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No.17
朱禁城の花嫁

【シナリオデモ開始】
太平洋

  ~マクロス・クォーター ブリッジ~
大塚「…現在、ZONEは連邦軍で監視しているが、沈黙を保ったままだ」
ジェフリー「セツコ・オハラ少尉については?」
大塚「…残念ながら、救出の術は見つかっていない」
佐伯「あれを建造したインサラウムでないと彼女を救う事は出来ないのでしょうね…」
大塚「そのインサラウムであるが、現在位置はまったくつかめていない」
ジェフリー「やはり、次元の壁を越えていますか…」
大塚「インサラウムの対処については連邦軍の特別対策委員会が担当しているが…」「我々の世界の超時空物理学では、彼等を追うためのレーダーといった装置はそう簡単には作る事は出来ない」「そして、アロウズやOZが動かない以上、彼等との戦いは君達に任せる事になるだろう」
ジェフリー「望むところです。我々の中の誰一人としてセツコ少尉は戦死したとは思っていません」「あのZONEを破壊し、彼女を救出するため、我々はインサラウムと戦うつもりです」
大塚「しかし、何故、ZEXISは蓬莱島に向かっているんだね? 補給なら日本でも問題ないと思うが…」
ジェフリー「それについては、ゼロに何らかの考えがあるようです」

  ~プトレマイオス2 格納庫~
カレン「あれ…? 何やってるの、沙慈?」
沙慈「イアンさんに整備の手伝いを頼まれたんだよ」
カレン「…ソレスタルビーイングを認めたの?」
沙慈「そういうわけじゃないよ。…でも…」
イアン「無駄口を叩いてる暇はないぞ、沙慈。宇宙技師2種免の腕を見せてくれ」
沙慈「は、はい!」
カレン「そう言えば、あんた…アッシュフォード学園で宇宙工学を勉強してたっけね…」
沙慈「…その夢を忘れたわけじゃない。そして、このまま君達と一緒に戦うつもりもないからね」
カレン「それでいいよ。あんたは自分の生き方をしっかり考えればいい」
刹那「………」
クロウ「あれがお前のエリア11潜入時のお隣さんか」
刹那「ああ…」
クロウ「気になるようだな」
刹那「否定はしない」
クロウ「お前もちっと変わったな」
〔コインの落ちる音〕
クロウ「…何の真似だ、デュオ?」
デュオ「どうなってんだよ、ロックオン? 金の音を鳴らしても反応しないじゃないかよ」
ロックオン「おかしいな…。俺の時には、すぐに振り返ったのに」
クロウ「金の音なら反応したさ。だが、さっきのはコインじゃない…。ナットを落とした音だ」
ロックオン「ご名答…。すごい耳だな」
クロウ「意識して聞き分けしてるわけじゃねえ。ただ借金暮らしが長かったんで、無意識に反応しちまうんだよ」
刹那「お前は変わらないな」
クロウ「ブレない男と言って欲しいね」(セツコの件はみんな、それぞれに消化して、戦う意思に変えている…)(少なくとも表面上は平静に戻った…。これなら何とか戦える…)(向かうは中華連邦…。どうせ、ゼロの企みだ…。そこでも戦いが待ってるんだろうがな…)

中華連邦
朱禁城

  ~朱禁城 迎賓の間~
神楽耶「…お待たせしました、天子様。お約束していた私の夫を紹介しますね」
天子「その仮面の人が神楽耶の夫…」
ゼロ「初めまして、天子様。私が黒の騎士団総帥のゼロです」「エリア11を脱出した日本の民を受け入れてくださった天子様に黒の騎士団を代表して感謝させていただきます」
天子「あれは…大宦官が決めた事だから…」
ゼロ(チェン・リーファ…。中華連邦の統治者である天子とは名ばかりで、全ての実験は大宦官が握っているか…)
神楽耶「ゼロ…天子様は私が中華連邦にいる間、とても親しくさせていただきました」
天子「だって、神楽耶は私にとって初めての友達だから…」
ゼロ「初めての?」
神楽耶「天子様は生まれてから、この朱禁城から一歩も外へ出た事がないそうなんです」
天子「………」
神楽耶「でも、いつかあの方が天子様を外の世界へ連れ出してくださる…。私はそう信じております」
ゼロ「あの方とは…?」
神楽耶「ふふ…それは…」
〔重い扉の開閉音〕
高亥「おお、ゼロ! ここにいらしたか!」
天子「高亥…!」
神楽耶「高亥殿…大宦官と言えど、天子様に対して突然の入室は失礼ではないのですか?」
高亥「緊急事態ゆえだ。小娘は黙っておられよ」
ゼロ「緊急事態だと?」
高亥「はい。ブリタニア・ユニオンの第一皇子、オデュッセウス・ウ・ブリタニア殿下と…」「天子の結婚が決まりました」
天子「え!?」
神楽耶「天子様がブリタニアの皇子と…結婚…」
ゼロ(地球連邦内において中華連邦はブリタニア系とAEU系に一歩遅れた位置にいる…)(故に俺の次の計画を始める地に相応しいと踏んでいたのに、その先手を取られたか…)(中華連邦を一気に自分の手に引き入れる…。それによって、その保護を受けている日本人に揺さぶりをかける…)(ブリタニアめ…! そのような方法で黒の騎士団を攻撃してくるとは…!)(こんな悪魔みたいな手を打てる者はブリタニアに一人しかいない…!)

中華連邦
山岳地帯

  ~中華連邦 山岳地帯~
サリィ「…ありがとう、五飛。昨日の戦いでも、またあなたに助けられたわね」
五飛「助けたのは俺じゃない。ナタクだ」
サリィ「ナタク? それあ、あなたのガンダムの名前なのね」
五飛「…弱いくせに何故、戦う?」
サリィ「え…」
五飛「ここは俺のコロニーにルーツだ。俺にとって第二の祖国と言ってもいい…」「だが、この国は腐りきっている」
サリィ「そうね。代官がは私腹を肥やす事だけを考え、民達は常に飢えと不安の中にいる」「地球連邦が出来ても、それは変わらなかった…。むしろ、この国においては以前より悪くなったと言えるわ」
五飛「お前達ゲリラは政府と戦っている。だが、力の差は圧倒的だ」「初めてお前達に会った時も聞いた…。何故、勝てもしない相手と戦う?」
サリィ「あの時のあなた…随分と疲れていたわね」
五飛「答えろ、サリィ・ポォ」
サリィ「やらなくてはいけない戦いだから、戦う…。誰かの命令ではなく、私達自信が自分達の意思で決めた戦いだからよ」
五飛「…俺には戦う資格はない…」
サリィ「五飛…」
五飛「俺は卑怯者だ」
サリィ「私はどうしてあなたが卑怯者なのかわからないわ」
五飛「この地に流れてくる前に俺は負けた…。自分よりも強い相手に…!」「俺は自分よりも弱い者しか相手に出来ない卑怯者だ…!」
サリィ「だから諦めるというの? あなたはガンダムでコロニーのために…平和を勝ち取るために戦ってきたんじゃないの?」
五飛「俺にはナタクで戦う資格はない」
サリィ「でも、あなたは私達を助けてくれる」
五飛「お前達が弱いからだ」
サリィ「そうよ、私達は弱いわ。でも、諦めはしない」「弱いからこそ、味方は増えていくはずよ。あなたと同じように…」
五飛「味方…」
サリィ「情報が入ったわ。都にZEXISが来ているそうよ」
五飛「ZEXIS…。奴等か…」
サリィ「今日までありがとう、五飛。でも、私達は大丈夫…」「だから、あなたは都へ行って。そこであなたの戦いをして」
五飛「…お前達だけで、この地の政府軍と戦うというのか?」
サリィ「大丈夫と言ったはずよ」
五飛「…わかった。俺は都へ行く」「そして、この国を腐らせているものを己の目で確かめる」
サリィ「元気でね、五飛…」
五飛「サリィ・ポォ…死ぬなよ」
〔歩き去る足音〕
サリィ「…戦争の中で自分が期待され、それに応えられなかった…。それで自分を失格者だと思うようになった…」「五飛…あなたは弱い人を助けられる人よ。見失わないで、あなたの優しい心を…」「もうすぐ、都では虎が牙をむく…。その時、きっとこの国は変わるわ…」

