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No.47C
大宇宙の意志

【シナリオデモ1開始】
銀河系 中心部
移動中 宇宙空間
αナンバーズ

バトル7 艦長室
ミリア「お帰りなさい、マックス…」
マックス「この席にまた座れるとは思ってもみなかったよ…」
ミリア「あなたが無事でよかった…」
マックス「…すまない…心配をかけた…」
ミリア「マックス…」
〔通信パネルの開閉音〕
エキセドル「艦長…やはり、第4惑星で見たプロトデビルンの首領はギュンター参謀と見て間違いないでしょう」
マックス「あ、ああ…そうか…!」
エキセドル「…おや、お邪魔でしたかな?」
マックス「そんなことよりだ…!」「アニマスピリチアの件だが、これまでの戦闘や敵の反応から察するとやはりバサラの歌のようだ」
エキセドル「歌ですか…」
マックス「プロトデビルンが歌の力に着目しているのは間違いないだろう」「事実、リン・ミンメイはスピリチアファームの重要な役割を担わされている」「この件についてはドクター千葉と共に研究を進めてもらいたい」
エキセドル「わかりました。ドクター千葉からも新しいサウンド兵器も提案されています」「研究チームを編成し、事に当たりましょう」
マックス「頼んだぞ、参謀」
エキセドル「では、続きをどうぞ」
〔通信パネルの開閉音〕
マックス「まったく…。ブリッジのオペレーターに感化されたか…」
ミリア「それでマックス…。これからどうするつもり?」
マックス「オペレーション・スターゲイザーが失敗した以上、それ相応の戦力で挑むしかあるまい…」「まずはソロシップと合流し、可能な限り早くαナンバーズ全軍を挙げて再び第4惑星へ行くつもりだ」
ミリア「勝算は?」
マックス「参謀の計算は聞きたくないな…。αナンバーズ全軍でも作戦成功の可能性は10%もないだろう」
ミリア「………」
マックス「だが、我々は可能性1%の作戦に生還し、過去には絶対に勝てないと思われたボドルザー艦隊も撃破してきた」
ミリア「あの時のようにリン・ミンメイの起こした奇跡がまた起こると思って?」
マックス「奇跡を当てにするほど落ちぶれたつもりはない」「だが、こんな言葉もある。奇跡は起こすものだと…」
ミリア「マックス…」
マックス「アポカリュプシス…。ゲペルニッチも、その言葉を使っていた」「奇跡を起こさなければ人類に…いや銀河全体に未来はないのかも知れないな…」

バトル7 格納庫
フィジカ「では、ガムリン中尉…お先に失礼します」
ガムリン「お疲れ、フィジカ」
ドッカー「お前も一度は撃墜されてんだ。整備は誰かに任せて、とっとと帰れよ」
ガムリン「ああ、わかっている」「だが、この新たに配備されたVF-19の調子を見たいんでな」
フィジカ「これってダイソン中尉の使っているYF-19の正式採用版ですよね」
ガムリン「ああ、そうだ。VF-17より装甲は薄いが、その代わりピンポイントバリアが装備されている」
ドッカー「ってことは、こいつなら格闘戦もOKってわけだな」
ガムリン「とりあえず3機配備されたからダイヤモンドフォースかスカル小隊で運用するのが望ましいだろう」
ドッカー「わかった、わかった。ま…これからも頼むぜ、隊長」
フィジカ「では、中尉…明日のミーティングで」
〔複数の歩き去る足音〕
ガムリン「隊長か…」「第4惑星で破壊されたVF-17も新たに支給された…。俺ももっと頑張らなくては…」「ミレーヌさんに相応しい男になるためにも…」
〔画面、フラッシュ〕
〔フォールド音〕

ガムリン「何っ!?」
???(ガビル)「ガムリンよ…! お前の身体をいただく…!」
ガムリン「うわあああああっ!!」
〔画面、フラッシュ〕
〔スピリチアの吸収音〕

