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No.3B
勇者王誕生!

【シナリオデモ開始】
〔ゾンダースペース〕
パスダー「目覚めよ…機界四天王よ…
???「ポロネズならここにおります、パスダー様…
???「プリマーダ、もう待ちくたびれましたわ
???「ピッツァ。只今、到着…
???「このペンチノン、すぐにでも出港可能です
パスダー「有機生命体を進化させるエネルギーが現れた…」「あれが成長する前に、この星をゾンダー化せねばならぬ…」「心弱き者共…。我が力を授けようぞ…

Gアイランドシティ

命「…お疲れさま、豹馬君」
豹馬「いやいや。命さんの笑顔を見りゃあ、疲れなんて吹っ飛ぶぜ。な、十三?」
十三「まったくや」
ちずる「んもう、調子がいいんだから」
火麻「おう、豹馬。九州地区はどうだった?」
豹馬「とりあえず、怪しい連中は見かけなかったけど…阿蘇山周辺の土砂崩れがひどかったな」
命「そう…。こっちでも地震の発生は感知してたわ」
小介「もしかしたら、噴火の前触れかも知れませんね」
ちずる「あるいは、リクレイマーの仕業かも…」
小介「でも、彼らが地震を起こしているわけじゃありませんよ」
ちずる「でも、オルファンの浮上で地震とか津波が発生してるんでしょ。…あの人達がやってるのと同じよ」
十三「ま、リクレイマーよりはミケーネか恐竜帝国あたりの仕業と考えんのが妥当やろや」
命「ええ…。昨日も戦闘獣が現れたしね」
小介「確か、鉄也さんとジュンさんがミケーネや恐竜帝国の調査をしているはず…何か報告はないんですか?」
火麻「いや。連中は極東支部の管轄下だからな。仮に何かあっても、三輪のオヤジがそう簡単に情報を回すとは思えねえ」
豹馬「チェッ、あのオッサンも自分勝手極まりねえな。鉄也さんもよく我慢してるぜ」
大作「ほんなこつじゃ。あん人やったら、とっくに手ば出しとてんおかしゅうなか」
ちずる「鉄也さんは大人なのよ。誰かさんと違ってね」
豹馬「誰かって、俺のことかよ?」
ちずる「ええ、そうよ。豹馬が三輪長官とケンカしたおかげで、あたし達は極東支部から追い出されたんだから」
豹馬「悪かったな。俺はあんな口うるさいオッサンの下にいるのは、まっぴら御免なんだよ」
火麻「ま、気持ちはわからんでもないが…ミケーネやドクーガがいつ現れるか、予断を許さねえ状況だ」「疲れてるところを悪いが、いつでも出られるようにしといてくれよ」
豹馬「わかってるって」
火麻(…ギャレオンさえ動けば、こいつらに無理をさせなくてもすむんだが………)

麗雄「…そうか…。真田博士は亡くなられたか…」
クスハ「…はい…。私達が到着した時にはすでに…」
麗雄「…惜しい人をなくしたのう…」
クスハ(ケン太君、かわいそう…。お父さんと会うのを楽しみにしてたのに…)
遷次郎「獅子王博士、ドクーガが真田研究所を狙った理由は…」
麗雄「…おそらく、忽然と姿を消したというロボットと戦艦を狙っておったのじゃろう」
遷次郎「その際に、未知のエネルギーが感知されたようですな」
麗雄「僕の推測が正しければ、そのエネルギーを応用した装置は…」「Gストーン並のオーバーテクノロジーかも知れん……」

東京

護「うわっはぁ! あれが東京支庁か!」
華「わあ、高いわねえ」
末男「なあ、知ってるか? あれって、東京タワーみたいにわざわざ昔の形どおりに造ってあるらしいぜ」
華「どうして?」
末男「大トロブームって奴だろ、きっと」
数納「末男君…レトロだよ、レトロ」
末男「別に何だっていいじゃんかよぉ」
レイコ「ちょっと、あなた達」「あたし達は東京支庁の見学に来てるってこと、忘れないでもらえるかしら?」
末男「おう、早いとこ屋上の展望台へ行こうぜ!」
護「うん」
〔ゾンダー感知〕
護「あ…!?」「何だろう…すごく嫌な予感がする…!」

