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No.3
太陽の使者鉄人28号

【シナリオデ開始】
シンガポール

  ~スコート・ラボ輸送機 コックピット~
トライア「…で、あんたはお尋ね者ご一行を連れてシンガポールに向かってると」
エスター「ごめんなさい、チーフ。ホウレンソウもしないで、勝手に動いて…。でも…!」
トライア「何も言わなくていいよ。あんたが決めた事なんだからさ」
エスター「チーフ…」
トライア「駆け出しとはいえ、あんたはウチの次元獣バスターなんだ。あたし達はそれをバックアップする」「その覚悟が出来てなきゃ、仕事に送り出すような事はしないさ」
エスター「チーフ…! ありがとうございます!」
トライア「礼なんて要らないよ。あんたには新しい仕事をしてもらうしね」
エスター「仕事?」
トライア「ラッキーだったね、エスター。ちょうどシンガポールで依頼が入ってる。あんたには、それをやってもらう」「場合によっては、お尋ね者ご一行にも手伝ってもらうといい」
エスター「え…え…!? どういう事です!?」
トライア「詳しい話は、後で送るデータを読みな。…それと、あんたの使ってたアレを借りてるよ」
〔銅鑼の音〕
エスター「その音…あたしのファイヤー銅鑼ゴン!」
トライア「こいつはなかなかのストレス解消になるね。ムシャクシャしたら、叩かせてもらってる」
エスター「…チーフでもストレスってたまるんですか?」
トライア「稼ぎの悪いバスター達にマネージャー役を放り出して帰ってくるスットコドッコイ…」「浜の真砂は尽きるとも、世にストレスの種は尽きまじだ」
エスター「ハマのマサコってチーフのお知り合いですか? ジュクのアケミみたいな…」
トライア「…私が悪かったよ。とりあえず、仕事の方を頑張っておくれ」
エスター「はい! エスター・エルハス、仕事も恋も一所懸命です!」
トライア「どうにかならないのかね、その無駄に前向きなキャッチフレーズ…」

