TOP PAGEへ

No.1B
出撃!鋼の龍虎

【シナリオデモ開始】
テスラ・ライヒ研究所

〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「!?」「そんな…そんなことって…」「いや…!」
〔ガンエデンの福音〕

テスラ・ライヒ研究所
イルイ「オオミヤ博士…」
ロバート「やあ、イルイ。散歩にでも行ってきたのかい?」
イルイ「あの…」
ロバート「クスハとブリットならちょっと待ってくれよ。今日は大事な最終調整の日だからね」
エリ「そうですね。ついに完成したのですから、新たなる力…鋼機人が」
ロバート「グルンガストシリーズをベースに高い生産性と汎用性を両立させた新たなスーパーロボット、鋼機人…」
エリ「特に汎用性については様々な換装パーツや武器などがこのシリーズの目玉になるでしょうね」
ロバート「これも安西博士の提供してくれた超機人のデータのおかげですよ」「鋼機人はグルンガストと超機人のハイブリットのようなものです」
エリ「いえいえ、全てはオオミヤ博士とクスハ達の熱意の賜物ですわ」「ハミル博士やコバヤシ博士達も鋼機人には期待を寄せていらしたわ
ロバート「明後日のお披露目にはカーク達も来てくれるそうです。鋼機人の真価は、そこで試されます」「そのためにも午後の甲児やリョウ達との模擬戦、クスハ達に頑張ってもらわないと」
イルイ「あの…」
ロバート「ああ…ごめんよ、イルイ。ちょっと興奮しちまったみたいだ」
エリ「今、クスハ達は大事な楊枝の最中だから夕方まで待ってね」
イルイ「…わかりました。オオミヤ博士と安西博士も頑張って下さいね」
〔走り去る足音〕
エリ「…いい子ですね…」
ロバート「…彼女がガンエデンの神子としてあの戦いを引き起こしたなんて、今となっては信じられないことです」
エリ「先史文明の遺した惑星防衛システム『ガンエデン』…」「その発動には強念者…いわゆるサイコドライバーを必要とし、その力を秘めた彼女が『神子』として選ばれた…」
ロバート「でも、今は普通の少女です。ちょっと勘が鋭いだけの」
エリ「そうですね。クスハとブリットも、彼女には自然体で接するように心がけているようです…」「それがイルイを引き取った彼女達の答えなのですから」
ロバート「…でも、少し残念ですよ」「龍虎王を始めつとする超機人とガンエデンの関係も彼女なら何か知っていると思ったんですがね」
エリ「それは無理な話だわ。神子だった間の記憶は彼女から失われているんですから」
ロバート「確かに超機人はバラルの園での戦いで失われてしまいましたが、心配は要りません…!」「地球を守ったαナンバーズは解散こそしたものの、その戦士達は各地で任務に就いています」「このテスラ研にもそれぞれの機体の調査のために甲児とゲッターチームが来てくれていますし…」「何よりももうすぐ鋼機人も完成しますしね」
エリ「しかし…」
ロバート「…例の偵察機の件ですか?」
エリ「ええ…」
ロバート「前大戦終結から数週間…地球圏各地で目撃されている所属不明の機体…」
エリ「連邦軍の呼びかけにも応じず、離脱していくということは…」
ロバート「考えるまでもなく敵…。それも識別信号を出していないことからも十中八九、異星人のものでしょう…」
エリ「…新たな戦いの火種はそれだけではないようです…」
ロバート「え…?」
エリ「宇宙の連邦軍に何か動きがあるようです。…私の聞いた話では、どこかのコロニーに査察が入るとのことです
ロバート「しかし、スペースノイドとアースノイドが和解した今、連邦軍が動くような事態があるなんて…」
エリ「………」
ロバート「どういう理由があるにしろ、ちょっと納得できない話ですよ…」「あれだけの戦いを経てきたのに軍が事を荒立てようとするなんて…」
エリ「でも…」
ロバート「え…?」
エリ「…人間というのは争いを好む性を持った生き物かも知れませんね…」
ロバート「安西博士…」
〔基地の警報〕
エリ「これは…!?」
ロバート「未確認飛行物体の接近…!」
〔走る寄る足音〕
連邦軍兵「オオミヤ博士、安西博士! 所属不明の機体群がこちらに接近中です! 早く避難を!」
ロバート「甲児やリョウ達は!?」
連邦軍兵「周辺のパトロールに出たままです。帰還までには時間がかかります」
ロバート「こちらのシフトの裏をつかれたか…」
エリ「オオミヤ博士…」
ロバート「整備班にスクランブルを! 鋼機人を…鋼の龍虎を出します!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「出撃!鋼の猛虎」