中華連邦
朱禁城

  ~プトレマイオス2 格納庫~
カトル「…要するに政略結婚だね」
デュオ「地球連邦の中で冷や飯食いの立場にある中華連邦が、天子を差し出す事でブリタニア系とくっつくのか」
ルナマリア「ブリタニアの第一皇子って天子よりも、かなりの年上なのよね…」
葵「写真で見たけど、典型的なダメな二代目フェイスだったわ」
くらら「そんなのと自分の意思とは無関係に結婚させられるなんて…」
ファ「どうにか出来ないのかしら…」
デュオ「一国の判断だ。俺達にどうこう言う権利はないだろうさ」
葵「あんたね…。普段はアウトロー気取ってるのにこういう時だけ、良識派なわけ?」
デュオ「死神はキューピッドをひっくり返した存在ってわけじゃないんだ。俺には、どうしようも出来ない」
カトル「ZEXISの持っている軍への観察権もこういう状況では使えないしね…」
〔歩み寄る足音〕
ラッセ「だが、その婚約披露パーティーは俺達も無関係ってわけじゃないぜ」
ルナマリア「どういう事です?」
アレルヤ「王留美から情報が入った。今まで公に姿を見せなかったアロウズの上層部がそのパーティーに出席するそうだ」
カミーユ「アロウズの上層部…」
シン「司令はホーマー・カタギリって人だけど、その人が来るって事か?」
ラッセ「いや…。王留美の話では、そのホーマーに指示を与えている人物の事だってよ」「そいつは連邦軍の人間じゃない…。それどころか。地球連邦政府とは無関係の人間だって話だ」
デュオ「要するに連邦を操る謎の黒幕のご登場ってわけか」
ティエリア(地球連邦の裏に潜む黒幕…)

  ~ZONE 南部~
ティエリア「人類の新たなフロンティア…」
リジェネ「人類を新たなステージへ導くためには大きな波が必要だ…」「そう…変革という波がね」
ティエリア「アロウズのバックにヴェーダがあるのは既に予測がついている…!」「お前達がアロウズを操っているのか!」
リジェネ「そうだ…と言ったら?」
ティエリア「イオリアの計画のためにアロウズの卑劣な行為を黙って見ていろと言うのか!?」
リジェネ「変革は痛みを伴う…。君達だって、そうしてきたじゃないか」
ティエリア「くっ…」
リジェネ「もっとも、その役目の多くはインペリウムが果たす事になったけれどね」「ともあれ、現在の君達の存在は計画の障害となっている」
ティエリア「………」
リジェネ「僕達イノベイターは計画のために生み出された。僕達の存在意義は計画を遂行し、それを完遂する事…」「君は、自分の存在を自分で否定している」
ティエリア「…!」
リジェネ「ティエリア・アーデ、共に人類を導こう」
ティエリア「僕は…」
リジェネ「答えは急がないよ。…また会いに来る。君と僕は、いつでもつながっているのだから…」

ティエリア(イノベイター…計画を遂行する者…。だとすれば、自分の進むべき道は…)(………)(フ…きっと彼がいたら、そうやって自分を型にはめるな…とでも言っていただろうな)(自分の思った道を進む、がむしゃらに…。僕達はそう戦っていくと決めたはずだな、ロックオン…)
アレルヤ「ティエリア?」
ティエリア「そのパーティーに潜入して、アロウズの上層部を探るべきだ」
アレルヤ「君が行くと言うのかい?」
ラッセ「そりゃ…ゼロやスメラギさんもそのつもりらしいけど、相手はヴェーダを押さえている奴かも知れないんだぜ」「下手すりゃ、俺等の貌が知られている場合もありえる」
〔歩み寄る足音〕
スメラギ「本気なのね、ティエリア?」
ティエリア「ええ…」
スメラギ「アレルヤ…クォーターへ行ってボビー大尉を呼んできてくれるかしら?」
アレルヤ「は、はい」
ティエリア「スメラギ・李・ノリエガ…何をする気だ?」
スメラギ「やるからには万全を期する…。私の指示に従ってもらうわよ、ティエリア」

  ~婚約披露パーティー会場~
スザク「…この婚約、中華連邦の天子様は納得しておられるんでしょうか?」
セシル「向こうがそう言ってるからには信じるしか…。それにこれは平和的な共存の道の一つだし…」
スザク(だが、このパーティーには僕とジノとアーニャ…三名のラウンズも出席させられている…)(ZEXISは中華連邦にいると聞く…。あの方は戦いを予測しているのか…)
天子「………」
オデュッセウス「明日、僕達は婚姻の儀を結ぶ。そうしたら、正式な夫婦だ」「それはブリタニア・ユニオンと中華連邦の新たな関係の始まりを意味する。わかるよね、君も?」
天子「………」
趙晧「天子様…せっかくの婚約披露の宴です。ささ…笑ってくださいませ」
オデュッセウス「ハハハ、大宦官殿。花嫁はどうやら内気なようだね」
程忠「これはこれは、花嫁に気遣いされるとは。もうすっかり天子様の夫ですな、殿下」
天子(星刻…)
ルナマリア(見てられないわね、天子様…)
シン’(やっぱり、こんな結婚…認めるわけにはいかない…!)
クロウ(落ち着けって、シン。今の俺達はウェイターなんだからよ)
カトル(ウェイターや警備員にまぎれて、ZEXISのメンバーもこの会場に潜り込んだ)
カレン(いつどこからアロウズのトップってのが現れるかわからない…。あたし達全員で偵察するんだ)
デュオ(しかし、驚きなのは、あいつだよな…)
ティエリア(…あれがアロウズの司令官、ホーマー・カタギリか…)
ホーマー「………」
ティエリア(だが、彼はあくまで表立ってのトップであり、それが指示を出している人間こそが僕達の敵だ…)
エスター(綺麗だ、ティエリア…)
ガロード(あれに匹敵する女装が出来るのはあいつぐらいだろうな)
ゲイナー(それって…僕の事?)
サラ(ゲイナー…! あの時のあれ、自信があったの…!?)
ミシェル(さすがは伝説のメークアップアーティスト、ボビー大尉が仕上げただけある)
アルト(それもあるが、あれは下地の力だろう)
クロウ(さすがは女装のプロ…言う事が違うね)
アルト(褒め言葉になってない…!)
クロウ(カレン…ゼロの奴、何か仕込んでいたようだが、何をするつもりだ?)
カレン(わからない…。今回は私も何も聞かされてないんだ…)
ヒイロ(集中しろ。ティエリアに何者かが接触している)
ティエリア「…!」
リボンズ「初めまして。リボンズ・アルマークと申します」
リジェネ(顔グラは真っ黒)(ティエリア・アーデ…その男が君のターゲットだよ)
ティエリア(脳量子波によるコンタクト…。リジェネか…)
リボンズ「出会いを記念して一曲、踊っていただけませんか?」
ティエリア「ですが…」
リボンズ「ダンスフロアに出れば、二人だけで話が出来るよ、ティエリア・アーデ」
ティエリア「…!」

