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No.42C
父よ地球は近い

【シナリオデモ開始】
現在位置 ヘルモーズ

ラオデキヤ「では、マクロスから3隻の戦艦が発進したと申すのか?」
ユーゼス「はっ…マクロスより一足先に地球圏へ向かうようです」
ラオデキヤ「己が置かれた状況に気づき、焦り始めたようだな…」「ヴィレッタ戦爵、ゼントラーディとメルトランディの動きはどうなっておるか?」
ヴィレッタ「冥王星軌道外のゼントラーディ軍旗艦は太陽系に接近中のメルトランディ軍と交戦中のようです」「また、すでに太陽系内へ潜入したメルトランディ軍の部隊は…」「木星軌道から天王星軌道にかけての宙域で、我が軍及びゼントラーディ軍と交戦中です」
ラオデキヤ「ふむ…徐々に戦場が太陽系内へ移行しつつあるようだな」
ヴィレッタ「さらに…地球人の戦艦が正体不明の生物と戦闘を行ったという報告が入っております」
ユーゼス「!」(…この女、余計なことを…)
ラオデキヤ「正体不明の生物だと?」
ヴィレッタ「はい。どうやら太陽系の生物ではないようです。一応、地球人がそれら全て撃退したようですが…」
ラオデキヤ「ユーゼス、その生物についてお前は何か知っているのか?」
ユーゼス「…いえ」
ラオデキヤ「ならば、早急に調査を開始せよ」
ユーゼス「おおせのままに」
ラオデキヤ「それでは、余の艦隊…ゼ=バリマリィ帝国外宇宙方面観察軍第7艦隊は…」「巨人共を迎え撃つべく、これより本格的に軍事活動を開始する」
ユーゼス(………)(…士師は何故に巨人共との戦いにはやる…? 前回の奴らとの戦闘が原因だとうのか…?)(今は巨人共と戦うよりもサイコドライバーを造り出し、超資源トロニウムを手に入れなければならん)(でなければ、あの破壊神共に対抗することは出来ぬ)
イングラム(………)「ラオデキヤ士師。ゼントラーディとメルトランディは文化を持たない所属だと聞いています」「そのため、カルチャーショックを応用した攻撃は彼らに対して非常に有効だというデータをみたことがあるのですが…」
ラオデキヤ(………)
ユーゼス「イングラムよ、それは過去の戦争での話だ」
イングラム(………)
ユーゼス「我が帝国の文化はバルマー本星の最高権力者・霊帝とその配下・十二支族によって完全に管理されてきた…」「そして、永きに渡る霊帝の支配は帝国そのものの文化を逆行・退化させてしまっている」「他文明を取り込んではいるものの、バルマー自体は巨人共と同じく戦うだけの集団に変貌しつつあると言えよう…」
シャピロ「では、地球の文明なら、あの巨人達にカルチャーショックを与えることが出来ると?」
ラオデキヤ「その答えはマクロスが出すであろう…」
ユーゼス「士師のお言葉通りだ。そのために我が艦隊はマクロスに手出しをしなかったのだからな」
シャピロ(………)
ユーゼス「では、ラオデキヤ士師…ご采配を」
ラオデキヤ「うむ。ヴィレッタはレビ、シャピロと共に太陽系外へ赴き、巨人達を互いに戦わせるよう誘導せよ」
ヴィレッタ「はっ」
シャピロ(…ヴィレッタは俺の監視役か)
ラオデキヤ「イングラムはハイネルと共に地球へ向かい、地球軍勢統合の準備を行え」
イングラム「はっ」
ラオデキヤ「我が艦隊は地球の人的資源を必要としているが…」「あくまで我々に抵抗する軍勢や非戦闘員はその対象外だ」「後のバルマーによる支配体制を確立するため、反乱の火種となる者達を消去せよ」
イングラム「はっ…」
ユーゼス「それと…ジュピトリアンとボアザン軍、キャンベル軍を監視を怠るな」「シロッコやカガチ、オレアナにハイネルは心底から余に従っているわけではないからな」
イングラム「はっ…」(…支配される者の怨念を吸って巨人共と戦う…つくづく業の深い連中だな)
ラオデキヤ「それでは、汝らの健闘に期待する…」
〔歩き去る足音〕
イングラム(………)
ユーゼス「イングラム、お前に話がある」
イングラム(………)
ユーゼス「お前は地球側独自の技術と我が帝国の技術を結集させた機動兵器を造っているそうだな?」
イングラム「…それが何か?」
ユーゼス「一つ忠告しておこう。お前の力でクロスゲート・パラダイム・システムを解明することは不可能だ」
シャピロ(クロスゲート・パラダイム・システム? 何だ、それは…?)
イングラム「…私がアストラナガンにあのシステムを組み込んでいると?」
ユーゼス「違うのか?」
イングラム「ご想像にお任せしましょう」
ユーゼス(………)「…まあ、いい。だが、イングラムよ…これだけは忘れるな」「宇宙で漂流していたお前を救い、新たな命と知識、力を与えたのはこのユーゼス=ゴッツォだということをな」
〔歩き去る足音〕
イングラム(………)
シャピロ「イングラム、お前はバルマー人ではないのか?」
イングラム「…どうやら、そうらしいな」
シャピロ(………)(この男…一体何者だ?)(今まで以上に警戒しておく必要があるな…)

