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No.4B
混沌の戦場

【シナリオデモ1開始】
アフリカ大陸北部

王留美「…では、まずはあなたの名前を聞かせてもらいましょう」
クロウ「クロウ・ブルースト。アクシオン財団のテストパイロットだ」「どうでもいいが、この目隠し…はずしてくれないのかい?」
王留美「私達の顔をお見せするわけにはいきませんかrなえ」
クロウ「で、お嬢さんは何者?」
王留美「私はソレスタルビーイングのエージェントです」
クロウ「エージェント?」
王留美「簡単に言えば、サポート要員です。ソレスタルビーイングの活動を全ての面に渡ってフォローします」
クロウ「なるほどね。きちんとした組織がなきゃ、世界を相手に戦争は出来ねえよな」
ロックオン「この状況で、随分と余裕があるようだな」
クロウ「フ…そうでもないぜ。さっきから恐怖で震えが止まらなくて声にエコーがかかってる」「アァ~」
ティエリア「ふざけた事を…」
クロウ「そう怒るなよ。俺だってあんたらをからかいに来たわけじゃないんだ」
王留美「では、クロウさん、お聞きします。あなたの目的は何です?」
クロウ「さっきも言った通り、俺はテストパイロットだ。ブラスタの戦闘データを集める仕事をしている」
ロックオン「AUEの新型のお披露目に乱入したのはそのためか?」
クロウ「本当なら、あのイナクトとかいう機体は俺が仕留めるはずだったんだよ。あんたらに邪魔されちまったがな」
ロックオン「だとさ。お前…こちらさんに恨まれてるみたいだぜ」
刹那「………」
クロウ「って事は、あの近接戦闘型のパイロットもここにいるのか?」
刹那「………」
ティエリア「余計な事をしゃべるな。貴様は俺達の質問に答えるだけでいい」
クロウ「お~怖。もうちょっと捕虜に対しての扱いってのを守ってもらいたいな」
ティエリア「………」
〔銃声〕
クロウ「!」
ロックオン「悪いな…。俺達は軍人じゃないんだ。国際条約なんてのは知った事じゃない」
ティエリア「警告は一度だけだ。次は外さない」
クロウ「…了解だ。じゃあ、とっととインタビューを続けてくれ」
王留美「先程の質問の続きになりますが、あなたが我々の戦闘の現場にいたのは偶然という事ですか?」
クロウ「その通りだ。俺からすれば、俺の行き先にそっちが現れたって事だ」「ま…昨日の場合はあんた達が現れてくれた事は俺にとっちゃ好都合だったがな」
ティエリア「やはり、我々の動きを探っていたか…!」
クロウ「もう少し自分達の立場を理解しな。あんた達は今や世界中の注目を集めるスターだぜ」「パパラッチがいるのは当然だろうが」
ロックオン「つまり、野次馬目的で俺達を追ってたって言いたいわけか」
クロウ「そういう事だ。俺にも事情があってな。金になる事なら、何でもするんだよ」
王留美「では、興味本位の行動であり、組織として我々を追っていたわけではないと?」
クロウ「俺の雇い主はちょいと変人でな。あんたらの組織の情報よりも、謎だらけのガンダムのデータが欲しいんだとよ」
ロックオン「好奇心は猫を殺す…。お前は踏み込んじゃならない所に入り込んじまったようだな」
クロウ「それ位の覚悟は出来てるさ。そっちが本気で世界相手に喧嘩を売ったってのは肌で感じていたからな」「そっちのお嬢さんも自己紹介をしてくれたって事は俺を生かしておくつもりはないって事だろ?」
王留美「ご想像にお任せします」
クロウ「怖いね…。可愛い声の裏じゃ、目的のためなら手段は選ばないってわけか」「俺の女性不振はさらに深刻になりそうだよ」
王留美「その点については、個人的には同情させていただきます」
クロウ「じゃあ、冥土の土産にもう少し話を聞かせてくれよ」「あんた達は本当に戦争を根絶できると思っているのか?」
王留美「それは…」
刹那「出来る」
ロックオン「お前…」
刹那「………」
クロウ「その口ぶり…マジってわけね。とても茶々を入れられるような雰囲気じゃねえようだな」
王留美「とりあえず、ここで質疑応答は終わりにしましょう」
クロウ「俺の生命も風前の灯ってわけか…」
王留美「ご心配なく。まだまだ、あなたは利用価値があります」「私達としても、アクシオン財団の新型機には興味がありますので:
クロウ「あそこも粛清の的かい?」
ティエリア「世界中に向けて宣言したはずだ。戦争を幇助する全てが攻撃対象だとな」
クロウ「了解だ。軍需産業じゃ、申し開きは出来そうにないな」
王留美「もう少しの間、あなたには不自由な思いをしていただきます」「その後は、あの機体と私達と過ごした間のあなたの記憶をいただきます」
クロウ「短期記憶の消去ね…。生命を取られるよりはマシか…」
王留美「私達は緊急のミッションがありますので、それまではここでお待ち下さい」
ロックオン「安心しな。日干しにはならないように水や食料はくれてやるからよ」
クロウ「おいおい…二度も一緒に戦ったんだぜ。どうせ記憶を奪われるんだったら、もう少しマシな待遇にしてくれよ」
アレルヤ「悪いけど、僕達の方もそれ程の余裕はないんだ」
王留美「では、ごきげんよう。また後でお会いしましょう」
〔草の上を歩き去る足音〕
クロウ(やれやれ…。連中がブラスタに興味を示してくれたおかげで首の皮一枚つながったか)(だが、これでブラスタを奪われちまったら、借金が数倍に膨れ上がるな)(だとしたら、多少の危険は承知の上でやるしかねえか…)(この程度の拘束なら、関節を外しゃ、何とかなる)(ま…俺としちゃ、マシンの操縦よりも、この手の方が慣れてるからな…)

