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シーン5「百鬼帝国の脅威」編
No.22
気が付けば『お約束?』

<ファースト クルスク工業地帯>
大型兵器ナナフシの破壊とナデシコ捜索のため、
クルスク工業地帯に向かうガンドール隊。ナナフシの
レールガンにやられたナデシコの運命は…!?


サブタイトル
「気が付けば『お約束?』」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
ユリカ「と、言うわけで…エステバリスで地上から接近“ナナフシ”の破壊をおこなってもらいます! 砲戦3陸戦3のフォーメーションでお願いします」
ガイ「なんで、砲戦とか陸戦なんだ? 空戦でとっとと行っちまえばいいじゃねえか?」
ジュン「空からだと、ナナフシの対空迎撃システムに撃ち落されるって言っただろ?」
アキト「地道に陸から行くしかないか…」
ユリカ「作戦指揮はアカツキさん」
アカツキ「了解~」
ガイ「よっしゃぁ! オレ様のエステで、木星トカゲの大型兵器なんざぁやっつけてやるぜぇっ!」
ジュン「張り切るのはいいけど、張り切りすぎてエネルギー切れなんて事にはなんないだろうな?」
ルリ「ナデシコはこの場所から動く事ができないので、供給範囲を出るとエネルギーの供給が受けられません」
アキト「無駄遣いは禁物だな…」
ウリバタケ「バッテリーは積んであるが、無限じゃねぇんだぞ。エネルギー切れでナナフシまでたどりつけませんでした。なんて事になるんじゃねぇぞ」
ヒカル「わかってるってぇ~」
リョーコ「行くぞ! テンカワもたもたするんじゃねぇぞ!」
アキト「ちょ、ちょっと待って」
〔味方ユニット出現〕
ガイ「お~しっ! ナナフシに近づいたら、とにかく撃ちまくりゃあいいんだよな?」
アカツキ「その通り。エネルギー消費の少ないルートで、ナナフシの撃破を目指すんだ!」
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

ガイ「だぁぁ~!」
アキト「どうした!? ガイ!」
ガイ「こんな、敵の出ねえ所を進んでくなんざ、俺の性に合わねぇぜぇ!」
アカツキ「ま、そういうなよ。これも立派な任務なんだからさぁ」
イズミ「私の舞台、似合わない? ショー、にあわない…ククク」
リョーコ「……ったく」
ヒカル「このままだとヤマダさんの活躍は見れそうにないね~」
アキト「出番がないならないで、いいじゃないか」
ガイ「俺はなぁ~もっとこう…」
イズミ「しっ!」
リョーコ「どうした、イズミ!?」
イズミ「来るわっ!」
〔敵ユニット出現〕
ヒカル「もう、いきなりシリアスイズミになるのやめてよねぇ」
人工知能「……」
リョーコ「現れやがったな!」
ガイ「よっしゃ~オレ様の出番だぁ~!」
アカツキ「落ち着きたまえ!」
ガイ「なぬ? なぜ邪魔をする?」
アカツキ「僕たちの目的は、あくまでも“ナナフシ”だ。それを忘れないでくれよ」
アキト「無人兵器に気をとられて、エネルギーや弾数を無駄にするなって事ですね」
アカツキ「そーそ、テンカワくんの言うとおり。というわけで、そこんとこよろしく!」

