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アラスカ行/外宇宙

【シナリオデモ開始】
ラー・カイラム ブリーフィングルーム
ブライト「では、大文字博士…私とラミアス少佐はこのままオーブへ向かいます」
マリュー「なお、地球残留部隊の編成は以下のように考えています」「モビルスーツ隊、マジンガーチーム、鋼鉄ジーグ、獣戦機隊、ボルテスV、ダイモス…それとEVAです」
大文字「了解だ。サコン君、こちらの編成を確認してくれ」
サコン「こちらはゴーショーグン、ゲッター、コン・バトラーV、ライディーン、勇者ロボ…」「大空魔竜戦隊、チーフ、ハッター軍曹、フェイ…それにイカロス基地でマクロス7が合流することになります」
<<クスハ>>
ミサト「残るはヴィレッタ大尉とリュウセイ少尉、クスハとブリットね」
<<クォヴレー>>
ミサト「残るはヴィレッタ大尉とリュウセイ少尉、クォヴレー達ね」

ブライト「彼らは…」
「ブライト選択」
 「地球部隊へ編成する」
 「外宇宙部隊へ編成する」


※※「地球部隊へ編成する」を選択した場合のセリフ※※
<<クスハ>>
ブライト「彼らは地球部隊に編成します」
<<クォヴレー>>
ブライト「彼は地上部隊に編成します」

※※「外宇宙部隊へ編成する」を選択した場合のセリフ※※
<<クスハ>>
ブライト「彼らは外宇宙部隊に編成します」
<<クォヴレー>>
ブライト「彼は外宇宙部隊に編成します」

大文字「では、ブライト艦長。我々はイカロス基地へと向かいます」
ブライト「大文字博士…ご武運を」
大文字「我々が帰還するまでに状況が好転することを祈っています」

≪「地球部隊へ編成する」を選択≫
移動中
太平洋 オーブ連合首長国近海

オーブ近海 孤島
アスラン「下手に動くなよ。動けば、相手が女だろうと撃つ」
カガリ「く…!」
アスラン「俺もお前もさっきの戦闘で友軍からはぐれたようだな」「それがよりによって同じ島に流れ着くとは…」
カガリ「私を捕虜にする気か…!?」
アスラン「あいにくだが俺の機体の通信機も使えない状況にある…」「とりあえず、救援が来るまでお前の自由は奪わせてもらう」「またさっきのようにいきなり襲われては困るからな」
カガリ「く…」
アスラン「…しかし、お前…本当に軍人か?」
カガリ「私は軍人などではない! αナンバーズには成り行きで所属しているだけだ!」
アスラン「そうか…」
カガリ「何がおかしい!?」
アスラン「いや…地球連邦軍内で最強の独立部隊と言われるαナンバーズのメンバーにしては…」「随分と抜けているなと思って…」
カガリ「余計なお世話だ!」
〔雷鳴〕
カガリ「雷…? 雨になるのか…」
アスラン「え…」
カガリ「もうすぐ雨になるんだよ! プラント育ちだと、そんなこともわからないのか!」
アスラン「…わかった。場所を移動するぞ」
カガリ「お前…私を縛ったりしないのか?」
アスラン「武器のないお前が暴れたところで大したことはない」
カガリ「く…」

