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太平洋/ガリア大陸

 新たな世界には、新たな戦いが生まれた。
それらは多元世界ゆえに、混迷の度合いを
増し、複雑な様相を見せようとしていた。

 新地球連邦は宇宙に住む人類を敵と認識し、
プラントやムーンレィスに対して抗戦の姿勢を
打ち出していた。
 当初は彼らも対話による解決を望んでいたが、
新連邦軍の攻撃に対して、結局は応戦という
形を取らざるを得なかった。

 しかし、人類は互いを敵とするだけでなく、
ガンゾック、ゼラバイア、エルダー星人、
アルデバロン、堕天翅といった外敵からも、
その身を守らねばならなかった。
 そして、さらなる敵も世界の影で暗躍しつつ
あった。

 その最中、世界の行く末を見据えて、
次の行動を開始しようとする者達がいた。
新地球連邦、ザフト、ムーンレィス、チラム、
エマーン、そして……。

 混乱の世界の中、人々は懸命に生きていた。
今日を生き延びねば、明日を迎えることは
出来ない。
 世界がどこへ向かうかもわからぬまま、
人々は今日の生命を明日へ伝えるため、
それぞれに戦っていた。

【シナリオデモ開始】
交易ポイント

カミーユ「…では今後は、そのカイメラ隊と秘密裏に協力していくんですか?」
ブライト「拒絶する理由はない。彼の申し出を受ける事は我々にとってもメリットが大きいしな」
ロベルト「だったら。連中も部隊ごとそのままエゥーゴに参加してくれればいいのに」
レコア「そうはいかないわね。連邦軍の機能が停止してしまうのも問題でしょうから」
エマ「それでも連邦軍の内部に改革派が存在しているのは喜ぶべき事だと思うわ」
クワトロ「エマ中尉の言う通りだ。これで我々の戦略の幅も広がるだろう」
アポリー「それで、艦長…我々の次の目的地はどこになるんです?」
ブライト「デュランダル議長とブレックス准将からの指示は太平洋を南下せよとの事だ」
カミーユ「太平洋を?」
ブライト「うむ…当面はザフトの戦略に沿って動き、その中で異星人やティターンズと戦っていく事になるだろう」
レコア「太平洋からガリア大陸南部はトラパーの高濃度地域になるわね…」
カミーユ「じゃあ、僕達は…」
クワトロ「そうだ。デュランダル議長はゲッコーステイトとの接触を急いでいる」

シン「…艦長、デュランダル議長はなぜそこまでゲッコーステイトを気にするんですか?」
タリア「…その答えの一部をあなた達もベルフォレストで見たはずよ」
ルナマリア「それってもしかして…!」
レイ「あの謎のLFOが発生させたトラパー反転現象ですか…」
タリア「あれはセブンスウェル現象と言うそうよ」
ルナマリア「凄かったですね、あれ…。逃げ遅れた機体、全て行動不能になって…」
タリア「トラパーとそれによって発生する現象はあれが存在していた約束の地でも完全に解明はされていないの…」「でも、あの世界では過去にトラパーが暴走し、世界規模の大災害が起きているのは、みんなも知っての通りよ」
アーサー「サマー・オブ・ラブ…。アドロック・サーストンなる英雄が命懸けでそれを止めたとの逸話が残ってます」
シン「とめたって、どうやってです? どこかにトラパーの暴走を止めるスイッチがあって、それを押したんですか?」
タリア「詳しい事は、あの世界の住民たちもわかってないそうよ」
レイ「だからこそ、議長はそれについての情報を集めたいのですね?」
タリア「その通りよ、レイ。そして、これまでの調査で、その英雄アドロック・サーストンと…」「ゲッコーステイトとの間には何らかのつながりがあるらしい事が判明しているの」
ルナマリア「だから、あたし達にあの人達との接触の任務が下ったんですね」
タリア「彼らの動きについてはレーベン大尉からも情報が入るから今までよりも掴みやすくなっているわ」「明朝、ミネルバはアーガマと共に太平洋を南下します」「なお、それにフリーデン隊も合流し、協力者という形でゴッドシグマチームとグランナイツも同行する事になりました」
アーサー「じゃあ、ミネルバとアーガマにあのスーパーロボット達が乗り込むんですね」
タリア「喜んでる場合じゃないわよ、アーs-ア。キング・ビアルとの補給や整備の引継ぎはあなたが担当しなさい」
アーサー「は、はい!」
シン「………」(太平洋を南下か…。もしかすると、あの国を…オーブを通るかも知れないな…)
レイ「………」