Gアイランドシティ

〔警報(GGGパターン)〕
牛山「何が起こったんだ!?」
命「大変! 格納庫でギャレオンが動き出してる!」
麗雄「何じゃと!? この2年間、ピクリとも動かなかったのに何でまた!?」
スワン「このままでは格納庫の扉がもちマセン!」
麗雄「どうやらギャレオンは外へ出たがっているようじゃな。だが、いったいどこへ…?」
牛山「1時間以内のゲートの破壊の可能性! 79.6%!」
麗雄「長官、ギャレオンを出そう」
大河「やむを得んな…。第3ゲート開け!」
猿頭寺「了解です」
〔通信のコール音〕
大河「今度は何だ!?」
命「火麻参謀からの通信です!」
火麻「こちら火麻だ!」
大河「火麻か? 今どこにいる!」
火麻「もたもたしてる場合じゃねぇんだよ! 今、東京都心だ! そっちに映像を送るから見て驚け!」
〔モニターの開く音〕
大河「何だ、あれは!?」
麗雄「おそらく二年前に現れた奴と同類…」
大河「…!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「勇者王誕生!」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔カーソル、EI−02を指定〕

華「ま、護君…何なの、あれ…!?」
護「ゴ、ゴミの怪物…!?」
末男「駄目だ! エレベーターが動かねえ!」
数納「じゃ…じゃあ、僕達、ここから逃げられないのォ!?」
華「怖くない、怖くない…!
護「華ちゃん、最後まで諦めないで。きっと助けが来るよ…きっと…!」
〔EI−02、支庁ビルに接近〕
数納「わああ! こっちに来たよォ!!」
火麻「こちら火麻だ! 子供が支庁ビルに取り残された!」
大河「今、甲児君や豹馬君達を出撃させた! それまで何とかしのいでくれ!」
牛山「ちょ、長官っ!!」
大河「どうした、牛山君!?」
牛山「逃げ遅れた子供達の中に弟が…私の弟がいますっ!」
大河「何だと!?」
麗雄「いかん! 子供達がいては奴への攻撃が出来ん!」
大河「この状況で頼れるのは…」
麗雄「うむ」
火麻「うむ!」
大河「うむ…卯都木君、凱を呼べ!
命「はい。待機中の機動部隊、応答願います!
凱「全部聞こえてるよ! 幾ら何でも待たせすぎだぞ、命
命「ごめん、エネルギーは大丈夫?
凱「OK! 満タンだ!
命「わかってるわね?
凱「子供達の救出だな?
命「頼むわ…凱!
凱「任せておけって!」「イィィィィクイップ!!
〔味方ユニット出現〕
〔凱、支庁ビルに到達〕

華「あ、あれは!?」
〔凱、前進〕
凱「助けに来たぞ!」
護「うわっはぁ! おじさん、カッコイイ!!
凱「おいおい…おじさんはないだろう。これでもまだ、二十歳なんだぜ!
数納「た、助かったぁ…」
凱「さあ、みんな。俺があのロボットを引き付ける。その間にここから逃げるんだ!」
護「はい!」
〔凱、EI−02に接近〕
〔凱の周辺で爆発〕

凱「く…! 何て熱量だ!」
麗雄「あれは電子レンジを集積させた荷電粒子砲じゃ!」
大河「むう…! この場合は家電粒子砲と言うべきか…」
火麻「下らんダジャレを言ってる場合か! 凱一人であんな奴と戦わせるつもりかよ!」
凱「くそっ、このままでは!!」
〔味方ユニット出現〕
ギャレオン「ガオオオン!!
凱「ギャレオン!? 来てくれたのか!」
麗雄「やはり、凱の所へ!?」
ギャレオン「…………」
護(何だろう…初めてじゃない。あのライオン…どこかで…
〔ギャレオン、凱に隣接〕
凱「ようし、行くぞっ!!」
[イベント戦闘「凱(ウィルナイフ)vsEI−02(荷電粒子砲)」
援護攻撃「ギャレオン(ギャレオンファング)」]

