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No.10AB
平穏との別離

【シナリオデモ1開始】
  ~マクロス・クォーター ブリーフィングルーム~
シルヴィア「…じゃあ、破界事変が終わってから、グランナイツはずっとドラゴンズハイヴのお世話になっていたんだ」
琉菜「はは…お世話になってた…ね…」
ピエール「何だよ、その乾いた笑いは?」
エイジ「あそこの司令のF.S.の人使いの荒さは並じゃなかったからな」「ダンクーガノヴァで世界を混乱させたお詫びの意味も込めて、奉仕活動をするって言い出しやがってよ…」
ミヅキ「そんなわけで、私達ははぐれ次元獣やテロリストの退治のために世界中を駆け回っていたの」
エスター「チーフが言ってたよ。無料奉仕の正義の味方がいるおかげでバスターのサービス料を値切られるって」
斗牙「ごめんね、エスター。僕達のせいで借金を返すのが大変だったみたいで」
エスター「あたしに借金なんて無い!」
斗牙「そうなんだ。ブラスタに乗る人には借金があるもんだと思ってたよ」
エスター「あんたねぇ…」
リィル「ごめんなさい、エスターさん。斗牙には私達から、よく言っておきますから」
エィナ「斗牙様も悪気はないんですが…」
エイジ「ま…こいつの天然ぶりはクロウに聞いてると思うが、我慢してくれ」
エスター「斗牙に一番振り回されてるあんたに言われちゃ、あたしも諦めるよ」
琉菜「ぷ…クロウはちゃんとエイジの事も紹介してたみたいね」
エイジ「あの野郎…! 隙を見せると、俺を貧乏クジチームに引き入れようとしやがる!」
アポロ「何言ってやがる。F.S.にコキ使われてたってんなら、十分に貧乏クジじゃねえかよ」
ミヅキ「ふふ…エイジ達が荒れてるのはそれだけが原因じゃないの」
琉菜「あたし達…非番の時には獣戦機隊の人達にみっちりしごかれてたのよ」
甲児「亮さんやアランさんにか…。そりゃ大変だったな」
エイジ「本気で泣けてくるぜ。やれスクランブルで出撃までの時間が掛かり過ぎだとか…」「やれ戦う意味がわかってないとか、やいのやいの言われてよ…」
琉菜「その合間に忍さんには耳元で例の気合を入れられてたまったもんじゃなかったわよ」
ピエール「そいつは本気で同情する…」
甲児「獣戦機隊もずっとドラゴンズハイヴにおいたのか?」
リィル「あの人達が帰ってくるのは月に1、2回ぐらいでした」
琉菜「それ以外は何かの任務でずっと出かけてたよ」
シリウス「その任務とは?」
エィナ「私達には教えてもらえませんでした」
エイジ「だいたい、あのF.S.って男は人に何かをやらせるのにロクに説明もしないって悪いクセがあるよな」
ミヅキ「でも、それを言うなら、サンドマンも似たようなものだったわね」
アポロ「不動のオッサンもだぜ」
琉菜「中年って、そういうものなのかな…。ドラゴンズハイヴの田中司令も似たようなものだったし」
甲児「でもよ、柿小路専務や大杉課長はそうでもないぜ」
エイジ「要するに、あの中年4人が変人って事なんだよ」
アポロ「その通りだ」
斗牙「リィル…君のお父さんって変人なんだね」
リィル「………」
アポロ「い、いや…それは…!」
エイジ「その…! そういう意味じゃなくてよ!」
シルヴィア「あ~あ…リィルを悲しませちゃった」
琉菜「ひどいよねぇ、エイジもアポロも」
エイジ「悪かった、リィル! 俺、自分が不甲斐ないのをサンドマンやF.S.のせいにしてた!」
リィル「いいんです…。お父様もF.S.さんも変人ですから…」
エイジ「そんな事ねえよ! きっとクラッシャー隊に行けって言ったのもちゃんと考えがあってなんだよ!」「それをわからない俺がバカなだけだって」
フェイ「では、黙って任務をこなせ」
斗牙「文句を言っちゃ駄目だよ、エイジ。平和を守るための戦いなんだから」
エイジ「斗牙…! 元はと言えば、お前が余計な事をいうからで!」
エスター「駄目だよ、エイジ。斗牙の天然には我慢しなきゃ」
エイジ「ああ、わかったよ! こうなったらギシン星人でもゼラバイアでも何でも来いだ!」
麗花「そう言えば、不動司令もこちらの世界に来ているはずなのにどこにいらっしゃるんだろう…」
エィナ「お見かけしない以上、サンドマン様はこちらの世界には来ていないようですが…」
アポロ「あのオッサン達の事だ。どこにいるかは知らねえが、くたばってるって事はなさそうだぜ」
琉菜「そうね。あの人達って不死身って言葉がぴったりだもの」
ミヅキ「とりあえず、ゼラバイアの出現についてはドラゴンズハイヴにも報告しておいたわ」
シリウス「WILの解析で何かわからばいいんだがな…」
アポロ「で、チームDの連中はどうしたんだよ? あいつ等、あのままダンクーガノヴァに乗る事にしたんだろ」
甲児「でも、俺…この間、テレビで葵がモデルの仕事をしてるの見たぜ」
琉菜「チームDは非常勤だからね。とりあえず今は日常をエンジョイしてるよ」

