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No.9B
再会!ニューヨーク解放戦

【シナリオデモ1開始】
ニューヨーク 星間連合前線基地

星間連合 ニューヨーク基地
シャピロ「………」
〔ドアノブを回す音〕
ルーナ「こちらにいたのですか、シャピロ様…」
シャピロ「ああ…」
ルーナ「…歌を歌ってらしたのですか?」
シャピロ「これは宇宙音…別の言い方をすれば神のハーモニーだ」
ルーナ「神の?」
シャピロ「そうだ。以前、私が地球にいた頃、ある場所で神から授けられたのだ」「それを通じて私は知った…。この銀河を司る絶対的な存在…言い換えれば運命というものをだ」
ルーナ「絶対的な存在…運命…」
シャピロ「そして、そのハーモニーの乱れは私に教えた。この銀河の終焉が迫っていることを」「だからこそ、私は自身が神の代行者として立ち、この銀河を治めることを決意したのだ」
ルーナ「それがシャピロ様の遠大なる野望の始まりでしたのね…」
シャピロ「…200年前だ…」
ルーナ「え…」
シャピロ「今から約200年前、地球で最も繁栄していたこの街、ニューヨークに隕石が落下した」
ルーナ「………」
シャピロ「無論、街は完全に壊滅し、世界最高の富と夢に満ちた地は無残なクレーターと化した」「だが、それから200年…かつての栄光を忘れられない人間達はこの地に再び都市を築いた」
ルーナ「人間の欲望は果てし無いもの…この街はまさにそれの結晶なのですね…」
シャピロ「この私が再起の拠点にするには相応しい地と言えよう」
ルーナ「ですが、シャピロ様…その聖地へネズミ共がやってくるようです」「この数日、北米の地球連邦軍がニューヨーク周辺に集結を開始しているとのことです」
シャピロ「ほう…地球側もついにここが星間連合の前線基地となっていることに気付いたか」
ルーナ「いかがいたします?」
シャピロ「連邦軍の動きなど捨て置くがいい。我々が最も警戒すべきはαナンバーズだ」「おそらく周辺の連邦軍の部隊は陽動のためのもの…。その隙をついてαナンバーズはここへ現れるだろう」
ルーナ「では、そちらは丁重におもてなしをいたしましょう」
シャピロ「ワルキメデスとダンゲルも連中には恨みを持っているようだ。奴らに任せておけばいい」
ルーナ「…ご自分の手で決着をつけると思いましたが…」
シャピロ「つまらぬ過去にこだわるほど私は暇ではないのでな」「それに神の子の捕獲作戦を練り直す必要がある以上、ムゲ・ゾルバドスの本隊は温存しておく必要がある」
ルーナ「わかりました…」
シャピロ「ワルキメデスとダンゲルも喜ぶだろう。借りを返すチャンスがやってきたとな」
ルーナ(でも、私にはわかる…。αナンバーズ…そして、ダンクーガに最もこだわっているのはあなただと…)(そのこだわりをどう消化するかがあなたの運命を左右するでしょうね…)
シャピロ「さあ来い、αナンバーズ…。そして、獣戦機隊よ」「このニューヨークをお前達の墓場にしてやろう」