ジュリィ「…各マシンの整備については以上だ。だいたい理解出来たかい?」
ヴィーノ「まあ、何とか…。後は実地で覚えていきます」
闘志也「基本のメンテは俺達が自分でやるが細かい所は本職の腕が必要になる。頼むぜ」
ヨウラン「任せといてくださいよ! スーパーロボットを触れるってだけで俺達も張り切ってますから」
琉菜「でも、本当にいいのかな…。あたし達、ガリア隊の方に行かなくて」
ミヅキ「いいんじゃない? サンドマン自身が太平洋のトリニティシティに行けって言っているんだし」
リィル「………」
エイジ「そんな顔すんな、リィル。たとえ日本政府がどれだけ無茶言ってもサンドマンは絶対に無事に決まってるぜ」
斗牙「僕もエイジの言う通りだと思うよ」
リィル「はい…」
エィナ「では、皆様の荷造りを始めましょう。私達の部屋はフリーデンに用意してくれるそうです」「ブリギッタ、アーニャ、セシル、手伝ってね」
アーニャ「はぁい!」
セシル「エイジ様だけでなく皆様のお世話は私達にお任せください」
ブリギッタ「エイジはちゃんと洗濯物を出してね!」
エイジ「そういや…戦闘続きでお前達がいたのをすっかり忘れてたぜ」

ジャミル「シンゴ、フリーデンはミネルバとアーガマの後方をついていく形となる」
シンゴ「了解です。戦闘はともかく、航行だけなら海の上でも問題無しです」
トニヤ「アイアン・ギアー組とは別れる事になっちゃったわね」
ジャミル「我々は新連邦軍のフロスト兄弟に追われる身だ」「ザフトと行動を共にする事は彼らに対しても牽制になる。それに…」
サラ「まだ、何か理由が?」
ジャミル「あのアーガマがいた世界にもニュータイプと呼ばれる人間が存在したと聞いた…」
サラ「私達のいた世界のニュータイプと何か関係が?」
ジャミル「わからない…。だが、私にはそれが単なる偶然とは思えないのだ…」
ティファ「………」

