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No.30
一点突破

【シナリオデモ1開始】
ユーラシア大陸
中央部

  ~プトレマイオス2 ブリーフィングルーム~
スメラギ「…みんなに見てもらっているのは上空の監視衛星が撮影した新たなZONEの映像よ」
メール「あのでっかいのがZONE…!」
ランド「あれと同じもんにセツコが捕らえられてるのか…」
ゼロ「形状は北米のものと同一。何の前触れもなく出現した点も共通している」「なお、インサラウムはZONEを中心に部隊を展開させ、インド北部全域は彼等に制圧されたに等しい」
佐伯「周辺に配備されていた連棒軍はアークセイバーと次元獣の軍団によって瞬く間に壊滅させられたそうです」
アルト「通常装備の正規軍じゃ、奴等に奇襲されたら、ひとたまりもない」
アポロだったら、俺達がやるしかねえぜ」
赤木「俺も賛成だ。どうせアロウズは動かないんだし、俺達が行こう」
ゲイナー「でも、周辺の部隊を突破したとしてもあのZONEを破壊するのは…」
クロウ「心配するな。その時は俺が行く」
デュオ「ブラスタのスフィアでZONEを封印するってのか?」
クロウ「幸か、不幸か、俺もスフィアの力ってのをそれなりに引き出せるようになったらしいしな」「うまく出来るかわからんが、最期の手段ってやつだ」
青山「お前…借金を投げる気か?」
クロウ「…死んで借金をチャラにするのは俺の主義じゃねえ」「そうしないためにも俺だって全力を尽くすさ」
ランド「クロウ…」
クロウ「ストップだ、ランド。所帯持ちのお前にムチャな真似をさせるわけにはいかねえ」「未亡人になったメールなんてのは誰も見たくはねえしな」
ランド「お前…」
ロックオン「この話はここまでにしようぜ。まずは現場にたどり着けるかだってわからないんだからな」
ミシェル「問題を先送りにするんですか?」
ロックオン「そういうつもりじゃねえさ。無駄な議論を重ねる暇があったら、一刻も早くZONEに向かった方がいい」
ミシェル「そんなにカタロンの中央アジア支部が気になりますか?」
ロックオン「…俺の裏を調べたってわけか?」
ティエリア「やめろ、ミハエル・ブラン。彼は今はソレスタルビーイングの一員だ」
ミシェル「別にカタロンのスパイだって言ってるわけじゃないさ」
ロックオン「いいんだぜ、ミハエル。お前が俺の事を気に食わないらしいってのは前から感じてた」「不満があるなら言えよ。作戦が始まったら、もう聞く機会がないかも知れないしな」
ゼロ「二人共、そこまでにしろ。今はZONE攻略が最優先すべき問題だ」
クラン「どうした、ミシェル…? お前らしくないぞ」
ミシェル「…かもな。だが、俺にだって譲れないものがあるんだよ」
アルト「ミシェル…」
スメラギ「まず我々は周辺の部隊を突破して、ZONE本体にたどり着かなければならないわ」
ゼロ「突撃部隊を編成する。多少の犠牲を払ってでも最短コースでZONEを目指すぞ」

  ~パレス・インサラウム 科学長官研究所~
アンブローン「ふむ…」
マリリン「どうでした、おばさま?」
アンブローン「特異点と言っても、身体の各種データは通常の人間と明確な差は見られん」
マリリン「え~! せっかく苦労してゲットしてきたのにつまんな~い!」
桂「何が苦労だよ。一つの街を丸々人質に取って、俺に投降を迫ったくせに」
アテナ「あのような卑劣な手段を使う人間がいるとは…!」
マリリン「どんな手段を使っても、どんな任務も遂行するのが、ファイヤバグだもん」
桂「こんな部隊にいて、クロウの奴は、よく歪まなかったもんだぜ」
マリリン「言っておくけどね、特異点クン。私だって本当なら、あんなメンドくさい手を使うつもりなかったんだから」
アテナ「この漢が色仕掛けで落ちなかったからだと言うのか?」
マリリン「かなりの女好きだって聞いてたから、簡単に落ちると思ってたのに」
桂「可愛い子が大好きってのは否定しないよ。…つまり、俺のレーダーに引っかからなかったあんたに問題があるのさ」
マリリン「…殺してやろうか?」
桂「…クロウに女嫌いの根っこがどこにあるのか、わかったよ」
アンブローン「そこまでにしろ、マリリン。この男の調査はじっくり時間をかけて行なう」「出撃の準備もある。おぬしは殿下をお呼びしてくれ」
マリリン「了解で~す。…じゃあね、特異点クン」
〔扉の開閉音〕
桂「どうせ、じっくりたっぷり調べられるなら、マルグリットちゃんにお願いしたいね」
マルグリット「………」
桂「あら? 無視されちゃった…」
アテナ「そんな軽薄な口の利き方で相手にされると思う方がおかしいんだ」
桂「じゃあ、マジな質問だ。この艦にはエウレカが捕まってるらしいが、それは本当か?」
マルグリット「私の口から答える事は出来ない」
桂「了解した。その言葉で十分だ」
アンブローン「サンプルに妙な同情心を見せるでないぞ、マルグリット卿」「あの小娘もこの男も、我が次元科学発展の礎となってもらうまでだ」
桂「あいにくだけど、俺…そういう縁の下の力持ち的な役って苦手なんだよね」
アンブローン「その減らず口をいつまで続けられるかな。…おぬしと対になる存在が揃えば、また新たな発見もあるだろう」「そろそろ宇宙のあれも安定するしな」
アテナ「待て! 対になる存在とは…」
桂「オルソンの事を言っているのか!?」
アンブローン「それをおぬしに説明する義務はない。そこで自らの未来について、絶望に打ちひしがれているといい」
〔扉の開閉音〕
アテナ「奴等はおじ様も狙っている…。おじ様もこちらの世界に来ているのか…?」
桂「だとしたら、ここにいつまでもいるわけにはいかないな」
アテナ「しかし…」
桂「さっきからの要旨を見ていると、この艦も出撃するらしい」「そうなったら俺達への監視も甘くなる。その時がチャンスだ」
アテナ「わかった…。それまでは大人しくしていよう」
桂「見てろよ、魔法使いのお婆さんに化け猫ちゃん。この桂木桂様を甘く見た事を後悔させてやる」