凱「やったか!?」
〔EI−02、精神コマンド「ド根性」使用〕
凱「何っ!?」
スワン「NO! 10秒以内に再生してイマス!」
麗雄「二年前の時と同じだ…!」
大河「現時刻より奴をEI−02と認定、呼称する!!」「博士、フュージョンの成功率は!?」
麗雄「シミュレーションで99.9%…。実戦のデータはないんでな。やってみなけりゃわからん」
大河「うぬぬ……!」「フュージョン、承認!
命「凱、フュージョン可能よ!
凱「待ってたぜ!!
ギャレオン「ガオオオン!!
凱「フュゥゥゥジョォォォォン!!
〔味方ユニット合体〕
凱「ガイガァァァァァァッ!!」「さあ来い、EI−02! 俺が相手になってやるっ!!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

凱「ぐずぐずしている時間はない! 早く奴を何とかしなければ!」「ん!? あれは…!」
〈出撃準備〉
甲児「助けに来たぜ!!」
凱「すまない、みんな!」
豹馬「あれがガイガーか…。初めて見たぜ」
小介「ええ、ギャレオンはずっとGGGの格納庫の中で眠っていましたからね」
十三「それより、あのけったいな敵は何や? 戦闘獣やメカザウルスとはちゃうみたいやけど…」
ボス「もしかして、宇宙人のロボットかよ?」
さやか「でも、顔は馬に似てるし…」
小介「表面上に家電製品らしき物が多数見られます。あれが異星人のものである可能性は低いと思いますけど…」
クスハ(……あれ……中に人がいる…?)
甲児「クスハ、どうした!?」
クスハ「ううん、何でもない…」
豹馬「甲児、早いとこあいつを倒さねえと街がヤバいぜ!!」
甲児「ああ! みんな、行くぜっ!!」

<2ターン以内にEI−02のHP60%以下>
〔EI−02、精神コマンド「ド根性」使用〕
火麻「くそぉっ! 奴は不死身か!!」
麗雄「しかも、バリアシステムまで持っておる…!」
凱「…!!」

<3PP>
命「ガイガーからファイナルフュージョン要請のシグナルが出ています!
大河「博士!」
麗雄「しかし…ファイナルの成功率は限りなくゼロに近いんじゃがなぁ
大河「成功率なんてのは単なる目安だ! 後は勇気で補えばいいっ!!
[デモムービー「ファイナルフュージョン承認!」]
〔ガイガー、ガオガイガーへ変形〕
麗雄「奇跡じゃぁっ!!
大河「頼むぞ、勇者!
豹馬「胸にライオン、肩に新幹線…! こりゃまたスゲエな」
小介「え、ええ…」
豹馬「なあ、小介。今度、コン・バトラーにも虎とか龍の顔を付けてみねえか?」
小介「は!?」
十三「アホ! そりゃ龍虎王や!」
クスハ「…………」
数納「こ、これで大丈夫だよねぇ!?」
レイコ「当然でしょ! チョベリカチョロン様は無敵なのよ!」
華「それ、なあに?」
レイコ「超ベリー・カッチョイイ・ロン毛って意味よ」
華「ふ、ふ〜ん…」
末男「おい、護の奴はどこ行った!?」
レイコ「知らないわよ。怖くなってもっと遠くまで逃げたんじゃないの?」
華「…護君…」
護(何故だろう…? 怖いけど、僕はこの戦いを見ていなくちゃいけない気がする…)

<EI−02撃破or5PP・味方援軍2&敵増援1出現>
※※※※※※※ヘル・アンド・ヘブン以外で撃破or5PPの場合、セリフ追加※※※※※※※
〔敵ユニット回復〕
十三「何ちゅうやっちゃ! こんなんキリないで!!」
凱「ならばっ!!」
〔凱、EI−02に隣接〕
[イベント戦闘「凱vsEI−02」]
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