<3PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
ジョウ「ここか!?」
マイク「ナデシコってあれじゃないの兄貴?」
ミナト「あら? あれってもしかして?」
シロー「こちらガンドール隊シロー=アマダ少尉だ。聞こえるかナデシコ?」
メグミ「ガンドール隊?」
シロー「聞こえているなら返事をしてくれ!」
ユリカ「こちらナデシコ艦長、ミスマル=ユリカです ガンドール隊のあなたたちがどうしてこんなところに?」
シロー「ナデシコが撃墜されたんじゃないかって、ミスマル提督が心配しておられてね」
クリス「それで私たちガンドール隊にナデシコの捜索とナナフシの破壊命令がおりたの」
ユリカ「そうだったんですか…。そんな事をお父様が…」
アカツキ「なかなかいいタイミングじゃないの。僕たちはナナフシの破壊へ向かう! 君たちは周りのトカゲを排除してくれ!」
アキト「ガンドールからの援軍も来てくれたし、なんとかなるか」
ガイ「でもなぁ…どうせなら、俺のスーパーロボットたちが来てくれたら、よかったのに…」
クリス「まあまあ、そういわないの」
バーニィ「リアルロボットだって結構いいだろ? ほら、このザクとか特に」
キョウスケ「おしゃべりはその辺にしておくんだな」
シロー「みんな間違っても、敵の対空攻撃に撃ち落されるんじゃないぞ!」
キョウスケ「空から行ければ、手っ取り早いのだが」
イネス「あと5分ね…」
メグミ「なにがあと5分なんです?」
ルリ「あと5分でナナフシのマイクロブラックホール砲のエネルギーの充填が完了してしまいます」
イネス「もう一度、あのレールガンの直撃を受けたら…ナデシコはおしまいね」
ユリカ「え!? そんなの早く言ってくださいよ!」
イネス「しょうがないでしょ。今わかったんだから」
ジョウ「5分以内に、ナナフシを破壊すりゃ問題ねえじゃねえか」
アカツキ「ずいぶん簡単に言ってくれるじゃないの」
ヒカル「ガンドールからの援軍も来てくれたんだしなんとかなるよきっと」
リョーコ「だといいけどな!」

<ナナフシ破壊・敵増援2出現>
シロー「やったか?」
アキト「くっ、まだだめなのか?」
リョーコ「そんなはずねぇだろ? あんだけぶち込んだんだぜ」
ガイ「こうなったら、俺のガイスーパーナッパーでぇっ!」
キョウスケ「いや、待て」
〔ナナフシに爆発〕
ガイ「アラッ…?」
ヒカル「やったぁ~! 任務完了~!」
ルリ「ナナフシ…完全に沈黙しました」
イズミ「これで、ナナフシの長距離砲の脅威はなくなったわね」
ユリカ「さっすがアキト!」
ガイ「俺様の活躍は?」
〔敵ユニット出現〕
リョーコ「新手かっ!?」
ガイ「なんだぁ?」
グローバイン「あれは…? 巨大なエネルギー反応は、ムートロンのものではなかったか…」
イネス「ムー…トロン?」
ミナト「ねえ…あの敵って、たしか?」
ルリ「敵識別、ギャンドラーです…」
エリナ「もうっ! ブライト艦長は一体なにしてるの!? 宇宙からの敵がじゃんじゃん来てるじゃない!」
ミナト「さすがのロンド・ベルでも、全部の敵を防ぐのは無理よねぇ」
アカツキ「この展開、ちょっとやばくないかい?」
リョーコ「ああ…確かにな…」
ガイ「そいつぅあ違うぜ! 故障で動けずピンチのナデシコォ! 迫り来る敵ッ! かあぁぁぁ! これまた燃えるシチュエーションだぁっ!!」
ルリ「…バカ」
リョーコ「動けねぇのはナデシコだけじゃねーんだよ!」
ヒカル「私たちのエステちゃんのエネルギーも、そろそろやばいよぉ?」
アキト「ナナフシ攻略にエネルギーを使いすぎたか…これじゃ、もたないぞ」
ユリカ「ルリちゃん! ナデシコの修理に後どのくらいかかりますか?」
ルリ「しばらくは無理です。私たちが生きてたのが不思議なくらいですから…」
ユリカ「うぅ…」
アキト「一体どうすれば…」
シロー「葉月長官に救難信号を送った、しばらくすれば来てくれるはずだ」
キョウスケ「それまで、持ちこたえられればいいが」

<ナナフシ破壊の次PP・味方援軍2出現>
〔味方戦艦出現〕
ヒカル「あ、ガンドールだ!」
葉月「みんな無事か!」
ジョウ「あったり前だぜ」
ルリ「ナデシコも…何とか無事です」
葉月「どうやら、間に合ったようだな」
ユリカ「ご協力感謝します! 葉月長官!」
エリナ「ちょっとあんたたち! ゆっくりおしゃべりしてる場合じゃないでしょ!? ギャンドラーがいるの忘れてんじゃないの?」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「すでに出撃の準備は整っている」

