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No.2
接触

【シナリオデモ開始】
北アメリア大陸 新地球連邦本部

  ~高官用 執務室~
デューイ「…013特命部隊が始動したか」
シロッコ「しかし、アンノウンの追跡に各部隊の精鋭を集めるとは奇妙な話だ」
デューイ「発令者はロード・ジブリールだが、任務自体は別の人物からの提案だそうだ」
シロッコ「その人物とは?」
デューイ「エーデル・ベルナル准将だ」
シロッコ「賢人会議要りも噂されている彼女か…。以前もジブリールに接触して、秘密裏に部隊を動かした事があったそうだな」
デューイ「ジブリールは、老人達を追い落とすためにもロゴスの派閥を固めるつもりなのだろう」
シロッコ「そのためのガードとして、エーデル・ベルナルを抱き込む気か」「だが、あの男では彼女と彼女が統べる力を活かす事は出来ないだろう」
デューイ「同感だ。…では、どうする?」
シロッコ「あなたと同じ考えだよ、デューイ・ノヴァク」「それに彼女は法と秩序を重んじる人間だ。現状の新地球連邦の在り方を良しとしているとは思えない」
デューイ「了解した。彼女の力があれば、クルセイドのプランはよりリアリティを増す」
シロッコ「決まりだな。…エーデル・ベルナル…彼女を同志として迎え入れよう」

北アメリア大陸中央部

  ~イズモ艦 ブリッジ~
ネオ「では、ドミニク参謀…説明を頼む」
ドミニク「…ターゲットであるBGについて現時点で我々に与えられている情報は以下のものだけです」「ターゲットBGは単独、あるいは少数の僚機との行動が確認されていますが…」「その所属やパイロットの正体については判明していないとの事です」
ユルゲンス「特命部隊を編成して追跡を命じるという事は新連邦に害を成す存在なのか?」
ドミニク「それについては発令書や軍のデータベースにも特に記載されていません」
シュラン「その存在する意味はその現場にも秘匿されるレベルの機密事項という事か…」
ネオ「だとしても、目撃例まで隠されるとは並大抵のレベルじゃあないな」
シュラン「ですが、BGについて、一つだけはっきりしている事があります」
ネオ「それは?」
シュラン「追跡にこれだけのメンバーが必要とされる程の危険な存在だという事です」
ネオ「…あまり嬉しくない事実だな」
ユルゲンス「ドミニク大尉は情報課の所属と聞くが、その伝手で何かわからないのか?」
ドミニク「心当たりに声は掛けてみますが、望みは薄いでしょうね」
ネオ「謎だらけの危険な敵が相手とはな…。命令とはいえ、気が重い任務だよ」「ま…ZEUTHを相手にするのとどっちがマシかはわからんがな」
ドミニク「ZEUTH…エゥーゴとザフトと突起を中核とした独立遊撃組織ですか」
ネオ「この特命部隊はBG追撃が終了次第、連中の相手をする部隊にスライドするらしい」
ユルゲンス「では、BGが捕まらなければ、無期限続行という事でしょうか?」
ネオ「さあな…。そこらは上の判断次第だ」
シュラン「現在、ZEUTHは日本で異種知的生命体と戦闘中と聞きます」
ユルゲンス「百鬼帝国か…。多元世界とはいえ、そんな奴らまで存在するとは…」
ネオ「そういった状況だ。いくら危険な存在だとしても、いつまでもBG専任というわけにはいかん」「とっとと片付けて、次の任務に進まないとな」
ドミニク「隊長、我々以外のメンバーの合流はいつになるのでしょうか?」
ネオ「とりあえず、民間の協力者達は、軍のエージェントの案内で合流のためにこちらに向かっているそうだ」
シュラン「フ…どうやら我々もZEUTHに負けず劣らずの混成部隊になりそうですね」
ネオ「軍と民間が入り混じった雑多な部隊編成で正体不明の謎の敵を追跡させるとは、いったい上は何を考えているんだろうな…」