  ~婚約披露パーティー会場 中庭~
ルイス「あの…」
刹那「君は…エリア11にいた…」
ルイス「ルイス・ハレヴィよ、刹那・F・セイエイ」
刹那「俺を覚えていたのか?」
ルイス「うん…珍しい名前だったから。ねえ、どうしてここに?」
刹那「仕事だ。周辺の警備を担当している。…そちらは?」
ルイス「知り合いに呼ばれて、パーティーに出てたんだけど…」
刹那「そうか…」(確か彼女は財閥の一人娘だったと聞く。ここにいるという事はアロウズへの出資者なのか…)
ルイス「ねぇ、彼は元気? あなたの隣の部屋に住んでた…」
刹那「沙慈…クロスロードの事か?」
ルイス「うん」
刹那「以前、仕事先で偶然出会った」
ルイス「ほんと?」
刹那「ああ…コロニーで働いてた」
ルイス「沙慈は…宇宙に…」

ティエリア「…リジェネ・レジェッタを差し向けたのは君か?」
リボンズ「まさか…。彼のいたずらに僕も振り回されているよ」
ティエリア「イオリア・シュヘンベルグの計画を実行していると聞いた」
リボンズ「信じられないかい? なら、今すぐ君に返してもいいよ。ヴェーダへのアクセス権を」
ティエリア「!」
リボンズ「おっと、淑女がそんな顔をしては駄目だよ」
ティエリア「アクセス権…。君が掌握している言うのか?」
リボンズ「込み入った話になりそうだ。少し場所を変えようか」「それに今日のパーティーの余興…最高の道化が来たようだしね」
ティエリア「道化…」
〔歩み寄る足音〕
〔どよめき〕〕

天子「!」
ゼロ「黒の騎士団…ならびに蓬莱島の日本人を代表し、お祝い申し上げます、天子様」
神楽耶「天子様…キョウト六家当主としてお招きに与り、参上いたしました」「ですが…」
天子「神楽耶…! 私…」
エロ「どうしました、天子様? 婚約披露パーティーだというのにお顔の色が優れませんが」
オデュッセウス「だ、誰か…! ここに不埒者…ゼロが迷い込んでいるぞ!!」
スザク「ゼロ…! 抜け抜けと!」
ロイド「残念でした~スザク君。いくらゼロが現れたからって、ここで剣を抜くのは許されないよ」
スザク「しかし…!」
ロイド「大丈夫。あれを押さえつけるだけの大物の登場だ」
星刻「ゼロ…。この宴に貴官の席はない」
ゼロ「私は正式に招待を受けた皇神楽耶様の夫としてこの場にいる」「そして、場に相応しくないのは私ではなく、黎星刻…貴官ではないのかな?」
星刻「何?」
ゼロ「この場は天子様のご結婚をお祝いする者が集う。貴官に、その資格がおありかな?」
星刻「…!」
ゼロ(ふふ…神楽耶から聞いたぞ、星刻。以前に生命を救ってくれた天子をお前が個人的に崇拝している事を…)(そして、俺は知った。お前の計画もな…)
〔歩み寄る足音〕
シュナイゼル「ゼロ…君の存在は余計な混乱を呼ぶ。それがわからない君でもあるまい」
ゼロ「やはり、いらしていたか。ブリタニア・ユニオン第二皇子、シュナイゼル・エル・ブリタニア…」「現在は地球連保言う政府特別監査院の議長を務められているのでしたな」
シュナイゼル「さすがによく調べているね」
ゼロ(シュナイゼル…。やはり、この席の茶番の仕掛け人はあなただったか)(第二皇子でありながら、皇帝シャルルの実質的な代理であり、連邦政府においても重要なポストにある男…)(そして、俺が生涯において唯一勝てなかった人間でもある…)
シュナイゼル「どうだろう、ゼロ…。お祝いの言葉を述べたのならば、ここは退いてもらえないだろうか?」
ゼロ「そのつもりでしたが、あなたがいらしたのなら、話は別です」「どうです、シュナイゼル殿下…。余興という事で一つチェスでもいかがですか?
シュナイゼル「ほう」
ゼロ「私が勝ったら、そこでこちらを睨んでいる枢木卿をいただきたい」
スザク「え…」
ゼロ「彼は神楽耶様に差し上げますよ」
神楽耶「ふふ…枢木さんと私はイトコ同士…。楽しい遊び相手になってくれそうですわ」
ゼロ「楽しみにお待ちください」(これは絶好のチャンスだ…。スザクを合法的に俺の下におければ、今後の計画の最大の障害が消える…)(シュナイゼル…ブリタニアの皇子としてテロリストから挑戦を受けないわけにはいくまい…!)
シュナイゼル「では、私が勝ったら、その仮面を外してもらうとしようかな」
ゼロ「…いいでしょう」
シュナイゼル「天子様…私の勝利とゼロの素顔を兄とあなた様の結婚に捧げましょう」
天子「え、その…え…」
オデュッセウス「これは楽しみだ、シュナイゼル。私は君が負ける所など想像できないからね」
ゼロ(その想像できない事を起こすのが、俺…つまり、ゼロだ)
シュナイゼル「さあ…始めようか、ゼロ」
ゼロ(余裕の仮面もそこまでだ、シュナイゼル…! 俺の逆転のチェックメイトを受けてもらうぞ!)

