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No.20
白と黒

【シナリオデモ開始】
中華連邦
朱禁城

ゼクス「…う…」
???(星刻)「…気が付かれたか」
ゼクス「ヒイロ…!」
星刻「OZのゼクス・マーキス特佐だな。自分は中華連邦の黎星刻だ」
ゼクス「これは失礼をした。あなたが音に聞こえた中華連邦の虎、黎星刻殿か」「ここは…中華連邦の領内なのか?」
星刻「そうだ。貴官は国境付近で倒れているところを保護されたのだ」「ハーナバード基地での一件もあるため、貴官の身柄は私が直接預からせてもらった」
ゼクス「私のモビルスーツは?」
星刻「大破はしていたが、修復は可能なレベルだ」
ゼクス「そうか…。トールギスが私を守ってくれたのか」
星刻「ゼクス特佐、目覚めて早々ですまないが貴官の耳に入れたい情報がある」「OZの総会にてトレーズ・クシュリナーダ総帥の解任が決定したそうだ」
ゼクス「そうか…」
星刻「予想していたのか?」
ゼクス「薄々ではあるがな…。…ZEXSISについての情報も聞かせてもらえないだろうか」
情報「彼等もハーナバード基地から離脱し、今は暗黒大陸へ向かっている」
ゼクス「暗黒大陸…。次元境界線の歪曲で周辺と隔絶されたあの地か…」
星刻「暗黒大陸の外縁部は、その歪曲の外にあり、細々とではあるが人々が生活している」「トレーズの失脚により、OZは事実上、崩壊した。その戦力はアロウズに吸収されるだろう」「ZEXSISはアロウズへの追撃をかわすため、中華連邦の目の届きにくいあの地に一時的に身を隠すつもりと思われる」
ゼクス「…世話になった、星刻殿。この礼はいつか必ずさせてもらう」
星刻「行くのか?」
ゼクス「何処へか…は決めていないがな」
星刻「ならば、貴官に紹介したい人物がいる。実を言えば、彼が君と君の機体を回収したのだ」
ゼクス「その人物とは?」
星刻「名はハワード。君のモビルスーツの設計にも関わった人物だと聞く」
ゼクス「トールギスの開発者か…」
星刻「貴官が何かを成すなら力が必要となる。彼に会ってみるといいだろう」
ゼクス(昨日までのゼクス・マーキスはあの仮面と共に死んだ…)(ならば、私の生きる道は決まっている…)

暗黒大陸
北部

  ~ハイム農場~
ソシエ「…それでどうするつもりなの? 軍の連中との話し合いって明日なんでしょ」
ロラン「どうする…と言われましても…」
ソシエ「しっかりしなさいよ、ロラン。このままじゃ、このハイム農場があいつ等に乗っ取られちゃうわよ」「ここはあんたが中心になって大きくしてきたんでしょ」
シンシア「そうだよ。みんなで頑張って作った農場なんだからさ」
メシェー「って言うけど、シンシアはほとんど遊んで暮らしてたじゃないのさ!」
シンシア「だって、あたし…本当は暗黒大陸でゲーム大臣をやるつもりだったんだもん」「それにシベリア暮らしが長かったから、土いじりって好きじゃないんだよね」
ソシエ「じゃあ、こういうピンチの時ぐらいは働きなさいよ」
シンシア「わかったよ、ソシエ。あたしがドミネーターであいつ等をやっつければいいんだね」
ロラン「駄目だよ、シンシア! そんな事になったら、ここで働いている人達みんなが戦いに巻き込まれてしまう!」
アナ「ですが、ロラン…。相手は地球連邦の威光を笠に着る無法者です」「彼等がこのハイム農場を強奪しようとするなら、断固とした態度で、それを拒否するべきです」
ロラン「は、はい…」
ソシエ「やっぱり、ここの代表者は、ロランじゃなくて、アナ姫にやってもらった方がよかったかもね」
アナ「いいえ、ソシエさん。この農場をここまで発展させたのは紛れもなくロランの真摯な姿勢です」「それに皆が励まされて、今日までやってこられたのです」
シンシア「うんうん。アナ姫の言う通りだよ」
メシェー「それでもブラブラしてたあんたが言う台詞か!」
ロラン「…ゲインさんはどう思います?」
ゲイン「俺も基本的な線はア姫の戦に賛成だ」「だが、相手が相手だ。中途半端に抵抗して、連中を刺激するのが一番危険だろう」
ソシエ「危険って?」
ゲイン「「連中のバックにいる連邦軍が本気になって、こっちを潰しに来る事だ」「向こうにも面子ってもんがある。国でもないちっぽけな農場にやられたとしたら、むきになって報復してくるだろう」
メシェー「じゃあ、どうすればいいのさ?」
ゲイン「方法は二つ。向こうが嫌になるぐらい徹底的に奴等を叩く…」「もう一つは向こうの面子の立つ方法で事を収める事だ」
ロラン「一つ目の方法は無理ですね。こちらにはウィッツもロアビィもハリー大尉もいませんし…」
ソシエ「でも、ロラン…」
ロラン「駄目です、お嬢さん。ホワイトドールは、もう封印したんです」「僕達は、戦い以外のやり方で生きていかなければならないんですから」
シンシア「そうなると、もう一つの方法で何とかするしかないね」
メシェー「でも、そっちの方こそどうすればいいか、全く見当がつかないよ」
ゲイン「シャッコ、あんたはどう思う?」
シャkッコ「俺は傭兵だ。お前達の決定に従う」
ゲイン「やれやれ…。クエント人にこういう問題を振るのは間違いだったか」
ロラン「いったいどうすればいいんだ…」
〔歩み寄る足音〕
???(ロジャー)「話は全て聞かせてもらった」
ロラン「あなたは!?」
ロジャー「今こそ私の交渉術が活きる時だ」

