第59話
灼熱の巨大要塞
サブタイトル
「灼熱の巨大要塞」
【シナリオデモ１開始】
地球防衛組
マリア「あたし達を地球に残す？ どういう事なの？」
飛鳥「今度の戦いは危険が大きい。みんなには、陽昇学園から指示を出してほしいんだ」
仁「ここが俺達の教室なんだ。司令室はやっぱ、ここにあった方がいいだろ？」
勉「危険です！ 宇宙と地球では離れすぎています！ 途中でどんな妨害があるかわかりません！」
ひろし「そうだ！ まともに通信できるとは限らない！」
きらら「レーダーだって戦場から離れちゃったら意味ないわよ」
吼児「そうかもしれない…。でも…みんなには安全な所にいてほしいんだ」
ラブ「私達が安全な分だけあなた達が危険になるんじゃ意味ないわよ！」
仁「とにかく、あとは俺達だけでやる！ みんなは陽昇町に残るんだ！」
マリア「何言ってるの、仁！ 私達１８人は防衛組の仲間じゃないの！」「危険だからって何にもしないで見てるなんてできるわけないでしょ！」
あきら「その通り！ ここで逃げ出すわけにはいかねえ！」「今、逃げ出したら俺達は防衛組じゃいられなくなるんだぜ？」
ひでのり「そうだよ、僕だって防衛組なんだ！」
ときえ「私もよ！」
れい子「私も！」
クッキー「私もーっ！」
ゆう「みんな、一緒に行きましょう」
ヨッパー「俺も手伝うぞ、仁！」
ポテト「私も行くわ」
吼児「仁くん…みんなが…みんなが…」
仁「…防衛組の仲間か…」「みんな…ありがとう…！」
マリア「さあ、防衛組は全員出発よ！」
大介「おーっ！」
きらら「しゅっぱ～つ！」
姫木先生「戻ってきたと思ったらもう行っちゃうんですね…あの子達…」
篠田先生「今度の戦いは地球の近くです。やる事済ませたら、すぐに戻ってきますよ！」
姫木先生「でも…心配だわ…」
篠田先生「大丈夫です。あいつらは必ずやり遂げてくれます！」
姫木先生「そうですね…。あの子達ならきっと…」」
光子力研究所
早乙女博士「ホワイトベース隊が飛び立ったか…」
弓教授「はい…」「また彼らに多くの事を背負わせてしまいましたな…」
早乙女博士「あの若者達は自らの時代の運命を切り開くために戦おうとしておるのだ」「ワシは信じておるよ。彼らは必ず勝利して戻って来るとな…」
地球軌道上
ミライ「ホワイトベース、大気圏を抜けました！」
ホワイトベース ブリッジ
ローズ「各ブロック、異常ありません」
ブライト「ガディソード要塞の様子は？」
オスカ「追跡できています。軌道に変化はありません！」
マーカー「連邦の宇宙艦隊はすでに交戦中です！ 敵の目をうまく引き付けてくれています！」
プラート博士「フム…ここまでは順調じゃの」
隼人「艦長、チャンスだ。艦の速度を上げて一気に突破しよう」
ブライト「よし、機関最大戦速！ 応戦はせず、要塞への接触を第一目標とする！」「いつ戦闘になるかわからん。パイロットはデッキで待機させておけ」
フラウ「了解！」
ホワイトベース 個室
カミーユ「集合時間が早まったか」「行かないとな…」
〔歩き去る足音〕
〔扉の開閉音〕
ホワイトベース 通路
〔扉の開閉音〕
ファ「あ…カミーユ…」
カミーユ「ファ…？」
ファ「あ、あの…カミーユ…？」
カミーユ「どうした？」
ファ「カミーユ…この戦争が終わったら前みたいに喧嘩したり勉強したりできるようになるわよね？」
カミーユ「以前と同じってわけにはいかないさ…」「俺には何をすべきか見えてきたような気がするんだ」
ファ「カミーユ…」
カミーユ「行くよ。決着をつけなきゃ…」
ファ「…無理しないでね？」
カミーユ「ああ…」
ホワイトベース デッキ
ジュドー「おい、モンド！ 俺のモビルスーツ、準備できてるか？」
モンド「バッチリ仕上がってるよ！ 頼むぜ、ジュドー！」
ジュドー「おう！」
リィナ「あ、お兄ちゃん！ もう行くの？」
ジュドー「心配すんなよ！ またすぐに戻ってくるからさ！」
リィナ「だといいけど…」
ジュドー「リィナ、お前は何も心配する事はないんだ」
リィナ「うん…」
エル「ほら…ジュドー、行くよ！」
ジュドー「わかった、わかった！」「じゃあな、リィナ！」
リィナ「いってらっしゃい」
ホワイトベース 食堂
エマ「とうとうここまで来たわね」
クリス「永かった戦いもようやく終わるのね」
エマ「この戦いに生き残ったら一緒にショッピングでもどう？」
クリス「なに？ もう勝った時の話？」
エマ「いいじゃない。楽しみがあった方が張り合いが出るわ」
クリス「そうね。普通の生活に戻ったら、オシャレするのも悪くないかもね」
エマ「クリス、あなた…軍をやめる気なの？」
クリス「ええ…戦いはこの作戦で最後にしたいの」「エマ、あなたは？」
エマ「私は軍に残るわ。戦争が終わったってすぐに平和になるわけじゃないしね…」
クリス「何かあったら、手伝うわね」
エマ「ええ、あてにさせてもらうわよ」
クリス「うん！」
〔足音〕
エマ「さ、そろそろ出撃よ。デッキに行きましょう！」
〔扉の開閉音〕
バーニィ「やあ！ クリス！」
クリス「バーニィ！」
エマ「フフ…私は先に行ってるわね」
クリス「ええ…」
〔金属板の上を走り去る足音〕
〔扉の開閉音〕
バーニィ「なあ、クリス。君は戦いが終わったらどうするんだい？」
クリス「一度、コロニーに戻るつもりよ。それから先の事は考えていないわ」
バーニィ「お、俺も…アルと約束しててさ…。あのコロニーに行くんだ」
クリス「そうなの？」
バーニィ「俺、あのコロニーで仕事探そうと思う…」「だから…できればクリスも…」
クリス「そうね、どうしようかなぁ…」「戦いの後に、コロニー行きの船で考える事にするわ！」
バーニィ「そ、そう…？」
クリス「さ、行きましょう、バーニィ！」
バーニィ「ああ！」
〔複数の金属板の上を走り去る足音〕
〔扉の開閉音〕
ホワイトベース 通路
剣人「おーし！ いよいよ決着をつける時が来たようだぜ！」
早苗「無理をしないでね。必ず戻ってきてちょうだい！」
次郎「絶対だぜ！ アニキ！」
剣人「わかってるよ！」
弾児「俺達は、そう簡単にくたばりゃしねえ！ 安心して待ってな！」
まなぶ「頑張ってください！ 僕もこの船から支援します！」
剣人「頼んだぜ、まなぶ！」「行こうぜ、弾児！」
弾児「おう！」
〔複数の金属板の上を走り去る足音〕
ホワイトベース ブリッジ
フラウ「がんばってね、アムロ！」
アムロ「フラウ・ボウ、どんな事があっても諦めちゃいけないよ」「こんな事で死んじゃつまらないからね」
フラウ「あ…ありがとう、アムロ！」「諦めないわ、絶対に！」
アムロ「さすがフラウ・ボウだ。じゃ、また後でね」
フラウ「アムロも無茶はダメよ！」
アムロ「ああ！」
【シナリオデモ１終了】
【戦闘マップ１開始】
レジアーネ「ヘルルーガ様。ホワイトベース隊が迎撃に上がって来たようです」
ヘルルーガ「フン…やはり来たか」「ならば、こちらも盛大に出迎えねばなるまい」
レジアーネ「ご安心下さい、ヘルルーガ様。このレジアーネが必ずや奴らを葬り去りましょう」
ヘルルーガ「では、行けい！ この要塞を奴らの墓場とするのだ！」
〔味方戦艦出現〕
ブライト「よし、要塞は目の前だ！ 索敵！ 敵部隊の様子を報告せよ！」
オスカ「敵部隊、多数捕捉！ 広範囲に展開しています！」
〔敵ユニット出現〕
ブライト「こちらも機動兵器を発進させる！ まずは周囲の敵を蹴散らすんだ！」
〔味方ユニット出現〕
フェアリ「ヴォート、私はここに戻ってきたわ…」「今こそ、あなたが託してくれた希望の剣でガディソードの人々をヘルルーガの呪縛から解き放ってみせる！」
光珠「行くよ、フェアリさん！」
フェアリ「ええ！ 参りましょう！」
〔光珠、前進〕
〈出撃準備〉
※※アムロ出撃の場合、セリフ追加※※
アムロ「難攻不落の要塞でも、必ず弱点があるはずだ…」「そこを突いてやる…！」