ルイス「…沙慈は夢を叶えたんだね…」
刹那(彼女の腕の傷…。スローネの攻撃によるものか…)
ルイス「あ…この腕ね…。昔、ちょっと事故でね…」
刹那「すまない…」
ルイス「いいの。気にしないで」
刹那「…沙慈・クロスロードに会った時…」
ルイス「え…」
刹那「彼と会った時、こう思った…。彼は今でも君の事を…」
ルイス「うっ…! ぐ…あ…ああっ…!」
刹那「どうした!?」
ルイス「あ…うう…ああ…。薬…バッグに…薬が…ある…から…」
刹那「これだな…!」
ルイス「はぁ…はぁ…アルマークのくれた薬…これがあれば…」
刹那(彼女は身体に異常を抱えている…。これは…疑似太陽炉のGN粒子による細胞障害か…)
〔走り寄る足音〕
ビリー「ハレヴィ准尉…! 大丈夫か!?」
ルイス「は、はい…」
刹那「お前は…」
ビリー「クジョウを迎えに来たソレスタルビーイング!」
ルイス「え…!?」
刹那「くっ…!」
ビリー「待ってくれ、君! クジョウを返してくれ!」「彼女は君達にスパイに仕立て上げられたんだろ? そうなんだろ!?」
刹那「お前…」
ビリー「返してくれ! 僕に…僕にクジョウを返してくれ!!」
〔爆発音〕
刹那「爆発…!?」
ビリー「この方向…! パーティー会場で何が起こっている!?」

  ~婚約披露パーティー ゲスト控え室~
ティエリア「…ヴェーダを掌握しているというのは本当なのか?」
リボンズ「身に覚えがあるはずだよ?」
ティエリア「トライアルシステムの強制解除…。そして、現在の地球連邦の情報統制か…」「疑似GNドライヴを国連軍に渡したのも君なのか…!? いったい何故だ!?」
リボンズ「ソレスタルビーイングの壊滅は計画の中に入っていたからね。本来なら君達は破界事変で滅んでいたんだ」
ティエリア「そんな…!」
リボンズ「事実だよ」
ティエリア「僕達はイオリア・シュヘンベルグに託された! ガンダムを、GNドライヴを、トランザムシステムを!」
リボンズ「だから?」
ティエリア「イオリアにガンダムを託された僕は思う。君達は間違っていると…!」「そうだ! 僕は自分の信じた道を進む! そうやって生命を懸けて戦ってきた仲間達と同じように!」「愚かだと言われようが、がむしゃらなまでに!」
リボンズ「ハハハハハ! 君は思った以上に人間に感化されてるんだね。あの男に心を許し過ぎた…」「ロックオン・ストラトスに」
ティエリア「くっ!」
リボンズ「計画遂行より、家族の仇討ちを優先した愚かな人間に!」
ティエリア「貴様ぁぁっ!」
リボンズ「ここで僕達が争っても意味がないよ。僕達は本来なら直接的な行動はするべきではないからね」「争いなら人類がすればいい。変革のためにね」
ティエリア「そのために貴様は戦いを起こすのか!?」
リボンズ「誤解しないでもらいたい。僕はほんのちょっとだけ後押しをしてあげるだけだよ」「それだけで人類は勝手に戦いを始める。そう…この国のように」「さらに北欧でも面白い動きがあるしね」
〔爆発音〕
ティエリア「爆発だと…!?」
リボンズ「フフ…パーティー会場で道化が祝福のクラッカーを鳴らしたようだよ」

〔駒を置く音〕
シュナイゼル「どうかな、ゼロ?」
ゼロ「まさか切り返されるとはな…」(手強い…。さすが我が兄上…俺が唯一勝てなかった男…!)
シュナイゼル「ふむ…このままではスリーフォールドレピティションとなる…」
ゼロ「私も本意ではないが引き分けかな…」(ベストの策は失敗したが、今、ここに全ての目は集中している…。後はきっかけさえつかめれば…)
シュナイゼル「いいや…。これでチェックをかけさせてもらう」
ゼロ「!」
スザク「あれでは…!?」
セシル「ゼロが駒を進めれば、殿下のキングが取られてしまう…」
スザク「殿下はわざと負けるつもりなのか…」
ロイド「おめでと~スザク君! ZEXISでの君の活躍を期待してるよ!」
ゼロ「何ですか、これは? 拾えと言われるのか、勝利を…!」
シュナイゼル「………」
ゼロ(この誘いを受けるという事は屈服するという意味だ…!)(許してはいけない…! こんな屈辱を受けるなど…!)
シュナイゼル「時間切れだ、ゼロ。…皇帝陛下なら、こういった場合、迷わずに私のキングを取っただろうね」
ゼロ「………」
シュナイゼル「我が友トレーズ閣下の言う通りだ。君がどういう人間か、私も少しわかったような気がするよ」
ゼロ(シュナイゼル…! あなたは、そうやって見下して…!)
〔爆発音〕
星刻「何事だ!?」
香凛「非常事態です! この宴の席に乱入してくる者がいます!」
星刻「賊は何名だ!?」
香凛「それが…一名です!」
星刻「何だと!?」
中華連邦兵「と、止まれ! 止まらぬと…」
五飛「死にたくなければ、そこをどけ! 俺は手加減は一切しない!!」
中華連邦兵「ひいっ!」
五飛「腰抜けめ! それがこの国を守る兵か!!」
ゼロ「五飛! 貴様、張五飛か!」
五飛「久しぶりだな、ゼロ! だが、お前の相手は後だ!」
ゼロ「何っ!?」
天子「あ…ああ…」
五飛「天子…お前の夫となる男は既にお前を置いて逃げた…」「そのような男とお前は添い遂げる気か?」
天子「でも…」
五飛「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじるな」
天子「永遠の約束…」
五飛「だから、俺はこの結婚を…こんな茶番を用意したものを許さない!」
〔走り寄る足音〕
星刻「貴様! 天子から離れろ!!」
〔剣の交わる音〕
〔画面、明滅〕

五飛「いい攻撃だ。魂が入っている」
星刻「私の剣を受けたか…!」
ゼロ(チャンスだ…! まさか、このような形で絶好のタイミングが訪れるとは…!)(感謝するぞ、張五飛!)「高亥! 
時は来た!」
高亥「了解です、ゼロ! さあ、黒の騎士団よ…参られい!」
星刻「何っ!?」
〔複数の走り寄る足音〕
玉城「おら! 黒の騎士団、参上だ!」
朝比奈「悪いけど、この結婚…ぶち壊させてもらうよ!」
高亥「オホホ! 存分にやられるがいい、黒の騎士団!」
星刻「高亥! 貴様、黒の騎士団と通じ、奴等を会場に忍ばせていたのか!」
高亥「全てはゼロのため!」
星刻「消えろ、国賊めが!」
〔斬撃音〕
〔画面、明滅〕

