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シーン4共通
No.21
嵐の中で輝いて

<ラスト 宇宙科学研究所>
コロニー落とし阻止の戦力を宇宙へ上げるため、
エルシャンクの燃料、キルハシュウムを取りに
宇宙科学研究所に来たガンドール隊。


サブタイトル
「嵐の中で輝いて」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔第3軍ユニット出現済み〕

シロー「Ez-8、出ます」
ジョウ「俺もエルシャンクの援護で出るぜ」
レニー「そうね」
マイク「あ、みんな待ってよ!」
〔味方ユニット出現〕
ローニン「あんまり張り切りすぎて、怪我すんなよ、ジョウ!」
ジョウ「任せとけって!」
ロミナ「ローニンさま、危険なキルハシュウムをここまで、運んでいただき感謝します…」
ローニン「私とジョウは親友です。これくらいの事はさせていただきますよ」
ガメラン「姫さま。エルシャンク、マイクロワーム航法の準備ができました!」
ロミナ「葉月さま」
葉月「よし、各機出撃し、周囲の警戒にあたってくれ」
〈出撃ユニット選択〉
アレンビー「ドモン…みんな、大丈夫かな?」
ドモン「わからん。地球に降りてから長いからな」
レイン「私たちも…いつか上がらなければならないかも、ね」
葉月「HLVを打ち上げたとき以来だな。あのときは大変だったが…」
アムロ「長官、油断は禁物だ。起こって欲しくないことほど、繰り返して起こるものさ」
葉月「アムロ大尉、おどかさないでくれ」
アムロ「アーガマ隊のころ、ブライトはいつもそんな目にあってたよ」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
カミーユ「そうだ、エルシャンクにはエルピー=プルも乗せているんですよね?」
アムロ「ああ。昏睡状態から醒めないんだ。うわごとでジュドーの名前を呼んでいる…それならジュドーのもとへ送ってやるのが一番だと思ってね」

ロミナ「シャフ、発進まであとどれくらいですか?」
シャフ「あと…5分といったところですね」
ジョウ「ダミアン! 一緒に乗ってる、世間知らずのお姫さんの護衛、しっかり頼むぞ!」
神宮寺「洸ぁ! いざとなったらゴッドバードでコロニーを止めてこい!」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「大介さん、地上での戦いが終わったら、俺も必ず宇宙へ行くと、甲児くんに伝えておいてくれ」
ジュン「鉄也…」

大介「ああ、他のみんなにも、よろしく伝えておくよ。なにより…ぼくがこの命に代えてもなんとかしてみせる…!」
宇門「大介、放射能の傷が癒えたとはいえ、あまり無茶をするんじゃないぞ。マリアちゃんも大介の事、よろしく頼むぞ」
マリア「任せといて。いざとなったらあたしが兄さんと一緒に敵をぶっとばしちゃうから!」
隼人「そういう意味じゃないと思うがな」
竜馬「それくらいがちょうどいいさ、隼人。…これからのことを考えれば」
大介「ああ、力の限り戦うよ。…じゃあ、父さん」
宇門「…大介、みんな…頼むぞ」
マイク「いまいち実感がわかないよな、コロニーが墜ちてくるなんて言ってもさ」
レニー「そうね…でも…」
シロー「実感なんかさせられちゃたまらない」
レニー「アマダ少尉」
シロー「気を抜きすぎだぞ、二人とも、こんなときに限って敵は…」
〔敵ユニット出現〕
チャム「きたぁ! もうシロー! なんてこと言うのよぉ!」
シロー「俺のせいなのか!?」
カミーユ「来るときは来ますよ!」
ノリス「あの戦艦を宇宙へ送り出すつもりか。このタイミングではコロニーの阻止限界点には間に合わないはず…。意図は見えんが、いただく…!」
アムロ「まだこれだけの戦力を隠し持っていたのか!?」
クリス「あのグフ…またいるのね!? 強いからいやなのよね」
バーニィ「ああ、07のカスタムタイプB3…あんなのに乗ってるのは、よほどの変わり者か…」
シロー「…エース、だな。やっかいな…! だけど、あのグフがいるということは…もしかしてアイナも…!」
葉月「あと3分だ! なんとしても研究所内に敵を入れるな!」
キョウスケ「前はエルシャンクが降りてきたときだったな。今度は上がるときに敵襲か…!」
ショウ「水の中をなんとかしないと…!」
弁慶「ゲッター3でいっちょ大暴れしてやるか!」
洸「くそっ、ライディーン!」
万丈「待つんだ、洸くん! ここは任せてもらおう!」
ドモン「この程度の不意討ちに動じるな。…この程度の数…まとめて叩きつぶしてやる!」
ノリス「アイナ様がいらっしゃる前に…片を付けねばならん。あの人は…もうあんなものに乗っていてはいけない方なのだ」
〔ノリス、精神コマンド「気合」使用〕
<戦闘開始>

