ」
クッキー「これ、おいしーい! なんていう料理?」
郁恵「それはね、ペンタゴナ野菜とエドン鶏のパイ包みっていう自信作なの」
ラブ「へぇ~地球の食材じゃないんだ」
ローズ「こっちに来てから見た事もない食材ばっかりで創作意欲が刺激されるのよね」
早苗「調理法とかもいろいろ参考になって面白いのよ」
郁恵「新たな味の地平にチャレンジできるって幸せだわ~」
ときえ「それってもしかして私達で人体実験してるって事?」
ローズ「やぁね。ちゃんと味見してるわよ」
シノブ「もちろん毒見もバッチリです」
れい子「だ、大丈夫かなぁ…」
仁「ぜいたく言ってねえで、とっとと食えよ!」
飛鳥「仁、そのマナーの悪さはせっかくの食事に対して失礼だぞ」
美紀「やっぱり、飛鳥くんは違うわぁ」
仁「へっ、知った事か! 残さず綺麗に食やぁいいだろが!」
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕

ゆう「警報!?」
ひろし「敵が来たんだ!」
マリア「みんな、食事をやめて配置に就くわよ!」
仁「おう!」
ひでのり「僕まだ一口しか食べてないよ…」
あきら「モタモタしてるからだ! ほら、パンでもくわえて行け」
〔つねる音〕
ひでのり「はぐうっ!」
ワッ太「よぉし、いくぞーっ!」
〔複数の金属板の上を走り去る足音〕

ホワイトベース デッキ
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕

鉄也「チッ、もう来やがったか!」
亮「敵にしてみりゃこちらを休ませる義理はないからな」
ジーク「ギワザってのは13人衆の中でもパイロット能力は高い方ではないが、狡猾さではピカイチって噂だ」
甲児「知ってるのか?」
ジーク「当たり前だ。星間連合の情報は一通り調べてある」
鉄也「ギワザという男…かなりの野心家と見た」「おおかた、ポセイダルが倒されるのを待っていたのだろう」
忍「ケッ、まるでシャピロみてえな野郎だな」
號「だったら同じ目に遭わせてやろうぜ!」
ジーク「フン…そいつは俺達ガディソードにとっても好都合だ。せいぜい頑張ってくれよ」
甲児「なら、お前も来るんだな。さっきの戦い、見事だったぜ」
ジーク「俺は慣れ合うつもりはない。好きにさせてもらうさ」

ホワイトベース ブリッジ
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕

オスカ「敵大部隊がスヴェートに向かってきます!」
リンダ「まもなく戦闘空域に入ります!」
ダバ「やはり動いたか…ギワザ・ロワウ!」
ブライト「全力で迎撃する! 各機、発進スタンバイ!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〈出撃準備〉

〔味方ユニット出現〕
〈出撃準備〉
〔敵ユニット出現〕
ギワザ「我が指揮下の将兵に告ぐ!」「私はギワザ・ロワウである! 我が志の下に集いし諸君に厚き礼を言う!」「この世は今、腐敗の一路を辿りつつある」「軍の規律は乱れ、人民は圧政に苦しむ…」「それらは反乱軍を生み、無駄な戦いを起こし、諸君らの友、家族を不幸に追いやった」「なぜか!」「すべてはあの独裁者、オルドナ・ポセイダルにある!」「そして、たった今そのポセイダルは反乱軍の手によって討たれた!」「あとは我が軍が反乱軍を一掃し、この世の混乱を無くし、正義と秩序をもたらせば良い!」「これはその為の戦いである!」「よってここにマフ・マクトミン、ネイ・モー・ハンの両名に戦いの火蓋を切ってもらうものとする!」
マクトミン「ウフフフフフフ…ゆくぞ! 反乱軍ども!」「突撃を開始する!」
〔マクトミン&アシュラ・テンプル隊&サージェ・オーパス、前進〕
ネイ「ギワザ様に弓引く者はネイ・モー・ハンが切り捨てる!」「ヘッケラー、アントン! 反乱軍どもを一掃するぞ!」
ヘッケラー「はっ!」
アントン「お任せ下さい、ネイ様!」
〔ネイ&アントン&ヘッケラー、前進〕
ギワザ「さて…この一手、どうなる」
レッシィ「ギワザ! やはり、この機会を狙っていたようね!」
ジュドー「勝ちをかすめ取ろうっての?」
號「けっ! せこい野郎だぜ!」
<戦闘開始>