高亥「…ゼロ…嗚呼、ゼロ…」
〔人の倒れる音〕
趙晧「星刻! 貴様、大宦官を斬るとは!」
星刻「しかし、これは…」
五飛「目を覚ませ、黎星刻! これがお前の仕えるべき国の姿か!」「お前の守るべきものは何だ!?」
星刻「それは…」
趙晧「星刻! 天子を守れ! 黒の騎士団に天子を渡すな!」
星刻「…我は問う。天の声! 地の叫び! 人の心! 何を以って、この儀を中華連邦の意思とするか!」
趙晧「血迷うたか、星刻!」
星刻「黙れ、趙晧! 全ての人民を代表して、我はこの婚姻に異議を唱える!」
天子「!」
趙晧「黎星刻は乱心した! 皆の者、奴を討て!!」
童倫「銃を使っても構わぬ! 賊も、黒の騎士団も、星刻も全て取り押さえるのだ!!」
中華連邦兵「りょ、了解です!」
星刻(これでいい。おそらく私の行動をきっかけに香凛達も反乱の兵を挙げる…)(この行動が天子様の御心にそっているかはわからん…)(だが、私は6年前の天子様を朱禁城の外へお連れするという約束を一度たりとも忘れた事はない…)
天子「あ…ああ…」
星刻(それでも…! 私は生命を救っていただいた代わりに天子様と永続調和の契りを交わしたのだ!)(私の…! 心に誓って…! 天子様に外の世界を!)
天子「星刻!」
星刻「その立てられた小指は…」
天子「星刻! 星刻! 星刻ーーっ!!」
星刻(その小指…永続調和の契りの証…。覚えておられたか…!)「ならば、我が心に迷いなし!」
ゼロ「そこまでだ、星刻」
星刻「ゼロ! 天子様から離れろ!」
五飛「何のつもりだ、ゼロ!?」
ゼロ「私は君達と同じなのだよ。この婚礼を壊すために、ここにいる」「ただし、花嫁はこの私がもらい受ける!」
星刻「何だと!?」
天子「星刻!」
ゼロ「天子は既に我が手に落ちた! 撤退せよ、黒の騎士団!!」
五飛「ゼロ! 貴様ぁぁぁぁぁっ!!」
天子「星刻!!」
星刻「天子様っ!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「朱禁城の花嫁」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〈出撃準備〉
神楽耶「大丈夫ですか、天子様?」
天子「ここが外なのですか?」
神楽耶「はい、このような乱暴なやり方で天子様の夢を叶う事になろうとは…」「ごめんなさい…。本当はその役目を果たすのは別の方のはずでしたのに…」
天子「…それは…」
神楽耶「黎星刻…将来を言い交わした御方ですか?」
天子「ただ…約束しただけです…」
神楽耶「許嫁として?」
天子「え…あ…外に出たいと6年前に…」
神楽耶「きっと星刻さんもそれを覚えていたから、立ち上がってくれたんですよ」
エスター「泣かせる話だね…」
甲児「いいのかよ、俺達…。ゼロに乗せられて、ここまで来たけど…」
正太郎「あの結婚を許せない気持ちはわかりますけど、やり方が…」
クロウ「でも、正太郎…。お前も、ゼロのあの言葉を信じたから手を貸したんだろ?」「この国の事を根元から断ち、人々を救うために天子ちゃんをさらった…ってのを」
正太郎「え、ええ…」
カレン「信じて、正太郎。ゼロは一度やると言った事は必ずやる男だから」
玉城「そういう事! って言っても、どういう手を使うかは俺達も知らねえけどな!」
ガロード「大丈夫なのかよ…」
ゲイナー「時間がないからって事で僕達にもちゃんとした説明はなかったけど…」
カトル「でも、スメラギさんやジェフリー艦長が納得されているんですから…」
デュオ「わかんねえって言えば、五飛だ」「あいつ…トレーズとの決戦に負けて、雲隠れしたと思ったら、いきなり現れてよ…」
アレルヤ「あの調子では、ゼロと事前に打ち合わせたとは思えないけど…」
ティエリア「………」
刹那「ティエリア…」
ティエリア(リボンズは、この中華連邦での一件はイノベイターが仕組んだものではないと言っていた…)(だが、それでも戦いは起こる…。あの男が言うように人類は誰かが導かなければならないのか…)
ミレイナ「Eセンサーに反応です! 中華連邦の部隊が来たです!」
スメラギ「各機は迎撃の用意を!」
〔敵ユニット出現〕
星刻「天子様をさらった不届き者、ゼロ…! 必ずこの手で仕留める!」
趙晧「わかっておろうな、星刻。お前に、そのKMFを渡した意味が」
星刻「はい…」
趙晧「お前と共に国家に破棄を翻した者達は既に捕えている」「その者達の生命が惜しくば、何としても、ゼロとそれに与する者を討ち取るのだ」
星刻「わかっております」
ラクシャータ「あの先頭のKMF…。あれって、もしかして、神虎?」
〔カーソル、星刻を指定〕
C.C.「知っているのか、ラクシャータ?」
ラクシャータ「紅蓮と同時期に開発したんだけど、ハイスペックを追求し過ぎてねぇ…」「扱える者がいなかった最高のKMF…。それが神虎よ」
ゼロ「黎星刻! 大宦官はおそらく天子をブリタニアに売り渡し、己が保身を図ろうとしている!」「お前はそれを許すのか! この腐りきった中華連邦を! 大宦官を!」
〔第3軍ユニット出現〕
五飛「ゼロ…! お前にそれを言う資格があるのか!」
カトル「五飛!」
デュオ「待てよ、五飛。ゼロには考えがあるらしいぜ」
五飛「俺は奴を信用できない! お前達は、どうなんだ!?」
ワッ太「それは、その…」
勝平「そんな事、言われてもよ…」
赤木「ゼロが俺達を騙していたなら、その時は俺達がゼロを止める!」
クロウ「そういう事だ、五飛。みんな、大なり小なり奴には疑問を持ってる」「だが、この場は奴に賭けた。ゼロがイカサマを仕込んだなら、相応の落とし前をつけるまでだ」
五飛「そうか…。ならば、俺も俺の意思でゼロと戦おう!」
クロウ「相変わらず頑固な奴だぜ」
ヒイロ「どうするつもりだ、ゼロ?」
ゼロ「奴に説明をしている時間はない…! 中華連邦が来る!」
星刻「ゼロ…! 私にも退けぬ理由がある! 参るぞ!」「兵達よ、私の指揮に従え! まずは仕掛ける!」
〔ティエレン長距離射撃型群&鋼髏群、出力上昇〕
扇「あの星刻という男…! ゼロと同じように各機に指示を出すのか!」
玉城「どうせ、ハッタリだ! 気にする事はねえぜ!」
朝比奈「…だと、いいけどね」
五飛「黎星刻…! 大宦官に与したか!」「ならば、お前も俺の敵だ! ナタクよ! 全ての敵を討つぞ!」
ゼロ「全機…!」
星刻「攻撃開始だ!」
<戦闘開始>

<2EP>

星刻「敵は今、攻勢に出ている! 各機は無理をするな!」
〔ティエレン長距離射撃型群&鋼髏群、出力上昇〕

<星刻と戦闘>
星刻(天子様…今、お助けします…!)(あなたに救われた生命の全てを懸けて、私はあなたをお守りします!)

