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プロローグ
ブラックリベリオン

ブリタニア・ユニオンの植民地エリアの一つ、
エリア11。
レジスタンス組織「黒の騎士団」は、地球連邦の
設立前に独立を待ち取るため、今、最後の戦いを
挑もうとしていた……。

【シナリオデモ1開始】
エリア11
トウキョウ租界

スザク「…ギアス?」
V.V.「そう。ゼロは超常の力を持っている」「それは人の意思を踏みにじるもの…絶対遜守の力だ」
スザク「まさか…」
V.V.「ユーフェミア皇女殿下は何故、急に人が変わった?」
スザク「!」
スザク「!」
V.V.「彼女は優しい心の持ち主だった。それが何故、日本人を虐殺したと思う?」
スザク「ゼロの…ギアスの力なのか…」
V.V.「そして、ルールを遵守しようとした君は、式根島で何故、不可解な命令違反をしたの?」
スザク「それは…」
V.V.「そう、つまりはそういう事なんだよ」
スザク(ゼロ…お前は…やっぱり、ユフィを…)
V.V.「っもうすぐ黒の騎士団は、このブリタニア政庁に向けて仕掛けて来る」「ゼロの正体は、そこで自分の目で確かめるんだね」
スザク(もし、ゼロが…あいつだったら…俺は…)

  ~黒の騎士団 作戦本部~
扇「第3部隊から入電! トウキョウ租界のインフラが次々に停止!」
杉山「第4部隊からも同様の報告! これでトウキョウは完全に無力化した!」
ゼロ「全ては計画通りだ」
玉城「すげえじゃねえか、ゼロ! いつの間に、こんな仕掛けを用意してたんだよ!」
ゼロ「それは重要な事ではない。今、大切なのは…わかるな、カレン?」
カレン「はい。この機に乗じて、政庁を討つ事です」
ゼロ「その通りだ。…藤堂、全軍に指示を出せ」
藤堂「了解した。行くぞ、朝比奈、千葉、卜部、仙波!」
千葉「はい!」
朝比奈「いよいよ決戦の時が来たってわけね」
卜部「日本人の誇りを…」
仙波「今、ここに取り戻す!」
ゼロ「狙うはエリア11装特区、コーネリア・リ・ブリタニア! 黒の騎士団、全軍出撃せよ!」
ディートハルト「おお…! ついに…ついにゼロの描く新世界が幕を上げる!」
ゼロ(コーネリアを討てば、シュナイゼルが出てくる。そして、そのシュナイゼルを討てば、あの男…皇帝シャルル・ジ・ブリタニアが動く)(このまま地球連邦が設立しても、大国ブリタニアの皇帝であったあの男の力はそう簡単には失われないだろう…)(だから俺は、連邦の地盤が固まる前に、母さんの仇を捜し出し…)(そして、母さんを見殺しにしたあの男、我が父、ブリタニア皇帝シャルルを討ち、妹が…ナナリーが平和に暮らせる世界を創る…!)
C.C.「………」
ゼロ「行くぞ、C.C.。全ての決着は、この私が自らつける」
C.C.(いいだろ、ルルーシュ。私はお前にギアスを授けた者…共犯者なのだからな)
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「ブラックリベリオン」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

コーネリア「くっ…! トウキョウ租界は完全に孤立したか!」
ギルフォード「インフラの不可解な機能停止は黒の騎士団の仕業と見て間違いないでしょう」
コーネリア「ゼロめ、どのような手段を使ったかは知らぬが、この私を倒さぬ限り、トウキョウは落ちぬぞ…!」
ギルフォード「各機へ、政庁はダールトン将軍が守っておられる。我々は皇女殿下をお守りしつつ、黒の騎士団の主力を迎撃する!」「各方面からの援軍が到着すれば、形勢は逆転する! それまでは無理をせず…」
コーネリア「そのような手ぬるい戦い方ではゼロに付け入る隙を与えるだけだ! 打って出るぞ!」
ギルフォード「姫様…」
コーネリア(ゼロめ、どこにいる…! 我が妹ユフィの仇は、この手で討つ!)
藤堂「ゼロの首尾は?」
黒の騎士団「現在、作戦本部を置くべく、アッシュフォード学園を占拠中です」
藤堂「よし…! 各隊は、このまま戦線を離脱! ゼロが戻ってからが、本当の勝負だ!」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

