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No.24
大地の守護神

【シナリオデモ1開始】
現在位置 ゾンダーエプタ

アムロ「ブライト、モビルスーツの改造作業は終了したぞ」
ブライト「ご苦労だったな」
アムロ「これからどうする?」
ブライト「そうだな…。ゾンダーエプタの件も合わせて、イノセントがこの世界で何をしようとしているのか…」「それはおぼろ気ながらわかってきたが…」
クワトロ「我々がこの時代に来た理由、そして元の時代に戻れるかどうかは依然として不明だな」
ブライト「ああ」
クワトロ「ティファの予知もそれに関しては言及されていない」
アムロ「…いっそのこと、海を渡ってイノセントに接触してみるか?」
ブライト(………)
アムロ「ガリアにいた健一の話ではイノセントの黒歴史と呼ばれる過去の地球についての断片的な情報を持っているらしい」
ブライト(………)
アムロ「それに、まだ見つかっていない仲間達もガリアの方にいるのかも知れない」
クワトロ「イノセントに敵視されている我々が海を渡れば戦いは激化する一方だぞ?」
アムロ「俺はイノセントの全ての人間が好戦的だとは思えない。ムーンレィスだってそうじゃないか」
クワトロ(………)「かなりの時間が過ぎたとはえ、私は人の本質をそう簡単に信じることは出来んな」
アムロ(………)
クワトロ「私にはイノセントがザビ家やティターンズと同じく、この世界の独裁を目論む集団に思える…」
アムロ「その考えはわかるが…ブライトはどう思う?」
ブライト「鉄也に言われたとおり、恐竜帝国の活動が気になるな…」
アムロ「連中はあれから動きを見せていないが…?」
ブライト「それだけに不気味だ。彼らに関しては本格的な調査を進めた方がいいかも知れん」
アムロ(………)

マリ「じゃ、大先生達はこのゾンダーエプタに残るの?」
猿丸「かろうじて残っていた基地の地下施設から予備のコンピューターメモリーが発見されたんです」
エリ「ひょっとしたら、黒歴史の秘密が一部なりとも記録されているかも知れない…」
マリ「でも、二人だけじゃ…」
トッポ「大丈夫だよ。おいらにギャリソン、ビューティにレイカもここに残るから」
マリ「あなた達が?」
トッポ「うん。ギャリソンも何か調べたいことがあるんだってさ」
猿丸「この未来世界の秘密を知ることが今後の僕達の行動指針に役立つかも知れません」
マリ「わかったわ。それじゃあ…気をつけてね、大先生」
猿丸「はい。調査結果が出しだい、マリさん達に合流しますよ」
トッポ「そっちも気をつけなよ」

ジュン「鉄也、準備はすんだわ」
鉄也「ジュン、無理をして俺についてくる必要はないぞ」
ジュン「何言ってんの。あたしは子供の頃からあなたと一緒に…所長に育てられてきたパートナーなのよ」
鉄也(………)
ジュン「鉄也が嫌だと言っても、勝手について行くわ」
鉄也(………)「…すまんな、ジュン」
亮「ここを抜け出して、ガリアへ行くのか? 鉄也…」
ジュン「亮…」
鉄也「ああ。俺はチームを組んでるお前達と違って、単独行動の方が性に合ってるからな」
亮「一人で恐竜帝国と戦うつもりか?」
鉄也(………)
亮「鉄也、俺にはお前が何かに焦っているように見える」
鉄也(………)
亮「その焦りがいずれ命取りになるかも知れんぞ」
鉄也「忠告、感謝しておくが…」「俺は悪を倒すためならいつだって命を捨てる覚悟は出来ている」
竜馬「鉄也君…」
鉄也「!」「フッ…。もう一人のリョウも俺を止めに来たらしいな」
竜馬「いや…俺もガリア大陸へ行く」
鉄也「何…?」
ジュン「ハヤトやベンケイ達は?」
竜馬「あいつらに代わりにこの二人を連れて行く」
キエル(………)
ロラン「す、すみません…取り込み中に…」
ジュン「ど、どういうことなの? しかも、ロラン君とキエルさんも一緒で…?」
竜馬「すまない、わけは聞かないでくれ。大事な用があるんだ」
キエル(………)
鉄也「リョウ、どういう風の吹き回しだ?」
亮「そうだ。お前がそんなことを言い出すなんて…」
竜馬「…今は理由を説明できない」
鉄也「まさか、恐竜帝国と戦うのが怖くなったワケじゃあるまいな?」
竜馬「そんなことはない!」
鉄也「だったら、理由は何だ?」
竜馬(………)
亮(…竜馬が単独行動を取らなければならないほどの理由とは何だ…?)
〔警報〕
ロラン「!」
鉄也「敵襲か…!?」