【戦闘マップ開始】
[デモムービー「出撃!鋼の龍虎」]
〔味方ユニット出現〕
クスハ「轟龍、起動! T-LINKコンタクト開始!」
〔クスハ、エネルギー上昇〕
ブリット「雷虎、起動よし!」
〔ブリット、エネルギー上昇〕
クスハ「各システム、オールグリーン!」
ブリット「来るぞ、クスハ!」
〔敵ユニット出現〕
クスハ「あれは…!」
ブリット「例の魚型の偵察機か!」
クスハ「ついにテスラ研までやってくるなんて…!」
ブリット「しかも、偵察だけで済ます気はなさそうだ」
クスハ「うん…!」
ロバート「クスハ、ブリット! お前達の鋼機人、轟龍改と雷虎改はテストもまだのド新品だ!」「何が起きるかわからないが今は…」
クスハ「わかっています、オオミヤ博士!」
ブリット「αナンバーズが生命を懸けて守った平和です。それを乱す奴らが来るならば…」「俺達を相手をするまでです!」
ロバート「頼むぞ、二人共!」
ブリット「行くぞ、雷虎! お前の力を見せてくれ!」
クスハ「轟龍もお願いね!」
<戦闘開始>

<クスハvsヨエラ>

クスハ「敵機補足! 攻撃を開始します!」

<ブリットvsヨエラ>
ブリット「しかし、なんだ…? この構造や材質は見覚えがある…!」「…いや、余計なことに気を取られるな! 迷いは隙を生む!」

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
ブリット「片付いたか…」
クスハ「でも、ブリット君…あの偵察機って…」
ブリット「ああ、どこかで見たことがあるような気がする」
〔敵ユニット出現〕
ブリット「増援か!」
クスハ「行くわよ、轟龍! 相手が誰であろうと、私達は負けないもの!」
???「ちょっと待った!」
〔味方ユニット出現〕
さやか「遅くなってゴメン、クスハ、ブリット!」
ブリット「甲児! さやか!」
甲児「やいやい、サカナ野郎! テスラ研は俺にとっちゃ第二の母校みたいなもんだ!」「それを狙うってんならこの兜甲児様とマジンカイザーが相手になってやるぜ!」
〔敵ユニット出現〕
クスハ「また増援!?」
甲児「心配はいらねえぜ、クスハ!」
竜馬「チェェェェンジ! 真・ゲッター1! スイッチオン!」
〔味方ユニット出現〕
クスハ「ゲッターチーム!」
ミチル「私達が来たからにはもう安心よ、クスハ」
隼人「フ…そいつがオオミヤ博士ご自慢の鋼機人か」
弁慶「轟龍改に雷虎改……頼りになりそうな面構えだぜ」
ブリット「リョウ! そっちに向かった奴らの相手は任せる!」
竜馬「了解だ! テスラ研での調整のおかげでゲッターも絶好調だ!」「全開のゲッターのパワー、見せてやる!」
甲児「覚悟しろよ! 地球最強の二大魔神がてめえらの相手をしてやるぜ!」
クスハ「ブリット君!」
ブリット「わかっているさ、クスハ! 俺達と鋼機人もあいつらに負けてはいられない!」

<甲児vsヨエラ>
甲児「カイザーの調整でテスラ研に来てみたら、生きのいいサカナ野郎が暴れてやがるじゃねえか!」「ちょうどいいや、腕がうずうずしてたところだ! 3枚におろしてやるぜ!」

<さやかvsヨエラ>
さやか「ダイアナンAが足手まといじゃないってこと、教えてあげるんだから!」

<竜馬vsヨエラ>
竜馬「お前達が何者かは知らないが、ムサシが生命をかけて守った地球…荒らさせてなるものか!」
隼人「真・ゲッターの調子は上々だ。ベンケイ、そっちはどうだ?」
弁慶「おお、全開でやってくれてもかまわねえぞ!」
竜馬「よし! いくぞ!!」