  ~アッシュフォード学園~
リヴァル「い、いったい、どうなってんだよ!? トウキョウに何が起きてるんだ!?」
ミレイ「落ち着いて、リヴァル。どうやら、黒の騎士団が総攻撃を開始したみたいよ」
ニーナ(ゼロ…。私のユーフェミア様を殺した憎い敵…!)
ナナリー「学園の皆さんは無事ですよね…」
ミレイ「う、うん。みんな、教室やクラブハウスに避難しているけど…」
リヴァル「あれ…ルルーシュとリリーナは?」
ミレイ「リリーアンなら、昨日からお父さんのコロニー出張についていってるから学園にはいないわ」「でも、ルルーシュの行方は…」
ナナリー「お兄様…」
アーサー「………」
ミレイ「大丈夫よ、ナナリー。ルルーシュはきっと無事に決まってる。ね、シャーリー?」
シャーリー「は、はい」(わからない…。私は心のどこかで黒の騎士団のゼロがルルーシュだと疑っている…)(でも、どうして…? どうして、私はそんな風に思うの…)
リヴァル「スザクは軍に行ってるし、沙慈はいきなり学園を辞めちまうし…。ここは俺がしっかりしないと…!」
〔ドアの開閉音〕
ゼロ「…君達がアッシュフォード学園の生徒会のメンバーか」
リヴァル「ゼ、ゼロ!!」
ニーナ「この男がゼロ…! この男がユーフェミア様を…!」
ゼロ「動かないでもらおう。こちらとしては手荒な事をするつもりはない」
ニーナ「あなたが…! あなたがユーフェミア様を! 私のユーフェミア様を!!」
???(カレン)「やめて、ニーナ」
ミレイ「え…!?」
シャーリー「そ、そんな…」
カレン「………」
リヴァル「カレンが…黒の騎士団…」
カレン「お願い、みんな…。ここはゼロの言う通りにして」
ニーナ「う、うわあああああっ!!」
ナナリー「ニーナさん…」
ゼロ(すまない、ナナリー。お前を怖がらせるような事をして…)(だが、学園を占拠する事でお前の安全は確保できた。後はコーネリアを叩くだけだ)「私は前線に向かう。後の事は扇に指揮を執らせる」
南「扇なら、不審者の尋問に行っている」
ゼロ「不審者?」
南「ブリタニアの人間だ。重要な人物だから扇が一人で尋問すると…」
ゼロ「ならば、そちらは任せる。…カレン、行くぞ。全ての決着をつけるために!」
カレン「はい!」

扇「千草…どうして君がここに?」
???(ヴィレッタ)「………」
扇「…俺が黒の騎士団の一員だったのを隠していた事は謝る」「でも、これは平和のためにやっている事なんだ。日本を解放して、それから連邦の一員になれば、俺達は一緒になれる」
???(ヴィレッタ)「黙れ」
扇「千草…?」
ヴィレッタ「私とお前みたいなイレヴンが一緒になるだと? 私の名はヴィレッタ・ヌゥ! ブリタニアの騎士侯だ!」
扇「千草…! 記憶が戻ったのか!?」
ヴィレッタ「そうだ! 貴様に拾われていた間の屈辱、ここで返す!」
〔銃声〕
扇「千…草………」
〔人の倒れる音〕
ヴィレッタ(…後は、あのゼロの正体がルルーシュ・ランペルージである事をコーネリア様に伝えれば…)
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1から継続〕
〔味方ユニット出現〕