  ~地球連邦軍 詰め所~
ティンプ「よう…」
ベック「何だよ?」
ティンプ「本当にうまくいくんだろうな? 今回の儲け話は」
ベック「当然だろうがよ。ここに派遣された地球連邦軍は僻地暮らしでほとんどチンピラ同然なんだ」「俺様プロデュースの農場乗っ取り計画にすぐに飛びついてきたぜ」
ティンプ「ま…連邦軍をバックにすれば、農場の連中も大人しくこっちの要求を呑むだろうな…」
ベック「そこまで納得してんのに、何が心配なんだよ、旦那は?」
ティンプ「確かにお前の悪知恵には一目おいてる。…だが、俺の中の何かが嫌な予感ってのを感じてやがるのよ」
ベック「心配すんなって。今日の交渉の場で農場の連中をケチョンケチョンにして勝負を決めてやるぜ」「旦那達は強面で睨んで連中を震え上がらせてくれ」
ティンプ「了解だ。とりあえず、向こうが来るまで俺は一服させてもらうぜ」
カン・ユー「くぉら! ティンプ! 俺の前でタバコを吸うなと言ったろうが!」
ティンプ「うるせえな、カン・ユー。新入りのくせに態度がデケえんだよ、お前は」
カン・ユー「無知なお前に教えてやる。ATのポリマーリンゲル液は気化しやすく、おまけに燃えやすいと来ている!」「俺の親友も極北の地でポリマーリンゲル液の爆発で死んだんだ!」
ベック「どうでもいいけどよ、ここはATの格納庫じゃねえんだ。あんまり堅い事、言うんじゃねえよ」
カン・ユー「うるさい…! 規律なき所に秩序は生まれん! それを俺は軍で学んだ!」
ティンプ「だったら、連邦軍にでも行けってんだ。俺達はそういうのが窮屈だから、こういう暮らしをしてんだからよ」
ベック「ま…その偉そうな態度じゃどこも雇ってくれねえだろうがよ」
カン・ユー「ぬうう…! 言わせておけば!」
〔ドアノブを回す音〕
ダヴ「アニキ、旦那、新入り! 農場からの使者が来たわよ!」
ベック「おう…。そんじゃ、とっとと通せ」
Tボーン「そ、それが…」
〔歩み寄る足音〕
アナ「会談の場はここですね」
ベック「子供だと!?」
ローラ「失礼します。ハイム農場の代表者のローラ・ローラと申します」
アナ「その補佐を務めるアナです」
カン・ユー「…可憐だ…」
ベック「初手からボケてんじゃねえよ!」
ティンプ「しかし、姐さんと嬢ちゃん…。どっかで会った事がねえか?」
ローラ「き、気のせいだと思いますわ」
ベック「しかし、あの田舎農場にこんなベッピンさんがいたとは驚きだ」「姐さんは野良仕事なんて辞めて、もっと稼げる仕事をした方がいいんじゃねえか?」
ローラ「いえ…。私は土と共に生きる暮らしにずっと憧れていましたので」
ティンプ「だったら、再三言ってきたようにあの農場の管理を連邦軍に任せるこった」「そうすれば、何の心配もなく土いじりに専念できるぜ」
アナ「それはつまり、ハイム農場をこの基地に差し出せと言っているのですね?」
ベック「いやいや…あくまで管理をだな…」
ローラ「お断りします」
ティンプ「ん? 聞こえなかったんでもう一度頼む」
ローラ「お断りすると申し上げました」「あの農場はあそこで働く多くの人達の努力の結晶です」「それを何の努力もなく奪い取ろうとする者に私達は屈するつもりはありません」
ベック「わかんねえ姐さんだな。俺達は穏便に事を運ぼうとしてやってるのによ」
アナ「つまり、あなた方は無法な手段で農場を強奪しようとしてるのですね?」
ティンプ「そんなつもりはねえよ。俺達はあんた等の仕事のバックアップってのをしてやろうとしてるのさ」
ローラ「ですから、それはお断りすると申し上げました」
カン・ユー「いい加減にしろよ、お前等!」
ベック「あ…この馬鹿!」
カン・ユー「とっとと農場を渡せ! さもなければ、連邦軍を動かして、お前等ごと、あの土地を焼き払ってやる!」
アナ「やっと本音を出しましたね」
カン・ユー「そうよ! 女子供相手に手ぬるい事をやってられるか!」
〔ドアノブを回す音〕
ロジャー「話は全て聞かせてもらった」