<五飛と戦闘>
五飛「私欲、欺瞞、偽善、背信…! この場にいる全てを俺は否定する!」「正義とは何だ…! 俺は何を信じ、何のために戦えばいい!」

<五飛撃破>
〔五飛に爆発〕
五飛「俺もナタクも、まだ戦える!」
〔五飛、回復〕
五飛「正しい者は強くなければいけない…! 俺は…負けてはならないのだ!」

<星刻撃破・敵増援1出現>
〔星刻に爆発〕
星刻「許せ、神虎…。私ではお前を使いこなせなかった…」
ゼロ「認めよう、星刻。私と伍する知略とスザク級の武勇…。天はお前に二物を与えた…」
扇「ゼロ! さらに敵の部隊が来るぞ!」
〔敵ユニット出現〕
ラクシャータ「中華連邦の旗艦、大竜胆かい。大宦官も本気って事だね」
ゼロ「そして、ブリタニアも来たか…!」
甲児「ランスロット…! スザクもいるのかよ!」
デュオ「気をつけろよ! スザクのその隣の2機はナイトオブラウンズ…ブリタニア皇帝直属のスーパーエースだ!」
星刻「愚かな…! ブリタニアに支援を頼むとは! しかも、あの艦はアヴァロン…!」
シュナイゼル「………」
星刻「わかっているのか、大宦官は! 地球連邦で絶大な権力を振るうシュナイゼルをこの国に介入させているのだぞ!」
趙晧「黙るがいい、裏切り者の黎星刻。既にお前も用済みよ」「砲撃開始! 狙いはゼロの乗る艦だ!」
〔ゼロ(イカルガ搭乗)の周囲に爆発〕
玉城「うおわっ!」
天子「きゃあっ!!」
扇「こちらには天子様もいるんだぞ! なのに!」
ゼロ「馬鹿な! 中華連邦は天子を見捨てたのか!」
星刻「やめろ! 全軍、攻撃を中止しろ! あそこには天子様もおられるのだぞ!」
趙晧「案ずるな、星刻。既に新しい天子は手配した」「オデュッセウス殿下と釣り合いも取りやすい人形だよ」
星刻「貴様等! 天子様を…!」
ジノ「クーデターを起こそうとした君が言う台詞かい?」
星刻「ブリタニアは黙っていろ! これは我が国の問題だ!」
ジノ「そうは言うけど、国際的には大宦官の方が国の代表だからね」
星刻「くそっ!」
ゼロ「やめろ、大宦官! もうやめるんだ!」
趙晧「ほう…直々に敗北を認めるのかな? しかし、もう遅いわ」
ゼロ「どうしても攻撃をやねないつもりか! このままでは天子も死ぬ!」
趙晧「天子など、ただのシステム。代わりなどいくらでもいる」
ゼロ「またブリタニアへの貢物にする気か!?」
趙晧「ブリタニアにつけば、また我々の権威は復活する」「もっとも、その時、中華連邦という国が存在するかは別の問題だがな」
ゼロ「残された人民はどうなる!」
童倫「ゼロ…君は道を歩く時、アリを踏まないように気をつけて歩くのかい?」
程忠「尻をふいた紙は捨てるだろう? それと同じだよ!」
アルト「あいつ等…!」
アポロ「悪い奴だと思ってはいたが、どうやらとんでもないド悪党だったようだな!」
五飛「奴等こそが、この国の暗部!」
ゼロ「国を売り、主を捨て、民を裏切り、その果てに何をつかむつもりか!」
童倫「驚きだよ。ゼロが、こんな理想主義者だとは…」
程忠「主や民などいくらでも沸いてくる、虫のようにな! ホホホホホホホホホ!」
五飛「貴様等ぁぁぁっ!!」
ゼロ「腐っている…! 何が貴族か! ノーブルオブリゲーションも知らぬ官僚が!」
天子「もうやめて!」
カレン「天子様!」
エスター「無茶だ! 戦闘中に戦艦の甲板に出るなんて!」
天子「やめて! もうやめて、こんな戦い!」
趙晧「今だ! 天子を撃て!!」
五飛「そうは…!」
星刻「させん!!」
〔五飛&星刻、ゼロ(イカルガ搭乗)へ接近〕
〔ゼロ(イカルガ搭乗)の周囲に爆発〕

天子「きゃあっ!」
星刻「もってくれ、神虎! 私の…私の生命をくれてやる!」
五飛「天子! お前は死なせん! 弱い者を…俺は守る!!」
趙晧「ホホホ! 龍と虎が天子を守るか!」
星刻「お逃げください、天子様!」
天子「星刻!」
星刻「せっかく外に出られたのにあなたはまだ何も見ていない! ここは私が防ぎますから!」
天子「でも、あなたがいなきゃ! 星刻! 私は…あなたと…あなたと…!」
星刻「もったいなきお言葉…されど…!」
ヒイロ「諦めるな…!」
〔味方全機、ゼロ(イカルガ搭乗)へ接近〕
カレン「あんな下衆野郎の好きにさせるものか!」
タケル「俺達全員であなた達を守る!」
赤木「だから! 諦めるな!!」
星刻「ZEXIS…」
趙晧「ええい! 邪魔者は全て叩き潰すのだ!」
〔趙晧、前進〕
〔敵ユニット出現〕
〔ゼロ(イカルガ搭乗)の周囲に爆発〕

天子「きゃあっ!!」
星刻(私には救えないのか…? 守れないのか…? あれから6年、全てはあなたのために準備してきたというのに…!)「誰か! 誰でもいい! 彼女を救てくれ!!」
???(ゼロ)「わかった…! 聞き届けよう、その願い!」
趙晧「とどめを刺せい!」
〔イカルガのパイロット、ゼロ→扇へ変更〕
〔ゼロ(蜃気楼搭乗)、前進〕
〔趙晧、ゼロ(蜃気楼搭乗)へ攻撃〕

[イベント戦闘「ゼロ(蜃気楼搭乗)vs趙晧」]
趙晧「何と!? こちらの攻撃が全く効かないだと!」
セシル「ロイドさん! あれは!?」
ロイド「やられたね、これは…。あのKMF…ガウェインのドルイドシステムを流用したんだろう」
ラクシャータ「KMF蜃気楼…。その絶対守護領域は世界最高峰の防御力なのよ。そして…」
ゼロ「大宦官! 今、この私が民に代わり天誅を下す!」
〔ゼロ(蜃気楼搭乗)、MAP兵器「ハドロン砲」使用〕
〔敵ユニット撃破〕
〔趙晧に爆発〕

趙晧「ぬおおっ!!」
ラクシャータ「絶対守護領域と相転移砲…。ドルイドシステムとそれを使いこなす情報処理能力があって初めて有効となる…」
星刻「ゼロ…」
ゼロ「哀れだな、星刻。同国人に裏切られ、たった一人の女も救えないとは…」「だが、これでわかったはずだ。お前が組むべき相手は私しかいないと…」
星刻「だからといって部下になる気はない!」
ゼロ「当たり前だろう? 君は国を率いる器だ」「救わねばならない、天子も貴公も! 弱者たる中華連邦の人民全てを!」
五飛「綺麗事を…! そのKMF一機で全てを救えると思っているのか!」
ゼロ「戦局を左右するのは戦術ではなく戦略だ。その意味は、そろそろわかる」
フェルト「スメラギさん! 中華連邦の各地で暴動が発生しています!」
ミレイナ「上海、南京、北京! 確認中ですが、同時多発で市民の皆さんが政府軍と戦っているです!」
スメラギ「ゼロと大宦官のやり取りがリアルタイムで流された結果ね」
趙晧「何だと!?」
キャシー「だとしても、この動きは早過ぎます!」
ジェフリー「下地は既に出来ていた。いくら情報を隠蔽しようと、人々の間で不安と不満は鬱屈していた…」「おそらく黎星刻も、今日という日のために各地で決起の準備を行なっていたのだろう」
キャシー「それがゼロの流した大宦官の言葉で一気に火が点いたのですね」
ゼロ「フ…いくつかのイレギュラーもあったが、天子の決死の行動で大宦官の悪役っぷりが際立ったな」
星刻「まさか…大宦官の動きを全て予測して…」
ゼロ「そして、君の用意したクーデター計画も使わせてもらった」(さすがだな、星刻。お前の準備がなければ、連邦の情報統制を破る事は出来なかった)
五飛「サリィ・ポォ…お前達も戦っているのか…」
ゼロ「五飛、君の真摯な想いも人々を動かす力となった」
五飛「全てはお前の手の平の上か…」
ゼロ「だが、結果は君も望んだ通りだ」
五飛「変わっていないな、お前は…。人の生命さえも自分のシナリオ通りに動かせると思っている」「俺はお前を認めん…!」
カレン「五飛…!」
五飛「だが、お前という男の力は認めよう!」
星刻「張五飛…!」
五飛「黎星刻! 今、我々の討つべき敵は奴等…大宦官だ!」
〔星刻、敵→味方へ〕
〔五飛、第3軍→味方へ〕

