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No.18A
僕がニュータイプだ

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

サラ「キャプテン。物資購入の手続きが終わりました」
ジャミル「うむ。では、搬入作業に入ってくれ」
サラ「了解しました」
トニヤ「それにしても、よかったわよね…ここんトコ小競り合いが続いてて弾薬とかあんまりなかったんでしょ?」
サラ「ええ。ところでマーベット…搬入作業の担当、決めてくれた?」
マーベット「ウッソとガロード、それから大作にやらせるわ」
トニヤ「何でその三人なの? バトルタンクに乗ってる大作は何となくわかるけど…」
マーベット「単に機体サイズの問題よ。あの2人の乗っているモビルスーツが一番この手の作業に向いてるから」
トニヤ「なるほど…確かにⅤガンダムとか小さいもんね。ウィッツとロアビィはこういうの嫌がるし…」
ジャミル「ガロードがこの艦のメンバーに馴染むにはちょうどいい作業だろう」
トニヤ「ああ、確かにそうかも知れませんね」
シンゴ「あいつ…今までずっと一人でやってきたみただからな…」
トニヤ「集団行動に慣れさせるには絶好の機会ってワケか…」
ジャミル「それよりサラ、この辺はあまり身を隠す場所がない。なるべく搬入作業を急がせるんだ」
サラ「了解しました、キャプテン」

〔機体の歩く音〕
豹馬「よ~し! そのまま! OKだ、大作!」
大作「まかせんしゃい! どぎゃん重かモンでも、バトルタンクなら大丈夫たい!」
カトル「ウッソ君、それはこっちへお願いします」
ウッソ「はい!」
ジュドー「ガロード、早くコンテナをガンダムで持って来てくれよ!」
ガロード(………)「はあ…乗組員になってからティファと全然会えないよなあ…」「ジャミルの奴、いつだってティファにべったりだし…他にちょっかい出す奴とかも出てきそうだしなあ…」「ああ、もう…計算違ったよなあ」
ジュドー「ガロード、何やってんだよ!」
ガロード「あ、ああ」
ジュドー「ボサっとしてんなよ! 索引、始めてくれ!」
ガロード「どうも、すいませんねえ。チャッチャとすませちゃうから、どいた、どいた!」
〔機体の歩く音〕
〔荷物の崩れる音〕

ジュドー「うわっ!!」
ガロード「やべええっ…! 操縦ミスっちまった…!!」

ジャミル「それでジュドーは?」
サラ「幸い、かすり傷程度ですんだようです。ドクターも問題ないとおっしゃってます」
ガロード「ジャミル…俺……俺…」
ジャミル(………)「…ガロード。今後は注意しろ…以上だ」
ガロード「!?」
サラ「ペナルティは?」
ジャミル「…必要ない」
トニヤ「よかったじゃない、ガロード」
シンゴ「二度とあんな失敗するんじゃないぞ」
トニヤ「あんた、おっちょこちょいだからねえ」
〔自動扉の開く音〕
ガロード(………)
ジュドー「あれ、どうしちゃったの? みんなそろって…」
ガロード「!?」
サラ「ジュドー、それにプルも…」
トニヤ「ケガは大丈夫なの!?」
ジュドー「ああ。このとおり、ピンピンしてるよ」
トニヤ「でも、その腕の包帯…」
ジュドー「これはプルが大袈裟に巻いただけだよ」
プル「だって、テクスさんだって用心で巻いとけって言ってたもん!」
ガロード(………)
ジュドー「これぐらいのケガ、シャングリラでジャンク屋やってた頃なんか、しょっちゅうだったぜ」「だから、ガロードも気にする必要ないよ」
ガロード「………」「俺…俺は…! くそっ!」
〔走る足音〕
サラ「ガロード!」
トニヤ「なあに、あの態度!?」
シンゴ「野良犬は所詮野良犬なのかなぁ…」
プル「ごめんなさいも言わないなんて…」
ジュドー「そんなこと言うなよ。あいつの気持ち、俺はわかるな…」
プル「え…?」
ジュドー「俺もさ…ダブルゼータに始めて乗った時、カミーユさんに迷惑かけちゃったことがあって…」「その時、俺…何だかすぐに謝ることが出来なかった」
プル「ふぅん…」
ジュドー「何て言うか…そういう時って素直に謝りにくいんだよね。自分が悪いってわかってるだけにさ」
トニヤ「ジュドーって、見かけによらず結構大人なのね…」
ジュドー「俺だって色々苦労してんの。妹だって食べさせていかなきゃならなかったし」
プル(…ジュドー…)
ジャミル「…後の処理は任せる。搬入作業終了後、フリーデンはフォートセバーンに向けて発進だ」
シンゴ「了解です」
サラ(………)「キャプテン! あの…個人的な質問で恐縮なのですが…」
ジャミル「何だ?」
サラ(………)「…失礼しました…何でもありません」
ジャミル「…そうか。では、後を頼む」