ユーゼス「レビ=トーラーよ…ここ最近の戦闘においてカルケリア・パルスの出力値が落ちているようだな」
レビ(………)「地球人のリュウセイ=ダテや○○○○=○○○○○に接触してから頭痛が激しいのです…」
ユーゼス(………)
レビ「…彼らの念は私の中から何かを…引き出すようで…」「特にリュウセイ=ダテの念はジュデッカの精神障壁を中和するほど強力なのです」
ユーゼス(………)「恐れることはない。お前はゼ=バルマリィ帝国の救い主として、特別な力を持って生まれた存在だ」「力を全て解放したお前とジュデッカの眼前に敵などおらぬ」
レビ(………)
ユーゼス「だが、リュウセイ=ダテや○○○○=○○○○○は急速にその力を解放しつつある…」「お前と同種の力を持つ奴らをおまえ自身の手で葬り去るのだ。さすれば、頭痛も消えるだろう…」
レビ「…はい」
ユーゼス「そして、それは…ゼ=バルマリィ帝国の未来とラオデキヤ士師のためでもあるのだ」
レビ「…はい…私の全てはラオデキヤ様のために…」

ハイネル「では、余のボアザン軍は再び地球へ向かえと申すのか?」
イングラム「そうだ」
ハイネル(この男は余の監視役か…)「フン…ラオデキヤ士師も随分と気まぐれな指示を出してくれる」
イングラム(………)
カザリーン「いくらボアザン星がラオデキヤに支配されているとはえ…」「その仕打ちはボアザン貴族の出身であり、地球攻撃軍総司令であるハイネル様に対して無礼であろう?」
イングラム(………)
ハイネル「言うな、カザリーン。余は裏切り者の子として育った身だ。この程度の仕打ち、どうとうことはない」
カザリーン(………)
ハイネル「よかろう、イングラムよ。余は地球に向かおう。あの地に残したド=ズールのことも気になるからな」
イングラム「では…私は別行動を取らせてもらおう」
ハイネル「何? そなたは余の監視役ではないのか?」
イングラム(………)
ハイネル「…よかろう。そなたの行動は余の預かり知らぬ所だ。好きにするがいい」
イングラム(………)
〔歩き去る足音〕
カザリーン「よろしいのですか、ハイネル様。あの者を放っておいて…?」
ハイネル「奴の考えがどうであろうと、余には関係ない」「あやつの行動で帝国監察軍内に支障が生じれば、我々ボアザン軍にとって都合が良くなるやも知れぬ…」
カザリーン(………)
ハイネル「ジャンギャル、スカールークを地球へワープさせよ」
ジャンギャル「ははっ」
ハイネル「余は剛健太郎に話がある。後はまかせたぞ」