  ~イズモ艦 格納庫~
カクリコン「うわっ!」
ジェリド「どうした、カクリコン!?」
カクリコン「気をつけろ! ハンガーの陰に何かいるぞ!」
ガリバー「………」
マウアー「動物…なのか?」
ガリバー「………」
マウアー「こちらに危害を加える気は無さそうだが…」
ガリバー「………」
マウアー「誰かのペットなのだろう。…おいで、おいで」
ガリバー「………」
マウアー「ふふ…可愛いな。人になれているようだ」
カクリコン「や、やめろ、少尉! いきなり噛み付くかも知れないぞ!」
スティング「…何かあったのか? 中尉の叫び声が聞こえたが…」
ガリバー「………」
アウル「何だよ、こいつ! 面白いじゃん!」
〔走り寄る足音〕
アネモネ「ガリバー! こんな所にいたのね!」
マウアー「君のペットか?」
アネモネ「ううん、トモダチなの! ねえ、ガリバー?」
ガリバー「………」
アネモネ「あは…! 喜んでるんだね!」
ステラ「………」
アネモネ「な、何よ、あんた…!?」
ステラ「その子…触っていい?」
アネモネ「え…?」
ガリバー「………」
ステラ「かわいい」
アネモネ「いいよ。デリケートな子だから、優しくしてあげてね」
ステラ「ありがとう」
スティング「だらしないな、中尉。大ネズミごときで悲鳴を上げるなんてよ」
アウル「えーっ! あれ…クマじゃないの!?」
カクリコン「そんな事はどうでもいい…! 作戦行動中の軍艦にナマケモノがいる事が問題だ!」
ジェリド「大目に見てやれよ。アネモネの私物だろ」
カクリコン「しかし…!」
ジェリド「要は任務をこなしさえすればいいんだ。特命部隊ってのは、そういうもんだろ」
マウアー「………」
ジェリド「どうした、少尉? 俺の言ってる事がおかしいか?」
マウアー「先日の件もそうですが、ジェリド中尉は実力主義なのですね」
ジェリド「こんな世界だからな…。ティターンズの名前だけでやっていけるとは思っていないさ」「それに力がなければ、大事なものを守れないってのは嫌という程、味わわされたからな」
マウアー「………」
ジェリド「俺は強い男になる事で全てを手に入れる…。この特命部隊に選抜されたチャンスを最大限に活かすつもりだ」「俺の考えは、こんなところだ」
マウアー「わかりました、中尉」
ジェリド「少尉の腕は前の戦闘で見せてもらった。俺の事はジェリドでいい」
マウアー「え…」
ジェリド「俺は実力主義だからな、マウアー。背中を預けられる奴とは五分で付き合いたいんだ」
マウアー「わかったわ…ジェリド」
〔警報〕
レーベン「スクランブルだ! みんな、出撃準備を!」
スティング「どうしたんだ、大尉? 敵襲か…!?」
レーベン「BGを補足した。すぐに追撃に入る」
ジェリド「早々にターゲット発見とはついてるぜ! 行くぞ、マウアー!」
マウアー(ジェリド…期待させてもらうわ)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「接触」