  ~シンガポール市街地~
ランカ「ねえ、アルト君。次はマーライオンが見たいな」
アルト「了解」
ランカ「アルト君…つまらない?」
アルト「つまるもつまらないもあるかよ。俺とルカはS.M.Sの受けた依頼でお前のガードのために、ここに来てるんだ」「明日のライブ前の最後の自由時間だ…。俺達が護衛するから、お前はしっかり楽しめよ」
ランカ「アルト君はお仕事なんだね…。私ばっかりはしゃいで、ごめんなさい」
ルカ「大丈夫ですよ、ランカさん。アルト先輩も、この任務…楽しんでますから」
アルト「ルカ…!」
ルカ「いいじゃありませんか。今回の地球行きは、僕達の休暇も兼ねてのものなんですから」「ミシェル先輩やクラン大尉達も羨ましがってたじゃないですか」
アルト「俺は別に来たいわけじゃなかったけどな」
ランカ「ごめんね、アルト君…。せっかくのお休みだったのに…」
アルト「…来たくはなかったけど、今は来てよかったと思ってる」
ランカ「ホント?」
アルト「ああ…。やっぱり、地球の空は格別だからな」
ルカ「そうですね。この潮の香りも船団の人工の海とはやっぱり一味違います」
アルト「でも、ランカ…。シンガポールでのライブが終わったら、船団に戻るんだろ?」
ランカ「うん。グレイスさんが進めていた一大プロジェクトがついに指導するから」「そのオープニングって事でアイランド1でシェリルさんと大規模なライブをやるの」
アルト「シェリルはそっちのリハで忙しいらしいな」
ランカ「シェリルさん…ずっと体調不良で休んでいたから、すっごい気合が入ってるって聞いてる」
ルカ「超時空シンデレラ、ランカ・リーと銀河の妖精、シェリル・ノームが参加する大プロジェクト…」「きっと世界中が盛り上がりますね」
アルト「シモンの奴は悔しいだろうな。大ファンのランカの晴れ舞台を見る事が出来なくて」
ランカ「シモン君達のいる大陸はまた次元境界線が歪んで、出入りが出来なくなっちゃったんだね」
アルト「獣人との作戦も終わって、新しい国を作るって、大グレン団の連中…張り切ってたのにな」
ランカ「きっとシモン君は次元の壁の向こうで頑張ってると思う」「だから、あたしもシモン君に負けないように頑張って歌うの」
アルト「そうだな。いつかまた会えた時、あいつをがっかりさえるわけにはいかないしな」
ルカ「グレイスさんが仕掛けたプロジェクトはランカさんとシェリルさんを中心に、、色々な人が参加するって聞いてますけど…」
ランカ「そうなの。私達の他にエイーダや、期間限定のゲストがライブに出てくれるの」「でも、グレイスさんが目を付けていた大型新人には結局フラれちゃったんだって」
アルト「あの敏腕マネージャーでも落とせなかった相手がいるのか」
ランカ「グレイスさんも残念がってた。私もその人の歌…聴きたかったのに…」
アルト「だけど、プロジェクトは心配なしだな。お前とシェリルがいる限り」
ランカ「ありがとう、アルト君」
〔歩み寄る足音〕
エスター「あ、あの…」
アルト「何だ?」
エスター(やだ、美形…!)
アルト「俺達に何か用か?」
エスター「あ、あたしはエスター・エルハス。S.M.Sと協力してガードの任務に当たるように言われてる」
ルカ「もしかして、スコート・ラボの人ですか? それでしたら、話は聞いています」
アルト「何だ…あそこに助っ人を頼んだって聞いてたからクロウが来るんだと思ってたが…」
エスター「あいつの事を知ってるの?」
アルト「ああ、破界事変の時は同じZEXISで戦ったからな」
エスター「S.M.SからZEXISに参加してたスーパー美女ボーイと初々しいお坊ちゃま…」「もしかいて、早乙女アルトとルカ・アンジェローニ?」
ルカ「はい。その早乙女アルトとルカ・アンジェローニです」
アルト「ちょっと待て。そのスーパー美女ボーイって何だ?」
エスター「え…クロウがあんたの事をそうやって言ってたけど…」「あと、女装のプロだったって聞いてる」
アルト「あのド守銭奴…! どういう紹介の仕方だ!」
ルカ「まあまあ、アルト先輩。微妙に間違ってはいませんし…」
アルト「今の俺はパイロットだ…! 昔の話を蒸し返されるのは御免だ!」
ランカ「でも、私も見たかったな。アルト君の女形姿」
エスター「あ、ランカ・リーさんですね。ガードを務めさせてもらう事になったエスター・エルハスです」「こう見えてもバリバリの次元獣バスターです。大船に乗ったつもりで、ご安心を」
ランカ「あの次元獣と戦うんですよね。すごい…!」
エスター「へへ…ほんとは、まだ駆け出しなんですけどね」
ルカ「では、メンバーも増えた事ですので、マーライオンに行きましょうか」
アルト「そうだな。あまり一箇所に留まっているとランカに気付く奴が出てくるかも知れない」
〔歩み寄る足音〕
市民(ニット帽)「あの…ランカ・リーさんですね?」
ランカ「え…」
市民(ニット帽)「見つけた…」
アルト「何だ、お前は…!?」
〔走り寄る足音〕
???(正太郎)「あ! ランカ・リーだ! みんな! 超時空シンデレラがいるよ!」
市民(若者・女)「ウソ! ホント!?」
少年「本物だ! 本物のランカちゃんだ!」
少女「ねえ! キラッてやって、キラッて!」
ランカ「え…ええ…」「キラッ☆!」
〔歓声〕
エスター「あっという間に凄い人だかり…」
ルカ「エスターさん! ランカさんの側にいてください!」
アルト「さっきのニット帽の男、目つきがおかしかった…! ランカに危害を加えるかも知れない!」
正太郎「気をつけてください。あいつ…まだ近くにいるかも知れません」
エスター「え…ええ…? な、何なの、君?」
アルト「もしかして、お前…あいつを牽制するためにわざとランカの事を周囲に知らせたのか?」
正太郎「はい」
アルト「何なんだ、お前…?」
正太郎「僕もランカ・リーさんの護衛のためにここに来たんです」
エスター「ガードって…! 君…どう見ても小学生じゃん!」
正太郎「金田正太郎。ICPOの特別メンバーです」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「太陽の使者鉄人28号」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
正太郎「ブランチの奴! ロボットを出してきたか!」
エスター「ブランチって?」
正太郎「ロボットを様々な犯罪に使う集団…ロボットマフィアのボスです」「僕はブランチのランカさん誘拐計画を察知して、ガードに来たんです」
ブランチメンバー「金田正太郎め…! またも我々の邪魔をしてくれるか!」
正太郎「ブランチの手下! まだ諦めてなかったか!」
ブランチメンバー「こうなれば、ランカ・リーは腕ずくで奪う!」
ランカ「きゃあっ!」
正太郎「ランカさん、離れて!」
〔光線中の銃声〕
〔ブランチメンバーのいる地点にスパーク〕