藤堂「来たか、ゼロ!」
ゼロ「ご苦労だったな、藤堂。各隊は周辺から政庁に突入させろ」
藤堂「よし! 各機は散開! 狙いは政庁だ!」
〔味方ユニット離脱〕
コーネリア「待っていたぞ、ゼロ!」
ゼロ「コーネリア…あなたの生命も風前の灯。大人しく降伏すれば、相応の扱いを考えてもいいが?」
コーネリア「誰が、貴様になぞ頭を下げるか!」
ゼロ「ならば、ここで死ね…!」
〔敵ユニット出現〕
スザク「ゼロ! 全てが思い通りになると思うなよ!」
カレン「来たね、スザク!」
ジェレミア「オール・ハイル・ブリタァァニアァァ! お、お願いです、ゼロ! 死んでいただけますか!」
C.C.「一緒にいるのはオレンジ卿か」
スザク「ゼロ! ここで全てを終わらせる!」
ゼロ(スザク、俺のたった一人の友…。やはり、この戦いでお前とも決着をつけねばならないか)(だが、それは俺自身が望んだ事…! そうだ、もう全ては戻れない所に来ているのだ!)「ハハハハハハ! 全ては計算通りだ!」
スザク「ゼロ!! 貴様はっ!!」
カレン「スザク! あんたの相手はあたしだよ!!」
ゼロ「さあ、全ての決着をつける時が来た!!」
<戦闘開始>

<玉城が戦闘>

玉城「やってやる…! やってやるぞ! 俺だって!」「行くぜ、ブリキ野郎! 黒の騎士団とゼロ…そして、この玉城真一郎を止められると思うなよ!」

<ゼロvsスザク>
ゼロ「来たか、枢木スザク。思えば、私の戦いはお前との戦いでもあった」
スザク「そして、その因縁はここで終わる…! いや、この手で俺が終わらせる!」
ゼロ「出来るか、君に?」
スザク「やってみせる! ユフィのためにも!!」

<ゼロvsジェレミア>
ジェレミア「おお、ゼロ! 今こそ我が宿願が果たされる時!」
ゼロ「妄執に取り憑かれたか。哀れなものだな」
ジェレミア「全てはゼロ! あなたの存在がいけないのです!」
ゼロ「ならば、私が君の人生に幕を引こう、オレンジ卿よ!」
ジェレミア「その名で私を呼ぶなぁぁぁぁぁっ!!」

<ゼロvsコーネリア>
ゼロ「こちらが押されているだと!? KMFのスペックでは圧倒しているはずなのに!」
コーネリア「脆弱者がぁぁっ!」
ゼロ「さすがだ、コーネリア! だが、こちらにも負けられぬ理由がある!」

<カレンvsスザク>
スザク「カレンか!」
カレン「戦場で会った以上、悪いけど、ここで死んでもらう!」
スザク「君は馬鹿だ! 君も日本人も、あんな男に騙されて!」
カレン「その言い方、ムカつくね! あんたにゼロの何がわかるって言うの!」
スザク「話しても無駄なら、力で…!」
カレン「やれるものなら、やってみるがいいさ! この裏切り者が!!」

<カレンvsジェレミア>
カレン「しつこいんだよ、オレンジ! ゼロを狙うんなら、あたしがあいてになる!」
ジェレミア「その名は我が屈辱の始まり! 汚名を返上し、今ここに騎士の誇りを再び!」
カレン「あたし達は日本のために戦ってるんだ! あんたのセコい誇りなんかに構っていられるか!」

<カレンvsコーネリア>
コーネリア「赤いKMF! ナリタでの借りを、ここで返すぞ!」
カレン「だったら、あたしは全ての日本人の借りをここで返す!」「ゼロと共に、この紅蓮弐式で! 覚悟しろ、コーネリア!!」