【戦闘マップ開始】
〔第3軍ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕

〈出撃準備〉
ドミニク「各機、出撃完了! BGを捕捉しました!」
〔カーソル、アサキムを指定〕
ジェリド「あれがBG…ブラックゲイルか…!」
カクリコン「どうします、隊長? 仕掛けますか?」
ネオ「優先目的は捕獲だ。まずは俺がオープンチャンネルで呼びかけてみる」「黒い機体とその随伴機、聞こえるか? こちらは新地球連邦軍だ」「我々はそちらの捕獲任務で動いている。大人しく武装を解除して、投降する事を勧告する」「なお、この勧告を拒否する場合は攻撃行動へ移る」
ツィーネ「…と言ってるけど?」
アサキム「僕を捕獲する…か。冗談にしても不愉快だね」
ツィーネ「彼ら…あの方が編成させた部隊よ。お望み通り、手合わせを?」
アサキム「機は熟していない。…丁度、客人が来る。彼らに相手をしてもらおう」
スティグ「あいつ…俺達を無視する気か?」
アウル「降参しないんなら、さっさと片付けちまおうぜ!」
ネオ「待て! 周辺の様子がおかしい!」
ドミニク「各機は警戒を! 次元境界線の歪曲を確認しました!」
レーベン「次元震が起きるのか!?」
〔敵ユニット出現〕
アネモネ「何よ、あいつら! 薄気味悪い!」
ドミニク「落ち着いて、アネモネ! あれは堕天翅…人類の敵だ!」
アサキム「因果の牢獄に囚われし、堕ちた天翅達…。同じ呪いを受けた僕を求めるか」「だが、僕は行く…。これ以上の枷は不要だからね」
〔第3軍ユニット離脱〕
ジェリド「速い…! 何だ、あのスピードは!?」
シュラン「ターゲット、戦闘レンジ外へ離脱。追いますか、隊長?」
ネオ「いや…堕天翅の相手をする」
ジェリド「しかし、俺達の任務は…」
ネオ「任務は後でも遂行出来る。だが、堕天翅を放置しておけば、周辺に被害が広がる」「状況に合わせて優先事項を変更する…! 攻撃目標、堕天翅!」
スティング「了解!」
アウル「ここでBGを倒しちゃ、つまんないからね。楽しみは後へ取っておくよ」
ネオ「各機、気をつけろよ。あの化け物のタフさは筋金入りだ。集中攻撃で1機ずつ叩いていけ」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット離脱〕
レーベン「後退した…?」
アウル「こっちにビビって逃げてったんじゃないの?」
スティング「そうじゃねえ…! 別の敵が来るぞ!」
〔敵ユニット出現〕
ジェリド「あの角付き…! 百鬼帝国か!」
百人衆「堕天翅は既に引きあげたか…! これでは奴らのデータを集める事が出来ん!」「腹いせだ! 人間共の軍を叩き潰してやる!」
マウアー「百鬼帝国は、こちらに攻撃を仕掛けてくる模様です」
カクリコン「ちいっ! 数が違い過ぎるぞ!」
ネオ「心配は要らん」
〔敵周辺に爆発〕
百人衆「ぬおっ! どこから撃ってきた!?」
〔味方ユニット出現〕
アスハム「私の声が聞こえるか、ネオ・ロアノーク大佐?」「新連邦軍からの依頼により、我々シベリア鉄道警備隊もそちらに合流する」
ネオ「了解。ナイスタイミングだ」
アウル「シベリア鉄道って世界中にレールを敷いている鉄道会社だろ?」
アネモネ「じゃ、あの連中が…」
ユルゲンス「隊長の言っていた民間からの協力者か」
ザッキ(セント・レーガンを追われシベ鉄に拾われた次は連邦軍の特命部隊に編入とは…)(隊長に付き合っているとどこまでも転がっていく…)
シンシア「アスハム・ブーン。あの鬼の相手をするんだね」「ヤーパンの伝説のモンスターとバトル出来るなんて、ラッキーだよ」
ケジナン「…特別ボーナス目当てでアスハムの旦那に付いてきたが、どうやら失敗だったみたいだぜ」
エンゲ「俺達…そういう星の下に生まれちまったみたいだな」
ジャボリ「こんな事になるんなら、本社の雑用係をしていればよかった…!」
ホーラ「フン…愚痴をたれるだけとは志の低い連中だ」「ここで手柄を立てれば、新連邦軍の一員に取り立てられるかも知れないってのにな」
ゲラバ「やりましょう、兄貴! 俺達の成り上がり道は、こっからです!」
ティンプ(前向きだねぇ、タレ目の兄さんは…)(ま…シベリアで失敗した分、当面は総裁の言いなりで動くしかねえわな)
シャギア「ネオ・ロアノーク大佐。こちらは諜報部のシャギア・フロストとオルバ・フロストです
オルバ「013特命部隊に合流すると同時に、そちらを援護します」
ネオ「君達が軍のエージェントか。よろしく頼むぞ」
アスハム「ここまでの案内に感謝する、フロスト兄弟」
シャギア「礼など要りませんよ。今日からは同じ仲間なのですから」
オルバ「噂に聞くセント・レーガンのアスハム・ブーン隊長の力、拝見させていただきます」
アスハム「今の私は復讐のために過去の全てを捨てた男だ…!」「行くぞ、鬼共よ! 私の覚悟は、地獄の亡者のお前達さえも震え上がらせる!」
シンシア「アハハハハハ! 頑張ろうね、アスハム」