ブランチメンバー「ぐわっ!」
正太郎「相手にショックを与えるリゴールガンです。当分は目を覚ましません」
アルト「お前…小学生なのに銃を持ってるのか?」
正太郎「僕はICPOの特別メンバーとして、リゴールガンの携帯が許されてるんです」
エスター「すごい…! 本当にデカなんだ!」
アルト「小学生社長に続いて、小学生刑事かよ…」
ブランチメンバー「ブランチ様! ブランチメンバー13号はランカ・リー誘拐に失敗した模様です!」
ブランチ「目障りな金田正太郎め! ならば、ロボットで蹴散らしてくれる!」
〔アクシオ群、前進〕
〔マップ上に爆発〕

市民(若者・女)「きゃあっ!」
市民(若者・男)「何なんだ、あいつ等は!」
アルト「逃げるぞ、ランカ! 走れるか!」
ランカ「う、うん!」
ルカ「駄目です! このままでは追いつかれてしまいます!」
正太郎「こうなったら…!」
エスター「ちょっと、君! カバンを開けて、何する気なのさ!?」
正太郎「メカニック・スイッチ、オン!!
〔機構の起動音〕
〔味方ユニット出現〕
〔正太郎、前進〕

[「イベント「太陽の使者!鉄人28号」]
鉄人28号「!!!」

エスター「ロボットが来た!」
正太郎「鉄人28号です。このVコンで僕が遠隔操縦しています」
エスター「すごい1 小学生なのにICPOで、銃だけじゃなくロボットまで持ってる!」
正太郎「僕がブランチを食い止めます! その間に皆さんは避難してください!」
エスター「でも、たった一人じゃ…」
正太郎「大丈夫です! 修理用ロボットの08(ゼロハチ)も一緒に連れてきていますから!」
エスター「わかった! でも、無理はしちゃ駄目だよ!」
アルト「すまない! ここは任せる!」
ブランチ「来たか、鉄人! 今日こそは貴様を鉄くずに変えてやる!」
正太郎「行くぞ、ブランチ! 僕と鉄人がいる限り、お前達の好きにはさせない!」「やるぞ、鉄人!」
<戦闘開始>

<ブランチと戦闘or敵2機撃破or2PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
正太郎「しまった! あんな所にロボットが!」
ブランチ「ハハハ、これくらいの準備は当然だ! 行け、ランカ・リーを捕えろ!」
〔アクシオ、ランカのいる地点へ接近〕
ランカ「アルト君!」
アルト「ランカ! お前だけは守ってみせる!」
ルカ「アルト先輩! 何か来ます!」
〔味方ユニット出現〕
アルト「VF-27! ブレラ・スターンか!」
〔ブレラ、アクシオを通過〕
〔敵ユニット撃破〕

