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No.8
ヌビアは笑う

【シナリオデモ開始】
ゴーゴン「暗黒大将軍様…暗黒大将軍様!」
暗黒大将軍「何ごとだ、ゴーゴン大公。ワシの眠りを妨げるとは…さては、アルゴスの差し金か」
ゴーゴン「滅相もない」
暗黒大将軍「フン…闇の帝王はまだお目覚めにならず…地上侵略作戦の時もまだ満ちておらんはずだ」
ゴーゴン「申し訳ございませぬ。ですが、暗黒大将軍様のお耳に入れておきたいことがございまして…」
暗黒大将軍「申してみよ」
ゴーゴン「アフリカ大陸中央部の地殻内部に異常事態が発生しております」
暗黒大将軍「異常事態だと?」
ゴーゴン「恐竜帝国の地中プラントが活動を開始し、メカザウルスの生産に入っているようなのです」
暗黒大将軍「確か、Dr.ヘルが恐竜帝国の残存プラントを利用しておったな。奴の仕業ではないのか?」
ゴーゴン「いえ…プラントは自動でメカザウルスを生産しております」
暗黒大将軍「妖魔帝国でもないというのか。では、恐竜帝国が活動を再開したのか?」
ゴーゴン「奴らのマシーンランドがマグマ層から浮上したという情報は入っておりません」
暗黒大将軍「ならば、いったい何だ?」
ゴーゴン「大戦終了後、人間共はアフリカ大陸の地下に巨大な建造物を造ったようです」「恐竜帝国のプラントはそれに反応して活動を開始したのではないかと…」
暗黒大将軍「むう…人間共め。地底世界に足を踏み入れて来るとは見上げた度胸だ」「ゴーゴンよ、直ちにその建造物を調査せよ」
ゴーゴン「承知致しました」

現在位置 カエス基地

ヘンケン「では、ブライト中佐…俺とゴメス大尉はリーンホースでリリーナ王女達をプリベンター本部へ送り届ける」
ブライト「了解しました。我々はダカールへ向かいます」
ヘンケン「うむ。ティターンズはプリベンターに対して防衛網を展開している…」
レディ「苦しい戦いになるでしょうが、ここでティターンズとの決着をつけて下さい」
クワトロ「わかっています」
ヘンケン「増援も出来るだけ手配する。後は頼むぞ」

甲児「お~い、そろそろリーンホースが出発するらしいぜ」
サリィ「じゃあ、私達はドーリアン外務次官と一緒にプリベンター本部へ行くわ」
トロワ「わかった」
ヒルデ「デュオ達はアーガマに残るの?」
デュオ「ああ。もう一仕事しなきゃならねえしな」
輝「リリーナ王女も、どうかお元気で」
リリーナ「一条少尉…ミンメイさん達を必ず助け出してあげてください」
輝「ええ…」
鉄也「リリーナ王女」
リリーナ「はい?」
鉄也「…俺は完全平和主義なんて、単なる理想に過ぎないと思っている」
リリーナ(………)
鉄也「兵器を捨てれば、それで平和になるという考えは間違っているからな」
甲児「お、おい、鉄也さん、何言ってんだよ」
鉄也「何故なら、ミケーネ帝国や恐竜帝国が地上支配を狙っている以上…」「俺達が兵器を捨ててしまえば、平和など奴らに一瞬の内に奪われてしまうからだ」
リリーナ「おっしゃる意味はわかります」
鉄也「だが、王女はさっきの戦いで平和は誰かに与えられるものではないと言った」
リリーナ(………)
鉄也「今までは王女のことを後方にいるだけの人間だと思っていたが…」「あんたはあんたなりの戦いをしていることがわかったよ」
輝「そんな言い方って…」
リリーナ「いえ、いいのです、少尉…」
鉄也「そういう意味で今回はあんた少し見直したぜ」
〔歩き去る足音〕
リリーナ(………)
甲児(………)
デュオ「何だ、あいつ…」
リリーナ「私は気にしていません、あの方は私を励まして下さったのでしょう」
デュオ「そうかなあ。ま、ヒイロと同じで他人に自分の気持ちを伝えるのが下手そうだけど…」
輝「それは言えてるかも…」
ヒイロ(………)
輝「わっ! い、いたのか、ヒイロ…」
リリーナ「ヒイロ…」
ヒイロ「わかっている。次の戦いで終わりにする」
リリーナ「あなたを信じています…」
サリィ「ドーリアン外務次官、そろそろ出発の時間です」
リリーナ「わかりました。では、みなさん…ご武運を」
〔歩き去る足音〕
デュオ「ご武運を、だってさ。以前のリリーナからじゃ考えられない台詞だぜ」
トロワ「彼女は戦いがそう簡単になくならないことを知ったようだな」「だからこそ、彼女には彼女の戦いがあり…俺達の戦いも理解するようになったのだろう」
ヒイロ(………)

サエグサ「艦長、本艦に接近する機体をキャッチしました」
ブライト「所属と機種は?」
サエグサ「プリベンターのブラックウイング他、数機です」
ブライト「よし、受け入れ準備を」

アラン「アラン=イゴール以下7名、ただいま到着しました」
ヴィレッタ「お久しぶりです、ブライト中佐」
ブライト「ヴィレッタ大尉、ムーンクレイドルの件は聞いた。ご苦労だったな」
ヴィレッタ「いえ…あれはヒイロやファ達のおかげです」
ブライト「SRXチームからの参加は君だけなのか?」
ヴィレッタ「他にリュウセイが来ています」
アラン「他の参加者は早乙女研究所の巴武蔵と…」「LTR機構の安西エリ博士、ムトロポリスの猿丸太郎です」
バニング「安西博士…?」
アラン「LTR機構所属の超考古学者です」
ヴィレッタ「彼女はバルマー戦役中、極東支部で龍王機と虎王機の解析作業を担当していた人物です」
バニング「その博士が何故、アーガマへ…?」
アラン「我々に直接伝えたい用件があるとのことです」
バニング(………)
ブライト「アラン、君が連れてきた人間は7人といったな? あとの2人は?」
アラン「それが……」

