No.53
出航！銀河殴り込み艦隊！
【シナリオデモ開始】
イカロス基地 病室
オオタ「そうか…明日か…」
イサム「ああ…。オオタ中佐…あんたにはＹＦ－１９と２１のトライアルの時、随分と世話になったな」
オオタ「それで見舞いに来たか…。気を遣わせてすまんな」
ガルド「他の者も希望したのですが、騒々しい連中ばかりですので、我々が代表として来させていただきました」
オオタ「ありがとう…。超長距離移民船団の話も聞けてよかったよ…」
ガルド「では、中佐…。この遠征から戻ったら、またお会いしましょう」
イサム「ノリコ、カズミ…。俺達は先に宿舎に戻ってるからよ、コーチにたっぷりアドバイスをもらっとけ」
ノリコ「はい、ダイソン中尉」
ガルド「では、失礼します」
オオタ「君達の勝利を祈るぞ…」
〔ドアノブを回す音〕
オオタ「………」
カズミ「………」
ノリコ「コーチ…」
オオタ「…時が来た」
カズミ「はい…」
オオタ「忘れるな、二人共…。お前達は…αナンバーズと人類は勝たねばならん」
ノリコ「はい！」
オオタ「いいか、タカヤ…もう一度だけ言う…」「お前とカズミは一人一人では単なる火だが、二人合わせれば炎となる」
ノリコ「はい！」
オオタ「炎となったガンバスターは無敵だ！」
カズミ「………」
オオタ「…俺の選んだお前達だ…必ず勝て」
ノリコ「はい！」
カズミ「必ず…必ず勝利をつかみます…！」
オオタ「…信じているぞ…」
イカロス基地 司令室
タシロ「ご列席の皆様方…」
グローバル「………」
リリーナ「………」
タシロ「人類にとって大きな一歩となるこの日を迎えることが出来たのも多くの人の尽力と…」「尊い犠牲によるものであることを我々は忘れてはならないでしょう」
弓教授「………」
早乙女「………」
タシロ「地球圏の資源、人材、経済をギリギリまでつぎ込んで、カルネアデス計画はここまで来ました」「あとは銀河の中心にて『神壱号作戦』を決行するのみです」
四ツ谷「………」
和泉「………」
タシロ「神壱号作戦の詳細は作戦の立案者であるオオタ中佐から説明してもらいます」
ブライト（オオタ中佐…）
マックス（もう話すのもやっとだというのに…）
オオタ「…既にご存知の通り、カルネアデス計画の第三段階はゲートによる遠征をもって行われます」
〔モニターの開閉音〕
ゲート解析図
オオタ「実行艦隊はイルイ・ガンエデンの力でゲートを介して、銀河中心部にある宇宙怪獣の巣へ向かい、そこでＢＭIII…」「すなわちバスターマシン３号を起動させます」
雷牙「ザ・パワーを内包した木星をコアとしたブラックホール爆弾か…」
オオタ「現在、木星のあった位置には極小の擬似ブラックホールを配置し、各惑星間の均衡を保っております」
葉月「バスターマシン３号…長径８６９キロ、短径４１５キロ…」
浜口「その全長は月の４分の１に及ぶ人類史上最大の人工建造物…」
和泉「それ自体が恒星間航行船としての機能を有する対宇宙怪獣用決戦戦略兵器…」
グローバル「バスターマシン３号を護衛する艦隊はタシロ提督らが搭乗するヱルトリウムを旗艦に、その数８７００隻…」「今日までの人類の歴史が、この大
遠征のためにあったと言っても過言ではないでしょう」
ベス「αナンバーズもその艦隊に組み込まれるのですか？」
タシロ「いや…諸君らは艦隊の一部に所属することになるが当面は別の任務に当たってもらうことになる」
大文字「これまでの情報によると宇宙怪獣の大量発生はアポカリュプシスの第一段階であるとのことです」
サコン「それ以外にも戦闘兵士エビルのプロトデビルン化やゾンダー、ソール１１遊星主の暴走…」「さらには銀河全体の時空間の歪みまでもが、アポカリュプシスの予兆とされています」
大河「死と再生の輪廻…銀河の終焉…アポカリュプシス…」
サコン「また、ムゲ・ゾルバドス帝王やバーチャロイド達からの情報、バッフ・クランの伝承を分析した結果…」「アポカリュプシスによる銀河の終焉は別次元や別銀河にも多大な影響を与えるようです」
雷牙「下手をすれば宇宙全体がそっくりそのまま生まれ変わるということか…」
早乙女「それを引き起こすのはこの銀河に満ちる無限の力…」
タシロ「すなわちアカシック・レコード…！」
早乙女「宇宙が誕生した時に定められ覆すことの出来ない結果…。つまりは運命…」
〔ざわめき〕
サコン「イデやゲッター線、ビムラー、ザ・パワー等の制御不能の超エネルギーは…」「アカシック・レコードが形を変えて人類に語りかけている姿だと考えます」
東山「意志を持った超エネルギーか…」
サコン「特にここ最近のイデオンのエネルギーの不安定ぶりは、アポカリュプシスの進行具合に関係していると思われます」
早乙女「もし、イデが暴走することにでもなったらどうなる…？」
サコン「その時は星の一つや二つ…下手をすれば一つの恒星系以上の範囲が壊滅する可能性もあります…」
四ツ谷「フン…迷惑な話だわい。勝手にワシらを失敗作と決め付けて、銀河ごと滅ぼそうと決めるのだからな…」「そいつが神様だとしてもワシは拝む気になれんな」