※※クワトロ出撃の場合、セリフ追加※※
クワトロ「人類は覚醒し、人は互いにわかり合える。ニュータイプの時代は目の前に来ているのだ」「だが、ヘルルーガは人々の争いを増幅させ、時代を逆行させようとしている…」「奴のようなオールドタイプにこの星の未来を渡すわけにはいかんな！」
※※カミーユ出撃の場合、セリフ追加※※
カミーユ「ヘルルーガ！ 俺はお前を許さない！」「お前みたいな大人がいるから戦争がなくならないんだ！」
※※ジュドー出撃の場合、セリフ追加※※
ジュドー「終わらせるぜ、この戦い！」
※※クリス出撃の場合、セリフ追加※※
クリス「もう戦争はたくさん…」「これで終わりにしてみせる！」
※※シロー出撃の場合、セリフ追加※※
シロー「ここまで生き延びたんだ。誰一人として死なせはしない！」「みんなの命は俺が守る！」
※※甲児出撃の場合、セリフ追加※※
甲児「さあ、出て来いヘルルーガ！ お前の野望もここまでだ！」「この兜甲児様が相手になってやるぜ！」
※※號出撃の場合、セリフ追加※※
號「奴らの思い通りにはさせねえぜ！」
剴「宇宙の平和は俺達が守る！」
翔「この…真ゲッターロボで！」
號「いくぜっ！」
※※剣人出撃の場合、セリフ追加※※
剣人「弾児、悪りいな…。こんな戦いに巻き込んじまって…」
弾児「何言ってやがる。俺は感謝してるんだぜ？ こんな俺でも人様の役に立てるって事にな」「あの時のまま世の中を恨んで生きてたらと思うとゾッとするぜ…」
剣人「そうだな…。過去にこだわってちゃ前には進めねえ。人はみんな未来に生きるべきなんだ」「行くぜ、弾児！ 争いの歴史なんざ、俺達の手で断ち切ってやろうぜ！」
弾児「おう！」
※※ワッ太出撃の場合、セリフ追加※※
ワッ太「ひょえー！ でかい基地だなぁ！」
柿小路「社長、これは要塞です！ 要塞ですぞ！」
ワッ太「だから、何？ 基地とは違うの？」
厚井「要塞は戦うために作られた基地です。特に守りは堅く、うかつに攻め込むとひどい目にあいます！」
木下「どこから敵ロボットが出てくるかわかりません！ 注意してください！」
郁恵「他のみんなと足並みを揃えてください」
ワッ太「ＯＫ、わかったよ！」
※※ミト王子出撃の場合、セリフ追加※※
ミト王子「この戦いは宇宙全体の平和のための戦いなんだ。だから絶対に負けられない…」
カークス「お供しますぞ、王子」
スケード「さあ、参りましょう！」
ミト王子「謀略めぐらす不届き者！ 余の正義の刃を受けてみよ！」
※※ダバ出撃の場合、セリフ追加※※
ダバ「人々の平和を脅かす者はカモン家の名にかけて打ち倒す！」「いくぞ、ヘルルーガ！」
リリス「いけーっ、ダバー！」
※※ケーン出撃の場合、セリフ追加※※
ケーン「へへ…もうちょっとだけ頑張ってくれよ、ドラグナーちゃん」「この戦いが終わったらピッカピカに磨いてやるからな！」
※※忍出撃の場合、セリフ追加※※
アラン「藤原、準備はいいか？」
忍「おう！ 体中の血液がたぎって今にも爆発しそうだぜ！」
沙羅「この大勝負、負けられないわ！」
亮「ああ、気合入れていくぜ！」
雅人「忍、いつものアレやってよ」
忍「うおおおおっ！ やぁぁってやるぜ！」
※※エイジ出撃の場合、セリフ追加※※
エイジ「地球は僕の第２の故郷だ。滅ぼさせはしない！」「頼むぞ、レイ！」
レイ「レディ！」
※※キッド出撃の場合、セリフ追加※※
キッド「コズモレンジャーＪ９！ お呼びとあらば、即参上！」
アイザック「いくぞ！ みんな！」
お町「ＯＫ！」
ボウィー「イェーイ！」
※※士郎出撃の場合、セリフ追加※※
シュテッケン「いいか！ 士郎、佐馬、ライラ！」「戦いとは１つの正義に殉ずる精神の発露なんだ。これが『烈』だ！」「ディーゴは俺達に『烈』の生き様を示してくれた！」
佐馬「ああ…その通りだ」
ライラ「いよいよ私達の『烈』を燃やす時が来たわ！」
シュテッケン「戦って、戦い抜いて、『烈』の花火を上げるんだ！」
士郎「銀河烈風バクシンガー！ 参る！」
※※ロック出撃の場合、セリフ追加※※
ブルース「さて、これがラストゲームだ。オールインといこうか！」
ロック「待ってました！」
ビート「フィナーレは派手にいこうぜ！」
バーディ「イェイイェーイ！」
※※仁出撃の場合、セリフ追加※※
飛鳥「吼児、仁、行こうぜ！」
吼児「僕達の地球を守るんだ！」
仁「あったりまえだぜ！ 俺達は地球防衛組なんだからな！」
マリア「その意気よ！」「地球防衛組、出動！」
※※ジーク出撃の場合、セリフ追加※※
ジーク「ヘルルーガ…！ 今から、お前を討ちに行く！ 首を洗って待っていろ！」
※※サリー出撃の場合、セリフ追加※※
サリー「ヘルルーガ…あなたの陰謀のせいで多くの人達が苦しんで来た…」「でも、それもここで終わり！ これ以上、あなたの好きにはさせないわ！」
＜戦闘開始＞
＜２ＰＰ・味方援軍１＆敵増援１出現＞
オスカ「ルナツーからの増援が戦闘宙域に進入した模様です！」
ブライト「ワッケイン司令か！」
〔味方ユニット出現〕
ワッケイン「遅れてすまない。他の艦隊は例の複製部隊との戦闘で足止めを食らっている」
ブライト「いえ、心強い限りです」
ワッケイン「全艦突撃！ ホワイトベース隊を支援する！」
〔味方ユニット出現〕
連邦兵「ホワイトベース隊だけに、いい格好はさせられないぜ」
連合兵「地球は俺達が守ってやる！」
ヘルルーガ「フン…小賢しい雑魚どもが！」「身の程を教えてやれ！」
〔敵ユニット出現〕
＜３ＰＰ・敵増援２出現＞
ワッケイン「よし！ モビルスーツ隊、第２波発進！ 要塞のゲートを押さえろ！」
〔味方ユニット出現〕
連邦兵「行けるぞ！ 全機、俺に続け！」
〔ジム隊＆ボール隊＆ジム・スナイパー隊、前進〕
カイ「おい、待てよ！ こういう時は、焦っちゃダメなんだよぉ！」
〔ガディソード要塞上に爆発〕
〔画面、振動〕
連邦兵「ぐあああああ！」
〔味方ユニット撃破〕
アムロ「ああ…！ ジムが、全滅！？」
カイ「く…言わんこっちゃない！」
シロー「手ごわいのが出てくるぞ！ みんな気をつけろ！」
ライト「要塞中央に機動兵器の反応！」
ケーン「おいでなすったな！」
レジアーネ「フフフフフフ…ハーッハッハッハッハ！」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「ようこそ、地獄の門へ！ 歓迎するよ！」
フェアリ「レジアーネ…！」
レジアーネ「フフフ…まずは礼を言わせてもらうよ」「あんたらのおかげで邪魔な勢力を一掃できたからねえ！」
光珠「全部あんた達の思惑通りだって言いたいんでしょうけど！」「追い詰められてんのはあんた達の方よ！」
クリス「その通りよ！ あなた達との戦いもこれで終わりにしてみせる！」
プル「今度は逃がさないんだからぁ！」
レジアーネ「ククク！ 逃げる？ どこに逃げると言うんだい？」「ここがあんた達の火葬場なんだよ！」
〔敵ユニット出現〕
サリー「あ…あれは、ヴォートが乗っていた機体…」
ジーク「オーダイか…。あの化け物が、あんなにいやがるとはな！」
光珠「フェアリさん…」
フェアリ「私は大丈夫です、光珠様」
アム「フン！ あんなので動揺させようっての？」「やり方がセコイんだよ！」
レッシィ「フ…そうね。なめられたものだわ！」
フェアリ「その通りです。私の中のヴォートは一人。まがい物には消えてもらいますよ」
光珠「あはは…フェアリさんの静かな怒りをビンビン感じるわ…」
フェアリ「なんですって？」
光珠「な、何でもないですぅ」「さあ、いくわよ！ みんな！」
レジアーネ「フフ…複数のオーダイによる連続攻撃…いつまで強がっていられるかなねぇ」
＜レジアーネＨＰ５０％以下・敵増援３出現＞
レジアーネ「クックック！ やってくれるじゃないか！」「ここ、一度、出直させてもらうよ」