ロックオン「…で、ティエリア。ヴェーダは、あのアクシオンの新型の何を気にしてるんだ?」
ティエリア「あの機体の動力源…プラズマバッテリーとは別物だ」
アレルヤ「アクシオンのこれまでの機体とは違う方式って事かい? かなりの高出力のようだけど…」
刹那「まさか、GNドライヴが…」
ティエリア「それはありえない。だが、調査する必要はあるだろう」
ロックオン「まずはAEU基地を落とす方が先だ。スメラギさんから指示は来ているんだろ?」
ティエリア「それについてだが、あの基地はPMCトラストから戦力の補充を行ったそうだ」
アレルヤ「PMC…民間軍事会社…。要するに傭兵を雇ったんだね」
ティエリア「そして、その中にはレッドショルダーがいるらしい」
刹那「…!」
ロックオン「メルキア機甲兵団特殊任務班X-1…。アストラギウスを二分していた陣営の片方…ギルガメス軍の最強部隊…」「大時空震動で跳ばされてきたアストラギウスの軍人はそれぞれの陣営ごと、傭兵集団となった…」「レッドショルダーの連中は正規軍から離脱して、独自に動いてると聞いていたが、PMCトラストと契約していたとはな」
アレルヤ「隊員一人一人が一騎当千…。集団戦においても無類の強さだと噂されているけど…」
ロックオン「そいつは俺達が肌で確かめる事になりそうだ。喜べる話じゃないがな」
刹那「コロニーのガンダムの動きは?」
ティエリア「ブリタニア・ユニオンの基地を壊滅させて2機はまだ付近にいるだろう」「こちらの作戦行動を知れば、それに乗じる可能性もある」
刹那「だが、今度は…」
ティエリア「連中も討つ。そこまでが今回のミッションだ」
ロックオン「ま…ガンダムは俺達だけでいいからな」
刹那「ガンダム…」
〔機体の飛行音〕
アレルヤ「アクシオンの新型が発進した!? あの男、拘束を解いたのか!」
ロックオン「ぬかったぜ! とぼけた顔して、あの野郎…逃げるチャンスをうかがっていやがったか!」
ティエリア「すぐに追うぞ! 奴を逃がすわけにはいかない!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「混沌の戦場」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
クロウ「連中がマジなのはわかったが、このブラスタは俺の飯の種だ。そう簡単に渡すわけにはいかねえな」「さてと…チーフの希望にそうんなら、この後、追ってきたソレスタルビーイングと戦うんだが…」「さすがの俺も1対4で勝てる自信はねえ。1対1でもヤバい相手だしな」
〔クロウの周囲に爆発〕
クロウ「うおっ! もう追いつかれたか!?」
〔敵ユニット出現〕
クロウ「ソレスタルビーイングじゃない…! コロニーのガンダムか!」
カトル「AEUの偵察機と思ったけれど、どうやら違うようだね」
トロワ「………」
カトル「だけど、正体がわからない以上、放っておくわけにはいかない。悪いけど、機体の動きを止めさせてもらうよ」
トロワ「ここで時間をとられるのは得策ではない。俺も手伝おう」
カトル「ありがとう。君と知り合えて、本当によかったよ」
クロウ「向こうはやる気のようだな。ったく、俺は棒に当たりまくりの犬だぜ」「前にガンダム、後ろもガンダム…。4体を相手にするより、2体の方がマシか」
カトル「仕掛けてくる…!?」
クロウ「行くぜ…! こうなりゃ、お前等の機体のデータを取って、借金の足しにしてやる!」
<戦闘開始>