ガイ「頼むぜ! 俺のスーパーロボットたち!」
〈出撃ユニット選択〉
プロスペクター「助かりますな艦長」
ユリカ「はい、ガンドールのみなさんが来てくれたなら、とっても安心です」
※※まだグローバイン健在の場合、セリフ追加※※
グローバイン「ぞろぞろと出てきおったな…そなたらの力どれほどのものか試させてもらう」


<ナナフシ撃破の2ターン後PP・味方援軍3&敵増援3出現>
※※まだグローバイン健在の場合、セリフ追加※※
グローバイン「そろそろいいだろう。お遊びはここまでだ…もうここに用は無い…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
レニー「もうっ! 次から次へよくもまあ」
リョーコ「こうなりゃやけだ!」
ヒカル「リョーコが切れた!?」
※※まだグローバイン健在の場合、セリフ追加※※
グローバイン「おぬしらに後は任せたぞ」
キャスモドン「ガデッサー」

???「待ていっ!
[ロム=ストール登場イベント]
???(ロム)「地上に悪が満つるとき、愛する心あらば、熱き魂悪を断つ…人、それを真実という…!
ユリカ「わ! この声!」
※※既にグローバイン撃破の場合のセリフ※※
ロム「剣狼よ我に力をっ!」
※※まだグローバインが生存している場合のセリフ※※
グローバイン「ぬぅ! おぬし、名は何と言う?」
???(ロム)「おまえたちに名乗る名前はないっ!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

[デモムービー「ケンリュウ合身」]
〔味方ユニット出現〕
ガイ「かあぁぁ! 聞いたかアキト!? 熱き魂、悪を断つ! 俺もあんな風に登場してみてぇぇ!」
アキト「た、確かに何度みてもカッコいいけど…自分があの登場するのはちょっと…」
ルリ「あの人たちは、以前火星でお会いした人たちですね」
ユリカ「ロム=ストールさん!?」
ロム「君たちはたしか…火星であった?」
ユリカ「はい…あの節はお世話になりました」
葉月「知り合いなのかね、ユリカくん?」
ユリカ「ロムさんたちには、以前火星でも助けてもらったことがあるんです…」
葉月「もしや、ブライト艦長の言っていた謎の援軍…」
ロム「今はゆっくり話をしている時ではありません。敵を殲滅しなければ…私たちの力お貸しします」
葉月「ご協力感謝します。ミスマル艦長、いけるかね?」
ユリカ「はい。ロムさんたちも来てくれた事ですし。この勢いでやっちゃいましょう!」
※※まだグローバイン健在の場合、セリフ追加※※
グローバイン「きたか、ブルー・ジェット」
ジェット「また会ったな。宇宙での勝負の続きをするか?」
グローバイン「望む所だ…と言いたいところだが…」
ジェット「逃げるのか!?」
グローバイン「わしもギャンドラーの幹部として、やるべき事はやらねばならぬからな…。さらばだ、ブルー・ジェット」

〔敵ユニット離脱〕

<グローバイン撃破orHP30%以下>
グローバイン「ぬう…やるな! 確かに強い…」
キョウスケ「俺達を甘く見ていたようだな」
グローバイン「フッハッハッ、また手合わせ願おうぞ…ガンドール隊」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ユリカ「お疲れ様! アキト!」
メグミ「お疲れ様です! アキトさん」
アキト「やっと、終わった…」
リョーコ「しつこい相手だったな」
ガイ「ま、俺様にかかれば、こんなもんだぜ! があぁはっはっはっはっ」
ヒカル「どんなもんだか…」
アムロ「君たちは一体…?」
ロム「地球の人を余計な事に巻き込みたくはありません…今は、ギャンドラーを追う者とだけ言っておきましょう…」
葉月「君たちの事はブライト艦長から少し聞いているが…」
レイナ「ブライト…? ああ、あのロンド・ベルの艦長さんね?」
葉月「風のように現れ、風のように去っていく、謎の紳士だと聞いています」
ジェット「よかったなレイナ。紳士だってよ」
レイナ「もう、私レディなのに失礼しちゃうわね」
ドリル「男勝りのじゃじゃ馬だって事でしょ?」
レイナ「ドォリィルゥ…」
ジム「まあまあ、お嬢様」
葉月「この地球には、ギャンドラーを含め、目的のわかっていない敵勢力がいくつもあります。ご協力願えないでしょうか?」
ロム「もちろん、宇宙の平和を願うものとして協力は惜しみませんが、我々にもギャンドラーを追うという使命があります」
レイナ「兄さん、そろそろ、行かないと…」
ロム「ギャンドラーの目的はこの地球にあるようです。再びお会いする事があるでしょう。それでは」
ジェット「じゃあな。ジェーーット!」
〔味方ユニット離脱〕
葉月「ブライト艦長の言っていた通り…謎の多い人物だな…」
ファ「悪い人じゃなさそうなのは、確かですね」
シロー「ギャンドラーを追っていると言っていたが…」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