ウッソ「シャクティ!」
シャクティ(………)
カルル「だぁ、だぁ」
ウッソ「どうしてこんな所に来たの!? しかもカルルも一緒に…!」
シャクティ(………)
ウッソ「シャクティはオデロさん達と一緒にプリベンターの本部にいたはずだろ!?」
シャクティ(………)
ウッソ「ようやく平和に暮らせるようになったのに…何で軍艦なんかへ来たんだよ!?」
シャクティ「…ごめんなさい。私…」
ボス「お、おい、ウッソ…何もそこまで怒らなくてもよ…」
カルル「ふぇぇ…」「うえ…うええええん!」
甲児「ほら、ウッソが大きな声を出すから、カルルが泣き出しちまったじゃねえか」
ウッソ(………)
カルル「うえええん!」
ボス「ほ~ら、カルル! ベロベロベ~だわさ!」
甲児「バーカ、ボスの顔じゃ余計に泣いちまうだろ」
ボス「何だと!?」
甲児「こういうのは任せときなって。俺、小さい子をあやすのはシローの時で慣れてんだ」「ほ~れ、カルル! いないない、ばぁ!」
カルル「うええええん!」
ボス「兜だってダメじゃないだわさ」
ウッソ(………)
マーベット「ウッソ…私もシャクティを止めたのよ。でも、どうしてもここへ来たいって言って…」
ウッソ「マーベットさん、僕らは戦争をやってるんですよ?」
シャクティ「私…ウッソと離れるのが嫌だったの…」
ウッソ「シャクティ…!」
シャクティ「せっかく戦いが終わったのに…またウッソはこの艦に乗ってしまった…」「なんだかウッソがそのまま遠くへ行ってしまうような気がして……」
ウッソ「で、でもさ! プリベンター本部にいれば、身の安全は保証されてたのに…」
マーベット(………)「…そうとも限らないわ。シャクティはアーガマにいる方がいいかもしれない」
ウッソ「どういうこと?」
マーベット「シャクティはバルマー戦役の時、ジュピトリアンの地球クリーン作戦に荷担した者として…」「ティターンズや連邦警察の指名手配を受けているのよ」
甲児「何!? それ、本当なのかよ!?」
シャクティ(………)
ウッソ「…だから…ティターンズはあの戦いの後、僕達が暮らしていたカサレリアを襲って…」「それで、僕達はプリベンターに保護されたんだ…」
マーベット「だから、シャクティはアーガマにいた方がかえって安全かも知れないわ」
ウッソ(………)
マーベット「それに…シャクティの気持ちも察してあげなさい、ウッソ」
シャクティ(………)
ウッソ「で、でも…」
甲児「何をゴチャゴチャ言ってやがんだ。こうなったら、お前がシャクティとカルルを守ってやりゃいいだろうが」
ウッソ「甲児さん…」
甲児「大事な人は自分の手で守る。それが男ってモンだぜ?」
ウッソ(………)「…そうか…そうですよね」
甲児「ああ、そうだ」
シャクティ「ウッソ…」

竜馬「ムサシ…研究所の方は大丈夫なのか?」
武蔵「ああ。早乙女博士も戻って来てくれたしな」「今はイージス計画のため、ミチルさんと一緒に真・ゲッターの調整をやってるぜ」
竜馬「そうか…余程のことがない限り、真・ゲッターロボは使いたくなかったが…地球を救うためなら仕方ない」
武蔵「でも、あの計画が無事に終了したら、また地下に封印するって博士が言ってたよ」
竜馬「ああ、それがいい…あのゲッターは正直言って俺達の手に余る」
武蔵(………)(どうしたんだ、リョウは…まるで真・ゲッターに怯えているみてえだぜ…)
ボス「で、安西博士がいるLTR機構ってのはいったい何なのさ?」
猿丸「連邦政府直属のロストテクノロジー調査研究機構のことで…」「古代文明の失われた技術を調査・発掘する組織ですよ」
洸「俺の父さんもその組織にいたことがあって…海底の遺跡からムートロンエネルギーを発見したんだ」
エリ「ええ、ひびき一郎博士のことはよく存じ上げています」
洸「それで、大先生…ここまで来たってことは調査で何か出てきたのかい?」
竜馬「調査…?」
猿丸「僕はLTR機構からの協力依頼を受けて、安西博士と地下勢力の遺跡調査を行っていました」
ボス「地下勢力って、何だ?」
マリ「妖魔帝国やミケーネ帝国、恐竜帝国など、地下に潜む侵略者のことよ」
猿丸「ええ。バルマー戦役で彼らは完全に滅びたわけではありません。そこでLTR機構が中心となって…」
エリ「彼らの動きを探っていたというわけです」
ブライト「では、その地下勢力に何らかの動きがあったということですか?」
エリ「ええ。この地域の地下に放棄されていた恐竜帝国のプラントが活動を開始したらしいのです」
竜馬「!!」
洸「もしかして…Dr.ヘルの仕業なのか?」
エリ「いえ…彼らは戦後、行方不明のままです」
竜馬「まさか…恐竜帝国が?」
ブライト「しかし、恐竜帝国はバルマー戦役以前に滅亡したのだろう?」
竜馬「いえ…俺達ゲッターチームや甲児君、洸君で滅亡寸前までに追い込んだのですが…」「奴らは本拠地のマシーンランドでマグマ層の中に逃亡したのです」
ブライト(………)
武蔵(………)
マリ「けど、恐竜帝国はバルマー戦役中にも現れなかったし…」
ボス「戦争が終わってからも、奴らが出てきたって話は聞いてないだわさ」
竜馬「だとしたら、いったい…」
猿丸「おそらく恐竜帝国のプラントは地中にある何かの物体に反応し…」「警戒モードか自己防衛モードで自動的にメカザウルスを送り出しているのでしょう」
洸「大先生、地中にある何かって…?」
猿丸「こちらでも正確な位置など、詳しいことはわかってないのですが…」「どうやら人間によって造られた巨大な地下施設らしいんです」
ブライト「巨大な地下施設…?」
ボス「なあ、ムサシ。誰がそんなのを造ったんだ?」
ムサシ「そんなの、おいらに聞かれてもわからねえよ」
洸「その手の話って、月のムーンクレイドルにしろだいたいDCが絡んでるよな」
マリ「言えてるわね」
エリ(………)
洸「もしかしたら、万丈さんが何か知っているかも…」