<クロウvsトロワorカトル>

クロウ「ついにガンダムとの対戦かよ。こいつはいいデータが取れそうだ」「問題は、集めたデータを生きて持ち帰れるかだがな…!」

<クロウがダメージorトロワorカトル撃破orHP40%以下or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>
※※クロウがダメージor3PPの場合のセリフ※※
クロウ「見通しが甘かったみたいだぜ。こりゃ、大人しく横に逃げ解けば、よかったかな…」
※※トロワ撃破orHP40%以下の場合のセリフ※※
トロワ「強いな…。どうやら、並の機体ではないようだ」
※※カトル撃破orHP40%以下の場合のセリフ※※
カトル「手強い相手だ…。だけど、退くわけにはいかない…!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔レーダー反応〕
クロウ「反応が4つ…! やばいぞ、こいつは!」
〔味方ユニット出現〕
クロウ「追いつかれちまったか」
ロックオン「聞こえるか、アクシオンのテストパイロット。今すぐ投降しないと機体は撃墜するぜ。無論、その場合の安全は保障できない」
クロウ「俺の事はおいといて、お前等…あっちのコロニーのガンダム達はどうするつもりだ?」
ティエリア「貴様の知った事ではない」
クロウ「殺気が前に出過ぎてるぜ、兄さん。やる気ってわけかよ」「おい! 聞こえるか、コロニーのガンダム!」
カトル「え…」
クロウ「ソレスタルビーイングは俺とお前等をまとめて潰す気だ! ここは手を組もうぜ!」
カトル「しかし…」
クロウ「しかしもカカシもねえだろ! 4対3なら、まだ勝ち目も出るってもんだ!」
〔クロウの周囲に爆発〕
クロウ「ちょっと待ってろって! 今、作戦会議中なんだからよ!」
アレルヤ「違う…! 撃ったのは僕達じゃない!」
刹那「来る…!」
〔敵ユニット出現〕
ロックオン「AEUか…! かなりの数を出してきやがったな!」
アレルヤ「あのAT…右肩が赤い…! レッドショルダーだ!」
カトル「AEUは僕達の戦闘を感知して、基地の総力を挙げて打って出たようだね」
パトリック「見つけたぜ、ソレスタルビーイングは! ついでにコロニーのガンダムも!」
AEU兵「コーラサワー少尉、あのアクシオンの新型には手を出すなとの通達が出ていますが…」
パトリック「あぁん! お前の目は節穴かよ!? この場にいる以上、あいつはコロニーか、ソレスタルビーイングの仲間だろうが!」「ここでまとめて片付けてやるぜ! 覚悟しやがれよ!」
グレゴルー「随分と荒っぽい指揮官殿だ。基地から打って出たのも勢い任せのようだな」
バイマン「リーマンの野郎があそこに俺達を派遣した理由がわかったぜ」
ムーザ「戦略も戦術もいい加減な任務…。要は体のいい厄介払いか」
キリコ「………」