命「やりました! 凱が敵ロボットの核をえぐりだしました!」
〔敵ユニット撃破〕
凱「はあ…はあ…っ!」
火麻「よし! 放っておくと何をするかわからん! 早いところ握り潰しちまえ!」
凱「おおおおおおっ!!!」
ゾンダー人間「ゾンダァァァァ…!」
大河「あれは!?」
麗雄「地球外生物か…!?」
凱「うおおおおお!!!」
大河「どうした?! 凱の様子がおかしいぞ!!」
命「凱のアドレナリンが生命危険域に入っています! 凱は自分で自分を制御出来ません!」
麗雄「いかん! 戦闘で自己制御システムが損傷を受けたか!」
ゾンダー人間「ゾンダァァァァァ…!」
凱「おおおおおお!!!」
護「それを壊しちゃ、だめぇぇぇぇっ!!
〔緑の球、出現〕
大河「何だ!? あの少年は!?」
クスハ(…! こ、この感じ…いったい何なの!?)
〔緑の球、凱に隣接〕
[デモムービー「浄解」]
凱「はあ…はあ…は……」
命「博士! 凱のアドレナリン分泌量が急速に落ちています!」
麗雄「あの少年が触れることで凱の怒りが静まった…。あの子は一体…?」
小宝山金蔵「あ、あああ……」
大河「あれが…地球外生物の正体なのか!?」
小宝山金蔵「ああ…あ…」
麗雄「いや…あれはまぎれもなく地球人だ…」
凱「………」
護「………」
〔緑の球、マップ端へ移動〕
〔緑の球、離脱〕

大河「あっ! あの少年は!?」
猿頭寺「あ〜あ…駄目です。サテライトサーチでも追跡不能…エネルギー反応も消えました」
大河「火麻君…ガオガイガーの手の平の…人間を連行してくれたまえ…」
火麻「わかった」
大河「ガオガイガー、追って撤収!」
〔味方ユニット離脱〕
クスハ「行っちゃった…」(…あの子…不思議な力を持ってた……。あの感じはいったい…?)
さやか「凱さん、大丈夫かしら…?」
豹馬「相当無理してたみてえだったからな」
甲児「ああ、心配だぜ」
小介「!? こ、これは!」
豹馬「ん? どうした、小介?」
小介「皆さん、気をつけて下さい! こないだと同じエネルギー反応が!」
〔味方戦艦出現〕
ファザー「グッドサンダー、瞬間移動完了」
さやか「あ、あの艦は!!」
大作「こん前の奴ばい!!」
キリー「お、おいおい…ここ、日本じゃないの?」
真吾「もしかして、出戻りってわけ?」
レミー「ちょっと! まだお嫁にも行ってないのに、冗談じゃないわよ!」
真吾「これじゃ、わざわざヒマラヤくんだりまで行った意味がない」「サバラス隊長…目的地はここで合っているのか?」
サバラス「…ファザーの判断だ。我々はそれに従うだけだ」
キリー「やれやれ、今時の占いじゃあるまいし」
真吾「吉と出るか、凶と出るか…。ま、ドクーガと鉢合わせしなかっただけでもよしとしとこうぜ」
レミー「そんなこと言ってると、こないだのゴツイ恋人に追いかけられるわよ?」
キリー「悪いが、そっちの趣味はないんでね」
甲児「あいつら、何しに来たんだ?」
さやか「さあ…?」
クスハ「! あの艦にケン太君がいる…?」
ケン太「あ…!」
OVA「どうしたんです、ケン太君?」
ケン太「あそこにいるロボット、こないだの龍メカに似てる…。それに、僕に話しかけているみたいだ…」
キリー「おいおい、ケン太…冗談だろ?」
ケン太「違うよ、キリー。メカにだって、意思や心があるんだ。メカは僕の友達なんだ」
OVA「ケン太君…」
キリー「やれやれ、おめでたいのはあの派手な色のロボットだけにしてもらいたいね」
クスハ「くしゅん!」
ちずる「あら、風邪?」
クスハ「ううん。誰かが噂してるのかなあ…」
〔レーダー反応〕
クスハ「な、何なの!?」
〔BGM「美しきドナウ」〕
真吾「何だ、この曲は?」
キリー「フ…真吾には高尚過ぎるか。こいつは『美しきドナウ』…。フフ、悪くない趣味だ」
真吾「ふ〜ん…趣味のいい奴がこんな大音量でクラシックを流すもんかね?」
レミー「これじゃ、暴走族か街頭の宣伝カーよ?」
真吾「もしくはチリ紙交換…って、こりゃ古いか」
〔敵ユニット出現〕
ブンドル「ワルツはいい…。美しいぞ、我がブンドル軍団…」
真吾「案の定、ドクーガか。さて…どうする、隊長?」
サバラス「もちろん、出撃してもらう。こういう時のために君達を雇ったのだからな」
レミー「OK! じゃ、行きましょ!」
〔味方ユニット出現〕
ブンドル「フフフ…出てきたな、ゴーショーグン。実物はまた一段と美しい…」「その鎧武者のごとく黒光りするボディは、紅蓮の炎に包まれし時こそ最も美しく輝く…」「そして、その役目はこのレオナルド・メディチ・ブンドルが務めさせて頂こう…」
真吾「何だ、あいつ?」
キリー「言ってることとやってることから、だいたいどんな奴かは見当がつくね」
レミー「うへっ…あたし、キザな男ってちょっと苦手なのよね」
ブンドル「それは残念だ、マドモアゼル・レミー」
レミー「ついでに言っておくと、人の名前を勝手に調べるような人間は好きじゃないの」
ブンドル「これは失敬…。ブンドル軍団の情報力をお教えしたかったものでね…」
甲児「何かえらく場違いな奴が出てきやがったな」
十三「場違いっていうより、勘違いやな」
クスハ「あれもドクーガなの…?」
ブンドル「……!」「あのマシン……西洋と東洋の美の融合…優美なスタイル…そして、アルカイック・スマイル……」「……美しい…」
クスハ「くしゅん!」
ちずる「やっぱり、風邪よ、クスハ」
クスハ「…そうかも。後で栄養ドリンクを作ろうかな」
サバラス「ビムラーの秘密をドクーガに渡すわけにはいかん。真吾、レミー、キリー…頼むぞ」
レミー「OK、任されて!」
豹馬「相手がドクーガだったら、こっちにも戦う理由がある! みんな、行くぞ!」