<4EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
ジョウ「なにっ! シャーマンに…バンクス! こんなときに!」
レニー「狙ったように来たわよ!?」
シャフ「姫さま!」
ロミナ「…おそらく…マイクロワーム航法時のエネルギー周波を探知されたのでしょう。ジョウ…!」
ジョウ「まかせとけ! …と、言いてえが…こりゃ多勢に無勢だぜ」
ノリス「あれは…異星人の無人ロボットか。タイミングがいいのか悪いのか…ええいっ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「くそっ、ぞろぞろと鬱陶しい! まとめて叩きつぶしてやりたいが…!」
ジュン「ひとつひとつ潰していくしかなさそうね」

レニー「マイク! 援護に回れないの!?」
マイク「簡単に言うなよ、レニー!」
ビューティ「万丈! このままじゃやられちゃうわよォ!」
万丈「あわてなさんな、ビューティ。この程度でやられてしまうなら…しょせんそこまでってことさ」
洸「万丈さん、そんなこと言ったって…!」
万丈「とはいえ! なんとかするのがぼくたちの仕事だ! いくぞ!」
チャム「ちょっとショウ!」
ショウ「万丈さんが言ってただろ。…なんとかするしかないんだ、いくぞ!」
ジョウ「間に合わねえ! く…飛影…!」

<5EP・第3軍増援1出現>
[デモムービー「飛影登場」]
〔第3軍ユニット出現〕
飛影「……」
アムロ「むっ、あのロボットは…!」
ジョウ「…飛影!」
ロミナ「飛影!」
アレンビー「きたきたきたぁ! ニンジャだよ!」
※※エル&ベルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ベル「ニンジャってなんだ?」
エル「さあ、分からないわ。地上では突然現れるマシンの事をニンジャって呼ぶのかしら…」

ドモン「フッ、確かにシュバルツといい、突然現れて、いつの間にか姿を消している点は同じだがな」
レイン「そういえばそうね」
チャム「とにかくあれは味方なのォ!」
レイカ「ああっ、あの忍者ロボット…!」
万丈「ほらな、なんとかなるときはなるものさ」
大介「そうか、だから余裕があったのか、万丈くん!」
マリア「も~! 先に言ってよ!」
洸「万丈さん、知っていたんですか!?」
万丈「…ま、まあね」
トッポ「騙されちゃダメだよ、洸兄ちゃん。絶対適当に言っただけだから」
万丈「ま、それはおいといて。助かるよ、忍者戦士!」
キョウスケ「いいところで現れてくれる! 期待してるぞ…!」
ショウ「よし、機動力で勝負だ!」
チャム「負けちゃダメよ! ショウ! マーベル!」
シャフ「ロミナ姫、エルシャンク、出れます…!」
ロミナ「…緊急発進…! 葉月さま、行ってまいります」
葉月「ロミナ姫さま、よろしく頼みますぞ…!」
〔ロミナ、発進〕
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「コロニー落とし…なんとしても阻止してくれよ」


<敵12機以下の次EP・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
アイナ「ノリス…!」
シロー「!!」
カミーユ「あれは…ザク頭…!」
ファ「あのモビルアーマー…アマダ少尉の…?」
ノリス「アプサラス。アイナ様、予定よりも早い…! ぬうっ、私がふがいないばかりに!」
アイナ「ノリス…無事でしたか!」
ノリス「はっ、アイナ様。…できることなら、もうそれには乗っていただきたくはなかったが…!」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「この際何機か増えようが同じ事だ。すべて叩きつぶしてやるぞ…!」