アルト「俺達を…いや、ランカを助けるために来たのか…」
ブレラ「早く行け」
エスター「あの人…味方なの?」
ルカ「正体は不明ですが、少なくとも僕達の敵ではありません」
アルト「くそっ…! またあいつに借りを作っちまった!」
ブレラ「………」
ランカ(あの人…私を見てる…)
〔味方ユニット出現〕
カレン「無事なの、エスター!?」
エスター「ありがとう、カレン! 助けに来てくれたんだね!」
C.C.「やれやれ…お尋ね者が人助けとはな」
デュオ「いいじゃないかよ。連邦軍も出動が遅れているようだし」
C.C.[魔女が死神に説教されるとはな。世も末だよ」
カトル「ですが、C.C.さん…。市民をも巻き込むロボット犯罪者を放っておくわけにはいきません」
C.C.「人がいい事だ。破界事変の時にお前達のツメの垢をあいつに飲ませておけばよかったよ」
カレン「C.C.!」
C.C.「私だって正義の味方をやっていたんだ。別に出撃に反対する気はないさ」「だが、余計な厄介事は御免だ。さっさと悪人を片づけるぞ」
エスター「頼むよ、みんな! あたしもすぐにブラスタEsを取ってくるから!」
カレン「あの赤い可変機…バジュラの女王との戦いであたし達を助けてくれた奴か」
デュオ「じゃあ、味方って事でいいな」
カトル「向こうの青いロボットはICPO所属の鉄人28号です」
デュオ「あっちは正真正銘の正義のスーパーロボットか。んじゃ、あいつをアシストするか」
正太郎「黒の騎士団とガンダム…」
ブランチ「奴等、こちらに敵対する気か…」「どういうつもりか知らないが、こんおロボットマフィアの首領、ブランチに歯向かうのなら、叩き潰してやるまでだ!」

<敵2機撃破or味方援軍1の次PP・敵増援2出現>
〔味方ユニット出現〕
アルト「任せたな、カレン! 後は俺がやる!」
カレン「その無茶っぷり…。相変わらずみたいだね、アルト」
アルト「お前に言われたくないぜ」
ブレラ「早乙女アルト…。ランカ・リーは無事なんだな」
アルト「お前に話す必要はない」
ブレラ「答えろ」
アルト「断る!」
エスター「やめようよ、アルト。あの人…こっちを助けてくれたんだし」
ウカ「ランカさんはマネージャーさんと一緒に安全な所にいます」
ブレラ「了解した。敵を駆逐する」
アルト「くそっ…! いけ好かなさも変わらずかよ!」
エスター「正太郎! ああし達が来たから、もう安心だよ!」
正太郎「ありがとうございます、皆さん! 一緒に戦いましょう!」
カレン「あの子…本当に正義の味方なんだね」
C.C.「素直そうないい子だ。嬉しくなってくる」
デュオ「ICPO所属の少年捜査官か。俺達には、まぶし過ぎるな」
エスター「あたしだって負けるもんか! 与えられた仕事は全力でやるよ!」

<エスターが戦闘>
エスター「名前は次元獣バスターだけど、仕事だったら、マフィア相手にも戦うよ…!」「行くよ、ブラスタEs! 悪党はあたし達がシメる!」

<正太郎が戦闘>
正太郎「レインボーウェーブ良好! 各部、問題なし!」「さあ行くぞ、鉄人! お前の力で平和を守るんだ!」

<アルトが戦闘>
アルト「残念だったな、ロボットマフィア…! ランカにはS.M.Sが護衛に就いてるんだ!」「あいつをこわがらせた罰だ! 俺が相手をしてやる!」

<ルカが戦闘>
ルカ「すごいな、ランカさんは…。マフィアにまで狙われるなんて」「でも、安心してください、オズマ隊長。僕達が必ずランカさんを守りますから…!」

<ブレラが戦闘>
ブレラ(ランカ・リー…。お前は俺が守る)(この生命に代えても)