<シャギアorオルバが戦闘>
シャギア(忘れるなよ、オルバ。我々のすべき事を)
オルバ(わかっているさ、兄さん。アンノウンの追跡にしてはこの部隊の編成は不自然過ぎる)
シャギア(このような部隊に送り込まれたのは、何者かが我々の真の目的に気づいたからかも知れない)
オルバ(だけど、僕達は止まるわけにはいかない)
シャギア(そうだ…。この世界の全てと運命に復讐するまで、我々の戦いは続くのだからな)

<ティンプorホーラorゲラバが戦闘>
ホーラ「行くぞ、ゲラバ! 連邦軍に俺達の腕前を見せるんだ!」
ゲラバ「わかったぜ、兄貴! 寄らば大樹の陰だな!」
ティンプ「お二人さんよ、張り切るのは結構だが、俺の足を引っ張るんじゃねえぞ」
ゲラバ「何だと!?」
ティンプ「おっと、おしゃべりはここまでだ。敵さんは目の前に迫ってるぜ」「連邦軍にいい所を見せるんだろ? だったら、頑張んなくちゃな」
ホーラ「お前に言われるまでもない! やるぞぉぉぉっ!」
ティンプ(単純な奴だ。ま…これで弾除けは確保出来たな)

<アスハムorザッキorシンシアが戦闘>
アスハム「キッズ・ムントへの義理のために参加した作戦だ…!」「迅速に片をつけて、ゲイン・ビジョウの討伐に向かうぞ!」
ザッキ(こんな状況下でも黒いサザンクロス憎しは変わらずか。大した執念だ)
シンシア「アハハ! ここで経験値を積んで、キングに挑戦するんだ!」「さあ…鬼さん! あたしの相手をしてもらうよ!」

<ケジナンorエンゲorジャボリが戦闘>
ケジナン「こうなったら、ヤケだ! 必ず生き延びて出世してやる!」
エンゲ「生きてシベ鉄に帰れば、特別ボーナスが出る! …と信じる!」
ジャボリ「帰る事が出来たら、今度こそ転属願いを書くんだから!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ユルゲンス「片付いたようだな」
スティング「だけどよ、肝心のBGの方は完全にロストしちまったぜ」
ネオ「そっちの方は後からでも取り戻せる」「まずは新しい仲間と合流しよう。各機は着艦してくれ」
シャギア「了解です」
ドミニク(諜報部のフロスト兄弟…。デューイ大佐からマークするようにと指示を受けている…)(そのような輩まで召集されるとは、この特命部隊…やはり、結成には裏があると見るべきか…)
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~イズモ艦 ブリッジ~
ネオ「助かったよ、シャギア・フロスト。さすがにタフな百鬼帝国相手には連戦はきつかったからな」
シャギア「間に合って何よりです。せっかくの特命部隊が任務半ばで壊滅では全軍に示しがつきませんからね」
ユルゲンス「しかし、驚いたな。民間の協力者が合流するとは聞いていたが、メンバーにブレーカーまでいるとは」
オルバ「それについては、戦力を提供するシベ鉄側にある程度の裁量権があったようです」
ユルゲンス「だが、ここまで雑多な部隊編成では軍の戦術パターンが使えんぞ」
シャギア「お言葉ですが、艦長、ZEUTHは我々以上に多彩なメンバーで構成されています」
オルバ「それ故でしょうか…。彼らの戦術は多様で柔軟性に富み、多くの戦果を挙げています」
アスハム「忌々しい事だが、それは事実だ。シベ鉄警備隊の精鋭もヤーパンの手前で連中に敗北している」
ネオ「そう考えれば、この部隊編成の意図も少しは見えてくるな」
シュラン「と言いますと?」
ネオ「お偉いさん達はそのZEUTHに学ぼうとしているんだろうさ」「ついでに同じコンセプトの部隊を作って連中を打倒する戦術を研究するつもりだろう」
シュラン「アンノウンの追跡と新たな戦術のモデルケース構築ですか…。考えられない線ではないですね」
ネオ「俺の推測に過ぎんがね。…ところでシャギア・フロスト、他のメンバーの合流はどうなっている?」「オーガスタから派遣されたパイロットが来ると聞いているが…」
ユルゲンス「オーガスタ…? あそこに基地がありましたっけ?」
ネオ「ニュータイプ研究所とかいう施設があるそうだ」
ユルゲンス「ニュータイプ?」
シュラン「超常的レベルの鋭敏な感覚の持ち主…。その一端を定義すればこんな表現になるでしょう」「オーガスタではそういった能力の持ち主の軍事利用を研究しているのです」
シャギア「………」
オルバ「………」
ネオ「どうした? 何か気になる事でもあるのか?」
オルバ「いえ…何でもありません」
シャギア「そのオーガスタからの人員と機体ですが、この先のマッコーネル基地で我々と合流の予定です」
ネオ「そうか…。そこでBGについても情報を整理するとしよう」「艦長、進路をマッコーネルへ・新たなメンバーを迎えに行く」
ユルゲンス「了解です」
【シナリオエンドデモ終了】