〔レジアーネ、後退〕
光珠「なに？ 今更、逃げようっての！？」
さやか「待ちなさいっ！」
〔光珠、レジアーネへ接近〕
〔敵ユニット出現〕
ワッ太「うっ！ また出やがった！」
忍「ちくしょう！ 正々堂々と戦いやがれってんだ！」
レジアーネ「フフフ！ まずはこいつらを、すべて倒してからだねえ」「そうすればもう一度あたしが相手してやるよ！」「アーッハッハッハッハッハ！」
〔敵ユニット離脱〕
光珠「もうっ、なんて逃げ足の速さなの！」
フェアリ「地の利は向こうにあります！ 深追いはしないでください！」
光珠「うん、わかってる！」
ブライト「戦いはまだ序盤だ！ 不用意に戦列を崩すなよ！」
＜敵増援２出現の２ターン後ＰＰ・敵増援４出現＞
リンダ「移動熱源捕捉！ 新たな部隊が要塞から出撃してきます！」
〔敵ユニット出現〕
甲児「出たな、雑魚ども！ まとめて相手してやるぜ！」
＜オーダイ全滅・敵増援５出現＞
ジーク「よし！ オーダイを全機撃破したぞ！」
サリー「出てきなさい！ レジアーネ！」
〔敵ユニット出現〕
レジアーネ「ククク…見事だよ！」「ここまであたしの血をたぎらせてくれる相手は何年ぶりかねえ！」
光珠「強がっちゃってまあ…」「もう終わりよ、レジアーネ！」
ジーク「油断するな！ 光珠！」
光珠「え？」
レジアーネ「ガーディアル・ブラッド！ リミッター解除！」
〔レジアーネ、発光〕
光珠「な、なにあれ…！？」
フェアリ「リミッターを解除したようです。これからが、あの機体本来の性能です！」
光珠「そ、そんなあ！」
號「だが、これで奴も後がなくなったって事だろ？」「こっからが、奴との本当の勝負だぜっ！」
レジアーネ「フ…フフフ…群れを成す者は弱者なんだよ！」「お前達は真の強者にって狩られる運命なのさ！」「さあ、さあ！ 最初に死にたい奴はどいつだい？」
≪敵増援５出現後≫
＜光珠vsレジアーネ＞
光珠「ガーディアル・ブラッドにあんな機能があったなんて…！」
レジアーネ「今まではお前達の実力に合わせてやってたのさ！ けど、もう遠慮はしないよ！」「さあ！ そろそろこの戦いに幕をおろさせてもらうよ！」
フェアリ「それはこちらの台詞です！」「レジアーネ！ あなたとヘルルーガはヴォートの意思を受け継いだ私達が倒します！」
光珠「地球とガディソードの未来を切り拓く剣となってね！」
≪敵増援５出現後≫
＜ファvsレジアーネ＞
ファ「相手のウィークポイントを突けば、私でも…！」
レジアーネ「フン…！ よたよたやってんじゃないよ！ お前じゃ話にならないんだよ！」
ファ「ば…馬鹿にして！ 見てなさい！」
≪敵増援５出現後≫
＜シローvsレジアーネ＞
シロー「もうやめるんだ！ 自分達の本拠地が廃墟になってもいいのか！？」
レジアーネ「アハハハハ！ そんな甘ちゃんがよく今まで生き残ってこれたね！」
シロー「話し合おう！ そうすれば、こんな戦いはしなくて済む！」
レジアーネ「あいにくあたしは戦いが大好きなんだよ！」「このゾクゾクする感覚がたまらないんでね！」
シロー「な、なんだと！？」
レジアーネ「ククク…そうだ。そうやってもっと闘争本能をむき出しにしておくれよ」「そうじゃないとつまらなくなるだろう？」
シロー「…こ、こいつは…」
レジアーネ「さあ！ 始めようじゃないか！ 地獄のパーティーをね！」
＜レジアーネ撃破orＨＰ５０％以下＞
レジアーネ「ククク！ このあたしを、ここまでてこずらせるとはね」「面白くなってきたよ！ 久々に熱くさせてくれるねえ！」「アーッハッハッハッハ！」
〔レジアーネ、回復〕
「敵ユニット出現〕
レジアーネ「まだまだこれからだよ！ もっとあたしを楽しませておくれよ！」
＜レジアーネ撃破orＨＰ３０％以下＞
〔レジアーネにスパーク〕
レジアーネ「どういう事だ…。このあたしが押されている？」「いや…今のあたしが負けるはずがない！ まだまだ全力で戦える！」
〔レジアーネ、回復〕
＜レジアーネ撃破orＨＰ１０％以下＞
〔レジアーネにスパーク〕
レジアーネ「ぬおおおお…！」「な、なぜだ…なぜ…貴様らごときに…このあたしが！」
フェアリ「あなたには自分を信頼してくれる仲間がいないからよ！」
レジアーネ「この世界にあるのは狩る者と狩られる者のみ！」「このあたしが貴様らごときに負けるはずがない！」
〔レジアーネ、気力上昇〕
〔レジアーネ、回復〕
光珠「まだやる気なの！」
フェアリ「レジアーネの戦闘力は衰えていません！ 気を抜かないでください！」
光珠「了解！」
＜レジアーネ撃破・敵増援６出現＞
〔レジアーネにスパーク〕
レジアーネ「ぐおおおお…おおお…」「あ…あたしが敗れるだと…奴らのような…腑抜けどもに…」「ぐふっ！」「ヘ…ヘルルーガ様…申し訳…ありません…！」「うわあああああああ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕
光珠「とうとうレジアーネを倒したのね…」
サリー「あの人…最後の最後まで闘志をむき出しにして…」
フェアリ「戦いに魅入られていたのね…。何が彼女をそうさせたのかは、わからないけど…」
ジーク「感傷に浸っている暇はないぞ！ 次はヘルルーガだ！」「奴め…はどこにいる！」
ヘルルーガ「フハハハハハ！ レジアーネを破るとは、さすがは私が見込んだ者達よ！」
光珠「私達を見込んでいたって、どういう事？」
ヘルルーガ「これまで何度も貴様らにとどめをさす機会はあった。それをしなかったのはなぜだと思う？」「疲れ果てた貴様らに勝ったとて我が渇きは満たされぬ…」「よくぞ我の最強たるを証明するにふさわしい相手に育ったものよ」
光珠「あなたが育てたって？」「ふざけないで！」
ケーン「でかい事言うわりにはボロボロに攻め込まれてるじゃねえか！ え！ ヘルルーガさんよ！」
ヘルルーガ「無知とは恐ろしいな…」「ならば見せてやろう。我が力を！」「出でよ！ アラウンザー！」
〔敵ユニット出現〕
仁「で、でけえ…！」
サリー「あんな機動兵器がガディソードにあったの？」
ヘルルーガ「フハハハハハハ！ 驚いたか！」「これぞ、全宇宙に君臨するにふさわしき我が乗機！ アラウンザーよ！」「我が最高傑作にして最強の最終兵器だ！」
ジーク「アラウンザーだと！？」
剣人「どうやら親玉が出て来たようだぜ！」
仁「いよいよラスボスってわけか！」
ヘルルーガ「フハハハハ！ もはや大勢は決まっておるわ！」「我が軍団の恐ろしさ、とくと味あうが良い！」
〔敵ユニット出現〕
リンダ「ああ…！ 敵の大集団が戦闘宙域に集結してきます！」
甲児「へっ！ おいでなすったな！」
光珠「みんな、力を貸して！」「みんなであいつをやっつけるのよ！」
クリス「了解！」
ライラ「イェーイ！ お任せあれ」
≪敵増援６出現後≫
＜敵３５機以下の次ＰＰ・敵増援７出現（毎ＰＰ繰り返し）＞
〔敵ユニット出現〕
＜ヘルルーガＨＰ５０％以下・敵増援８出現＞
ヘルルーガ「うむ…いい手応えだ！」「ホワイトベース隊の諸君。やっと調子が出てきたではないか」「宇宙最強の部隊はやはり、そうでなくてはな！」「あまりに不甲斐なくてはアラウンザーの運用試験にもならぬわ！」
忍「ちくしょう！ いちいちムカつく野郎だぜ！」
沙羅「ぶっ飛ばしておやりよ！ 忍！」
忍「おお！」
ヘルルーガ「フフフ…いくらあがいても大局は変わらぬ…」「だが、知っておるぞ。貴様らはピンチになればなるほど力を発揮するという事をな！」「ではもう少し気合を入れてもらうとするか！」
〔ヘルルーガ、回復〕
〔敵ユニット出現〕
オスカ「敵部隊、次々と現れます！」
ブライト「く…敵増援部隊を殲滅しつつアラウンザーに攻撃を集中しろ！」
＜ヘルルーガ３０％以下・敵増援９出現＞
クワトロ「よし！ 奴はかなりのダメージを受けている！ もう一押しだ！」