藤堂VSスザク
スザク「藤堂さん!あなた程の人が、何故ゼロの危険さに気づかないんです!?」
藤堂「ゼロは我等と日本人を導く将だ!私はその刃となる!」
スザク「あんな男が力を持つ事は許されない!だから、僕はゼロを止める…!あなたを倒してでも!!」
藤堂「もはや問答無用!スザク君、君は君の信じた正義を貫け!」

<藤堂vsギルフォード>
ギルフォード「奇跡の藤堂! 私が貴様を止める!」
藤堂「ギルフォードか…! 帝国の先槍と呼ばれた男…相手にとって不足なしだ!」
ギルフォード「貴様の武士道と私の騎士道…!」
藤堂「互いの生命を懸けるもののため、真っ向勝負!」

藤堂VSコーネリア
藤堂「この7年の雌伏の時、全てはこの一戦に!!」
コーネリア「藤堂か!貴様とゼロさえ倒せば、イレヴンの反抗の意思は潰える!」
藤堂「英霊達の誇りと民達の怒りが自分達に力を与える!日本人の魂を思い知るがいい、コーネリア!」

<スザク撃破>
〔スザクに爆発〕
スザク「くっ…! ゼロを前にして、こんな所で!」「ロイドさん! ランスロット、応急修理をお願いします!」
〔敵ユニット離脱〕
ゼロ「スザクは退いたか。これで計画の第一段階はクリアだ」
C.C.「複雑な感情だな」
ゼロ「…そんなものは忘れたさ」「そう…俺はゼロなのだから」

<ジェレミア撃破>
〔ジェレミアに爆発〕
ジェレミア「おお、ゼロ! あなた様は! まだ私と!」
〔敵ユニット離脱〕
C.C.「あの男、どうやら情念が暴走しているようだ」
ゼロ「フ…ブリタニアに忠誠を誓う者に相応しい末路だな」

<ギルフォード撃破>
〔ギルフォードに爆発〕
ギルフォード「くっ…! 姫様の騎士ともあろう者が、ここまでとは!」「姫様! どうか、ご無事で!」
〔敵ユニット撃破〕

<コーネリア撃破or4PP・勝利条件達成>
※※コーネリア撃破の場合のセリフ※※
〔コーネリアに爆発〕
〔コーネリア、後退〕

ゼロ「終わりだ、コーネリア!」
コーネリア「まだだ、ゼロォォォッ!!」
※※4PPの場合のセリフ※※
〔ゼロ、前進〕
〔コーネリア、ゼロへ接近〕

コーネリア「どうした、ゼロ! その程度か!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔コーネリア、ゼロへ隣接〕
〔ゼロに爆発〕

ゼロ「くうっ! 組み付かれたか!」
コーネリア「捕まえた! お前の生命は今、私の手の中にぃっ!」
ゼロ「コーネリア!」
コーネリア「これが裁きだ!」
〔敵ユニット出現〕
ダールトン「………」
コーネリア「ダールトン! 何故、出てきた!?」
ゼロ「ダールトン! 私を助けよ!」
ダールトン「イエス、ユア・ハイネス!」
〔ダールトン、コーネリアへ攻撃〕
〔コーネリアに爆発〕

コーネリア「何故だ、ダールトン!?」
ゼロ(あの日…行政特区日本開設式典でダールトンに使ったギアス…。最後の切り札が利いてくれたか)「よくやってくれた! ありがとう、ダールトン!」
〔ゼロ、MAP兵器「ハドロン砲」使用〕
〔コーネリアに爆発〕
〔ダールトンに爆発〕
ダールトン「ひ、姫様ぁぁぁぁぁっ!!」
〔敵ユニット撃破〕
コーネリア「くっ…! 退くしかないのか!」
〔コーネリア、ブリタニア政庁へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

ゼロ「藤堂! 私はコーネリアを追う! 後は任せるぞ!」
藤堂「待て、ゼロ! 深追いはするな!」
ゼロ(コーネリア! 今こそ聞かせてもらうぞ、母さんの死の真相を!!)
〔ゼロ、ブリタニア政庁へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