グローバル「しかし、我々の命運はそのアカシック・レコードの中にある…」
リリーナ「………」
ブライト「………」
マックス「………」
タシロ「それでも、我々は戦わねばならない。生きるという生物の根源的目的のために…」
マックス「わかっています」
タシロ「αナンバーズの諸君はバスターマシン３号と共に銀河の中心を目指す本隊とは別に…」「ゼ・バルマリィ帝国へ向かい、もう一体のガンエデンと接触してもらう」「そして、アポカリュプシスとアカシック・レコードについての情報を入手してもらいたい」
ブライト「了解です。既に各艦と隊員達は出航の準備に取り掛かっています」
弓教授「果たしてゼ・バルマリィ帝国はこちらの話し合いに応じるでしょうか？」
グローバル「我々の地球とは対極の銀河辺境部ではバッフ・クランの大部隊が展開している…」「また、宇宙怪獣の巣が銀河の中心部にある以上、向こうはより現実的な危機に直面しているだろう」
葉月「条件的に不利なのはゼ・バルマリィ帝国側ということですね」
大文字「また、霊帝ルアフに近しい位置にいるアルマナ・ティクヴァーといった協力者もいます」
四ツ谷「だが、地球のガンデンを奪ってその霊帝ルアフを倒そうとしているシヴァー・ゴッツォとやらの動きが不明と聞く」
大文字「おそらく我々がバルマーの本星へ向かえば。その争いに否応なく巻き込まれることになるでしょう」
光代「…またαナンバーズには危険な任務についてもらうことになりますね…」
リリーナ「ですが、彼らなら…。彼らならきっと…」
弓教授「ドーリアン次官…その想いは、ここにいる者全てが同じでしょう」
グローバル「バルマー戦役の時から人類は何度も彼らに救われてきた…」
タシロ「きっと、彼らなら…いや、彼らしかこの任務をこなすことは出来ないだろう」
四ツ谷「次官…ワシらは彼らを信じるんだ。そして、後方から出来る限りのことをしよう」
リリーナ「はい…。我々は我々のやり方で彼らと共に戦いましょう」
大文字「では、タシロ提督…」
タシロ「…現時刻より４８時間後、全生命体の未来を賭け、バスターマシン３号は銀河中心部に出航する」「その防衛ならびに宇宙怪獣との決戦に参加する艦隊を、ここに銀河中心殴り込み艦隊と名付ける！」
和泉「銀河中心…」
浜口「殴り込み艦隊…」
雷牙「いいぞ…！ 何とも力強く景気いい名前だ！」
タシロ「各艦の出港準備を。この作戦をもって我々はアポカリュプシスに正面から宣戦布告をする！」
リリーナ「生きるとこと…それは運命に抗うこと…」
グローバル「ならば、宇宙の意志に我々の生きる様というものを見せてやろうではありませんか」「それが我々の意志です」
イカロス基地 ドック
チェーン「いよいよですね、大尉」
アムロ「ああ…」
チェーン「ベルトーチカ達の報道でαナンバーズに対する誤解も解けたようです」「ナチュラルとコーディネイターの垣根を越えて、人類は一丸となってカルネアデス計画のバックアップに回っています」
アムロ「そうか…。それだけでも俺達のやってきたことは無駄でなかったと思うよ」
チェーン「大尉…Ｈｉ－νガンダムの調整も終わっています…。でも……」
アムロ「どうした、チェーン…？」
チェーン「怖いんです…。…明日、大尉を送り出したら、もう会えないような気がして…」
アムロ「………」
チェーン「私も聞いています。これから大尉が向かう先に何が待ち受けているのか…」「ゼ・バルマリィ帝国の霊帝ルアフ…そして、アカシック・レコードとアポカリュプシス…」「どれも今までの敵とは違う…。人間の力が及ぶ相手ではないじゃないですか…！」
アムロ「だけど、俺達は行くよ。チェーンの想いも一緒にね」
チェーン「大尉…」
アムロ「Ｈｉ－νガンダムのサイコフレームがチェーンやみんなの想いを集めてくれる」「だから、俺達は戦っていける…」
チェーン「また…会えますよね…？」
アムロ「もちろんさ。地球には俺の大切な思い出がたくさんある」「でも…」
チェーン「その時は私が迎えに行きます。サイコフレームの光を頼りに…」
アムロ「ありがとう、チェーン…」
ニナ「モーラ…機体の搬入は終わった？」
モーラ「ああ、ばっちりさ。整備の方は、あたしらメカニックに任せておいてよ」
キース「すごいな…。地球上のあらゆる組織の機体が運び込まれているみたいだ…」
ニナ「その通りよ。今、人類は一つになってカルネアデス計画に挑んでいるのだから」
コウ「この光景を見ると実感出来るよ。ありがとう、ニナ」
ニナ「私に出来ることはこれぐらいしかないから…」
コウ「そんなことはない。…ニナ達のように支えてくれる人がいて俺達は戦えるんだ」
ニナ「コウ…」
コウ「多くの戦士達が人類の未来のために戦ってきた…」「俺達は彼らの想いを背負って戦う義務がある」
ニナ「…でも、コウ…私はあなたに生きて帰ってもらいたい…」
コウ「ありがとう、ニナ…」「…だけど今回ばかりは約束出来そうもないよ…」
ニナ「コウ…」