シロー「みんな、ここが正念場だ！ 頑張ろう！」
サンダース「了解！」
ヘルルーガ「フフフ…期待通りだ。私に次なる手を打たせてくれるとはな」「ガディソード要塞のメインエンジンを最大出力で噴射せよ！」
〔画面、振動〕
ケーン「な、なんだ！？」
〔画面、赤く発光〕
〔ガディソード要塞、落下開始〕
ライト「こ、これは…！」「要塞が加速してるぞ！」
タップ「なんだって！？」
隼人「奴め…何をしようとしてるんだ」
マリア「勉くん、何かわからない？」
勉「あ…ああ…要塞が地球に落下を始めています！」
きらら「ええーっ！」
あきら「マジかよっ！？」
ジーク「ヘルルーガ…！ 世話になったこの都市要塞を、地球に落とす気か！」
ライト「くそっ！ 阻止臨界点を超えてやがる！ 何をしても軌道修正は無理だ！」
ヘルルーガ「フフフフフ…地球は風前のともし火だぞ？ さあ、どう動く？」「フハハハハハハハハハ！」
〔ヘルルーガ回復〕
〔第３軍ユニット出現〕
シュテッケン「ん？ 何だ、あれは？」
士郎「何か新兵器でも出してきたんじゃありませんか？」
フェアリ「あれはガディソードのシャトルです！」「シェルターに避難していた民間人が乗っているはずです！ 絶対に攻撃しないでください！」
キッド「あれに民間人が乗っている？」
アイザック「どうやらそうらしいな」
〔敵ユニット出現〕
〔アプシン隊＆ギルガザムネ隊＆デスグロームII隊、シャトルへ隣接〕
サンダース「隊長、敵の機動兵器も出てきました！」
シロー「シャトルの護衛機だろ？ あれは相手にするな」「ヘルルーガも民間人に少しは気を使ってるみたいだな…」
カレン「そうでしょうか…」
〔ギルガザムネ、シャトルへ攻撃〕
〔シャトルにダメージ〕
〔第３軍ユニット撃破〕
〔アプシン、シャトルへ攻撃〕
〔シャトルにダメージ〕
〔第３軍ユニット撃破〕
〔デスグロームII、シャトルへ攻撃〕
〔シャトルにダメージ〕
〔第３軍ユニット撃破〕
〔ギルガザムネ、シャトルへ攻撃〕
〔シャトルにダメージ〕
〔第３軍ユニット撃破〕
シロー「な、なにっ！？」
光珠「え？ なに？ シャトルが攻撃されてるわよ！」
〔ブライト、後退〕
ブライト「部隊の動きが乱れているぞ！ 状況はどうなっている！」
リンダ「ガディソードの脱出ポッドが敵部隊によって攻撃を受けています！」
ローズ「ちょっと！ どうなってんの！？」
プラート博士「要塞の攻撃システムに民間機を味方として登録しとらんのじゃろう…」
アール博士「もしや、奴は住民を犠牲にする事でこちらの動揺を誘っておるのでは！？」
隼人「く…！ これもヘルルーガの策略か！」
マリア「放っとけないわ！ 助けなきゃ！」
ブライト「ただちに本艦はシャトルを保護する！」
カイ「かーっ！ そりゃ無茶だぜ、ブライトさん！」
セイラ「軟弱者！ それでもあなた男ですか！」
ハヤト「カイさん！ こうなったらブライトさんに任せるしかないでしょう？」
カイ「わかってるよ！」
スレッガー「んじゃ、援護しますかね！」
ヘルルーガ「フフフフ…貴様らの心理など、この私には手に取るようにわかる」「つまらぬ余興だがアラウンザーの性能を試すためには奴らにはもっと必死になってもらわんとな！」「さあ、ホワイトベース隊よ！ 我が術中でもがき苦しむが良い！」
〔ヘルルーガ、回復〕
〔ブライト、シャトルへ隣接〕
〔第３軍ユニット離脱〕
リンダ「シャトル回収完了！」
ダイアン「避難民は居住区へ！ 怪我人は医務室へ移送して！」
ブライト「よし、１機でも多くシャトルを回収するんだ！」
〔ブライト、シャトルへ隣接〕
〔第３軍ユニット離脱〕
〔アプシン＆ギルガザムネ、シャトルへ隣接〕
〔シャトルにダメージ〕
〔第３軍ユニット撃破〕
フェアリ「ああ…シャトルが…！」
〔ブライト、シャトルへ隣接〕
〔第３軍ユニット離脱〕
ブライト「よし、艦を戦闘に復帰させるぞ！」
〔ブライト、前進〕
ヘルルーガ「やはり愚かだな…。戦況の切迫を無視し、民間人の避難に無駄なエネルギーを使いおるとは…」「うまく処理したつもりかもしれんが…甘いわ！」「貴様らは所詮、我が手の上で踊っているに過ぎん！」
〔ブライトに爆発〕
〔画面、振動〕
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
クッキー「きゃあああああ！」
ひろし「うわああああ！」
〔戦艦の警報〕
〔画面、点滅〕
ブライト「なんだ！？ 何が起きた！？」
オスカ「後部ハッチより回収したシャトルが艦内に爆発しました！」
マーカー「左舷エンジン破損！ 内圧上昇中です！」
ブライト「エンジン急速閉鎖！」「エンジンを切り離せ、ミライ！」
ミライ「はい！」
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔カーソル、ブライトから爆発しながら移動〕
〔画面、振動〕
マリア「うう…！」
ミライ「艦が安定しません！ 不時着します！」
ブライト「まかせる！」
〔ブライト、後退〕
ミライ「うう…コントロールができません！」
〔ブライト、前進〕
〔ブライトにスパーク〕
〔画面、振動〕
ミライ「ああ！」
ブライト「各ブロック、被害状況は！」
マーカー「右舷エンジン損傷！ 推力０です！」
プラート博士「むう…やられたの…。トロイの木馬というわけじゃな」
隼人「我々がシャトルを回収するのを見越して爆弾を仕掛けておいたというのか…」
ブライト「なんて奴だ…！」
アムロ「ああ…ホワイトベースが…」
カイ「ホワイトベースのエンジンが両方とも！？」
ハヤト「乗組員のみんなは！？」
〔通信のコール音〕
ブライト「乗員は無事だ！ ホワイトベースはここで砲台となる！ 各部隊は任務を遂行しろ！」
カミーユ「ブライトさん…」
クワトロ「動けないホワイトベースを守るためには相応の防衛戦力を割かねばならんか…」
レッシィ「悔しいけど…これがヘルルーガの戦術なのよ！」
ヘルルーガ「ククク…！ 貴様らはもう逃げられん。仲間を見捨てぬ限りな！」「さあ、怒れ、苦しめ！ 全力で向かってくるが良い！」
ジーク「ヘルルーガめ…。どこまでも姑息な真似を…！」
隼人「奴が何をしてこようと我々の目標は変わらん！ アラウンザーを倒す！ それだけだ！」
プラート博士「そうじゃな…。しかし厄介な相手じゃわい」
ブライト「何かあるはずだ…。あの超兵器に打ち勝つ方法が…」
フェアリ「これまでの戦闘でアラウンザーの解析はかなり進みました」
隼人「奴の弱点は見つかったのか？」
フェアリ「いえ…それはまだ…。もう少しデータが必要です」
クワトロ「仕方あるまい。ホワイトベースを防衛しつつ、アラウンザーへ攻撃を仕掛ける！」
光珠「了解！」
＜ヘルルーガ撃破（１回目）・敵増援１０出現＞
〔ヘルルーガにスパーク〕
光珠「やった！？」
フェアリ「いえ…新たなエネルギー反応が増大しています！」
ヘルルーガ「フフフ…フハハハハハハハハ！」
〔ヘルルーガ、回復〕
光珠「な、なに！？」
ヘルルーガ「これだ…この力だ！」「『ＸＥＮＯＮ』の力は無限！ この宇宙を支配する力の源なのだ！」
クワトロ「む！ なんだ！？ このプレッシャーは！？」
カミーユ「さっきよりパワーアップしている！？」
フェアリ「信じがたい事ですが…アラウンザーの全機能が回復しています！」
ジュドー「ちくしょう！ 何なんだよ、あいつは！」
ヘルルーガ「フフフ…複製プラントを応用したアラウンザーの自動修復システムは完璧だ。貴様らの攻撃など無意味！」「いくら抗おうと無駄な事よ！ フハハハハハハハハハ！」
〔敵ユニット出現〕
ケーン「また敵の増援かよ！」
タップ「なにもこんな時に…」
ライト「要塞の戦力だけじゃない…他の戦線からも続々と戻って来てるんだ」
甲児「こりゃ、まだまだ来そうだな…」