万丈「え? DCが造った地下施設ですか?」
ブライト「そうだ。心当たりはないか?」
万丈「う~ん……」
レイカ「万丈、もしかして、DC日本支部のデータベースにあったアレじゃない?」
ビューティ「アレって何よ?」
レイカ「ほら、方舟だかアークだか…」
ギャリソン「レイカ様…アーク計画におけるアースクレイドルのことですな?」
レイカ「そうそう、それよ」
エリ(………)
エマ「アーク計画?」
ギャリソン「DCが進めていた種の保存計画の正式名称でございます」「マクロスを始めとする地球脱出艦や月のムーンクレイドルもその計画の一環で造られたものです」
エマ「じゃあ、ムーンクレイドルが月にある人工冬眠施設なら…」
フォッカー「アースクレイドルは地球にある人工冬眠施設ってことか?」
ギャリソン「左様でございます」
万丈「確かに、アースクレイドルの方はアフリカ大陸の地下に建造される予定だったけど…」「あれは計画段階でDC総裁のビアン博士が中止させたんじゃなかったっけ?」
エリ(………)
ギャリソン「おっしゃるとおりです。DCの方にも建造の記録は残っていません」
フォッカー「じゃあ、恐竜帝国のプラントが反応した地下施設ってのはいったい何なんだ?」
エマ「もしかして、シラカワ博士と何か関係があるんでしょうか?」
フォッカー「何でもかんでもあの男に結びつけたくはないところだな」
万丈「地底世界のラ・ギアスと地上を自由に行き来できる彼が…」「アースクレイドルを必要としているとは到底思えないし…」
〔警報〕
ブライト「何だ!?」
トーレス「本艦のコース上にメカザウルスらしき反応多数! 何者かと戦闘をしている模様です!」
フォッカー「恐竜帝国のプラントから出てきた奴か!」
ブライト「正確な位置は?」
トーレス「バルマー戦役時に破棄された連邦軍施設近辺です」
ブライト「このままやり過ごすことは無理そうだな。総員、第一種戦闘配置につけ!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ヌビアは笑う」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

テュッティ「地上に出て、いきなりあんなものに遭遇するなんて…困ったことになったわね」
フレキ「テュッティ様、敵は完全にこちらを標的と定めたようです」
ゲリ「敵データの解析終了…ハ虫類をベースとした生体兵器だと推測されます」
テュッティ(やっぱり、イブン様が開いてくれたゲートから下手に動かない方が良かったみたいね)
プレシア「ね、ね、ミオ。あのデモンゴーレムみたいなのは何なの?」
ミオ「あれはメカザウルス。私が地上にいた頃、何回か見たことがあるよ。要は大きなトカゲね、トカゲ」
ゲリ「いかかがなさいますか、テュッティ様?」
テュッティ「仕方がないわ。敵を迎撃しましょう」「二人共、無茶はダメよ。ミオはザムジードの操者に選ばれたばかりだし…」「プレシアも魔装機の操縦には完全に慣れていないでしょう?」
プレシア「へーきだよ。それに、お兄ちゃんがきっと助けに来てくれるもん!」
ミオ「…道に迷ってなかったらの話だけどね」
テュッティ「いずれにせよ、私達が不必要に長く地上にいるのは好ましくないわ」「マサキにサイバスターを渡して例の件の調査を済ませたら、すぐにラングランへ帰らなくては…」
ミオ「えーっ、そんな!? せっかく地上へ帰って来たのに…」「…と、言っても、ここは日本じゃなくアフリカだけど」
テュッティ「ミオ、ワガママを言ってる場合じゃありません。今回の地上行きは特例中の特例なんだから」
ミオ「せっかく、アンパン好きな野生児に会えるかもしれないって思ってたのに…って、アンパンは関係ないか」
テュッティ「ミオ…!」
ミオ「わかってるよ、テュッティさん。このザムジードに乗って日は浅いけど、魔装機神操者の使命は忘れてないよ」
テュッティ(………)(でも、あなたの実力じゃまだ心配なのよ…)
フレキ「テュッティ様、敵がこちらへ接近して来ます」
テュッティ「わかったわ。セニア様、そちらの方は大丈夫ですか?」
セニア「…サイバスターはオートパイロットで何とか起動させたけど…」「操者とのフィードバック回路を切ってあるから、移動とか戦闘は無理ね」「はっきり言って、今のサイバスターは機装兵以下の性能しか発揮できないわ。それに、ウェンディも一緒だし…」
ウェンディ「ごめんなさい、セニア様。無理を言ってしまって」
セニア「ウェンディ、身体が完全に治ってないんだから、無茶は禁物よ。マサキに会いたい気持ちはわかるけどね」
ウェンディ「…私はただ、サイバスターの調整を完全にしたかっただけです」
セニア「さあ、どうかしら? それはともかく…みんな、サイバスターを守ってね」
テュッティ「わかりました。ミオ、プレシア…サイバスターから離れてはダメよ」
ミオ「オッケー、テュッティさん! まかせといて!」
<戦闘開始>

<3EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ゲリ「テュッティ様、新たな敵が現れました」
テュッティ「あんな物が次から次へと出てくるなんて…地上世界も予想以上に荒んでいるわね」
ゴーゴン「メカザウルスどもめ…地上にも現れておったか」「恐竜帝国の残存プラントがここの地下にあるのはわかっておるが…肝心の地下施設が見当たらん!」「この近くにあるはずだが、何の反応もないとはいったいどういうことだ!?」
プレシア「な、何なの…あれ!?」
ミオ「空飛ぶ洗濯機…なワケないよね」
セニア「やっぱり地上世界は一筋縄ではいかないみたいね」
ゴーゴン「む…あそこにあるのは確か、ロンド・ベル隊におったサイバスターとかいうロボット…」「フフフ…手ぶらで帰るわけにはいかなかったところだ。奴らの首を手土産にしてくれる!」
〔敵ユニット出現〕