輸送機 ハンガー
葉月「作戦は事前に説明した通りだ」
忍「………」
ブリット「………」
葉月「本日、1600にニューヨーク周辺に待機していた連邦軍の機動部隊が一斉に行動を開始する」「この間に手薄になったニューヨーク市街へ君達は突入してもらう」
甲児「………」
豹馬「………」
葉月「敵もある程度はこちらの動きを察知しているに違いない」「手薄になったと言ってもニューヨークには敵の精鋭部隊が配備されている可能性もある」
忍「心配は要らねえぜ、博士。そん時はそいつらごと敵の基地を爆破してくるぜ!」
沙羅「相変わらず大雑把なやつだよ」
雅人「ほんと…。忍に任せれば、マシンガン一丁で敵の本隊に突撃しちまうかもね」
イゴール「敵の中枢を討つことが出来れば、今度は奴らの方が各地へ取った部隊への指揮が寸断され、形勢は逆転する」「頼むぞ、αナンバーズ。君達の双肩にこの戦いの行方がかかっている」
洸「わかっています、イゴール長官」
豹馬「俺達も奴らのやり方には完全にアタマに来ているんでね。徹底的にやってやりますよ」
イゴール「作戦決行まで後3分だ。君達の健闘を祈るぞ」
〔通信を切る音〕
亮「小介…敵の戦力分析はどうなっている?」
小介「はい…。これまでのデータによりますと、星間連合の幹部は3名が確認されています」「この内、キャンベル星人のワルキメデス総統とダンゲル将軍は僕達も戦ったことがあります」
十三「力押しの弟と陰険なアニキの極悪兄弟か…」
大作「ばってん、3人目の幹部は誰になるとね」
小介「その名はデスガイヤー将軍…。ムゲ・ゾルバドス帝国の将軍で、北米全体の前線指揮官と思われます」
沙羅「デスガイヤー…。名前からして悪そうな奴だね」
亮「ニューヨークに敵の精鋭部隊が配置されているとなれば、その3名を相手にしなくてはならんかも知れんな…」
十三「で、例の裏切り者についてのネタはないんか?」
小介「残念ながら…。そちらの方は全く不明のままです」
沙羅「………」
忍「どうした、沙羅? 急に黙っちまってよ…」
沙羅「あ…うん…。ガラにもなく緊張しちまったみたいだよ」「でも、大丈夫さ。敵の強大さを知ったことで、逆に闘志がわいてきたよ」
忍「それでこそ獣戦機隊の結城沙羅だ。期待してるぜ」
ブリット「………」
甲児「どうした、ブリット? お前も緊張してるのか?」
ブリット「ここが正念場…『天下分け目の関が原』だからな」
豹馬「…お前、アメリカ生まれのくせに本当に難しい言葉、知ってるよな…」
ブリット「日本好きのアメリカ人って言っても、全員がフジヤマ・ゲイシャ・スキヤキしか言葉を知らないわけじゃないんだぜ」
ちずる「いつの時代の話よ、それ」
竜馬「…そういうアメリカ人を一人知っているけどな…」
クスハ「………」
ブリット「どうした、クスハ?」
クスハ「ごめんね…平和な頃をまた少しだけ思い出しちゃったの…」「あの頃は学校へ行って、ブリット君や甲児君達と授業を受けて…」「放課後は友達とおしゃべりしたり、買い物行ったりして…」「………」
ブリット「大丈夫だよ、クスハ。戦いが終われば、またそういうことが出来る時代が来る」「いや…俺達が自分の力でそういう時代をつくるんだ」
クスハ「ブリット君…」
ブリット「みんなも頑張ろうぜ。今日の戦いに勝利すれば、北米の戦局は大きく変わるんだ」
豹馬「おうよ! お前に言われるまでもないぜ!」
甲児「おっしゃ! 星間連合に俺達力を見せてやろうぜ!」
さやか「ええ。この北米を皮切りに世界中を悪の手から解放しましょうね」
洸「かっこよかったですよ、ブリットさん」
ブリット「いや…その…別にキメようと思ってやったわけじゃないさ」「だが俺は本心から思ったんだ。もう一度、平和な時代に戻りたいって…」
呂馬「その気持ちは俺達も同じだ」
隼人「やろうぜ、ブリット。人々のために…そして、俺達自身のためにな」
ブリット「ああ…!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「再会!ニューヨーク解放戦」


【戦闘マップ1開始】
ルーナ「周辺の連邦軍が動き出したとのことです」
シャピロ「そうか…。ならば、そろそろ来るか…」
〈出撃準備〉
〔味方小隊出現〕
忍「来たぜ、ニューヨーク! 首を洗って待っていやがれよ、星間連合!」
沙羅「早速、お出迎えが来たよ!」
〔敵小隊出現〕
ダンゲル「来たな、αナンバーズ! そして、コン・バトラーVよ!」
ワルキメデス「飛んで火にいる夏の虫とはお前達のことよ」
豹馬「典型的な悪役台詞だな! それだけでお前達の負けは決定だ!」
ワルキメデス「何っ!?」
甲児「覚えておきやがれ! 地球には正義は勝つってことわざがあるんだ!」
ブリット「お前達、悪党に勝利はない。いや…俺達が絶対に勝利は渡さない!」
ダンゲル「ええい、黙れ! 戦いは口でするものではない! 力でするものだ!」
ワルキメデス「お前達の言う正義など我らキャンベル星の科学力が粉砕してくれるわ!」
忍「俺達を甘く見るなよ! 今日は徹底的にやってやる気で来てるんだからな!」
洸「覚悟しろよ、星間連合!」
竜馬「行くぞ、みんな! この3ヶ月、耐えてきた怒りを奴らにぶつけてやるんだ!」
<戦闘開始>