<ギワザHP60%以下・敵増援1出現>

ポセイダル兵「前方に敵機侵入! た、退避運動!」
ギワザ「貴様、艦を沈める気か! すぐに応急修理班を損傷個所に向かわせろ!」
ポセイダル兵「は、はい!」
ギワザ「旗艦にこれほどの被害を受けるとは…寄せ集めの軍隊になんというザマか…!」「しかし…我が軍の兵達が脆すぎるというのは何だ?」「正規軍の練度が奴らより低いというのか?」「ポセイダル独裁のもとに己を鍛えることを忘れた輩だというのか…」
〔ギワザ、回復〕
ポセイダル兵「船体の応急修理、終了しました!」
ギワザ「前線の戦力を補充する! 本艦に残るヘビーメタルをすべて投入せよ!」
〔敵ユニット出現〕

<ギワザHP40%以下・敵増援2出現>
〔ギワザにスパーク〕
ギワザ「やってくれるな…。もはや応急修理では間に合わんか…」
〔ギワザ、回復〕
ギワザ「反乱軍の意志はポセイダルの傘の下に生きて来た正規軍の兵よりは…力があるのだ」「だが、私も13人衆の筆頭に上り詰めた男…兵の練度を覆す戦術をもって奴らを血祭りに上げてやる!」
ポセイダル兵「ギワザ様! 増援部隊が到着しました!」
〔敵ユニット出現〕
ギワザ「よし一気に攻め立てろ! 奴らに休む暇を与えるな!」
リンダ「敵の大部隊が次々に戦闘空域に入って来ています!」
隼人「軌道上の反乱軍部隊が突破されたのか!?」
ブライト「オペレータ、状況は!?」
マーカー「強力なジャミングで状況はわかりません!」
キャオ「よくもまあ、こんな戦力を…」
レッシィ「ギワザはポセイダルの目を盗んで戦力を蓄えていたのよ」
沙羅「ギワザってのは、はじめからポセイダルの後釜を狙っていたのね…」
忍「ったく! こすっからい野郎だぜ!」
ダバ「ギワザが政権をにぎってもペンタゴナは変わらない!」「ここで倒さなきゃいけないんだ」
アム「そうよ、ダバ! その意気、その意気!」
ブライト「敵の練度は決して高くない! 慌てず各個撃破に専念しろ!」
ダバ「了解!」「さあ、いくぞ!」

<ギワザ撃破orHP20%以下・敵増援3出現>
〔ギワザにスパーク〕
ポセイダル兵「ギ、ギワザ様! 船体の被害が甚大です!」
ギワザ「む…旗艦を後退させろ!」
〔敵ユニット離脱〕
〔敵ユニット出現〕


≪敵増援3出現後≫
<敵6機以下>

ブライト「オペレータ、戦況を報告しろ!」
マーカー「敵戦力の8割を殲滅しました」
アール博士「どうやら防ぎきれそうですな」
プラート「いや…戦力の8割を失っても敵は攻撃を止めようとしていない…」
リンダ「後方に、さらなる敵の大集団を捕捉しました! もうじき戦闘空域に入ります!」
隼人「やはり増援部隊か…」
ブライト「各部隊、警戒しろ! もうじき敵の増援が来る!」

<ダバvsネイ>
ネイ「ギワザ様の前に立つ者は誰だろうと排除する! ダバ・マイロード、お前の存在はギワザ様にとって危険なのだ!」
ダバ「ネイ・モー・ハン! 女を利用するギワザはポセイダルと同じだって事がなぜわからない!」

<ネイ撃破(1回目)>
〔ネイにスパーク〕
ネイ「やってくれる! 13人衆もなめられたもんだね!」
〔ネイ、回復〕
〔ネイ、気力上昇〕

ネイ「すべてはギワザ様のため! ここで負けるわけにはいかない!」

<ネイ撃破(2回目)>
〔ネイにスパーク〕
ネイ「ぬうう…おのれっ! 反乱軍の分際で…この私を…!」
〔ネイに爆発〕
〔画面、振動〕

ネイ「ううっ!」「も…申し訳ありません、ギワザ様ぁーっ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<マクトミン撃破(1回目)>
〔マクトミンにスパーク〕
マクトミン「フフフフフフフフ! これしきの事…!」
〔マクトミン、回復〕
〔マクトミン、気力上昇〕