  ~パレス・インサラウム 特殊格納庫~
ユーサー「…もうすぐ出撃だそうだ」
次元獣エスター「………」
ユーサー「僕では戦力にならないのにどうしてアンブローンは出撃を勧めるんだろうね…」
次元獣エスター「!」
ユーサー「そんなに怒らないでおくれよ。…僕だって、わかってる。皇子として皆の士気を高める役なのは」「ちょっと言ってみたかったんだよ、君の前でぐらい」
〔歩み寄る足音〕
マリリン「で・ん・か」
ユーサー「マ、マリリン殿…!?」
マリリン「そんなに驚かないでくださいよ。マリリン…ショック受けちゃいます」
ユーサー「聞いてたのかい?」
マリリン「何をです?」
ユーサー「そ、そうか…それならいい。では、出陣の準備をしよう」
マリリン(あ~あ…ほんと、ダメ皇子…。こんなんだから、おばさまがハッスルしちゃうのよね…)
【シナリオデモ1終了】

【戦闘マップ1開始】

〔味方戦艦出現〕
キャシー「イカルガとタワーを中心に、陽動部隊が敵を引きつけています!」
モニカ「前方距離120にZONE確認! 周辺に敵機はいません!」
〔味方ユニット出現〕
ボビー「ブラスタ!? クロウちゃんが出たの!」
キャシー「デルタ1からブラスタへ! 単独突撃は危険です!」
クロウ「ZONEが無敵かどうかを確認する! それがわからなきゃ、作戦も立てようがないしな!」
モニカ「ZONE周囲に次元震発生! 何かが来ます!」
〔敵ユニット出現〕
ボビー「デカい!!」
ジェフリー「ZONE防衛用の次元獣か…!」
クロウ「まずは奴を突破する!」
〔クロウ、人造次元獣へ隣接〕
〔クロウ、人造次元獣へ攻撃〕

[イベント戦闘「クロウvs人造次元獣」]
クロウ「何っ!?」
ミーナ「嘘…!」
ラム「ブラスタのSPIGOTでも全くダメージを受けていない!」
〔味方ユニット出現〕
桂「後退しろ、クロウ! そいつに攻撃しても無駄だ!」
クロウ「桂とアテナか!」
アテナ「我々はインサラウムから逃亡してきた! あのルーク・アダモンについての情報も持っている!」
ジェフリー「各機は後退しろ! このエリアから退いて、作戦を検討する!」
クロウ「…了解」
桂「行くぞ、アテナ」
アテナ「私はお前のフォローに回る」
〔アテナ、桂と統合〕
〔味方ユニット離脱〕
〔味方戦艦離脱〕
〔次元獣の咆哮〕