グレゴルー「レッドショルダーの名前なんざ、クソ食らえだ。バイマン、ムーザ、キリコ、適当にやりゃあいいぞ」
バイマン「了解だ。噂のガンダムとやらの腕を試したら、とっとと帰るか」
パトリック「何か言ったか、レッドショルダー? 上は高い金を払って、お前等を雇ったんだ。しっかり働けよ」
グレゴルー「わかってますぜ、少尉殿。我々の腕前を、とくとご覧あれ」
クロウ「ちっ…この状況じゃ、アクシオンの名前を出しても通りそうもねえな」
ロックオン「奇襲をかけるつもりが、完全に向こうに先手を取られたか」
アレルヤ「それは向こうのガンダムも同じみたいだね」
カトル「ソレスタルビーイングとAEU…完全に挟まれてしまった…」
クロウ「聞こえるか、ソレスタルビーイング? コロニーのガンダムも」「どうやら、ここは手を組むしかないぜ。向こうは俺達をまとめて片付ける気のようだからな」
ティエリア「あの男…何を言う!?」
ロックオン「やめろ、ティエリア。奴の言う通りだ」「そういうわけだ、コロニーのガンダム。ここは一時休戦といこうぜ」
カトル「わかりました。そちらに協力します」
トロワ「俺も異論はない」
〔トロワ&カトル、敵から味方へ〕
〔味方ユニット出現〕
デュオ「俺もそいつに乗らせてもらうぜ」
クロウ「死神か…!」
デュオ「賛同者は俺だけじゃないみたいだぜ」
〔味方ユニット出現〕
ロックオン「翼持ちも来やがったか」
アレルヤ「どうやら彼も標的はAEUのようだね」
デュオ「へ…どこのどいつか知らないが、このチャンスに食いついてきたか」
カトル「あの2体も僕や彼と同じく、コロニーから来たガンダムなのか…」
パトリック「次から次へと! そんなに俺に落とされたいのかよ!」
クロウ「AEUの自称エースさんよ。現実は、そう甘くはないぜ」
ロックオン「話がまとまった所でいくぜ…! ここでこのエリアの戦いにけりをつける!」
刹那「了解した」
ヒイロ「ターゲット確認。攻撃目標、AEU」

<パトリックと戦闘(戦闘後)or敵3機撃破or味方援軍1出現の次PP・味方援軍2出現>
クロウ「ん? また何か来た?」
〔味方ユニット出現〕
パトリック「ダンクーガ! 奴まで来やがったか!」
クロウ「負けてる方に味方する謎のロボットか…!」
アレルヤ「戦況は互角だけど、この場合はどうするんだ…?」
〔パトリックに爆発〕
パトリック「あの野郎! こっちに撃ってきやがった!」
刹那「こちらを援護するのか?」
ロックオン「やれやれ…。俺達、負けてると思われてるのか」
ティエリア「いったい何が目的だ…?」
デュオ「理由はどうでもいいぜ。こっちに味方してくれるんなら世」
パトリック「くそっ! そんなにお前も俺の撃墜マークになりたいのかよ!」
〔カーソル、ダンクーガノヴァを指定〕
クロウ「オープンチャンネルで呼びかけても応答無しか…。パイロットは無口な奴のようだな」「まあ、いいさ。頼りにさせてもらうぜ、お助けロボットさんよ」