エルチ「じゃあ、シャイアさん。食料品はグローマが仕入れてくれるんですね」
シャイア「はい。お値段の方も勉強させていただきます」「その代わりと言っては何ですが私達は商業の国エマーンの人間ですので…」
兵左衛門「わかっております。戦闘は我々にお任せください」
ガウリ「ヤーパンの天井もこちらが集めた物資が届けば随分と助かるだろう」
ブルメ「でもよ、肝心のヤーパンの天井がこっちの世界に来てないとしたらどうするんだよ?」
ミムジィ「その心配はないわ。それらしい一団がシベリアを横断している藩士はエマーンの情報網で確認したから」
マリア「でも、その都市ユニットってのはかなり大きいんでしょ? だったら、人もたくさん乗ってるのよね」
甲児「それが全員、日本に住むとなったら凄い事になるな」
サラ「何よ、甲児さん! あたし達がヤーパンに行くの…反対なの?」
甲児「そういうわけじゃないんってただ、俺の故郷の日本が別の世界じゃ憧れの地だったのに驚いてるだけさ」
ガウル「我々、ウルグスクにはヤーパンに関する古い資料が残っていた」「だから、ピープルたちはヤーパン式の生活様式や文化を学び、その地に想いを馳せているんだ」
ベロー「そういや隊長のご趣味もそっち方面でしたっけ…」
勝平「俺達も日本に一度戻るためにそのエクソダスってのに協力する事にしたんだ」「とっとと、そのヤーパンの天井ってのをキング・ビアルで日本へ引っ張っていこうぜ!」
宇宙太「こんな世界になっても俺達の故郷だもんな。帰れると思うと嬉しいもんだ」
ミムジィ「でも、あの国…連邦から独立を宣言して外部からの人を受け付けないって話よ」
勝平「兵器だよ、尻尾の姉ちゃん! 俺達の国なんだから、堂々と入りゃいいんだ」
ミムジィ「尻尾の姉ちゃん…」
恵子「こら、勝平! そんな言い方は失礼でしょ!」
桂「恵子ちゃんの言う通りだ。そういうデリカシーのない態度は女の子に嫌われるぞ」
勝平「うるせえ! 俺は桂の兄ちゃんみたいにナンパじゃねえんだよ!」
グエン「ローラ…。我々はガリアでムーンレィスの動きを追うつもりだ」
ロラン「グエン様はムーンレィスと戦うおつもりなのですか?」
グエン「その逆だ。私はムーンレィスと改めて交渉をしたいと思っている」
キエル「それは、どのようなお考えで?」
グエン「失ったイングレッサを新連邦から取り戻すためだ」「そのために私はガリアで戦力を集め、その上でムーンレィスやザフトと交渉し、信連に対抗する力を作り上げるつもりだ」
ミハエル「御曹司…既に山師のシド達は別働隊としてガリアの調査に先行しています」
グエン「ゲイン君の話ではシベリアでもシベ鉄の手により発掘調査が行われているそうだ」「シド達が、あの地でこちらの切り札となるようなものを発見するのを祈ろう」
ギャバン「了解だ、御曹司。旧ルジャーナ領におられるリリ様も新連邦を追い出すのを望んでいる」「リリ様のためにも、俺も御曹司に協力するぞ」
グエン「ありがとう、ギャバン君」
キエル(その目的はどうあれ、グエン閣下はムーンレィスに接触しようとしている…)(私にもキエルさんと入れ替わるチャンスがあると言う事か…)
エルチ「じゃあ、シャイアさん、兵左衛門さん。あたし達も明日にはガリアに向けて出発しましょう」
シャイア「了解です。じゃあ、兵左衛門さん…こちらのボディガードをお願いしますね」
兵左衛門「…シャイアさん、孫の勝平がお宅の船員に失礼をした事をお詫びします」
シャイア「…さっきの『尻尾』の件ならお気になさらないでください」「確かに、あなた方から見ればエマーンの触角は尻尾ですもの」
兵左衛門「しかし…」
シャイア「この世界って、見た目も生まれも育ちも違う人達が集まってますよね…。でも、兵左衛門さん…私、思うんです…」「世界なんて関係なく一緒に笑ったり、泣いたり出来るんならそれは同じ人間なんだって…」
兵左衛門「シャイアさん…」
シャイア「だから、勝平君の言葉も気にしてません。触角の事なんて表面的なものですから」「もし、勝平君を叱るならこの世界の先輩の言葉としてさっきの事を伝えてあげてください」
兵左衛門「わかりました。…孫だけでなくワシからもあなたに礼を言わせていただきます」
シャイア「もう今日から仲間なんですから。そういう堅苦しいのは無しでいきましょう」
兵左衛門「ははは…では、そちらの流儀に乗らせてもらいましょう。これからは、よろしく頼みますぞ」