サラ(………)
ガロード(………)
サラ(ガロード……)「お互い、上手くいかないみたいね…」
ガロード「!?」
サラ「…何でもないわ。気にしないで」

〔ノックの音〕
トニヤ「ティファ、ちょっといいかしら?」
ティファ「はい…」
〔ドアノブを回す音〕
トニヤ「うふふ…お邪魔するわね」
ティファ「トニヤさん…何か?」
トニヤ「…聞いたでしょ、あなたも。ガロードのこと。あの子、あれでなかなかナイーブっぽそうだったから」「きっと落ち込んでいると思うのよねぇ。でさあ、やっぱ元気づけてあげないとかわいそうじゃない」
ティファ(………)
トニヤ「そしたら、あなたじゃないとダメだと思うのね」「すっぴんの良さってのもあるけどさ…」「しっかりメイクして、キレイになって。ニッコリ笑ってあげたらきっと喜ぶよ、ガロード
ティファ「私は…そういうことは…」
トニヤ「そう思って…いきなり本格的なのは何だし…これなんて、簡単よ、どう?」
ティファ「…口紅?」
トニヤ「やってみる?」
ティファ(………)
トニヤ「…そう、ま、いいや。これ置いてくから気が向いたら使ってみて」
〔ドアノブを回す音〕
ティファ(………)(…口紅…)

テクス「なるほど、ガロードが…」
ジャミル(………)
テクス「何だかんだ言っても、まだ15歳…。やはり、半分は子供だな」
ジャミル「だが、残りの半分は大人だ」
テクス(………)「ジャミル、お前は15の頃…何を考えていた?」
ジャミル「…生きることだけを考えてた」
テクス「そうか…。月と地球で起きた最後の戦争の前後だったな…」「あの時代も…決して良い時代ではなかったが、今よりは遥かにマシだった」
ジャミル(………)
テクス「確か初恋はその頃だったかな…」
ジャミル(………)
テクス「相手は軍属の一人娘。所詮は届かぬ高ねの花だった」
ジャミル「その女性は今…?」
テクス「思い出はここ…当の本人は…」
ジャミル「…月か?」
テクス「もっと高い所。天国だ」
ジャミル「そうか…」
テクス「ガロードを見ていると、何だかあの頃の自分がダブってな。気持ち、有り余るんだよな」「さっきの件、ガロードはお咎めなしだって? そいつはミスジャッジかもしれんぞ」
ジャミル「と、言うと?」
テクス「あいつ、優しくされることに慣れてないようだから…もしも今回の一件に責任を感じているようなら…」「あいつはまた、突っ走るかもしれん」
ジャミル(………)