カレン「ゼロ…」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオデモ3開始】

  ~ブリタニア政庁~
コーネリア「!」
〔歩み寄る足音〕
コーネリア「…そうか。ゼロの正体はお前だったのか」
ルルーシュ「こうして顔を合わせるのは何年ぶりでしょうね、姉上」
コーネリア「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア…。神聖ブリタニア帝国の第11皇子、元第17位皇位継承者…」「極東事変で死んだと思われていたが…」
ルルーシュ「生きていたのですよ、俺もナナリーも」
コーネリア「ブリタニアへの反乱…。全てはナナリーのためか?」
ルルーシュ「そうです。私は今の世界を破壊し、新しい世界を創る」「地球連邦のような見せ掛けの平和など私は求めないのです」
コーネリア「そんな読迷いごとのために殺したのか、クロヴィスを…ユフィまで!」
ルルーシュ「姉上こそ。私の母、閃光のマリアンヌに憧れていたくせにあのような事を」
コーネリア「マリアンヌ様の暗殺の事を言っているのか?」
ルルーシュ「余計な問答は無用…!」
[イベント「ギアス発動」]
ルルーシュ「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが問いに答えよ!」
コーネリア「!」

〔ギアス発動〕
コーネリア「!」
〔画面、発光〕

コーネリア「ああ…」
ルルーシュ「姉上は、あの日…母の警備を担当していた。私の母を殺したのは姉上ですか?」
コーネリア「違う」
ルルーシュ「では誰が?」
コーネリア「わからない。あの時、私はマリアンヌ様に頼まれて、館の警備を引き上げていたから」
ルルーシュ「母さんが…!? まさか、そんな…」「という事は母さんは…あの日、襲撃がある事を知っていた…?」「いやありえない…! ならば、俺達を逃がしているはず!」「事実、ナナリーはあの事件に巻き込まれて視力を失い、歩く事が出来ない身体になった!」「何があった、あの日!? 誰なんだ母さんを殺した奴は!」
コーネリア「………」
ルルーシュ「知らないのか…! なら、真実を知っている奴は誰だ!?」
コーネリア「…皇帝陛下に命じられて、シュナイゼル兄様が遺体を運び出した」
ルルーシュ「シュナイゼル…! 第2皇子のシュナイゼルか!」
〔走り寄る足音〕
C.C.「ルルーシュ!」
ルルーシュ「守備隊はお前が押さえていろと言ったぞ!」
C.C.「それどころではない! お前の妹がさらわれた!」
ルルーシュ「何だと!?」
C.C.「ナナリーをさらった者は神根島に向かっているようだ!」
ルルーシュ「本当なのだろうな!?」
C.C.「そんな事を言っている場合か! あの子はお前の生きる目的なのだろう!」
ルルーシュ「くっ…! ナナリー!!」
【シナリオデモ3終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

藤堂「ゼロ! コーネリアは…」
ゼロ「そんな事は後だ!」
藤堂「ゼロ…」
ゼロ「扇! 応答しろ、扇!」
南「ゼロ! 扇が何者かに撃たれた!」
ゼロ「奴の代わりなら、後で手配する! 学園の車椅子の少女はどうした!?」
南「代わりって…! 扇が撃たれたんだぞ!」
ゼロ「答えろ! 車椅子の少女はどうした!?」
南「…扇のドサクサで学生達が逃げ出した。今、学園には俺達しかいない」
ゼロ「くそっ!」
藤堂「何が起きている!? 説明しろ、ゼロ!」
ゼロ「藤堂! 以降の作戦は全てお前に任せる!」
藤堂「何っ!?」
ゼロ「私は他にやらなければならない事がある! 以降、そちらからの通信は全て切る!」
〔ゼロ、マップ端へ移動〕
〔味方ユニット離脱〕