ゲイン「で、お前はどうするつもりなんだ?」
ランド「どうするって何が?」
ゲイナー「これからのあなたとメールの行き先ですうよ」
桂「太平洋にするかい? それとも俺達とガリアへ行くかい?」
ランド「その二択しかねえのか…!」
ゲイナー「…差し出がましいようですが、親方さんを捜すっていうランドさんの目的…」「闇雲に捜すよりも情報が集まる人達と一緒に動く方が上手くいくと思います」
メール「ゲイナーの言う通りだと思うよ、ダーリン」
ランド「ふ…『老いては子に従え』か…。成長したな、ゲイナー」
ゲイナー「僕はあなたの息子じゃありません」
ジロン「じゃあ、どうするんだ? 太平洋でゲッコーステイトを追うか、ガリアでまたエクソダスをするか…」
メール「え~と…太平洋はエゥーゴとザフト、フリーデンのメンバーにグランナイツとゴッドシグマが行って…」「ガリアの方はヤーパンの天井のっみんなとアイアン・ギアー、ミリシャの人達、神ファミリーとスペイザーの人達ね」
ランド「太平洋とガリアねえ…。んじゃ、気分で決めるとしますか!」
「ランド選択」
「1.太平洋部隊を希望する」
「2.ガリア部隊を希望する」

≪「1.太平洋部隊を希望する」を選択≫

ランド「そうだな…。ここは太平洋にさせてもらうか」
チル「えーっ! あたい達と一緒にエクソダスしようよ!」
ランド「ごめんな、チル。俺…実は寒がりなんだよ」「というわけで、ザ・ヒートらしく太平洋の太陽に挨拶しに行ってくるぜ!」
サラ「暑苦しい!!」
ゲイナー「また会えますよね、ランド…」
ランド「何だよ…。いざ別れるとなったら寂しくなったか?」
ゲイナー「そんなんじゃないですよ…! ただ、あなたにも色々と借りがあったから今度、会う時に…」
ランド「OK、青少年。気持ちはわかるが、そういうのはここで清算だ」「こんな世の中だ…。明日の事なんざ、誰にもわからねえ」「だから、『また』とか『今度』とかってのは無しにしようぜ」
ゲイナー「はい…!」
ランド(だから、サラにキメる時はオタオタしねえでビシっと一発で行けよ!)
ゲイナー「そ、それとこれとは話が!」
サラ「また男二人のナイショ話…? ほんとにいやらしいんだから…!」
ゲイナー「ち、違うんです、サラさん…!」
ランド(こりゃ、再会した時にも何も進展してなさそうだな…)
ゲイン「じゃあな、ランド、メール。親方さんが見つかるのを祈ってるぜ」
メール「ありがとう、ゲイン」
ランド「うまい酒を用意しとけよ、ゲイン。再会した時は、そいつで乾杯だ!」
ゲイン「了解だ。達者でな、ザ・ヒート」

≪「2.ガリア部隊を希望する」を選択≫
ランド「…って考えるまでもないか。俺は元々エクソダスの手伝いをしていてアメリアに跳ばされたんだからな」
ジロン「じゃあ、俺達と一緒ってわけだな」
チル「わ~い! メール姉ちゃん、またあたい達の写真、撮ってね」
メール「任せといて! ヤーパンの天井のエクソダスはばっちり記録するから」
ゲイナー「ランド…あなたがこっちに来てくれて僕も嬉しいですよ」
ランド「どうした、青少年。俺への秘めた気持ちに気づいちまったか?」
ゲイナー「そんなんじゃないですよ…! ただ、あなたにも色々と借りがあったから…!」
ランド「OK、青少年。気持ちはわかるが、そういうのはここで清算だ」「もうわかってんだろ? お前さんの戦いが、ゲインへの意地とか借りとは関係ない事を」
ゲイナー「…はい」
ランド「だったら、自分に正直になれよ」(愛しのサラさんのためにこの命を懸けて戦ってますって言っちまえ!)
ゲイナー「な、何の話ですか、それは!?」
サラ「また男二人のナイショ話…? ほんとにいやらしいんだから…!」
ゲイナー「ち、違うんです、サラさん…!」
ランド「は~…この調子じゃこれから先も進展は無しかもな…)
ゲイン「じゃあ、ランド…俺達の新たな旅の出発と親方さんの無事を祈って、今日は一杯やるとするか」
桂「いいねえ、それ。俺も乗らせてもらうか、そいつに」
ゲイン「OK、色男。飲み仲間が増えるのは大歓迎だ」
メール「これだからオトナって嫌なのよねえ…」
ランド「そう言うな。オトナの男には子供にわからない世界を持ってるのさ」「ブレイク・ザ・ワールドでも揺るぎない男の世界ってのをな」