現在位置 移動中

キッド「随分冷えてきたな…。フォートセバーンに着く前にGXの追加パーツの組み上げをやっとくか」
洸「追加パーツって、あの大きな盾みたいなものか?」
キッド「ああ。ゼータのフライングアーマーやヴィクトリーのダッシュパーツなんかにヒントを得て作ったんだ」
ウッソ「ということは攻防に使える追加パーツってこと?」
キッド「お、さすがにいい勘してるな」
洸「けど、GXはサテライトキャノンがあれば、攻撃用の追加パーツなんていらないじゃないのか?」
キッド「確かにそうだけど、あれはいつでも撃てるってわけじゃねえしな」
ウッソ「それに、市街地戦向きじゃないよね、あの武器は…」
キッド「ああ、敵だってそのことを知ってる。だから、万が一って時のことを考えておきたいんだよ」
洸「万が一?」
キッド「サテライトキャノンのエネルギーとなるマイクロウェーブは月から発射されてるだろ?」
洸「そうか…。月にいるムーンレィスがマイクロウェーブの送信施設を壊せば…」
キッド「サテライトキャノンが撃てなくなる。そうなったらGXの攻撃力は大幅にダウンだ」
洸「…でも、GXが初めてサテライトキャノンを撃ってからだいぶ経つぜ?」「そろそろムーンレィスが送信施設を抑えるか、壊すかしてもいい頃だと思うけど…」
ウッソ(………)「送信施設は月面都市の太陽発電施設も兼ねてるだろうから、壊しはしないでしょうね」
キッド「けどさ、マイクロウェーブの送信を邪魔することぐらいは出来るはずだろ?」
ウッソ(………)(それとも、ムーンレィスがマイクロウェーブ送信施設に手出しできない理由があるんだろうか…?)

〔ノックの音〕
ガロード「ティファ、いないのか? ティファ!」
〔ドアノブを回す音〕
ティファ「…ガロード…」
ガロード「どうしたんだ?」
ティファ(………)
ガロード「食事、持ってきたぜ。ここに置いておくからな」
ティファ「ありがとう…ガロード………ガロード…その…元気だして…」
ガロード「うん? ハハハ…ちょっとヘマやっちゃったな。けど、大丈夫だよ。もう、あんな事はしないからさ」
ティファ「…ええ」
ガロード(………)「なあ、やっぱり感じるのか? 例のニュータイプのこと」
ティファ「ほんの…わずかだけど…」
ガロード「そっか…。ま、あんまり心配すんなよな!」
ティファ「……ガロード…」
ガロード「ん? 何だい、ティファ?」
ティファ「……ううん。何でもない」
ガロード(……?)
「何かあったのかを聞く」
「何も聞かない」


※※「何かあったのか聞く」を選択した場合のセリフ※※
ガロード「何かあったのか、ティファ?」
ティファ「…大丈夫、少し怖い夢を見ただけ。心配しないで、ガロード」
ガロード「…そっか。ほら、俺…ティファの世話係じゃんか。心配するのが仕事みたいなものだからさ」「だから、ついついつまらないことが気になっちゃうんだ」「ティファが大丈夫なら俺的には全然OKって感じ!」
※※「何も聞かない」を選択した場合のセリフ※※
ガロード(何かあったのか聞きたいけど…ティファが自分から心を開いてくれるのを待った方がいいかも)
ティファ(………)
ガロード(そうしなけりゃ、いつまで経っても自分の殻に閉じこもるだけだもんな ここは我慢して、何も聞かずにいよう)
ティファ(………)
ガロード「じゃ…俺、行くから。あ、メシはちゃんと食うんだぞ」

ティファ「ガロード………」
ガロード「?」
ティファ「ガロード、今度もし戦闘になっても…出撃しないって…約束してくれる?」
ガロード「…え? も、もし出撃したらどうなるんだ?」
ティファ(………)「あなたは…負ける」
ガロード「ええっ!?」
ティファ(………)
ガロード「もしかして…フォートセバーンにいるニュータイプが出てくるからか?」
ティファ(………)
ガロード(………)
ティファ…俺、今度戦闘があった時…出撃するよ」
ティファ「!」
ガロード「『俺…信じてるけど…超えてみたいんだ!
ティファ「…ガロード…