ガムリン「スピリチアパラダイス…」

バトル7 艦内通路
レミー「…ところでミレーヌちゃん。ガムリンにもらったバースデイプレゼント、見せてくれない?」
ミレーヌ「え…え…それは…」
レイカ「まさか、くれなかったなんて言わないわよね」
ビューティ「でも、あの手のタイプって考えすぎてハズしそうよね」
レミー「言えてる、言えてる。たとえば、いきなり両手一杯のバラの花束とか…」
レイカ「自分の好きなアーティストのディスクの押し付けとか…」「巨大なヌイグルミって線もありそうね」
クォヴレー「………」
ビューティ「どうしたのかな、クォヴレー?」
レミー「もしかして、キミも恋のテクニックを学びたいのかな?」
クォヴレー「いや…。ゼオラの買い物に付き合って知ったが、さっき挙げた品はどれもそれなりに高価だ…」「それでも女というものは満足出来ないものなのか…」
レイカ「そう言われちゃうと…」
ビューティ「ねえ…」
レミー「教えてあげるわ、クォヴレー。本当は女にとってプレゼントの品なんてどうでもいいのよ」「プレゼントってのは何をもらったかよりも、誰にもらったかの方が重要なんだから」
クォヴレー「そういうものか…」
レミー「で、もう一つ、大事なポイント。この理論が通用するのは10代だけよ」「20歳を過ぎると、さっきの関係は逆転するから」
クォヴレー「わかった…覚えておく」
アラド「そういうものなのか?」
ゼオラ「とりあえず、くれないよりもくれる方が嬉しいのは事実ね」
アラド「お…おれ! トイレ、行ってくる!」
ゼオラ「待ちなさいよ!まだ、話は終わってないわよ!!」
〔走り寄る足音〕
花束の少女「!」
アラド「おわっと!」
ゼオラ「大丈夫、あなた? ぶつからなかったかしら」
花束の少女「………」
〔走り去る足音〕
アラド「何だったんだ、あの子…」
ゼオラ「シティ7から避難できた民間人の子みたいね…」
ビューティ「で、結局、何もらったの?」
ミレーヌ「そんなのヒミツですよ!」
レミー「もしかして、一気に指輪とか?」
ミレーヌ「!」
レミー「あの手のタイプって一途だもの。思い込んだら、大勝負ってありそうよね」
レイカ「わかる、わかる」
ミレーヌ「あ…あの…その…」
レミー「まあ、いいわ…。これ以上、当人同士の問題だものね」
ビューティ「でもね、ミレーヌ…焦っちゃダメよ」
レイカ「まだミレーヌは若いんだから選択は慎重にね」
ミレーヌ「え…その…選択って…」
レミー「OKOK、じっくり悩みなさいね。困った時には、恋のベテランの私達が相談に乗るから」
ミレーヌ「は、はあ…」
〔ハッチの開閉音×2〕
ガムリン「………」
イサム「お…噂のカレシが来たぜ!」
ガムリン(こいつに美はない…)
フォッカー「おう、ガムリン! 整備の方は終わったか?」
ガムリン(こいつにもない…)
柿崎「愛しのミレーヌちゃんは既にお待ちですよん」
ガムリン(こいつには欠片もない…!)
ノリコ「お疲れ様です、ガムリン中尉」
ガムリン(躍動美…)
ユング「ドッカー中尉とフィジカ少尉はもうお帰りみたいですね」
ガムリン(豊満美…)
レミー「どうしちゃったのよ、黙っちゃって」
ガムリン(成熟美…)
ビューティ「あんた達が冷やかすから中尉は気を悪くしたみたいよ」
ガムリン(活動美…)
レイカ「とりあえず、こちらへどうぞ。ミレーヌの隣へね」
ガムリン(有能美…)
ゼオラ「どうしたんです? 何か整備中にトラブルでも?」
ガムリン(振動美…)
マイ「隊長…あの人の様子、おかしい…」
ガムリン(可憐美…)
ヴィレッタ「ガムリン中尉…?」
ガムリン(威圧美…)
ミレーヌ「ガムリンさん…?」
ガムリン(健康美…)
グババ「キイッ!!」
ガムリン(無邪気美…)
〔マクロスの警報〕
ガルド「子の警報、第二戦闘配備か…」
真吾「何か厄介なものを見つけたってわけか」
フォッカー「行くぞ、みんな!」
〔ハッチの開閉音〕
ミレーヌ「どうしたんです、ガムリンさん! 出動準備ですよ!」
ガムリン(いいだろう…。こいつらの戦う様を観察し、隙あらばアニマスピリチアを奪う…)(これぞまさに狡猾美!)
ミレーヌ「ガムリンさん…」
グババ「キイッ!!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「大宇宙の意志」