剛健太郎(健一…大次郎…日吉…。ボアザン軍はマキシンガル合金を利用して鎧獣士を造り始めた…)(お前達のボルテスやコン・バトラーでは鎧獣士を倒すことは出来ん…)(何とかして新しい超電磁発生装置・超電磁加重砲の設計図を浜口博士達に渡さねば…)
ハイネル「剛健太郎よ」
剛健太郎「…ハイネルか」
ハイネル「これより、余の軍団は地球へ向かう」
剛健太郎「!」
ハイネル「鎧獣士が完成した今、お前にボルテスとコン・バトラーが敗れ去る様を見せてやる。せいぜい楽しみにするがいい」
剛健太郎「…ハイネルよ。お前は何のために戦っているのだ?」
ハイネル「ラオデキヤ艦隊に制圧された母星を解放し、ボアザン皇帝陛下の身の安全を確保するためだ」「地球人であるお前ごときに言われる筋合いはない」
剛健太郎(………)「お前はボアザン皇帝・ズ=ザンバジルの身代わりとされているだけに過ぎない」「彼はお前がラオデキヤ艦隊に行って厄介払いが出来たとしか思っていないのだぞ」
ハイネル「無礼なことを申すな! 己が置かれている立場をわきまえよ!!」「それに、ボアザン皇帝陛下は余が裏切り者の子と知りながらも軍司令に取り立ててくれたお方だ!」
剛健太郎「…裏切り者…それはお前の父親のことか?」
ハイネル「そうだ。だが、父の顔は知らぬ。いや、知りたくもない。奴のおかげで母上は死に、余は過酷な仕打ちを受けた」
剛健太郎(………)
ハイネル「何だ、その目は!! 地球人の分際で余に同情するのか!?」「よいか、お前は優秀な科学者であるからこそ、こうやって生かしているだけだ。そのことを忘れるでない!」
〔歩き去る足音〕
剛健太郎(………)(ハイネルよ…健一達とは戦ってくれるな…)(………)(スカールークが地球へ向かうのなら、健一達に超電磁加重砲の設計図を渡すチャンスがあるかも知れん)(歯に仕込んでおいた小型爆弾を使うのは今しかないか…?)

現在位置 移動中

忍「やれやれ…ようやく地球に帰って来られたか」
雅人「マクロスに乗ってから一ヶ月もたっていないのに…長い間帰ってなかったような気がするね」
忍「ああ、まったくだぜ」
エイブ「エレ様、まもなく地球の衛星軌道上に到達致します」
エレ「わかりました。では、大気圏突入準備を進めて下さい」
ベル「エレたまぁ、あの青い星にバイストン・ウェルがあんの?」
エレ「ええ、そう考えてもいいでしょう」
ベル「でも、ギンの岬やミヤランの海が見えないよ?」
チャム「バカねえ、バイストン・ウェルはここからじゃ見えないわよ」
ベル「じゃ、どうやったら見られるの?」
チャム「え? そ、それは…」
マーベル「ベル、バイストン・ウェルはオーラロードを開かないと見えないのよ」
ベル「そ、そっか…」
エレ「ともかく、リーンホースJr.やグラン・ガランのおかげで何とか無事に帰ってくることが出来たようですね…」
万丈「しかし、考えようによっては僕達が一番大変かも知れませんよ」「今の地球には色々と厄介な物が封印されている状態ですからね…」
エレ「ええ…そうですね」
〔通信のコール音〕
エイブ「万丈殿、ギャリソンという方からあなたに通信が入っているが…」
万丈「ギャリソンが? では、こちらに回して下さい」
〔周波数を合わせる音〕
〔モニターの開く音〕