人造次元獣「!!!!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

  ~マクロス・クォーター 格納庫~
ランド「クロウ! てめえ、勝手をしやがって!」
クロウ「先走ったのは悪かった。素直に謝る」」
メール「でも、ブラスタの必殺技で傷一ついてないって、おかしくない!?」
桂「あの次元獣はルーク・アダモン…。その名の通り、ZONEを守るための門番だ」
ゲイナー「桂さんとアテナさんはインサラウムに捕まっていたんですか?」
桂「恥ずかしながらな。…俺とアテナは気ままに世界中と回って、個人輸入業をやっていたんだが…」「あいつ等に雇われたマリリン・キャットってのにしてやられたよ」
クロウ「あの化け猫…仕事をしてやがるな」
ガロード「それで、あのルーク・アダモンてのはどんなカラクリでブラスタの攻撃をチャラにしたんだよ…!?」
アテナ「あれはZONEからのエネルギーを使い、周辺の次元を歪めて、外部からの攻撃を無効化しているらしい」
桂「要するに次元獣が持っていたD・フォルトと原理は同じってわけだ」「だが、その力は桁違いだ。何しろZONEが奴のエネルギー源だからな」
ゲイン「あれから抽出される次元力をダイレクトに防御に使ってるってわけか」
ジロン「だったら、あのZONEを先に破壊すれば…」
ゲイナー「でも、ZONEもあの次元獣と同じ原理で守られてる」
エルチ「向こうにも攻撃が効かないって事!?」
ガロード「要するにお手上げって事かよ…!」
桂「まだ絶望するのは早いぜ。ZONEはともかく、ルーク・アダモンは何とかなるかも知れない」
ロラン「何か方法があるんですか?」
桂「俺の身体を好き放題まさぐってくれたお礼にあれに関するデータを盗み出してきた」
アテナ「我々では詳しいところまではわからんが、あの次元獣の防御には欠陥があるらしい」「そのデータをゼロに渡した。これで攻略の糸口が見つかるかも知れない」
〔歩み寄る足音〕
ゼロ「見つかるかも知れない…ではない。見つけるのだ」「そして、私はそれを可能とする」
桂「待ってたぜ、ボス。その自信満々の口ぶりから察するに答えが出たようだな」
ゼロ「桂木桂、アテナ・ヘンダーソン…。君達がもたしたデータのおかげであのルーク・アダモンの弱点がわかった」
スメラギ「だからと言って勝利が確定したとは思わないでね」
クロウ「脅かしっこなしだぜ、スメラギさん」
スメラギ「事実だけを単刀直入に言うわ」「あのルーク・アダモンは、攻撃に対してバリアを張った際、ある一点だけ、不完全な部分があるの」
ゼロ「あれだけの巨体だ。おそらくはエネルギーの継ぎ目のようなものだと思われる」
ゲイ「アキレスのカカトというやつだな」
ランド「よっしゃ! そこをみんなでぶっ叩けばいいんだな?」
ゼロ「その継ぎ目部分の大きさは20センチ四方だ」
メール「え!?」
ロラン「そんな小さなものだなんて…」
スメラギ「おまけに継ぎ目と言っても防御機能の次元断層が全く存在していないわけではないの」「そこをピンポイントを攻撃して一度、断層を突破してからでないと、、本体にダメージを与える事は出来ないと思われるわ」
ゲイン「…どういう手段が最も有効だ?」
ゼロ「まず一撃目で継ぎ目の断層を突破する。これはそれ程の威力がなくてもいい」「その後、その20センチ四方の隙間に向けて的確に攻撃を叩き込む」
ガロード「バリアがはげたのに、その小さな穴に打ち込まなきゃならないのか?」
ゼロ「大規模な攻撃を打ち込んでも周辺の断層で威力を散らされるだけだろう」
スメラギ「でも、ZONEからのエネルギーの流入は非常にデリケートな調整を要するようなの」「一撃でもダメージを与えれば、あの次元獣は二度と絶対次元断層を張れないと思われるわ」
ゲイン「話はわかった。…俺達の勝ちだ」
シモン「ゲイン…!」
ゲイン「ZEXISはスパイナーが揃ってる。…ヨーコがいないのが悔やまれるがな」
ギミー「でも、ダリーじゃまだそこまでの精密射撃は無理だよ」
ミシェル「心配するな、ギミー。俺とゲインさんがいれば十分だ」
ロックオン「俺をわざと外したってわけか、ミハエル」
ミシェル「…いい機会だから、言っておきます。俺はあんた個人には恨みも何もない」「だが、あんたがロックオンの名を受け継いだ事は許せない」
ロックオン「お前…」
ミシェル「あの人は俺にとって目標とする存在だった。あの人のスナイパーとしての在り方に憧れていたと言ってもいい」「そのロックオン・ストラトスの名を双子だからって理由だけで受け継ぐ人間を俺は認めたくない」
ロックオン「…これでも頑張ってるつもりなんだけどな…」
ミシェル「それは俺もわかっています…。だから、俺の言っている事がただのワガママだというのも認めます」「すいませんでいた…。今更ですが、この事は忘れてください」
ゲイン「とは言うが、人間…そう簡単に割り切れるもんじゃない」「お前も…そして、ロックオンもだ」
ミシェル「しかし…」
ゲイン「攻撃の手段は多い方がいい。ミシェル、ロックオン…勝負といこうか」
ロックオン「勝負…?」
レントン「あの…桂さん…」
桂「すまん、レントン…。エウレカは救い出す事は出来なかった」「だが、あのマルグリットがエウレカの世話をしているようだ」
レントン「マルグリットさんが…」
アテナ「インサラウムが何を目的としてエウレカをさらったのかはわからない」「だが、彼女がついているのだから、手荒な真似をされていないだろう」
桂「すまん、レントン…。俺達にわかったのは、ここまでだ」
レントン「ありがとうございます、桂さん。それだけで十分です」「俺とニルヴァーシュで必ずエウレカを救い出してみせます」
桂「いいもんだな、恋する少年は…。俺も出来る限り協力するぜ、レントン」
アテナ「必ずエウレカを助け出そうな」
レントン「はい…!」
【シナリオデモ2終了】