<ヒイロが戦闘>
ヒイロ「ソレスタルビーイング…。今は共闘するしかないか…」

<デュオが戦闘>
デュオ「コロニーとソレスタルビーイングのガンダム…。こいつは止められねえぜ」「世界は変わっていくんだよ。俺達はその先陣だ…!」

<トロワが戦闘>
トロワ「AEUは全戦力を投入してきたか…」「基地の防衛を捨てるとは大胆な策だ。油断は出来んな」

<カトルが戦闘>
カトル「AEUは基地の防衛よりも僕達を討つ事を優先したのか」「僕達へのマークも厳しくなっていく。このままのやり方でコロニーは勝つ事が出来るんだろうか…」

<パトリックと戦闘>
パトリック「右を見ても左を見てもガンダムだ! AEUのエースがガンダムキラーの称号をいただくぜ!」

<クロウvsRS隊員>
クロウ「赤い右肩…! 相手は一騎当千のレッドショルダーか!」「AEUも厄介な連中を雇ったもんだぜ!」

<キリコ撃破>
キリコ「……」
〔敵ユニット撃破〕

<グレゴルー撃破>
グレゴルー「まあ、こんなもんでいいだろう。撤退だ!」
〔敵ユニット撃破〕

<ムーザ撃破>
ムーザ「フン、こんな作戦に付き合っていられるか…!」
〔敵ユニット撃破〕

<バイマン撃破>
バイマン「ハッ、随分と張り切ったもんだな?」
〔敵ユニット撃破〕

<パトリック撃破・勝利条件達成>
〔パトリックに爆発〕
パトリック「どうなっていやがる!? 俺はパトリック・コーラサワー! AEUのトップエースだぞ!」「覚えてろよ、ガンダム! 次に会う時は俺の本当の力ってのを見せてやる!」
〔敵ユニット離脱〕
アレルヤ「敵部隊の後退を確認」
ロックオン「増援がないところを見ると、AEUは全ての戦力を出し切ったようだな」「これで連中もこのエリアから撤退するだろう」
刹那「ここの紛争は終わるか…」
ティエリア「だが、ミッションは終わってはいない」
〔味方ユニット離脱〕
ロックオン「ダンクーガは退いたか…」
アレルヤ「正直、ほっとしたよ。今はコロニーのガンダムの方に集中したいしね」
ロックオン「あの連中…コロニーから来たのは共通しているが、仲間というわけではなさそうだな」
ティエリア「やるぞ。奴等を殲滅する…!」
デュオ「さてと…このままじゃ、ソレスタルビーイングとやりあう事になりそうだな」「どうする? 俺としちゃ、面倒事は避けたいが…」
ヒイロ「………」
〔味方ユニット離脱〕
デュオ「同意ってわけね。俺もさっさと逃げるか」「アフリカ北部の任務の次はエリア11か…」
〔味方ユニット離脱〕
カトル「僕達も後退した方がいいね。一緒に行こう」
トロワ「済まない。もう少し世話になる」
〔味方ユニット離脱〕
アレルヤ「向こうは、その気はないようだね」
ティエリア「追うぞ…! 一機だけでも仕留める!」
ロックオン「やめとけ、ティエリア。こっちも想定以上に消耗しているんだ。不測の事態もあり得る」
ティエリア「しかし、ミッションは…!」
ロックオン「最低限の戦果は挙げた。無理する必要はない」「ここで俺達連中が共倒れになっちまったら、三大国家を喜ばすだけだぜ」
ティエリア「く…!」
ロックオン「状況は刻一刻と変わってるんだ。そこは臨機応変にいくしかないさ」
刹那「残るは…」
クロウ「ちっ…! また出遅れちまったか!」
「ソレスタルビーイングに投降する」
「コロニーのガンダムを追う」