  ~東京 渋谷~
葵「くらら…!」
くらら「久しぶりね、葵。まさか、街中でばったり会うとは思わなかったわ」
葵「あたしは今日はオフで買い物中。そっちは?」
くらら「こう見えても聞き込み調査の真っ最中よ」
葵「どう? 麻薬捜査官の仕事の方は」
くらら「元々こちらが本業だもの。特に問題なく復帰してるわ。…そっちは…聞くまでもないか」「私の耳にまで飛鷹葵の電撃復活のニュースは入ってるもの」
葵「日本はそれなりに平和だよね。あたし程度のモテルでも、そこそこニュースになるんだから」「でも、世間の最大の関心事はあっちの方じゃない」
くらら「トゥインクルプロジェクト…。日本でも、その公演が開かれるのね」
葵「そして、あのエイーダもプロジェクトに参加…。街は今、トゥインクル一色ね」
くらら「あの子のマネージャーやってるジョニーも忙しいみたいよ」
葵「そう言えば、朔哉はどうしてる?」
くらら「たまに連絡入れてくるわよ。何か面白いネタはないかって」
葵「意外だったわよね。あの朔哉がイザベル・クロンカイトの助手になるなんて」
くらら「アザディスタンでの出会いが縁になったらしいわ」
葵「あたし達も破界事変では世界の裏を色々と見てきたものね」「ダンクーガやソレスタルビーイングの事を話さないにしても、朔哉もそれなりのネタは提供できるか…」
くらら「それじゃ、葵…私、仕事に戻るから」
葵「じゃあね、くらら。またどこかで会えるといいわね」
くらら「ねえ、葵…」
葵「何?」
くらら「今の生活に満足?」
葵「…どうかな…」