トーレス「2時の方向、30キロの海上に未確認飛行物体の集団を発見!」
ブライト「こちらへ向かっているのか!?」
サエグサ「いえ、ガリア大陸方面を目指しています」
ブライト「ガリアへだと…?」
トーレス「識別できました! 飛行物体は戦闘獣です!」
アムロ「戦闘獣…!」
〔機体の発進音〕
トーレス「!? 鉄也が出撃しました!」
ブライト「何!?」
アムロ「ブライト、俺達も追撃しよう。やはり、あの大陸には何かがある」
クワトロ(………)
ブライト「…そうだな。本艦はこれより戦闘獣の追撃に移る! 他の艦にも伝達しろ!」
サエグサ「了解! アーガマ発進します!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
「大地の守護神」


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

鉄也「追いついたぞ、戦闘獣め。やはり、俺がにらんだとおりこのガリア大陸には何かあるようだな」
ジュン「鉄也、あれを見て!」
ダンテ「フフフ…やはり追って来たか、剣鉄也!」
鉄也「あいつは…ダンテか!」
ダンテ「ロンド・ベル隊がこの時代に現れたことはバット将軍から聞いていた…」「その中に剣鉄也…お前が含まれていると知れば、暗黒大将軍やゴーゴン大公もさぞお喜びになるだろう」
鉄也「暗黒大将軍にゴーゴン大公だと! では、ミケーネ帝国の連中も生き延びているというのか!?」
ダンテ「………」
鉄也「……?」
ダンテ「…いずれにせよ、貴様らの存在は我らの計画の妨げとなる」
鉄也「計画だと…!?」(そうえば、恐竜帝国の連中も同じようなことを…)
ダンテ「まんまとこちらの誘いに乗った愚か者め。この機会に貴様を地獄へ送ってやる!」
鉄也「………」「フッ…フフフ…」
ダンテ「何がおかしい?」
鉄也「俺はお前達に会えて嬉しいぜ…」
ダンテ「!?」
鉄也「俺はこの時代に来て、自分の存在意義に迷いが出ていたところだった…」「だが、お前達に出会ったおかげで迷いが少しは吹っ切れそうだ」「何故なら、お前達を倒すことが俺の使命…そして、俺の生きる意味だからな!」
ジュン「鉄也…」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
ジュン「!」
鉄也「…獣戦機隊か」
亮「アーガマが俺達を追ってここへ向かっている。それまでは無茶な真似をするな」
鉄也「………」
沙羅「それよりも亮…。珍しいね、あんたがここまで他人のことを気にするなんてさ」
亮「…誰かのおかげでああいう無鉄砲なやつを放っておけなくなっただけだ」
沙羅「なるほどね…」
忍「チッ…俺達もつくづくお人好しだぜ。命令に違反してまで、自分勝手に飛び出して行った奴を助けるなんてよ」
鉄也「助けてくれと頼んだ覚えはないぜ」
忍「てめえが何やろうが勝手だがな、俺は仲間が無茶やって死ぬところなんざ見たくねえんだよ」「だから、てめえに頼まれようが頼まれまいが、こっちはこっちで好きにやらせてもらうぜ!」
鉄也「………」
雅人「ったく、素直に心配だって言えないのかな」
忍「うるせえ! 行くぜ!!」