ベック「げーっ!! カラス野郎!!」
ロジャー「この交渉はフェアではない! よって、私はロジャー・スミスの法を以ってお前達に臨む!」
ベック「って事は!?」
ロジャー「ビッグオー、ショータイム!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「白と黒」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔ロジャー、前進〕

ロジャー「アナ姫様、ロラン君。君達はここで降りるんだ」
ロラン「ありがとうございます、ロジャーさん」
アナ「女子供が頑固に自分の意思を曲げない事でイライラした相手の本音を引き出す…。見事に作戦が的中しましたね」
ロジャー「悪知恵だけは働く男と世知に長けた男…。あの二人を見た時は、私も苦戦を覚悟したが…」「まさか、あれ程までに短絡的な人間があの場にいた事は、こちらにとって幸運だった」
ロラン「でも、大丈夫なんでしょうか…。連邦軍の基地を滅茶苦茶にしてきましたけど…」
ロジャー「あくまで正当防衛だよ。そして、本番はここからだ」
ドロシー「来たわよ、ロジャー」
〔敵ユニット出現〕
ベック「このカラス野郎! よくも連邦軍の基地で大暴れしてくれたな!」
ロジャー「あれは正当防衛だ。あのままではハイム農場の使者が危険に晒されると判断した」「なお、あの会談の内容については録音させてもらった」
ティンプ「ちっ…どこかの誰かのせいでつまらねえ材料を向こうに与えちまったぜ」
カン・ユー「ええい! こうなれば、証拠ごと連中を叩き潰すまでだ!」
ドロシー「本当に短絡的な男ね」
ロジャー「本来なら向こうが本音を出した時点で録音を盾に交渉に入るつもりだったが…」「あのような相手では、私のネゴシエイションも意味を成さない」
ドロシー「そうやって自分の行為を正当化するつもり?」
ロジャー「そうではないよ、ドロシー。今回は適切な判断であるのだから、言い訳の必要はない」
ドロシー「向こうの面子を見れば、仕方ないと言えるわね」
ベック「覚悟しやがれよ、カラス野郎! 用心棒のお前を叩いて、あの農場はいただくぜ!」
ロジャー「言っておく、ベック。私はあくまでネゴシエイターであり、この戦闘は本意ではない」「それを明言した上で無法に対しよう! ビッグオー! アァァクション!!」
<戦闘開始>

<敵2機撃破or2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方ユニット出現〕
ゲイン「さすがだな、ロジャー。見事にチンピラ軍人達が釣れたか」
ロジャー「依頼は確実に果たす。それがプロというものだ」
ゲイン「しかし、奴等のバックにあのヒゲ男と仕掛け人がいたとはな」
シャッコ「ここからは傭兵である俺がやる」
ゲイン「それじゃ俺もエクソダス請負人としての腕を披露しなけりゃならんな」
シンシア「でも、別にあたし達、エクソダスしてるわけじゃないじゃん」
ゲイン「あの農場は、あそこで働く人間にとってたどり着いたヤーパンのような場所だ」「それを守るのは十分に請負人の仕事だと言える」
シンシア「アハ! かっこいいじゃん、それ! あたしも頑張っちゃうよ!」
ソシエ「あたしもやるからね、ロラン! あの農場は絶対に守るから!」
ロラン「お嬢様…」
メシェー「待ちな、ソシエ! 何か来るよ!」
〔敵ユニット出現〕
ソシエ「あれって! マルグリットさんのパールネイル!?」
ゲイン「形は同じだが、色が違う。偽者か?」
マリリン「ウフ…驚いてる、驚いてる。私のパールファングちゃんを見て」
ティンプ「お前…マリリン・キャットか!」
ベック「げーっ! カラス野郎に続いて、あのメス猫まで来やがったのかよ!」
マリリン「あ~もう! ティンプ君もベックちゃんもせっかくの再会なんだから、喜んでよ!」
カン・ユー「何だ、あの女は!?」
ティンプ「お前も流れ者をやってたんだから、聞いた事があるだろ? あれがファイヤバグのマリリンだ」
カン・ユー「あ、あれが極悪非道の化け猫…!」
マリリン「そうです。私が噂のマリリン・キャットです。よ・ろ・し・く❤」「ご挨拶代わりに私のパールファングの力をご披露しちゃいます!」「さ…Dエクストラクター…ちゃんと起動してね…!」
〔マリリン、Dエクストラクター起動〕
ドロシー「…!」
ロジャー「どうした、ドロシー!? あの機体に何が起きている!?」
ドロシー「わからない。でも、あれは危険」
マリリン「アハ! これ、すっごい! サイコーよ、おばさま!」「これならたっぷり戦いが楽しめそう…!」
FB隊員(橙)「姫! このエリアに何かが接近しています!」
マリリン「何よ! せっかく気分がハイになってきたのに~!」
ロラン「あれは!?」
〔味方ユニット出現〕
ロラン「ホワイトドール!」
ソシエ「嘘! 農場の近くの山に埋めたはずなのに!」
〔∀ガンダム、前進〕
ゲイン「ホワイトドールは何をしているんだ?」
メシェー「人は乗ってないんだよね…」
シンシア「ロラン! あれって! あの時と一緒じゃない!」
ロラン「エグゼクターが起動した時と同じ…なのか…」
〔ソシエ&メシェー、ロランのいる地点へ移動〕
ソシエ「だったら、ロラン! あなたがホワイトドールを止めなさいよ!」
ロラン「はい!」
〔ソシエ&メシェー、∀ガンダムへ隣接〕
〔∀ガンダム、着地〕
〔∀ガンダムのパイロット、無人→ロランへ変更〕