  ~トゥインクルプロジェクト 控え室~
ランカ「エイーダ…緊張してるの?」
エイーダ「そりゃね。明日はトゥインクルの東京公演の初日…。私のお披露目だもの」「もうリハーサルだけでドキドキよ。ランカは大丈夫なの?」
ランカ「うん。ドキドキよりワクワクが強いみたい」
エイーダ「うふ…」
ランカ「何…エイーダ?」
エイーダ「もうすっかりトップの貫禄が身についたなって思って」
ランカ「え…? ええ?」
シェリル「プレッシャーを感じるより、歌う喜びの方が大きい…。言うようになったじゃない、ランカちゃん」
ランカ「私…必死に歌ってるだけで…」
シェリル「それでいいのよ。ファンは下手な計算なんて求めない…。素のままのあなたを待ってるんだから」「つまり、ドキドキしてるエイーダもそれはそれでありって事よ」
エイーダ「さすがはシェリルさん。トゥインクルプロジェクトの大看板…まさに座長、ボス、女王ですね」
シェリル「ふふ…ありがとう、エイーダ。明日は期待してるわよ」
ランカ(見ているだけでパワーが伝わってくる…。シェリルさん、もう体調は万全みたい…)(やっぱり、シェリルさんが一番、歌う事を楽しんでるんですね)
アルト「………」
ジョニー「いつまでも仏頂面をしていないでください。エイーダ達のテンションが下がるじゃありませんか」
アルト「す、すまない…」
ジョニー「いいですか、アルト。臨時で呼ばれたボディガードとはいえ、あなたもこの瞬間はプロジェクトの一員です」「トゥインクルプロジェクトを成功させるために全力を尽くしてください」
アルト「すっかりマネージャー稼業が板についたな」
ジョニー「今では天職だと思っていますよ。…でしたら、僕の意気込みもわかりますね?」
アルト「ああ…。俺だって、クラッシャー隊との掛け持ちのガードだが、気持ちは同じだよ」
ジョニー「じゃあ、何が不満で、そんな顔をしてるんです?」
アルト「あいつだよ」
ブレラ「………」
ジョニー「ブレラさんが何か?」
エイーダ「そうですよ、アルトさん。ブレラさんはトゥインクルプロジェクトの専属ボディガードなんですから」
アルト「それは俺だってわかってる」
ジョニー「では何が不満なんです?」
アルト「それは俺があいつに聞きたい。どうしてあいつが俺を敵視するかを」
ジョニー「やれやれ…嫉妬ですか?」
アルト「そうじゃない!」
ブレラ「お前は誤解している」
アルト「何が誤解だ。事あるごとにランカには相応しくないって俺に言いやがって」
ランカ「ブレラさん…! アルト君に、そんな事を言ったんですか?」
ブレラ「ああ…」
グレイス「ごめんなさいね、アルト君。今まで彼の事を秘密にしていて」「彼は私達と同じギャラクシー船団の人間で時空震動に巻き込まれて、こちらの世界に跳ばされたの」
アルト「あんたが奴を私的にボディガードとして雇ってた事は聞いた」「陰からのガードにするためにシェリルにも秘密にしていたってのも納得した」
ブレラ「ならば、問題なかろう」
アルト「お前の素性はな。俺が知りたいのは、お前の言った事についてだ」
ブレラ「言葉通りの意味だ」
アルト「説明になってない!」
グレイス「では、私が代わりに言うわね。…正直に言えば、あなたにはプライベートでのランカさんとの接触を少し控えて欲しいの」
アルト「え…」
グレイス「トップアイドルにスキャンダルは許されないのよ」
ランカ「グレイスさん! 私とアルト君は…!」
グレイス「いい、ランカさん? 今、プロジェクトは大事な時なの」「あなたには一人の人のためじゃなく、あなたを待つ全ての人のために歌って欲しいの」
ランカ「私を待つ全ての人のため…」
グレイス「アルト君…。ブレラの言い方が悪かったのは認めるわ」「でもね、シェリルのガードをしていた彼も必然的にランカさんがトップへの階段を上って行くのをずっと見ていた」「それ故にあなたの存在がどうしても気になっていたのよ」
ジョニー「なるほど…。ランカさんを想うが故の行動と言いたいのですね」
アルト「俺を遠ざけたいのなら、何故、俺に直接ガードを頼むような真似をする?」
グレイス「私は、あくまでプライベートでの接触は控えて欲しいと言ってるの」「スタッフの一人としてなら、ランカさんと一緒にいられるでしょ?」
アルト「え…」
グレイス「ふふ…恋は歌に力を与える。これからもランカさんを支えてあげてね」
ランカ「グ、グレイスさん!」
シェリル「よかったわね、アルト。グレイスのお許しが出て」
アルト「な、何を言ってるんだよ、お前!」
ランカ「そうですよ! わ、私とアルト君は、ただのお友達なのに!」
エイーダ「出た! 一昔前のアイドルのお約束台詞!」
ランカ「エイーダまで!」
ジョニー「………」
グレイス「そういう意味では、マネージャーというのは最適な立ち位置ねジョニー君」
ジョニー「そうですね…」(あまりにも陳腐な理由付け…。らしくありませんね、グレイスさん)
〔爆発音〕
〔画面、震動〕