ゼロ「神の使わした龍と虎も我等に味方した!」「各機は攻撃を再開しろ! 狙うは大宦官だ!」
〔味方全機、出力上昇〕
〔趙晧、後退〕

趙晧「く、来るな! 来るなーっ!!」
シュナイゼル「後退しよう、ロイド」
ロイド「スザク君達はどうします?」
シュナイゼル「ZEXISは後の憂いになる可能性もある。ここで潰せるのならば…」
スザク「イエス、ユア・ハイネス! ゼロだけは、この機に!」
シュナイゼル「頼んだよ、ナイトオブラウンズ」
〔敵ユニット離脱〕
ゼロ(スザク…お前はあくまで俺と戦う気か。ならば、それを受けて立つ!)
アルト「完全に世論は俺達の味方だな」
カミーユ「そうだな。結果的には大宦官が天子を攻撃した反乱軍って事になる」
カレン「その企みを暴いたのは、ZEXISって事になるんだね」
ミシェル「まだわからないぜ。俺達が負けたら、どうせ大宦官は自分に都合のいいようにでっちあげをやるからな」
シン「だったら、負けなければいい!」
クロウ「その通りだ。立場がはっきりしたところで、思い切りいくぜ…!」
ゼロ「攻撃開始! 向かってくる者は全て、この国の人民の敵だ!」「今こそ、この中華連邦を開放するため各機は人々の敵と戦え!」

<五飛が戦闘>
五飛「ナタク…俺は大宦官もゼロも信用できん…。俺はまだ戦いの中にいる…」「だから、本当ならお前に乗る資格はない…。だが今は、その力を貸してもらう!」「俺の正義を見つけるために!」

<ゼロ(蜃気楼搭乗)が戦闘>
ゼロ「これで全ての条件はクリアされた…! 後は大宦官を倒すのみ!」(フ…この蜃気楼が奴等を討てば、さらにゼロの名が上がるだろうな)

<星刻が戦闘>
星刻「天子様! そして、民達よ! 私は今、ここに誓う!」「この国を救うため、我が生命を捧げ、巨悪を討つ事を!!」

<五飛vs趙皓>
趙皓「お、お前は何だ!? 何のために我等と戦う!?」
五飛「俺の正義のためだ!」
趙皓「お前にそれを語る権利があるのか!? 正義とは何か答えてみよ!」
五飛「…確かにお前の言う事にも一理ある。ゼロもお前達もそれぞれに正義を語るだろう」「だが、俺はお前達を討つ! 俺の正義は俺が決める!!」

<ゼロ(蜃気楼搭乗)vsスザク>
スザク「ゼロ! 貴様、中華連邦を取り込み、何をするつもりだ!?」
ゼロ「人聞きの悪い事を言わないでもらおう。この国を食い潰そうとしたのは、ブリタニアではないかな?」「我々は天子と人民を味方にしている。さあ…国際社会はどちらを応援するかな?」
スザク「世論など関係ない! 僕は僕の信じるもののためにお前を討つ!!」

<C.C.vsアーニャ>
アーニャ「!」
C.C.「まさか…!」
アーニャ「何、これ…? 頭の中がぐるぐるして…」
C.C.「そうか…。そういう…事だったのか…」

<カレンvsジノ>
ジノ「手合わせを願うよ、黒の騎士団のエース!」
カレン「ナイトオブスリーか!」
ジノ「君には興味があってね。まずはその赤いKMFを落とさせてもらう!」
カレン「軽い男だね! 遊び気分でやってると怪我じゃ済まないよ!」

<星刻vs趙皓>
趙皓「お、落ち着け、星刻! 共に天子をもり立て、この中華連邦を発展させていこうではないか!」
星刻「この期に及んで命乞いとは! 最期まで我が身大事か!」
趙皓「撃て! 撃て! 奴をこの大竜胆に近づけるな!」
星刻「国賊、大宦官! 民達の…そして、我が怒り! その身で受けるがいい!!」

<スザク撃破>
スザク「これ以上は無理か…! ナイトオブセブン、後退する!」
〔敵ユニット撃破〕

<ジノ撃破>
ジノ「トリスタンでも、ここまでか! ナイトオブスリー、後退する!」
〔敵ユニット撃破〕

<アーニャ撃破>
アーニャ「ここまでね…。後退する」
〔敵ユニット撃破〕

<趙晧撃破・勝利条件達成>
〔趙晧に爆発〕
趙晧「ひぃ! ひぃぃぃっ!!」
星刻「シュナイゼルにも見捨てられてたようだな、大宦官共!」
五飛「大宦官! この国に貴様達は不要だ!」
趙晧「う、うわぁぁぁぁぁっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
※※まだアーニャ健在の場合、セリフ追加※※
アーニャ「これ以上はやっても無駄…。全機、後退」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