マクトミン「戦いはこれからだ。フフフフフフフ!」

<マクトミン撃破(2回目)>
〔マクトミンにスパーク〕
マクトミン「く…この私が…出すぎたと言うのか…」
〔マクトミンに爆発〕
〔画面、振動〕

マクトミン「う…うわあああああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<アントン撃破>
〔アントンにスパーク〕
アントン「うおっ! やられたのか!?」
〔アントンに爆発〕
〔画面、振動〕

アントン「くうっ!」「こ、これまでか…」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<ヘッケラー撃破>
〔ヘッケラーにスパーク〕
ヘッケラー「ネイ様…申し訳ありません…。私はこれまでのようです…」
〔ヘッケラーに爆発〕
〔画面、振動〕

ヘッケラー「ぐっ…む…無念…!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕


<敵全滅・味方援軍1&敵増援4出現>
マーカー「戦闘空域の敵戦力を殲滅しました」
ブライト「敵の増援は!」
リンダ「来ました! 敵増援部隊、戦闘空域に侵入します!」
〔敵ユニット出現〕
ギワザ「フフ…頃合だな…」「我が本隊で一気に叩き潰す! 総攻撃開始!」
ブライト「くっ、敵の本隊か!」
リンダ「突撃してきます!」
アール博士「むう、さすがは13人衆の筆頭! きつい攻撃じゃわい!」
ギワザ「ペンタゴナは私のものだ! ウハハハハハハハ! ワハハハハハハハハハハハハ!」
ポセイダル兵「ギワザ様ーっ! 上空からミサイル攻撃です!」
ギワザ「なにっ!?」
〔滑空音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕

ローズ「きゃああああ!」
ブライト「なんだ、この攻撃は!」
マーカー「強力な弾頭が地表に降り注いでいます!」
プラート博士「すさまじい破壊力だ…衝撃波がこれほど船体を揺さぶるとは…」
レッシィ「これはプラネット・ボンバー…」「地上制圧に使う多弾頭ミサイルです!」
オスカ「プ、プラネットボンバーによる攻撃がギワザ艦隊に集中しています!」
〔滑空音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット撃破〕

ポセイダル兵「ギワザ様! わ、我が軍の艦隊が…艦隊が…!」
ギワザ「く…プラネットボンバーだと…!?」「反乱軍め…レイ級の戦艦を手に入れていたのか!」
〔滑空音〕
〔マップ上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔敵ユニット撃破〕
〔味方ユニット出現〕

セムージュ「遅れてすまない、ダバくん! 戦線を突破するのに時間がかかった!」
ダバ「セムージュさん!」
ケーン「ナイスタイミング! 地獄に仏だぜ、おっさん!」
アラン「今の爆撃は効いている! 今なら敵の混乱を突ける!」
セムージュ「さあ! 皆に号令を! カモン・マイロード!」
リリス「ダバー!」
ダバ「よし…」「ポセイダルは死んだ! 一気にギワザと決着をつける!」
セムージュ「聞いたか諸君!」「我らがリーダー、カモン・マイロードはポセイダルを倒したぞ!」「残るギワザ艦隊を打ち倒し、ペンタゴナに自由を取り戻すのだ!」
反乱軍兵士「おおーっ! カモン・マイロードがいる限り反乱軍は勝てるぞー!」
ギワザ「フン! ダバ・マイロード…いや、カモン・マイロード!」「反乱軍こそ、お前を倒せば烏合の衆! 蹴散らしてくれるわ!」

<光珠vsギワザ>
光珠「勝利を横取りしようなんて、ちょっとセコイんじゃないの!?」
ギワザ「これが戦略というものだ。私に言わせれば、無駄な戦いを避けようとしない貴様らが愚かなのだ」
光珠「言ってくれるじゃない!」「ま、先に戦おうが後で戦おうが、あなたが私達に倒される事に変わりはないんだけどね!」