ロラン「静まるんだ、ホワイトドール!」
マリリン「ムカつく~! せっかくのパールファングのデビューに横からしゃしゃって!」
ロラン「あなたこそ、いったい何なんです!? いきなり現れて!」
マリリン「私、本当はそっちの黒いロボットに用があったんだけどね」
ロジャー「なるほど…。万丈が言っていた私を追っている者とは君の事だったのか」
マリリン「そういう事なの。ねえ…マリリンに、そのロボットをくれる?」
ロジャー「断る」
マリリン「交渉の余地なし!? ネゴシエイターなのに!」
ロジャー「私は悪党と口を利く気はない」
マリリン「あ~ムカつく~! あなたとはカラーセンスは合うと思ったのに!」「いいもん! 白いのも黒いのもまとめて叩き潰してあげるから!」
ロラン「いったい何なんです、あの人は!?」
ソシエ「どう考えても敵でしょ! メシェー、あたし達はロランをフォローするわよ!」
メシェー「了解!」
〔ソシエ&メシェー、ロランと機体統合〕
マリリン「そういうわけなんで、ティンプ君、ベックちゃん…あなた達のお仕事、手伝ってあげる」
ティンプ「ベック…!」
ベック「わかってるって。あの女を敵に回す程、俺も命知らずじゃねえ」「ったくよ…。どうにも俺は黒い奴とは相性が悪いぜ」
マリリン「何か言った?」
ベック「こうなったら、腹を括るぜ! 覚悟しやがれよ、ロジャー・スミス!」
ロジャー「ロラン君! ゲイン、シンシア君!」
ゲイン「了解だ。あちの連中も俺達の敵ってわけだ」
シンシア「向こうには見た事のない次元獣もいる。あれが噂のインサラウムって奴だね」
ロラン「ホワイトドール…。どうしてお前が封印を破ったのかはわからない…」「でも、お前が目覚めたって事はまた戦いが始まるんだね…」「だったら、僕は…! 僕が守るべきもののために戦うよ!」