アルト「何だ!?」
ブレラ「爆発…。それも近い距離からの砲撃だ」
アルト「どうしてそれがわかる!?」
ブレラ「俺の聴覚は強化されている」
アルト「お前もインプラント処理をされてるのか…」
ブレラ「ギャラクシー船団のパイロットでは当然の事だ」
ジョニー「グレイスさん! どうやら何者かが、プロジェクトを狙っているようです!」
グレイス「まさかのためにアルト君を呼んでいたけど…」
アルト「ストーカー対策かと思えば、まさか相手は武装集団とはな…」
ブレラ「行くぞ。俺達の手で賊を処理する」
アルト「お前に言われるまでもない!」
シェリル「頼むわね、アルト」
ランカ「気をつけてね、アルト君! ブレラさんも!」
ブレラ「心配は要らない」
アルト「ジョニー! みんなを頼むぞ!」
グレイス(フフ…頑張てね、ナイト君)
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「平穏との別離」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
ブランチ「しかし、ロボットマフィアを率いる俺に芸能人の暗殺を依頼してくるとはな…」「加えて、これだけの戦力を預けてくるとは、あの依頼者…余程の財力があるようだ」
ブランチメンバー「いいのですか、ブランチ様? ランカ・リーの誘拐を指示した例の方の依頼とバッティングしてしまいますが…」
ブランチ「そちらも遂行する。今回の依頼者には、、ターゲットは死んだと伝えれば、済む事だからな」
〔味方ユニット出現〕
アルト「シンガポールでランカを襲った奴等じゃ…!」「くそっ…! どこに行ってもシェリルとランカを狙う奴がいやがる!」
ブレラ「それだけの価値が彼女達にはあるという事だ」
アルト「お前に言われなくてもわかっている…!」
ブレイス「ブレラ・スターン。お前の勝手な行動を誤魔化すために下らない言い訳をさせられた」
ブレラ「………」
グレイス「今後は私の命令以外の行動は許さん。失われた記憶を戻して欲しければ、私の指示通りに動け」
ブレラ「了解」
グレイス「まずは敵を迎撃しろ。だが、適度に危機的状況を作るのを忘れるなよ」
ブレラ「了解」
アルト「何をしている、ブレラ! 奴等、仕掛けてくるぞ!」
ブレラ「速やかに敵を迎撃する。俺の邪魔はするな」
アルト「そっちこそな!」
グレイス(頑張りなさいね、ナイト君)(恋愛…危機…。、感情を刺激するものは歌エネルギーを高める)(その力でリトルクィーンは次元を越えて蟲共を呼び寄せる…)
<戦闘開始>

<ブランチと戦闘or敵4機撃破or2PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
ジョニー「あれは!」
〔葵、アルトへ接近〕
アルト「ノヴァイーグル! 葵か!?」
葵「久しぶりね、アルト。相変わらず、いい飛びっぷりじゃない」
アルト「お前…今はモデルをやってんじゃなかったのか?」
葵「ああいう仕事って色々とストレスがたまるのよね…」
アルト「え…」
葵「それにあたし…結構、トゥインクルプロジェクト、楽しみにしてたのよ」
アルト「何が言いたいんだよ!」
葵「鈍いわねぇ。要するにあたしも戦うって言ってるのよ」
アルト「だったら、余計な事をくっちゃべってないでさっさと手伝え!」
アルト「…ったく、元役者のくせに微妙なニュアンスがわかってないんだから…」「まあいいわ。復帰第一戦を飾る相手にしちゃ、物足りないけど、ぜいたくは言ってらんないか」「行くよ、テロリスト! あんた達みたいなのが勝手できるのも、ここまでよ!」
ジョニー(頼みますよ、葵さん…。僕はここでエイーダを守ります)

<敵10機撃破or4PP・味方援軍2出現>
葵「アルト! 援軍が来たよ!」
アルト「クォーターか!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
エイジ「葵! 勝手に一人で突っ走ってんじゃねえよ!」
葵「ごめんね。久々のノヴァイーグルが気持ち良過ぎたのよ」
正太郎「ブランチ! またランカさんを狙っているのか!」
ブランチ「ちっ! 金田正太郎め、どこまでも我々の邪魔をしてくれる!」
エイジ「あいつがロボットマフィアのボスか!」
琉菜「マフィアのくせにストーカーをやってるの…!?」
甲児「ここにはシェリルとエイーダもいるからな…!」
青山「身代金目当ての誘拐…または政治的な利用を考えた連中か」
エスター「そんなセコい考えの奴等はあたし達がお仕置きだよ!」
ジェフリー「彼女達の歌を楽しみにしている者達のためにも活気は速やかにテロリストを鎮圧しろ」
グレイス(クラッシャー隊が来てしまったら、今回のイベントは、もう終わりね…)(…いいわ。せっかくだから、万一の事を考えて彼等の戦力を分析させてもらいましょう…)

<葵(ノヴァイーグル搭乗)が戦闘>
葵「駄目ね、あたし…。平穏に退屈を感じるようになるなんて…」「こうなったら、仕方ない…! 魂を燃やせる場所にあたしは帰るよ!」

