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No.10B
クロース・エンカウンター

地球圏に飛来した謎の宇宙船団。
彼等がこの世界へと跳ばされたきた経緯を見るため、
少しだけ時間を巻き戻してみたい……。


様々な宇宙に存在する並行世界……。
ある世界における地球は、巨人型異星人
ゼントラーディの攻撃を受け、人類は滅亡の
危機に瀕していた。
激戦の末、彼等と講和を結ぶ事に成功し、
滅亡を逃れた地球人類は、自らの種の保存を
目的とし、銀河播種計画を実行に移した。
それは銀河の星々への移民であり、
1000万人以上が居住する超巨大移民船団は
新天地を求めて、銀河へと旅立っていった。

第25次新マクロス級超長距離移民船団マクロス・
フロンティアも、その内の一つであった。
しかし、彼等の旅路は巨大な時空震動によって、
新たな局面を迎える事となる……。


サブタイトル
「クロース・エンカウンター」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
ハワード「防衛ラインが突破されただと?」
三島「はい。奴等は迎撃に向かった新統合軍の部隊を突破し、船団に向かっているとの事です」
ハワード「予想以上に手ごわい存在という事か…」
三島「いかがします?」
ハワード「万一の事を考え、既にビルラー氏には連絡を入れている」
三島「では、彼等を…」
ハワード「仕方あるまい」
新統合軍兵「…来るぞ! 各機、迎撃用意!」
〔敵ユニット出現〕
新統合軍兵「奴等がコード・ビクター…バジュラ…!」
新統合軍兵「うわああああっ!」
〔新統合軍兵の周囲に爆発〕
〔味方ユニット撃破〕

新統合軍兵「だ、駄目だ! 我々では奴等を止められない!」
〔敵ユニット撃破〕
新統合軍兵「援軍か…!?」
〔味方ユニット出現〕
オズマ「S.M.Sスカル小隊リーダー、オズマ・リーより新統合軍機へ! この宙域は我々が引き継ぐ!」
新統合軍兵「りょ、了解! 健闘を祈る!」
〔味方ユニット離脱〕
オズマ「フ…新統合軍の連中に戦える相手じゃない」
三島「あれが民間軍事プロバイダー、S.M.Sですか」
ハワード「そうだ。最新鋭の装備を与えている以上、やってもらわねばならん」
オズマ「スカルリーダーより、各機へ…! ここで奴等を食い止めるぞ!」「それから、アルト。貴様は無理をするな」
アルト「待てよ、俺だってやれる!」
ミシェル「強がりはやめとけ、アルト。お前はS.M.Sに入隊して日の浅いド新人…。今日は初陣みたいなものだ」
アルト「黙れ、ミハエル…!」
ルカ「アルト先輩もミシェル先輩も言い争いをしてる場合じゃありませんよ!」
クラン「ルカの言う通りだ。我々は船団を守るために、奴等と…あのバジュラと戦わねばならんのだ」
アルト「そんな事は言われなくても…!」
オズマ「だったら、無駄口は叩くな。もうここは戦場だ」
アルト「わかっている…! だから、俺も戦うと言ってる!」
オズマ「ヒヨッコが…。なら、俺の尻の匂いがかげる位置から絶対に離れるなよ!」
<戦闘開始>

<アルトが戦闘>

アルト「やるんだ…! 俺はこの日のためにS.M.Sに入ったんだ!」「俺は飛ぶんだ! 誰かを守るために!」

<オズマが戦闘>
オズマ(コード・ビクター…バジュラ…。第117調査船団を壊滅させた謎の生物…)(ランカ…11年前、俺はお前の家族を守れなかった)(あの時の悲劇は繰り返させない…! 何があろうとランカを守ってみせる!)

<ミシェルが戦闘>
ミシェル「新統合軍じゃこいつらの相手は厳しいだろうな…!」「となると、俺達S.M.Sの出番だ…! これから忙しくなりそうだ!」

<ルカが戦闘>
ルカ「シモン・ヨハネ・ペテロ…! 敵を牽制しつつ、僕のフォローを!」「これからの戦いのためにも少しでも奴等のデータを集めなくては…!」

<クランが戦闘>
クラン「行くぞ、ネネ、ララミア! ピクシー小隊、攻撃開始!」「バジュラにゼントラーディの戦い方を見せてやるぞ!」

<カナリアが戦闘>
カナリア「バジュラは何のために船団を襲う…? 我々が奴等の生存圏を脅かしていると言うのか?」「考えるのは後でいい。今は船団を守るために全力で戦う!」