ギャリソン「万丈様、お久しぶりでございます」
万丈「やあ、ギャリソン。元気そうで何よりだ。で、地球の様子はどうだい?」
ギャリソン「あまりよろしくないようですな。ティターンズとバイストン・ウェル軍はこう着状態に陥ったままですが…」「手薄になった極東地区へ様々な組織が本格的に攻撃を開始しております」
万丈「そうか…そうだろうな。極東地区にはEOT施設やその他の超科学研究施設がそろっているからな」
忍「じゃあ、極東支部はどうなってんだよ!?」
雅人「まさか、敵の攻撃を受けてやられちゃったとか…」
イゴール「余計な心配はいらんぞ、式部」
雅人「!」
ギャリソン「申し送れましたが、私は連邦軍の極東支部におりまして…」
雅人「そ、それを早く言ってよ…」
イゴール「…極東支部はカラバやリガ・ミリティア、破嵐財閥の支援を受けて何とか敵攻撃をしのいでいる」「だが、それも時間の問題だ。ゴラオン隊には一刻も早く極東支部へ向かってもらえまいか?」
エレ「承知しました。本艦は間もなく大気圏に突入します」

小介「日本に帰ったら、超電磁発生装置の強化案を検討しなければなりませんね」
一平「ああ。今のところはあの鎧獣士が出てきてねえから、何とかなってるけどな…」
めぐみ「それにしても…敵は確実に超電磁マシーンの弱点を突いてくるわね」
豹馬「やっぱり健一達の親父がエアロゲイターに捕まっているからじゃねえのか?」
健一(………)
豹馬「あ…す、すまねえ、健一」
健一「いや、いいんだ。俺も豹馬の言う通りだと思う」
大作「どげんかして剛健太郎博士を助け出すことのできんやろか?」
大次郎「じゃっどん、お父さんがどこにおるかわからんとですたい」
健一(………)
〔扉の開閉音〕
ちずる「豹馬、健一! ゴラオンにボアザン軍の円盤が接近中だって!!」
健一「奴らが攻撃をしかけてきたのか!?」
ちずる「それが…様子が変なのよ。円盤はたった1機だけらしいの」
日吉「1機だけだって!?」
ちずる「とりあえず、私達とボルテスチームに出撃命令が出たわ」
健一「わかった。みんな行こう!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「父よ地球は近い」


【戦闘マップ開始】
〔第3軍ユニット出現〕
剛健太郎「な、何とかスカールークから逃げ出せたか…!」「追っ手が来ない内に超電磁加重砲の設計図を誰かに託さねば…」「む…? 戦艦が接近してくる。これは…」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