【バザー】

ケジナン「まずいですよ、シンシア殿。すぐに艦は出発するって話っスよ」
シンシア「いいよ。行っちゃうんならドミネーターで追いかけるから」
エンゲ「そんな…! 俺達はドゴッゾなんスよ! 置いてけぼりじゃないですか!」
シンシア「じゃあ、二人は先に艦に戻りなよ。あたし、バザーで買い物してから行くから」
ケジナン「勘弁してくださいよぉ。俺達、シンシア殿の護衛役って事で派遣されてんスから」
シンシア「あははははは、おっかしいの! あたしよりも弱いのにボディガードなんてさ!」
ケジナン(く、悔しい…! 当たってるだけに言い返せねえ…!)
エンゲ(ちっちゃなお尻と在るのか、無いのかわからない可愛いバスト…)(ああ、シンシア殿…。なぜにあなたはそんなにも魅力的で、かつキツイのか…)
シンシア「あ…! あのブローチ、可愛い! 買おうかなっと!」
アネモネ「何よ、あんた! これはあたしが買おうとしてたの!」
シンシア「そんなの早い者勝ちだよ。ノロノロしてる方が悪いのさ」
アネモネ「へえ…このたしにケンカ売る気?」
シンシア「そっちこそ…! いくらバザーだからって、随分と大安売りじゃないのさ!」
エンゲ「まずいですよ、シンシア殿! あっちのピンクちゃん、特命部隊のメンバーですよ!」
シンシア「じゃあ、あんた…このあたしに引き下がれっての?」
エンゲ「そういうわけじゃ…」
シンシア「あんた達、ボディガードなんでしょ! だったら、あの子をどけて、ブローチを買ってきなさいよ!」
ケンジン「マジですか!?」
ドミニク「何をやってるんだ、アネモネ? もう集合時間だぞ」
アネモネ「いい所に来た、ドミニク。あの子のボディガードをやっつけて、ブローチ、買ってきてよ」
ドミニク「な、何で僕が!?」
アネモネ「いいわよ! あんたがやらないんなら、あたしがあいつらをやっつけるから!}
ドミニク「そ、そんな!」
シンシア「早くしなさいよ、ケジナン、エンゲ!」
アネモネ「ドミニク! あたしの言う事が聞けないの!?」
〔草の上を歩み寄る足音〕
レーベン「やっと見つけた…。君達…もう自由時間は終わりだよ」「さあ出発だ。二人共、艦に戻って…」
アネモネ「あんた、うるさい!」
シンシア「女の子の買い物の邪魔するな!」
レーベン「え…え、その…」
アネモネ「もういいわよ! ドミニク、戻るわよ!」
シンシア「あ~あ…しらけちゃった。帰ろうか、ケジナン、エンゲ」
〔複数の走る足音〕
レーベン「あ、あの…その…」
ケジナン「お気の毒だったな、旦那。まあタイミングが悪かったって事で」
ドミニク「ありがとうございました、大尉。何とか場が収まりました」
ケジナン「じゃあ、俺達…先に戻ってるぜ」
レーベン「………」
シュラン「フ…とんだ貧乏くじだったな、レーベン」
レーベン「しょ、少女でも、やっぱり女性だ…。恐ろしい…」

どこでも変わらぬ品揃え。必要な品を確実供給。

【概要】
 ターゲットであるBGを補足した013特命部隊であったが、堕天翅
の出現により捕獲は失敗する。さらに現れた百鬼帝国に苦戦するものの
新たな仲間の合流により勝利を収めるのであった。


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