カレン「終わったんだね」
刹那「いや…始まったんだ」
クロウ「そうだな。この国の未来ってのは今日からだろう」
五飛(サリィ・ポォ…。正しい者は強くなければいけない…。弱い奴にナタクの力を使う資格はない)(だが、心の強き者は己の正義を信じる事が出来る。そして、それは力を生み出す)(俺も俺の正義を信じる…。そして、その道をナタクと共に歩むぞ…)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~イカルガ 格納庫~
天子「星刻…」
星刻「天子様…私の心が弱かったため、危険な目に遭わせてしまい、申し訳ありませんでした…」
天子「ううん! 星刻はちゃんと約束を覚えていてくれた!」「朱禁城の外を見る事は出来たけど、あの…それで…終わりって事じゃなくて、その…」
星刻「天子様…これからもお守り致します。永久に…」
天子「変なの…! う、嬉しいのに涙が…! わ、私…嬉しいのに…!」
神楽耶「天子様…よかった…」
五飛「うむ…」
デュオ「驚きだぜ、五飛。お前が人の恋路を助けるなんてよ」
五飛「結婚とは永遠の約束だ…。それを軽んじる者は許せない」
デュオ「そういうもんかね…」
エスター「デュオ…あんた、牧師の格好してるのにそんな態度でいいの?」
デュオ「そうは言うがよ、こいつはファッションみたいなもんだ」「俺自身はとてもじゃないが、神様のお使いは出来ないぜ」
カトル「五飛…君は必ず戻ってくるって信じてたよ」
五飛「俺にZEXISとして戦えと言うのか?」
クロウ「無論、そのつもりだ」
五飛「断る」
デュオ「じゃあ、お前…何で、ここにいるんだよ?」
五飛「破界事変の時も言ったはずだ。俺はゼロの側で奴を監視する」「奴の力は認めざるを得ない。だが、俺は奴を心から信頼する事は出来ん」
ヒイロ「いいだろう」
五飛「ヒイロ、お前は奴を信じているのか?」
ヒイロ「ゼロは信じていない。だが…」「………」
デュオ「何だよ? 言いかけた事を途中で止めるなよ」
ヒイロ「お前達に話す事ではない」
デュオ「結局、それかよ…。お前のそういうのには慣れてるけどよ」
エスター「大変だね、デュオ。ヒイロに続いて同じくらい手のかかる奴がやってきて」
デュオ「俺を奴等の尻拭い役に決めるなって!」
クロウ「うん…うん…」
デュオ「お前はシンパシーを感じるなって!」
ゼロ「ディートハルト。今回の作戦の成功はお前の用意していた情報発信ネットワークによるものだ」「一時的とはいえ、連邦の情報統制を破り、この国の全土に情報を発信できた事が我々の勝利につながった」
ディートハルト「お褒めに与り、光栄です。あなたの創り上げる世界に貢献できた事を嬉しく思います」「これもあなたが星刻の計画を察知し、彼の用意した情報ネットワークを私に預けてくれたおかげです」「そして、ゼロ…。天子の婚姻が無効になった事は、世界中に喧伝する必要があるでしょう」
ゼロ「ブリタニアの策が失敗したのを示すためにもやるべき事だな」
ディートハルト「その場合、彼女は日本人の誰かと結婚していただくのが上策かと考えますが…」
天子「!」
ゼロ「そうか、では…」
神楽耶「なりません! 恋を政治で語るなど許されません!」
ディートハルト「しかし…」
C.C.「うん、そうだな。私も神楽耶に賛成だ」
カレン「せっかく大宦官の魔手から天子様を救ったのに同じ事をやったら意味がない!」
ルナマリア「だいたいかっこ悪いよね…。政略結婚なんて悪役のやる事だし…」
青い「まさか、自称は正義の味方のゼロがそんな事をやらないわよね」
エスター「やるなら、やってみろ…! その時はZEXISの女子全員で総スカンだよ!」
クラン「当然だな。その時はスメラギさんをリーダーにゼロと全面対決だ」
ディートハルト「これは戦争なのです…! 個人的感情は…」
千葉「お前は黙ってろ」
ディートハルト「黒の騎士団の参謀に向かって!」
いぶき「ああいう人って、策士、策に溺れるになりがちなタイプよね」
ミヅキ「それ以前に人の心がわからない人間が参謀じゃ先が知れてるわね」
アデット「そういう奴にはヤーパンのことわざをくれてやるか」
サラ「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじゃえ!」
ディートハルト「な…!」
キリコ「…お前は人でなしか?」
ディートハルト「キ、キリコ・キュービィー!」
ラクシャータ「こいつは傑作だね。。あんた…あのキリコに駄目出しされたよ」
ディートハルト「ゼロ! ご裁可を!」
ゼロ「う…」
五飛「全てはお前次第だ、ゼロ」
ゼロ(まさかC.C.やキリコまで反対するとは…。もしかして俺の方が間違っているのか…)(いや、そんなはずはない…! 俺はゼロ…! 奇跡を起こす男だぞ!)
エスター「仮面の中でフリーズしてる?」
スメラギ「無敵のゼロも乙女心はわかってないようね」
ゼロ(女心!? そう言えば、ミレイ会長やシャーリーにも何度か指摘された事がある!)(それが俺の唯一の弱点か…!ならば…!)「天子よ! あなたの未来はあなた自身のものだ!」
天子「え…」
星刻「ゼロ…」
ゼロ(前にシャーリーが言ってたな…。想いは人に力を与えると…)(今ならわかる…。俺のナナリーのために世界を創り変えようと思った…)「力の源は心にある!」「大宦官達に対して決起した人々も! 私達、ZEXISも! 心の力で戦ってきた!」
天子「心の力…」
星刻「ゼロ…君という人間が少しだけわかった気がする」
ゼロ「進むべき道は険しいが…」
星刻「だからこそ、明日という日は我等にある!」
五飛「完全に迷いは断ち切ったな、星刻」
星刻「感謝するぞ、五飛。この国を救うために降り立った神龍を私は一生忘れない」
五飛「俺がこの地で取り戻したものへの礼代わりだ」「もし、お前がこの後、サリィ・ポォという女に会ったなら伝えてくれ」「お前の強さに助けられた…と」
星刻「わかった。必ず伝えよう」
ゼロ「星刻…我々は人類の敵を討つためにまた旅立たねばならない」「この中華連邦と蓬莱島の日本の民…。君と天子様に任せる」
星刻「了解だ、、ゼロ。いつの日か、また君と戦える日を心から願っている」
ゼロ(そうだ、星刻…。お前も俺の計画に必要な一人だ…)(超合集国…。それを実行に移す時、お前の力も使わせてもらうぞ)
ティエリア「心の力か…」
刹那「吹っ切ったようだな、ティエリア」
ティエリア「ああ…。やはり僕は人間を信じてみたい」
刹那「そうか…。それで偵察の結果は?」
ティエリア「………」
刹那「わかった。お前の考えがまとまるまで待とう」
ティエリア「すまない…」(イノベイターと僕達…。計画を継ぐ者は果たしてどちらなんだ…)(そして、リボンズ・アルマークの言っていた北欧の動きとは…)

サンクキングダム

  ~サンクキングダム 聖ガブリエル学園理事長室~
ドロシー「リリーナ様…サンクキングダムの再建、おめでとうございます」
リリーナ「ありがとう、ドロシー。これもあなたを始めとする多くの人達が完全平和主義を支持してくれたおかげです」
ドロシー「あら、リリーナ様…。私は完全平和主義に賛同したわけじゃないのは以前にご説明した通りですよ」
リリーナ「それでも構いません。あなたが、その精神について考えてくれる事が私には嬉しく思います」「地球連邦から独立したこの国には多くの困難が待ち受けています」「それでも完全平和主義の精神がある限り、人々はそれに立ち向かっていけるでしょう」
ドロシー「さすがですわ、リリーナ様。その不屈の心があれば、きっとこの国は大きくなっていくでしょう」(そう…。地球連邦が見過ごせない程に…)(その時は、この国を巡り新たな戦いが起こる…。フフ…その中心にいるのはリリーナ様、あなたよ)
リリーナ「ドロシー…。私は明日から国外に視察の旅に出ます。よろしければ、あなたもいかがです?」
ドロシー「リリーナ様とご一緒ならば、どこまでも。それで、どちらの国へ」
リリーナ「極東のエリア11です」(ヒイロ…あなたと出会ったあの地へ私は再び向かいます)(あの地であなたに出会い、学んだ事が今の私を支えています)(ヒイロ…。いつかまた、あなたに会える事を私は信じています…)
【シナリオエンドデモ終了】


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