<真吾vsブンドル>
ブンドル「ゴーショーグンよ…真田博士の遺産である瞬間移動の秘密、ドクーガに渡してもらおう」
真吾「悪いな。こっちはグッドサンダーを守るように依頼されているんだ」
キリー「そういうこと。それに俺達、あっちの隊長にはちょっとした借りもあるんでね」
レミー「というわけで、そのキザったらしいバラと一緒にお引き取りをお願いします!」

<ブンドル撃破orHP30%以下>
ブンドル「何と美しい…敵は美し過ぎる…。私の敵として不足はない…」「だが、覚えておくがいい。お前達の墓標は必ずやこの私が立ててやる」「その日を楽しみに待つのだな…フフフ…」
〔敵ユニット離脱〕
真吾「やれやれ、捨て台詞までキザな奴だな」
レミー「今回はどうします、隊長? またお礼も言わずにトンズラかしら?」
サバラス「いや。君達にはGGGへ行ってもらう」
レミー「あ〜らら…あたし達、もうお払い箱なの?」
キリー「ギャラの分は働いてるつもりなんだがな」
真吾「命令なら従うが、グッドサンダーのガードはいいのかい?」
サバラス「……構わん。その代わり、ケン太とOVAと君達に預ける」
レミー「え〜? それって本末転倒じゃない?」
真吾「レミーの言う通りだ。グッドサンダーでケン太と旅をすることがあんたの目的じゃなかったのか?」
サバラス「……正確には少々異なる。だが、この命令は予定どおりのものだ。時期的にはいささか早いがね」
レミー「? まあ、そういうことならいけど」
サバラス「定期的に連絡を入れる。それまでケン太を頼むぞ」
〔味方戦艦離脱〕
キリー「やれやれ…風邪と共に去りぬ、か」
レミー「どうするの、真吾?」
真吾「どうするもこうするもないな。ケン太達を連れてGGGに行くしかないだろう」
キリー「チッ、あのハゲ隊長とポンコツコンピュータめ。俺達にガキのお守りを押しつけやがって…」
レミー「お守りだけなら、まだマシなんだけどねえ」
真吾「ま、プロフェッショナルらしくこれも任務の内だと割り切ろうぜ」
ケン太「………」「グッドサンダーとサバラス隊長…行っちゃったね…」
OVA「ケン太君…きっとこれも真田博士が望んだことだと思います」
ケン太「うん…。だけど、僕…あの人達に会ってみたいと思ってたんだ」「何故だかわからないけど、あの人達と旅をすることが僕のやるべきことだと思うんだ…」
OVA「ケン太君…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

