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No.9C
正義の在処

【シナリオデモ開始】
宇宙空間
アークエンジェル

アークエンジェル 食堂
ルー「えーっ!? じゃあ、ロンデニオンはビーチャ達に任せたままなの!?」
ファ「そうよ」
ルー「それって、かなり危険な気がする…」
ファ「大丈夫よ。プルやプルツーもいるから」
ジュドー「でも、カミーユさんが残った方が良かったんじゃない? 身体のこともあるしさ」
カミーユ「そうは言ってられないさ」
フォウ「本当はね、カミーユには少し休養を勧めたのよ。でも…」
カミーユ「心配は要らない。余計なことを考える前に目先のことを片づけなきゃならないしな」
ジュドー「なら、良かったよ。カミーユさんにはあいつの手本になって欲しかったんだ」
カミーユ「ストライクのパイロット…キラ・ヤマトのことか?」
ジュドー「ああ。今はカトルが支えてやってるけど…ちょっと危なっかしい奴なんだ」
カミーユ「だったら、ジュドーがカトルを手伝ってやればいい」
ルー「ムリムリ! ジュドーみたいながさつなタイプじゃ、繊細なあの子には合わないわよ」
ジュドー「チェッ、言ってくれるぜ」

アークエンジェル 艦内通路
ゼオラ「クォヴレーに監視をつけるですって!?」
デュオ「シーッ、声が大きいって」
ゼオラ「どういうことなの!?」
カトル「実は…ブライト艦長からの依頼なんです」
デュオ「もっとも、あの人に言われなくても俺は奴をマークするつもりだったがな」
ゼオラ「そんな…!」
デュオ「ベルグバウもそうだが、クォヴレーには謎が多すぎる」「あいつ、ロンド・ベル隊と初めて接触した時…例のゲートの近くでゼ・バルマリィ帝国と戦ってたんだろ?」
ゼオラ「う、うん…そう聞いてる」
デュオ「前の戦闘じゃ、帝国観察軍の隊長機らしき奴に狙われてた。その後でベルグバウの起動と転移だ…」「これだけのネタが揃ってて、疑うなって言う方が無理ってもんだぜ」
ゼオラ「つまり、あなたはクォヴレーが帝国観察軍と何らかの関係を持ってるんじゃないかと思ってるのね?」
デュオ「まあな」
ゼオラ「………」
ヒルデ「ゼオラ…デュオは彼が敵だと言っているわけじゃないわ」「ただ、はっきりさせなくてはならないことが多いのも事実なの」
ゼオラ「それは私もわかってる。でも…」
ヒルデ「でも?」
ゼオラ「この間の戦いではっきりしたの。クォヴレーは失った本当の自分を探すために戦ってるって…」
カトル「………」
ゼオラ「私、あの子の気持ちがわかる。昔の記憶がなくて…独りぼっちで…」「私はアラドが傍にいてくれたからまだマシだった。けど、今のあの子は…」
カトル「ゼオラさん…」
デュオ「でもよ、何かあってからじゃ遅いんだ」「お前は知らないだろうが…バルマー戦役の時、帝国監察軍のスパイがロンド・ベル隊に潜り込んでいて…」「俺達はかなり苦労させられたんだぜ?」
ゼオラ「クォヴレーは帝国監察軍に追われていたのよ…。スパイのはずないじゃない」
デュオ「じゃあ、別の組織から送り込まれた奴かも知れねえな」
ゼオラ「で、でも!」
デュオ「俺は可能性の話をしてるんだ。あの記憶喪失だって、こちらを油断させる罠かも知れないんだぜ?」
ゼオラ「わ、私は…私はクォヴレーを信じる! あの子は敵のスパイなんかじゃない!」
〔走り去る足音〕
ヒルデ「ゼオラ…」
デュオ「ま、スパイ云々の話で俺に説得力がねえってのはわかるけどよ…」「あいつ、クォヴレーに肩入れし過ぎてないか?」
カトル「彼女が言っていた通り、彼に自分の境遇を重ねているんでしょう…」
デュオ「とにかく、イングラム・プリスケンって前例もあるんだ」「俺はクォヴレーをマークするぜ」
カトル「わかりました。デュオはそうして下さい」
デュオ「そうしてって…」
ヒルデ「あなたもクォヴレーをマークするの?」
カトル「いえ、僕は彼と話をしてみます」
デュオ「な、何!?」
カトル「直接話してみてわかることもあるでしょうから」
デュオ「そ、そうか…。まあ、お前がそう言うんなら」
カトル「もちろん、単刀直入に話をするつもりはありませんよ」
デュオ「カトル…何でもかんでも背負い込み過ぎんなよ。トロワや五飛のことだって…」
カトル「…わかっています。それにしても…どうしてあの二人から連絡が途絶えたんでしょうか…?」
デュオ「さあな…」