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔BGM「美しき青きドナウ」〕

カットナル「どうするのだ、ブンドル! 完全にあのバケモノ共に囲まれたではないか!」
ブンドル「………」
ケルナグール「いったい何だってこの宙域にワープした!?」
ブンドル「言うなれば、虫の知らせか…」
カットナル「前からおかしな奴だとは思っていたが、銀河に出て、ついに完全に頭のネジが飛んだか!」
ケルナグール「何が虫の知らせだ! 水虫か!? それともサナダ虫か!?」
ブンドル「インスピレーションを解せぬ愚か者共め…」「私は確かに、ここへ来いという何者かの声を聞いたのだ」
カットナル「もういい! お前と話していると、こっちの頭に虫がわくわ!」
ケルナグール「それよりも、あのバケモノ共を何とかしろ!」
ブンドル「自分の艦を失っておいて言ってくれる…」
カットナル「考えてみれば、ワシ達…銀河に出てからロクな目にあっとらんな…」「コンピュータに『雨』を忘れさせられた星や大密林、大海原…。どれもロクな思い出がない…」
ケルナグール「こんなことになるのなら社長のイスで電卓を叩いていた方がよかったわい…」
ブンドル「では、今すぐ降りるがいい。この広大な宇宙には孤独こそが栄える…」
カットナル「そうはいくか! こうなったらワシらは一蓮托生よ!」
ケルナグール「その通り! 3人の力を合わせてこのピンチを乗り切るんだ!」
ブンドル「ならば、少しの間、黙っていてもらおう」「あのバケモノ共とお前達にこのレオナルド・メディチ・ブンドルの戦い、見せてくれる…!」
<戦闘開始>

<敵撃破>

カットナル「しかし、音の伝わらん宇宙でクラシックを流す意味はあるのか?」
ブンドル「意味など必要ない。大事なことは心意気だ」
ケルナグール「俺の音楽を聴けーっ! …というやつだな!」「ちょっと違うか?」
ブンドル「…お前達は口を開くな。それだけで私の世界が汚れていく…」

<敵13小隊以下or3PP・味方援軍1出現>
〔味方戦艦出現〕
〈出撃準備〉
ブンドル「おお…あれは…!」
レミー「やだ! あれ見て!」
真吾「ブンドル局長の艦かよ…」
キリー「へえ…よくもまあ今まで生きていたもんだ」
ノリコ「でも、あの眼帯の議員さんと大きな社長さんは亡くなられたみたいね」
ユング「今はその霊を悼みましょう…」
カットアル「ちょ、ちょっと待て! αナンバーズ!」
ケルナグール「ワシらもちゃんと生きてるぞい!」
トッポ「あ、そうなの?」
柿崎「何だよ? あ~死ぬかと思ったってやつか」
万丈「ま…そうは言ってもこの広い宇宙で再会出来たのも何かの縁…」「それに彼らには地球を出発する時に助けてもらった恩もある」
フォッカー「スカルリーダーより各機へ! あの艦を援護して、宇宙怪獣を殲滅するぞ!」
真吾「しかし、都合よすぎないか? 俺達の進路にブンドル達がいるなんて」
キリー「太平洋のド真ん中に飛び込んだらキャプテン・クックの財宝に頭をぶつけた話よりも信じられんな」
ブンドル「マドモアゼル・レミー…。君と私の出会いは宿命だったとは考えられないかな?」
レミー「…百歩譲って認めてもそれはあくまで『私達』の話であって…」「あなたと私個人の間には何もなしということで」
ブンドル「フ…その意固地なまでの頑なささえも…」「美しい…」「音楽を鳴らせ! この宿命の戦場に相応しい調べを!」
ケルナグール「おう!」
カットナル「任せとけ!」
〔BGM「美しき青きドナウ」〕
ミレーヌ「な、何これ!?」
レイ「こちらの通信に直接割り込みをかけているのか!」
バサラ「へ…俺の趣味じゃねえが、その根性は気に入った!」「いいぜ! 今日はセッションと行くか!」
ブンドル「ほう…私の美学がわかるものがαナンバーズにもいるようだ」
ミレーヌ「もう、バサラ! …ガムリンさんも何か言ってやって下さいよ!」
ガムリン「………」
ミレーヌ「ガムリンさん?」
ガムリン「この音の流れ…これぞ美…。美としか言い様がない…!」
ミレーヌ「???」
グババ「キイッ!」