<正太郎vsブランチ>
正太郎「やれ、鉄人! 今日こそブランチを捕まえるんだ!」
ブランチ「おのれ、金田正太郎! わざわざ我々の邪魔をしに来るとはな!」
正太郎「破界事変の混乱の隙をついてロボットを犯罪に使うお前を僕は絶対に許さない!」「やるぞ、鉄人! お前の力を悪い奴等に見せてやれ!」

<ブランチ撃破orHP5000以下>
※※撃破の場合、セリフ追加※※
〔ブランチに爆発〕
※※※※※※※※※※※※※※※※

ブランチ「これ以上の戦闘は危険か…! あのアイドルは高く売れるというのに!」「覚えていろ、金田正太郎! そして、鉄人28号! 今日の借りは必ず返すぞ!」
〔敵ユニット離脱〕
正太郎「ロボットを悪事に使うブランチ…。次こそは必ず捕まえてやる」

<敵全滅・勝利条件達成>
ルカ「敵は全て撃破しました」
カレン「これで一安心だね」
〔デュオ&カトル&C.C.&カレン、後退〕
〔正太郎、デュオへ接近〕

正太郎「黒の騎士団…そして、ガンダム…。あなた達は国際的に指名手配されています」
デュオ「ICPOとしては、俺達を逮捕するってわけか」
正太郎「………」
エスター「待ってよ、正太郎! カレン達は…」
カレン「いいんだよ、エスター。こうなる事はわかってたんだから」「でも、あたし達は戦い続ける…。ここで捕まるわけにはいかない…!」
正太郎「わからない…」
カトル「え…」
正太郎「僕には、あなた達が悪い人だとは思えない…。命懸けで街を救ってくれた人達を逮捕するなんて僕には…」「でも…」
〔通信のコール音〕
正太郎「あ…大塚警部!」
大塚「それは昔の話。今はクラッシャー隊の長官だよ、正太郎君」
正太郎「すいません。どうしても昔のクセで…」
大塚「ご苦労だったな、正太郎君。帰還したまえ」
正太郎「でもい、ガンダムと黒の騎士団は…」
大塚「君をICPOから出向させたのは私だ。全ての責任は私が取る」
正太郎「分かりました。鉄人を帰還させます」
デュオ「おいおい、俺達、見逃されるらしいぜ」
カトル「彼やエスターさんに迷惑はかけられない。形としては逃亡という事にしておいた方がいいだろうね」
カレン「ありがとう、エスター。短い間だったけど、世話になったね」「あたし達はあたし達の道を行く。エスターも元気でね」
エスター「カレン…!」
「カレン達を見送る」
「カレン達と一緒に行く」


※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
エスター「…また会えるよね」
カレン「うん」
デュオ「じゃあな、エスター。仕事、頑張れよ」
カトル「あなたはあなたの目でこの世界の事を確かめてください」
カレン「またいつか会おうね、エスター」
〔味方ユニット離脱〕
エスター「みんな…」
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
エスター「…あたしも一緒に行くよ」
カレン「行くって…」
デュオ「これ以上、俺達と一緒に行動してたらお前もお尋ね者だぜ」
エスター「それがどうした!」
カレン「エスター…」
エスター「あたしはあたしの目で、この世界を確かめたい。だから、あんた達と一緒に行く」
カトル「…もう決心したんですね」
エスター「一度決めたら、後悔しないよ」
カトル「では行きましょう、エスターさん。あなたはあなたの道を見つけてください」
エスター「うん…!」
〔エスター、デュオへ接近〕
エスター「正太郎、アルト、ルカ…。せっかく知り合えたけど、もうお別れだね」
アルト「頑張れよ、エスター。そいつ等とは並の神経じゃ付き合えないぜ」
エスター「色々とありがとう。またいつか会おうね」
〔味方ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