現在位置 フォートセバーン近郊

シャギア「どうだ、オルバ…フォートセバーンの様子は?」
オルバ(かなりの数のブレーカーがイノセントの下に集められているよ、兄さん…)
シャギア「やはりな…。だが、いくら数を集めたとて所詮は陸戦型のウォーカーマシン…」「ムーンレィスが持つ汎用のモビルスーツにはかなうまい」
オルバ(いや、ここのイノセントはモビルアーマーらしき機体を持っているようだ)
シャギア「…モビルアーマー…」
オルバ(しかも、それだけじゃない…。基地にはニュータイプの研究施設らしきものがある…)
シャギア「何…!?」
オルバ(イノセントは本格的にニュータイプを戦線へ投入するつもりかも知れないね)
シャギア(………)「オルバ、お前はそのまま監視を続けろ。フリーデンが現れたら私に報告するのだ」
オルバ(わかったよ。で、兄さんは?)
シャギア「私はフォートセバーンの基地の調査を行う」「彼らがどこまでニュータイプの研究を進めていているか調べる必要があるからな…」

現在位置 フォートセバーン市

ノモア「ガリアからフォートセバーンに辿り着いたブレーカーは約半分か…」
カリス「ガリアのイノセントに選ばれた戦士とは言え、所詮はシビリアンです」「その中でも独立心の高いブレーカーが僕達の命令を素直に聞くとは思えませんね」
ノモア「確かにな。ガリア大陸にいるドワスやビエルもあえて彼らの自由意志に任せているフシが見られる」
カリス「…そんな無秩序な戦力が使い物になるのですか?」
ノモア「だが、対ムーンレィスの戦力であることに間違いはない。お前の調整が終了するまでの時間稼ぎにはなる」
カリス(………)
ノモア「それに…あれが完成すれば、我々の目の前に敵は存在しないのだからな」
カリス「ノモア司政官…いえ、ノモア市長。僕は今、強い力の存在を感じています」
ノモア(………)
カリス「おそらく、僕と同じか…それ以上の力を持ったニュータイプ。そして、ガンダム…」
ノモア「お前と同じ力を持った者だと?」
カリス「間違いありません…。いよいよ時が来たのです」
ノモア「いつ果てるともなく続く地球と月の戦争。人々が戦い、傷つけあう…」「そんな愚かな時代を終わらせるには大いなる力が必要だ。それがお前とパトゥーリア…」
カリス「あれを起動させることが出来れば、世界の統一も夢ではないのですね」
ノモア「ただし、それには強大なニュータイプ能力が必要だ」
カリス「はい。だから僕は…」
ノモア「…そうだったな」
カリス「こちらに近づいてくるニュータイプを手に入れましょう。場合によっては武力を必要となるかもしれませんが」
ノモア「構わん…ただし、この計画のことをガリア大陸のイノセントに知られてはいかん。いいな、カリス?」
カリス「わかっています、ノモア市長」(僕の力でこの愚かな戦争を終わらせることが出来るんだ…。僕の力で…!)

現在位置 フォートセバーン近郊

サラ「キャプテン、フォートセバーンのイノセント基地まで約10キロの地点に到達しました」
ジャミル「うむ…」
トニヤ「それにしてもこんなに雪が残ってるなんて…。さすが北部だわ」
ジャミル「よし…フリーデン、機関停止。総員、第2種戦闘配置につけ」
サラ「了解」
豹馬「…ってことは、俺たちゃ出撃態勢のまま待機か」
カミーユ「ジャミル艦長、こちらから仕掛けるんですか?」
ジャミル「いや、しばらく様子を見る。出来れば、ブレーカーを装って基地の中に…」
〔レーダー反応〕
ジャミル「どうした!?」
サラ「こちらへ接近してくるランドシップを発見しました!」
ジャミル「!」
サラ「向こうはすでに戦闘態勢に入っているようです!」」
洸「おいおい、ハナから戦うつもりかよ?」
豹馬「そんな…。フォートセバーンって、ムーンレィスと戦うための戦力が集まってる所だろ?」
ジャミル(………)
豹馬「なのに、どうしてムーンレィスとも戦ってる俺達が攻撃されるんだ?」「もしかして、こっちの正体がバレてるんじゃねえか?」
洸「な、何で!?」
豹馬「理由はわからねえけど、そうとしか考えられねえだろうが?」
カミーユ「やはり、ティファが感じたという例のニュータイプが…」
ジャミル(………)「総員、第1種戦闘配置へ…移行…」
サラ「キャプテン!?」
ジャミル「う…く……」
サラ「キャプテン、どうしたんですか!?」
豹馬「お、おい! 大丈夫かよ、顔が真っ青だぜ!」
ジャミル「き、気にするな…何でもない。それよりもモビルスーツの出撃を…急げ…」
サラ「キャプテン!」
ジャミル(…この頭痛は…やはり……)
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