アークエンジェル 格納庫
クォヴレー「………」(ベルグバウ…お前はいったい何者なんだ?)(俺が記憶を失った原因は…お前なのか? それとも、頭の中に響くあの声…あるいは、あのキャリコという男なのか?)
〔物音〕
クォヴレー「誰だ?」
キラ「あ…その…」
クォヴレー「キラ・ヤマトか…」
キラ「僕はストライクの整備をしていて…」
クォヴレー「そうか…」
キラ「………」
クォヴレー「何か俺に用か?」
キラ「いや、そういうわけじゃないんだけど…」
〔歩み寄る足音〕
カトル「珍しい組み合わせですね」
キラ「カトル君…」
カトル「整備は終わったみたいですね。少し休憩にしませんか?」
キラ「う、うん」
クォヴレー「………」
カトル「クォヴレー…もし良ければ、君も一緒に」
クォヴレー「何故だ?」
カトル「一緒に戦う仲間なんですから、話をするのに理由なんて要らないでしょう?」
クォヴレー「…わかった」
カトル「ふふ…君といると昔のヒイロを思い出しますよ」
キラ「そういえば雰囲気が似てるかも」
クォヴレー「考え方は少し違うようだが」
キラ「え?」
カトル「…もしかして、ヘリオポリスでのことですか?」
クォヴレー「ああ。だが、今では彼の言っていたことが少しわかるような気がする」
カトル「………」
〔緊急警報〕
キラ「これは…!」
クォヴレー「敵襲か!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「正義の在処」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
マリュー「総員、第一戦闘配備!」
ナタル「各砲座、攻撃準備!」
マリュー「続いて機動部隊の発進を!」
〈出撃準備〉
サイ「随分と残骸が多い所だな」
カズイ「ああ、まるで戦場の跡みたいだ」
ジュドー(もしかして、ここは…)
ゼオラ(あの時の…?)
デュオ「………」
ヒイロ「………」
サイ「敵機、来ます! ザフトです!」
〔敵ユニット出現〕
クルーゼ「やはり、ラー・カイラムは囮だったようだな」
ムウ「チッ、奴はブライト大佐の陽動に引っかからなかったのか」
アデス「まさか、この宙域で足つきに追いつくとは…」
クルーゼ「これも天の配剤かも知れんな」
アスラン「………」
イザーク「隊長! 早く攻撃開始の指示を!」
ディアッカ「しかしよ、今までの攻撃でヴェサリウスも随分と消耗しているぜ」
ニコル「このまま仕掛けるのは不利だと思われますが」
クルーゼ「心配は要らないさ。すぐにガモフが来る」
アスラン(キラ、お前がザフトへ来る気がないのなら、俺は…)
キラ(アスラン…!)
ゼオラ「どう、クォヴレー?」
クォヴレー「ベルグバウに問題は見られない。戦闘可能だ」
ゼオラ「無理はしないでね。何かあったらフォローするから」
クォヴレー「了解だ」
デュオ(悪いな…クォヴレー・ゴードン…)(お前が少しでもおかしな真似をしたら、後ろからばっさり行かせてもらうぜ)
<戦闘開始>

<アスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ撃破orアデスHP90%以下or3PP・敵増援1出現>

※※アスラン撃破の場合、セリフ追加※※
キラ「アスラン!」
アスラン「忘れるな、キラ!」「この地に眠る人々の無念…そして、母上の仇を討つためにも俺は戦う!」
〔敵ユニット離脱〕
※※イザーク撃破の場合、セリフ追加※※
イザーク「くそぉぉっ! 何故、奴らに勝てない!?」「この屈辱、忘れないぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕
※※ディアッカ撃破の場合、セリフ追加※※
ディアッカ「チッ、つまらんミスにつけこまれたか! バスター、後退する!」
〔敵ユニット離脱〕
※※ニコル撃破の場合、セリフ追加※※
ニコル「ミラージュコロイド生成…! 後退します!」
〔敵ユニット離脱〕
※※クルーゼ撃破の場合、セリフ追加※※
クルーゼ(…この力、上手く活かせばこの戦争のジョーカーになる)
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

トール「この宙域へ接近する艦を発見! 来ます!」
マリュー「敵の増援!?」
〔敵ユニット出現〕
ジュドー「よくまあゾロゾロと!」
カミーユ「ここはザフトの勢力圏に近いからな」
エマ「各機は陣形を立て直し、互いをカバーするように!」
ヒルデ「待って下さい! 戦艦からさらに敵機が!」
〔敵ユニット出現〕
ゼオラ「あ、あれは!?」
五飛「………」
トロワ「………」
カトル「五飛! トロワ!!」
デュオ「お、おい、お前ら! なんでそこにいるんだよ!?」
ファ「もしかして、ザフトへ潜入していて…」
カミーユ「あのガンダムに乗ってか? 素性はすぐにばれるぞ」
ファ「じゃ、じゃあ…まさか…!」
デュオ「トロワ、五飛! お前ら、自分の意志でそこにいるのかよ!?」
トロワ「…ああ」
デュオ「!」
カトル「そ、そんな!」
五飛「カトル、お前達の正義はどこにある?」
カトル「五飛…」
五飛「今、お前達のいる場所がどこなのかわかっているのか?」
ヒイロ「…ああ。ここはユニウスセブンがあった宙域だ」
ジュドー「!!」
ゼオラ「や、やっぱり…!」
イザーク「隊長、早く攻撃開始の命令を!!」
クルーゼ「旧友同士の再会だ。少しの間、待ってやれ」
ジュドー「…ユニウスセブンって、あの血のバレンタインの!?」
トロワ「そうだ。あの事件により24万3721名の生命が一瞬にして失われた」
アスラン「………」
五飛「連邦は核の炎でユニウスセブンの住民全てを焼き払ったのだ!」「それのどこに正義がある!?」
デュオ「待て! あの事件を仕組んだのは、軍上層部の一部の人間だ! 軍の総意じゃねえ!」
トロワ「同じことだ」
ジュドー「それに、俺達は核攻撃を止めに行ったんだぞ!」
トロワ「だが、お前達はそれに失敗した」
ジュドー「うっ…!」
五飛「もはや連邦に正義はない! 俺達がティターンズやネオ・ジオンを倒しても、奴らは変わらなかった!」
トロワ「それどころか、同じ過ちを繰り返そうとしている」「そして、いずれ彼らの凶刃はコーディネイター以外の人間…スペースノイドにも向けられるはずだ」
デュオ「だから、俺達を敵に回してでもプラントを守るために戦うってのかよ!?」
トロワ「ああ」
五飛「………」
ヒイロ「五飛…それがお前の正義か」「ティターンズやマリーメイア軍、ネオ・ジオンとの戦いを経た上でのお前の正義だと言うのか?」
五飛「そうだ」
ヒイロ「………」
五飛「ヒイロ、デュオ、カトル…お前達もよく考えろ。そして、思い出せ」「元々俺達が何のためにガンダムに乗り、戦っていたのか…」
デュオ「………」
カトル「………」
ヒイロ「………」
五飛「そして、お前達もザフトへ来い。連邦の暴走を止めるためにな」
ヒイロ「…断る」
五飛「!」
ヒイロ「お前達があくまでもザフト側につくというのなら…」「五飛、トロワ…俺はお前達と戦う」
トロワ「それは…ゼロの導きか?」
ヒイロ「違う。かりそめだったとは言え、自分達の手で作り出した平和を自分達の手で壊すつもりはない」
カトル「そうですね。連邦とザフト…そのどちらが間違っているのか、まだ答えは出ていません」
デュオ「それに、俺達の敵はザフトだけじゃねえからな」
五飛「いいだろう…容赦はせんぞ」
ヒイロ「了解した」
ゼオラ「ま、待って! トロワと五飛を説得しなくていいの!?」
クォヴレー「…あの二人はお前達の仲間だったんだろう?」
デュオ「だからこそ、わかるんだよ。あいつらは自分の信念に基づいてあそこにいるってな」
キラ「………」(アスラン…君もそうなのか…?)
カトル「そして…それは僕達も同じなんです」
クォヴレー「………」
デュオ「どのみち、説得しようにも向こうは本気でかかってきやがる」
カトル「ええ…彼ら相手に隙を見せたら、こちらが倒されてしまいます」
ジュドー「けど、説得を諦めてるわけじゃないんだろ?」
カトル「もちろん。そして、その方法は戦いの中で模索するしかありません…!」
クルーゼ「…どうやら、話が終わったようだな。各機、攻撃を開始しろ」
イザーク「了解!」
五飛「行くぞ、ヒイロ!」
ヒイロ「…来い、五飛」

<クォヴレーvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
クォヴレー「どうあっても俺達の足を止めるつもりか…!」

<ゼオラvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
ゼオラ「もう! しつこいのにも限度があるわよ!」

<カミーユvsトロワ>
カミーユ「これがお前達の出した答えだというのか、トロワ!?」
トロワ「その通りだ。今の連邦に属していては、俺達がこの惨劇に加担する事になる」「それだけは避けねばならない」

<カミーユvs五飛>
五飛「この惨状を見て解っただろう! 今の連邦は、かつてのティターンズと同等…」「いや、それ以上に危険な組織だと!」
カミーユ「だからって、ザフトが正しいわけじゃないだろうに!」

<カミーユvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
カミーユ「裏を読まれたか…! 敵もかなりやるようだな」

<ジュドーvsトロワ>
ジュドー「連邦軍の中には、あの惨劇を止めようとした人だっているんだ!」「でなきゃ、あの時俺達に出撃命令なんか出ないよ!」
トロワ「………」

<ジュドーvs五飛>
五飛「この惨状を見てもなお貴様達は連邦に手を貸すつもりか!?」
ジュドー「そ、それは…」
五飛「今の…いや、昔から連邦などに正義はない! ならば俺自身は己が正義を貫き通すだけだ!」

<ジュドーvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
ジュドー「しつこく追っかけてきやがって! もうウンザリなんだよ!」

<ヒイロvsトロワ>
トロワ「またお前と戦うことになるとはな」
ヒイロ「仕方がないだろう。進む道が違えば、それは対立を生む要因となりえる」「トロワ、お前の考えを否定する気はないが…俺達の邪魔はさせない」
トロワ「それはこちらも同じだ」

<ヒイロvs五飛>
ヒイロ「ザフトにいてはあの悲劇を繰り返すだけだと何故気づかない、五飛!?」
五飛「だが、それは連邦にいても同じだろう、ヒイロ!」「俺は現連邦政府を認めない! 俺はこの地に眠り人々のために戦うと決めたのだからな!」

<ヒイロvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
ヒイロ「何度襲撃してきても結果は同じだ」

<デュオvsトロワ>
トロワ「死者の眠る地に死神とはな」
デュオ「笑えねえ冗談だぜ、トロワ!」

<デュオvs五飛>
五飛「俺達の邪魔をするならお前とて撃破するだけだ、デュオ!」
デュオ「そうかい! けど、こっちとしてもやられるわけにはいかないぜ!」

<デュオvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
デュオ「仏の顔も三度までって言葉、知ってるか!?」

<カトルvsトロワ>
カトル「ザフトの力が強まれば、地球圏はますます混乱することになります!」「それがわからない君じゃないでしょう!?」
トロワ「………」

<カトルvs五飛>
五飛「カトル、お前なら解るはずだ! 自分が生きる空間を奪われた者の無念と悲しみが!」
カトル「!」
五飛「その悲劇を繰り返させないためにも俺は戦う!」

<キラvsアスラン>
アスラン「キラ! この惨状を見てもまだ連邦軍に手を貸すというのか!?」
キラ「僕は…! 僕は友達を守りたいだけなんだ!」

<キラvsイザーク>
イザーク「貴様ぁ! 今日こそ決着をつけてやる!」
キラ「決着…!? 僕はそんなものに関わるつもりなんてない!」

<キラvsディアッカ>
キラ「みんなのためにも負けられないんだ!」
ディアッカ「フン、その割には及び腰じゃないか」

<キラvsニコル>
ニコル「そろそろ終わりにさせてもらいますよ! ストライク!」
キラ「僕はこんな所で死ぬわけにはいかないんだ!」

<キラvsクルーゼ>
キラ「隊長機か!?」
クルーゼ「その機体、このまま持っていかれるわけにはいかないのでな」

<ムウvsアスランorイザークorディアッカorニコル>
ムウ「しつこいだよ! お前らは!」

<ムウvsクルーゼ>
クルーゼ「まだ生きていたとはな、ムウ・ラ・フラガ」
ムウ「よく言うぜ! さんざん俺達を追いかけ回しておいて!」

<ムウvsニコル>
ニコル「そろそろ終わりにさせてもらいますよ! ストライク!」
キラ「僕はこんな所で死ぬわけにはいかないんだ!」

<マリューvsアスランorイザークorディアッカorニコルorクルーゼ>
マリュー「こうなったら戦うしかないわ! 各員、戦闘準備を!」
ナタル「了解しました、艦長」

<トロワ撃破>
トロワ「…悲しい戦いだ」
カトル「トロワ…」
トロワ「だが、俺は連邦を止める他の方法を知らない」
〔敵ユニット離脱〕
カトル「トロワ…僕だって本当は君達と戦いたくないんだ…」

<五飛撃破>
五飛「…忘れるな、ヒイロ! いずれ連邦はかつてのティターンズやネオ・ジオンと同じ過ちを犯す!」「だから、誰かがそれを止めねばならんのだ!」
〔敵ユニット離脱〕
ヒイロ「五飛…」「同じことがザフトにも言える。だから…俺はここにいる」

<アスラン撃破>
キラ「アスラン!」
アスラン「忘れるな、キラ!」「この地に眠る人々の無念…そして、母上の仇を討つためにも俺は戦う!」
〔敵ユニット離脱〕

<イザーク撃破>
イザーク「くそぉぉっ! 何故、奴らに勝てない!?」「この屈辱、忘れないぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕

<ディアッカ撃破>
ディアッカ「チッ、つまらんミスにつけこまれたか! バスター、後退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<ニコル撃破>
ニコル「ミラージュコロイド生成…! 後退します!」
〔敵ユニット離脱〕