ヘルルーガ「フハハハハハ！ 行け！ 忠実なる我がしもべ達よ！」「こやつ等を思う存分、喰らい尽くすがいい！」
＜敵増援１０出現の次ＰＰ・敵増援１１出現＞
オスカ「要塞は完全に阻止限界点を突破！」
リンダ「この質量ではもう落下を止められません！」
ブライト「く…！ ここで勝利しても地球は滅びると言うのか…！」
アール博士「万事休すですな…」
ブライト「もういい、みんな！ 要塞から脱出するんだ！」
フェアリ「待ってください！ まだ手はあります！」
ジーク「フェアリ！ この期におよんで、どんな手があるってんだ！」
フェアリ「アラウンザーの『ＸＥＮＯＮ』をうまく爆発させられれば、要塞の質量の９割は消失します！」「残った残骸の多くは大気圏で燃えつきますから、地球への被害は最小限にできます！」
クワトロ「そんな事が本当に可能なのか！？」
フェアリ「ええ…私の計算では…！」「ただ、そのためにはアラウンザーが回復する直前に動力部を破壊する必要があります」
光珠「フェアリさん？ その動力部の場所はわかっているの？」
フェアリ「先程アラウンザーが再生した際に、おおよその位置は特定しました！」
ジュドー「その動力部ってのを破壊すりゃ、あいつは再生できなくなるんだろ？ 一石二鳥ってやつ？」
フェアリ「勝負は一瞬です。修復システムにエネルギーが注入される瞬間に一撃で動力部を破壊しなければなりません」「それ以外のタイミングでは『ＸＥＮＯＮ』の暴走で太陽系は消滅してしまうかもしれません」
光珠「つまり、最後の一撃には相応の破壊力がいるって事ね！」
ブルース「危険な賭けだが面白い。私もその作戦に賭けよう」
號「そうこなくっちゃな！ 逃げるなんざ、まっぴらごめんだぜ！」
甲児「その通りだ！ 俺達は逃げない！ 諦めない！」
ブライト「よし、その作戦で行こう！」
ワッ太「へへっ！ じゃあ、とどめは俺様のトライダーバードアタックだ！」
仁「ちがうね！ とどめは絶対無敵！ ライジンオーに決まってらぁ！」
マリア「いいかげんにしなさい！ 地球の危機なのよ！」
ブライト「まあ、そう慌てるな。最後の一撃は誰でも構わん」「だが、その一撃に地球の命運がかかっている事を忘れるな！」
光珠「了解！」「さあ、みんな！ 作戦開始よ！」
ヘルルーガ「フフフフ…絶望しろ！ あがき苦しめ！」「この戦いは宇宙の歴史に刻まれるべき聖戦！」「この戦の劇的なる勝利により、我が恐怖を全宇宙に知らしめてくれる！」
光珠「吼えていられるのも今のうちよ！」「あんたの思い通りになんかさせてたまるもんですか！」
オスカ「艦長！ 新たな敵集団が接近中です！」
ブライト「なんだと！？」
隼人「く…すべて敵なのか？」
リンダ「間違いありません。まもなく戦闘宙域に入ります！」
〔敵ユニット出現〕
ブルース「どうやら包囲されたようですね…」
ヘルルーガ「さあ、もう逃げ場はないぞ！ 死ぬ気でこの私に挑んで来い！」
ミト王子「望むところだ！ 成敗してくれる！」
葉月博士「ガンドールは作戦の実行に備え、ホワイトベースのクルーを収容する」「ガンドールをホワイトベースに接舷させろ！」
＜葉月博士がブライトへ隣接＞
ブライト「総員退艦！ ガンドールに移れ！」
ダイアン「さあ、行くわよ」
リンダ「ええ…」
ベン「葉月博士！ ホワイトベースの乗組員と救助したガディソードの民間人の移乗、完了しました！」
葉月博士「ブライト艦長、よろしいですか？」
ブライト「ええ…お願いします」
葉月「ガンドール、離床！ 現宙域から離脱する！」
マリア「ああ！ 見て！ ホワイトベースが…！」
〔ホワイトベースにスパーク〕
隼人「ホワイトベースが…沈む…」
ブライト「…………」
〔味方戦艦撃破〕
〔画面、振動〕
ミライ「ああ…ホワイトベースが…」
ブライト「…………」「さあ、作戦の最後の仕上げだ！ みんな、頼んだぞ！」
光珠「了解！」
＜敵増援１１出現の次ＰＰ＞
〔ヘルルーガ、発光〕
ヘルルーガ「フフフ…『ＸＥＮＯＮドライブ』のチャージが終わったようだな…」「これから貴様らに、アラウンザーの真の力を見せてやろう」
フェアリ「アラウンザーに強力なエネルギー反応！ 気を付けてください！」
光珠「フェアリさん！ このエネルギー特性、ダブルブラストアタックと同じよ！」
フェアリ「まさか…アラウンザーのハイパーブラストモード！？」「いけない！ 全機、この宙域から退避を！」
光珠「私達は要塞の落下を阻止しなきゃならないのよ！ 逃げられるわけないじゃない！」「突っ込むわ！ フェアリさん！ シールドエネルギー最大よ！」「向こうの『ＸＥＮＯＮ』と共鳴すれば！」
フェアリ「わかりました！ それに賭けましょう！」
〔光珠、ヘルルーガへ接近〕
ブライト「光珠、何をする気だ！」
ジーク「光珠！」
光珠「いっけぇぇぇーっ！」
〔光珠、ヘルルーガへ隣接〕
ヘルルーガ「アラウンザーインフェルノ！ ハイパーブラストモード！」
〔光珠にエネルギーの収束〕
〔ヘルルーガ、「ＭＡＰ兵器「アラウンザーインフェルノ」使用」
〔要塞都市上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔全味方機にダメージ〕
ブライト「何が起こっている！ 被害状況は！」
リンダ「出撃している全部隊に被害が出た模様です！」
プラート博士「『ＸＥＮＯＮ』エネルギーの応用か…」恐るべき攻撃じゃな…」
アール博士「光珠機の防御フィールドで幾分か軽減されたようですな…」
プラート博士「あれをまともに喰らったら、ひとたまりもないぞ…」
ヘルルーガ「ほう…この攻撃に耐え切るとはな…」「なるほど…奴の『ＸＥＮＯＮ』がアラウンザーインフェルノのエネルギーを中和したというわけか…」「だが…パワーの差は歴然。爆心にいては奴もただでは済むまい」
光珠「ううっ！」
フェアリ「大丈夫…なんとか撃墜は免れました」
光珠「被害は！？」
フェアリ「攻撃システムがダウンしました。システムが自己修復するまでしばらく攻撃オプションが使えません」
光珠「回避はできるのよね…？ わかった、なんとかしてみるわ！」「フェアリさんはシステムの回復を優先して！」
フェアリ「わかりました！」
ヘルルーガ「フフフ…やはりダメージが蓄積しているようだな」「だが、こちらに被害はない。再チャージをかけるまでの事よ」
＜アラウンザーインフェルノ発動の次ＰＰ＞
フェアリ「攻撃システム回復しました！ 武器使用が可能です！」
光珠「よ～し！ 今までの分、倍返しにしてやるわ！」
フェアリ「光珠様、ヘルルーガはエネルギーチャージ完了と当時に先程の攻撃を放つはずです」「あれを阻止するためには、先程のようにアラウンザーに肉薄する必要があります」
光珠「わかったわ！」
フェアリ「アラウンザーのエネルギー変化で攻撃の前兆がわかります。突入のタイミングは私がアナウンスします」
光珠「頼むわよ、フェアリさん！」
＜アラウンザーインフェルノ発動の２ターン後ＰＰ＞
フェアリ「アラウンザーの攻撃システムにエネルギーチャージを確認！ 例の攻撃が来ます！」
光珠「わかった！ アラウンザーに取り付くわ！」
＜アラウンザーインフェルノ発動の３ターン後ＰＰ＞
ヘルルーガ「フフフ…チャージ完了だ。今度は防ぎきれるかな？」「アラウンザーインフェルノ！ ハイパーブラストモード！」
〔ヘルルーガ、「ＭＡＰ兵器「アラウンザーインフェルノ」使用」
〔要塞都市上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔全味方機にダメージ〕
光珠「ううっ！」
フェアリ「攻撃システムダウン！ システムが自己修復するまでしばらく攻撃オプションが使えません」
光珠「了解！」「フェアリさんは、システムの回復を優先して！」
フェアリ「わかりました！」
ヘルルーガ「フ…いつまでもつかな？」