プロスペクター「ガンドール隊のみなさんが来て下さって、ほんとに助かりましたな、艦長」
ユリカ「おかげで私のアキトも無事でした!」
葉月「いや、間に合ってなによりです。それに提督も大変心配されていましたよ」
メグミ「そういうのって、親ばかって言うんですよね」
ルリ「でも、ガンドール隊の人たちが来てくれなければ、私たちやられてました」
シロー「あの敵は、あそこに一体なんの用があったんだろう…」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「なにか目的があったはずです」

イネス「説明しましょう」
ガイ「おっといきなりの登場は、説明おばさん、イネス=フレサンジュ! よっ! 待ってました」
イネス「説明…おばさんは余計よ」
ユリカ「それで、イネスさん?」
イネス「オホンッ、ナナフシはマイクロブラックホール弾の充填のため、かなりのエネルギーを放出していたわ…。あの敵は、そのエネルギー反応を『ある』ものと間違えて…クルスクに現れたものと推測される…」
ミナト「あるものと間違えてって?」
イネス「ムートロンよ」
マリ「ムートロン!? ライディーンのエネルギーにも使われているっていう?」
神宮寺「洸の親父さんが、研究しているってやつか!?」
イネス「古代ムーの超エネルギー“ムートロン”。我々の現在の科学では、解明できない未知のエネルギー。あの敵は、そのムートロンの価値を知っているのかもしれない…」
麗「確かに謎に満ちたムートロンだけど…その価値を異星人が知っているかしら?」
イネス「宇宙にも、ムートロンと私たちが呼んでいるエネルギーがあったら?」
ユリカ「そうなんですか?」
イネス「わからないわ…ただの私の推測にすぎないもの…でも、だとしたら、色々と説明がつかない?」
葉月「うーむ。たしかに貴重なエネルギーを狙う勢力があってもおかしくはないが…それほどのものなのだろうか、ムートロンというのは…」
プロスペクター「ところで艦長。もうミスマル提督に報告はしましたか?」
ユリカ「いっけな~い! お父様に作戦終了の報告をしなきゃ…」

ベンメル「ほほう…これはまた、レアなモビルスーツが手に入ったのう」
コロス「ベンメル…コマンダーベンメル…」
ベンメル「コロス様!?」
コロス「ベンメル…コレクションもいいですが…作戦の方は進んでいるのですか?」
ベンメル「も、もちろんですコロス様…今日もこの通り、地球の輸送機を強奪し、コレク…いえ、メガノイド化するべくこうして、人員を選抜しておったところです」
コロス「…ならば、よいのですが…。ドンも心配されています…」
???(ドン)「……」
ベンメル「オ、オーラ、ドン=ザウサー」