<敵全滅or3PP・勝利条件達成>
三島「さすがはビルラー氏の私設組織だけはありますね」
ハワード「S.M.Sか…。バジュラの生態が不明である今、まずは彼等に情報を収集してもらわねばなるまい」
ルカ「隊長! さらにバジュラの一団が来ます!」
オズマ「増援か!」
〔敵ユニット出現〕
アルト「奴等…! 性懲りもなく!」
オズマ「スカルリーダーより各機へ! こうなったら、お相手おするまでだ!」
カナリア「待て、オズマ…! クォーターから入電!」「付近の次元境界線が急速に歪曲! なおもレベルは増大中だそうだ!」
オズマ「デフォールド反応か!?」
カナリア「いや…違う! これは宇宙全体が歪んでいっている!」
オズマ「何だと!?」
〔画面、歪曲〕
ルカ「こ、これって…!?」
ミシェル「こんな時に時空震動が起こるのかよ!」
オズマ「各機、衝撃に備えろ! 時期の安全を優先するんだ!」
〔画面、発光〕
オズマ「くっ! ランカーッ!!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔画面、歪曲〕

クラン「何だ!? いったい何が起こったんだ!?」
アルト「何なんだ…。このまだらの宇宙は…」
カナリア「フロンティア船団は健在…! だが、こちらの現在位置は確認できず! すべてのシステムが位置情報をロスとしている!」
オズマ「まさか…フォールド断層に落ちたのか…」
〔バジュラ(大型)隊&バジュラ(小型)隊、アイランド1へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

アルト「まずい…! 奴等、アイランド1に取り付きやがった!」
オズマ「状況の確認は後だ! 俺達は任務を遂行する!」「クラン、カナリア! ここはお前達に任せる!」「ミシェル、ルカ! それにアルト! お前達は俺について来い!」
ミシェル「了解!」
オズマ「蟲共め! フロンティアを第117調査団のようにはさせんぞ!」
〔オズマ、アイランド1へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕
〔アルト&ミシェル&ルカ、アイランド1へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ開始】

シェリル「さっきの揺れは何よ!? 銀河を往く船団で地震だって言うの!?」
グレイス「落ち着いて、シェリル。今、軍の回線に侵入して、情報を集めているから」
シェリル「さすがね、グレイス」「でも、そういう風にインプラントを使うのは厳禁だって、この間、軍の中尉さんに言われたんじゃなかったっけ」
グレイス「今は非常時。やむを得ずの緊急措置よ」「機械と人体の融合…インプラント。フロンティア船団の人間が、この技術に懐疑的なのは困ったものだわ」
シェリル「それで、何かわかったの?」
グレイス「…駄目ね。軍もかなり混乱しているみたい。情報が錯綜しているわ」
〔敵ユニット出現〕
シェリル「この間の蟲! さっきの揺れも、あいつらの仕業なの!?」
グレイス「見て、シェリル! 軍も来たみたいよ!」
〔味方ユニット出現〕
グレイス「あの機体…新統合軍じゃないようね」
シェリル「そんな事はどうでもいいわ。早く避難しましょう、グレイス」「…ったく、ギャラクシー船団から、このフロンティアにツアーで来て以来、トラブル続きね」
ランカ「お兄ちゃん…アルト君…」
オズマ「スカルリーダーより各機へ! 市民の避難が完了していない以上、可能な限り速やかにバジュラを叩くぞ!」
ルカ「隊長、さっきの時空震動は…」
オズマ「後にしろ、ルカ! バジュラの迎撃が最優先だ!」
ルカ「は、はい!」
ミシェル「アルト、状況が状況だ。悪いが、お前のお守りをやってる暇はない」
アルト「黙ってろ、ミハエル! 俺もお前に構ってる暇はないんだ!」(この街にはあいつ達もいる…。だから、戦わなきゃならないんだ…!)
<戦闘開始>

<2PP>

ランカ(バジュラ…謎の宇宙生物…)(でも、何だろう…。あれを見てると胸が締め付けられる…)
グレイス「少し情報が入ったわ。今、バジュラを迎撃しているのは、民間軍事プロバイダーのS.M.S…」「あなたのお気に入りの早乙女アルト君も戦っているみたいよ」
シェリル「アルトが…?」
グレイス「彼、S.M.Sに入隊したみたいね。…心配?」
シェリル「そりゃね。でも、きっと大丈夫よ」(だって、あいつ…あたしの幸運のお守りを持ってるんだから)

<アルトが戦闘>
アルト「アイランド1…。ここでVF-25に乗った時から、俺の戦いは始まったんだ」「やってやる…! この空が偽りだろうと、ここは俺にとっても大切な場所なんだ!」

<オズマが戦闘>
オズマ(ギリアム…。お前はここで市民を守って、散っていった…)(お前の戦いは無駄にはしない! 俺達も生命を懸けて戦う!)