<味方援軍1出現後に敵2機撃破or次PP・味方援軍2出現>
メシェー「いくら何でも戦力に差があり過ぎるよ!」
ソシエ「ロジャーさん! 本当にこれで万事うまくいくの!?」
ロジャー「大丈夫だ。逆転の切り札が来た」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ロラン「ZEXSIS!」
ガロード「待たせたな、ロラン! 俺達もいるぜ!」
ゲイナー「ゲインさんとシンシアもいるんだね!」
シンシア「やっほー、ゲイナー! 久しぶり!」
サラ「ハリー大尉やウィッツやロアビィがいないみたいだけど…」
ゲイン「あいつ等は野暮用で出かけてる」
スメラギ「万丈君からの依頼でロジャーと合流するために来たのに…」
ゼロ「既にトラブルに巻き込まれているとはな」
ロジャー「私とて臨んだわけではない。不良軍人の相手はともかく、あちらの彼女については身に覚えのない事だ」
エスター「あっちの彼女って…」
マリリン「ウフ…元気してた? 子猫ちゃんにフラフラちゃん」
クロウ「マリリン・キャット…。インサラウムに尻尾を振って、機体をもらったか」「それもマルグリットのパールネイルの色違いとはな」
マリリン「この子はパールファングっていうの。とっても強いヨ」
ベック「ちっ…面倒な奴等がやってきたぜ」
ティンプ「丸顔の兄ちゃんがいけえのは俺にとって不幸中の幸いだがな」
ガロード「ベック! それにティンプも!」
ゲイナー「あの二人が手を組んでるなんて…!」
ティンプ「人に歴史ありだ。お前等は知らないかも知れないが、こいつを手を組むのは今回が初めてじゃねえのさ」
ベック「一流は一流を知るってやつよ。お前等みたいにメダカの群れとは格が違うのさ」
ソシエ「悪党が偉そうに!」
カン・ユー「その一流に、このカン・ユー様が加われば、鬼に金棒よ!」
カレン「え…あれって!?」
シャッコ「あのカン・ユーだ、カレン」
カレン「そのベルゼルガ…」
キリコ「シャッコ…! ル・シャッコか!」
シャッコ「また会えたな、キリコ」
エスター「知り合いなの、カレン?」
カレン「あっちの珍しいタイオウのATに乗ってるのはル・シャッコ。クメンであたし達と一緒に戦った仲間だ」「で、あっちのカン・ユーってのはその時の上官だったんだけど、とんでもない陰険な男だよ」
カン・ユー「カレン、C.C.! それにキリコか!」「どうやらお前達も俺の敵のようだな! クメンでの借りを返してやるぞ!」「特にキリコ! お前だけは俺がこの手で片を付けてやる!」
キリコ「好きにするがいい」
ベック「おい! ZEXSIS! お前等がどれだけいきがろうと、こっちいは連邦軍がついてんだ!」
ティンプ「張り合うだけ無駄ってやつだ。とっとと尻尾を巻いて帰りな」
スメラギ「って言ってるけど?」
ゼロ「ロジャー・スミス。例のものの用意は出来ているか?」
ロジャー「当然だ」
〔端末の操作音〕
カン・ユー(顔グラは真っ黒)「とっとと農場を渡せ! さもなければ、連邦軍を動かして、お前等ごと、あの土地を焼き払ってやる!」
カン・ユー「それは、さっきの…!」
佐伯「このエリアに展開している地球連邦軍に告げる。こちらは外部独立部隊ZEXSISだ」「既に通達済みを思われるが我々は地球連邦軍に対して監察権を所有している」「先程の音声データの件についてだが、あれは外部の人間によるものと判断する」「本件に無関係な者は事情調査の妨げになるため、帰還を命じる」
〔敵ユニット離脱〕
ベック「何だと!?」
ティンプ「あいつ等! 状況が不利と見て逃げやがったか!」
ゲイン「これがロジャーの言っていた万事うまくいくのからくりってわけか」
ロジャー「そういう事だ。彼等も軍組織そのものに楯突くような真似はしないだろう」「あの三人の悪党に全てを背負ってもらう事になってしまったがな」
カン・ユー「ぬう! 何という卑劣な真似を!」
カレン「あんただけには言われたくないよ!」
ベック「だいたい元はと言えば、お前が余計な事を言ったのが原因だ!」
ティンプ「くそっ…! 俺の嫌な予感が、まさか身内だったとはよ!」
カン・ユー「う、うう…」
マリリン「仲間割れはダメダメ。ここであいつ等を片付けちゃえば万事OKだから!」
カン・ユー「そ、そうか! そうだな!」
ベック「ちっ…やってやろうじゃねえかよ! こうなったら!」
ティンプ「そういうわけだ。悪いが、こっからはマジだぜ」
クロウ「いいぜ、そういうの。ストレートな悪党じゃ嫌いじゃない」「叩き潰すのに良心が痛まないからな」
マリリン「ウフ…相変わらず繊細なんだから!」
クロウ「うるせえよ、マリリン。お前の場合、両親が痛まないどころか、俺の全細胞が積極的に喜んでるぜ…!」
マリリン「OK! じゃ、楽しもうか!」
クロウ「行くぜ、マリリン! その悪趣味なマシンは、ここで潰す!」

<ロジャーが戦闘>
ロジャー「追跡者から身を隠すためにこの大陸に来たが、ここでも待っているのはトラブルらしい」
ドロシー「そういう体質なのね、あなたって」
ロジャー「あまり肯定したくはないが、それを解決する事こそがネゴシエイターである私の存在意義だ」
ドロシー「暴力ではなく、あなたの交渉術が活かせる場があるのを祈らせてもらうわ」
ロジャー「ありがとう、ドロシー。だが今はビッグオーの力を使う時だ!」

<シャッコ、「パイルバンカー」使用>
いぶき「見た、赤木君!? あのATの武装!」
赤木「見ました! ノットバスターでしたよ、あれ!」
シャッコ「これはパイルバンカーだ」
赤木「よし! 俺達だって負けてられない! 頑張ろうぜ、いぶきさん、青山!」
青山「おかしなところでライバル意識に火が点いちまったな…」