<ワルキメデスorダンゲルと戦闘or敵が5小隊以下or3PP・味方援軍1&敵増援1出現>

〔味方小隊出現〕
忍「やっぱり来たな、アラン」
雅人「情報サンキュー! アラン!」
アラン「気をつけろ、αナンバーズ! 敵の本隊はこの程度ではないぞ!」
甲児「何!?」
アラン「中核であるムゲ・ドルバドス帝国の部隊が出撃していない以上、敵は戦力を温存していると見るべきだ」
忍「ってことは、例の裏切り者がまだ基地にいるってことか」
アラン「敵の基地はあの位置だ」
〔カーソル、敵基地を指定〕
アラン「あのドームが敵の基地として使用されているんだ」
忍「了解!」
洸「何をするんです、忍さん!」
忍「決まっている! 敵の本隊が出てこないってならこっちが出向いて叩き出してやるのさ!」
亮「どちらにしても敵の基地は叩かねばなら。忍、突っ込め!」
忍「いつもは慎重派を気取ってるお前にまで言われちゃ、やるしかねえな!」
アラン「やはり、そうなるか…!」
〔アラン、忍と小隊統合〕
アラン「既にこの街には俺の仲間達の陸戦部隊も来ている」「後はルートを確保すればあの基地にも突入出来るだろう」
忍「切り込み役は任せとけ! 俺達の突入ポイントはあそこだ!」
〔カーソル、目的地点を指定〕
竜馬「よし! 俺達は獣戦機隊の突破のアシストに回るぞ!」
神宮寺「頼むぜ、大将! 得意の突撃の腕を見せてくれよ!」
忍「任せとけ! 怒りのダンクーガの突撃は誰にも止められやしないぜ!!」

<忍が目的地点へ到達・味方援軍2出現>
忍「亮! デカいのを一発、ぶちかましてやれ!」
亮「OK、忍!」
〔敵基地に爆発〕
シャピロ「キャンベル星人め、こうも簡単に突破を許すとは口ほどでもない…!」
ルーナ「シャピロ様、念のため避難を」
シャピロ「忌々しきはαナンバーズ、そして、やはり獣戦機隊か…」「だが、たとえニューヨークが落ちても、俺の野望までは落ちはせん…」
アラン「ダンクーガはこの位置で陸戦部隊突入の援護をしてくれ」
雅人「了解! …って、沙羅! どこに行く気!?」
沙羅「あたしも基地に行く!」
忍「待てよ、沙羅! 何を考えてやがるんだ!?」
沙羅「ごめん、忍! どうしても確かめたいことがあるんだ!」
〔カーソル、忍から敵基地へ移動〕
忍「ちっ…仕方ねえ! 亮! ダンクーガのコントロールは任せるぞ!」
亮「わかった! お前は沙羅を追うんだ!」
忍「へ…今日はやけに話せるじゃねえかよ」
亮「フ…たまにはキューピッド役をやってやるってことさ」
忍「な…!?」
亮「早くしろ! 基地をやられたからには、そのうちムゲの本隊が出てくるぞ!」
忍「おう!」
〔カーソル、忍から敵基地へ移動〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