コウ「俺達は必ず勝つ…。だけど、俺が帰ってこなかったら…」
ニナ「そんな話は聞きたくない…！」
〔走り去る足音〕
コウ「ニナ…」
モーラ「ウラキ少尉…あんな言い方はないんじゃないかい？」
キース「そうだよ！ 女ってのは、ああいう時には待っててくれって言って欲しいもんだぜ」
コウ「…わかっているさ。だが、今度ばかりは強がりも言えそうにない…」
モーラ「ウラキ少尉…」
コウ「だから、決めている…。もう一度、ニナに会えたのなら、その時は…」
キース「その時は…」
コウ「…それは帰ってから考えるさ」
キース「何だよ、それ！」
モーラ「それを聞いちゃ生きて帰らないわけにはいかないね。頑張ろうね、少尉」
コウ「ああ…」（だから、ニナ…。少しだけ待っていてくれ…）
アストナージ「よっしゃ…。予定していた機体の搬入も終わったし…」「ダブルゼータ用のフルアーマーパーツの調整もＯＫだ」「出撃前の換装を忘れるなよ、ジュドー」
ジュドー「サンキュー、アストナージさん。これでダブルゼータの攻撃力も大幅アップだ」
アストナージ「珍しいな…ジュドーが礼を言うなんて…」
ジュドー「へへ…まあね」
ルー「せっかくだから、アストナージさん…出航までの間、ケーラ中尉のところへ行ってれば？」
アストナージ「ば、馬鹿言うな！ お、俺にはまだやることがあるって…」
エル「いいって、いいって！ 後は私達で何とかするからさ」
ジュドー「ま…俺達からアストナージさんへの日頃のお礼ってやつさ」
アストナージ「そ、そうか…。まあ…お前達の心意気を無駄にしても悪いからな…」
ジュドー「言い訳はいいから早く行きなって！」
アストナージ「すまんな…」
〔歩き去る足音〕
エル「でも、アストナージさんだってラー・カイラムに乗るんだから、中尉とはお別れってわけじゃないのにね」
ルー「こういうのは気分ってもんよ」
プル「ねえ、ジュドー…。リィナに連絡しなくていいの…？」
プルツー「今度は長い旅になりそうなんだろ…。リィナも心配していると思うぞ」
ジュドー「いいんだ…」
プル「でも…」
ジュドー「相手が誰であろうと俺は絶対にリィナのところへ帰るつもりだ。だから、余計な心配はかけたくない」
プルツー「ジュドー…」
ジュドー「俺だって、今度の相手が半端じゃなく巨大だってのはわかってる」「だからこそ、余計にリィナには連絡を取ることは出来ない…」「だけど、心配するな。俺がいる限り、プルもプルツーも決して死なせやしない」「みんなでシャングリラに帰ろう。平和をリィナへのお土産にしてな」
プル「うん！」
バトル７ 格納庫
ライ「マイ…これでバンプレイオスのＴ－ＬＩＮＫコネクト部のコックピットは複座になった」
マイ「ありがとう、ライ…」
ライ「だが、気をつけろ。ハミル博士の話では、この調整はより多くの念を制御するためのものだ」「逆に言えば、これを一人で扱うことは従来の倍近くの負担だという事だ」
マイ「わかっている…。だが、私は…」
ライ「…信じているんだな、アヤ大尉が生きていることを…」
マイ「…そして、きっとここに私と座ってくれることを…」
ライ「マイ…」
マイ「心配は要らない。…それよりもバンプレイオスの出力はこれ以上は上がらないのか？」
ライ「…現在のバンプレイオスは本来想定していたトロニウム・エンジンを稼動出来ない状態にある…」
マイ「ＳＲＸのトロニウムはハザル・ゴッツォに奪われたのだったな…」
ライ「そして、トロニウムは全銀河的にも希少な物質らしい…」「残念ながら、今後も入手できる機会は絶望に近いだろう」
マイ「そうか…」
ライ「わずかな望みを託して、バンプレイオスはトロニウム・エンジンを装備し、通常エンジンと併用しているが…」「現状では予定出力の７０％を何とかキープするのが精一杯だ」
マイ「このままでは、いずれは出力不足に悩まされることになるか…」
〔歩み寄る足音〕
リュウセイ「どうしたんだ、二人で？」
マイ「な、何でもない…！」
リュウセイ「何だよ？ 俺は仲間はずれかよ…」
マイ「そ、そうじゃない…！」（ライ…バンプレイオスの改装のことは黙っていてくれ…）
ライ（わかった。リュウセイに余計な心配はさせたくないというわけだな…）
マイ（………）
リュウセイ「ま…いいか。いよいよ明日は出航だからな」
ライ「ああ…」
マイ「うん…」
リュウセイ（待ってろよ、アヤ…。もうすぐ俺達はバルマー星へ往く…）（そこで必ずお前を助け出してみせるぜ…）
イカロス基地 ロビー
護「………」
凱「いいんだな、護？」
護「うん…僕も凱兄ちゃん達と一緒に銀河へ行くよ」
命「護君…」
護「ギャレオンで銀河に旅立った時から僕の気持ちは変わってないよ」「この銀河で苦しんでいる人達がいたら僕の力をそのために使いたい…。そして、大事な人達がいる地球のためにも」
凱「そこまでの覚悟が出来ているのなら俺からはもう言うことはない」
命「そうね。護君がそう決めたのなら…」
護「ありがとう、凱兄ちゃん、命姉ちゃん」
〔歩み寄る足音〕
