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No.50C
抗う力は我にあり-前編-

【シナリオデモ開始】
WORLD AREA
大西洋

遷次郎「…以上がミケーネ帝国本拠地の入口となる地点のデータだ」
サコン「地中海に浮かぶ火山島か…。確かに、この島なら普通の人間は近寄らないでしょうね」
宙「腕がなるぜ…。ついに地底のモグラの親玉と対決だ…!」
大文字「だが、メガノイドを加えた向こうの戦力はこれまでの敵の中でも桁違いじゃろう…」
鉄也「そして、何より奴らの支配者である闇の帝王の力は全くの未知数だ…」
美和「闇の帝王…、ヒミカの言っていた地獄の帝王ね…」
大文字「兜博士、司馬博士、闇の帝王について何かわかった事はないのですか?」
剣造「…残念ながら…。ただ、地獄の帝王の伝承にあるようにその力は想像を絶するものでしょう」
麗雄「そうか…」
サコン「………」
甲児「だけど、そいつを倒さなければ戦いは終わらないんだ…。お父さん…俺達は行きます」
宙「たとえ、相手が誰であろうと俺達に後退はないからな…!」
鉄也「…そういうわけです。司馬博士…しかし、心配は要りませんよ。もう宙も一人前の立派な戦士です」
宙「ようやく最後の最後で鬼コーチのお墨付きが出たか」
遷次郎「そうか…。やはり、宙をαナンバーズに預けたのは間違いではなかったようだ」「人類とミケーネの戦いは世界中で激化している…」
剣造「この戦いに終止符を打つのは君達しかいない。頼むぞ、αナンバーズ」
甲児「はい…!」

WORLD AREA
ミケーネ帝国本拠地

〔闇の炎の燃え上がる音〕
闇の帝王「戦況はどうだ、アルゴス長官?」
アルゴス「七つの軍団の残り四つはアジア、アフリカ、オセアニア各方面で順調に人間共を追い詰めております」
闇の帝王「では、各将軍に指示を出せ。まずは地上の人間共の駆逐を第一に考えよと」「戦況によってはここに控えるユリシーザー、バーダラー、ハーディアスを増援に派遣する」
アルゴス「その心配は不要でしょう。ミケーネの精鋭が本気を出せば、恐れるものはありません」
〔歩く足音〕
???(コロス)「…それに、3将軍にはここで最も危険な敵を迎え撃ってもらわねばならないでしょう…」
闇の帝王「コロスか…」
アルゴス「機械人形風情が我らの戦略に口を出す気か…?」
コロス「そのような気はございません…」「しかし、大きさに違いがあれどミケーネの民と我らメガノイドは人の身を捨てた人…」「その立場は同じでしょう」
アルゴス「おのれ…少しばかりの軍勢を引き連れてきたからといって我らと同格と思うなよ…!」
闇の帝王「よさんか、アルゴス。…コロス、そなたの言う危険の意味を聞かせてもらおう」
コロス「…人間も全てが無知で無力な存在ではないと言う事です」
闇の帝王「αナンバーズか…」
コロス「ミケーネが日本に築いた前線基地も彼らを矢とする一点突破で失ったと聞きます」
闇の帝王「なるほど…今回も同じ手で来ると言う事か…」
コロス「正面からでは人間の敗北は必至…。ならば策を頼みにαナンバーズに最後の望みを懸けて来るでしょう」
闇の帝王「…面白いではないか。では、この地へ奴らを誘い込み、その希望とやらを砕いてみせよう」
アルゴス「面白い趣向ですな。一度、人間共に希望を与えたから絶望を与えてやるとは…」
闇の帝王「闇の王と機械の王が手を組んだのだ。それぐらいは容易い事であろう」
コロス「はい…。我が王もそれを望んでおります」
闇の帝王「アルゴス、αナンバーズ迎撃の準備を整えよ。コロスも協力を頼むぞ」
アルゴス「は…!」
コロス「わかりました……」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「抗う力は我にあり-前編-」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
イキマ「邪魔大王国の戦士達よ! 必ずや鋼鉄ジーグを倒し、ヒミカ様の仇を討つのだ!!」
アマソ「ヒミカ様、我らに力を!!」
ミマシ「憎き人間共を引き裂く力を我らに与えたまえ!」
〔邪魔大王国3幹部、気力上昇〕
ハニワ兵士「イキマ様、人間共が来ました! αナンバーズです!」
イキマ「よし…全軍、攻撃準備だ!」
〔味方戦艦出現〕
〈母艦出撃選択〉
〈出撃準備〉