剛健太郎「あ、あれは…ボルテスVにコン・バトラーV!」「おお、神よ…! まさか、こんな所であの子達と出会えるとは…!!」
日吉「兄ちゃん、本当に1機だけだよ」
健一「他の敵機はいないのか?」
大作「この辺に敵はおらんごたるよ」
剛健太郎「健一! 大次郎! 日吉!!」
大次郎「!!」
日吉「!!」
健一「こ、この声は…!?」
剛健太郎「私だ! 剛健太郎だ!!」
健一「と、父さん!!」
豹馬「な、何だって!?」
ちずる「あの円盤に剛博士が乗っているの!?」
日吉「ホ、ホントにお父さんなのっ!?」
剛健太郎「そうだ、日吉! 私はボアザン軍のスカールークから逃げ出して来たのだ!!」
大次郎「おいどんは夢ば見ちょるのか!? お父さんが…お父さんがおいどん達の目の前に…!!」
健一「待て、大次郎、日吉! あの父さんは以前の時みたいに偽者かも知れないぞ!」
日吉「う……」
大次郎「そ、そうじゃ…そう簡単に信用することは出来んぞ!」
剛健太郎(…ボアザン軍は以前の作戦に私の偽者を使ったのか…?)「わかった、健一。私を疑うのは構わん。だが、これだけは聞いてくれ!」
健一「………」
剛健太郎「今から、鎧獣士を打ち破るために必要な超電磁加重砲の設計図を電送する。それを浜口博士や母さんに見せるのだ!」
健一「…超電磁加重砲?」
剛健太郎「そうだ。ボルテスのウルトラマグコンの出力を遥かに上回る新しい超電磁発生装置だ」「これを装備すれば、鎧獣士のマキシンガル合金を断つことが出来る!」
豹馬「待てよ。あそこまでボルテスのことに詳しいってことは…ひょっとして…」
健一「ほ、本物の父さんなのか!?」
〔敵ユニット出現〕
めぐみ「ボアザン軍だわ!」
一平「まずいぜ…鎧獣士がいやがる!」
ハイネル「余から逃げられると思っていたのか、剛健太郎!!」
剛健太郎「ハイネル!!」
ハイネル「カザリーン、吸引ビームを発射せよ!!」
カザリーン「はっ!」
〔第3軍ユニット離脱〕
剛健太郎「健一! 大次郎! 日吉ぃぃぃぃっ!!」
健一「と、父さぁぁぁぁぁん!!」
ハイネル「ハハハハ、残念だったな、剛健一! だが、父親の顔を一目見られただけでも満足だろう!?」
健一「ハイネル! あの父さんは本物なのかっ!?」
ハイネル「余は偽者を使うなどという卑怯な真似はせん。間違いなくあれは本物の剛博士だ」
健一「!!」
豹馬「な、何てこった…! あの時、俺達が疑っていなければ博士を助けられたかも知れねえのに!」
健一「お、おのれ…! ハイネル、絶対に許さん!!」
ミサト「各機、発進準備は整ったわね!?」」
忍「おう! いつでもいいぜ!!」
〈出撃ユニット選択〉
ショウ「健一、奴らの中に鎧獣士がいるのか!?」
健一「ああ。スカールークの前にいる2体がそうだ」
弁慶「天空剣が通用しなかった奴をどうやって倒すんだよ?」
忍「天空剣がダメなら、断空剣で真っ二つにしてやるぜ!」
万丈「待て。それよりも他の敵を倒した方がいい。鎧獣士を相手にするのはそれからでも遅くはない」
<戦闘開始>

<鎧獣士を攻撃>
小介「や、やっぱり、ダメージを全く受けていませんよ!!」
ミサト「鎧獣士に構わないで! エネルギーと弾を無駄に使うだけよ。それよりも、他の敵を倒して!」

<豹馬vsハイネル>
ハイネル「鎧獣士が完成した今、お前達など恐れるに足りん!」「だからこそ、余を狙ってきたのであろう!?」
豹馬「こ、この野郎! 言わせておけば…!!」

<健一vsハイネル>
健一「俺は地球の平和を守るために…父さんを助け出すためにお前を倒す!」
ハイネル「フッ…ならば、余はボアザン星の未来のためにお前達を葬り去ってくれるわ!」

<ジャンギャル撃破>
ジャンギャル「この恨み、次に必ず晴らしてくれる!!」

<ハイネル撃破or4EP・敵増援1出現>
※※ハイネル撃破の場合のセリフ※※
カザリーン「ハ、ハイネル様! ここは一時退却を!!」
ハイネル「おのれ! だが、剛健太郎が余の手中にあることを忘れるな!!」
健一「と、父さん…!!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