＜光珠vsヘルルーガ＞
光珠「あなたがヘルルーガね！ 決着をつけさせてもらうわ！」
ヘルルーガ「フン、貴様が赤月 光珠、フェアリの機体を乗りこなすという地球人か」「貴様らの『ＸＥＮＯＮドライブ』がどの程度のものか…見せてもらう！」「私を失望させるような戦いはするなよ？」
光珠「なによ、偉そうにっ！」「見せてあげるわ！ 私とフェアリさんの力を！」
フェアリ「ヘルルーガ！ あなたの野望は、ここで断たせてもらうわ！」
＜光珠vsヘルルーガ（戦闘後・１回目）＞
光珠「う…なんてパワー…！」
フェアリ「光珠様、あのアラウンザーという機体…『ＸＥＮＯＮ』で動いているようです！」
光珠「アラウンザーにも『ＸＥＮＯＮドライブ』が？」
フェアリ「ええ…」「私達の機体と比べ、パワーも数段上です！」
光珠「ただ大きいだけじゃないって事ね…」
フェアリ「ものすごいエネルギー数値…これを暴走させずに制御できるなんて…」
ヘルルーガ「フハハハハハ！ さすがに驚いたようだな、フェアリ！」「『ＸＥＮＯＮ』の研究は私の方が先に進めていたのだよ」「
当然、お前よりも高度な研究をな！」
フェアリ「なんですって！？」
ヘルルーガ「『ＸＥＮＯＮ』の力を完全に制御するには膨大な実験データの解析が必要なのだ」「お前の研究を支援し、開発のヒントを与えたのはそのためだ」
フェアリ「…………」
ヘルルーガ「フフフ…お前達は始めから我が手の上で踊っていたのだ！」
フェアリ「そんな…」
光珠「フェアリさん！ ここまで来たらそんな事どうだっていいじゃない！」「現に私達はヘルルーガを追い詰めているのよ！ あんな言葉に動揺しちゃダメ！」
フェアリ「そうですね、光珠様」「もう大丈夫です！ 共にヘルルーガを倒しましょう！」
光珠「そうこなくっちゃ！」
＜光珠vsヘルルーガ（戦闘後・２回目）＞
ヘルルーガ「どうした？ もう終りか？」
光珠「諦めるもんですか！」
フェアリ「光珠様、再攻撃の準備をします！ 一旦、距離をとってください！」
ヘルルーガ「フフ…フェアリよ。もう１つ、いい事を教えてやろう」
フェアリ「…！？」
ヘルルーガ「ガディソードの本星に星間連合が攻め込んできた時の事を覚えているか？」「あの時、私は『ＸＥＮＯＮ』に関する莫大なデータを手に入れる事ができたのだよ。…実験施設を暴走させる事によってな！」
フェアリ「やはり、あなたの仕業でしたか…」
サリー「そんな…本星が破壊されたのは、星間連合軍の仕業では…」
光珠「なんて事を…！ 同胞を犠牲にしたの！？」
ヘルルーガ「フフフ…その通りだ！」「だが私のあの行為がなければ『ＸＥＮＯＮドライブ』は完成せず、ガディソードにも未来はなかった」「辺境の小国であったガディソードなど、星間連合によって滅ぼされる運命にあったのだ。それを変えたのが私なのだよ！」
ジーク「ヘルルーガ…貴様ぁっ！」
サリー「許さない…！ あなたが私達の星を！」
ヘルルーガ「フ…少しは気合が入ったか？」「フハハハハハハハハハハハ！」
＜アムロvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「フハハハハ！ 新型ガンダムの威力、見せてもらおうか！」
アムロ「でかいだけで勝てると思うな！」
ヘルルーガ「フフフ…所詮モビルスーツなど我がアラウンザーの前では虫けらに過ぎぬ！」
アムロ「νガンダムは伊達じゃない！」
＜アムロvsヘルルーガ（戦闘後）＞
ヘルルーガ「フ…しぶといパイロットだ」「奴は機体の性能以上を引き出しているようだな」「面白い…。貴様の腕でどこまでやれるか、見せてもらおう！」
アムロ「く…パワーが違いすぎる…！」「だが負けるわけにはいかない！ こいつだけは…やらなきゃいけないんだ！」
＜カミーユvsヘルルーガ＞
カミーユ「ヘルルーガ！ お前は戦いを生む源だ！ 生かしてはおけない！」
ヘルルーガ「身のほど知らずが…！ 力の差というものを知るが良い！」
＜ジュドーvsヘルルーガ＞
ジュドー「俺には…いや、俺達にはわかる…。あんたみたいな人間を許しちゃいけないって事が！」
ヘルルーガ「戯れ言を！ 私は今まさにガディソ－ドだけでなく、全宇宙に君臨しようとしているのだぞ！」「その私を許さぬなど、貴様ごときが言う台詞ではないわ！」
ジュドー「わかれよ！ 誰かが無理矢理に人の上に立ったって、戦いの連鎖は途切れないんだよ！」
＜ジュドーvsヘルルーガ（戦闘後）＞
ヘルルーガ「無駄だ！ モビルスーツごときでアラウンザーにかなうものか！」
ジュドー「くそっ！ 負けられるかってんだよぉっ！」
プル「ジュドー！ 無理をしちゃダメだよ！」
ジュドー「わかってるよ！ でも、こいつだけは倒さなきゃなんないんだ！」
プル「そうだけど！」「熱くなりすぎだよぉ！ ジュドー！」
ジュドー「プ…プル…」「ありがとう…。少し、冷静になんなきゃな」
＜クリスvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「さあ、遠慮はいらん！ ここまで辿り着いた貴様らの力を示すがよい！」「そして証明してみせよ！ 貴様達が最強の相手であると！」
クリス「言われなくても、そのつもりよ！ 私達の力はあなたのような身勝手な人を倒すためのものなのだから！」
＜バーニィvsヘルルーガ（戦闘後）＞
バーニィ「う…こいつ…！ ただでかいだけじゃないぞ！」
ヘルルーガ「なめられたものだな。このアラウンザーはそのような攻めではビクともせん！」「貴様ごときでは相手にならん。出直して来い！」
バーニィ「く…くそ！ 負けてたまるか！」
＜シローvsヘルルーガ＞
シロー「長かった戦いもこれで終わる…！ みんな、いいか！ ここまで来たら死ぬ事は許されない！」「誰一人欠ける事なく勝利をこの手に掴むんだ！」
ヘルルーガ「いいぞ…貴様達の強さの源はその心の強さにあるのだ」「しかし、それも私には通じぬ！ 絶対の支配者たるこの私にはな！」
＜甲児vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「アラウンザーが起動した今、貴様達に訪れるのは絶望に満ちた地獄だけよ！」
甲児「うるせえっ！ 悪党が大層な口、利いてんじゃねえ！」「てめえは俺がブッ倒してやる！ 神も悪魔も超えた正義の魔神、このマジンカイザーでな！」
＜甲児vsヘルルーガ（戦闘後）＞
※※甲児がダメージの場合、セリフ追加※※
甲児「う…くっ！ い、痛えじゃねえか！」
ヘルルーガ「フン…マジンカイザーとやら…まだ報告されている性能に達しておらぬぞ…」「兜甲児よ！ この私を失望させるな！」
〔レバーを引く音〕
甲児「ちっくしょう！ 動け！ 動けぇっ！ 動いてくれ、マジンカイザー！」「マジンカイザーは負けない！ 絶対に負けないんだぁっ！」
〔甲児、気力上昇〕
＜號vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「さあ、私の渇きをうるおしてくれ！ 貴様達の力でな！」
號「人を道具のように言うんじゃねえ！ 俺達はてめえの思う通りにはならねえぜ！」「行くぜ、翔！ 剴！ あの野郎をぶっちめる！」
剴「やろうぜ、號！ こっちはいつでもＯＫだ！」
翔「ここまで来たら遠慮はいらん！ 思いっきりやれ、號！」
號「食らえ、高慢ちきジジイ！ これがゲッターの…」「俺達の力だああああああっ！」
＜號vsヘルルーガ（戦闘後）＞
ヘルルーガ「フン！ これが恐竜帝国を滅ぼしたというゲッターロボの戦闘力だと？」「噂ほどではないようだな」
號「んだとぉっ！ 勝負はこれからだぜ！ おっさんよぉ！」
ヘルルーガ「フ…どうやら機体の性能よりもパイロットに問題があるようだ」
號「なにぃっ！」