藤堂「ゼロ! 待て、ゼロ!!」
玉城「どうなってんだよ!? エロは俺達を見捨てて逃げ出したのかよ!」
カレン「ゼロ…」
ジェレミア「うおおおっ! ゼェェロォォォッ!!」
〔ジェレミア、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

スザク「何が起こっているんだ…?」
コーネリア「聞こえるか、枢木…」
スザク「コーネリア総督!」
コーネリア「お前はゼロを追え。ゼロを失った黒の騎士団は恐れるに足りん」
スザク「総督、ゼロとの間に何があったんです!?」
コーネリア「奴は神根島に向かった…。それ以外は…何も思い出せん…」
スザク(記憶の欠落…! ゼロのギアスの力か…!)
コーネリア「行け、枢木。行って、ユフィの汚名をすすぐのだ」
スザク「イエス、ユア・ハイネス!」
〔スザク、マップ端へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

朝比奈「藤堂さん! ブリタニア・ユニオンの援軍が来た!」
〔敵ユニット出現〕
千葉「各地の部隊が集結するか!」
藤堂「この状況でゼロがいないとは…!」
カレン「このままじゃ、あたし達は…」
〔通信のコール音〕
扇「カレン…」
カレン「扇さん! 大丈夫なんですか!?」
扇「俺の事はいい。カレン、ゼロを追え」
カレン「え…」
扇「彼の…行動には…意味があるはず…。助ける…んだ…」「ゼロは…お前の兄さんの…ナオトの…夢を…継ぐ者…」
カレン「…わかりました、扇さん。あたしはゼロを追います」
【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

〔味方ユニット出現〕
〔C.C.、前進〕
〔C.C.、着地〕

ルルーシュ「何の真似だ、C.C.?」
C.C.「ナナリーはあの洞窟の向こうだ」
ルルーシュ「ここはシュナイゼルが何かをしていた場所…。そして、お前が感じた異変…」「ナナリーをさらった者はお前やギアスに関係があるのか?」
C.C.「そこまではわからない」
ルルーシュ「お前は…!」
C.C.「本当だ」
ルルーシュ「…信じよう。少なくとも我々の共犯関係はまだ続いているのだからな」
C.C.「ルルーシュ、ここからはお前一人で行け」
ルルーシュ「何?」
C.C.「私はここで追手の相手をする」
ルルーシュ「しかし…!」
C.C.「心配は要らない。私が死ねない身体である事はお前も知っているだろう?」
ルルーシュ「C.C.…」
C.C.「私を憎む人も、愛してくれた人も、全て時の流れの中に消えていった…。私を残して…」「果てる事のない時の流れの中で…私は…独り…」
ルルーシュ「独りじゃないだろう?」
C.C.「え…」
ルルーシュ「言ったはずだ。俺達は共犯者だと」「お前が不死の魔女ならば、俺が魔王になればいいだけだ」
C.C.「フ…こんな時によく言う」
〔敵ユニット出現〕
ジェレミア「ゼェェェロォォォォォ!! お会いしたかった時でした!」
C.C.「フ…とは言ったもののあんな奴を相手にしなくてはならないとはな」
ルルーシュ「頼むぞ、C.C.」
C.C.「勝てよ、ルルーシュ。自らの過去に…そして、行動の結果に…」
[イベント「魔女と魔王」]
ルルーシュ「!」

ルルーシュ「C.C.…」
C.C.「行ってくる」
ルルーシュ「C.C.、死ぬなよ」
C.C.「誰に言っている」
ルルーシュ「フン…そうだったな」
〔C.C.、浮上〕
〔C.C.、ジェレミアへ接近〕