トニヤ「攻撃してきた!?」
サラ「フリーデン、被弾しました! 居住区に近い所です!」
ジャミル「誰か…ティファを安全な場所へ!」
サラ「私が行きます!」
ジャミル「頼む…!」

ティファ(………)
〔ドアノブを回す音〕
サラ「ティファ! ここは危険よ! 他のブロックに避難…」
ティファ(………)
サラ「口紅を…? あ、あなた…こんな時に何を…」
ティファ(………)
サラ(………)
ティファ(………)
サラ「不愉快だわ…!
ティファ(………)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「僕がニュータイプだ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
ゲラバ「兄貴、あのマシンは…! こないだバザーで見かけたガキどもですぜ」
ホーラ「ゲラバ! 何度言ったらわかるんだ! 艦長と呼べ! 艦長と!!」
ゲラバ「は、はあ…」
ホーラ「俺達はもうブレーカーじゃねえ。イノセントに選ばれた戦士なんだ」
ゲラバ「けどよ…がリア大陸と違ってこの北アメリア大陸にはブルーストーンもねえし…商売上がったりですぜ」
ホーラ「だが、俺達はエルチがいなくてもイノセントと直接取り引きをすることが出来る。今までとは立場が違うんだ」「俺達が何のためにビエルの依頼を受け、海を渡ってこんな所まで来たか忘れるな」
ゲラバ「へい」
ホーラ「俺達はエースなんだ。だから、それらしくビシッと決めてみせろ」
ゲラバ「…でも、やっぱり兄貴は艦長ってガラじゃないですぜ」
ホーラ「あン? どこが!?」
ゲラバ「だから、そうやってすぐに怒るトコが」
ホーラ「………」
ビックマン「おぬしら…無駄口を叩いておる場合ではないぞ」
ホーラ「!」
ビックマン「イノセントとの契約どおり、奴らに攻撃を仕掛ける。くれぐれも足並みを乱すでないぞ」
ホーラ(チッ、ビックマンのじじいめ…。大物だか何だか知らないが、俺達に命令する権利なんてあるのかよ)
ビックマン「ここでの仕事が上手くいけば、ワシらには特権が与えられ…この大陸や別の大陸でも商売をすることができる」「みなの者、ぬかるなよ」
ジャミル「やはり…戦うしかないのか」
ロアビィ「最初から上手く事が進むとは思ってなかったわけだし、正攻法でいくってことでいいんじゃないの?」
ウィッツ「ああ。これでフォートセバーンの連中が俺達の敵だってハッキリしたしな」
カトル「でも、それは僕達が基地の戦力相手に戦わなければならないことを意味しています…」
豹馬「ゴチャゴチャ考えてても仕方ねえ。売られたケンカは買うまでだ! なあ、ガロード!?」
ガロード(………)
豹馬「おい…どうしたんだ、ガロード?」
ガロード(………)(…ティファは…俺が負けると言った)(俺が…負けるだって…?)「いや、俺はティファを守るって決めたんだ。だから、負けられない…! ここで負けたら、またティファが遠くなる!」
オルバ(兄さん、フリーデンとガロードが現れたよ…)(………)(…わかったよ。引き続き、様子を見ればいいんだね…)
<戦闘開始>

<ジュドーvsホーラ>

ジュドー「お? こいつら、ガロードにだまされた連中じゃないか!」
ホーラ「まだそのマシンを売るつもりがあるなら、今からでも遅くはないぜ。ただし、てめえの命もいただくがな!」
ジュドー「ご冗談! そう簡単に安売りしてたまるかよ!」