<アルトが戦闘>
アルト「シェリルの歌も、ランカの歌もお前達に利用させはしない…!」「あいつ等が歌う事を邪魔する奴は俺が相手になる!」

<ブレラが戦闘>
ブレラ「ランカ・リー…。全ての過去を失った俺だが、お前を見ると心が安らぐ…」「お前だけは俺が守る…。たとえ過去を取り戻せなくとも…!」

<正太郎vsブランチ>
ブランチ「鉄人め! 我々の行く先々に現れおって!」
正太郎「鉄人は平和を守るためのロボットだ!お前達が悪事を働く限り、地の底まで僕は追っていくぞ!」「やれ、鉄人! お前の力でランカさん達を守るんだ!」

<ブランチ撃破>
〔ブランチに爆発〕
ブランチ「ちいっ! クラッシャー隊も戦力を増している! ここは退くしかない!」「今後は奴に協力を頼まざるを得ないか!」
〔敵ユニット離脱〕
エスター「正太郎! ブランチが逃げてくよ!」
正太郎「ここまでやられれば、さすがのブランチも少しは懲りたでしょう」「今はあいつを追う事よりも、ランカさん達を守る事を優先します!」

<敵全滅・敵増援1出現>
アルト「片付いたか」
葵「さすがにこの戦力が集まれば、あの程度の相手は目じゃないわね」
ワッ太「さてと…じゃあ、せっかくだからトゥインクルプロジェクトの皆さんに御挨拶でもしましょうか」
エスター「待った! 次元境界線が歪曲していく!」
ボビー「次元震が起こるの!?」
ジェフリー「このタイミングで次元獣が来るか…!」
〔時空震動現象〕
〔敵ユニット出現〕

エスター「次元獣じゃない…!?」
さやか「全くデータにない機体だわ!」
〔ガブリン群、ドームへ接近〕
〔ドームに爆発〕

ランカ「きゃあっ!」
アルト「シェリル! ランカ!」
シェリル「あいつ等もあたし達を狙ってるの!?」
グレイス(あんあ機体のデータは私も持っていない…! この地球に存在しない機体なの…!?)
ジョニー「エイーダ!」
エイーダ「ジョニーさん!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ジョニー「大丈夫か、エイーダ!?」
エイーダ「…前にも…こんなシーン、ありましたね…」
ジョニー「トリニティがイゴールコンツェルンのパーティー会場を襲撃した時か…」
エイーダ「あの時もジョニーさん…私を守ってくれましたね」
ジョニー「エイーダ…」
エイーダ「私…会う前からジョニさんに恋してましたけど、本当に好きになったのはあの時からです」
ジョニー「エイーダ…いつだって君は僕が守るよ」
エイーダ「マネージャーとしてですか?」
ジョニー「男としてだ」「だから、僕は行くよ」
〔歩み寄る足音〕
朔哉「よく言ったぜ、ジョニー」
くらら「これで気兼ねなくあなたを誘えるわ」
ジョニー「朔哉、くらら…」
朔哉「行こうぜ、ジョニー。お前のエレファントも用意してある」
くらら「さあ、メガネを取って。平穏とはお別れよ」
〔衣服の着脱音〕
ジョニー「行ってくるよ、エイーダ」
エイーダ「はい!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
葵「エイーダ! 今、行くよ!」
〔葵(ノヴァイーグル搭乗)、ドームへ接近〕
〔味方ユニット出現〕

ジョニー「お待たせしました、葵さん」
朔哉「お前一人に、いい格好はさせないぜ!」
くらら「行くわよ、葵!」
葵「OK!」
〔くらら&朔哉&ジョニー、フォーメーション編成〕
葵「超獣合神!!
〔葵(ノヴァイーグル搭乗)、ジョニーへ隣接〕
[イベント「ダンクーガノヴァ合体」]
〔爆発音〕
葵「ダンクーガノヴァ!!

〔葵(ダンクーガノヴァ搭乗)、気力上昇〕
ジョニー「アブソリュートアクティブフォースジェネレーター、正常作動!」
くらら「全武装システム、問題なし!」
朔哉「俺達の気合もマックスだぜ!」
正太郎「4機のメカが合体した…!」
エスター「あれが神の獣…! クール&ドライな仮面の下で野性を燃やすダンクーガノヴァ!!」
アルト「葵! そっちの連中はお前達に任せる!」
葵「OK! どこの誰だか知らないけれど、こいつ等が敵なのは間違いないんだ!」
ジェフリー「各機はアンノウンを迎撃! 敵の戦力が未知数である以上、油断はするな!」
葵「この感覚…久々に熱くなってきた…」
ジョニー「行きましょう、葵さん!」
朔哉「見せてやろうぜ、ダンクーガノヴァの力をよ!」
くらら「私達の魂を込めて!」
葵「やってやろうじゃんっ!!」