ルルーシュ(待っていろ、ナナリー…! 今、行く!)
【戦闘マップ4終了】

【シナリオエンドデモ開始】

  ~神根島 遺跡~
ゼロ(この扉の向こうにナナリーがいるのか…)
〔歩み寄る足音〕
スザク「…こちらを向け。ゆっくりと」
ゼロ「枢木スザクか…」
スザク「ユフィの心を踏みにじり、その生命を奪った罪、贖ってもらうぞ」
ゼロ「ユーフェミアは罪無き日本人を一方的に殺した。君は、そんな女を…」
スザク「便利な力だな、ギアスとは」
ゼロ「!」
スザク「自らは陰に隠れ責任は全て他者になすりつける。傲慢にして卑劣…それがお前の本質だ。…カレン、君も知るんだ!」
カレン「あ…」
ゼロ「来ていたのか、カレン」
カレン「ゼロ…あたしは…」
スザク「カレン、君もゼロの正体を知りたくないか」
カレン「何を今さら!」
スザク「君にも立ち会う権利がある」
ゼロ「枢木スザク!」
スザク「その仮面を外せ!」
〔銃声〕
〔結晶が砕ける音〕

ルルーシュ「スザク…」
スザク「………」
カレン「何で…どうして…!?」
スザク「…信じたくはなかったよ」
カレン「ル、ルルーシュが…ゼロ…だった…」
ルルーシュ「そうだ、俺がゼロだ。黒の騎士団を率い、神聖ブリタニア帝国に挑み、そして世界を手に入れる男だ」
カレン「あ…あなたは、あたし達日本人を利用していたの…!? あたしの事も…!」
ルルーシュ「結果的に日本は解放される。文句はないだろう?」
カレン「!」
スザク「早く…君を逮捕すべきだったよ」
ルルーシュ「気付いていたのか?」
スザク「確信はなかった。だから、否定し続けてきた。君を信じたかったから…」「だけど、君は嘘をついたね。僕とユフィに、ナナリーに!」
ルルーシュ「…ナナリーがさらわれた」
スザク「え…」
ルルーシュ「スザク、一時休戦といかないか? ナナリーを救うために力を貸してほしい。俺とお前、二人いれば出来ない事なんて…」
スザク「甘えるな!」
ルルーシュ「!」
スザク「その前に手を組むべきはユフィだった! 君とユフィが力を合わせれば、世界を…!」
ルルーシュ「全ては過去! 終わった事だ!」
スザク「過去!?」
ルルーシュ「お前も父親を殺しているだろう! 懺悔など、後でいくらでも出来る!」
スザク「いいや、君には無理だ!」
ルルーシュ「何?」
スザク「君は、最後の最後に世界を裏切り、世界に裏切られた! 君の願いは叶えてはいけない!」
ルルーシュ「馬鹿め! 理想だけで世界が動くものか!」「地球連邦など理想の名を借りた虚像だ! だから、俺は世界を否定する!」
スザク「そんな事は俺がさせない!」
ルルーシュ「また同じ事をするのか! ブリタニアと同じように世界を内側から変えるつもりか!」
スザク「そうだ! それが俺の正義だ!」
ルルーシュ「答えろ、スザク! お前にギアスを教えたのは誰だ!? そいつがきっとナナリーを…」
スザク「ここから先の事はお前には関係ない!」
[イベント「銃を構えるルルーシュ」]
ルルーシュ「スザク、貴様!
[イベント「銃を構えるスザク」]
スザク「お前の存在が間違っていたんだ! お前は世界からはじき出されたんだ! ナナリーは俺が…!
[イベント「スザクと対峙するルルーシュ」]
ルルーシュ「スザァァク!!
[イベント「ルルーシュと対峙するスザク」]
スザク「ルルーシュゥゥゥ!!
[イベント「撃ち合う二人」]
〔銃声〕

【シナリオエンドデモ終了】

「ブラックリベリオン」と呼ばれる事となった
この戦いで黒の騎士団は壊滅した。
幹部の多くは逮捕され、総帥ゼロも捕えられ、
後に処刑が発表された。
この事実は、各地のレジスタンス組織に衝撃を
与え、世界中の反政府運動は一気に沈静化へと
向かっていった。
ブラックリベリオンとゼロの処刑……。
それは地球連邦設立へ向けての大きな一歩として
歴史に記録される事となった……。

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