<4PP・味方援軍1出現>
〔味方戦艦出現〕
鉄也「ミケロスに戦闘獣…! もしかして、ゴーゴン大公か!?」
健一「メカザウルスだけじゃなかったとはな。奴らめ…また地上侵略作戦を始めるつもりか?」
隼人「いや…それにしては数が少ないぜ。もしかして、奴らは恐竜帝国のプラント起動の原因を調査しに来たのかも知れん」
猿丸「…確かに、それはあり得ますね」
ゴーゴン「ロンド・ベルの残党共か。ちょうどいい、今までの恨みをここで晴らしてやるわ!」
鉄也「フン…俺もお前を逃したままで後味が悪かったんだ。今度こそ貴様らを地底ではなく、地獄に叩き落してやる!」
ゴーゴン「ほざいたな、剣鉄也!!」
マサキ「おい、ヤンロン…」
ヤンロン「ああ。あそこにいるのはガッデスとザムジード…」
マサキ「それに、サイバスター!」
リュウセイ「あれが残り2体の魔装機神か! もしかして、魔装機神4体で合体とか…」
マサキ「しねえよ! Rシリーズじゃあるまいし」
リュウセイ「や、やっぱし?」
ヤンロン「ガッデスはともかく…ザムジードにはいったい誰が乗っているんだ?」
マサキ「それを知ったら驚くぜ、きっと」
プレシア「お兄ちゃん! やっぱり助けに来てくれたんだね!」
マサキ「! プレシア!! お前まで地上に上がって来たのかよ!?」
プレシア「あたしだけじゃないよ。セニア様も一緒だよ!」
マサキ「何だって…? もしかして、サイバスターに乗ってんのは…」
セニア「そう、私よ。ご覧のとおり、サイバスターの修理は終わったわ」
マサキ「ありがてえ!」
ブライト「各機、出撃だ! サイバスターを防衛しろ!」
〈出撃ユニット選択〉
※※リュウセイ出撃の場合、セリフ追加※※
※※熟練度6以上の場合のセリフ※※
リュウセイ「R-1じゃないのが寂しいけど…こいつは訓練時代にも乗ってた機体だからな。行くぜ、ゲシュペンストMK-II!!」
※※熟練度2~5の場合のセリフ※※
リュウセイ「まだしっくり来ねえが、こいつはあのヒュッケバインMk-IIの量産型だ……R-1並に戦ってせるぜ!!」
※※熟練度1以下の場合のセリフ※※
リュウセイ「まだしっくり来ねえが、こいつはあのグルンガスト弐式の量産型だ…R-1並に戦ってせるぜ!!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ミオ「!? 今の声、どっかで聞き覚えがあるわね」


<ゴーゴン撤退or6EP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
ジュドー「な、何だ、ありゃ!?」
カトル「あの戦闘機は…DC日本支部にも現れたヌビア・コネクションのものです!」
カーメン「君達のような英雄に出会えるとは…」「私のデビューに相応しい、記念すべき日だ。ハハハハハハ!
アイザック「お前がカーメン=カーメンか
カーメン「私はヌビア・コネクションの王…カーメン=カーメン」「心して聞け。ヌビアは数千年の歴史の彼方から蘇り始動する。国家はすでに滅びた。ハハハハハ、ハハハハハハハ!
万丈「デキム=バートンを暗殺したのは、お前か!?」
カーメン「そうだ。奴の役目はもう終わったのでな…」「そして、それはティターンズにも同じことが言える」
竜馬「!! お前の目的はいったい何なんだ!?」
カーメン「フフフフ…全ては我が神、大アトゥーム神の導きなり…」
甲児「ワケのわからねえこと言いやがって…どうせ、貴様らの目的も地球の征服ってところだろうが!!」
カーメン「君達などに我らヌビアの大いなる意志を理解することなど出来んよ」
甲児「ほざきやがったな! てめえ、そこを動くなよ!!」
※※熟練度6以上の場合のセリフ※※
カーメン「よかろう…儀式までにはまだ時間がある。君達にヌビアの民となる資格があるかどうか…試してやろう」
※※熟練度5以下の場合のセリフ※※
カーメン「非常に残念だが、君達の相手をしている時間はあまりないのだよ」「私にはこの宇宙にヌビアのための新天地を作り出すという役目が残っているのでね…」
アイザック「新天地だと…!?」
カーメン「そう。それこそが大アトゥーム計画だ」
アイザック「大アトゥーム計画…貴様は何故、それを私達に教える?」
カーメン「最近、我々の計画に何かと関わってくる愚かな者達がいると聞いていたのでね…」「その無謀な熱心さに対するささやかな返礼と思ってくれたまえ」
ボウィー「ありゃ? やっぱり俺ちゃん達のことを知っていらっしゃったのね。ちょっと感激」
キッド「別に好きこのんでヌビアなんかに関わってるわけじゃないんだが…」
カーメン「………」
キッド「ここ最近、あんたらのおかげでひどい目に遭う連中の依頼が増えてるんでね」
ボウィー「そそそ。おかげで商売繁盛でこっちはウハウハって感じだけど…」
お町「手放しで喜べないのよね」
カーメン「フフフ…いいだろう、J9の諸君。この私を止められるものならば、止めてみたまえ」
アイザック「………」
カーメン「大アトゥーム神の導きあらば、悠久の時を経て、また出会うことになるだろう。ハハハハ、ハハハハハハ!」
〔敵ユニット離脱〕
ボウィー「あ~やだやだ。何なのよ、あのキザったらしさは」
キッド「悠久の時を経てって…どういう意味だ?」
お町「これからミイラにでもなりに行くつもりだったりして…」
キッド「………」
アイザック「カーメン=カーメン…奴とはいずれ決着をつけねばならんだろう
※※まだゴーゴン健在の場合、セリフ追加※※
ゴーゴン「とんだ邪魔が入りおったな。まあ、いい。こちらも引きあげだ!」「だが、覚えておくがいい。やがて、我らミケーネ帝国の地上侵略作戦が始まる…」「その暁には、地上をはいずる人間など皆殺しにしてくれるわ!!」
鉄也「その台詞は聞き飽きたぜ。お前達が何度地上に現れようとも…俺達が必ずそれを食い止めてやる!」
ゴーゴン「剣鉄也…貴様の首を奪うまでは俺は絶対に死なん! この言葉、忘れるなよ!」
〔敵ユニット離脱〕