Ｊ「やはり、ラティオもか…」
凱「では…？」
戒道「当然だ、Ｊ…。君と僕とトモロが揃ってジェイアークはその力を発揮する」
Ｊ「…だが、いいのか？ お前達にも普通の子供として生きる権利があるのだぞ」
戒道「僕達はもう子供じゃない」
護「戒道の言う通りだよ。戦うからには、僕達だって戦士のつもりだ」
Ｊ「………」「フ…いいだろう。その目…確かに戦士のものだ」
ルネ「そうと決まったら遠慮はなしだ。よろしく頼むよ、二人共」
護「うん！」
凱「Ｊ…」
Ｊ「わかっている、凱。未来あるあの子らは死なせはしない…。私の生命に代えてもな」
凱「護と戒道だけじゃない。この宇宙に生きる全ての人達の未来のために俺達は戦おう」
Ｊ「最後まであがいてみせるさ。戦士としてな」
凱「ああ…」
メガロード級 ブリッジ
グローバル「では、少佐…頼むぞ」
フォッカー「は…！ っと、今は軍人風の敬礼はヘンですね…」
グローバル「構わんさ。ゼントラーディとの交渉での経歴が買われ、安全評議会の議長となったが…」「心は今でもマクロスのブリッジにいた頃とかわらん」
輝「グローバル艦長…」
グローバル「頼むぞ、諸君。この宇宙に生きる全ての生命体の未来が君達の双肩にかかっている」「我々は地球からではあるが君達の勝利を信じ、可能な限りのバックアップを行おう」
マックス「ありがとうございます」
ミリア「皆さんの想い…決して無駄にはしません」
イカロス基地 司令室
ソフィア「…行かれるのですね？」
ゼンガー「はい…」
ソフィア「信じています。あなたの…そして、あなた方の勝利を…」
ゼンガー「我が剣は悪を断つ剣…。そして、あなたを守る剣でもあります」
ソフィア「その力を全ての人々に…。信じています、ゼンガー・ゾンボルト…」
ゼンガー「あなたの言葉…万の味方を得たようなものです」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「ゼンガー少佐とお話しているあの方は？」
＜＜クォヴレー＞＞
ゼオラ「ゼンガー少佐とお話しているあの方は？」
レーツェル「ソフィア・ネート博士…。プロジェクト・アークの責任者にして我が友の心の伴侶でもある」「今はイカロス基地でカルネアデス計画に参加している」
＜＜クスハ＞＞
ブリット「心の伴侶…」
＜＜クォヴレー＞＞
アラド「心の伴侶か…」
レーツェル「そうだ…。我が友にとっての人生の分岐点はあの人との出会いにあったろう…」「彼はその時、正義のため…そして、彼女のために剣を振るうことを決意したんだ」
＜＜クスハ＞＞
ブリット「それがあの人の…ゼンガー・ゾンボルトの強さか…」
レーツェル（ブリット…君も我が友と同じだ…。彼女への想いを忘れてはならない…）（そして、大切な人を守り通せ…。私と同じ過ちを踏むなよ、ブリット…）
＜＜クォヴレー＞＞
クォヴレー「それがあの人の…ゼンガー・ゾンボルトの強さか…」
レーツェル「人の強さの源はそれぞれだ。それを見つけたものは、揺ぎ無い強さを手に入れる」「君ならわかるはずだ、クォヴレー」
クォヴレー「ええ…。今なら俺も理解出来ます…」（使命という戦いの道を往く今の俺ならば…）
バサラ私室
〔ギターの音〕
バサラ「…とりあえず、こんなもんだ…」
シビル「イイ曲…」
？？？（※カヲル）「……素敵なメロディだ…。…あとはこれに魂がのればいい」
バサラ「ありがとよ」
ミレーヌ「バサラーッ！ そろそろ出発よ！ 準備出来たぁ！？」
シビル「バサラ、往クノカ？」
バサラ「ああ、そうらしいな。…じゃあ、俺は行ってくるぜ」
？？？（※カヲル）「ありがとう。楽しませてもらったよ」
バサラ「会っていかないのか？」
？？？（※カヲル）「その必要はないさ。彼にはいつでも会えるからね」
バサラ「そうか」
？？？（※カヲル）「君の歌…楽しみにしているよ」
シビル「コオオオーッ！」
バサラ「ああ、任せとけ！」「待ってろよ、銀河！ 俺の歌をたっぷり聴かせてやるぜ！！」
【シナリオデモ１終了】
サブタイトル
「出航！銀河殴り込み艦隊！」
【戦闘マップ１開始】
〔味方出現出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔ゲート開放〕
イルイ「…転移…終わりました」
副長「バスターマシン３号、ならびに銀河中心殴り込み艦隊の本隊、超長距離ワープに入りました」
シゲル「重力場安定。周辺宙域に対する影響もありません」
マヤ「これがゲートの力…」
マコト「すごいな…。あれだけの艦隊を一気に超長距離ワープさせるなんて」
タシロ「協力に感謝する、イルイ・ガンエデン」
イルイ「地球を守護するのは私の役目です…」「もっとも、銀河中の全ての人達を守ろうとするのは私の中のもう一人の意志ですが」
タシロ「…もう今は一つの星だけの問題ではない…」「この銀河に住む人々の力を全て結集しなくてはアポカリュプシスに打ち勝つことは出来ないだろう」
イルイ「…死と再生の輪廻により終焉が運命として決められていたとしてもですか？」