Gアイランドシティ

大河「では、君達は雇い主からの依頼で我々の部隊に同行すると言うのだね?」
キリー「正義のために悪と戦う…と答えたいところだが、あいにくそういうお題目は苦手なんでね」
真吾「おいおい、キリー。真面目に頑張っていらっしゃる皆さん相手に失礼だろ」
キリー「何とでも言ってくれ。俺は自分の仕事をこなすだけだ」
レミー「要はカッコつけてるだけなのよね」
キリー「じゃあ、レミーはどうなんだ?」
レミー「あたしは正義のために戦うっての、悪くないと思ってるわよ。真吾はどう?」
真吾「ま、たまには地球の平和を守るために戦うってのもやぶさかじゃないな」
火麻「何だかノリの軽い連中だな」
真吾「肩肘張って生きてても、疲れるだけなんでね」
猿頭寺「…あなた方は色々と複雑な経歴をお持ちのようですが…チームを組んだ理由は何です?」
真吾「ほう…俺達のことをよく調べられたな」
猿頭寺「まあ、仕事ですから」
キリー「じゃあ、俺達の過去もお見通しか」
猿頭寺「ええ、大体のところは…」
真吾「お察しのとおり、俺達は表の世界にゃ馴染まなくてね」
レミー「肩身の狭い思いをしてた時、スポンサーに雇われたってワケ」
真吾「俺の場合は個人的にドクーガへ恨みもあるんでな」
大河「…君達の雇い主は真田博士…いや、彼と親しい人物だと考えていいのだね?」
真吾「ああ。それに、ケン太は真田博士の息子だ」
大河「わかった、君達の参加を認めよう。これからよろしく頼むぞ」
レミー「OK、ボス」

〔医療機械の動作音〕
麗雄「命君、凱の様子は?」
命「急激なストレスによる血圧の低下が見られましたが、現在は正常値まで落ち着いています」
遷次郎「獅子王博士、やはり凱君を出動させるべきではなかったようですな」「彼の体内に埋め込まれているGストーンは、我々にとって未知の部分が多すぎます」
麗雄「司馬博士、あなたのおっしゃることはもっともだ」「だが、あの日…凱の命をつなぐためにはGストーンを使いしかなかったのだ…」
命「………」
クスハ「あ、あの……。もしかして、凱さんは………」
麗雄「そうか…君はまだ知らなかったな。お察しのとおり、凱はサイボーグだ」
クスハ「……!」
麗雄「…2年前、宇宙開発公団所属のパイロットじゃった凱は…」「新型シャトルのテスト飛行中、謎の物体と衝突事故を起こしたのだ」「そして…瀕死の凱を救うため、僕は彼にサイボーグ手術を施した」
クスハ「もしかして、謎の物体って…?」
麗雄「いや、エアロゲイターじゃない。彼らとは全く別の地球外知的生命体…」「エクストラ・インテリジェンスの認定ナンバー1号…EI−01だ」
クスハ「そんなものが…2年前に…?」
麗雄「君が知らぬのも無理はない。EI−01の存在は極秘とされたし…」「先ほど現れた家電製品の化け物が2番目に確認されたEIじゃからな」
クスハ「じゃあ、EI−01はすでに…?」
麗雄「いや…奴は横浜に落下した後、行方をくらませおった」「そして、時を同じくして我々にもたらされたのがギャレオンと無限情報サーキット・Gストーンだ」
クスハ「ギャレオン…? あの金色のライオンのことですか?」
麗雄「うむ。EI−01と同じく、宇宙から飛来したギャレオンは…瀕死の凱を我々の下へ運んでくれた」「そして、同時に発見された緑の輝きを放つGストーンは凱の生命をつなぎ止めただけでなく…」「サイボーグを活動させる動力源として無限のエネルギーを発するんじゃ」
クスハ「無限のエネルギー……」
麗雄「そして、ガオガイガーもGストーンの力によって動いておる」「もっとも…合体には成功したが、肝心の凱のダメージは計り知れん…」
〔コードの収まる音〕
凱「父さん…俺の身体のことなら心配は要らないぜ…」
命「凱! まだ起きては駄目よ!」
凱「心配するな、命。俺は地上最強のサイボーグだぜ」「それに、いつまでも甲児や豹馬達に甘えているわけにはいかない…」
遷次郎「いかん、今の君の身体は戦いに耐えられる状態ではないのだぞ」
凱「…この生命は拾ったようなものです。だったら、それを誰かのために役立てたい…ただそれだけです」
遷次郎「凱君…」
命「凱…」
遷次郎「気持ちはわかるが、まだ君の身体は不安定な状態にある。これ以上の無理は命取りになるぞ」
凱「………」
麗雄「凱、今は耐えるんだ。必ず…必ず、お前の力が人々のために役に立つ日が来る」「だから、今は身体を休めるんじゃ」
凱「…わかったよ、父さん…」