<4PP・味方援軍2登場>
〈出撃ユニット選択〉
〈出撃ユニット選択〉

ジロン「な、何なんだ、あいつら!?」
ブルメ「いつぞやのマウンテンサイクルに出てきたキカウジュウってのに似てるな」
ラグ「あんなのがあたし達の住んでるところに何の用があるっての!?」
健一「あいつらは戦闘獣…! まさか、マウンテンサイクルから出てきたのか?」
洸「いや、健一さん…あれは本物だぜ」
健一「どういうことだ?」
洸「つまり、恐竜帝国と同じで…地底から出てきた本物ってことさ」
健一「!」
甲児「鉄也さん! どうして一人で飛び出すような真似をしたんだ!?」「相手が戦闘獣なら、俺達にとっても敵なんだぜ!?」
鉄也「………」
甲児「鉄也さん…?」

<ダンテ撃破or7PP・敵増援1出現>
※※ダンテ撃破の場合、セリフ追加※※
ダンテ「お、おのれ…だが、奴らをおびき寄せる作戦は完了した…!」「ここはひとまず…」「!? こ、この反応は…」「……!」「ま、間違いない…この反応は奴らの…かつて大地の守護神と呼ばれた奴らのものだ…!」
鉄也「奴らだと…!?」
ダンテ「何と言うことだ…一刻も早く帰還して、このことを帝王ゴールと暗黒大将軍様に報告せねば!」
〔敵ユニット撃破〕
甲児「な、何を言ってやがったんだ、あいつ!?」
カミーユ「奴らの反応がどうとか…いったい、なんのことだ?」
カトル「みなさん、気をつけて下さい! こちらへ接近してくる未確認物体を感知しました!」
フォッカー「何だと!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
忍「な、何だ、ありゃ!?」
豹馬「モビルスーツじゃねえ、巨大ロボット…!? けど、この大陸にいるってことは…」
コウ「ジロン、あれはウォーカーマシンなのか!?」
ジロン「いや、あんなの知らないぞ!」
イサム「どっちかって言うとありゃスーパーロボットじゃないの?」
※※ダンテ撃破の場合のセリフ※※
ゼンガー「……………」「我はゼンガー…ゼンガー=ゾンボルト。メイガスの剣なり」
甲児「ゼンガー? メイガス? 何のことだ!?」
豹馬「あいつ、敵なのか!?」
フォッカー(ゼンガーだと…?)
鉄也(ダンテはあのロボットのことを知っていたのか? それにメイガスとは何のことだ…?)
ゼンガー「………」
デュオ「お、おいおい…あのマシン、こっちをにらんでやがるぜ…」
ブルメ「ああいうタイプって…問答無用で襲って来るのがパターンなんだよな」
ボウィー「ごもっとも」
お町「そんなこと言ってると、ホントにあたし達を敵だと思ってこっちに向かってくるかも知れないわよ」
キッド「お町、不吉なこと言うなよ。俺達、一仕事終えたばっかりだぜ? どうしてまた、そんなこと…」
お町「もちろん、女の勘って奴よ」
ゼンガー「………」
ボウィー「おろ? 様子がおかしいですなあ…こりゃ、ひょっとするとひょっとするかもよ」
ゼンガー「……識別終了…」「我が主の聖域に立ち入るものは何たりとも許さん」「侵入者の破壊命令を実行する!」
キッド「ゲ!」
ブルメ「ほら来た!」
※※7PPの場合のセリフ※※
フォッカー「それよりも…奴は敵なのか!?」
ゼンガー「……………」
ダンテ「き、貴様は…まさか!」
ゼンガー「我はゼンガー…ゼンガー=ゾンボルト。メイガスの剣なり!」
甲児「ゼンガー? メイガス? 何のことだ!?」
ダンテ「ば、馬鹿な…! 貴様らはあの時、滅びたはずだ…!!」
フォッカー(ゼンガー…!?)
鉄也(ダンテはあのロボットのことを知っているのか? それにメイガスとは何のことだ…?)
ダンテ「ま、まさか…奴らまで生き延びていたとは…!!」
ゼンガー「我が主の聖域に立ち入る者は何人たりとも許さん!」「破壊命令を実行する!!」
〔ゼンガー、ダンテへ隣接〕
[イベント戦闘「ゼンガーvsダンテ」]
ダンテ「お、おのれ…! かつて大地の守護神とうそぶいただけのことはある…!」
ゼンガー「メイガスに仇なす者には死を!」
ダンテ「ぐうう…奴らが生きていたことをを帝王ゴールと暗黒大将軍様にお伝えせねば…!!」
〔敵ユニット離脱〕
ゼンガー「……………」
ロラン「す、凄い…!」
甲児「な、何て奴だ…一撃でダンテを…!」
豹馬「タ、タダもんじゃねえぞ、あいつ…」
カミーユ「だが、戦闘獣に攻撃を仕掛けたということは…味方なのか?」
キース「な、何か嫌な予感がする…」
ゼンガー「………」
デュオ「お、おいおい…こっちをにらんでやがるぜ…」
ブルメ「ああいうタイプって…問答無用ってのがパターンなんだよな」
ボウィー「ごもっとも。俺ちゃん、ああいう力押しの奴って苦手なんだよね…」
お町「そんなこと言ってると、こっちに向かってくるかも知れないわよ」
キッド「勘弁してくれよ。あんなの敵に回したら命がいくつあっても足りねえぜ」
ゼンガー「………」
ボウィー「おろ? 様子がおかしいですなあ…こりゃ、ひょっとするとひょっとするかもよ」
ゼンガー「侵入者の破壊命令を続行する!!」
ブルメ「ほら来た!」
キッド「だから、言わんこっちゃない!」