タシロ「運命などというものは過ぎてしまったことに使う言葉だ」「未来は決められているのではなく決めるのだ…人の力で」
イルイ「はい…」
副長「では、続いて第二陣を」
イルイ「わかりました…」
〔サイコドライバー能力発現〕
リュウセイ「すごい念だな…」
マイ「うん…」
ヴィレッタ「イルイの力をガンエデンが増幅しているからでしょうね」
〔ゲート開放〕
〔味方戦艦離脱〕
グローバル「残るはヱルトリウム直衛艦隊とαナンバーズか…」
タシロ「αナンバーズの諸君、そのまま聞いてくれ」
ブライト「………」
マックス「………」
タシロ「諸君はこれより未曾有の危機に立ち向かうために、最も危険な任務についてもらうことになる」
ベス「………」
大文字「………」
タシロ「だが、諸君なら必ずやそれに打ち勝ち、我々に吉報をもたらしてくれると信じている」
マリュー「………」
ラクス「………」
タシロ「我々本隊は銀河中心部にて君達を待つ。再会を期待するぞ」「なお、最後になるが本計画に立案、遂行を…」「文字通り生命を懸けて成し遂げた彼に敬意を表したい」
副長「各員！ オオタ・コウイチロウ中佐に敬礼！」
ノリコ（コーチ…行って来ます…）
ユング（トップ部隊の意地、最後まで貫いてみせます…）
カズミ（だから、あなた…私達を見守って下さいね……）
タシロ「諸君、出航の時だ！」
シロー「アニキーッ！ 鉄也さん、さやかさん、ジュンさん！ ボス、ヌケ、ムチャ！！」「頑張ってねーっ！！」
まゆみ「お兄ちゃんーっ！！ 鋼鉄ジーグによろしくねーっ！」
甲児「任せとけって！」
宙「必ず俺達は勝つ！ 勝って人類も銀河も全て救ってみせる！」
四ツ谷「豹馬、十三、大作、ちずる、小介！ お前達に送る言葉は一つ！」「勝利だ！！」
豹馬「おっちゃん…」
健一「浜口博士…それに母さんも…」
一矢「和泉博士にメルビさん…。みんな、見送りに来てくれたんだ…」
護「行って来ます、お父さん、お母さん…。それに…華ちゃん…」
天海勇「護…」
天海愛「護ちゃん…」
華「護君…きっと…また会えるよね…」
ヘンケン「エマ中尉…」
エマ「ヘンケン艦長…もし生きて再びお会いすることが出来たら…その時は…」
ヘンケン「いえ…その時は自分の方から言葉に変えさせていただきます」
エマ「はい…」
ファ「エマ中尉…」
カミーユ「必ず生きて帰りましょう、俺達の地球へ…」
コスモ「………」
竜馬「どうした、コスモ？ 何かおかしいのか？」
コスモ「いや…考えてみれば不思議なものだなって思ってさ…」「もし俺がソロ星へ移民していなければ、今より２歳ほど若いんだよな…」
竜馬「それを言うなら、マックス艦長は俺達の尺度ではもう３５歳は若いはずだ」
コスモ「だからさ…本当は俺達は出会うはずはなかったのさ…」「それが何のいたずらかこうやって銀河の危機を救うために一緒に旅立とうとしているんだぜ」
竜馬「確かに考えてみればすごい偶然…奇跡みたいなものだな」
コスモ「だろう？ 本当なら俺達、熱気バサラの歌だって聴くことはなかったんだぜ」
竜馬「………」「…ネルフの碇司令が言っていた通り、この奇跡も仕組まれたものかも知れないな…」
コスモ「イデにか？」
竜馬「ああ…無限力というやつにだ」
コスモ「じゃあ、あいつらが時間を捻じ曲げてまで俺達を出会わせたってわけか…」「だが、何のためにだ？ イデとゲッター線に取り込まれた俺達を鉢合わせるためにか？」
竜馬「それだけじゃない。アニマスピリチアやビムラーの使徒、ザ・パワー達もだ…」
コスモ「リョウ…」
竜馬「答えは、もうすぐわかる…。この戦いの最後にな…」
コスモ「ああ…」
ブライト「αナンバーズ！ ゲートへ向けて直進！」
マックス「これより我々はゼ・バルマリィ帝国へ向けて超長距離フォールドを敢行する！」
大河「ＧＧＧ艦隊も続くぞ！」
〔αナンバーズ各艦、前進〕
〔精神感応音〕
イルイ「待って下さい！ これは…！」
〔ゲート開放〕
〔敵ユニット出現〕
コスモ「バッフ・クラン！」
カーシャ「奴ら…まさかゲートを制御出来るようになったの！？」
ベス「いや…そうではないようだ…」
バッフ・クラン兵「全天座標、確認しました！ こ、ここは…！？」
バッフ・クラン兵「我々はこの銀河の逆方向の辺境部にいたはず…」「それが光に包まれたと思ったら、一瞬の内に１０万光年を跳躍するとは…」
バッフ・クラン兵「見て下さい、あれを！」
〔カーソル、ベスを指定〕
バッフ・クラン兵「ロゴ・ダウの異星人の艦か…。ならば…！」「攻撃開始だ！ イデの巨神を仕留めれば、一族郎党の出世は思うままだ！」
バッフ・クラン兵「了解！」
〔味方艦隊の周辺に爆発〕
〔味方ユニット撃破〕
コスモ「やっぱり、こうなるのかよ！」
ブライト「各機、出撃だ！ 出航前に沈められるわけにはいかん！」
マリュー「了解です！」
〈出撃準備〉
大文字「グローバル議長、ここは後退を！」
グローバル「しかし…」
マックス「我々は必ず任務を果たします！ ですから、ここは任せて下さい」