<ガロードvsホーラ>
ガロード「! こいつは…GXを売り払おうとした時にいた…?」
ゲラバ「てめえ、やっぱりあの時のガキか! よくも俺をだましてくれたな!!」
ガロード「何言ってんの! ああいう時はだまされる方が悪いってね!」

<ガロードVSビックマン>
ガロード「これ以上あんたらにこの大陸で好き勝手やらせてたまるか!」
ビックマン「どこの世界にも身の程知らずの子供はおるということか」

<ジャミルvsビックマン>
ジャミル「対艦戦闘、用意!」
ビックマン「戦艦同士の戦いで、このデラバスギャランは負けん!」

<洸vsビックマン>
洸「お前らの敵はムーンレィスじゃないのかよ!?」
ビックマン「この世界の秩序を乱すのがイレギュラーだというのなら…お前達はワシらの敵じゃ!」

<豹馬vsビックマン>
ビックマン「このマシンはガリアで捕らえたイレギュラーに似ておる…!」
豹馬「俺達のコン・バトラーに似たマシン? ハッ、そいつはボルテスVのことだな!?」
ビックマン「ボルテス…!」
豹馬「ヘッ、その様子じゃ健一達に痛い目に遭わされたようだな。だが、そいつは俺達相手でも同じだぜ!」

<ホーラ撃破>
ホーラ「くそ! せっかくイノセントにもらったライドシップをよくも…!」

<ビックマン撃破>
ビックマン「こ、このビックマンが敗れるのか…!?」

<敵全滅or7EP・勝利条件達成>
ガロード「ティファ、見たか! 俺は…俺は負けねえぜ!」
ティファ「ガロード……」
ジャミル「…ティファ…ガロードは敵と戦っているのではない…」「あいつはニュータイプという言葉と戦っているんだ」
ティファ「はい…」
〔プレッシャー〕
ティファ「!」
ジャミル「!?」
ティファ「来る…」
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「!」
ウッソ「敵の増援!? け、けど…あれは…!」
カリス「……………」
ジュドー「な、何だ…あいつは!?」
プル「すごいプレッシャーを感じるよ、ジュドー…!」
フォウ「こ、この感じは…強化人間…!?」
カリス「あれが…例の戦艦ですか。なるほど、ニュータイプに似た力を持つ者が何人かいるようですね」
ガロード「何!? お前はいったい何者なんだ!?」
カリス「仲間を求めています。邪魔しないでいただきたい
ガロード「仲間だと…? まさか…まさか、お前が…!
カリス「そう…僕がニュータイプだ」「………」
〔カリス、ジャミルへ隣接〕
ガロード「何っ!? 速い!!」
ティファ「!」
カリス(君ですね…名前は…?)
ガロード「やめろぉぉぉぉっ!!」
カリス「ティファ…ティファ=アディールですか…」
〔ガロード、カリスへ接近〕
ガロード「貴様ぁっ!!」
カリス「無理ですよ。たとえガンダムでも僕には勝てません…
ガロード「黙れ! お前がニュータイプなら、なおさら負けられないんだ!!
ティファ(逃げて…ガロード…。今のあなたでは…その人に勝てない…)
カリス「そうですか…では、君を使わせてもらいましょう。ティファを手に入れるために」
ガロード「な…何っ!?」
[イベント戦闘「ガロードvsカリス」]
ガロード「うわぁぁぁぁぁっ!!」
ティファ「!!」
カミーユ「あのモビルスーツ、ファンネルを使った!?」
ウッソ「や、やっぱり…あのパイロットはニュータイプ…!?」
カリス(どうです、ティファ…未来が見えるでしょう?)
ティファ「やめて!!」
洸「ジュドー、ウッソ! あのモビルスーツを抑えるぞ!!」
〔ジャミルに爆発〕
サラ「ああっ!!」
カリス「動かないで下さい…。この艦がどうなっても知りませんよ」
洸「くそっ、フリーデンが…! 手出し出来ない!!」
カリス「まだ僕は手加減しています…」
ガロード「!」
カリス「しかし!」
〔ガロードに爆発〕
ガロード「ぐあっ! うあああっ!!」
ジャミル「ガロード!!」
カリス「特別な力を持たない人間が…この僕に勝てるはずがないんです!」「人々の幸せのため、至福に満ちた世界を築くために…あなたの命を使います…
豹馬「ガロード、どうした!? 返事しろ、ガロード!!」
洸「あいつ…気絶してしまっている…!?」
カリス「先程、君は興味深いことを言いましたね…僕がニュータイプならば負けられないと…」「残念ですが…現実は残酷です。古い人類では…僕には勝てません!」「よく見ていて下さい、ティファ…ガンダムを破壊します!
ティファ「待って!」
カリス「………」
ティファ「あなたの下へ…行きます。それで……いいのでしょう?」
カリス「正しい選択です、ティファ。さあ、僕のモビルスーツに…」
ジャミル「ティファ!」
ティファ「ガロードに伝えてください。さよならと…」
ジャミル「待つんだ! ティファ!!」
〔カリス、基地上へ移動〕
〔敵ユニット離脱〕