星間連合 ニューヨーク基地
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

シャピロ「く…! 思った以上に適の動きが早いか…!」
〔光線銃の発射音〕
シャピロ「!」
〔光線銃の発射音〕
〔床に降り立つ足音〕

???(沙羅)「裏切り者の未来には夢も栄光もない。あるのは惨めな敗北だけだよ」
シャピロ「…沙羅か」
沙羅「シャピロ…まさか、あんたが生きていて再び地球を異星人に売るとはね」
シャピロ「フ…己の持ち物を好きにして他人に非難されるいわれはない…。お前なら俺の言うことがわかるだろう、沙羅」
沙羅「地球はあんたのものじゃないよ。そして、あたしもね」
シャピロ「………」
沙羅「…確かにあたしとあんたは想いを通じ合わせていた時もあった。だが、すべては終わった話さ」「あんたがバルマー戦役の最中、地球を帝国監察軍に売った時からあたしの中で何かが終わっちまったのさ」
シャピロ「フフフ…お前もすっかりスケールの小さなただの地球人に成り下がったな」
沙羅「地球制圧がお望み? あなたの野心、それっぽっちのものだったわけ?」
シャピロ「俺の理想は遥かなところにある。いつの日か、この宇宙全てが俺の下に統率される」
沙羅「あたしから見りゃ、堕落だよ!」
シャピロ「お前などに宇宙に君臨するその意味がわかってたまるか!」
沙羅「見果てぬ夢を抱いて、死ぬつもり?」
〔頬を叩く音〕
シャピロ「………」
沙羅「………」
〔銃を構える音〕
忍「シャピロ! てめえ、生きていやがったのか!!」
沙羅「忍!」
忍「ここで会ったが100年目だ! 二度と悪事が出来ないように決着をつけてやるぜ!」
シャピロ「藤原か…。相変わらず、うるさいボウヤだな…」
沙羅「やめな! 決着をつけるのは、あたしだよ!」
シャピロ「甘いな…!」
〔光線銃の発射音〕
沙羅「くっ…!」
忍「てめえ! 沙羅を撃ちやがったな!」
シャピロ「その女はバルマー戦役の時にこの俺を裏切った。その報いを受けてもらうだけだ」
沙羅「シャピロ…。あんた、やっぱり変わってないんだね…」
シャピロ「当然だ。この宇宙を統べるものは不変の存在。真理も正義もその前にはひざまずくのだ」
忍「てめえの訳のわからねえ言葉はもう飽き飽きなんだよ!!」
〔光線銃の発射音〕
シャピロ「フ…その程度の腕では俺を倒すことなど不可能なことだ」「さらばだ、獣戦機隊。このニューヨーク基地と運命を共にするがいい!」
〔画面、発光〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

沙羅「シャピロ…!」
忍「くそっ! 逃がしたか!」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

沙羅「………」
忍「脱出するぞ、沙羅! この基地はもう終わりだ!」
沙羅「………」
忍「しっかりしろ、沙羅!」
沙羅「あ…うん…!」
忍「沙羅…お前…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔戦闘マップ1終了時から継続〕
〔敵小隊出現〕

豹馬「出てきやがったぜ、本隊がよ!」
十三「まずいで! あの位置じゃ忍達がアカン!」
忍「ちっ!」
沙羅「シャピロ!」
シャピロ「藤原、沙羅。俺の野望の邪魔となるお前達にはここで死んでもうら」
〔ムゲ戦艦、忍達がいるポイントへ接近〕
〔クスハ、忍達がいるポイントとシャピロの間へ移動〕

沙羅「クスハ!」
クスハ「沙羅さん達はやらせません!」
ブリット「!」
[イベント戦闘「ムゲ戦艦vsクスハ」]
クスハ「ブリット君!」
甲児「あいつ! 無茶しやがって!!」
ブリット「…俺は大丈夫だ。クスハは怪我はないか?」
クスハ「う…うん!」
ブリット「忍、沙羅! 今の内にダンクーガに乗れ!」
忍「お、おう!」
シャピロ「この俺の邪魔をした報い…その生命でつぐなってもらう!」
ブリット「逃げろ、クスハ!」
クスハ「で、でも、ブリット君を置いてなんて…!」
シャピロ「死ね…!」
〔味方小隊出現〕
〔ゼンガー、ムゲ戦艦へ隣接〕

ゼンガー「一意専心!」
[イベント戦闘「ゼンガーvsムゲ戦艦」]
〔敵小隊撃破〕
忍「な…!? あの馬鹿デカい戦艦を一撃で!」
亮「あの男…出来る…!」
レーツェル「立てるか、ブリット」
ブリット「レーツェルさん!」
レーツェル「まずはこの場を離れる。行くぞ!」
クスハ「はい!」
〔クスハ、後退〕
〔レーツェル、後退〕