タシロ「議長、ここは彼らの言う通りです」
グローバル「うむ…」
リリーナ「ヒイロ！」
ヒイロ「…気にするな。これが俺達の任務だ」
リリーナ「…信じています！ あなた達の…あなたの勝利を！」
ヒイロ「ああ…」
ブライト「シナプス艦長、ヘンケン艦長！ 議長達の護衛を頼みます！」
シナプス「諸君らの健闘を祈る！」
ヘンケン「君達は全人類の希望だ！ 頼むぞ、αナンバーズ！」
グローバル「各艦、後退…！」
大河「ＧＧＧ艦隊も一時退避する！」
〔味方ユニット離脱〕
万丈「わかっているな、みんな」
忍「ああ…こいつらを残して銀河へ旅立つわけにはいかねえぜ！！」
輝「俺達の出発はバッフ・クランを倒してからだ…！」
シンジ「はい…！」
コスモ「バッフ・クラン…！ お前達がどうやって地球に来たか知らないが…」「俺達はお前達にも運命にも屈しない！ 絶対に生き延びてやる！！」
＜戦闘開始＞
＜クスハが戦闘＞
ブリット「お前達の様な存在から地球を守るため、超機人は造られたんだ！」
クスハ「その使命を果たすため、私達の力を今ここに…！！」
＜クォヴレーが戦闘＞
クォヴレー「あいつらの帰る場所を無くさせはしない！」
＜アムロが戦闘＞
アムロ「これがアポカリュプシスが与えた試練だろうと、俺達の進行を止めさせやしない！」
＜カミーユが戦闘＞
カミーユ「何度も前に立つから…死にたくないならどけよ！」
＜ジュドーが戦闘＞
ジュドー「リィナに再び会うまでやられてたまるかよ！」
＜コウが戦闘＞
コウ「アポカリュプシスだろうと俺達の邪魔はさせない！」
＜ヒイロが戦闘＞
ヒイロ「待っていろ、リリーナ…。俺は必ず勝利する…」「お前と俺達の掲げる理想のために…！」
＜キラが戦闘＞
キラ「何があろうと地球圏は僕達が守ってみせる！」
＜甲児が戦闘＞
甲児「どいつもこいつもパンチ一発で吹っ飛ばしてやるぜ！」
＜鉄也が戦闘＞
鉄也「勇者としての使命を果たすためにも何としてもここを突破しなければ！」
＜竜馬が戦闘＞
竜馬「ゲッターの華麗な動きを見せてやる！」
＜洸が戦闘＞
洸「やるぞ、ライディーン！ 今度こそこいつらを殲滅するんだ！」
＜豹馬が戦闘＞
豹馬「コン・バトラーＶの実力がまだわかってないようだな！」
＜健一が戦闘＞
健一「ボルテスⅤがいる限り、貴様らの好きにはさせん！」
＜一矢が戦闘＞
一矢「ダイモスの蹴り、その身で受けるがいい！」
＜万丈が戦闘＞
万丈「おおっと君達、人の旅路の邪魔をしてはいかんよ！」
＜真吾が戦闘＞
真吾「どうして俺達の旅はいつもこうなんだろうねえ」
レミー「ぼやかないぼやかない。旅は道連れ世は情けっていうじゃない。なら、たっぷり道連れにしてあげましょう」
キリー「そういうこった。やれ、真吾！」
真吾「了解だ！ ゴーショーグン、ＧＯ！」
＜忍が戦闘＞
忍「きやがれ！ 正面から真っ二つに切り裂いてやる！」
＜シンジが戦闘＞
シンジ「フィールド全開！ 戦艦をやらせてたまるもんか…！」
＜コスモが戦闘＞
コスモ「こんなところでも戦闘になるなんて…」「これもイデの導きなのかよ…！？」
＜ノリコが戦闘＞
ノリコ「炎となったガンバスターを甘く見ない事ね！」
カズミ「やりましょう、ノリコ！ あの人が望んだ未来をつかむために！」
ノリコ「はい、お姉さま！」「見ていて下さい、コーチ！ 人類の未来は私達αナンバーズが切り開いてみせます！！」
＜サンシローが戦闘＞
サンシロー「お前達などガイキングのパワーで押し切ってやるぜ！」
＜輝が戦闘＞
輝「隕石雨を止めるためにも一刻も早くこの場を抜けないと！」
＜フォッカーが戦闘＞
フォッカー「各バルキリーは俺に続けえい！ 先陣を切り開くぞ！」
＜イサムが戦闘＞
イサム「うじゃうじゃ出てきやがって！ そんなに俺に倒されたいってかあ！」
＜バサラが戦闘＞
バサラ「お前らがどれだけ現れようと関係ねえ！ 俺は歌うぜっ！！」
＜ガムリンが戦闘＞
ガムリン「貴様らの侵攻は我々ダイヤモンドフォースが食い止めてみせる！」
＜凱が戦闘＞
凱「貴様らが何体現れようと、突進して蹴散らしてやる！」
＜Ｊが戦闘＞
Ｊ「戦士の船出を邪魔する輩はこの私が駆逐してくれる！」
＜鋼鉄ジーグが戦闘＞
鋼鉄ジーグ「てめえらがどれだけ出てこようが真正面から突破してやる！」
＜リュウセイが戦闘＞
リュウセイ「虚空の破壊神だろうとバッフ・クランだろうと、バンプレイオスが蹴散らしてやる！」
＜敵１０小隊以下or５ＰＰ・第３軍増援１出現＞
〔サイコドライバー能力発現〕
イルイ「ああっ！」
タシロ「どうした、イルイ君！？」
イルイ「来ますっ！」
〔第３軍ユニット出現〕
ノリコ「宇宙怪獣！」
カズミ「そんな…！ ゲートを通って現れたというの！」
タシロ「何てこった…！」
バッフ・クラン兵「バケモノめ！ 奴らも我々と同じように飛ばされてきたのか！」
リュウセイ「くそっ！ アカシック・レコードってのはそんなに俺達が邪魔なのかよ！」
ライ「落ち着け、リュウセイ！ 今は状況を打開することを考えろ！」