≪「ソレスタルビーイングに投降する」を選択≫

クロウ「…逃げられそうもないな。俺は投降するぜ、ソレスタルビーイング」
ロックオン「いい心がけだ。抵抗しないんなら、それなりに扱ってやるよ」
クロウ「それなりにね…。俺としては、もう一ランク上を要求するぜ」
アレルヤ「一ランク上…?」
クロウ「ソレスタルビーイングで俺を雇わないか?」
刹那「…!」
アレルヤ「まさか、そんな事を言い出すなんてね…」
ロックオン「入隊志願とはな…。こいつは想定外だ」
クロウ(…相手の出鼻をくじくためにとりあえず、ぶち上げてみたが…)(さて…ここからどうするかな…)
【戦闘マップ1終了】

≪「コロニーのガンダムを追う」を選択≫

クロウ「あの死神ガンダム、エリア11に行くとか言ってたな…」
ロックオン「さてと…」
〔クロウ、前進〕
〔クロウのいた地点に爆発〕

ロックオン「かわした…!」
クロウ「悪いな。同じ手は二度はくわねえよ」「あばよ。ブラスタも俺の記憶も渡さねえぜ」
〔味方ユニット離脱〕
刹那「逃がすか…!」
ロックオン「やめとけ。スメラギさんから次のミッションの指示が入ったそうだ」
アレルヤ「いいのかい? 少し情報が漏れてしまったけど」
ロックオン「あの程度なら、いくらでも揉み消す方法はある」「いずれはアクシオン財団ともやり合う事になるんだ。その時に今日の借りは返すさ…」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

日本近海

龍牙島 ドラゴンズハイヴ

  ~ドラゴンズハイヴ 司令室~
田中司令「ダンクーガノヴァ、帰還しました」
???(F.S.)「結果は?」
田中司令「う~ん…イマイチですね。やっぱり、まだまだサンプルが必要なようです」
???(F.S.)「だが、急がなければならない。予想よりも、事態の推移が早い」
田中司令「ソレスタルビーイングですか?」
???(F.S.)「そちらの方については、既に手を打っている」
田中司令「では…」
???(F.S.)「この星の生命に残された時間は後わずかなのかも知れない…」「急がなければならない…。ダンクーガノヴァの完成を…」

アフリカ大陸北部

カトル「ありがとう。君の協力のおかげで任務を果たす事が出来たよ」
トロワ「それは俺も同じだ」
カトル「ブリタニア・ユニオンの基地を襲撃した時に君と出会ったけれど、すぐに僕と同じ目的を持ってるってわかったよ」
トロワ「それは奴等も同じだろう」
カトル「うん。あの2機も僕達と同じ様にコロニーから来たんだろうからね」
トロワ「…俺は行く。色々と世話になった事に礼を言う」
カトル「名前…聞かせてくれないかな? 僕はカトル・ラバーバ・ウィナー」
トロワ「名前は無い。どうしても呼びたければ、トロワ…トロワ・バートンとでも呼んでくれ」
カトル「ありがとう、トロワ。また会おう」
〔砂の上を歩き去る足音〕
カトル「トロワ・バートンか…」
ラシード「よろしいのですか、カトル様? 奴には我々の拠点を知られてしまいましたが…」
カトル「心配は要らないよ。彼は僕と同じ目的を持っている…。仲間と言ってもいい」
ラシード「はぁ…」
カトル「嬉しいじゃないか。僕達は孤独じゃないんだ」
ラシード「なお、離脱した2機のガンダムですが、どうやらエリア11へ向かうようです」
カトル「あそこもコロニーに似ているね…。大国の支配によって自由が奪われた地…」
ラシード「奴等の次の目的はブリタニア・ユニオンなのでしょうな」
カトル「あのソレスタルビーイングが世界を変えようとするのなら、僕達だて負けてはいられない」「僕達も戦っていこう。この世界を少しでもよくするために…」