<セニアが攻撃を受ける>
セニア「ちょ、ちょっと! こっちは機体を制御してるだけで精一杯だっていうのに!!」

<アムロvsゴーゴン>
アムロ「ティターンズだけでなく、地下勢力も再び動き出したというのか…!」

<ジュドーvsゴーゴン>
ジュドー「またあんたらかよ! 地上に何回出てきても無駄だってこと、わからないのか!?」
ゴーゴン「その台詞が吐けるのも今のうちだ!」

<デュオvsゴーゴン>
デュオ「ホントにこりねえ連中だな。んじゃ、モグラ叩きと行きますか!!」

<甲児vsゴーゴン>
甲児「Dr.ヘルとのケリはいったんついたからな…今度はお前達の相手をたっぷりしてやるぜ!」
ゴーゴン「Dr.ヘルごときを打ち破ったとて調子に乗るな!」

<鉄也vsゴーゴン>
鉄也「久しぶりだな、ゴーゴン大公!」
ゴーゴン「剣鉄也か! まさか、まだ生きておったとはな!」
鉄也「メカザウルスのプラントを動かしているのはお前か!?」
ゴーゴン「やはり、貴様らもそれを調べに来たのか!」

<竜馬vsゴーゴン>
竜馬「まさか、恐竜帝国と手を組んでいるわけじゃないだろうな!」
ゴーゴン「フン、奴らは未だマグマ層の中でうめいておるわ」「貴様らに倒された己のふがいなさを呪ってな…」

<洸vsゴーゴン>
洸「妖魔帝国と同じようにお前らも地底へ追い返してやるぜ!!」
ゴーゴン「俺達は奴らと違って、今も活動を続けている…間もなく始まる地上侵略作戦は今までの比ではないぞ!」

<洸vsカーメン>
カーメン「ライディーン…その姿は我が神、大アトゥーム神と似ている…」
洸「何だと!?」
カーメン「我がヌビアへ来るなら、歓迎しよう」
洸「馬鹿なことをいうな!」

<豹馬vsゴーゴン>
豹馬「バルマー戦役ん時の中性子爆弾の礼をしてやるぜ!!」
ゴーゴン「あの作戦が成功していれば、今頃貴様らなどは…!」

<健一vsゴーゴン>
健一「俺達がいる限り、お前達に地上は渡さないぞ!」
ゴーゴン「我らミケーネ帝国の戦力を甘く見るな。この間の大戦の時はほんの一部を出したに過ぎん!」

<万丈vsゴーゴン>
万丈「お前達も恐竜帝国のプラントを調べに来たのか!?」
ゴーゴン「よもや、貴様らもそうだとはな…では、あの地下施設はいったい何なのだ?」
万丈(地下勢力側もあれの正体がつかめていないのか…!?)

<万丈vsカーメン>
カーメン「君の噂はかねてから聞いていたよ、破嵐万丈…」
万丈「じゃあ、こっちも聞かせてもらおうか…お前達ヌビアの目的を!」
カーメン「言ったはずだ。全ては大アトゥーム神の導くままに、と」

<J9vsカーメン>
アイザック「ついに姿を現したか、カーメン・カーメン…」
カーメン「君達のことは側近から聞いていたよ、コズモレンジャーJ9。我々ヌビアを何かと調べていたようだな」
アイザック「我々の仕事に幾度となく邪魔を入れてくれたようなんでな…」
カーメン「どうやら、私と君達は戦わなければならぬ宿命のようだ」

<マサキvsゴーゴン>
マサキ「てめえらなんかに俺のサイバスターを壊させはしないぜ!」
ゴーゴン「またとない機会を逃しはせん!」

<テュッティvsゴーゴン>
テュッティ「地上にはあまり干渉したくはないけど…仕方がないわ!」

<ミオvsゴーゴン>
ミオ「何、何!? その虎…もしかしてコスプレなの!?」
ゴーゴン「何をいうか、この小娘が!」

<プレシアvsゴーゴン>
プレシア「お兄ちゃんのサイバスターはあたしがちゃんと守るんだから!」

<ゴーゴン撃破orHP規定値以下>
※※撃破の場合のセリフ※※
ゴーゴン「何と!? 残党とは言え、さすがはロンド・ベルということか!」
※※HP規定値以下の場合のセリフ※※
ゴーゴン「ええい! やはり、こちらの戦力が足りんわ!」

ゴーゴン「だが、覚えておくがいい。やがて、我らミケーネ帝国の地上侵略作戦が始まる…」「その暁には、地上をはいずる人間など皆殺しにしてくれるわ!!」
鉄也「その台詞は聞き飽きたぜ。お前達が何度地上に現れようとも…俺達が必ずそれを食い止めてやる!」
ゴーゴン「剣鉄也…貴様の首を奪うまで俺は絶対に死なん! この言葉、忘れるなよ!」
〔敵ユニット撃破or離脱〕

<カーメン撃破orHP40%以下or敵増援2出現の2EP後>
カーメン「残念だが、時間切れだ」「私にはこの宇宙にヌビアのための新天地を作り出すという役目が残っているのでね…」
アイザック「新天地だと…!?」
カーメン「そう。それこそが大アトゥーム計画だ」
アイザック「大アトゥーム計画…貴様は何故、それを私達に教える?」
カーメン「最近、我々の計画に何かと関わってくる愚かな者達がいると聞いていたのでね…」「その無謀な熱心さに対するささやかな返礼だと思ってくれたまえ」
ボウィー「ありゃ? やっぱり俺ちゃん達のことを知っていらっしゃったのね。ちょっと感激」
キッド「別に好きこのんでヌビアなんかに関わってるわけじゃないんだが…」
カーメン「………」
キッド「ここ最近、あんたらのおかげでひどい目に遭う連中の依頼が増えてるんでね」
ボウィー「そそそ。おかげで商売大繁盛でこっちはウハウハって感じだけど…」
お町「手放しで喜べないのよね」
カーメン「フフフ…いいだろう、J9の諸君。この私を止められるものならば、止めてみたまえ」
アイザック「………」
カーメン「大アトゥーム神の導きあらば、悠久の時を経て、また出会うことになるだろう。ハハハハ、ハハハハハハ!」
〔敵ユニット出現〕
ボウィー「あ~やだやだ。何なのよ、あのキザったらしさは」
キッド「悠久の時を経てって…どういう意味だ?」
お町「これからミイラにでもなりに行くつもりだったりして…」
キッド「………」
アイザック「カーメン=カーメン…奴とはいずれ決着をつけねばならんだろう