ジャミル「く…ティファ…」
トニヤ「ガロード、応答して! ガロード! ダメだわ、あの子やっぱり気絶してる!」
ジャミル「急いでガロードを収容しろ! その後、ここから離脱する!」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

オルバ(…面白い事になったよ、兄さん。GXが敗れ、ティファが連れ去られた…)(………)(そうだよ…あのニュータイプは相当な力を持っている…)(………)(わかったよ、兄さん。フォートセバーンのイノセントに接触するんだね…)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

サラ「キャプテン、どうにか追っ手を振り切ったようです」
ジャミル「そうか…。ガロードとGXは?」
サラ「ガロードは医務室で集中治療を受けています。GXの方は機体そのものに大きな損傷はないようですが…」
ジャミル「…サテライトキャノンが破壊されたんだな?」
サラ「はい……」
ジャミル(………)「そして、我々はティファをも失った…この代償はあまりにも大きい……」
サラ「…はい……」(………)

ちずる「ドクター、ガロードの容体は?」
テクス「かなりの傷を負っているが、命に別状はない。だが、あのニュータイプに負けた心の傷は深いだろう」
ちずる(………)
ロアビィ「俺達もそうだが、力の差を見せつけられたからねえ」
カミーユ(………)
ちずる「しかも…ガロードはティファがさらわれた事をまだ知らないのよ…」
ウィッツ「起きたら、二重のショックってことか」
ロアビィ「ま~た、暴走しなきゃいいけどね…」
テクス「それならまだマシな方だ」
ウィッツ「マシ?」
テクス「今回のことがトラウマになって、モビルスーツに乗れなくなる可能性も否めない」
ウィッツ「あのガロードが? まさか…」
テクス「…前例がないわけではないのでな」
ウィッツ(………)
カミーユ(前例って、もしかして…)
ロアビィ「それにしても、これからあのニュータイプ相手にどうすんのよ?」
ウィッツ「! 待てよ…」「奴のモビルスーツの武器…キュベレイのファンネルってのに似てたよな?」
ロアビィ「あ、ああ…そういえば」
カミーユ(………)
ウィッツ「似たような武器が使えるってことはもしかして…」
ロアビィ「プルやフォウはあいつと同じニュータイプってことか?」
カミーユ(………)
〔通信のコール音〕
テクス「私だ」
サラ「サラです。キャプテンがドクターに至急ブリッジまで上がって来て欲しいと…」
テクス「わかった」

ジャミル「GXの新装備だと?」
キッド「うん。前から考えてはいたんだけど、今やるしかないと思って…」「確かにサテライトキャノンはすっごい武器だけど、強力すぎるし…使えるときも限定されるだろ?」
ジャミル(………)
キッド「何にせよ、さっきの攻撃でGXのサテライトキャノンは使い物にならなくなっちまった」「だから、この際…修理ついでにパーツを換装しちまおうと思ってさ」
ジャミル(………)「…よし、許可しよう」
キッド「やったぁ! じゃ、早速作業を始めるぜ!」
テクス「ジャミル…私に用か?」
ジャミル「ああ…お前達に頼みがある」
【シナリオエンドデモ終了】


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