<クロウvsマリリン>
マリリン「へえ…フラフラちゃんもZEXSISに入ったんだ。やっぱり正義に燃えて?」
クロウ「そんな事を言えるガラじゃねえよ。借金返済のためだ」
マリリン「いくら必要なの? 何だったら、マリリンが用意してあげようか?」
クロウ「…他の奴の言葉なら全力でダイブしたかも知れねえが、お前が相手なら話は別だぜ」「借金は自分で稼いで返す! それが俺の生き方だ!」
マリリン「決め台詞のつもりかも知れないけど、ダサいよ、あんた…!」

<エスターvsマリリン>
マリリン「久しぶり、子猫ちゃん。どう、私のパールファングは?」
エスター「不思議だな…。色が違うだけなのに乗ってる人が違うとこんなに悪趣味に思えるなんて」
マリリン「あら? 私とお姉様に嫉妬してるの?」
エスター「もうあんたのペースには乗せられない! インサラウムの手先になったんなら、ここであんたは潰すよ!」

<ガロードvsティンプ>
ガロード「懲りねえな、あんたも! イノセント、シベ鉄、獣人と来て、次は地球連邦軍についたのかよ!」
ティンプ「違うな、小僧。今の俺はプロデューサーなんでな。俺の絵図で連中は動いてたんだよ」
ガロード「そいつ等はみんな、逃げ出したぜ! あんた達を放り出してよ!」
ティンプ「そんなのは見りゃ、わかるんだよ! 俺達の計画をぶっ壊したお前等は只で済むと思うな!」

<ロランvsベック>
ベック「思い出した! 前にもカラス野郎とお前のコンビには邪魔をされた事があった!」
ロラン「ドームポリス・カテズでの事ですね…!」
ベック「あの時から俺は黒だけじゃなく、白も嫌いになったんだよ!」
ソシエ「悪党が逆恨みをして!」
ロラン「あのハイム農場は多くの人達が汗を流して作り上げてきたものです!」「それを奪おうとするものはホワイトドールの怒りが落ちると思ってください!!」

<ロジャーvsベック>
ベック「ロジャー・スミス! また俺の邪魔をしに現れやがったか!」
ロジャー「誤解するな、ベック。私はお前に会いたいなどと思った事は一度もない」「お前こそ、私の行く先々で下らない悪事を働くのはやめてもらおう」
ベック「一々癇に障る野郎だ! 一度は手を組んだが、やっぱりてめえとは敵同士がしっくりくる!」
ロジャー「そこだけはお前と気が合うようだ。では、心置きなく敵同士の関係を堪能しよう!」

<ゲイナーvsティンプ>
ティンプ「出たな、髪の毛付きのオーバーマン! シベリアに渡ってから、お前にも随分と借りを作っちまった!」
ゲイナー「それはあなたが僕達の敵に回るからです!」
ティンプ「悪いな、兄ちゃん。俺はいつだって勝つ側につくのさ」
ゲイナー「その台詞が全く説得力がないのにいい加減、気づいた方がいいですよ!」
ティンプ「ちいっ! 余計なお世話だぜ!」

<ゲインvsティンプ>
ティンプ「久しぶりだな、黒いサザンクロス! 俺の早撃ちとお前の狙撃、どっちが上か、今日こそ決着をつけようぜ!」
ゲイン「望むところだ、ティンプ・シャローン。あんたのセコいやり口はともかく、その銃の腕は認めている」
ティンプ「言っとくが、丸顔の兄ちゃんとの戦いは俺と奴の相性が悪いだけだ。俺の本気をみくびるなよ…!」

<カレンvsカン・ユー>
カン・ユー「カレン! クメンでのお前の反抗的な態度は許されんぞ!」
カレン「いつまでも上官気取りでいるんじゃないよ。ポタリア達にお仕置きされてもまだ懲りてないようだね」「あの時は見逃してやったけど、こうやって向かってくるなら手加減はなしだ! 覚悟しなよ、カン・ユー!」

<キリコvsカン・ユー>
カン・ユー「キリコ! お前に受けた屈辱は忘れんぞ!」
キリコ「借りの話をするならば、俺もお前を放っておくわけにはいかない」
カン・ユー「な、何だ、お前は! また俺に歯向かう気か!?」
キリコ「そう仕向けたのは、お前だ」

<シャッコvsカン・ユー>
カン・ユー「シャッコ! よくもクメンでは俺を撃ってくれたな!」
シャッコ「あんたにもう一度、言う」「あんたは人間のクズだな…!」

<マリリン撃破orHP10000以下>
※※撃破の場合、セリフ追加※※
〔マリリンに爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※

マリリン「やだ! パールファングの肌に傷がついちゃうじゃない!」「私、帰る! 最低限の仕事はしたから、もういいもん!」
〔敵ユニット離脱〕
ロジャー「何なんだ、彼女は…」
クロウ「あまり説明したくないが、最低最悪の女だってのは太鼓判が押せる」
ロジャー「知り合いか…。君の女嫌いの原因を見たような気がする」
クロウ「そっちは、さらに説明したくねえな」