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「よし…トーレス、サイバスターを収容する。アーガマをあの基地に着地させろ」
トーレス「了解」
ブライト「ゲッターチームは恐竜帝国のプラントを破壊してくれ」
竜馬「わかりました。ハヤト、ゲッターライガーで地中に潜るぞ」
ハヤト「任せろ」
マサキ「すまねえな、テュッティ、ミオ、プレシア、それにセニアまで…わざわざ地上にまでサイバスターを持って来てくれて」
セニア「あら、サイバスターに乗っているのは私だけじゃないのよ」
マサキ「え…? も、もしかして……」
リューネ「……?」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

竜馬「ブライト艦長、恐竜帝国のプラントの破壊任務、終了しました」
ブライト「ご苦労。それから安西博士、例の地下施設について何かわかりましたか?」
エリ「いえ…この地域の地下には何の反応もありませんでした…」
猿丸「前回、人工衛星からこの辺りを調査した時は地下にかすかな反応があったんですが…」
レイカ「でも、DCにはアースクレイドル建造に関するデータがないんだから…」
エリ(………)
レイカ「何か別のものじゃないの?」
ビューティ「そうそう。さっき出て来たミケーネ帝国の基地とかね」
竜馬「しかし、ゴーゴン大公もこの区域を調査しに来たようだったが…」
アイザック「あるいは、ヌビアの建造物かも知れん」
お町「な~る。そっちの線もあるわね」
エリ「いえ…アースクレイドルだという可能性も捨て切れません」
アイザック「何故、そう言えるのです?」
エリ(………)「実は…アーク計画には私の友人が参加していたのです」
猿丸「え? それは本当なんですか、博士!?」
エリ「ええ…しかし、その友人は最近行方不明になり…」「もしかしてこの辺りにいるのではないかと思って…」
バニング「なるほど、それで博士はわざわざアーガマまで来られたというわけですか」
エリ(………)
レイカ「でも、それだけじゃアースクレイドルが実在する証拠にはならないと思うけど…」
エリ「いえ、行方不明になったのはソフィアだけでなく、アーク計画の主要メンバー全員なんです」
ブライト「ソフィア…? ご友人のお名前ですか?」
エリ「はい…ソフィア=ネート…アーク計画の中心人物です」
ギャリソン「DCでEOTの研究をされていた方ですな。総帥のビアン博士の助手も務めておられたとか…」「しかし、アーク計画が中止された後…確かDCを辞められたと聞いておりますが…」
エリ「ええ。彼女はその後、同じようにDCを辞めたアーク計画のメンバーと共に行方不明になったのです…」
バニング(………)
竜馬「しかし、一部の人間だけで地下に人工冬眠施設を造るのは無理でしょう」
アイザック「デキム同様、ヌビアがアーク計画のメンバーに手を貸していたとすれば、話は別だが…」
ブライト「いったい、何のために?」
竜馬「もしかして、あのカーメンという男が言っていた大アトゥーム計画と何か関係が…?」
アイザック「未確認情報だが、カーメンがDCと接触していたという噂はある…」
バニング「いったい何者なんだ、あの男は…」
ギャリソン「謎多き人物でございます。私の情報網でも彼の動向は調査中です」「最近では連邦政府宇宙開発局のホセシルバ=ヴァレンシア氏と秘密会見を行ったという情報が入っておりますな」
お町(………)
ブライト「秘密会見…何のために?」
ギャリソン「そこまではわかりかねますが…」「ホセシルバ氏はバルマー戦役後の太陽系内惑星の再開発を担当されておられます」
ビューティ「地底と太陽系の惑星か…何かワケわかんないわね」
アイザック「大アトゥーム計画と何らかの関係があると見るべきだな」
ギャリソン「ところで、お町様とホセシルバ氏はお名前が一緒ですが、何かご関係が?」
お町(………)
ブライト「とにかく、我々はダカールへ向かおう」「安西博士、地下施設の調査はその後で構いませんね?」
エリ「はい…」

甲児「さて…マジンガーの補給も終わったし、どうすっかな」「ん? あそこにいるのはマサキか? それに、横にいる女の子は…」(………)
「マサキの所へ行く」
「マサキの所へ行かない」