<敵全滅・勝利条件達成>
オズマ「終わったか」
ルカ「最後の一体はどうします?」
オズマ「奴は生け捕りにする。今後のためにも敵の情報が必要になるだろう」
ミシェル「では、隊長はバジュラの襲撃が続くと考えているんですか?」
オズマ「取り越し苦労であるのを祈るがな」
〔味方ユニット出現〕
オズマ「カナリアとクランか。その様子では、外も片付いたようだな」
カナリア「何とかな。増援も無いようだな」
クラン「アイランド1の被害も最小限で済んだか」
カナリア「問題は、あのまだらの宇宙だが…」
アルト「待て! あのバジュラ、まだ動くぞ!」
〔バジュラ(小型)、前進〕
ランカ「!」
アルト「あれは!」
オズマ「ランカ!!」
〔オズマ、ランカのいる地点へ移動〕
〔オズマ、変形〕
〔オズマに爆発〕

ミシェル「隊長!」
オズマ「ランカは! やらせんっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
オズマ「ランカ、無事か!」
ランカ「あ…ああ…」
オズマ「ランカ…?」
ランカ「お兄ちゃん…! お兄ちゃん!!」
アルト「ランカ…」
カナリア「ランカは親しい人間の死や怪我に対して異常なまでに反応する」「デソシエイティブ・アムネジア…。解離性健忘…」「外傷後、ストレス障害等をきっかけに特定の体験の回想が不可能になる」「だが、その体験を想起させうる要因によって強い不快感や恐怖感を引き起こす」
アルト「バジュラ…それに時空震動…」「くそっ! フロンティアはどうなっちまうんだよ!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

宇宙
地球圏外縁

  ~フロンティア船団 大統領執務室~
ハワード「…ついにこの船団も連中に捕捉されたか。今まで以上にビルラーに頼らねばならなくなるな」
魅しあ「こちらが損害処理と環境被害の報告書。そして、マスコミ、ネット対策を含めた情報工作の計画書です」
ハワード「我々の現在位置についての件は? 既に異変に気付いている者もいるだろう」
三島「そちらについては緊急フォールドを敢行したという事で処理しています」
ハワード「手回しがいいな、相変わらず。さすがは首席補佐官だ」
三島「お褒めにあずかり光栄です、大統領」
〔ドアノブを回す音〕
キャシー「ハワード大統領、観測班による現在位置の解析が完了しました」
ハワード「結果は…?」
キャシー「フロンティア船団の現在位置は銀河系の辺境部…太陽系第3惑星の近くです」
ハワード「我々は地球に戻ってきたというのか…!?」
キャシー「正確にはそうではありません。あの地球は我々の知る地球とは別の存在らしいのです」「太陽系内の配置等も我々の知るものとは異なっています」
三島「では…?」
キャシー「はい…。時空震動に巻き込まれた結果、我々フロンティア船団は次元の壁を飛び越え…」「並行世界の一つへと跳ばされたらしいのです」
ハワード「何という事だ…」
三島「大統領…もし、あの地球に我々と同程度の文明を持った地球人がいるのだとしたら…」「彼等は突如現れた我々に対して接触をしてくると思われます」
ハワード「まずは事態を把握する事が急務だ。接触を求めてくる者がいるなら、応じるしかあるまい」「下手な憶測でパニックが起こる前に本件は私の口から市民へ発表する」「その上で、この世界の地球の出方を伺い、今後の行動を決定する。軍部は第一級警戒態勢のまま待機を」
キャソー「了解です」
ハワード「3時間以内に頼む。事は急を要する」
三島「了解しました。2時間で完了させましょう」
ハワード「幸いなのは、これでバジュラの追撃を逃れる事が出来る事か…」
三島「そうである事を祈ります」
ハワード「新天地を求めていた我々だが、まさかこのような事態に遭遇するとはな…」
三島(こうなった以上、私の計画も修正せざるを得ないか…)
【シナリオエンドデモ終了】


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