豹馬「みんな、気をつけろ! こっちに向かって来るぞ!!」

<ゼンガーHP規定値以下or規定PP>
ゼンガー「…………」
ロラン「動きが止まった…!?」
甲児「今度は何をしようってんだ!?」
ゼンガー「…退却命令を確認。戦闘を中断する…」
〔敵ユニット離脱〕
甲児「逃げやがった…!」
※※熟練度17以下の場合、セリフ追加※※
キッド「やれやれ、面倒なことになる前にいなくなってくれて良かったぜ…」

忍「いったい何なんだ、あの野郎は?」
※※熟練度18以上の場合のセリフ※※
甲児「ダンテはあいつのことを知ってたみてえだが…」
日吉「じゃあ、ミケーネ帝国の仲間なのかな…」
十三「そりゃ違うやろ。どちかって言うと、あいつらの敵みたいな感じやったで」
マサキ「だったら、何で俺達に攻撃を仕掛けてくんだよ?」
十三「そんなん、ワイが知るかいな」
小介「それにしても…凄いパワーを持ったマシンでしたね…」
フォッカー「………」「…よし、ひとまず作戦は終了だ。帰投するぞ」
カトル「いえ、待って下さい! 新たな未確認物体を感知しました!」
忍「何っ!? またかよ!!」
※※熟練度17以下の場合のセリフ※※
甲児「俺が知るかよ」
フォッカー「………」
甲児「それよりも、戦闘獣だ。奴だ、何だってこんな所に…」
カトル「待って下さい! こちらへ接近してくる未確認物体を感知しました!」
忍「何っ!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔第3軍ユニット出現〕
アムロ「また見慣れぬマシンだ…しかし、さっきのものとは違う…」
忍「あいつも敵かよ!?」
イーグレット「待って下さい。僕はあなた方の敵ではありません…」
甲児「何だって!?」
アムロ「ならば、君は何者なんだ?」
イーグレット「僕の名前はイーグレット…」「この地を治めるイノセント…メイガスに仕える者です」
ジロン「あんたがイノセントだって!?」
イーグレット「はい、そうです」
アイザック「………」「先程、我々を襲ってきたゼンガーという男もメイガスという名前を出していた」
ボウィー「そうだ、そうだ。メイガスの剣が何とかって言ってやがったぜ」
イーグレット「………」
アイザック「ならば、君も私達を攻撃するため、ここへ現れたと考えるのが妥当だが…?」
イーグレット「ゼンガーはメイガスが治めるこの辺り一帯を守っている番人なのです」「ですから、ここへ来られたあなた方を敵と誤認して攻撃を仕掛けたというわけです…」
アイザック「………」
イーグレット「しかし、メイガスが命令を下し…彼を撤退させました」
クワトロ「その理由は?」
イーグレット「僕の主…メイガスがあなた方との会見を望んでいるからです」
クワトロ「………」
イーグレット「それに…僕達の所にはあなた方の仲間がいます」
クワトロ「何…!」
イーグレット「その方達の名はホワン=ヤンロン、テュッティ=ノールバック…」
マサキ「!」
イーグレット「そして、ウェンディ=ラスム=イクナート。彼らはあなた方の仲間ですね?」
ミオ「ヤンロンやウェンディがあんた達の所にいるって!?」
セニア「本当なの!?」
イーグレット「ええ…そして、僕はあなた方をメイガスの下へご案内するためにここへ来たのです…」
マサキ(………)(その中に…リューネは…いないのか?)
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