レーツェル「久しぶりだな、αナンバーズの諸君」
さやか「レ、レーツェルさん!?」
甲児「相変わらずおいしいタイミングで出てくるぜ!」
忍「誰だ、ありゃ?」
隼人「レーツェル・ファインシュメッカー…封印戦争の時、俺達に協力してくれた男だ」
クスハ「も、もう一人は誰なんです…!?」
ゼンガー「我が名はゼンガー…ゼンガー・ゾンボルト」
竜馬「ゼンガーだと!?」
洸「! ゼンガー・ゾンボルトって…!」
甲児「未来世界で俺達と戦ったアンセスターの…!!」
ゼンガー「………」
忍「それが何で今の時代にいやがるんだ!?」
弁慶「あの人はアースクレイドルで人口冬眠中のはずじゃないのか…」
雅人「もしかして、歴史が変わっちゃったせいで!?」
竜馬「俺達が今いる時代とあの未来世界は時の流れを違えている…」「だから、何らかの要員であの男が人口冬眠から目覚めたという可能性も充分あり得る…」
ゼンガー「………」
レーツェル「…どうやらヴィレッタ大尉の言っていた通りだったな」「彼らがゼンガー・ゾンボルトという男を知っていることは」
ゼンガー「だが…それは俺であって、俺でない」
レーツェル「…ああ。彼らもそのことを理解してくれるはずだ」
ルーナ「いかがします、シャピロ様?」
シャピロ「また邪魔者が現れたか…。ここは退くしかないか」
〔敵小隊出現〕
デスガイヤー「退くのなら貴様一人で行け!」
シャピロ「デスガイヤー…! 勝手な真似は許さんぞ!」
デスガイヤー「フン…貴様の指図など聞いていられるか! 俺は戦うために、この星へ来たのだ」「小手先の作戦など、所詮ここまで。これからが、真の戦士の戦いだ!」
シャピロ「貴様…」
デスガイヤー「見ろ! ここには俺の血をたぎらせる男達がそろっている!」
忍「………」
ゼンガー「………」
ブリット「………」
シャピロ「ならば好きにするがいい。生きて帰れたら月の前線基地で待っているぞ」
〔敵小隊離脱〕
忍「待ちやがれ、シャピロ!」
〔忍、前進〕
デスガイヤー「待てい! お前の相手は、この俺…デスガイヤー将軍だ!」
沙羅「忍!」
忍「ああ、わかっている!」
〔忍、気力150〕
忍「聞こえるか、シャピロ!! てめえがどこに逃げようと俺達は絶対にてめえを許さねえ!」「俺達の戦いを見てやがれ! 必ずてめえはこの俺達…獣戦機隊が倒してやる!!」
デスガイヤー「ぬう…! 何という気迫…これぞ戦士の咆哮…!」
忍「後悔しても遅いぜ! 俺達の邪魔をするんなら叩き潰してやる!」「やあってやるぜっっっ!!」

<クスハvsワルキメデスorダンゲル>
クスハ「あなた達には今日で北米から出ていってもらいます!」「その前に自分達のした事をきちんと反省してください!」

<クスハvsデスガイヤー>
デスガイヤー「このザンガイオーを使う相手が現れるとはな!」
クスハ「そんな気持ち悪いロボットで脅しても無駄ですっ!」

<ブリットvsワルキメデスorダンゲル>
ブリット「俺とクスハ、そしてαナンバーズの前では、お前達に勝ち目はない!」

<ブリットvsデスガイヤー>
デスガイヤー「先ほどの戦いで見せた気迫、この俺が確かめてくれる!」
ブリット「気負負けするな…! 頼むぞ、雷虎!」

<甲児vsワルキメデスorダンゲル>
甲児「行くぜ、星間連合! とっととお前らを追い出さねえと鉄也さんに顔向けが出来ねえからな!」

<甲児vsデスガイヤー>
甲児「化け物相手は慣れてるんだ! コワモテの形相で驚かそうったってそうはいくかよ!」

<竜馬vsワルキメデスorダンゲル>
竜馬「このニューヨークは人類の歴史の中で大事な場所の一つだ!」「土足で上がりこんだお前達にはその報いを受けてもらう!」

<竜馬vsデスガイヤー>
竜馬「いくぞ、ムゲの将軍! 一人残ったことを後悔させてやる!」
デスガイヤー「そうはいくか! 俺一人でお前達を蹴散らし、シャピロを失脚させてくれる!」

<豹馬vsワルキメデスorダンゲル>
豹馬「てめえらのせいで、どれだけの人達が泣いたと思ってやがるんだ!」「地獄のどん底まで運んでやるからおとなしくしやがれ!!」