<アムロvsギワザ>
ギワザ「貴様らの目的は打倒ポセイダルだったのだろう?」「それが果たされた今、貴様らがペンタゴナにいる意味はない。早々に立ち去れ!」
アムロ「戦うべき相手はポセイダルだけじゃない! あなたのように野心を持つ人も含めてだ!」

<カミーユvsギワザ>
カミーユ「お前のような奴が新たな王になってもポセイダルと同じ事を繰り返すだけだ!」
ギワザ「この私はポセイダルとは違う! 私こそペンタゴナに新たな秩序を打ち立てる者だ!」
カミーユ「お前はポセイダルと同様、自分の事しか愛していない! そんな奴が人々を導けるものか!」

<カミーユvsポセイダル兵>
カミーユ「お前達には選択の自由があるんだ。すぐに戦いをやめるんだ!」
ポセイダル兵「こいつ…馬鹿か? 戦闘中に何を言っている!」
カミーユ「ギワザ・ロワウには、私利私欲の事しか頭にない!」「あいつがペンタゴナを支配したら、これまでと何も変わらないぞ!」
ポセイダル兵「反乱軍がいなければペンタゴナは平和だったんだよ!」「俺は正規軍でちゃんと給料がもらえりゃそれで良かったんだ!」「それを貴様らがぶち壊しやがった!」
カミーユ「その反乱軍を作ったのはポセイダル体制だ!」「ポセイダルが本当に平和を求めていたなら、反乱軍などできはしない!」「ギワザも同じ事をするぞ!」
ポセイダル兵「貴様! ギワザ様を侮辱する事は許さん!」
カミーユ「そんなに他人の手のひらの上で踊らされるのが楽しいかよ!」

<ジュドーvsギワザ>
ジュドー「なんだってそんなに人の上に立ちたいんだ!? あんた、そんなに偉いのかよ!?」
ギワザ「愚問だな、少年。今ここで私に付き従う力…これがすべての答えだ」
ジュドー「そんなのは本当の力じゃない! あんたに騙されて戦っている人達はあんたが倒れれば戦いをやめる!」「だから、俺達はここであんたを倒す!」

<クリスvsギワザ>
ギワザ「ポセイダルを倒してくれた事には礼を言わせてもらおう」「しかし、これより後の事は我々ペンタゴナの民が決める! 貴様らの出る幕ではない!」
クリス「私達にはポセイダルを倒した責任がある! あなたのような人間にペンタゴナの未来を渡すわけにはいかないわ!」

<シローvsギワザ>
ギワザ「各員、よいか! 我々が天下を掴むまであと一歩だ! 己がすべてを出し、敵を撃破せよ!」
シロー「そうはいくか! 多くの人達が命懸けでつかんだ勝利だ!」「お前のような卑怯者に横からさらわれてたまるか!」

<甲児vsギワザ>
甲児「メインディッシュは終わってんだよ! あんたじゃデザートにもなんねえな!」
ギワザ「何とでも言うがいい。最後に勝ち残った者がすべてを手にするのだ!」
甲児「なら、とっとと平らげてやるからかかってきな!」

<號vsギワザ>
ギワザ「ペンタゴナは私のものだ! 誰にも渡しはせん!」
號「今更ノコノコ出てきたって遅いんだよ!」「ペンタゴナの新しいリーダーはもう決まってんだ! てめえは指くわえて見てりゃいいんだ!」

<剣人vsギワザ>
剣人「情けねえな、おっさん! ポセイダルは悪党だったが、あんたの方は小悪党ってとこだな!」
ギワザ「口の減らない小僧め! ならば私の力を思い知らせてくれる!」
剣人「何でも力で解決できると思うなよ! そんなんじゃ人はついて来ないぜ!」「それがわかってねえようじゃダバにゃ絶対勝てっこねえな!」