L5宙域 プラント首都アプリリウス市

デュランダル「…以上がミネルバのグラディス艦長からの報告です」
ウォン「そのレーベン・ゲネラールなる男、信用出来るのか?」「内通者を装うことで逆にこちらの動きを探るのが目的かも知れんぞ」
デュランダル「逆スパイという事ですか…」
ブレックス「だが、エゥーゴの成り立ちを考えれば、彼らのような存在もありえない事ではないでしょう」
ウォン「全面的に信用するのは危険だぞ」
ブレックス「それはわかっています、ウォンさん。だが、出資者であるあなた方としても彼の提案は魅力的だと思いますが」
ウォン「それはわかっている」
デュランダル「全ては彼に指示を与えた上位者の存在にかかっていると言えましょう」
ブレックス「デュランダル議長、その人物に連絡をとってみるのですか?」
デュランダル「リスクはありますが、賭けてみる価値はあると思います」
ブレックス「了解しました。私も旧連邦軍内のパイプを使い、その人物に探りを入れてみましょう」
ウォン「くれぐれも慎重にな、議長。下手をすれば、ザフトとエゥーゴの全てを危険にさらす事になるのだから」
ブレックス「では、私とウォンさんは革命軍との折衝に当たります」
デュランダル「よろしくお願いします。地球に住む人間が新地球連邦を結成したように我々も力を合わせる必要がありますから」
ブレックス「この世界の運命を一部の人間に決めさせないためにも、我々は戦わねばなりません」
ウォン「健闘を祈ってますぞ、議長」
〔ハッチの開閉音〕
デュランダル「世界の運命か…」
〔ハッチの開閉音〕
???(アスラン)「…失礼します」
デュランダル「よく来てくれた。太平洋上は相克界が薄いとはいえ、オーブからの旅は疲れたろう?」
???(アスラン)「いえ…」
デュランダル「姫様のボディガードの職を辞して、このプラントへ来てくれたのだ。その覚悟は並ならぬものだと思っている」「期待させてもらうよ、アレックス・ディノ…いや、アスラン・ザラ君」
アスラン「………」

日本 サンジェルマン城

マリニア「サンドマン様、新日本政府から通信文が来ています」
レイヴン「中身はいつもの通り、サンジェルマン城の明け渡し勧告か」
チュイル「いくら非常時だからってサンドマン様個人の財産を国に渡せなんてひどすぎると思います!」
テセラ「新連邦に組み込まれるのを拒んで日本が独立を宣言したのはわかりますが…」「今の新政府のやっている事はあまりに不可解です」
チュイル「政府に反対する人は密かに逮捕されて、どこかに集められているって噂もあるらしいよ…」
マリニア「私の聞いた話では政府は戦力を集めて、新連邦に戦いを挑む気らしいわ」
テセラ「各地が正体不明の『鬼』の襲撃を受けているというのに、その対処も後手後手ですね…」
レイヴン「サンドマン、ここはやはりグランナイツだけでもこちらに呼び戻した方が…」
サンドマン「その必要はない。彼らには、その前に見るべきもの、やるべき事がある」「この雌伏の時は今、日本にいる我々と早乙女研究所の彼らだけで乗り切らねばならない」
レイヴン「しかし、サンドマン…」
サンドマン「機は必ず訪れる…。我々はその時、この国を覆い尽そうとする闇を一点で打ち破るのだ」
???(不動)「相変わらず潔い男だな…」
クッキー「このサンジェルマン城に潜入するとは何者だ!?」
サンドマン「いや…構わない、クッキー。彼は私に古い友人だ」
不動「久しぶりだな、サンジェルマン伯爵。…今はクライン・サンドマンだったか」
サンドマン「あなたも変わらないな、不動GEN」
レイヴン(サンドマンの過去を知っている…? 何者だ、この男…)
サンドマン「国外から日本への侵入は禁止されているのによく来てくれた」
不動「我が動きは流れる水の如く…。全てをせきとめる事は誰にも出来んよ」
サンドマン「神速の魔術師は健在というわけか。しかし、観光に来たとしたなら残念だ…。桜のシーズンは終わっているぞ」
不動「そうか…。あの花を愛でながらのお前との酒は格別だが、それは来年にとっておこう」「時に早乙女研究所は?」
サンドマン「既に新たな力を完成させた。この日本を『鬼』から守る力となってくれている」
不動「では、早乙女博士に一筆頼む。ディーバのヒヨコが教えを請うとな」
サンドマン「いいだろう。堕天翅と鬼…どちらも儚く散るのが宿命…」
不動「そう…決して折れぬ3本の矢がいつの日か、奴らを撃ち貫こう」
【シナリオデモ終了】