<ティンプ撃破>
〔ティンプに爆発〕
ティンプ「ちっ! どうやら俺が相性が悪いのは丸顔の兄ちゃんだけじゃなかったようだぜ!」「あばよ、兄ちゃん、姉ちゃん。俺は不滅だぜ」
〔敵ユニット離脱〕
ガロード「呆れるぐらい相変わらずだな、あいつも」
ゲイナー「あの人の生命力ってジロンと互角だね」

<ベック撃破>
〔ベックに爆発〕
ベック「くそっ! あのカラス野郎とマリリンとZEXSISの連中に出会うとは今日は最悪の厄日だ!」「出直しだ! 次の儲け話を探すぜ!」
〔敵ユニット離脱〕
クロウ「儲け話…」
エスター「反応するな、クロウ!!」
ドロシー「あなた、最低ね。相変わらず」

<カン・ユー撃破>
〔カン・ユーに爆発〕
カン・ユー「ええい! 湿地専用のダイビングビートルでの荒地は無理だったんだ!」「覚えていろよ、キリコ! いつか必ず、お前への借りを返すぞ!」
〔敵ユニット離脱〕
カレン「変わらないね、あいつも。悪い意味で」
C.C.「ああいう台詞が似合うようになったら、人間、おしまいだな」
カレン「でも、キリコ…。あいつ、また来るかも知れないよ」
キリコ「好きにすればいい」
C.C.「フ…あいつの片思いという事だな」

<敵全滅・勝利条件達成>
エスター「敵の全滅を確認!」
クロウ「しかし、マリリンの奴…どうしてロジャーを追っていたんだ…」
ロジャー「女性からのアプローチではあるが、この場合、ご遠慮したいな」
マリン「ロジャーが狙われたのは、あの女の事情ではなく、インサラウムの戦略だろう」
ゼロ「インサラウム…。ZONEを打ち込んだ後はその行動は確認されていないが…」
扇「ゼロ! このエリアに戦艦が接近している! これは…!?」
〔敵ユニット出現〕
クロウ「インサラウム! 噂をすれば、出てきやがったか!」
ジェラウド「マリリン殿は最低限の任務は果たしたか」
マルグリット「はい。周辺の地形データは既にこちらでも確認しました」「Dディストーションの各スレイヴユニットもポイントに設置されています」
アンブローン「では、始めようか」
〔アンブローン、Dエクストラクター起動〕
〔画面、歪曲〕

キャシー「次元境界線、急速に歪曲していきます! このままでは…!」
ジェフリー「次元震…いや、時空震動が起きるか!」
クロウ「アンブローンとかいう奴! ここで時空震動を起こすのか!?」
アンブローン「ククク…この大陸を包む次元境界線の歪みが邪魔なのでな!」
スメラギ「何ですって!?
アンブローン「さあ、次元の檻よ! 我が科学の前にひざまずくのだ!」
〔画面、発光〕
クロウ「くそぉぉぉぉぉぉっ!!」
〔発光音〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~マクロス・クォーター 格納庫~
アルト「…暗黒大陸周辺の次元境界線の歪曲が正常化するとはな…」
ミシェル「あのアンブローンってのが起こした時空震動の影響だろう」
アルト「いったいあいつ等は何のためにそんな事をしたんだ?」
ミシェル「決まっているさ。暗黒大陸に行くためだろう」
エスアー「あの大陸を攻めるつもりかな…」
クラン「もしかしたら、またあのZONEのようなものを設置するためかも知れん」
エスター「インサラウムはあれを複数持ってるっていうのか…!?」
アポロ「くそっ…! セツコも助け出せてないってのによ!」
クロウ「裏を返せば、こいつはチャンスだ。奴等に接触すればセツコちゃんを救う方法を聞き出せるかも知れない」
シリウス「だが、今の我々の戦力で正面からインサラウムと戦えば、苦戦は免れない」
ミシェル「苦戦で済めばいいが、下手すりゃ全滅させられるぜ」
アポロ「じゃあ、どうすりゃいいんだよ!」
シルヴィア「そうだ! 暗黒大陸に入れるようになったんだからシモン達を捜そうよ!」
クラン「大グレン団だけじゃない。この大陸にはゲッターチームやジロン達もいるはずだ」
アルト「あいつ等の力が加われば、インサラウムと戦えるかも知れないな」
エスター「でも、大丈夫なのかな…。あたし達はアロウズに追われる身だし…」
シリウス「それについてはゼロとスメラギさん達が何か策を検討しているようだ」
クロウ「で、ロジャー…。インサラウムに追われる事に心当たりは?」
ロジャー「全くないわけではない」
クロウ「と言うと?」
ロジャー「アイム・ライアードも私とビッグオーに興味を持っていた」「それはおそらく、私の失われたメモリーに関係しているのだろう」
クロウ「失われた記憶に関係するとしたら、あんた自身も連中の狙いについては事実上、お手上げってわけか」
ロジャー「そういう事になる」
クロウ「いいさ。あんたの存在は重要な戦力になる。それで十分だ」「ついでに俺の借金についても少し相談したい事があるんだが…」
ロジャー「すまない、クロウ・ブルースト。私は勝ち目のない依頼は受けないんだ」
クロウ「話を聞く前に死亡宣告かよ…!」
ロジャー「話だけなら聞こう。他人事として聞くなら、君の借金譚は愉快だからな」
クロウ「それなりに俺は苦しんでるんだぜ。あまり、そう見えないかも知れないがよ」
エスター「ぼやくな、クロウ! 目の前には無限の可能性を秘めた新天地が待ってるんだからさ!」
クロウ「解放された暗黒大陸ね…。破界事変の時と同じく、また新たな戦いの匂いがしやがるぜ…」