<ミト王子vsギワザ>
カークス「控え、控えおろう!」
スケード「こちらにおわすお方をどなたと心得る!」「このお方こそ、トクガー16世エドワード・ミト王子なるぞ!」
ミト王子「ギワザ・ロワウよ! ここで改心すると誓うなら、重い罪には問わぬ!」
ギワザ「フン…ミト王子、内政干渉はやめていただきたいものですな」「ペンタゴナの内乱を収めた暁には新たなる指導者として、改めてあいさつにうかがいましょう」「私はペンタゴナの明日を背負う義務があるのです。この場は剣を収めていただきたい!」
ミト王子「お前が真にペンタゴナの事を思うなら、今すぐ兵を引き、ダバのもとへ下るがいい!」「それができぬと言うなら、成敗するのみ!」
ギワザ「…馬鹿な! この私が、あのような若造ごときに!」「私は13人衆の筆頭! そしてペンタゴナの王になる男! 奴らなどとは格が違うわ!」
ミト王子「悪党め! ついに本性を現したな!」「謀略めぐらす不届き者、天に代わって成敗いたす!」
ギワザ「つけあがるなよ、小僧! 私の実力を思い知るがいい!」

<ワッ太vsギワザ>
ギワザ「ペンタゴナの覇権を握るのは、この私だ! その邪魔はさせんぞ!」
ワッ太「何言ってんだよ、邪魔者はあんたの方だ! せっかくポセイダルを倒して盛り上がってるのにさ!」「あんたなんか、お呼びじゃないんだよ!」

<ダバvsギワザ>
ダバ「情けない奴!」「自らポセイダルを倒さず、横から成果をかすめようとは!」
ギワザ「フン! より確実な勝利を求めただけの事!」「我々だけでポセイダルを倒す事もできたが…それでは星間連合に対抗する余力を失う」
ダバ「言い訳だな。お前はポセイダルの威厳に怯えていただけだ!」
ギワザ「くっ! 思い上がるなよ、小僧!」「全宇宙を視野に置けぬ貴様にペンタゴナを導けるものか! この私自らが審判を下してやる!」
ダバ「貴様こそ圧制にあえぐ人々の心が見えていない!」
ギワザ「それが甘いと言っている! カモン・マイロード! 貴様に私は倒せん!」
ダバ「なにをーっ!」

<ダバvsポセイダル兵>
ポセイダル兵「ダバ・マイロード! 貴様はここで死ぬんだ!」
ダバ「まだわからないなのか!」「ポセイダル体制は平和を望む人々の意志を食い物にしてきたんだ!」「ギワザはそれと同じ事をしようとしている!」
ポセイダル兵「国賊の言う事など聞く耳持たん!」
ダバ「なら、嫌でも聞けるようにしてやる!」「いくぞっ!」

<キャオvsポセイダル兵>
ポセイダル兵「反乱軍どもめ! ギワザ様はお前たちの死がお望みだ!」
キャオ「あんたらねぇ! ギワザには世界を背負っていくだけの力はないんだよぉ!」

<レッシィvsポセイダル兵>
レッシィ「あなた達、もうやめなさい! 降伏するのよ!」
ポセイダル兵「13人衆の裏切り者め! 女だからって手加減しないぞ!」
レッシィ「へぇ…私を知ってて向かってくるとは勇敢ね。戦闘不能にしてあげるわ!」
ポセイダル兵「くっ! なめるなぁーっ!」

<ケーンvsギワザ>
ケーン「せっかく出てきてもらったところ悪いがあんたの役どころは出オチがせいぜいだ!」「ってなわけだ! 芸のない小物はとっとと退場しな!」
ギワザ「貴様…新たな王に対して、その口の利きよう…許さぬぞ!」
ケーン「出たぜ、悪党お得意の台詞がよ! だから芸無しだって言ってんだよ!」

<忍vsギワザ>
ギワザ「反乱軍が消耗しているこのチャンスを見逃す私ではない!」
忍「せこい手しか思いつかない男が王様になろうってのが、そもそもの間違いだぜ!」「その腐った性根は俺達が叩きのめしてやる! 覚悟しな、火事場泥棒!」

<エイジvsギワザ>
エイジ「ギワザ・ロワウ…。お前にこのペンタゴナを牽引する力はない! その力を持つ者は…」
ギワザ「ええい、黙れ! そのような戯言に耳を貸すか!」