ミスマル「おお~無事だったかユリカァ! 心配したぞ!」
ユリカ「ご心配をおかけしました。お父様」
葉月「我々がクルスクに到着する頃にはすでに、ナナフシはエステバリス隊の攻撃によって沈黙していました」
ミスマル「そうか、葉月くんたちには無駄足を踏ませてしまったか…」
ユリカ「いいえ、ガンドール隊のみなさんが来てくれなければ、ナデシコはギャンドラーにやられていたかもしれません」
ミスマル「ギャンドラーまで現れおったのか」
ユリカ「お父様、ナデシコはこれから、どうすれば?」
ミスマル「本来なら、ジオンの星の屑作戦阻止のため、ロンド・ベルと合流してくれと言いたい所だが、そうもいかん。地上にはこの混乱の中、宇宙で防ぎきれなかったチューリップがいくつか、落ちてきているからな…」
ユリカ「そのチューリップの排除がナデシコの当面の目的ですね」
ミスマル「うむ。ガンドール隊には引き続き百鬼帝国やキャンベル軍などの地下敵勢力の排除に全力を尽くしてもらいたい。ジャブロー奪還は、それからだ」
葉月「了解しました」

葉月「通じたか?」
ファ「駄目です…ミノフスキー濃度と、電磁波による妨害が激しく…艦の位置すら特定することができません」
アムロ「ロンド・ベル隊ですか? 葉月長官」
葉月「うむ…まったく連絡が取れない」
竜馬「長官、コン・バトラーチームは…」
葉月「太平洋の新火山島…そこが本拠地らしい。上空で待機しておくように伝えてある…が」
隼人「彼らのことだ。たぶん我慢できない、な」
弁慶「そりゃそうだろ。敵の本拠地が目の前にあったら、真っ先に飛び込むぜい」
カミーユ「コン・バトラーチームもそうですけど、宇宙の状況がやはり気になりますね」
マリ「廃棄コロニーが落ちてくるなんて…下から支えるわけにもいかないし」
チャム「ねえ、ショウ。前も聞いたけど…コロニーってなに?」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「皆騒いでいるが…私も知らんな」

ショウ「ああ、あとでな、チャム」
チャム「もう! この前もそう言ってた!」
ショウ「難しいんだ、いろいろと!」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
チャム「いいもん、じゃあトッドに訊くもん!」
トッド「うるせえぞ、チビ」
チャム「ああっ! 聞く前に! ベーっだ! このタレ目!」

神宮寺「おチビちゃん、そいつはな…う~む、でかい家みたいなもんだ」
チャム「家? 人が住んでるの?」
神宮寺「そういうこと。かなりの人数だけどな」
チャム「そうか! でっかいお屋敷が落ちてくるのね!」
マーベル「おつかれさま、ミスター神宮寺。チャム、それはねえ…」
ショウ「だから、俺は説明したくなかったんだ」
キョウスケ「…戦っている間に、頭の上からズドン…って事はないだろうな」
クリス「中途半端にコロニーに手を出したら…あり得るかもね」
アムロ「ここで脅かしあっても仕方がない。よし、コン・バトラーチームを援護しに…」
早乙女「こちら早乙女研究所! ガンドール隊! 葉月長官応答願います! こちら早乙女研究所!」
弁慶「博士から!?」
ファ「回線開きます!」
葉月「早乙女博士、いかがしました?」
早乙女「おお、葉月長官! まだ生き残っておりましたな!」
隼人「博士! 縁起でもないこと言わないでくれ! で、なにがあったんだ?」
竜馬「もしかして…ゲッターロボGが完成したんじゃ…!」
バーニィ「ゲッターロボ…G!? あのゲッターロボがさらに強くなるんですか?」
キョウスケ「頼もしいな。…俺の機体もパワーアップしたいが…」
早乙女「リョウくん、半分は当たりだ。だがあと半分は…早乙女研究所に百鬼帝国軍が迫っておる…!」

アレンビー「あれ? ナデシコいっちゃうんだ?」
ドモン「俺たちとは別の作戦行動があるらしい…」
アレンビー「そうなの? せっかく戦力アップかと思ったのに…」
レイン「地上も宇宙も敵は多いわ。今は別々に行動しないと、対処しきれないでしょ」
ジョウ「宇宙か…ロミナ姫…大丈夫かなぁ…」
マイク「兄貴、どうしたんだよ、考え事なんかして。似合わないぜ?」
レニー「ロミナ姫の事でも考えてたんじゃないのぉ?」
ジョウ「そ、そんなんじゃねえよ!」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「へえ、ああいういかにもお姫様…って感じの娘が好みなのね」
鉄也「単に世間知らずなだけだと思うがな」