<竜馬vsヨエラ(戦闘後)>
弁慶「お、おい! いくら絶好調だからって少し飛ばし過ぎじゃないか…!」
隼人「ベンケイの言う通りだ。こんな雑魚相手に使うパワーじゃないぜ」
竜馬「いったいどうなっているんだ…。ゲッターがパワーアップしたとでもうのか…」「それとも…」

<ミチルvsヨエラ>
ミチル「これくらいの相手ならレディコマンドでも相手ができるわ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
甲児「へへ…チョロいもんだぜ!」
さやか「でも、こいつらって何者なのかしら…」
隼人「それについてはオオミヤ博士が調べてくれるだろうさ」
竜馬「他の地域でもこいつらの襲撃を受けているかも知れないな」
ミチル「そうね…。まずはテスラ研に帰還して状況を整理しましょう」
弁慶「図らずも轟龍改と雷虎改のテストも済んだしな」
クスハ「………」
ブリット「クスハ?」
クスハ「何だか…イヤな予感がする…」
イルイ「………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

テスラ・ライヒ研究所

テスラ・ライヒ研究所 格納庫
イルイ「クスハ…」
クスハ「どうしたの、イルイちゃん? そんなに怯えて…」
イルイ「………」
クスハ「目の前で戦闘があったんだものね。やっぱり怖いわよね…」
イルイ「…クスハは怖くないの?」
クスハ「…怖いわ…」
イルイ「え…」
クスハ「でも、ブリット君や甲児君達もいるし…」「何よりテスラ研にいるイルイちゃんやロバートさん達を守らなくちゃって思って…」
イルイ「ありがとう、クスハ…」
クスハ「もうちょっと待っててね。こっちの用事が片付いたら、一緒にお風呂、入ろうね」
イルイ「うん…」
〔走り去る足音〕
クスハ「………」
ブリット「イルイ…様子がおかしかったな…」
クスハ「うん…」
竜馬「その間の記憶はなくともあの子は自分がガンエデンの神子であった事を忘れていない…」「だからこそ、戦いを嫌い、そして同時に戦いを恐れるのだろう」
ミチル「神子となったのは彼女の責任ではないのにね」
隼人「だが、だからといってそれで全てが許されたわけではないことをイルイはわかっている…」
弁慶「それに耐えているんだな…あの小さな身体で…」
甲児「…くそ…! せっかく手に入れた平和とイルイの安らぎを乱そうとするのは、どこのどいつだよ!」
〔歩いてくる足音〕
ロバート「それについてだが、地球圏各地で例の偵察機が攻撃を開始したとの報告が入っている」
さやか「オオミヤ博士…」
ロバート「君達の故郷である日本にも現れたそうだが、こちらはGGGとグレートマジンガー、鋼鉄ジーグが片付けた」
甲児「当たり前だぜ! 鉄也さん達が、あんなサカナ野郎に負けるはずねえ!」
竜馬「オオミヤ博士、俺達はどうすればいいんです?」
ロバート「元々君達はマジンカイザーと真・ゲッターの調整のために、このテスラ研に来たんだ…」「それぞれが所属する光子力研究所と早乙女研究所からの指示に従うべきだろう」
さやか「わかりました」
ブリット「皮肉なものだな…。鋼機人の完成と合わせて、新たな敵がやってくるなんて…」
クスハ「そんなこと言わないで、ブリット君。こういう時には敵の襲来に鋼機人の完成が間に合ったって思わなくちゃ」
ブリット「そうだな…。…ありがとう、クスハ」
クスハ「どういたしまして」
〔走り寄る足音〕
ロバート「どうしました、安西博士?」
エリ「アリゾナからSOS通信です! 発信者はバトルチームの葵豹馬君です!」
隼人「コン・バトラーVからか…!」
弁慶「だ、だけど、あいつらなら今日のサカナが何十匹来ようとビクともしないだろうぜ…!」
ミチル「考えられる結論は一つ…!」
竜馬「あれ以上の敵がアリゾナに現れたということか…!」
甲児「行こうぜ、みんな! アリゾナなら、ここからそう遠くはない!」
ロバート「すぐに輸送機を手配する! みんなは出撃に備えてくれ!」
ブリット「了解…!」
クスハ(また戦いが始まる…。…でも、何だろう…さっきから感じる胸騒ぎ…)(これって…何…?)
【シナリオエンドデモ終了】


● プロローグ へ戻る

● No2B「新たなる侵略者!立ち上がれV!」 へ進む


◆ 「第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。