アムロ「…やはりジオンはどこか別のところに基地を持っているとしか思えん。しかし…」
シロー「あの機体には…やはりアイナが…?」

<ジョウorレニーorマイク気力110以上>
※※ジョウと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「黒獅子合体」]
〔ジョウ、合体〕
ジョウ「飛影…来たか! 合体だぜ!」
※※レニーと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「鳳雷鷹合体」]
〔レニー、合体〕
レニー「飛影が…! よぉし、いくわよっ!」
※※マイクと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「爆竜合体」]
〔マイク、合体〕
マイク「こうなりゃこっちのもんだ! いくぜ!」


<シローvsノリス>
ノリス「むうっ! そんな旧式の寄せ集めでよくやる…!」
シロー「くうっ、負けられないんだ…! この戦い…勝って…俺はアイナと添い遂げる…!」
ノリス「なっ! おまえが…!?」
竜馬「戦闘中だぞ!? いったいなにを」
アムロ「アマダ少尉! 戦いの中で己を見失うなっ! 君も、ぼくと…奴のように…!」
ノリス「フフ…フハハッ! アイナ様…自分は…死に場所を見つけました…!」

<シローがアイナを説得>
シロー「アイナ!」
アイナ「シロー…シロー=アマダ!」
シロー「アイナ…俺はジオンが憎い…! だけど…宇宙で出会った日から…君のことが忘れられないんだ!」
アイナ「…シロー」
葉月「アマダ少尉!? いったいなにを…」
アムロ「葉月長官、ここは彼にまかせよう。ぼくたちが出る幕じゃない」
カミーユ「……」
シロー「アイナ! これが戦争なら…俺たちにはどうしようもないのか!? そんなことはない! 俺たちだから変えられるものがあるはずなんだ!」
アイナ「……」
シロー「いま、俺たち地球人同士が争っている時じゃないんだ! アイナッ!
アイナ「シロー…私も…私も戦います。ともに。…ノリス…ごめんなさい
シロー「アイナ…
〔アイナ、敵から味方へ〕

<アイナがノリスを説得>

ノリス「アイナ様…」
アイナ「ノリス…ごめんなさい。私は…」
ノリス「…いえ、よくご決断なされた。もうあなたはギニアス様の人形ではない…。ご自分の信じる道をお進みなさい。しかし…私は軍人!」
アイナ「ノリス…!?」
ノリス「自分のためでも…サハリン家のためでもなく…私は最後までジオンの軍人です。お離れください、アイナ様。次からは撃たねばならない…」
アイナ「…ノリス…ノリス!」
シロー「……」
ノリス「フフフ…アイナ様の想い人と出会う…面白い人生であった」
アイナ「ノリスーッ!」
ノリス「…滅びゆくもののために。私の役目も終わる」
バーニィ「!!」

<バーニィがノリスを説得>
バーニィ「ノリス大佐っ!」
ノリス「ぬう…おまえは…そうか、サイクロプス隊の…」
バーニィ「滅びゆくもののために…! シュタイナー隊長も同じ事を言って…死んだ…! だけどあんたには、まだやらなければならないことがあるんだろっ!?」
ノリス「……」
バーニィ「守らなければいけないものがわかっているのに、それを捨てて死ぬのが格好いい軍人なのか! そんなのは間違ってる!」
クリス「バーニィ…」
ノリス「やはりおまえは…サイクロプス隊の落ちこぼれだな」
バーニィ「く…!」
ノリス「だが…シュタイナー殿の見る目は間違っていはいなかったようだ。フフ…こんな若造に説き伏せられるとは、な」
アイナ「ノリス…!」
〔アイナ、敵から味方へ〕