竜馬「この火山島がミケーネ帝国の本拠地へと続く入口となっているのか…」
隼人「だが、その島自体が入口を守る関所のようだぜ」
甲児「構う事はねえぜ! 奴らがやる気だってんなら、今日はとことんまで相手をしてやる!」
鋼鉄ジーグ「その通りだ! 邪魔大王国の連中なんかとっとと蹴散らしちまおうぜ!」
万丈「うかつに突っ込むのは危険だ。見ての通り、ミケーネにはメガノイドが手を貸しているぞ」
コウ「しかし、異星人のメカやモビルスーツまで混在しているなんて…」
真吾「ドクーガのメカまでいるとはメガノイドも随分と節操がない連中だな」
万丈(この部隊構成…まさかな…)
大文字「諸君、世界中では我々の同志が平和と正義のためにミケーネと戦っている…」
ピート「………」
サンシロー「………」
健一「………」
大文字「彼らと人々のためにこの戦い、必ず勝たなくてはならん!」
凱「おう!」
豹馬「了解だ!」

大文字「各機、攻撃開始! 目標は前方火山島基地と、その防衛部隊だ!」「ここを突破してミケーネ帝国と決着をつける!」
<戦闘開始>

<味方が火山島基地へ接近or1EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ミドリ「敵基地より大型ミサイルの発射を確認!」
サコン「さすがは敵の本拠地だ。戦力は無尽蔵と言う事か…!」
鋼鉄ジーグ「感心している場合かよ! あんなものをバカスカ撃たれちゃこっちはたまらないぜ!」
アムロ「各機は敵迎撃部隊を突破して基地のミサイル発射台を優先的に攻撃しろ!」「あそこを叩けばミサイルの発射は出来ないはずだ!」
一矢「了解! こうなれば強行突破だぜ!」

≪まだミサイル砲台健在≫
<毎EP・敵増援2出現>

〔敵ユニット出現〕

<ミサイル砲台全滅>
バニング「よし…これでミサイルは撃てまい!」
モンシア「あとは雑魚共を片づけるだけだ! 一気に行くぜぇっ!」

<メガノイド撃破>
〔緑の宝石の輝き〕
護「ああっ!」
ケン太「どうしたの、護!?」
護「さ…さっき撃墜したメカからゾンダーのかけらを感じた…!」
凱「何だと!?」
万丈「やはりか…!」
コロス「気付きましたか、破嵐万丈…」
万丈「コロス!」
コロス「破嵐万丈、そしてαナンバーズ…。ここまでの戦いぶりは見事でした」
万丈「コロス! お前はゾンダーの力を手に入れたのか!」
コロス「答えは見ての通りです…」
凱「メガノイドがゾンダーの力を…!? そんな馬鹿な…!」
麗雄「い…いや…考えられない事ではない!」「ゾンダーもメガノイドもその性質を同じくする機会と生物の融合体…」「ロボットや単に身体機能を機械に代えたサイボーグとは異なるモノ…言わば生機融合体だ!」
凱「…似た者同士が手を組んだというわけか…!」
万丈「メガノイドめ…ゾンダーの力で様々なメカを操り、この大戦力を作り上げたのか!」
コロス「…その通りです。宇宙からやってきた機界の王は我らメガノイドと同質の存在でした」「これこそメガノイドこそが銀河に旅立つべき人類であるという啓示なのでしょう」
万丈「黙れ1 お前達もゾンダーも人の心の闇に忍び込む悪魔だ!」
コロス「ならば、どうすると言うのです…?」
万丈「決まっているさ…!」「世のため、人のため!」
凱「地球の平和、守るため!」
万丈「メガノイドとゾンダー…」
凱「そして、あらゆる悪を打ち砕くαナンバーズ!」
万丈「この日輪と」
凱「獅子の牙を恐れぬなら…」
万丈「かかってこい!」
護「うわっはぁ! 決まった!」
命「凱ったら…知らない間にそんな技を身につけていたなんて…」
万丈「待っていろ、コロス! すぐに、この防衛線を突破してお前と決着をつけてやる!」
コロス「いいでしょう。あの人も、それを望んでいますから…」
万丈「あの人とは…まさか…!」
コロス「…地底であなた方が来るのを待っています…」