<豹馬vsデスガイヤー>
豹馬「緑の敵の親玉は赤かよ! よく熟れた分、倒しがいがあるってもんだぜ!」

<洸vsワルキメデスorダンゲル>
洸「観光旅行は終わりだぜ! 星間連合軍!」

<洸vsデスガイヤー>
洸「この一戦で北米での戦いを終わらせる! 行くぞ、ライディーン!」

<忍vsワルキメデスorダンゲル>
忍「俺はこう見えても義理堅い男なんだ!」「てめえらがやってくれた分はきっちり利子付けて返させてもらうぜ!」

<忍vsデスガイヤー>
デスガイヤー「ハハハ、これだ! お前こそ宇宙を駆け巡り捜し求めていた俺のライバルだ!」
忍「勝手にほざいてろ! こっちはてめえなんざ眼中にねえんだよ!!」

<ゼンガーorレーツェルvsワルキメデスorダンゲル>
レーツェル「行くぞ、友よ! 無法者は、この街から出て行ってもらおう!」
ゼンガー「一意専心! 今こそ、悪を断つ!!」

<ゼンガーorレーツェルvsデスガイヤー>
ゼンガー「戦士を捜しているのなら、俺と打ち合うがいい!」
レーツェル「それとも私と撃ち合ってみるかね?」
デスガイヤー「ぬう! 相手にとって不足なし…! まとめて来るがいい!」

<ワルキメデス撃破>
ワルキメデス「おのれ、αナンバーズ! こうなれば、一度月に戻って態勢を立て直すしかない!!」
〔敵小隊離脱〕
豹馬「ざまあ見ろ! 俺達がいる限り、いつまでも好き勝手させると思うなよ!!」

<ダンゲル撃破>
ダンゲル「くそぉ、アニキ! もっと強いマグマ獣を用意してくれ!」
〔敵小隊離脱〕

<デスガイヤー撃破>
デスガイヤー「おのれ、ダンクーガ! おのれ、αナンバーズめ!!」「この屈辱…決して忘れん! いつの日にか、必ず貴様をこの手で叩き潰してくれる!!」
〔敵小隊離脱〕
雅人「おととい来やがれってんだ!」
忍「相手が誰であろうと地球に手を出す奴は俺達、獣戦機隊がぶっ潰してやるぜ!」

<ワルキメデス&ダンゲル&デスガイヤー撃破・勝利条件達成>
〔敵小隊離脱〕
雅人「やったぜ! あいつら地球から後退していくよ!」
ミチル「イゴール長官からの通信では北米の各地域でも星間連合は撤退を始めたそうよ」
隼人「…いくら前線基地が壊滅して司令官が後退したとはいえ、随分とあっさりしているな…」
アラン「それは彼らの目的が侵略とは別のところにあったためだろう」
〔アラン、忍の小隊から分離〕
亮「どういうことだ、アラン」
アラン「星間連合が北米を制圧したのは何かの探索か調査が目的だったようだ」
レーツェル「………」
洸「そういえば、この間の東海岸も戦略的には意味のない地点なのに部隊を派遣していましたね」
クスハ「それで異星人は何を探していたんです?」
アラン「そこまでは判明していない。だが、この度の後退は敗北と同時にその調査が終了したと見るべきだろう」
小介「星間連合はその探し物を見つけたか、または北米になかったということですか…」
アラン「俺は別の任務で動いているがこの件についても何かわかり次第、連絡を入れよう」
忍「待てよ、アラン。お前の別の任務ってのは何なんだ?」
アラン「…今は話すことは出来ない」「だが、俺が追っている相手は場合によってはお前達にとっても最悪の敵となるだろう」
甲児「お、おい…脅かすなよ」
アラン「無論、俺としてもそうならないことを祈っているがな。…では、また会おう、αナンバーズ!」
〔味方小隊離脱〕
忍「…相変わらず慌しい野郎だぜ」
豹馬「ま…いいじゃないかよ。とりあえずニューヨークは解放して星間連合は地球から後退したんだ」
隼人「だが、油断は禁物だぜ。奴らは月に後退したに過ぎないんだ」
亮「まずは獣戦機隊基地へ帰還しよう。…そちらの二人も同行を願えるか?」
レーツェル「了解した。そちらの誘導に従おう」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