<クォヴレーvs宇宙怪獣>
クォヴレー「STMG…。こいつの異常発生が終わりの始まりか…!」

<万丈vs宇宙怪獣>
万丈「かつての敵とはいえ、この広い銀河で再会した知り合いだ。やらせるわけにはいかない!」

<真吾vs宇宙怪獣>
レミー「真吾、ブンちゃんが撃墜される前にあいつらを何とかしましょう」
真吾「どういう心境の変化だ、レミー? ブンドルを気にかけるなんて」
キリー「ついに奴の気持ちを受け入れる覚悟ができたのかな?」
レミー「2人とも勘違いしないの。知り合いが目の前で落とされちゃ気分が悪いってだけよ!」

<ノリコvs宇宙怪獣>
ノリコ「こんなに連続して宇宙怪獣と遭遇するなんて…」「こいつらの動きが活発化している以上、あの計画…急がなければ…!」

<輝vs宇宙怪獣>
輝「こいつらを野放しにしていたらいずれは未沙やミンメイ達にまで危害が及ぶ…!」「早く何とかしなくては…!」

<イサムvs宇宙怪獣>
イサム「連続でこいつらが相手かよ! ったく、勘弁してほしいぜ!」

<バサラvs宇宙怪獣>
バサラ「前回はゆっくり聴かせてやれなくて悪かったな!」「今日はたっぷり聴いていきやがれ!」

<ガムリンvs宇宙怪獣>
ガムリン(破壊神共がこうもαナンバーズの前に現れるとは…。やはりあの力によるものか…)
ドッカー「ガムリン! ボケっとしてねぇで集中しろ! 虫どもが来るぞ!」
ガムリン「…了解だ。やつらを爆発の美に包んでくれる!」
フィジカ「た、隊長…?」

<リュウセイvs宇宙怪獣>
リュウセイ「くそっ! 第4惑星だけじゃなくこんな所でも遭遇するなんて…!」
ライ「こいつらと出会うのに場所は関係ない…!」
マイ「生きる者を滅ぼすのなら奴らは何処にでも現れる! そういう存在なのだから…!」

<敵全滅・敵増援1出現>
輝「片付いたか…」
ノリコ「また、宇宙怪獣だなんて…。このままじゃ銀河全体があいつらに食い尽くされてしまう…」
ユング「例の計画…。早急に実行に移さなくてはならないわね」
ガムリン(こいおつらの進路に破壊神は現れた…)(やはり、このサンプル共の存在と、あの力は関係があると見た。…今こそ、実効美!)
ミレーヌ「ガムリンさん…さっきからどうしたんです?」
ガムリン「!」
〔ガムリン、ドッカー&フィジカと小隊離脱〕
〔ガムリン、ミレーヌへ隣接〕
〔機体の拘束音〕

ミレーヌ「きゃあっ!」
バサラ「ミレーヌ!」
ドッカー「ガムリン! てめえ、ミレーヌちゃんに何するんだ!?」
ガムリン「フフフ…」
〔ミレーヌ&ガムリン、味方から第3軍へ〕
〔ミレーヌ&ガムリン、後退〕
〔敵ユニット出現〕

ノリコ「ミレーヌ!」
ドッカー「ガムリン! てめえ、どういうつもりだ!?」
ガムリン「この男の身体は私がもらった。これぞ略奪美!」
リュウセイ「あのしゃべり方は…!」
万丈「プロトデビルンか!」
千葉「ガムリン中尉はプロトデビルンに憑依されたのか…!」
ガムリン「さあ、やれ! サンプル共を叩き、アニマスピリチアを手に入れるのだ!」
フォッカー「どうする、マックス!」
マックス「………」
ミリア「マックス…」
マックス「まずは前面の部隊を叩く。ミレーヌの件は、その後だ」
バサラ「くそっ…!」
ガムリン「フフフ…アニマスピリチア。どうすることも出来まい…」
ミレーヌ「ガムリンさん…」