サブタイトル
「一点突破」


【戦闘マップ2開始】
〔敵ユニット出現済み〕
AS団員「ウェイン卿、ZEXISが周辺部隊を突破して、こちらに向かっているとの事です」
ウェイン「懲りない連中だぜ。無駄だってのが、まだわからんとはよ」「あんな化け物頼りの俺達が言う台詞じゃねえけどな…」
〔カーソル、ルーク・アダモンを指定〕
ウェイン(何者をも超える絶対的強さ…。おっしゃる通りだぜ、旦那)
AS団員「ZEXIS、来ます!」
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
〔味方ユニット出現〕
ウェイン「…ババアのペットは関係ねえ…! 俺の手で奴等を倒す!」
スメラギ「各機に作戦を再度通達。攻撃対象ルーク・アダモンは拠点防衛のため、あの地点を移動しないはずよ」「アタッカー役のゲイン、ミシェル、ロックオンは指定ポイントへ急行…」
〔カーソル、目標地点を指定〕
ジェフリー「その位置から3機による連続スナイピングで敵の絶対次元断層を突破し、ルーク・アダモンの本体にダメージを与える」
ゲイナー「頼みます、ゲインさん!」
ランド「見せてくれよ、黒いサザンクロスの生き様をよ」
ゲイン「請け負った仕事はきちんと果たすさ。…用意はいいな、二人共?」
ミシェル「ああ…!」
ロックオン「いつでもいいぜ」
クロウ「大一射はゲインが担当する」
アルト「その後の第二射を、どちらが決めるかの勝負か」
ダリー「見せていただきます。超一流のスナイパーの競演を」
シルヴィア「でも、大丈夫なの? こんなギリギリの状況で勝負なんて」
シリウス「互いの誇りを懸けての戦いだ。どちらが勝つにしても必ず成功させるだろう」
アポロ「後は、周りの奴等にあいつ等の邪魔をさせなきゃいい!」
ヒイロ「周りの敵は俺達で片付ける」
ティエリア「ミシェル、ロックオン…。その後は君達に任せるぞ!」
アニュー「………」
フェルト「どうしました、アニューさん?」
アニュー「ロックオンさん…声は変わりませんでしたが、いつもより緊張しているようでしたので…」
スメラギ「彼にとってお兄さんの名前を賭けた戦いになるのだものね」
アニュー「お兄さん…?」
ラッセ「詳しい話は本人に聞いてくれ。外野がどうこう言う事じゃないからな」
アニュー(ロックオン・ストラトス…か…)
ミレーヌ「あれが次元獣…! 見るからに凶暴そうね!」
ガムリン「クロウの話では、あの怪物も異次元からのエネルギーを抽出して、それで戦っているそうだ」
レイ「バサラの歌のフォールドウェーブなら、それに干渉する事が出来るかも知れないってわけか」
バサラ「関係ねえぜ」
ミレーヌ「バサラ!」
バサラ「相手が何であろうと、俺は俺の歌を聴かせるだけだ!」
ウェイン「来な、ZEXIS…! 俺の誇りに懸けて、ここでお前達と決着をつける!」
クロウ「ウェイン・リブテール…!」
ロジャー「落ち着くんだ、クロウ…! またスフィアに取り込まれるぞ!」
桂「らしくないぜ、クロウ。スナイパーズのエスコートなんてのは気楽な任務だろ」
クロウ「フ…そうだな。鼻っ柱の強いだけの兄さん相手にマジになる必要もねえ」
ウェイン「言ってくれるぜ。Dエクストラクターも使いこなせない小物がよ」
クロウ「まずはデカブツの撃破とZONEの破壊が第一だ。…ウェイン、お前の相手は後回しだ」
スメラギ「時間は5分…! それまでにゲイン達が目標地点に到達できないと作戦は失敗よ!」
ジェフリー「各機、作戦開始…! 5分以内にスナイパーを護衛して、配置につけろ!」
<戦闘開始>

<ロックオンが戦闘>

ロックオン(兄さん…。やっぱり、俺にこの名前は重過ぎるのかも知れねえな…)(だが、俺はやるぜ…。俺は兄さんの代わりをやるために、ここにいるんじゃない…)(あの腐れアロウズやインサラウムみたいな奴にこの世界を好きにさせるわけにはいかねえんだよ…!)

<ミシェルが戦闘>
ミシェル(見ててくれよ、ロックオンさん。あんたの弟には悪いが、この勝負で俺も心にケリをつける…!)(そして、あんたを超えるスナイパーになってみせる…!)