<アイナ撃破>

アイナ「…ごめんなさいね…シロー」

<ノリス撃破>
ノリス「ぐくっ…もはやここまで…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
葉月「よし、片づいたな」
宇門「一時はどうなるかと思いましたが…成層圏での、エルシャンクのワープを確認しました。あとは…見守るしかない…」
ジョウ「まったく、いろいろありすぎて目が回ったぜ」
マイク「ロミナ姫…大丈夫かなあ」
レニー「あれでロミナ姫はしっかりしてるとこがあるから大丈夫よ」
アムロ「そういうことだ。もうぼくたちには見ていることしかできない…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「信じるしかあるまい。彼らと同様に…俺たちにもやらねばならんことがごまんとある」
ジュン「そうね。葉月長官、次のポイントへ行きましょう」

葉月「そうだな。それからたった今コン・バトラーチームから通信が入った」
竜馬「お、無事だったか。で、彼らはなんと?」
葉月「キャンベル星人の隠れ家を発見したらしい」
キョウスケ「やはりやつらは地上に秘密基地をもっていたのか。いくらなんでも行動が早すぎる」
隼人「そういうことらしい。まだまだ正念場は続きそうだな」
ドモン「だが、後手後手に回る戦いはもう飽きた。…次はこちらから仕掛けられそうだな」
アレンビー「そうだね。やってやろうじゃないのさ!」
万丈「大荒れだね、どうにも。…だが、最後までこの調子で突き進むしかなさそうだ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

オレアナ「ミーアよ。ガルーダはどこに…?」
ミーア「はい、憎きコン・バトラーVとガンドール隊を地獄へ落とすため、ご自分のロボットを強化しておられるようですが…」
オレアナ「そうですか。帰ってきたときでよい…おまえはクビだと伝えなさい…!」
ミーア「ええっ!?」
オレアナ「職を解くのです。もはやガルーダは大将軍ではない…!」
ミーア「オレアナ様っ!? それはなぜでございます!? ガルーダ様はキャンベル星のためにあれだけ努力しておられます! それを…」
オレアナ「度重なる失敗…地球改造がガルーダの手に負える計画ではないことがわかりました。それに…モニターを見なさい」
ミーア「モニターを…? こ、これは! コン・バトラーV!? なぜここが!?」
オレアナ「…ガルーダの馬鹿者があとをつけられたのです。地上征服は完了しない…あまつさえ我が城の位置を敵に知らせるなど言語道断」
ミーア「そ、それではガルーダ様は…」
オレアナ「近いうちにキャンベル星から新しい司令官がやってきます。その者が大将軍になるのです」
ミーア(ガルーダ様が将軍の地位を追われる…そんなことになれば…誇り高いガルーダ様は生きておいでにはなりますまい…)
オレアナ「わかりましたね…」
ミーア「お願いがございます! オレアナ様!」

ショウ「エルシャンクの打ち上げも無事に終わったし、一安心だな」
マーベル「あれだけ色々あって、無事っていうのかしらね」
チャム「ねえショウ私たち、これからどうすんの?」
アムロ「今、長官がミスマル提督と連絡を取ってるようだし、それによっては、ジャブローに再突入という事になるかもしれないな」
バーニィ「ジャブローもそうだけど、星の屑作戦も気になりますね」
ファ「大丈夫よ。そのためにガンドールの戦力を宇宙に送ったんだから」
カミーユ「ブライト艦長なら…ロンド・ベルならコロニー落としを阻止してくれるさ」
アレンビー「ねね、そういえばさ。ナデシコとかいう戦艦は今どうなってるの?」
万丈「チューリップから、出てきて以来、宇宙で活動していると聞いているが…」
アレンビー「それじゃエルシャンク打ち上げなくても、よかったんじゃないの?」
アムロ「軍とネルガルが共同戦線を張っているとはいえ、ナデシコはネルガルの私的戦艦だからね。なかなかこっちの思うようには動いてくれないよ」
ジョウ「この非常時にそんな勝手な行動認めて、軍も平気なのかよ」
万丈「非常時だからこそ…だと僕は思うよ。今はミスマル提督が仮に司令部を作り、軍を統括しているが、ネルガル重工の協力がなければ、それを維持することも難しいんじゃないかな…僕たちガンドール隊も含めてね」
アムロ「ネルガル…一体なにを考えているのだろうか」