≪「地球部隊へ編成する」を選択≫
オーブ近海孤島 洞窟
アスラン「…食えよ」
カガリ「敵のほどこしは受けない…」
アスラン「ザフトのものでも食料は食料だ。食わないと体がもたないぞ」
カガリ「いいのか? 隙を見て、お前の銃を奪えば形勢は逆転だぞ」
アスラン「え…」
カガリ「そうなれば、お前…馬鹿みたいだからな」
アスラン「ふふふ…はははははは」
カガリ「何で笑うんだよ!」
アスラン「いや、懲りない奴だなと思って…」「…銃を奪おうとするなら、殺すしかなくなる…」
カガリ「……!」
アスラン「だから、よせよ。そんなこと考えるの…。せっかく助かった生命なんだから」
カガリ「ふん、ザフトに生命の心配をしてもらうとはな」
アスラン「…俺はプラントを守るために戦っているんだ…」
カガリ「それはこちらだって同じだ! お前達が攻めて来て、地球をメチャクチャにするから…!」
アスラン「………」
カガリ「………」
アスラン「俺の母はユニウスセブンにいた」
カガリ「え…!?」
アスラン「ただの農業プラントだった。何の罪もない人達が一瞬の内に死んだんだぞ。子供まで…」「それで黙っていられるか…!」
カガリ「私の友達だって、たくさん死んだよ! お前達の攻撃でな!」
アスラン「…よそう。ここでお前とそんな話をしても仕方ない…」
カガリ「!」
〔身を翻す音〕
〔画面、フラッシュ〕

アスラン「俺の銃を…!」
〔銃を構える音〕
カガリ「ごめん! お前を撃つ気はない! でも、あれは…お前が乗っている機体は地球を攻撃するんだろ!」
アスラン「え?」
カガリ「造ったオーブが悪いってことはわかってる! でも、あれは…あのモビルスーツは地球の人達をたくさん殺すんだろ!」
アスラン「…なら、撃てよ。その引き金を引いているのは俺だ」「俺はザフトのパイロット…機体に手をかけさせるわけにはいかない。どうしてもやると言うのなら…」「俺はお前を殺す」
カガリ「………」
アスラン「………」
カガリ「くそっ!」
〔部品を落とす音〕
〔銃声〕

アスラン「う…!」
カガリ「うわっ!」
アスラン「オープンボルトの銃を投げるやつがあるか!」
カガリ「ご、ごめん…」
アスラン「ったく…どういう奴なんだよ、お前」
カガリ「いや、だから…その…」「お前のそのケガ…今ので…!」
アスラン「大したことはない」
カガリ「手当てしなきゃ…!」
アスラン「気にしなくていい」
カガリ「やってやるってば!」
アスラン「いいって…」
カガリ「いいから、やらせろよ! このままじゃ、私、借りの作りっぱなしじゃないか…!」「少しは返させろ!」
アスラン「…わかったよ…」
〔通信のコール音〕
カガリ「何だ!?」
アスラン「どうやら迎えが来たようだ。それもお互いに」
カガリ「………」
アスラン「俺はイージスを隠さなきゃならん。出来れば、こんな所で戦闘になりたくないからな」
カガリ「…うん…。私も機体のところに戻るよ。どっかに隠れて様子を見る」
アスラン「そっか…」
カガリ「じゃ…」
アスラン「お前…軍人じゃないんだな?」
カガリ「違う!」
アスラン(軍人でもないくせに、みんな…)
カガリ「私はカガリだ! お前は!?」
アスラン「アスラン!」
〔砂の上を走る足音〕
カガリ「…アスランか…」