<桂が戦闘>
桂「さてと…! 手荒い身体検査のお礼参りと行こうか!」「言っとくけど、俺…結構、怒ってるんだぜ!」

<ゲインが戦闘>
ゲイン「まずは先陣を切る俺がやられちまったら、話にならん」「二人のスナイパーの手本になるように俺も頑張らんとな…!」

<クロウvsウェイン>
ウェイン「クロウ・ブルース! 俺の強さを証明するためにも、お前は俺が叩く!」
クロウ「他人の踏み台になるのは好きじゃねえんだよ。親父の借金を継がされた俺としちゃ、そういうのはうんざりだ…!」
ウェイン「そっちの事情は知らねえよ!」
クロウ「なら、こっちも同じだ…! お前の事情なんて知った事じゃねえんだよ!」

<ウェイン撃破>
〔ウェインに爆発〕
ウェイン「ちいっ! この俺が、こうも簡単に!」「一度退くしかないのか!」

<ロックオンが目標地点へ到達>
ロックオン「こちら、ロックオンだ! ゴールに着いたぜ!」「後は奴をぶち抜くだけだ…! 周りの連中のお相手は頼むぜ!」

<ミシェルが目標地点へ到達>
ミシェル「こちら、スカル2…! ポイントに到着!」「そのまま狙撃体勢に入る! 敵をこちらに近づけないでくれ!」

<ゲインが目標地点へ到達>
ゲイン「ゲインだ。ポイントに到達した」「俺はここで狙撃の準備に入る。周りの敵は任せる…!」

≪ロックオン&ミシェル&ゲインが目標地点へ到達前≫
<5EP>

フェルト「スナイパーチーム、指定ポイントに到達していません!」
ミレイナ「周辺部隊が、このエリアに殺到してきているです!」
スメラギ「このままでは消耗戦になるわ…! 各機は後退を!」
ジェフリー「作戦失敗か」
(→ GAME OVER

<ロックオン&ミシェル&ゲインが目標地点へ到達・敵増援1出現>
ゲイン「一発勝負だ! ミシェル、ロックオン、準備はいいな!」
ミシェル「やってくれ、ゲインさん!」
ロックオン「そっちに続いて俺達も勝負する!」
ゲイン「どっちも恨みっこ無しだ…! 行くぜ!!」
〔ゲインが次元獣ルーク・アダモンSへ攻撃〕
[イベント戦闘「ゲインvs次元獣ルーク・アダモンS」]
ミレイナ「ルーク・アダモン、ダメージを受けてないです!」
フェルト「ですが、攻撃はポイントに着弾しています!」
スメラギ「今よ、ミシェル、ロックオン!」
ミシェル(ロックオンさん…!)
ロックオン(兄さん…!)
〔ロックオンが次元獣ルーク・アダモンSへ攻撃〕
[イベント戦闘「ロックオンvs次元獣ルーク・アダモンS」]
〔次元獣ルーク・アダモンに爆発〕
〔次元獣ルーク・アダモン、出力低下〕

モニカ「ルーク・アダモン本体に着弾を確認!」
キャシー「同時に次元獣の次元断層が消滅しました!」
ボビー「やった! 作戦成功よ!!」
ダリー「すごい…! すごいです、皆さん!」
ミシェル「俺の負けです、ロックオンさん」
ロックオン「結果はたまたまってやつさ、ミシェル。狙撃勝負だけにな」
クロウ「お…スナイパージョークってやつか」
ミシェル「見せてもらいましたよ、ロックオン・ストラトスの腕を」
アルト「ミシェル…」
クラン「わだかまりは弾丸に乗せて、吐き出したようだな」
ゲイン「スナイパーは一発に全てを込める。当然の結果だ」
ランド「俺にはわからん世界だが、とりあえず一件落着ってやつか」
ティエリア(ミシェル、ライル・ディランディ…。共にロックオン・ストラトスに導かれた者だ。きっと彼の遺志を受け継いで戦っていく)(そして、それは僕も同じだ)
佐伯「喜ぶのは、まだ早いです!」
モニカ「敵増援、来ます!」
〔敵ユニット出現〕
カレン「クロウ! あれを見て!!」
〔カーソル、次元獣エスターを指定〕
クロウ「白いダモン級! エスターか!」
次元獣エスター「………」
クロウ(…待ってろよ、エスター)
ユーサー「ZEXISよ。余の切り札であるルーク・アダモンに傷をつけた事は褒めてつかわす」
甲児「あれがインサラウム皇子…」
シン「ユーサー・インサラウム!」
ユーサー「だが、だからと言って、インサラウムを破ったと思うのは大間違いだ。あれも我等の力の一部に過ぎん」「ZEXISよ。今すぐ降伏するのだ。さもないと…」
ワッ太「この世界を滅茶苦茶にするってのかよ!」
ユーサー「そ、その通りだ!」
葵「やっぱり、ケビン・マクラーレンの言っていた通りね」
斗牙「ついにその暴虐の牙をむくか、ユーサー・インサラウム!」
ユーサー「ケビン・マクラーレン…?」
マルグリット「お下がりください、殿下。ここは私が指揮を執ります」
ユーサー「そうはいかない、マルグリット。余は皇子なのだから」
マルグリット「しかし…」
ユーサー「余はやってみせねばならないのだ。アークセイバーのため、民のため、そして、インサラウムのために…!」
ジェフリー「各機、散開! 敵はユーサー・インサラウムを中心にこちらに向かってくる!」
スメラギ「ZONEの前に敵部隊を迎撃するわよ!」
シン「スメラギさん! エスターはどうするんです!?」
スメラギ「………」
クロウ「そっちは俺に任せてくれ」
正太郎「何か方法があるんですか!?」
クロウ「スコート・ラボの次元獣バスターは伊達じゃねえのさ」
青山「お前…」
クロウ「みんなはあっちの残虐皇子を頼むぜ!」
スメラギ「…各機、エスターの対処はクロウに任せて」
ジェフリー「ZONEを止めなければ、この一帯が死の大地となる。それを忘れるな」
次元獣エスター「………」
クロウ「さてと…。行くぜ、エスター」