十三「キャンベル軍や!!」
豹馬「ちっ…次から次へと!」
ガルーダ「ハイネルはすでに敗退したか…」
ド=ズール「あやつを抹殺するのに都合が良いと思っておりましたが…」
ガルーダ「ラオデキヤ士師からキャンベル軍とボアザン軍は協力態勢を取るよう命令されている」「ハイネルを亡き者にする機会はまた巡ってくるはずだ」
※※4EPの場合のセリフ※※
〔敵ユニット出現〕
ハイネル「むっ…キャンベル軍か!?」
カザリーン「しかも、ド=ズールのスカールークも一緒にいます!」
ハイネル「ド=ズール! これは一体どういうことだ!? 何故、キャンベル軍と一緒にいるのだ!?」
ド=ズール「これは異なことをおっしゃる」
ハイネル「何だと!?」
ガルーダ「ボアザン軍総司令官ハイネルよ。ラオデキヤ士師からの命令で我らは協力態勢を取ることになったのだ」
ハイネル「よりによって功績を争う相手の貴様らと我々が手を組むだと…!?」
ガルーダ「その通り。帝国監察軍は地球軍勢の併合を急いでいる。もはや我々が功績争いをしている場合ではない」
ハイネル「う、うぬぬ…!」
十三「何や、あいつら…仲間割れでもしとんのか!?」
ド=ズール(ガルーダ様、この戦闘はハイネルめを仕留める絶好の機会ですぞ!)
ガルーダ「………」
ハイネル「余にはボアザン貴族としての誇りがある! 貴様らの力など借りんわ!」
ガルーダ「!」
ハイネル「剛健一よ! この勝負、預けたぞ!!」
〔敵ユニット離脱〕
健一「と、父さぁぁぁぁん!!」
日吉「そ、そんな…せっかく会えたのに…!!」
ガルーダ「ハイネルめ…帝国監察軍に逆らうつもりか」(奴の気持ちもわからんではないがな…)

ド=ズール「これで、あやつの立場は悪化しますぞ。そうなれば、あなた様の株も上がりますな」
ガルーダ「それは、コン・バトラーVやボルテスVを倒してからの話だ!」「行くぞ、葵豹馬! 今日こそ決着をつけてやる!!」
豹馬「望むところだ! かかって来やがれ!!」

<豹馬vsガルーダ>
ガルーダ「お前達が地球に帰って来ても、事態は好転せんぞ!!」
豹馬「何だと!?」
ガルーダ「間もなく、地球は我々や帝国監察軍によって制圧されることになるからな!」
豹馬「そう簡単にいくかってんだ!」
ガルーダ「フフフ…お前もいずれ、奴らの本当の恐ろしさを知る時が来る」

<健一vsド=ズール>
健一「ド=ズール! この間はよくも卑怯な手を使ってくれたな! お前だけは許さないぞ!!」
ド=ズールうぬっ…ワシにも鎧獣士があれば、ボルテスVなど…!!」

<ガルーダ撃破>
ガルーダ「おのれ、おのれぇ! この大将軍ガルーダ、受けた借りは必ず返すぞ!!」

<ド=ズール撃破>
ド=ズール「ば、馬鹿な…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
健一「父さん…! あと一歩のところだったのに…!」
小介「でも、剛博士のおかげで超電磁加重砲の設計図を手に入れることが出来ました…」
ちずる「ええ、それが不幸中の幸いね…」
健一「………」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

日吉「うう…あんまりだよ。せっかく、お父さんに会えたのに…!」
健一「くそっ! 俺がもっと早く父さんが本物だと気づいていれば…!!」
大作「元気出して下さい、健一さん。お父さんが無事だとわかっただけでも良かったじゃないですか…」
健一(………)
大次郎「おはんに…おはんにおいどん達の気持ちはわからん!」
大作「!」
健一「そうだ。ようやく会えた父親が目の前でさらわれる悲しみは君にはわからないだろう?」
大作(………)「す、すみません…余計なことを言ってしまって…」
〔歩き去る足音〕
健一(………)
アスカ「あ~あ…」「シンジとい、あんた達とい…どうしてロンド=ベルってこうファザコンが多いのかしら?」「大作が言った通り、父親が生きているだけでもありがたいと思いなさいよ」
健一「何だと…!?」
一平「待ちな、健一」
健一「一平…お前も俺にケンカを売るつもりか?」
一平「ああ。お前達兄弟の甘ちゃんぶりにはいい加減嫌気が差していたところだ」
大次郎「何じゃとう!?」
健一「一平、貴様!」
一平「やるかい? 俺をぶちのめしたいんだろう? 理屈は抜きにして」「だが、その前に…お前ら、大作の親父さんの話を聞いたことがあるか?」
健一「それが何か関係あるのか?」
一平「大作の親父さんはな、BF団から脱走する時に…あいつの目の前で死んだそうだ」
健一「!!」
一平「しかも、大作はその時にジャイアント・ロボで世界を救うという宿命を背負わされた」
日吉(………)
一平「大作に比べりゃ、お前達なんかまだ幸せな方だぜ」「それに、豹馬やマサキ、リュウセイ、輝みたいに父親がいない奴らだって多いんだぞ」
大次郎(………)
日吉(………)
健一(そういえば…一平の父親も…)(………)