アフリカ大陸北部
AEU前線基地

  ~AEU軍 基地内~
パトリック「どうしてくれるんだよ、おい!? 一騎当千のレッドショルダーだって言うから俺は司令に打って出る事を進言したのに!」「結局、負けちまったじゃねえか!」
グレゴルー「奇襲を仕掛けてくるだろう相手に対して先制攻撃を仕掛けるってアイデアはよかったんですがね…」
バイマン「だが、戦況の見極めが不十分だったな…。もう少し待ってりゃ、あいつら、互いに潰し合ったかも知れないのによ」
パトリック「な、何だ、お前等! 傭兵のくせに部隊長の俺の戦術に文句をつける気か!」「ボトムズ野郎が!」
グレゴルー「最低とまで言いますか…。こいつは手厳しい…」
ムーザ「確かに俺達は戦争しか能の無い人間だ。…あが、生命は只じゃない。無謀なやり方にはついていけん」
パトリック「貴様等ーっ! 俺のどこが無謀だってんだよ!」
サーシェス「そこまでにしましょう」
パトリック「何だ、お前は?」
サーシェス「PMCトラストの人間ですよ。残念ながら、今回の作戦は失敗のようですね」「基地の戦力は壊滅…。このエリアからは撤退するしかありませんな」
パトリック「それというのも、お前の所が寄越したレッドショルダーの働きが悪かったからだ!」
リーマン「それは作戦の方に問題があったたけではないか?」
パトリック「お前、レッドショルダーの指揮官か?」
リーマン「インゲ・リーマン少佐だ。貴官ではレッドショルダーは使いこなせなかったようだな」
パトリック「う、うるさい! くそっ! これだからアストラギウスの人間はよ…!」
〔歩き去る足音〕
グレゴルー「どうにも厳しいね、こいつは」
バイマン「アストラギウスの傭兵の生命なんてものは正規の軍人さんから見れば、犬より劣るもんらしいな」
サーシェス「気にしなさんな。あんたらの戦闘力を世界は必要としてるんだ」「ましてや、最強の部隊と言われるレッドショルダーならな」
ムーザ「つまり、俺達には次の任務が待っているという事か…」
キリコ「………」
リーマン「グレゴルー・ガロッシュ上級曹長、バイマン・ハガード伍長、ムーザ・メリメ伍長…」「そして、キリコ・キュービィー曹長。お前達はそれぞれ別の任務に就いてもらう」
バイマン(札付きの俺達を、今度はそれぞれに厄介払いってわけか)
グレゴルー(よほど、リーマンは俺達が目障りなようだな)
キリコ「………」
リーマン「不服か、曹長?」
キリコ「いえ…自分は命令に従うだけです」
リーマン「曹長は宇宙に上がってもらう。作戦予定地は小惑星リドだ」
キリコ「リド…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔敵ユニット撃破〕

キリコ(…どうなっている…。リドの基地を制圧しろとの命令だったが、ここにいるのはギルガメスの正規軍だ…)
コニン「首尾はどうだ、キリコ?」
キリコ「このエリアの敵は殲滅しました。しかし、隊長…この任務の目的は…」
コニン「それは後で話してやる。今は黙って戦え」
キリコ「………」
コニン「お前はそのまま進め。不審なものがあったら、すぐに報告しろ」
キリコ「了解です」
〔キリコ、前進〕
キリコ(何だ、このカプセルは…)
〔スコープドッグRSのパイロット、キリコ→無人へ変更〕
〔カーソル、キリコの隣の地点へ移動〕

【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

キリコ(隊長の言っていた不審なものとはこれの事なのか…)(何が入っている…?)
〔スイッチを入れる音〕
〔カプセルの開閉音〕

キリコ(カプセルが開いていく…)
〔画面、発光〕

???(ファンタムレディ)「………」
キリコ「女…!?」「何だ…!? これは何だ!?」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔戦闘マップ2から継続〕
〔味方ユニット出現〕