※※「マサキの所へ行く」を選択した場合のセリフ※※
セニア「へえ~凄いメカがいっぱいあるのねえ! これ、全部地上のメカなの? 凄いわあ」
マサキ「お前…ひょっとして、それが目的で地上まで来たのか?」
セニア「そんな言い方ないでしょ。無人の魔装機神って何かとトラブルが多いからわざわざ地上まで持って来たのに…」
マサキ「とか言って、ホントは改造したノルスのテストも兼ねてんだろうが」
セニア「それもあるけど…ちゃんとした理由があって地上へ来たのよ」
マサキ「ちゃんとした理由…?」
セニア「それにしてもここの格納庫、ホントに凄いわね」
マサキ「あのなあ…」
セニア「ほら、あれなんか魔装機とコンセプトが似てるよ! それに…」
豹馬「あの子…誰なんだ? 相当なメカマニアみてえだけど…」
甲児「ホント。誰かさんと一緒だな」
ファ「あの人、ラ・ギアスのラングランっていう国の王女様らしいわよ」
甲児「ラングランって……ああ、マサキがいた地底の王国のことか」
雅人「へえ…相変わらず俺達の部隊はそういう人種と縁があるよなあ」
セニア「王女っていっても、王位継承権はないからセニアって気軽に呼んでくれていいわよ」「それにしても地上のマシンって、合体変形機構が優秀よね」
カミーユ「人型の形態なのに…見ただけでわかるのかい?」
セニア「もちろん。スラスターとかスタビライザーの取り付け位置とかで大体はね」「ほら、あそこの…額にZって書いてあるマシンなんか凄い変形機構じゃない?」
カミーユ「あのZガンダムは俺が基本設計をしたんだ」
セニア「ホント? ね、ね、良かったら設計図を見せてくれない?」
カミーユ「あ、ああ…いいよ」
セニア「ありがと!!」(うふふ、デュラクシールの参考になるかしら…?)
甲児「…マニアはマニアでもリュウセイとは次元が違うマニアだな」
マサキ「まあ、確かにセニアは情報局の特別監査官だし…魔装機やコンピュータの設計とか自分でやるからな」
ファ「もう! カミーユったら…デレデレしちゃって!」
カミーユ「な、何だよ」
※※「マサキの所へ行かない」を選択した場合のセリフ※※
甲児「やっぱ、邪魔しちゃ悪いかな」「よお、カミーユ! ゼータの整備、手伝おうか?」
カミーユ「いや、いいよ。マックスに手伝ってもらったから、もう終わった」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔歩み寄る足音〕
ロザミィ「お兄ちゃん!」
カミーユ「!?」
ロザミィ「やっぱりお兄ちゃんだ!」
カミーユ「え? な、何!?」
豹馬「カミーユの妹?」
※※「マサキの所へ行く」を選択した場合のセリフ※※
雅人「美人だ…」
※※「マサキの所へ行かない」を選択した場合のセリフ※※
マックス「美人だ…」

ロザミィ「お兄ちゃん、会いたかった…!」
カミーユ「知らないよ、君なんか…」
ロザミィ「変わらないのね、お兄ちゃん…いつもそうやっていじめるんだから」
ファ「あなた、誰なの?」
ロザミィ「ロザミィよ」「あなた、お兄ちゃんの恋人?」
ファ(………)
ロザミィ「そう…私、思ってたんだ。お兄ちゃんの恋人にはあなたみたいな人がいいって…」
ファ「そ、そう…あ、ありがと」「って、違うわ! あなたねえ、この人はカミーユなの! あなたのお兄ちゃんじゃないのよ!」
ロザミィ「どうして? 兄よ」
カミーユ(………)
豹馬「ホントなのか、カミーユ?」
カミーユ「い、いや…それは…」
ファ「何言ってんのよ。私はあなたの幼なじみなのよ!?」
ロザミィ「嘘じゃないよ。ほら、小さい時の写真だってあるもの」
甲児「どれどれ…」
※※「マサキの所へ行く」を選択した場合のセリフ※※
雅人「ホントだ。これ、カミーユだよな…」
※※「マサキの所へ行かない」を選択した場合のセリフ※※
マックス「本当だ。これ、カミーユ君ですね」

カミーユ(………)
※※「マサキの所へ行く」を選択した場合、セリフ追加※※
セニア(…良く出来てるけどこれ、CGで合成されてるわ)

ファ「確かに似てるわ。でも、これが…」
カミーユ(………)
ファ(おかしいと思わないの?)
カミーユ(わかってるからどういう子か観察してるんじゃないか)
ロザミィ「! あれがお兄ちゃんの乗っているZガンダムね?」
ファ「あ、待ちなさい!」
〔走る足音〕
カミーユ(………)(あの子…敵とは思えないが…)(それに…フォウと初めて出会った時のような感じがする………)
※※「マサキの所へ行く」を選択した場合、セリフ追加※※
セニアセニア「そうだ、マサキ…サイバスターのフィードバック回路の調子を見て欲しいんだけど」
マサキ(………)
セニア「どうしたの?」
マサキ「…ウェンディもここへ来てんのか?」
セニア「ええ。サイバスターの調整をギリギリまでやるって言って…聞いてなかったの?」
マサキ「…ああ」
セニア「あ、そっか。マサキが私にサイバスターを預けた時、ウェンディは入院してたもんね」
マサキ「ウェンディ、退院できたのか?」
セニア「まだ完全にってわけじゃないけど…」
マサキ(………)
セニア「じゃ、サイバスターの所へ行きましょ。ウェンディも待ってるわ」