アルト「行っちまったな…」
ルカ「彼等は連邦政府から追われる身です。僕達には見送る事しか出来ません」
ブレラ「………」
〔ブレラ、マップ端へ移動〕
アルト「ブレラ・スターン…」
ブレラ「早乙女アルト。貴様はあの子に…ランカ・リーに相応しくない」
〔味方ユニット離脱〕
アルト「いつもの捨て台詞かよ…」
ルカ「いったい何者なんでしょうね、あの人は…」
正太郎「皆さん、ご協力ありがとうございました」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
エスター「こっちこそ。あたし達もランカちゃんのガードが仕事だったんだしさ」
正太郎「よろしければ、きちんとお会いしてお礼を言わせてください」
エスター(少年捜査官、金田正太郎と鉄人28号か…。立派な子もいるもんだな…)
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
アルト「こっちこそな。おかげで助かったよ」
正太郎(ブランチ…。今日は逃がしてしまったけど、必ず僕と鉄人がお前を捕まえてみせるぞ)

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~ランカ・リー 控え室~
ランカ「アルト君、無事で良かった」
アルト「お前を守るのが俺達の任務だからな。やられるわけにはいかないさ」「それよりランカ…。あのブレラ・スターンって奴について何か知ってる事はないのか?」
ランカ「………」
アルト「ランカ…」
ランカ「わからない…。何もわからないけど…」「でも、あの人を見ると胸の奥が締め付けられるの…。せつないような、懐かしいような…」
アルト「お前の失われた記憶に関係するのか…?」
ランカ「わからない…」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合、セリフ追加※※
エスター「どういう事なの?」
ランカ「私…昔の記憶がないんです」
エスター「え…」
ランカ「何だか昔、怖い目に遭って…それ以前の記憶を失ってしまったんです」
エスター「そうだったんだ…」「でも偉いよ、ランカちゃんは。それを乗り越えて、あんないい歌を歌ってるんだもん」
ランカ「え…」
エスター「実はね…あたしも昔、事故に巻き込まれてそれで世の中にスネてた時期があったんだ」「でもね、あたし…ある人に出会っていつまでもウジウジしてるのがかっこ悪いって思えるようになったんだ」
アルト「そのある人って…クロウか?」
エスター「べ、別にだからってあいつが特別だとか、かこいいとかステキだとか、そういうのじゃなくて…!」
ランカ「その人の事…好きなんですか?」
エスター「そ、そんな事あるわけないじゃん! あいつはセコくて、かっこつけで、テキトーで、だらしなくて…!」
ランカ「ふふ…」
エスター「やっぱり、ランカちゃんは笑顔の方がいいな」
ランカ「ありがとうございます」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔ドアノブを回す音〕
エルモ「いや~ガードの皆さんもお疲れ様。ランカちゃんが無事で本当に良かったですよ」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
エスター「この人は?」
ランカ「私の所属するベクタープロモーションの社長のエルモさんです」
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
ランカ「はい、エルモさん」
エルモ「何といってもランカちゃんは我がベクタープロモーションの宝…いや、全銀河の宝と言ってもいい!」

エルモ「いやね…私も色々と嫌な予感がしてたんで、次元獣バスターさんやICPOにも護衛を頼んだんですよ」
大塚「それで正太郎君がシンガポールに派遣されたというわけなんだ」
ルカ「お久しぶりです、大塚長官」
大塚「ルカ君とアルト君も元気そうで何よりだ。…では改めて正太郎君を紹介しよう」
正太郎「ICPOの特別メンバーの金田正太郎です。さっきはありがとうございました」
アルト「こっちこそな。おかげでランカも助かったよ」
正太郎「皆さんの事はワッ太からも聞いてます。お会い出来て嬉しいです」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
エスター「ワッ太って、竹尾ゼネラルカンパニーの若社長!?」
ランカ「私の所属するベクタープロモーションの社長のエルモさんです」
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
ルカ「君はワッ太の知り合いなの」