コニン「キリコ、お前はそこで何をやってる!? 何があった!?」
キリコ「これを…妙なものを見つけたもので」
コニン「俺達の探していたものは、それだ! 後はいい、任せておけ!」
キリコ「………」
コニン「キリコ! お前は後退しろ!」
キリコ「…了解です」(みんな、あれが何だか知っている…。何故、隠す…?)(相手はギルガメスの正規軍…。何なんだ、この作戦は…)
〔カーソル、スコープドッグRSへ移動〕
〔スコープドッグRSのパイロット、無人→キリコへ変更〕
〔キリコ、コニンへ接近〕
〔キリコの周囲に爆発〕

キリコ「隊長! 何を!?」
コニン「お前には消えてもらう!」
〔キリコの周囲に爆発〕
〔キリコに爆発〕

キリコ「!」
〔味方ユニット撃破〕
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~ギルガメス軍基地~
キリコ「…ここは…」
ロッチナ「地球だ。リドから漂流していたお前を発見し、ここへ運んだのだ」
キリコ「ギルガメス正規軍か…」
ロッチナ「お目覚めのところを悪いが、質問に答えてもらおう」
キリコ「ここは…どこだ…?」
ロッチナ「質問はこっちがする。まずはお前の名前を聞かせてもらおう」
キリコ「キリコ…キリコ・キュービィー」
ロッチナ「生年月日は?」
キリコ「ギルガメス歴2326年7月7日」
ロッチナ「どうやら、元ギルガメス軍所属のようだな」
キリコ「………」
ロッチナ「あそこで何をしていたのだ?」
キリコ「作戦に参加していた」
ロッチナ「誰の?」
キリコ「聞いていない」
ロッチナ「お前を指揮していた者は?」
キリコ「部隊長はコニン。他の者は知らない」
ロッチナ「小惑星リドを襲撃した目的は?」
キリコ「俺は知らない」
ロッチナ「では、素体をどこへやった?」
キリコ「素体…? 何の事だ?」
ロッチナ「棺桶のようなカプセルがあったろう?」
キリコ「あれか…」
ロッチナ「中身を見たのか?」
キリコ「…見なかった」
ロッチナ「嘘を言え! 素体をどこへやった!?」
キリコ「知らない…。俺は本当に知らないんだ」
ロッチナ「とぼけるな!」
〔鞭で叩く音〕
〔放電音〕
〔画面、フラッシュ〕

キリコ「ううっ!」
ロッチナ「正直に話すまで、電気ショックをくわえる。さあ答えろ」
キリコ「俺は仲間に裏切られたんだ…! だから、後の事は…」
〔鞭で叩く音〕
〔放電音〕
〔画面、フラッシュ〕

キリコ「ぐわああっ!」
ギルガメス兵「ロッチナ大尉! これ以上は奴の心臓がもちません!」
キリコ「………」
ロッチナ「気絶したか…。ショックが強過ぎたようだな」「目が覚めたら、尋問の続きをする。監視の目を怠るな」
ギルガメス兵「は…!」
〔ハッチの開閉音〕
キリコ「………」
ギルガメス兵「しぶとい奴だ。さっさと吐けばいいものを…」「とりあえず、拘束具を外して、手当てを…」
キリコ「…!」
ギルガメス兵「こいつ! 気絶したふりを!」
〔打撃音〕
〔画面、明滅〕
〔人の倒れる音〕

キリコ「………」

キリコ(100年戦争…。アストラギウス銀河を二分したギルガメスとバララントの戦い…)(だが、大時空震動により泥沼の戦いは、なし崩しに終わりを迎えた)(だが、それは何の意味もなかった。新たな世界でも俺は戦いの中にいた)(そして、あれを見た時から俺自身の戦いが始まっていたのだ。果てのない戦いが…)
【シナリオエンドデモ終了】


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  エリア11ルート → No5C「バトリング」 へ進む


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