<ユーサーと戦闘>
ユーサー「余はインサラウムの統治者だ…! この聖王機を駆る以上、負ける事は許されないのだ!」

<クロウvsマルグリット>
マルグリット「クロウ・ブルースト! 恩義の意味も込めて、お前の相手は私が務める!」
クロウ「そんなやり方が、インサラウムの恩返しだってのか?」「だとしたら、こっちの世界とインサラウムは仲良く出来そうにねえな…!」
マルグリット「相変わらずの減らず口を…!」
クロウ「言っとくぜ、マルグリット…! お前等の皇子が本気を見せる前にとっとと決着をつけさせてもらう!」

<クロウvs次元獣エスター>
クロウ「エスター…」
次元獣エスター「!」
クロウ「すまん…!」

≪No4Cを通った≫
<カトルvs次元獣エスター>

カトル「エスターさん…あなたの前向きさと強さを、僕は決して忘れません…」

≪No4Aを通った≫
<正太郎vs次元獣エスター>

正太郎「エスターさん…! あなたと一緒に戦ってきた事を僕は絶対に忘れません…!」「ごめんなさい…!」

<桂vsマルグリット>
マルグリット「桂木桂! お前がルーク・アダモンの弱点をZEXISに知らせたのか!」
桂「おかしいな…。君もそれを望んでいたんだと思ったけど?」
マルグリット「何を言う!」
桂「無理するのはやめなよ。…女に関しては百戦錬磨の俺にはわかる。君は俺達と戦うのを望んじゃいない」
マルグリット「でまかせを言うな! 私はアークセイバーのマルグリット・ピステールだ!」
桂「やれやれ…! 意地っ張りぶりに磨きがかかってるね!」

<マルグリット撃破>
〔マルグリットに爆発〕
マルグリット「ここまでか…! パールネイル、後退する!」
〔敵ユニット離脱〕
クロウ「マルグリット…。俺とお前は、こうなる運命だったようだな」

<ユーサー撃破>
〔ユーサーに爆発〕
ユーサー「だ、駄目だ! ここで聖王機を失うわけにはいかない!」
〔敵ユニット離脱〕

<次元獣エスター撃破>
〔次元獣エスターに爆発〕
次元獣エスター「!!!」
カトル「エスターさん!!」
クロウ「待ってろ、エスター。今、楽にしてやる」
正太郎「楽にするって…!」
アルト「まさか、あんた…!」
クロウ「…それしかねえんだよ。そして、それは俺の役目だ」
カレン「クロウ…!」
クロウ「すまねえな、エスター。この責任はいつか必ず取る」
次元獣エスター「………」
クロウ「恨むんなら、恨んでくれ。…じゃあ、行くぜ」
※※既にマルグリット撃破の場合、セリフ追加※※
〔通信のコール音〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

マルグリット「やめろ、クロウ!」
※※既にマルグリット撃破の場合のセリフ※※
クロウ「マルグリット! わざわざ通信を送ってきてまで俺を止める気か!」
※※まだマルグリット健在の場合のセリフ※※
クロウ「引っ込んでろ、マルグリット。お前の出る幕じゃねえ」

マルグリット「その次元獣には、まだ人間の意思が残されているかも知れない!」
クロウ「…気休めはよせ。それとも俺を動揺させる気か?」
マルグリット「違う! あの次元獣はシェーヌと…お前が追っていたライノダモンと同じなんだ!」
クロウ「MDの事か…!」
マルグリット「あの子も時折、私の事がわかるような仕草を見せた…。私にはどうする事も出来なかったが…」「だが、アンブローン殿の人造リヴァイヴ・セルは未完成だ。人間に戻せるかも知れない!」
クロウ「しかし…」
C.C.「クロウ・ブルースト、その女の言う事は本当だ」
カレン「C.C.!」
ゼロ(あの時、ギアスが効いたという事は人間としての脳が残っている証拠…。まだ希望は残されているかも知れん!)
〔次元獣エスター、クロウへ隣接〕
〔クロウに爆発〕