<敵3小隊以下or敵増援1出現の3ターン後PP・勝利条件達成>
ガムリン「さすがはゲペルニッチ様が目をつけたサンプル! 見事な抵抗美だ!」
バサラ「よう! 貴様の狙いは俺なんだろ! ミレーヌを放しやがれ!」
ガムリン「だが、この男やお前達には多くの借りがある! それを先に返させてもらう!」
イサム「バサラ! 歌うんだ! 歌でガムリンを正気に戻してやれ!」
輝「そうか…! 周波数を合わせれば、この位置からでも歌は届くはずだ!」
バサラ「行くぜぇ! ハートに俺の歌をぶつけてやるぜ!」
〔BGM「POWER TO THE DREAM」〕
ガムリン「無駄、無駄! 無駄の極地!」
リュウセイ「どういうことだ!? 熱気バサラの歌が効かないのか!」
千葉「どうやら中尉の身体がフィルターとなって歌エネルギーの効果が届いてないようだ」
バサラ「うおおおおっ!!」
マックス「…反応弾の用意を…」
サリー「え…!」
マックス「復唱はどうした?」
サリー「は、はい! 反応弾、装填します!」
ミリア「マックス…」
マックス「止むを得ん…。中尉とミレーヌごとプロトデビルンをせん滅する…」
バサラ「何かっていうと反応兵器だ! 他にないのかよ!」
ミレーヌ(このままじゃ…ガムリンさんまで反応弾に…!)(いつも…いつもガムリンさんは助けてくれた…)「今度はあたしがガムリンさんを助ける番よ!」
〔BGM「MY FRIEND」〕
ミレーヌ「出てけ! ガムリンさんにくっついているプロトデビルン!」
ガムリン「ぬ…ぬおおおっ!!」
ミレーヌ「出てけーっ!!」
ガムリン「うおおっ! 限界美!!」
〔光の球、出現〕
ガビル「くっ! 何という刺激美!」
ドッカー「やったぜ! プロトデビルンが引き離された!」
ケルナグール「何がどうなってるんだ?」
カットナル「…わからん。とりあえず、うまくいったらしい」
千葉「ミレーヌさんの歌の力か!」
ノリコ「ううん…あれは…」
レミー「まあ、言うだけ野暮ってやつね」
ガビル「あの健康美のスピリチアもアニマスピリチアと同じく侮り難し! かくなる上は!」
〔光の球、ミレーヌへ接近〕
バサラ「ミレーヌ!」
ミレーヌ「!」
サリー「艦長! この宙域に多数のフォールドアウトを確認!」
マックス「何っ!?」
〔敵ユニット出現〕
ユング「宇宙怪獣!」
イサム「くそっ! この数、尋常じゃないぜ!」
キリー「ここまで圧倒的だと言葉をなくすな…」
レミー「ほんと…ケンカする気も起きないってやつね…」
真吾「おいおい、二人共…あきらめが早過ぎだぜ…」
???(ケン太)「そうだよ。あきらめてしまった時がアポカリュプシスの始まりだから」
〔青の球、出現〕
トッポ「あれって!?」
OVA「ケン太君!」
ケン太「みんな…飛ぶよ!」
〔青の球から光の広がり〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ガビル「あの青い光…確かに果て無き力の一部だった…」「だが、なぜだ…? 果て無き力は破壊神を使い、この銀河に終わりと始まりを呼ぼうとしているのに…」「あの青い光はサンプル共を守るかのように働いた…」「………」「やはり、アニマスピリチアとあのサンプル共…選ばれし者かも知れん。ゲペルニッチ様に報告せねば…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔クロスゲート展開〕
〔ゲート解放〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
〔青い球、出現〕
〔ゲート消失〕