<キッドorボウィーvsギワザ>
アイザック「ギワザ・ロワウ。この混迷の世にペンタゴナの覇を唱え、いったい何を望む?」
ギワザ「ポセイダル亡き後、王に相応しい者が私しかおらん以上、私が王になるのは必然なのだ!」
ボウィー「つまり、ポセイダルの後釜に座りたいだけで、世の中を良くしようって気はないって事?」
お町「将来性ゼロ…。正直、勘弁してほしいわね」
キッド「おい、あんた! 悪い事は言わないから。荷物をまとめてとっとと田舎に帰んな!」「あんたみたいな男が王様になっちゃペンタゴナが終わっちまうぜ!」
ギワザ「黙れ! その無礼な口、力づくで閉じてくれる!」
アイザック「ならば、こちらも相応の態度で接しよう」「消えろ、ギワザ・ロワウ! 悪党にかける情けはない!」

<士郎vsギワザ>
ギワザ「やっと…やっと天下をこの手に掴むチャンスがめぐってきたのだ!」「それを反乱軍ごときに邪魔されてたまるか!」
ディーゴ「どうやら自分が王の器じゃないって事に気付いてないようだな」
シュテッケン「フン…幸せな野郎だぜ。大勢の人間を率いる責任の重さってのがわかっちゃいねえとはな」
士郎「ギワザ・ロワウ…せめてもの情けです。その幸せな夢に包まれたまま消えてもらいます!」

<ロックorビートvsギワザ>
ギワザ「ポセイダルなき後、軍を束ねるのは私しかおらん!」
ロック「ポセイダルの奴、こんな小悪党、残して逝きやがって…」
ピート「ほ~んと。余計な手間かけさせてくれるよねぇ」
バーディ「ぼやかない、ぼやかない。これも人助けだと思って」
ブルース「ペンタゴナのために戦い散っていった者達へのたむけだ」「ここは派手に倒してさしあげるとしよう」
ロック「イェイイェーイ!」

<仁vsギワザ>
仁「ったく、いい加減にしろよな! 小学生の俺達が見たってあんたよりダバさんの方が立派だよ!」
ギワザ「ええい、黙れ! ならばダバ・マイロードとお前達を倒し、私の力を証明してやる!」

≪敵増援4出現後≫
<ギワザ撃破・勝利条件達成>

〔ギワザにスパーク〕
ポセイダル兵「ギワザ様! このままでは危険です! お下がりください!」
ギワザ「まだだ! 旗艦を失ったとて、まだ艦隊兵力はある!」
ポセイダル兵「ギワザ様、どこへ!?」
ギワザ「本艦を捨て、戦線を離脱する!」
〔敵ユニット出現〕
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

ギワザ「こんなところで死んでたまるか! あんなガキどもになめられて…!」
リリス「ダバ! あの船から何か出たよ!」
アムロ「ダバさん! あれが敵の本体です!」
ダバ「ギワザか…!」
〔ダバ、ギワザへ接近〕
ミト王子「ダバ、援護するぞ!」
〔ミト王子、ギワザへ隣接〕
剣人「ダバ、いけーっ!」
〔剣人、ギワザへ隣接〕
ギワザ「むう…私に逆らう者どもがここにもいる! ここにも!」
ダバ「ギワザ、最後だっ!」
ギワザ「おのれ…」「叩きのめしてくれるー!」
〔ギワザ、ダバへ隣接〕
〔ダバ、MAP兵器「バスターランチャー」使用〕
〔ギワザに爆発〕
〔画面、振動〕

ギワザ「うわああああああああ!」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕

ポセイダル兵「ギ、ギワザ様が…」
ポセイダル士官「我らの敗北だ…。降伏するしかあるまい…」
フラウ「ギワザ指揮下の部隊がすべて降伏した模様です」
隼人「戦意喪失か…」
アール博士「ダバ殿の一撃が戦いを決定付けたのです
ブライト「みんな、よくやった。部隊を集結させるぞ」
ジーク「やるもんだな…。見直したぜ、お前ら」
光珠「まあね、これでも場数踏んでるし」「ホワイトベース隊には歴戦の猛者が揃ってるもの」
ジーク「そのようだな…」
フェアリ「人は協力し合えるわ。それはガディソードも同じ…」「ジーク、少しはわかったのではなくて?」
ジーク「さあな…」
光珠「素直じゃないわね…」「ジークって、性格シンプルそうなのに、どっかひねくれてるよねぇ」
フェアリ「少しずつですよ。焦ってはダメです」
光珠「そうね…」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ホワイトベース 医務室
クワサン「アハハハハハハ!」
ダバ「オリビー…ポセイダルとの戦いが終わったよ」
クワサン「アハハハ、お兄ちゃん! アハハハハハハ!」
ダバ「クワサン、この戦いが終わったら…俺達の故郷に帰ろう」
クワサン「うん、お兄ちゃん!」「アハハハハハハ!」
ダバ「オリビー…」
ギャブレー「…………」