クロウ「エスター…! やっぱり、お前…次元獣になっちまったのか…!」
ゼロ「やめろ、エスター!」
次元獣エスター「!」
カレン「動きが止まった!」
ゼロ「見ろ、クロウ・ブルースト! エスターにはまだ、人間の意識が残されているんだ!」
クロウ「エスター…」
次元獣エスター「!」
〔敵ユニット離脱〕
クロウ「エスター!」
カトル「クロウさん! エスターさんは、まだ完全に次元獣になっているわけではないんです!」
アルト「マルグリットが言ったようにきっと何か方法があるはずだ!」
正太郎「だから…! まだ諦めないでください!」
クロウ「…ああ、そうだな」「マルグリット…お前にも感謝するぜ」
マルグリット「以前の戦いでお前より受けた借りを返したまでだ」
※※既にマルグリット撃破の場合のセリフ※※
マルグリット「これで私に心残りはない…! 次に会った時には必ずお前を倒す!」
※※まだマルグリット健在の場合のセリフ※※
マルグリット「「これで私に心残りはない…! お前とも正々堂々戦うまでだ!」

クロウ「了解だ。お相手するぜ、アークセイバー」

<次元獣ルーク・アダモンS撃破>
〔次元獣ルーク・アダモンSに爆発〕
人造次元獣「!!!」
〔敵ユニット撃破〕
闘志也「やったぜ! 無敵の次元獣の最期だ!」
ジュリィ「形あるものは、いつかは壊れる…。無敵なんてものは幻想だ」
勝平「何言ってんだい、ジュリィの兄ちゃん!」
ワッ太「あいつを倒した俺達が無敵なんだよ!」
キラケン「その通りじゃ、勝平、ワッ太! この調子でガンガン行くぞ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
フェルト「ZONEのエネルギー反応、増大していきます!」
スメラギ「何ですって!?」
〔ZONEにエネルギー集中〕
〔味方全機、後退〕

闘志也「何が起こるんだ!?」
〔画面、歪曲〕
タケル「あのZONEは次元力を抽出するためのシステムなんです!」
マリン「あれが作動すると周辺の全ての物質が死滅していく!」
シモン「このまま放っておいたら、この一帯は死の大地になるのか!」
キラ「その前にやるしかない…!」
ジェフリー「全機、砲撃開始! 持てる限りの火力を叩き込め!!」
〔ZONEに爆発〕
〔画面、歪曲〕

ジロン「駄目だ! 傷一つついてない!」
アスラ「ルーク・アダモン以上の防御力だというのか!」
クロウ「………」
〔クロウ、ZONEへ隣接〕
クロウ「…となると、こうするしかないわな」
デュオ「クロウ!」
ロックオン「あんた…!」
クロウ「あばよ、みんな…! 後は頼むぜ!」
〔敵ユニット出現〕
ウェイン「行かせるかよ、クロウ・ブルースト!」
クロウ「どきやがれ、ウェイン!!」
〔クロウ、ウェインへ隣接〕
〔ウェイン、爆発しながら後退〕

ウェイン「いかん、サフィアーダが!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔ランド、ZONEへ隣接〕

クロウ「ランド!」
ランド「お先に失礼するぜ!」
クロウ「お前何をする気だ!?」
ランド「悪いな、クロウ。早い者勝ちだ」「俺とガンレオンでこのZONEってのを止める」
クロウ「馬鹿野郎! それは俺の役目だろうが!」
ランド「じゃあ、エスターはどうすんだ?」
クロウ「!」
ランド「最初に一人で飛び出していったのだって、エスターの事を確かめるためだったんだろ?」「そこまでの覚悟があんなら、あの子を何としても救ってやんな」
メール「ついでにあたし達とセツコさんもね!」
クロウ「…わかった…」
ランド「苦労をかけるな、メール」
エール「それは言わない約束だよ、ダーリン」
ジロン「ランド、メール!!」
ゲイナー「待ってください、ランドさん!!」
メール「じゃね、みんな! ガンバ!」
ランド「後は任せるぜ、お前等」
ゲイン「ああ、そっちの方は気にするなザ・ヒート」
ランド「じゃあな。次に会う時には、いい酒を用意しといてくれ」
〔ランド、ZONEへ移動〕
〔ZONE、発動〕
〔画面、発光〕