副長「タシロ提督！」
タシロ「撃ちまくれ！ 我々が奴らの巣に向かったように、奴らもこちらに来たまでだ！！」「ここで奴らを止められなくばカルネアデス計画が成功しても我らの勝利に意味はなくなるぞ！」
ヴィレッタ「イルイ！ あなたの力でゲートを閉じることは出来ないの！」
イルイ「やってみます！！」
？？？（※キャリコ）「そうはさせない…」
副長「侵入者かっ！？」
スペクトラ「動くなっ！」
〔タシロの周囲に爆発〕
〔敵ユニット出現〕
〔ヱルトリウムの警報〕
＜＜クスハ＞＞
クスハ「あれは…！？」
ブリット「ゴラー･ゴレムか！ いつの間に！」
＜＜クォヴレー＞＞
クォヴレー「何っ…！？」
レーツェル「ゴラー・ゴレムか！」
副長「緊急事態発生！ 侵入者にイルイ･ガンエデンを拉致された！」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「えっ！？」
ブリット「じゃあ、あれにはイルイも乗っているのか…！」
＜＜クォヴレー＞＞
クォヴレー「じゃ、じゃあ…！？」
アラド「あれにはイルイが…！」
クォヴレー「いかん…！ 鍵を奴らに渡すわけには…！」
キャリコ「もう遅い、アイン！」
〔キャリコ＆スペクトラ、後退〕
〔サイコドライバー能力発現〕
マイ「くっ！」
リュウセイ「この念は…！」
〔敵ユニット出現〕
リュウセイ「ヴァイクラン！ エイス･ゴッツォか！！」
エイス「久しぶりだな、リュウセイ。そして、αナンバーズ」
リュウセイ「てめえ！ イルイをどうするつもりだ！？」
エイス「知らんな。この娘はシヴァー閣下が使われる。俺は任務を遂行するだけだ」
＜＜クスハ＞＞
クスハ「イルイちゃん！ 今、行くから！！」
イルイ「クスハ！！」
＜＜クォヴレー＞＞
アラド「イルイ！ 今、行く！！」
イルイ「アラド！！」
エイス「この娘を取り返したくばゼ･バルマリィ本星へ来るのだな」
リュウセイ「待ちやがれ、エイス！」
エイス「アヤ・コバヤシもお前達を待っているぞ」
リュウセイ「てめえっ！ そこまで俺を怒らせたいのかよ！！」
ライ「待て、リュウセイ！ 何か来るぞ！！」
〔隕石雨出現〕
ゴルディマーグ「おわっ！！」
マイク「い、いきなり隕石が降って来たもんね！！」
ブライト「レーダー、何をやってる！？ なぜ隕石雨の接近を報告しない！」
トーレス「そ、それが！ この近くの宙域に突然、現れたもので…」
サリー「参謀！ これは隕石が超空間から現れたとしか思えません」
エキセドル「まさか、これも…」
エイス「その通り。この隕石もアポカリュプシスの一つ…。アカシック・レコードの定めたものだ」
フォッカー「何だとっ！？」
エイス「既に銀河のあらゆる宙域にこの隕石雨は降り注いでいる。お前達の母星も今頃は…」
大文字「ミドリ君！」
ミドリ「報告入りました！ 地球にもほぼ同時刻に隕石が出現！」「宇宙怪獣の襲来に備えて待機状態にあったイージス・シールドにより現在は大きな被害はないとのことです！」
サコン「だが、これがアポカリュプシスの一つだとしたら…」
サンシロー「銀河が滅びるまで隕石が降って来るっていうのかよ！」
健一「イージス・シールドの展開には莫大なエネルギーを必要とする…」
一矢「いくら地球圏の総力を結集しても限界はいずれ来る…！」
コウ「そうなったら地球は…！」
エイス「お前達の動きによって銀河の終焉は最終段階を迎えようとしている」
洸「エツィーラ・トーラーが言っていた俺達がアポカリュプシスを進めるということか…！」
凱「だが、何もしなければ宇宙怪獣に滅ぼされるのを待つだけだ！」
エイス「あがくがいい、αナンバーズ。ゼ･バルマリィ本星で待っているぞ」
〔敵ユニット離脱〕
リュウセイ「エイス・ゴッツォ…どういうつもりだ…！」
シンジ「リュウセイさん！ 今はまず宇宙怪獣を！」
ノリコ「そうよ！ こいつらを倒さなくては先に進めないのだから！」
デク「コスモ！ 宇宙怪獣はバッフ・クランにも仕掛けるみたいだよ！」
コスモ「当然だろうさ。奴らにとっちゃ生きているもの全てが敵みたいなものなんだからな！」
タシロ「各艦に通達！ バッフ・クラン、宇宙怪獣双方を迎撃せよと！」
副長「了解です！」
＜敵６小隊以下（１回目）・第３軍増援２出現＞
〔第３軍ユニット出現〕
ガムリン「また来たか！」
ドッカー「くそっ！ このままじゃキリがねえぜ！」
フォッカー「弱音を吐くな！ 俺達の立っているところが地球の最終防衛ラインだと思え！」
イサム「くそっ！ アカシック・レコードとかいう野郎…俺達をいいザマだと思ってるだろうぜ！」
真吾「そういう輩ってのは我慢ならんな」
鉄也「ああ…。こうなりゃこちらにも意地ってもんがあるぜ！」
忍「見てろよ！ アカシック野郎！ 俺達は絶対にてめえの思う通りにはならねえからな！」
＜８ＰＰ・勝利条件達成＞
副長「提督！ このままではいずれ敵に押し切られてしまいます！」