≪「マサキの所へ行く」を選択≫
甲児「何だよ? またリュウセイの奴、新しいロボットに張り付いてんのか?」
十三「ご覧のとおりや」
リュウセイ「いや~、サイバスター以外の魔装機神もカッコいいなぁ。合体しねえのが惜しいけど」
リューネ「あんた、まだそんなこと言ってんの?」
テュッティ「あなたがリューネ=ゾルダークさんね?」
リューネ「そうだけど…」
テュッティ「初めまして。私はテュッティ=ノールバックです」
リューネ「ああ、ヤンロンから話は聞いてたよ。確か、魔装機神ガッデスの操者でしょ?」
テュッティ「ええ、そうよ」
リュウセイ「マジ!? こ、今度ガッデスと一緒に写真を…!」
さやか「またいつもの病気が…」
テュッティ「うふふ…もしかして、あなたがリュウセイ君?」
リュウセイ「え…? 俺のこと、知ってるの?」
テュッティ「マサキから話を聞いてたわ。何でも無類のスーパーロボットマニアだって…」
リュウセイ「い、いや…それほどでも…」
リューネ「それってホメられてるわけじゃないでしょ」
テュッティ「あなた達にはマサキが色々とお世話になったみたいで…私からもお礼を言わせて下さい」
リュウセイ「そんな…こっちこそ色々とお世話しちゃって、まあ、その」
十三「何をワケのわからんこと言うてんねん」
さやか(甲児君と同じで美人にはからきし弱いんだから)
甲児「さやかさん、何で俺をにらんでんだよ?」
〔走る足音〕
ミオ「あ~っ! やっぱり!!」
リュウセイ「な、何だ…?」
ミオ「ひどいわ! 私を捨てて、どこへ行ってたの!?」
リュウセイ「ゲ! あ、あんたは!!」
さやか「リュウセイ君、捨てたって…どういうこと?」
リュウセイ「な、何言ってんだ! 無実だよ! 濡れ衣だよ! 関係ねえよ!!」
テュッティ「あら? あなた達、知り合いだったの」
ミオ「うん。私が地上にいた時、この人に口説かれたことがあるんだ」
さやか「やっぱり…!」
リュウセイ「バ、バカ言え! あれはこいつが…!」
ミオ「エヘヘ…嘘よ、嘘。新宿が機械獣の攻撃を受けた時に助けてもらったの」
さやか「なあんだ」
ミオ「だから、お礼を言いたかったんだ。あの時はありがとね」
リュウセイ「あ、ああ…」
ジュン「師匠、師匠」
ミオ「ん? 何?」
チョーサク「わてらを地上のみなさんに紹介してくれまへんか?」
ミオ「あ、そういや忘れてたね。ごめんごめん」
リューネ「な、何…あんた達?」
ショージ「よくぞ聞いてくれはりました! わてらは…」
ジュン「ジュンでーす!」
チョーサク「チョーサクでーす!」
十三「そこで、『三○春○でございます』やろ!」
ショージ「!! な、何やて!? わての見せ場が盗られてもうた!!」
ジュン「い、今のタイミング…ツッコむ隙もあらへんかったで」
チョーサク「あ、あんさん、タダもんとちゃいまんな?」
十三「フッ…生粋の関西人をナメたらあかんで」
ショージ「こ、今回は最後まで言えると思てたのに…」
さやか「何なの、一体…?」
甲児「そいつら…もしかして、あんたのファミリア…?」
ミオ「そうよ。私共々よろしくね!」
チョーサク「ホンマでしたら、わてらの出番はもうちょっと後のはずですけど…」
リュウセイ(………)(何の姿をしたファミリアなんだろ。ペンギンかな?)
ミオ「あ、言っとくけど、カモノハシだからね、カモノハシ!」
リュウセイ「そ、そりゃ、どうもご丁寧に…」
リューネ(………)「ねえ、テュッティ。ウェンディって人、来てるんでしょ?」
テュッティ「彼女のこと、知ってるの?」
リューネ「うん…クロやシロから話は聞いてたんだ」
テュッティ「気になるの?」
リューネ「そりゃあね、恋のライバルみたいだし。ね、年はいくつ? 美人ってホント?」
テュッティ「年は、確か今27才のハズよ。美人かどうかは…そうね…」「彼女が美人でなかったら、地球上の美人の8割は美人の定義から外れてしまうわね」
リューネ「……つまり、超のつく美人ってことね? でも、年がね……よ~し、若さで勝負っ!!」
さやか「ねえ、ウェンディって誰なの?」
ミオ「サイバスターやガルガードを設計した錬金学士でマサキの憧れの人」
リュウセイ「へえ~あいつ、女の人には縁がないと思ってたけどなあ」
リューネ「ちょっと! それ、どういう意味よ!?」」
さやか「マサキ君の憧れの人ってどんな人なのかしら…」
ミオ「サイバスターの所にいると思うから、行ってみる?」

≪「マサキの所へ行く」を選択≫
ウェンディ「どうかしら、マサキ…」
マサキ「ああ、前よりいい感じになってるぜ。さすがウェンディだな、ありがとよ」
セニア「マサキ、私も調整を手伝ったんだけど…」
マサキ「もちろん、セニアにも感謝してるぜ」
セニア「にも、ってどういう意味?」
プレシア「うふふ…嬉しそうだね、お兄ちゃん。やっぱり、ウェンディさんに会えたから?」
マサキ「な…何言ってんだ。べ、別にそんなの関係ねえよ」
ウェンディ「そうよ、プレシア。私は仕事でサイバスターを持って来ただけで…」
セニア(二人して、照れながら言い訳したってねえ…)
マサキ「だいたい俺はお前がディアブロに乗ってることだってな…」
プレシア「あ、お兄ちゃん…ミオさん達が来たよ!」
ミオ「ヤッホー! どう、マサキ? サイバスターの調子は」
マサキ「何だ、お前ら…みんなして」
さやか「マサキ君の憧れの人に会いに来たの」
ウェンディ「憧れの人って…そんな」
甲児(…こ、この人が…)
リューネ(この人が…う~ん、確かに美人だわ、こりゃ。ホントに27才なの?)
ウェンディ「あら、あなたは?」
リューネ「あたしはリューネ=ゾルダーク! マサキの恋人よっ!」
ミオ「自称、でしょ?」
リューネ「う、うっさいね!」
ウェンディ「あら、マサキ。あなた、素敵な恋人ができたのね。可愛いお嬢さんじゃない」
リューネ「え? 可愛い? ホント?」
マサキ「べ、別に恋人じゃねえよ、こんなの」
リューネ「こ、こんなのはとは何よ、こんなのとはっ!!」
ウェンディ「うふふ、仲がいいのね。うらやましいわ」
マサキ「ところでさ、ウェンディ…身体の方はもういいのかよ?」
ウェンディ「まだ薬を飲まなきゃいけないんだけど…」「大丈夫、マサキがサイバスターのテストを終えるまでは一緒にいるつもりよ」
マサキ「え!? で、でも…いいのか?」
ウェンディ「ええ。私で力になれるなら、喜んで」
マサキ「わ、わりぃな…」
リューネ(こりゃ、あんまりぼやぼやしてられないわね…)
甲児(………)
マサキ「何だよ、甲児…その顔は?」
甲児「い、いや…今日ほどお前がうらやましいって思ったことねえよ」
マサキ「何で?」
甲児「こんなに大勢の美人に囲まれて…いや、ホントうらやましいぜ、まったく」
マサキ「そ…そうかな?」
さやか「ちょっと! 甲児君、それどういう意味よ! あたしじゃ不満なの!?」
甲児「だ、誰もそんなこと言ってねえよ!」
ウェンディ「ふふ…」
マサキ「どうした、ウェンディ?」
ウェンディ「私もあなたがうらやましいわ。地上でもいい仲間の人達に恵まれているのね」
マサキ「…まあね」
ウェンディ「それに、私の知らないマサキを知ってるんですもの。少し妬けちゃうわね」
マサキ(………)
ウェンディ「…って、ごめんなさい。私、何を言ってるのかしら」
リューネ(こりゃ、ホントにうかうかしてらんないわね…)
【シナリオエンドデモ終了】


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