<クルーゼ撃破>
クルーゼ(…この力、上手く活かせばこの戦争のジョーカーになる)
〔敵ユニット離脱〕

<アデス撃破・敵増援2出現>
アデス「くっ! このヴェサリウス、まだ沈まんぞ!」
〔通信のコール音〕
アデス「む!? この通信は…!」
クルーゼ「何かあったのか?」
アデス「ラクス様の艦が星間連合軍と接触し、行方不明になったそうです」
クルーゼ「…消息を断ったポイントは?」
アデス「U758…ユニウスセブン付近です。我々にも探索命令が下りました」
クルーゼ「足つきとGを見逃してでも歌姫を捜せと?」
アデス「そういうことでしょうな」
クルーゼ「…各機に後退命令を出せ。その後、ユニウスセブンへ向かう」
アデス「了解。…各機、直ちに後退せよ」
イザーク「どういうことです!? 敵はまだ目の前にいるというのに!」
クルーゼ「非常事態が起きた。我々はそれに対処せねばならん」
アスラン「非常事態…!?」
クルーゼ「そうだ、アスラン。詳しい事情は後で話す。…急げよ」
アスラン「了解です」
イザーク「りょ、了解…!」
〔敵ユニット離脱〕
サイ「ザフト、撤退しました!」
マリュー「…様子が不自然ね。向こうで何かあったのかしら?」
ムウ「みたいだな。アークエンジェルやGに構ってられない程の事態が起きたのかも知れない」
マリュー「………」
ナタル「理由は何であれ、今の内にロンデニオンへ向かうべきかと」
マリュー「そうね…」
サイ「待って下さい! 識別不明の熱源体をキャッチしました!」
マリュー「何ですって!?」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「あの艦は…星間連合か!」
キラ「星間連合?」
カミーユ「ああ。ボアザンやキャンベル、ゼーラなどの残党にムゲが加わって出来た連合だ」
キラ「そ、そんなに多くの星の人が…?」
カトル「皮肉なものですね…。地球人は互いに争い続けていると言うのに、異星人達は連合を組んで…」
エマ「今は利害が一致しているからよ。そんな関係、いつ崩れるかわからないわ」
ムウ「それより、あれを見ろ。敵艦の様子が変だぞ」
〔ムゲ戦艦、後退〕
ゼオラ「あの艦、どこへ行くの!?」
ジュドー「こっちに仕掛けてくるんじゃないのかよ!?」
エマ「こんな所で単独行動を取っているなんて…怪しいわね」
カミーユ「ええ。俺達を見て、あわてて逃げ出したようにも見えます」
ムウ「ま、向こうにはアークエンジェルのデータなんざないだろうからな」
クォヴレー「あの艦…何か重要なものを運んでいるのかも知れない」
カトル「その可能性は高いですね」
ムウ「だから、こっちの戦力を見て逃げ出したってわけか?」
クォヴレー「ええ」
マリュー「………」「各機へ。あの艦を捕捉して下さい」
ナタル「艦長、寄り道をしている時間などありません! 我々の任務は…」
マリュー「アークエンジェルとストライクをアラスカへ届けること。…わかっているわ、バジルール少尉」
ナタル「では、何故です!? 我々には余計な戦闘をしている余裕など…」
マリュー「気になるのよ、あの艦の中身が」
ムウ「女の勘って奴かい?」
マリュー「そう受け取ってもらっても構わないわ。とにかく、あの艦を捕捉して!」
ムウ「了解!」

<ムゲ戦艦がマップ端へ到達>
トール「異星人の戦艦がこの宙域から離脱します!」
マリュー「くっ、追いきれなかった…!」
〔敵ユニット離脱〕
(→ GAME OVER

<ムゲ戦艦撃破orHP2000以下・勝利条件達成>
サイ「敵艦、機能を停止しました」
マリュー「モビルスーツ隊に艦内部の調査をさせて」
サイ「了解です」
〔ムゲ戦艦に爆発〕
ミリアリア「モビルスーツ隊より入電。敵艦は地球製の脱出ポッドを搬送中だったようです」
マリュー「脱出ポッド? どうして異星人がそんな物を…」
ナタル「中に乗っているのは捕虜なのでしょうか?」
マリュー「あるいは…こちら側の要人かも知れないわね」
ナタル「回収しますか?」
マリュー「もちろん。ただし、警戒を怠らないようにね」
ナタル「了解です」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