正太郎「はい。学校では僕と同じクラスなんです」
アルト「小学生社長と小学生捜査官が一つのクラスにいるとはな…」
ルカ「担任の先生は大変でしょうね」
大塚「キョウ、君達が戦ったロボットマフィアのブランチは、ここ数ヶ月の勢力を拡大させているんだ」
正太郎「僕は破界事変の頃からあいつを追っていたんです」
大塚「ところが、最近のブランチの戦戦力はICPOでは対処できないレベルとなったんで連邦軍が出動する事になったんだ」
ルカ「大塚長官がいらっしゃるという事はクラッシャー隊が対ブランチの担当になったんですね」
大塚「その通り。奴は日本を本拠地にしているからね」「それで私はICPOに働きかけて旧知の正太郎君がクラッシャー隊に出向させてもらったんだ」「要するに今回の鉄人の派遣はICPOとクラッシャー隊の合同作戦のようなものだ」
アルト「正太郎は長官と知り合いだったのか?」
正太郎「いつは大塚長官はICPOに所属していた時期もあったんです」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
大塚「正太郎君とは、その時からの付き合いでな」
エスター「よかった…。正太郎が前に逮捕した人とか、そういうんじゃないんですね」
ルカ「ちょ、ちょっと! エスターさん!」
大塚「ははは、気にしておらんよ、ルカ君。…さすがは、あのクロウ君の後輩なだけあるな、エスター君」
エスター「あいつの事、知ってるんですか?」
大塚「彼も私の下で働いてくれていた時があったからね」「あの時は、とんでもない報酬を要求されて目の玉が飛び出るかと思ったよ」
アルト「あいつなら、やりそうだな」
エスター「言えてる!」
正太郎「へえ…そのクロウさんって方、面白い人なんですね」
エスター「うん。面白いだけじゃなくて…」
アルト「面白いだけじゃなくて?」
ランカ「面白いだけじゃなくて?」
エスター「い、いいだろ…! うっさいなぁ!!」
エルモ「ああ、あなた! ランカちゃんに乱暴はやめてください!」
ランカ「いいんです、エルモさん。私…エスターさんともっと色々とお話したいです」
エスター「あたしと?」
ランカ「はい。エスターさんとクロウさんの事、、もっと聞きたいです」
エスター「それは…その…」
エルモ「はいはい。それは今度のライブが終わってからね」「ランカちゃんっはアイランド1でのプロジェクトのスタートライブが終わるまでオフはないんだから」
ランカ「はい。エルモさん…私、思い切り歌います」
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
大塚「正太郎君とは、その時からの付き合いなんだ」
エルモ「ありがとうございました、大塚長官。おかげさまで無事にライブが出来そうです」
大塚「私と正太郎君もライブが終わるまでは警備のためにこちらにいさせていただきます」
エルモ「その後、ランカちゃんはフロンティア船団へ戻る事になります」
アルト「じゃあ、それに合わせて俺達もS.M.Sに帰還になるな」
ランカ「アイランド1でのプロジェクトのスタートライブ…。私、思い切り歌うね」

正太郎「頑張ってくださいね、ランカさん」
ランカ「ありがとう、正太郎君」
正太郎「それで…その…」
ランカ「何かしら?」
正太郎「よかったら、サイン…もらえます? 僕、ランカさんのファンなんです」
ランカ「お安い御用よ。何枚でも書いちゃうから」
正太郎「やったぁ! じゃあ、僕と友達の分の2枚、お願いします」
※※「カレン達を見送る」を選択した場合のセリフ※※
アルト「ICPOの特別メンバーもこういうところは子供だな」
エスター(正太郎君と鉄人28号…。S.M.Sとランカちゃん…)(それにカレンやカトル達…。みんな、それぞれに頑張ってる)(こっちも負けていられない…! やるぞ、あたし!)
※※「カレン達と一緒に行く」を選択した場合のセリフ※※
ルカ「ICPOの特別メンバーもこういうところは子供ですね」
アルト「そうだな」(カレン、デュオ、カトル…。お前達も自分の戦いを続けてるんだな…)(今の俺はお前達を見送る事しか出来ない。無駄死にだけはするなよ…)

【シナリオエンドデモ終了】


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