麗雄「あの緑の髪の少年は凱の体内機能を調整し、アドレナリンの分泌を抑えた…」
大河「うむ…あの緑の光はGストーンと何か関係があるのかも知れんな」
麗雄「さらに、少年はEI−02の核から取り込まれていた人間を救い出した…」「あの少年が謎を解き明かす鍵となるのは確かだろう」
大河「ああ。猿頭寺君に指示して、諜報部の者を調査に当てよう」
〔通信のコール音〕
スワン「大河長官、極東支部の三輪長官から通信が入ってイマス」
大河「わかった。メインモニターに回してくれたまえ」
スワン「了解デス」
火麻「野郎、今度はどんな無理難題をふっかけてくるつもりだ?」
大河「最初からケンカ腰はいかんな、火麻参謀」
〔モニターの開く音〕
三輪「三輪だ。東京の方に謎の敵が現れたそうだな?」
大河「ええ。詳細は不明ですが…調査は続行しています」
三輪「ならば、リクレイマー同様…そやつらの相手はGGGとノヴィス・ノアに任せる」
大河「わかりました。で、ご用件は?」
三輪「間もなく、こちらでは大空魔竜が出撃可能となる…」
大河「ほう…。では、極東支部で進められている地下勢力殲滅作戦がいよいよ開始されるのですな」
三輪「そうだ。これでようやくミケーネ帝国や恐竜帝国共を叩き潰すことが出来る。そこで…」「そちらに預けているマジンガーZ、コン・バトラーVをワシの下へ戻してもらいたい」
火麻(何だってぇ!?)
大河「…その理由は?」
三輪「無論、あやつらを地下勢力殲滅作戦に参加させるためだ」
大河「お言葉ですが、長官。GGGも決して戦力が整っているわけではないのです」
三輪「ドクーガやリクレイマー共と同時に地下勢力の相手をしていたのでは、いつまで経っても決着がつかん…」「奴らを滅ぼすために、極東の主なスーパーロボットは全てワシの管轄下に置くのだ」
大河「…わかりました。では、甲児達をそちらへ向かわせます」
三輪「うむ、それでいい。では、以上だ」
火麻「あの野郎、手前勝手なことばかりぬかしやがって!」
スワン「長官、どうしてあんな命令を聞くのデスカ?」
大河「今は内輪もめをしている場合ではない。それに、あの手の人物の対処は上手く受け流すに限るのでな」
火麻「柄にもねえこと言いやがって。まさか、ガオガイガーも奴の所へ送るつもりじゃねえだろうな?」
大河「…三輪長官はEIとリクレイマーの相手は我々に任せると言った…」「つまり、そのための戦力はこちらに遺しておいてよいと言うことになる」
火麻「なるほどな」
麗雄「ま、大空魔竜戦隊の大文字博士やロンド・ベル隊のブライと・ノア中佐ならともかく…」「あの男にガオガイガーを運用することは出来んと思うがね」
大河「うむ。後は大文字博士が上手く立ち回ってくれることを願おう…」

天海愛「それで護ちゃんは…!?」
華「私達、はぐれちゃって…それで…もしかしたら家に帰っていると思って…」
天海愛「ああ…そんな」
天海勇「しっかりするんだ、ママ。護は必ず帰ってくるよ…!」
華「………」
〔歩く足音〕
護「あ、お母さん…!」
天海愛「護ちゃん!」
天海勇「護! 無事だったのかい!?」
護「ただいま…」
天海愛「良かったぁ、無事だったのねぇ! 心配したんだから、もう!」
天海勇「あはははっ! 良かった、良かった! あははっははっ!」
護「心配させてごめんなさい」
華「護君…あれからどこへ行ってたの?」
護「え? ちょ、ちょっとね」(急に怖くなって逃げ出しちゃったけど僕のあの力…一体、何だったんだろう…)
【シナリオエンドデモ終了】


● No2B「ゴーショーグン、合身GO!」 へ戻る

● No4B「飛び立て!大空魔竜ガイキング」 へ進む


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