移動中 L5宙域
アークエンジェル

アークエンジェル 食堂
ジュドー「なあ、ヒイロ…五飛とトロワの奴、本気でザフトについたわけじゃないよな?」
ヒイロ「………」
ジュドー「あの二人のことだ…。プリベンターの任務でザフトを中から探っているんだよな?」
ヒイロ「違う」
ジュドー「……!」
デュオ「3ヶ月前、俺達はプリベンターとして別々の任務を受けた」「俺とヒイロは総司令部の調査、カトルは各コロニーの現状確認…そして、あいつらはプラントの調査だ」
ヒイロ「だが、あの二人は自ら連絡を断った」
カミーユ「そして、ザフトへ入ったのか…」
ファ「今日の戦いでの二人…バルマー戦役で私達の敵だった時と同じようだった…」
フォウ「敵や私達を欺いているようには感じられなかった」
ルー「やっぱり、本気なんだ…」
デュオ「…ま、あいつらの気持ちはわからんでもないがな」
ヒルデ「デュオ…」
デュオ「確かに、今の地球連邦はどこかおかしいぜ。特にコーディネイターに関してはな」
カトル「血のバレンタイン…ユニウスセブンへの核攻撃は、確かに許すことの出来ない行為です」
デュオ「今じゃ、総司令部は開き直って軍内の過激派による不穏分子への先制攻撃だうそぶいてやがる」「胸クソ悪くなるやり方はティターンズの30バンチ事件と同じだぜ」
エマ「…そうね」
ファ「トロワと五飛って、元は連邦に弾圧されていたコロニーのために戦っていたのよね…?」
デュオ「ああ。だから、血のバレンタインが許せなかったんだろうな」
ジュドー「けどよ、俺にはザフトのやり方だって正しいとはとても思えない」
ゼオラ「うん…今は地球人同士で戦ってる場合じゃないのに」
クォヴレー「…星間連合や地底勢力の攻撃によって、ナチュラルが駆逐されればいい。ザフトはそう思っているんだろう」「そして、地球のナチュラルの数が減れば…それはアースノイドの力が弱まることにつながる」
デュオ「…したり顔で随分なことを言ってくれるじゃねえか」
クォヴレー「俺は事実を述べたまでだ。そして、お前達の仲間はそれに加担している。…違うか?」
デュオ「黙れ! てめえにあいつらの何がわかるって言うんだ!」
カトル「やめて下さい、デュオ! 君達が争っても仕方ありませんよ!」
デュオ「だがよ!」
クォヴレー「………」
エマ「…いずれにせよ、トロワと五飛が向こう側にいるとなるとやりにくいわね」
カミーユ「ええ…。こちらの手の内もある程度読まれるでしょうから」
ジュドー「だけど…今みたいにスペースノイドとアースノイド、ナチュラルとコーディネイターで争いが続くなら…」「封印戦争はいったい何だったんだ…? あの戦いで人間同士が争うことの無意味さをみんな思い知ったんじゃなかったのか…?」
カミーユ「………」

アークエンジェル 格納庫
マリュー「…ザフトの脱出ポッド?」
マードック「ええ、間違いありません」
ムウ「連中にしちゃ不用心だな。あっさり星間連合に捕まっちまうなんてさ」
キラ「ええ…」
マリュー「軍用のものなの?」
マードック「どうも違うみたいですね」
マリュー「わかったわ。とにかく、開けてみましょう」
マードック「了解です」
〔扉の開閉音〕
???(ハロ)「ハロ ハロ!」
キラ「これは…!?」
???(ハロ)「ハロ ラクス ハロ」
???(ラクス)「ありがとう…」
キラ「え?」
ラクス「ご苦労様です」
キラ「………」
ラクス「あら? あらあら?」「まあ…これはザフトの艦ではありませんのね…」
マリュー「はい…?」
ラクス「私はラクス・クライン…。プラントの人間です」
【シナリオエンドデモ終了】


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