葉月「提督、お話というのは?」
ミスマル「うむ。君たちガンドール隊にやってもらいたい事があってな」
ローニン「先日、ロシアにチューリップが落ちたのはご存知ですか?」
葉月「我々ガンドール隊でも確認しています」
ミスマル「そのチューリップから、木星トカゲの巨大兵器が出現したのだ…」
葉月「巨大兵器…」
ローニン「何度か部隊を送ったのですが、いずれも敵の対空迎撃システムにやられてしまい全滅しているのです」
ミスマル「そこでユリカ、オホンッ…ナデシコが向かったのだが…そのナデシコと連絡がとれなくなってしまったのだ…」
葉月「その迎撃システムにナデシコもやられてしまったと?」
ミスマル「うう、それが分からないんだよ葉月くぅん…な、何とかしてくれないかね…」
ローニン「提督、お気を確かに」
ミスマル「もうユリカの事が心配で心配で…」
ローニン「て、提督」
葉月「……」
ミスマル「オホンッ…すまんな。みっともない所を見せてしまって…」
葉月「い、いえ」
ミスマル「ディストーションフィールドを持つナデシコの事だ、そう簡単に沈む事はないと思うが…」
葉月「それでは我々ガンドール隊は、ナデシコの捜索に向かえばいいのですね?」
ミスマル「私をただの親バカと思ってもらっては困るよ葉月くん。君たちの目的はあくまでも、“ナナフシ”の破壊だ」
葉月「ナナフシ?」
ローニン「我々司令部では、その巨大兵器の事をそう呼んでいます」
ミスマル「ナナフシのレールガンの脅威を放っておくわけにはいかんからな」
葉月「了解しました。これよりガンドールはナナフシ破壊のため、ロシアへ向かいます」
ミスマル「うむ、ついでにユリカたちの事も、よろしく頼むよ葉月くん。あくまでついでに、ついでにな。ついでに絶対だぞ、葉月くんっっ!」
葉月「ふう…分かりました」

ガルーダ「なんだここは…。地下工場にこんなところがあるなど、母上から聞かされてはいないが…。なっ! こ、これは!?」
人工知能「…ガルーダ1号…記憶回路に異常…失敗。廃棄」
ガルーダ「な…なんなのだ? 俺が…たくさん並べられている…?」
人工知能「…ガルーダ2号…キャラクター造形に歪みあり…失敗。廃棄」
ガルーダ「これはなんだっ! いったい俺はどこに来たのだ!」
人工知能「…ガルーダ3号…感情回路を与えたるも、振幅が多く…失敗。廃棄」
ガルーダ「やめろっ、やめろォッ! やめてくれぇっ!」
人工知能「…ガルーダ4号…彼らとの融合をはかるが…失敗。廃棄」
ガルーダ「あんまりだ母上…! 私は…私まで母上の造ったロボットだったのですか! 記憶と感情を与えられ、自分で自分をキャンベル星人だと信じ切っていた、こっけいな機械人形…それがこのガルーダ! 大将軍ガルーダか!」
人工知能「…ガルーダ5号…融合に成功するが短命…失敗。計画そのものを完全廃棄」

ユリカ「で、その新兵器の破壊が今回の任務というわけで~す!」
ジュン「その新兵器の事を司令部では“ナナフシ”と呼んでいる」
アキト「ナナフシ…?」
プロスペクター「節が七つあるから“ナナフシ”。…ここの所の軍のネーミングセンスは良く分かりませんな」
ミナト「ジャブローの音信不通で、大混乱って時に、あんな大型兵器を配備してくるなんて…」「これまでに、連邦軍が3度、破壊に向かったわ…3回とも、全滅…」
プロスペクター「なんと不経済な…」
ユリカ「そこでナデシコの登場っ! グラビティブラストで決まりっ!」
アキト「そうかあ…遠距離射撃かぁ…」
ガイ「なんでぇ、今回は俺様の出番なしかよ!」
アキト「それならそれで、コックになるための勉強するけど」
ガイ「ゲキ・ガンガーのディスクでもみよーぜ! アキト」
エリナ「もう! 出番がないからってだらけないでよね! …でもまあ…安全策かな」
プロスペクター「経済的な面からも賛同します」
メグミ「エステバリスを危険に晒さなくて、すみますからね」
ミナト「回りくどいな~メグちゃん、それを言うなら“アキトさん”でしょ」
メグミ「そ、そうですね」
ミナト「あら~言うわねぇ」
ユリカ「た、直ちに作戦を開始しますっ!!」