クロウ「くそぉぉぉぉぉぉっ!!」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~プトレマイオス2 個室~
クロウ「…以上が今回の戦闘の報告だ」
トライア「二人目のスフィア・リタクターによるZONEの停止…」「そして、エスターに人間の意識が残されてるとはね…」
クロウ「というわけで、ランドのためにも俺はエスターを何としても救わなきゃならんってわけだ」
トライア「とどめを刺してやる優しさより、そっちの方が建設的だね」
クロウ「お見通しだったわけか…」
トライア「まあね。二人の可愛い部下の事だもの」
クロウ「インサラウムの青騎士との戦いでブラスタに無理をさせ過ぎた。一度、徹底的にメンテを頼む」「出来れば、パワーアップも頼みたいところだ」
トライア「その言葉を待ってたよ」
クロウ「その言葉って…」
トライア「ブラスタのパワーアップに決まってるだろ。既にプランは出来てるよ」
クロウ「マジで!?」
トライア「詳しい話はラボでするよ。だが、その前にあんたに言わなきゃならん事がある」
クロウ「何だよ? 改造に金がかかるって話だったら、聞きたくねえぜ」
トライア「そんなんじゃないよ。VX…スフィアの話さ」
クロウ「………」
トライア「パワーアップしたブラスタを稼働させるためには、あんたがスフィアの力を引き出す事が絶対条件になる」「それだけのパワーがあれには必要になるんだよ」
クロウ「だが、それは…」
トライア「強い意志を持ちつつ、それに支配されない…。矛盾してるよね」「ゼロシステムの呪縛から逃れたヒイロって子みたいに誰かの声で意識を保つのは出来ないのかい?」
クロウ「そっちは望み薄だ。前にあれに囚われた時にも散々やってもらったが、駄目だった」「ロジャーの見立てでは俺の精神の無意識化まで届くような何かでなけりゃ無理らしい」
トライア「あたしの声はどうだい?」
クロウ「…さらに現実から逃避しちまう可能性が高そうだ」
トライア「そういう言葉が出るなら、大丈夫そうだ」「…って事にしておいてやるよ。じゃあ、ラボで待ってる」
〔通信の閉じる音〕
クロウ「…参ったね、こりゃ…。ほんとにあのおキツネ様…こっちの本音をお見通しだ」「なあ、ランド…。情けねえ話だが、俺はお前との約束…果たせないかも知れねえ…」「せっかくのパワーアップも俺がこんな調子じゃ宝の持ち腐れだぜ…」

  ~パレス・インサラウム ブリッジ~
アンブローン「二つ目のZONEまで、停止させられるとは…!」
マルグリット「あれだけのDエクストラクターZEXISが複数所持しているのは想定外でした」
アンブローン「言い訳は要らん! 欲しいのは結果だ!」
マルグリット「ですが、アンブローン殿…。残るDエクストラクターの起動者はクロウ・ブルーストだけです」
アンブローン「ならば、マルグリット卿…! おぬしが奴を始末しろ!」
マルグリット「しかし…」
ウェイン「婆さんの言葉を聞く必要はないぜ。ハイナイトへの直接的な命令が出来るのは殿下だけだ」
アンブローン「口を慎むがいい、ウェイン卿。殿下はその権利を私にも与えてくださった」
ウェイン「何だと!?」
アンブローン「そういう事だ、マルグリット卿。…奴の機体を是非ともサンプルとして欲しかったが、そうも言ってられん」「マルグリットピステールよ。クロウ・ブルーストの首を取って参れ」
マルグリット「は…い…」
ジェラウド「待て、マルグリット卿」
アンブローン「ジェラウド・ガルス・バンテール! 全ての騎士の手本たるナイトオブナイツが命令に背くと言うのか!」
ジェラウド「そうではありません、アンブローン殿」「マルグリット卿では、あの男と戦うのは力不足…。私とディアムドが行きましょう」
アンブローン「おお…! 行ってくれるか、ジェラウド卿!」
ジェラウド「これは失敗の許されぬ任務です。私にお任せを」「マルグリット卿…。卿には、この戦いの見届け人を命じる」
マルグリット「…わかりました」
ウェイン(ババア…! 殿下を丸め込んで好き放題やりやがって…!)(ユーサー・インサラウム! これが民達の信じたアークセイバーの姿なのかよ!)

  ~パレス・インサラウム 特殊格納庫~
ユーサー「…駄目だったよ。結局、僕は聖王機を使いこなす事は出来なかった…」
次元獣エスター「………」
ユーサー「情けない皇子だよ…。こうして次元獣になった女の子にしか自分の心の内を語る事が出来ないなんて…」
次元獣エスター「!!」
ユーサー「励ましてくれるのかい? …でも、もう心が折れてしまったよ…」「今までずっと、心のどこかで認めないようにしていたけど、僕は…無能なんだ…」
次元獣エスター「!!」
ユーサー「アンブローンがいれば、インサラウムはきっと勝利する。アークセイバーもジェラウドが率いればいい」「きっと僕がいない方がインサラウムの未来は拓ける…。民達のためには、その方がいいんだ…」
次元獣エスター「………」
ユーサー「だから、僕は…」
【シナリオエンドデモ終了】


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