真吾「助かった…のか?」
キリー「どうやら、そうみたいだな」
レミー「で、またケン太にここまで運ばれたのね」
ケン太「僕の力だけじゃないけどね」
真吾「その力ってのはビムラーとお仲間達か…」
ケン太「うん…」
美穂「艦長、ガムリン中尉もお嬢さんも無事に収容しました。二人共、生命に別状はないそうです」
マックス「そうか…」「それで、ケン太君…君は何のために我々をこの宙域へと運んだんだい?」
ケン太「詳しいことはわかりませんが、やはり、αナンバーズは選ばれたんだと思います」
万丈「選ばれたって何にだい?」
ケン太「アポカリュプシスに立ち向かう剣として…」
真吾「また、それか…」
ノリコ「ねえ、君…アポカリュプシスって宇宙怪獣の大量発生のことなの?」
ケン太「…それもアポカリュプシスの一部だと思う…」
イサム「おい、坊主! 大人と話す時は、もうちょっとちゃんと話せ」
フォッカー「やめろ、イサム。あの子も巻き込まれたようなもんだ」「事態の全てを把握しているわけじゃないだろう」
ケン太「ごめんなさい…」
レミー「OK、ケン太! とにかく宇宙怪獣は放っておいたら銀河中に広まっちゃうことはわかったわ」
マックス「そして、プロトデビルンのスピリチアファームも既に最終段階を迎えているようだ」
ノリコ「あたし達に残された時間…きっと、もう少ないのね…」
ライ「そうだ。だから、悲観している時間さえ惜しい」
リュウセイ「ああ。ここまで来たら、何が相手だろうとやってやるしかないぜ!」
真吾「結局、そういう結論になるな」
キリー「そういうこと。これで意外にしぶといのyね、俺達」
ケン太「うん…! だからこそ、みんなは無限の力に選ばれたんだと思うよ」
カットナル「及ばずながら、ワシ達も力を貸すぞ!」
ケルナグール「おうよ! 銀河のバケモノ、何するものぞ!」
ユング「でも、カットナル議員…あなたって安全評議会から派遣された監査役じゃなかったかしら」
レミー「そうね。だったら、まずはこの状況を地球に知らせる役をやって欲しいわ」
カットナル「し、しかし…」
ブンドル「マドモアゼル・レミー…まさか、この私にも地球へ帰れと?」
レミー「お名残り惜しいけれど、まさかカットナルとケルナグールを宇宙に放り出すわけにはいかないでしょ」
ブンドル「………」
真吾「そういうことだ、ケン太。悪いが、あの3人をお前の親分に頼んで地球へ送り返してくれ」
ケン太「OK! わかったよ、真吾! 僕が責任をもって送ってくよ」
OVA「ケン太君…」
ケン太「心配しないで、OVA。みんなが戦うように、僕だって銀河のために戦っているんだ」「きっと、この戦いが終わったらまた会いにくるよ」
OVA「はい。OVAはロボットですから何百年経っても待っています」
ケン太「じゃあ、行くよ。オジサン達」
マックス「では、カットナル議員。安全評議会への報告をお願いします」
カットナル「わかった。諸君らも達者でな」
ケルナグール「危なくなったらワシらもすぐに救援に来るからな」
真吾「期待しないで待ってるぜ」
ブンドル「マドモアゼル・レミー…この別れ、一時のものだと信じている」
レミー「信ずる者は救われるんじゃない? 私はそうでもないけど…」
ブンドル「せめて、別れの涙の代わりにこのバラを贈ろう…」
ケン太「みんな! 負けないでね!」
〔クロスゲート展開〕
〔ゲート解放〕
〔味方ユニット&青い球、離脱〕
〔ゲート消失〕

レミー(シー・ユー・アゲン…)
真吾「行っちまったな…」
キリー「いつもながら唐突なやつだぜ」
ミリア「マックス…これからどうするつもり?」
マックス「そうだな…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

フォッカー「ソロシップ…それにGGG艦隊も…」
万丈「どうやら、ケン太は彼らの到着を見越して、ここへ僕達を連れてきたようだな」
ギャリソン「気が利きますな…」
OVA「私の教育方針は思いやりの育成ですので」
レーツェル「どうやら、向こうも何とか無事のようだな」
マックス「まずは合流して話を聞こう。今後の事はその後に検討する」
【戦闘マップ2終了】


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