ホワイトベース 通路
〔扉の開閉音〕
ギャブレー「くっ…!」
レッシィ「ギャブレー…ダバ達の様子はどう?」
ギャブレー「痛ましくて見ておれん…。オリビーのあれは一生治らん…」
レッシィ「アマンダラはこれで、ヤーマンの血族者すべてに対しての復讐を完成させたのよ」
アム「復讐を…完成させた?」
レッシィ「ダバは今日から一生…人形になってしまったクワサンの面倒を見るわ…」
アム「それが…復讐か…」

ホワイトベース 医務室
ダバ「クワサン…俺は諦めないよ…」
クワサン「うん…お兄ちゃん…」

ホワイトベース ブリッジ
セムージュ「ペンタゴナ・ワールドの情勢はこの一戦で大きく好転した」「各地に抵抗を続ける正規軍の残党がいるかもしれんが、それは我々で対処できる」
ブライト「ホワイトベース隊はこの星域の防衛を反乱軍に任せ、他の星系への進出を急がなければならない」
剣人「俺達がいない間に攻め込まれたりしないか? ザール軍とかに…」
クワトロ「それも考えられるがな…」「ここに留まって事態が好転するわけでもない」
セムージュ「ポセイダルが倒れた事で、一気に反乱軍勢力への参加者は増えるはずだ」「星間連合からの攻撃があってもそう簡単にはやられはしない」
マリア「じゃあ私達、次はどこに向かうんですか?」
シュテッケン「グラドスかザールのどちらかだろうな」
エイジ「では、次はグラドスに行ってもらえませんか?」「できるならグラドスとは和平を結びたいんです」「僕は現政権下のグラドスで暮らしていましたが、それほどひどい政権ではなかった」「和平成立の可能性は充分にあると思います」
アール博士「そうですなぁ…」「グラドスの人々が共存共栄を望むなら、平和の訪れは一気に早まるでしょうな」
フェアリ「私も賛成です」「古代グラドスには刻印を作り出した技術があったはずです」「うまくすれば『XENON』の運用法の資料が見つかるかもしれません」
葉月博士「なるほど…」
プラート博士「異次元同盟が『XENON』を使ってくる可能性が高い以上、こちらも研究は急がねばならんか…」
アイザック「どうやら、決まりのようだな」
ブライト「では、次はグラドスへの侵入を試みる」「各員、配置につけ!」

ホワイトベース 通路
アラン「よかったな、エイジ。次はお前のもう1つの故郷だ」
エイジ「ええ…」
デビッド「きっと、うまく行く! 俺達はツイてるからな!」
シモーヌ「そうよね…ここまで無事に来れたものね」
エイジ「ああ…」

ザール移動要塞
クロッペン「あのペンタゴナが反乱軍ごときに制圧されようとは…」「これもホワイトベース隊とやらの働きによるものか?」
ボイダー将軍「はい…奴らはスヴェートを急襲し、一挙に制圧した模様です」
カブト将軍「そして奴らはグラドスへの針路を取ったとの事…。今回の勝利で完全に図に乗っております」
クロッペン「うむ…もはや捨て置くわけにはいかんな…」「ホワイトベース隊とやらがグラドスに向かったのならば、私の直属部隊でこれを討つ!」
ボイダー将軍「しかし、司令自ら…」
クロッペン「奴らはあのポセイダルを滅ぼしたのだぞ!」「我が軍はペンタゴナ送った援軍を失い、星間連合の勢力は大きく削がれた」
カブト将軍「むうう…我等の勢力が衰えたと見るや、異次元同盟が動くかもしれませぬ」
クロッペン「その通りだ。ゆえに戦力は大きく割けぬ」「奴らの行動は一件、無謀に見えて我らの痛いところを突いているのだ」
ボイダー将軍「おのれ…こしゃくな!」
クロッペン「だが、これ以上奴らの好きにはさせぬ!」「我が秘策を用いて葬り去ってくれるわ!」
【シナリオエンドデモ終了】


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