現在位置 ガリア大陸西部

ブライト「それで、イーグレットと名乗った少年は?」
エマ「あのマシンに乗ったまま艦の外にいます」
万丈「とりあえず、こちらで相談する時間はもらいましたが…どうします?」
ブライト(………)
クワトロ「ゼンガーという男に攻撃を受けた以上、あの少年を信用するのは危険だな」
ジャミル「ああ。今の所は大人しくしているようだが、ワナという可能性も高い」
エマ「果たして、あの子が本当にイノセントかどうか怪しいものですね」
マサキ「ちょっと待ってくれよ! テュッティ達がメイガスって奴の所にいるんだぜ!?」「あいつらを迎えに行かねえつもりかよ!!」
クワトロ「そういうわけではないが、あの少年には疑問点が多い。簡単に信用するのは危険だ」
マサキ「この時代の人間がウェンディ達の名前を知ってるわけねえだろう!」「だから、あいつらがメイガスの所にいるのは確実だぜ!」
ジャミル「だが…彼らがメイガスに捕まっているとも考えられる」
マサキ「うっ……!」
アムロ(………)「エルチ、この大陸のイノセントは戦いを嫌っていると聞いたが…」
エルチ「ええ。イノセントの掟で聖域近くでの戦いは固く禁じられています」「ですから、あの人達が自分から攻撃を仕掛けて来るなんて…ありえません」
アムロ「そうか…」
健一「俺はイノセントに会ったことがありますけど、彼らは明らかに様子が違いますね」
カミーユ「しかし、フォートセバーンのイノセントの例もある…」「一口にイノセントと言っても、色々なタイプの人間がいるんじゃないのか?」
万丈「一理あるね。現時点で僕達が持っているイノセントの情報は少ない」「そして、あの少年の主…メイガスというイノセントは何のために僕達に会おうとしているのか…」「そこが大いに疑問だ」
アイザック「だからこそ、情報を得るためにメイガスに会うという方法もある」
万丈「虎穴に入らずんば、虎児を得ず…ってことか」
アイザック「ああ。我々は自分達を取り巻く状況について断片的にしか理解していないからな」「これからどういう行動を取るにせよ、情報を得るということは必要だと思うが…」
アラン「その考えに賛成だな。戦いを制するものは情報だ。現状の俺達は何を敵に回すにしても不利すぎる」「特に恐竜帝国についての情報は無きに等しいのだ」
ブライト(………)「私がアーガマをこの大陸へ向けた理由は我々が感じている疑問を少しでも判明させるためだ」「メイガスという人物に会おう。異論のある者はいるか?」
クワトロ「それが艦長の決断なら従おう」
ジャミル「新たなニュータイプに関する情報が手に入る可能性もある。我々も行こう」
エルチ(………)
ブライト「エルチはどうなんだ?」
エルチ(………)(…正直言って、イノセントの人達がわからなくなってきちゃった…)(でも…あたしはビエル様達イノセントの考えが知りたい…)(………)「あたし達も行きます」
ブライト「決まりだな。エマ中尉、あの少年に連絡を取ってくれ」
エマ「了解です」