獣戦機隊基地

獣戦機隊基地 司令室
葉月「ご苦労だったな、諸君。通信でも伝えた通り、北米の星間連合は一斉に地球から撤退していったよ」
忍「ま…俺達にかかればざっとこんなもんですよ」
イゴール「調子に乗るな、藤原。今回の勝利は連邦軍の陽動とゼンガー少佐達の援軍あってのものだ」
忍「言われなくてもわかってるぜ、それ位のことはよ…」
隼人「確かに長官の言う通り、今回の勝利は紙一重でしたよ」「それ以前にアランの言っていたように星間連合が調査のためではなく侵略を目的としていたら…」「北米はもっと深刻なダメージを受けていたでしょう」
クスハ「葉月博士の方では異星人達の探し物について何か情報はないのですか?」
葉月「確かに星間連合がそれらしい動きをしていることは以前からつかんでいた。だが、その対象となると見当もつかない」
クスハ「そうですか…」
豹馬「心配することはないぜ。奴らがまた地球に来たら、俺達が叩き返してやればいいんだ」
亮「そう簡単にはいかないだろう…」
小介「…あのシャピロ・キーツが星間連合にいることが判明したからには今まで以上に注意が必要でしょうね」
沙羅「………」
忍(沙羅…)
イゴール「その件については地球各地の連邦軍支部に警戒を呼びかけよう」
甲児「それはそれとしてよ、今日ぐらいは勝利の喜びにひたろうぜ」「何と言っても、この3ヶ月間遠ざかっていた勝利なんだからよ!」
雅人「そうだね! この際、北米解放記念パーティでも開こうよ!」
葉月「残念だが、そんな余裕はないぞ、諸君」
イゴール「北米戦線が安定した以上、αナンバーズには次に任務についてもらう」
竜馬「その任務とは…?」
イゴール「中国の重慶でαナンバーズ日本部隊と合流し、そのまま宇宙へと上がってもらう」「それ以降はオービットベースの大河長官から指示を受けてくれ」
忍「やれやれ…休む間もなく次の戦いかよ。人使いの荒いことで…」
イゴール「姿勢を正せ、藤原!」
忍「!」
イゴール「…こうやってお前を怒鳴りつけるのもこれが最後かも知れんな」
忍「長官…」
イゴール「私の元から巣立つ時が来たのだ。頼むぞ、藤原、結城、式部、司馬」
亮「はい!」
しのぶ「心配は要らねえぜ、長官。長官仕込みの根性で誰が相手だろうと俺達は戦ってみせる」
イゴール「その調子の良さがお前の短所であり長所でもある。期待しているぞ、藤原」
忍「ちぇ…最後までお説教まじりの激励かよ…」

獣戦機隊基地 食堂
沙羅「…話って何さ、忍?」
忍「出発前にお前の覚悟を聞いておこうと思ってな…」
沙羅「覚悟?」
忍「お前…まだあいつに…シャピロに想いを残してんのか?」
沙羅「………」
忍「俺達が戦い続ければいずれは奴と戦うことになる。その時、お前は…」
沙羅「あたしの返事はこれだよ…!」
〔頬を叩く音〕
〔画面、フラッシュ〕

忍「いってぇ…」
沙羅「見損なうんじゃないよ、忍! あいつは…あたしが殺る…!」
忍「それでこそ沙羅だぜ…」
沙羅「え…」
忍「頼むぜ、沙羅。俺はお前に背中を預ける気だからな」
沙羅「忍…あんた…」
〔駆け寄ってくる足音〕
クスハ「あ! 忍さん、沙羅さん! ブリット君を見かけませんでした?」
忍「な、何だよ、クスハ! いきなり現れるなよ!」
クスハ「どうしたんです、忍さん? 何だか顔が赤いですけど…」
忍「な、何でもねえよ…!」
沙羅「ブリットなら、あっちであのおサムライの機体を見てたよ」
クスハ「ありがとうござます。…沙羅さん、何かいいこと、ありました?」
沙羅「え…?」
クスハ「何だか、沙羅さん…輝いて見えますよ。それじゃ…!」
〔歩き去っていく足音〕
沙羅「………」
忍「かなわねえな…あの天然ちゃんにはよ…」
沙羅「そうだね…」

獣戦機隊基地 格納庫
ブリット「………」
ゼンガー「本気か?」
ブリット「はい…。ゼンガー・ゾンボルト少佐…俺に剣のご教授を願います!」
ゼンガー「ブルックリンと言ったな。…お前のその目…剣を取る資格があるようだな」
ブリット「え…」
ゼンガー「いいだろう。短い間になるだろうが、稽古をつけてやる」
ブリット「ありがとうございます!」
ゼンガー「ならば、早速構えろ。お前が覚えるべきことは山ほどあるぞ」
ブリット「はい!」
【シナリオエンドデモ終了】


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