【バザー】

≪No14でクワトロが3機撃破≫

アストナージ「さすがに交易ポイントって言われてるだけあるな…。色んな物資を扱ってやがる」「面白いパーツが売ってたら、買っておくか」
キッド「…あんた、もしかしてエゥーゴのメカニックの人かい?」
アストナージ「ああ、俺はアストナージ・メドッソだ。アーガマの整備班のチーフだ」
キッド「って事は、これからは旅の仲間だな。…俺はキッド・サルサミル。フリーデンのチーフメカニックだ」
アストナージ「じゃあ、あの3体のガンダムはお前さんが整備してるのか。あれは見事なもんだな」
キッド「へへ…そう言われると照れちまうな」
〔走り寄る足音〕
ヴィーノ「アストナージさん! 向こうにレア物のパーツ、売ってたぜ!」
ヨウラン「急いだ方がいいですよ」「アイアン・ギアーの四角い顔したメガネの人も狙っていたみたいですから」
キッド「こいつらは?」
ヴィーノ「俺もヨウランもミネルバのメカニックだ。よろしくな」
アストナージ「挨拶は後だ、ヴィーノ! すぐに、そのレアパーツに案内しろ!」
ヴィーノ「了解、アストナージさん! あれは多分、エゥーゴのモビルスーツに使えると思うぜ!」

エマーンならではの品揃え。ドンキーのパンも販売中。

 大容量エネルギーパック
ビーム兵器用の
大型エネルギーカートリッジ。
容量はかなりのものであるが
サイズが大きく、取り回しの
点からも通常サイズの
ビーム・ライフルに使用するには
不適当と言える。

ビーム兵器用の大型カートリッジ。

≪「大容量エネルギーパック」購入≫
カミーユ「アストナージさん、このコンテナは?」
アストナージ「…バザーで見つけた掘り出し物だ」
アポリー「大容量エネルギーパックか…。ビーム・ライフルに使うにしちゃ、いくら何でも大き過ぎるだろう」
ロベルト「こんなもの買って、どうするつもりなんだ?」
アストナージ「それが…競ってた客がいたんで思わず買っちまったんだ…」
カミーユ「これだけのエネルギー量を制御できるコンデンサーでもあれば、利用方法も見つかるんでしょうね…」
アストナージ「当分の間は格納庫のコヤシか…。ブライト艦長に見つかったら大目玉だろうな…」

【概要】
 カイメラのレーベン大尉の協力要請を、それぞれの
形で受け止めた一行。彼等は二手に分かれて太平洋と
ガリア大陸に新たな進路を取るのであった。


● No15「見えない明日へ」 へ戻る

● 太平洋ルート → No16A「交差する決意」 へ進む

  ガリア大陸ルート → No16B「特異点」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦Z」 へ戻る




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