豹馬「小介、本当に超電磁なんたが砲で鎧獣士が倒せるのか?」
小介「超電磁加重砲ですよ、豹馬さん」
豹馬「何だっていいじゃねえか。で、どうなんだよ?」
小介「設計図を見たところ、ウルトラマグコン以上に出力調整が困難ですね…」
隼人「超電磁エネルギーの出力が弱いのか?」
小介「いえ、その逆です。出力が高すぎるんです。このままではかなりの余剰エネルギーが発生してしまいます」
豹馬「それって何か問題があるのか?」
小介「ええ。余剰エネルギーの問題を何とかしないと最悪の場合は加重砲が爆発してしまうことになります…」
豹馬「な、何だってえ!?」
隼人「ウルトラマグコンの時と同じ問題か…何にせよ、浜口博士や四ッ谷博士に任せるしかないな…」

健一「…大作君」
大作「あ…健一さん」
健一「さっきはすまなかった。君の気持ちを考えずに…」
大作「いえ、いいんです。それより、僕にも剛博士を助け出すお手伝いをさせて下さい」
健一「大作君…」
大作「だって、健一さん達のお父さんは生きているじゃないですか」「助け出すチャンスは必ずあります。ですから、元気を出して下さい」
健一(大作君、君って奴は…)「…ありがとう、大作君。俺達は…必ず父さんを助け出してみせる」
大作「はい」
銀鈴「大作君に健一君! ここにいたの!?」
大作「どうかしたんですか、銀鈴さん」
銀鈴「すぐにブリッジへ上がって! 大変な事が起こっているのよ!」

<<ブリット>>
ブリット「エレ王女、本当なんですか、その話…?」

エレ「ええ。シーラ様からの情報です」
〔扉の開閉音〕
竜馬「緊急招集と聞きましたが、何かあったんですか!?」
<<ブリット>>
ブリット「…ジュピトリアンがコロニーに対して無差別攻撃を開始したらしいんだ…」

竜馬「無差別攻撃!?」
ショウ「ああ。何でも人間だけを殺す機械を使用しているらしい…」
竜馬「!!」
亮「エアロゲイターはゼントラーディ軍と戦うため、地球の兵力を必要としているのではなかったのか…?」
加持「だからこそ、戦力外の組織や非戦闘員である民間人を抹殺しようとしているんだろう…」
亮(………)
加持「民間人はエアロゲイターとって反乱分子となる可能性が高いからね」
ミサト「つまり、エアロゲイターは本格的に侵略活動を開始したってことね」
加持「そうだな。おそらく、ゼントラーディかメルトランディの大部隊が太陽系内に出現したんだろう」「だからこそ、エアロゲイターは地球の戦力の併合に着手したんじゃないのか?」
リツコ(もしくは、彼らもSTMC…宇宙怪獣の出現を知ったから…?)
竜馬「エレ王女、俺達もジュピトリアンと戦いましょう! 無差別攻撃を許すわけにはいきません!」
エレ「いえ…私達は予定通り地球へ降下します」
竜馬「何故です!? こうしている間にもコロニーは攻撃されているんですよ!!」
ミサト「竜馬君、エアロゲイターが本格的に動き始めたのなら…地球上もタダじゃすまなくなるわ」
竜馬「し、しかし!」
ミサト「コロニーの次に狙われるのは間違いなく地球よ」
竜馬「!」
エレ「葛城三佐のおっしゃる通りです。ジュピトリアンはシーラ様やブライト艦長、グローバル艦長に任せ…」「私達は私達の役目を全うすべく、地球に降下致しましょう…」
竜馬「わ、わかりました…」
【シナリオエンドデモ終了】


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