<葵(ダンクーガノヴァ搭乗)が戦闘>
葵「ごめんね、ジョニー。せっかくプロジェクトが始まるっていうのにこっちに巻き込んじゃって」
ジョニー「気にしないでください、葵さん。グレイスさんが取り仕切ってくれれば、エイーダの事は心配いりませんから」
朔哉「言ってくれるぜ、色男。離れていてもエイーダとは心がつながってるってか?」
くらら「朔哉こそ、いいの? イザベル・クロンカイトの助手を放り出して」
朔哉「あの人が忙しくなる世の中になるつつあるんだ。俺だって自分の魂を燃やすぜ!」
くらら「結局、私達…似た者同士だったみたいね」
葵「それじゃ、再会を祝して…行こうか、みんな!」「やってやろうじゃんっ!!」

<エスターvs???(ガブリン)>
エスター「次元震で現れる次元獣じゃない敵…。あんた達が何者かを調べるのはあたしの業務じゃない…!」「あたしの役目は問答無用で仕掛けて来るような奴から、この世界を守る事だ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
モニカ「アンノウンの全滅を確認しました」
ジェフリー「次元の壁の向こうから来た新たな敵という事か…」
佐伯「ジェフリー艦長、残骸の回収をお願いします。バトルキャンプにて解析を行ないましょう」
ジェフリー「了解した」
ブレラ「………」
アルト「さすがの腕だな…。悔しいけど、それは認める」

ジョニー「ブレラさん、トゥインクルプロジェクトをよろしくお願いします」
ブレラ「ジョニー・バーネット…行くのか?」
ジョニー「ええ…」
ブレラ「何故だ? お前はエイーダ・ロッサを守らなくていいのか?」
ジョニー「彼女と…彼女の愛する世界を守るために僕は戦うんです」
ブレラ「愛する世界…か…」「了解した。エイーダ・ロッサも俺がガードしよう」
ジョニー「ありがとうございます」
ブレラ「礼は要らない。これが俺の任務だ」
〔ブレラ、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

アルト「ブレラ・スターン…」
ジョニー「大丈夫ですよ、アルト。彼がランカさんを守ろうとする姿は信頼に値します」
アルト「そうだな…。それは俺も認める」
葵「だったら、アルト…あんたのやる事はわかるよね?」
アルト「ああ…」(戦うさ、俺も。あいつ達とあいつ達の愛する世界を守るためにな…)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

イザベル「…いきなり取材中に逃げ出したと思ったら、今度は退職願とはね」
朔哉「すまない、イザベルさん。俺…」
イザベル「いいわ」
朔哉「え…」
イアベル「その代わり、戻ってくる日まで毎日の出来事を記録しておきなさい」「ダンクーガの事も含めてね」
朔哉「イザベルさん…」
イザベル「ガンダムの動きが活発化している…。私はそっちを追うつもりよ」
朔哉「前に話してくれた友達のためにか?」
イザベル「そうよ…」「真実を求め、つなぎ合わせれば、そこに真実がある…」「私は彼女の想いと共に世界の真実と向き合うつもりよ」
朔哉「わかったよ、イザベルさん。元気でな」
イザベル「あなたもね、朔哉。取材の成果を楽しみにしてるわ」
朔哉「その前に一つだけ…。あんたがずっと追っていたダンクーガだけど…」「あれ…本当はダンクーガノヴァっていうらしいぜ」
イザベル「ダンクーガノヴァ…ね。その名前、忘れないわ」