???(コロス)「お話はハザード長官から聞きおよんでおります。イルボラ=サロですね」
イルボラ「はっ、それならば話は早い。あの装置を…再び私に貸していただきたいのです」
???(ドン)「……」
???(コロス)「あなたにお貸しすることが、我々にとって有意義なものなのかどうか…ドンはそう申しております。それに一度目は失敗しているはずですね? 地球へ転移した際に」
イルボラ「今回は私が行くだけではありません…あなたがたがロンド・ベルと同じくらい邪魔な存在に思っているガンドール隊…この連中を始末しやすい場所へ放り出します」
???(コロス)「それは…あなたが始末しやすい、ではなくてですか?」
イルボラ「…いえ」
???(ドン)「……」
???(コロス)「まあよい…ドンはそう申しております。これを用いたコマンダーは、確かに前大戦時に倒され、もう使う者もおりません。いいでしょう、あなたに貸し与えます」
イルボラ「ありがとうございます。…必ずや、ガンドール隊を陥れてごらんにいれる」
???(ドン)「……」
???(コロス)「久しく聞かぬ、頼もしい言葉…。ドンは大変お喜びです」
イルボラ「はっ…」(ハザードめ、なぜこのようなやつらと結びついているのだ?)

ルリ「作戦開始まで後、8分30秒」
〔エンジン起動音〕
メグミ「グラビティブラストにエネルギーバイパス回路接続」
ユリカ「エネルギーチャージと共に、山陰からでてグラビティブラスト発射っ! ドーンと決めちゃって下さい!」
ルリ「予定作戦ポイントまで17000」
メグミ「相転移エンジン全システム問題なし」
ミナト「ディストーションフィールド出力13%ダウン。最終セーフティ解除」
ルリ「予定作戦ポイントまで1500…」
〔エンジン起動音〕
ルリ「予定作戦ポイントまで800…」
〔爆発音〕
ルリ「敵弾発射」
ユリカ「ヘ?」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ユリカ「??? …なにか当たった?」
メグミ「ディストーションフィールド消失」
ルリ「被害は18ブロックに及んでいます」
ミナト「相転移エンジン停止!」
ユリカ「え!?」
イネス「きっとナナフシの正体は、重力波レールガンね…」
ユリカ「ヘ?」
ミナト「操舵不能、墜落します」
ルリ「補助エンジン全開!」
イネス「威力はすごいけど、マイクロブラックホールの生成に時間がかかるでしょうから、しばらくは安全だと思うわ」
ユリカ「貴重なご意見、どうも…でもこれから、どうしよう…」
ジュン「やっぱりエステバリスの出番かなぁ」

葉月「以上だ。敵…コードネーム、ナナフシは対空性能を極限まで高めた兵器らしい。つまり…」
アムロ「今回の任務は、陸戦ユニットのみで行ってもらう」
ジョウ「それで俺たちが呼ばれたって事かよ。しゃねえな」
レニー「しゃあねえじゃないでしょ!」
マイク「陸戦だけって事はレニーの鳳雷鷹は待機だね」
クリス「私とバーニィも出撃ですよね?」
シロー「ナデシコが先行してナナフシ討伐に向かっていると聞いていますが?」
葉月「音信不通だ…敵のレールガンにやられた可能性が高い…彼らの捜索も君たちの任務だ」
バーニィ「ナナフシを破壊して、ナデシコを見つければいいんですね?」
葉月「そういう事だ」
アムロ「作戦の指揮はアマダ少尉に任せる」
シロー「はい」
葉月「ガンドールはナナフシの射程外で待機している。ナナフシ破壊後すぐに連絡をしてくれたまえ」
【シナリオエンドデモ終了】


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