  ~ハイム農場~
ガロード「ティファがハリー大尉達と一緒に旅に出たって!?」
ゲイン「ああ、そうだ。ウィッツとロアビィも同行している」
ソシエ「驚いたわよ。いきなりサンドマンと不動司令が現れて、ハリー大尉達を連れていったの」
ガロード「どうして俺に知らせてくれなかったんだよ! 知っていれば、俺もティファと一緒に行ったのに!」
ロラン「ガロードに知らせないくれって言ったのはティファ自身なんだ」
ガロード「え…」
ゲイン「ちなみに、その旅に一緒に行くと言い出したのもティファ自身だ」
ガロード「どうしてなんだよ…? いったい、あのオッサン達とティファは何を使用としてんだ…」
ロラン「ティファの言葉を伝えるよ、ガロード」「いつも私はガロードに助けられてきた…。だから、今度は私がガロードを助けたい…って」
ガロード「ティファ…」
シンシア「愛されてるね、ガロード」
メシェー「どうする? ティファ達を追いかける?」
ガロード「いや…。ティファを信じて、待ってみるよ」「きっとティファは何かを感じたんで、旅に出たんだろうからな」
ゲイナー「そうなると不動司令達の行動が気になるね」
ゲイン「あの二人の事だ。こちらの想像の上を行くレベルで動いてるんだろうさ」
ゲイナー「要するに考えても無駄ってわけですね」
シンシア「向こうは向こう、こっちはこっち。ZEXSISはZEXSISで張り切っていこうよ」
サラ「え…シンシアもZEXSISに参加するの?」
シンシア「大丈夫だよ、サラ。ゲイナーとのゲームは1日1時間にするから」「もっちろん、二人の邪魔もしないよ」
サラ「そ、そういう事を心配してるんじゃなくて…!」
ゲイン「愛されてね、ゲイナー」
ゲイナー「からかわないでくださいよ、ゲインさん」
ソシエ「余裕の態度だ」
メシェー「竹尾ゼネラルカンパニーのバイトで成長したみたいだね」
ガウリ「ZEXSISは戦力を必要としている。シンシアが参加してくれるのはありがたいが…」
ゲイン「だったら、俺も行こう。怠惰な生活も、さすがに飽きてきたしな」
ソシエ「ロラン、あたし達も行こう」
ロラン「お嬢様…」
シャッコ「ハイム農場の護衛は俺がやる。連邦軍も引き揚げた以上、もうそれ程の危険はないだろう」
ロラン「ありがとうございます、シャッコさん。では、農場はあなたにお任せします」
メシェー「意外…。戦うのに反対すると思ったのに…」
ロラン「ホワイトドールが目覚めたって事はきっと何かが起ころうとしていると僕は思うんだ」「もし、この世界に再び戦いが起こるなら、僕はホワイトドールと共にそれを止めるために戦うよ」
ガロード「了解だ、ロラン。また頼りにさせてもらうぜ」
カレン「シャッコ…。あんたがここにいるって事はクメンは…」
シャッコ「ポタリア達も善戦しているが、相手は地球連邦軍だ。一進一退のゲリラ戦が続いている」「俺は契約が切れて、クメンを出る事になり、この地へと流れてきたんだ」
キリコ「ゴウト達はどうした?」
シャッコ「わからん。あいつ等はクメンが連邦に併合させられた後、すぐにあの国を出た」「心配か?」
キリコ「いや…。あいつ等の事だ。どこだろうと生きていくだろう」
カレン「心配なのはポタリア達の方だよ…」
シャッコ「お前と同じだ、カレン」
カレン「え…」
シャッコ「生命を懸けるもののために戦っている者はそう簡単には死なない」「キリコ…お前もそうだ」
キリコ「俺はまだ、死ぬつもりはない」
シャッコ「またいつかお前と会えると信じている」
キリコ「俺もだ、シャッコ。また会おう」
【シナリオエンドデモ終了】


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