翔「フ…まあ、そう思われても仕方ない」「だが忘れてもらっては困る」「このゲッターロボは私達ゲッターチームが動かしてるって事をな！」
剴「その通り！ リーダーの頭は山猿並でも３人集まれば無敵だぜ」
號「て、てめえら！」
翔「ヘルルーガ！ 私達を倒せるものならやってみるがいい！」
＜剣人vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「よくぞ、ここまでの強者に育った。誉めてつかわすぞ！」
弾児「てめえなんぞに誉められてもちっとも嬉しかねえぜ！」
剣人「俺達が嬉しいのはてめえみたいな野郎をこの手でブン殴れるって事だぜ！」「俺達は未来に向かって生きる！ ヘルルーガ！ 戦いに取り憑かれたてめえはここで消えろ！」
＜ワッ太vsヘルルーガ＞
ワッ太「最強の最高傑作だろうと叩き壊してやる！ それでこの依頼は無事完了だ！」
ヘルルーガ「そうだな、終わりにしてやる…！」「貴様の死をもってな！」
ワッ太「そんな事させるもんか！ トライダーがやられたら我が社はすぐに倒産しちまうんだ！」「地球も竹尾ゼネラルカンパニーも潰させるもんか！」
＜ワッ太vsヘルルーガ（戦闘後）＞
ワッ太「ふう…こいつ、硬いなぁ～」
柿小路「社長！ 何事も積み重ねですぞ！」
木下「そうです。地道に行きましょう！」
厚井「危なくなったらすぐに戻ってください！ 万全の修理態勢で待っています！」
郁絵「くれぐれも無理をしないでくださいね？」
ワッ太「わかってるって！ 頼りにしてるよ、みんな！」
＜ミト王子vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「エドン国の最強ロボと謳われたダイオージャこそ、我が最強たるを証明するには丁度いい相手！」「さあ、アラウンザーの業火の前にひれ伏すがいい！」
ミト王子「愚かなり、ヘルルーガ！」「心が正しければ、相手が何者だろうと恐れる事はない！」「悪に染まりし者よ！ 最強を名乗るに足る理由が何か、今こそ、その目でしかと見よ！」
＜ダバvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「最強という言葉が誰に相応しいか…今こそ証明してくれる！」
ダバ「最強なんて肩書きに興味はない！ 俺達の求めるのは力でなく、自由と平和だ！」「それを奪うお前はこの手で討つ！ 俺達の力はそのためのものだ！」
＜ダバvsヘルルーガ（戦闘後）＞
ダバ「あのマシン…パワーが桁違いだ！」
ヘルルーガ「フフフ…どうした、カモン・マイロード。踏み込みが浅いぞ？」
ダバ「そんな誘いに乗るものか…。ここは持久戦で行く！」
＜ケーンvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「これが、Ｄ兵器か…。大した代物とは思えんな…」
ケーン「なんだとーっ！」
タップ「おい、ケーン！ ガツンとやってやろうぜ！」
ライト「見せつけてやろうぜ。俺達の実力ってやつをね！」
ケーン「あたぼうよ！」「ヘルルーガのおっさん！ 強がってられるのも今のうちだぜ！」
＜忍vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「フフ…こやつがムゲ・ゾルバドスとの決戦で活躍したというダンクーガか」「その実力を見せてもらおう！」
沙羅「なめやがって！ 吼え面かかせてやろうじゃない！」
亮「そうだな。奴の望みを叶えてやろうぜ、忍！」
忍「ああ…あの長髪野郎にドデカイのを食らわせてやる！」「いくぞっ！ みんな！」
雅人「おうっ！」
＜エイジvsヘルルーガ＞
エイジ「レイ！ 接敵して敵の性能を洗い出すぞ！」
レイ「レディ！」
ヘルルーガ「フ…貴様がグラドスとの混血…エイジ・アスカか！」
エイジ「…！？」
ヘルルーガ「ジュリア・アスカによるグラドスの刻印の発動は私の計画には追い風となった」「その行為を助けたお前には感謝しなくてはならんな」
エイジ「思い上がるな！ 貴様に感謝してもらう理由はない！」「貴様は人を操り、己が野望の犠牲とするのをいとわない…」「俺は絶対に許さない！」「ここで決着をつけてやる！」
ヘルルーガ「よかろう！ 来るが良い！ エイジ・アスカよ！」
＜キッドorボウィーvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「我が最高傑作アラウンザーを前にしても恐れもせず、逆に向かって来るとはな！ さすがは私の認めた最強の者達だ！」
お町「下品な笑いはそこまでにしてね、ガディソードの親玉さん」
アイザック「夜空の星が輝く陰で悪の笑いがこだまする…」
ボウィー「星から星に泣く人の涙背負って宇宙の始末！」
キッド「銀河旋風ブライガー、お呼びとあらば、即参上！」「あの世に行っても覚えときな！」
＜士郎vsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「アラウンザーを駆る私こそ全宇宙に君臨するに相応しき存在！」「数多の軍団を壊滅させてきた貴様達を倒し、それを証明してくれる！」
士郎「あなたは大きな勘違いをしています。確かにその機体は強力です。ですが、それはあなた自身の力ではありません」「いえ…それどころかその力におぼれ、他人の心を踏みにじるあなたは弱い心の持ち主です！」
ライラ「それすらもわかっていないあなたが全宇宙に君臨するつもりでいるとはね…」
佐馬「滑稽にも程があるでござるよ」
ヘルルーガ「我が思惑によって生きながらえた身であるにもかかわらず、私にそのような口を利くとは…」「目障りだ！ 消滅せよ、銀河烈風隊！」
シュテッケン「そうなるのはてめえだ、ヘルルーガ！」「やるぜ、みんな！ ディーゴから引き継いだ『烈』の魂、奴に見せてやるんだ！」
士郎「おう！」
シュテッケン「烈風…ここにあり！」
＜ロックorビートvsヘルルーガ＞
ヘルルーガ「私を止める者などこの世にはおらぬ！ アラウンザーこそ無敵の最強兵器なのだ！」
ビート「最後の最後にとんでもない奴が残っていたもんだぜ、こりゃ」
ロック「しかし、こいつを最後にこの戦いを終わりにしたいもんだぜ」
バーディ「そうね……」「思い返してみれば、ビッグゲームが始まってから今までいろんな事があったわねぇ」
ビート「ほ～んと。正に青春のド真ん中を駆け抜けてきたって感じだぜ」
ブルース「キメて夜空を振り見れば、思い出星の数々に、かけた嵐の夢のあと、か…」「では諸君、最後に意地と度胸の大勝負と行こうか！」
ロック「イェイイェイ！」
＜仁vsヘルルーガ＞
仁「やいやい、ヘルルーガ！ よくもジャーク帝国と手を組んで地球を狙いやがったな！」
ヘルルーガ「それも策略よ。おかげで邪魔なジャーク帝国を始末する事ができたのだからな」
飛鳥「卑怯者め！ お前もジャーク帝国と同じく、僕達が倒す！」
ヘルルーガ「甘いな、小僧ども！ 地球の守護神といえど、このアラウンザーの前ではお前達と同じく赤子同然よ！」
吼児「そんな事、やってみるまでわかるもんか！」
飛鳥「今こそ僕達、地球防衛組はエルドランからの使命を果たしてみせる！」
仁「食らえ、ヘルルーガ！ これがお前の言う最強の…」「絶対無敵の力だーっ！」
＜ヘルルーガＨＰ５０％以下＞
光珠「もう諦めなさい！ あなたのエゴにこれ以上、人々を巻き込まないで！」
ヘルルーガ「フン…エゴだと？」「感情のままに動く事こそ、生物本来の姿なのだ」「貴様らの正義こそ他人に植え付けられた虚構と知れい！」
光珠「あなたは力を得る事で一方的に他人を支配しようとしている！ 人と理解し合う努力を捨てたのよ！」
ヘルルーガ「フン！ 貴様の言う理解など必要ない」「貴様らに実力があるなら、この私を倒してみろ！」