  ~マクロスクォーター ブリーフィングルーム~
葵「…というわけで、またチームDもお世話になるわね」
甲児「F.S.の指示なのか?」
葵「ううん。あたし達自身が決めたのよ」
エイジ「もったいないよな…。モデルの仕事、辞めちゃうなんて」
琉菜「くららも朔哉もジョニーもそれぞれの生活があったんでしょ?」
朔哉「そっちにはケジメをつけてきたさ」
くらら「何より私達の力も必要となりそうな雰囲気だもの」
ジョニー「ですが、まだエイーダはアイドルの活動に専念してもらいます」「僕はマネージャーとして彼女の分まで戦うつもりです」
エスター(惚れた女のために戦うなんて…)(かっこいい…!)
ジョニー「あなたがスコート・ラボから来た次元獣バスターさんですね」
エスター「エ、エスター・エルハスだ! よろしく!」
ジョニー「頑張って借金、返していきましょうね」
エスター「そうじゃないって!」
〔ドアの開閉音〕
アルト「今、戻った」
ワッ太「お帰んなさい、アルトさん」
正太郎「トゥインクルプロジェクトのガードの任務、お疲れ様でした」
アルト「とりあえず単独でのガードは今日限りだ。正体不明の敵も現れた以上、クラッシャー隊の任務に専念する」」
甲児「で、どうなんだよ?」
アルト「何がだ?」
勝平「いい加減、はっきりさせろよな、アルトの兄ちゃん」
エイジ「シェリルとランカのどっちを選ぶんだよ!?」
アルト「はぁ?」
正太郎「え…アルトさんと、あの二人って、そういう関係なんですか?」
斗牙「ああいうのは二股っていうんだって」
アルト「斗牙! 正太郎に余計な事を言うな!」
正太郎「アルトさん…! 僕は…あなたの事を見損ないましたよ!」
アルト「違うって! 本気にするな、正太郎!」
エスター「クロウも言ってたよ。アルトは罪作りな奴だって」
アルト「エスター…お前まで…」
エスター「ジョニーを見習えよ! 男はやっぱり一途さだ!」
ジョニー「ありがとうございます、エスターさん」
葵「これはどっちかをきちんと選ぶまでモメそうだね」
アルト「その二人しか選択肢がないのかよ…!」
ミシェル「ぜいたくな奴だな、お前って」
甲児「相手は銀河の妖精と超時空シンデレラなんだぞ!」
アルト「そんな事、言われても…!」
ワッ太「俺だったら、断然ランカさんだな。シェリルはおっかないし」
勝平「シェリルの大人の魅力がわからないとは、ガキだな、ワッ太は」
正太郎「僕はランカさんのガードをやりましたけど、あの人は超時空シンデレラと呼ばれるのに相応しいと思います」
ゲイナー「ふうん、正太郎はランカ派なんだ」
サラ「そういうゲイナーはシェリル派よね。部屋にポスターが貼ってあったし、露出の激しいやつが」
ジュン「ゲイナーさん! あなたまでシェリルさんに悩殺されるなんて…!」「ランカさんの清らかな美しさがわからないなんて不幸ですよ!」
青山「だが、曲はシェリルの方が大人向けで俺には合うな」
柿小路「私も同感です。シェリル様の曲を聴くと、こう…身体がムズムズしてきます」
いぶき「シェリル様って…」
アポロ「わかってねえな、専務さんよ。キラッ☆の前に敵はねえぜ」
赤木「そうそう。思わず口ずさんじゃうもんな」
いぶき「赤木君がランカの歌を…」
石塚「うんうん。カラオケでは定番だね」
田口「みんなで歌うと最高に盛り上がるよね」
伊集院「ノーライフ・ノーミュージック。超時空シンデレラは常に側にいる」
ナオト「タケル…お前は当然、シェリル派だよな?」
タケル「え…俺は…その…」
アキラ「マリンさんは?」
マリン「い、いや…俺もそっち方面はあんまり興味は…」
ガロード「だったら、ライブに行こうぜ。生で聞けば、その迫力に圧倒されるからよ」
くらら「クラッシャー隊内での二人の歌姫の任期は決着がつきそうにないわね」
朔哉「外野はどうでもいいんだよ。一番大事なのはアルトだ」
ジョニー「では、アルト…答えを聞かせてもらいましょうか?」
アルト「いい加減にしてくれ!」
木下「わかります、わかりますぞ、アルト君。この木下にだけは、あなたの気持ちがわかります」
アルト「木下さん…」
木下「シェリル様もランカちゃんもどちらもあまりに魅力的…。一人に絞るなど、とても出来ないのですね」
アルト「…もう…勘弁してくれ…」
クラン「ミシェル…お前はアルトがどちらを選ぶと思う?」
ミシェル「さあね…」
クラン「親友のお前でもわからないのか?」
ミシェル「一つだけ確かなのは、あいつは二股が出来るほど器用な男じゃないって事さ」「だからきっと…選ぶべき時が来たら、答えを出すだろうさ」
クラン「その時はいつになるのだろうな…」
【シナリオエンドデモ終了】


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