<鉄也vsイキマ>
イキマ「剣鉄也! 闇の帝王の力を知らぬ愚か者はここで滅びるがいい!」
鉄也「何…! お前達は闇の帝王の正体を知っているのか!?」
イキマ「悔しいが、あの力は我ら以上…、ヒミカ様をも凌駕するやも知れん!」「その闇の帝王に刃向かう愚か者共は、ここで死ぬがいい!」

≪まだ邪魔大王国3幹部が全員健在≫
<鋼鉄ジーグvsイキマorミマシorアマソ>

イキマ「鋼鉄ジーグ! 貴様の…貴様せいでヒミカ様は死んだのだ!」
鋼鉄ジーグ「何を言ってやがる! 戦いを仕掛けてきたのはお前達、邪魔大王国の方だ!」
ミマシ「黙れ! 日本は元々我ら邪魔大王国のものだったのだ!」
アマソ「だが、人間共の天下も今日まで! ここで貴様達を倒し、我らは闇の帝王より日本を与えられるのだ!」
鋼鉄ジーグ「そうかよ! そっちが決着をつける気なら俺も相手になるぜ…!」「人間達の力…そして、鋼鉄ジーグの力、見せてやる!」

<イキマ撃破>
イキマ「く…! こんなところで倒れてはヒミカ様と我らの大願が…!!」

<ミマシ撃破>
ミマシ「ヒ…ヒミカ様ーっ!」

<アマシ撃破>
アマシ「お…おのれ、人間共め! いつまでもお前達の天下が続くと思うなよ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
鋼鉄ジーグ「やったぜ…まずは第一関門突破だ…!」
〔モニターの開閉音〕
地獄大元帥「見事だ、αナンバーズ。さすがは人類最強の部隊と言われるだけの事はある」
甲児「地獄大元帥! てめえ、よくもノコノコ出て来やがったな!」
鉄也「やめろ、甲児君! あの地獄大元帥は立体映像だ!」
地獄大元帥「我が主、闇の帝王も貴様達の戦い振りには感心し、また感謝している」
甲児「感謝だと…? 一体、どいういう事だ!?」
地獄大元帥「決まっておろう。そろそろ邪魔になっていた邪魔大王国の連中を始末してくれた事だ」
鋼鉄ジーグ「貴様…あいつらを自分達の捨て駒に使ったのか!」
地獄大元帥「その通り。弱い者の生命は強い者に使われる。これが自然の摂理だ」
鉄也「地獄大元帥…! どうやら貴様には、もう一片の人間の情けも残っていないようだ…!」
地獄大元帥「フフフ…あせる必要はない」「貴様達の相手は、この火山島の地下から通じるミケーネの本拠地でしてやろう」「そこで、ミケーネ帝国とメガノイドの精鋭が貴様達に惨たらしい死に様を与えてくれる」
勇「………」
カミーユ「………」
地獄大元帥「その恐怖に耐えられないのなら尻尾を丸めて帰るがよい」
甲児「…あいにくだな、地獄大元帥! 俺達はお前達を倒すまでこの島を去る気はないぜ!」
竜馬「俺達はミケーネと戦っている世界中の人達の想いを背負っているんだ…!」
鉄也「だから、俺達は前に進む! お前達を地獄に叩き落とすためにな」
地獄大元帥「いいだろう。…ならば、来るがよい。地獄への片道旅行の道をな」「フハハハハハハ!」
〔モニターの開閉音〕
ミチル「消えたわ…」
隼人「フ…わざわざ出てきて死刑宣告をしてくれるとは大した自信だぜ…」
豹馬「だったらよ! その自信を俺達が打ち砕いてやるぜ!」
甲児「その通りだぜ! みんな! あんな、つまんねえ脅しなんかにビビるなよ!」
鉄也「地獄大元帥…、俺達の覚悟を甘く見た事をすぐに後悔させてやるぞ…!」
大文字「よし…各員、一度帰還せよ…」「これより、我々はミケーネ帝国本拠地に突入する!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔闇の炎の燃え上がる音〕
闇の帝王「ほう…αナンバーズは火山島基地の守りを突破したか」
アルゴス「はい…。地獄大元帥の言葉もさほどの効果は無かったようです」
闇の帝王「フフフ…さすがだ。ますます奴らの顔が絶望に歪む様を見たくなった」「地獄大元帥とコロス達に出撃準備をさせろ。場合によってはお前も出てもらうぞ」
アルゴス「は…!」
闇の帝王「フフフ…人間共よ…。永きに渡る戦いの歴史に今日こそ決着をつけてくれようぞ」
【シナリオエンドデモ終了】


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