號「上等だ！ そうさせてもらうぜ！」「光珠、てめえもつまらねえ御託ならべてんじゃねえ！」「四の五の言わずに張っ倒しゃいいんだよ！」
〔ヘルルーガ、回復〕
＜ヘルルーガＨＰ１０％以下＞
フェアリ「アラウンザーのエネルギーが修復システムに集中し始めました！」「今です！ 一撃で動力部を破壊してください！」
光珠「ＯＫ！ このチャンス、逃がさないわ！」
＜ヘルルーガＨＰ５％以下＞
フェアリ「ダメです！ 動力部は生きています！ 修復システムにより、動力部を含むすべての機能が回復します！」
〔ヘルルーガ、回復〕
ヘルルーガ「フハハハハハハハハ！ 無駄だ！ 無駄だ！」
光珠「諦めないわよ！ もう一度、丸裸にしてあげるわ！」
＜ワッケイン撃破される＞
〔ワッケインにスパーク〕
ワッケイン「すまん。我々の力ではここまでが限界のようだ。後は頼んだぞ、ホワイトベース隊！」
〔味方ユニット離脱〕
＜ヘルルーガ撃破（２回目）・勝利条件達成＞
〔ヘルルーガにスパーク〕
ヘルルーガ「ぐおおおおおおおっ！」
光珠「決まった！？」
〔ヘルルーガに爆発〕
〔画面、振動〕
ヘルルーガ「ぬおああっ！ こ、ここで散るのか…この私が…！」「なぜだっ！ 絶対の支配者たる…この私が…」
〔ヘルルーガに爆発〕
〔画面、振動〕
ヘルルーガ「ぐおおおおおおおっ！ このような結末、断じて認めぬ！」
〔ヘルルーガ、発光〕
フェアリ「アラウンザーが爆発します！ 全機、急速離脱してください！」
忍「よっしゃ！ ずらかるぜ！」
アムロ「みんな、急いでください！」
葉月博士「ガンドール、急速離脱！」
ブライト「くっ！ 間に合うのか？」
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕
〔要塞都市上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔ヘルルーガ、発光〕
〔要塞都市上に爆発〕
〔画面、振動〕
ヘルルーガ「おおおおっ！？ バカな！ こんなバカな！」「ぐあああああああああっ！」
〔敵ユニット撃破〕
〔画面、振動〕〕
〔要塞都市上に爆発〕
〔画面、振動〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ２終了】
【シナリオエンドデモ開始】
地球
リンダ「アラウンザーの爆発により、ガディソード要塞は消滅しました」
マーカー「地上の迎撃システムによっていくつかの破片は処理されたようです」
ガンドール ブリッジ
ローズ「落下した残骸のほとんどは大気圏で燃え尽きたみたいです」
ダイアン「今のところ、被害報告は入っていません」
ブライト「そうか…地上の被害は少なかったようだな」
防衛組司令室
勉「地球は…地球は救われたんですね！」
きらら「そうよ！ 私達、勝ったのよ！」
クッキー「わーい！」
葉月博士「喜ぶのはまだ早い。すぐに救助活動を始めるぞ」
マリア「そうだわ！ 他のみんなは？」
ゆう「まさか、あの爆発に巻き込まれて…」
あきら「そんなわけないだろ！ みんな無事だって！」
ひろし「そうだよ！ みんな無事に決まってるさ！」
シノブ「さあ、探しましょう！ みんなの力で！」
マリア「仁…仁は大丈夫なのかしら…」
〔通信のコール音〕
仁「えー…こちら、ライジンオー…」
マリア「仁…」「仁ーっ！」
仁「おう！ マリアか！」
飛鳥「みんな、心配かけたね！ 僕らは無事だよ」
吼児「一時はどうなるかと思ったけどね」
葉月博士「よし！ ライジンオーを収容だ！」
マリア「仁、着艦よ！ 大丈夫？」
仁「おう！ まかせろって！」
アムロ「…………」「空気が残り少ない…」「あと…少ししかもたないのか…」
〔シグナル音〕
アムロ「ん…？ センサーが何か移動物体を捕らえた！？」「あれは…ガンドール！」「探しに来てくれたのか…」
〔通信のコール音〕
フラウ「アムロ、聞こえる？ アムロ！」
アムロ「よかった…。僕には帰れる所があるんだ…」「こんなに嬉しい事はない」
〔機体の稼働音〕
ガンドール 格納庫
クワトロ「無事でよかった、アムロくん」
アムロ「ええ、大尉も！」
クワトロ「ララァの導きがなければ危ないところだったよ。君もララァに感謝するんだな」
アムロ「じゃあ、君が？」
ララァ「ええ…」
プル「ねえ、ねえ！ あたし達も頑張って探したんだよ」
カミーユ「そうだったね」
ジュドー「ありがとな！ プル、プルツー」
リュウ「これでほとんど回収したはずだが…」
プルツー「いや…まだ漂っている者がいる…」
シロー「みんな、引き続き捜索を頼むよ！」「あらゆる手段を使って探すんだ！」
クリス「了解！」
ケーン「まっかせなさい！」
ライト「頼むよ、マギーちゃん！」
沙羅「う…うう…みんな、大丈夫かい？」
亮「どうやら…生きているらしい…」
雅人「でも、頭がガンガンするよ…」
忍「地球は…？」
沙羅「…いつものように…青く輝いてるよ…」
忍「そうか…」
雅人「早く、ガンドールに戻らないと…」
亮「そうしたくてももうダンクーガは動かんぜ…」
雅人「そんな…」
忍「こいつも俺達と同じさ…。全力を出し切ったんだ…」
沙羅「そうだね…」
忍「俺達も…しばらく眠らせてもらおうぜ…」
亮「ああ…」
ガンドール ブリッジ
フラウ「前方の宙域から、救難信号を捕らえました！」
ローズ「これは…ダンクーガのものです！」
マーカー「自力航行ではありません。漂流しています！」
葉月博士「よし！ ただちに、回収作業を始めてくれ！」
〔扉の開閉音〕
〔金属板の上を走り寄る足音〕
ケーン「獣戦機隊が戻ってきたって？」
甲児「なんだ？ 眠っちまってるのかよ」「おい、起きろよ！ お前ら！」
葉月博士「すまんが、しばらく休ませてやってくれ」
クリス「重症なんですか？」
葉月博士「そういうわけではない…」「ただ…ダンクーガの原動力は彼らの精神波エネルギーだ」「戦いの後には著しくパイロットが疲弊するんだよ」
クリス「そうだったんですか…」
葉月博士「おそらく、あの戦いですべてを燃やし尽くしたんだろう…」
隼人「なに、タフなこいつらの事だ。少し休めば、またうるさくなるだろう」
號「違げえねえ！」
エイジ「…………」「…お、俺は…」「俺は…助かったのか…」
エイジ「…………」「地球は…無事か…」「地球…なんて美しい光なんだ…」「そうだ…僕には…地球でやらなければならない事がある…」「レイ！ 目標、第３惑星！ 地球！」
レイ「レディ！」
〔機体の起動音〕
光珠「フェアリさん…他のみんなの様子はわからないの？」
フェアリ「センサーが傷んでいて捕捉できません」「でも…きっと大丈夫ですよ」
光珠「勝ったんだよね、私達…」
フェアリ「ええ…」
〔通信のコール音〕
ジーク「こちら、ガンドール！ 光珠！ 聞こえるか！？」
光珠「ジーク！ 無事だったのね！？」「こっちは２人とも無事よ！ 他のみんなは！？」
サリー「安心して。みんな無事よ」
光珠「そう、よかった…」
ジーク「早く戻って来い！ 面倒をかけさせるな！」
光珠「なによ、もう！ デリカシーってもんはないの？」
ジーク「そんなもんは知らん！」
光珠「く！ く、く、く！」「あははははははははは！」
ジーク「な、なんだ？ 大丈夫か、光珠！？」
ジーク「ううん、ゴメン。ジークの声聞いたら、なんか安心しちゃって」
ジーク「わ、わからん奴だ…」「いいから早く戻って来い！」
フェアリ「光珠様、帰りましょう、みんなのところへ！」
光珠「うん！」
〔機体の稼働音〕
〔滑空音〕
【シナリオエンドデモ終了】
● 第58話「皇帝ワルーサを倒せ！」 へ戻る
● 第58話「恐怖の複製軍団」 へ戻る
● エピローグ へ進む
◆ 「スーパーロボット大戦ＸＯ」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。