タシロ「ゲートから現れる以上、敵に限りはないということか…！」
鋼鉄ジーグ「リュウセイ！ マイとお前の力でゲートを閉じることは出来ないのかよ！」
リュウセイ「………」
ライ「どうした、リュウセイ！」
リュウセイ「バンプレイオスが…」
甲児「バンプレイオスがどうしたんだよ！？」
リュウセイ「俺達にゲートの封印の仕方を伝えている…」
アムロ「何っ！？」
ライ（次元接続が出来るなら、その逆もＸＮディメンションの機能の一つなのか…）（だが、ＸＮディメンションの設計自体はＳＲＸの試作段階から完成していた…）（つまり…！）
ヴィレッタ（あの人はこういった事態を見据え、ＳＲＸにクロスゲートを封印する機能を…）
マイ「さらに一時的に念動力を暴走させてＸＮディメンションを起動させれば…」「私とリュウセイの念でこの宙域の敵全てを亜空間に送ることも可能だ」
豹馬「だったら、最初からそうしやがれってんだ！」
リュウセイ「…だが、それはこの宙域の時空間を完全に捻じ曲げちまうことになる…」
マイ「下手をすれば、太陽系全域へのあらゆる超空間航行法を跳ね返す障壁となるかも知れない」
ノリコ「それって…！？」
甲児「下手すりゃ、俺達…地球に戻って来れないってことか…！？」
マイ「…………」
鉄也「迷っている時間はないぜ！」
ジュドー「ああ！ 俺達は地球と銀河を救うために全てを投げ出して戦うって決めたんだ！」
凱「みんな！ 覚悟はいいか！」
シンジ「はい！」
デュオ「残りたい奴は残ってもいいんだぜ！」
バサラ「片道キップの熱狂ライブだ！ ノレる奴だけついてきな！！」
〔間〕
ムウ「…どうやら、心は一つのようだな」
ディアッカ「ち…物好きな奴らだぜ」
アスラン「そういう連中の集まりなのさ」
※※ガビルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガビル「自らを犠牲にしてまで使命を貫く！ これぞ献身美！」
ガムリン「そんなきれいなものじゃない！ ただ…」
ミレーヌ「ただ？」
ガムリン「俺達は守りたいものがあるから戦うだけなんだ！」
アムロ「聞こえたか、リュウセイ！」
万丈「僕達の心は決まった！ やってくれ！」
ブライト「各機各員はリュウセイの誘導に従え！」
大文字「リュウセイ君！ 頼むぞ！」
リュウセイ「よし…！ みんな、ゲートへ突っ込め！」
タシロ「各艦、突撃！ 機動部隊の侵入ルートを確保しろ！」
〔ブライト＆マリュー＆ラクス＆ベス＆タシロ＆エキセドル、クロスゲート上へ移動〕
フォッカー「スカルリーダーから各機へ！ 俺達も続くぞ！」
〔味方全機、クロスゲート上へ移動〕
〔精神感応音〕
マイ「リュウセイ！」
リュウセイ「うおおおおおおおおっ！！」
〔画面、、発光〕
＜＜クスハ＞＞
クスハ「ブリット君！」
ブリット「クスハ！」
クスハ「行きましょう！ この銀河を救うために！！」
＜＜クォヴレー＞＞
クォヴレー「ついに来たか…この時が…」
【戦闘マップ１終了】
【シナリオデモ２開始】
イカロス基地 病室
オオタ「………」「行ったか…」「………………」「カズミ…タカヤ…」「地球を…頼…む……ぞ………」
イカロス基地 ロビー
ソフィア「…行きましたか…」
？？？（※ビアン）「うむ…」
ソフィア「ですが、時々思います…。人類に銀河系の一部を破壊してまで生き延びる権利があるのかと…」
？？？（※ビアン）「………」
ソフィア「それが運命ならばと…受け止めてしまいそうになります…」
？？？（※ビアン）「何もしないということは生きることを放棄することと同じだ。それは生命体の存在意義に反する」
ソフィア「はい…」
ビアン「人類に逃げ場なし…。だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」
ソフィア「ビアン総帥…」
ビアン「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄なあがきであろうと、そこには確かに生がある」「最後まで人間として生きよう。それが我々の出した答えだ」
ソフィア「はい…」
ビアン（若者達よ…。その手で未来をつかみとれ…。そう…力尽くでだ…）
【シナリオデモ２終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
ノリコ「！」
カズミ「これは…」
ユング「宇宙怪獣…」
コスモ「俺達を待ってたわけかよ…！」
〔マップ、宇宙怪獣軍団を表示〕
リュウセイ「…ゼ・バルマリィ本星へ行くためには、こいつらを突破しなくちゃならねえ…」
忍「上等だぜ！ 後ろに戻れねえんなら前へ進むだけだ！」
カミーユ「必ず奴らを突破してゼ・バルマリィへ行く…！」
万丈「行くぞ、みんな！ 後ろを振り向くなよ！」
甲児「おう！！」
〔味方全機、敵全機を通過〕
〔画面、発光〕
【戦闘マップ２終了】
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