竜馬「俺に話とは何だ、ベンケイ?」
弁慶「亮に聞いたんだけどよ…お前、アーガマを抜け出してこの大陸へ行くつもりだったそうじゃねえか?」
竜馬(………)
弁慶「そんなことをして…恐竜帝国との戦いはどうするつもりだったんだよ?」
竜馬(………)
弁慶「多分、ハヤトにはワケを言いにくいんじゃないかと思ってよ…」「俺で良かったら、話してくれないか」
竜馬(………)
弁慶「今まで一緒に戦ってきた仲間の俺にも言えないってのか?」
竜馬「……すまん」
弁慶「なあ…いったいどうしちまったんだ、リョウ?」(………)「わかったよ、リョウ。でも、俺はいつでも相談に乗るぜ。な?」
〔歩き去る足音〕
竜馬(すまん…ベンケイ。本当にすまん)
ロラン「竜馬さん…」
竜馬(………)
ロラン「竜馬さん、もういいです。ディアナ様にわけを話して…みんなにも本当のことを…」
竜馬「いや、それは出来ない」
ロラン「でも、このままじゃ竜馬さんが…」
竜馬「今、みんなは多くの謎に直面して不安になっている」「そんな時にディアナさんのことを話せば余計な混乱を招くだけだよ」
ロラン(………)
竜馬「幸い、俺達はガリアへ来て…メイガスというイノセントにも会うことになった」「上手くいけば、ディアナさんの目的が達成出来るかも知れない」
ロラン(………)
竜馬「ディアナさんが自分で自分の正体を明かせるようになるまで…俺は秘密を守るつもりだ」
ロラン「わかりました。でも、ディアナ様のことは僕に任せて下さい」
竜馬「ロラン君…」
ロラン「僕は月と地球の戦争をなくすために…ディアナ様の理想を実現するために戦うって決めました」「それが矛盾してるのもわかってます。でも、戦いを止めない人がいる以上、仕方のないことなんです」「それに…僕に出来ることはそれぐらいしかありませんから」
竜馬(………)
ロラン「ですから、竜馬さんも竜馬さんがやるべきことをやって下さい」
竜馬(………)(俺がやるべきこと…それは今度こそ恐竜帝国と決着をつけること…)「わかったよ、ロラン君…」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方戦艦出現済み〕
〔第3軍ユニット出現済み〕

イーグレット「みなさん、到着しました。僕達のドームはあそこです」
〔カーソル、ドームを指定〕
ブライト「あれが……」
ジャミル「サラ、周囲に機動兵器の反応はあるか?」
サラ「いえ、ありません」
エルチ「間違いない、あれはイノセントのドームだわ。他のポイントでも同じ形のドームを見たことがある…」
ジロン「じゃ、やっぱりあいつって本物のイノセントなのか?」
エルチ「そうみたいね…」
ラグ「ここもそうだけどさ、イノセントのドームって必ず緑があるんだね」
ダイク「言われてみりゃあ、そうだな」
エルチ「文化的な生活を営む人達ですもの。当然よ」
キエル「…あの、エルチさん」
エルチ「何?」
キエル「私も…ドームの中へ入りたいのですが、よろしいでしょうか?」
エルチ「別に構わないけど…どうして?」
キエル「イノセントの人達がどんな生活をしているか…興味があって」
ソシエ「非戦闘員のお姉様がドームに入ったって、足手まといになるだけでしょ?」
ロラン「あの、僕も一緒に行きますから…」
ソシエ「………」
メシェー「どうしたの、ソシエ?」
ソシエ「何でもないわよ!」
メシェー「もしかして…妬いてんだ?」
ソシエ「妬いてなんかいないわよ!」
メシェー「ふ~ん…」
ソシエ「ねえ、ギャバンさん。さっきの機械人形…出てこないわよね?」
ギャバン「そう願いたいところだな」
イーグレット「では、中にご案内します」
〔イーグレット、ドームへ隣接〕
〔第3軍ユニット離脱〕

ブライト「よし…各艦は第1種戦闘配備のまま、この場で固定だ。ドーム内に入るメンバーは準備を急げ」
【戦闘マップ2終了】


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