≪「外宇宙部隊へ編成する」を選択≫
太陽系
移動中
火星宙域
大空魔竜

大空魔竜 格納庫
フェイ「へー、こっちの世界にもあなた達みたいな子がいるんだね」
光竜「私、光竜。よろしくね!」
闇竜「改めてご挨拶させていただきます。闇竜です」
フェイ「私はフェイ・イェン・ザ・ナイト。フェイ・イェン、フェイ、好きな方で呼んでね」
光竜「じゃ、私はフェイって呼ぶね」
闇竜「以後、よろしくお願い致します。フェイ・イェンさん」
フェイ「αナンバーズじゃ私の方が先輩だから、わかんないことがあったら何でも聞いてねー」
ザ・ハッター「それはむしろ逆なんじゃないか?」
フェイ「ムカ! 人の親切心に横槍入れるヤツ!」「そういうネジけた心の人とは、もう遊んであげませんよ!」
ザ・ハッター「だ、誰がいつ遊んでくれと言った!?」
光竜「でも、せっかくお兄ちゃん達と一緒にいられると思ったら…」
闇竜「いきなり宇宙…それも太陽系の外へ行くことになるなんて」
氷竜「驚いているのは私達も同じだ」
炎竜「そうそう。この間は木星まで行ったが、さらにその先なんてな」
ザ・ハッター「行き先にあてはあるのか?」
ボルフォッグ「どうやらそのようです」
フェイ「どこなの?」
ボルフォッグ「私もそこまでは知りませんが、イカロス基地で説明があるそうです」
マイク「でも、宇宙は広いもんね。マイク、迷子になるのはヤだもんね」
ゴルディマーグ「そうだ。どうやって目的地まで行くんだ?」
氷竜「連続でフォールドを行うにしてもかなりの時間がかかるんじゃないのか?」
ボルフォッグ「方法はあります。少々危険を伴いますが…」
チーフ「ゲートを使うのか」
ボルフォッグ「…ええ」
ゴルディマーグ「ゲートって…あれの制御方法がわかったのかよ?」
ボルフォッグ「それについても、イカロス基地で説明されるそうです」
チーフ「………」
フェイ「何にせよ、ラッキーじゃない? ゲートの使い方がわかったんなら、私達も元の世界へ帰れるかもよ?」
ザ・ハッター「う~ん…」
フェイ「ハッター? どしたの?」
ザ・ハッター「あのゲート…こちら側の出口は確かにアステロイドベルト宙域だ」「しかし、こっちから入った場合の出口はどこなんだ?」
フェイ「え? ん~っと……わかんない」
チーフ「………」
ゴルディマーグ「おいおい…まさか俺達、実験台にされるんじゃあねえだろうな?」
チーフ(あり得る話だ…。そもそも今になってゲートの制御方法が見つかったという話、どうもキナ臭い)(もし、あのゲートがタングラムと同じような存在だとするならば……)
真吾「ほ~う…凱の従姉妹なのか、あんた」
ルネ「………」
キリー「ってことは雷牙博士の娘ってことか。いやはや…」
レミー「お母さん似で一安心ね」
ルネ「………」
命「久しぶりね、ルネ」
ルネ「………」
命「今日からあなたもαナンバーズの一員ね。よろしく」
ルネ「…握手か……」
凱「待て!」
命「熱っ!」
凱「大丈夫か、命!?」
命「うう…」
凱「ルネ、お前!」
ルネ「ボンジュール・メルシィ・コマンタレブー」
〔歩き去る足音〕
凱「ルネ!」
キリー「どうなってんだ?」
命「あの子もサイボーグなの…」
レミー「え?」
命「ルネも凱と同じで、Gストーンのサイボーグ…さっきは身体の冷却機能が不十分な状態だったみたい…」
真吾「だけど、あの子はそいつを承知の上で握手に応じたみたいだな」
凱「あいつ…!」
命「いいの!」
凱「命…」
命「私が悪いの…。ルネの身体が発熱しやすいことを忘れていて…」「好きでサイボーグになったんじゃない…。あの冷却コートだって、一生着ていなくちゃならないんだもの…」「本当なら、まだ学校に通っていてもおかしくない年頃なの。お願い、わかってあげて…」
凱「………」
レミー「ま、当事者がそう言うんじゃね」
真吾「心配しなさんな。ここには心の傷を負った奴なんざ、掃いて捨てるほどいる」
キリー「慰めが欲しい、叱って欲しい、放っておいて欲しい…どういうのがお好みか知らんが何とかやっていくさ」
レミー「そうね。前にも似たようなヤサグレ君もいたしね」
真吾「いたいた。事あるごとに荒れて、周りに当たる奴がな」
キリー「今頃、オーブの辺りでクシャミしてるぜ」
凱「「だけど、そいつも今では地球を守る立派な戦士に成長したんだ」
命「きっとルネも…何かをつかんでくれるわ、きっと…」
凱「ああ…。あいつもGストーンを持つ者だ。きっといつかは気づいてくれるだろう…」「自らの力と使命に…」
【シナリオエンドデモ終了】


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