ジョウ「外野は引っ込んでてくれ! 俺が宇宙に行ったやつらのこと心配してなにが悪いんだよ」
レニー「やつら? 特定のひとりなんじゃない?」
ジョウ「んだよレニー、いやにからむじゃねえか!」
レニー「べっつにぃ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「くだらん言い争いをしている暇があったら、機体の整備でもしろ」
ジュン「鉄也も相変わらず、とことん鈍いわね…」

ドモン「一体なんのことを言っている?」
アレンビー「ドモンには分かんない事だよ」
葉月「ブリーフィングルームにいるパイロット! 直ちにブリッジへあがってくれ! 繰り返す、パイロットはブリッジへ集合せよ」
マイク「ブリッジからだぜ? なにかあったのかな」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「この調子…なにか起こったな」
ジュン「間違いなさそうね。まったくもお…」


ギャリソン「…と、いうわけですな。火星開拓基地長官…ハザード氏とメガノイド…つながっておりますな」
葉月「では、やはりメガノイド復活の手助けをしたのは…」
ギャリソン「左様でございますな。ほぼハザード氏と考えてよろしいでしょう。前大戦時、メガノイドの頭領であるドン=ザウサーとコロスの破壊は確認できませんでしたからな。隠れていたとしたら…おそらく火星開拓基地しかありますまい」
ジョウ「ほらな、葉月長官。やっぱりハザードの野郎、一枚かんでいやがった! っと、このじいさん、誰?」
ギャリソン「私、万丈さまの執事をさせていただいておりますギャリソン=時田と申します。ジョウ=マヤ様ですな。万丈さまにガンドール隊の助けになるようにと申しつけられております。ご用の際はなんなりと」
万丈「他になにかなかったかい? ギャリソン?」
ギャリソン「行方をくらませていたクロッカスですが火星極冠で発見されたようです」
神宮寺「クロッカス? ああ、あのチューリップに吸い込まれたっていう、戦艦だな」
万丈「葉月長官、その事について開拓基地のハザード氏からなにか連絡は?」
葉月「いや、私はもちろん、提督の方にも連絡はないようだ」
万丈「ハザード=パシャも、チューリップには監視をつけているはずだ。気付いていないという事はないだろうな…」
ギャリソン「やはり、なにか裏があると見て間違いないようでございます」
レイン「そのクロッカス乗組員は無事だったんですか?」
ギャリソン「残念ななら、全滅していたとの事です」
葉月「全滅…? それは一体?」
ギャリソン「入手した情報によりますと、クロッカスクルーは有機質とも無機質ともとれる無残な姿で発見されたようです」
マリ「そんな…ひどい…」
麗「想像したくない光景ね」
神宮寺「原因はなんなんだ?」
ギャリソン「おそらく、チューリップに吸い込まれ、ボソンジャンプした事が原因がといわれています」
レニー「チューリップを通ってワープした事が原因…?」
マイク「ん? ちょっとまてよ。ナデシコとかいう戦艦はジャンプしてきたんじゃなかったっけ?」
アムロ「ナデシコにはディストーションフィールドがある。そのおかげで助かったのでは?」
ギャリソン「詳細はわかっておりません」
ジョウ「ま、わかんねえって言っててもしょうがねえ、そんな話のためにここに集まったんじゃねえだろ?」
葉月「そのとおりだ。ここに集まってもらった理由は他でもない、次のポイントについて話し合わねばならん」
〔扉の開閉音〕
シロー「すいません、遅れました」
※※アイナが仲間にいる場合のセリフ※※
アイナ「入ります…」
葉月「遅いぞ! アマダ少尉」
チャム「ひゅーひゅー!」
ショウ「チャム? どうしたんだ?」
チャム「え~、だってシローがね、ショウとマーベルみたいにさぁ」
シロー「!」
アイナ「シロー…だからちゃんと閉めようって…」
マーベル「…戦場じゃないからって、油断は禁物ってことね」
※※アイナが仲間にいない場合のセリフ※※
カミーユ「アマダ少尉…」
アムロ「少尉…気持ちを切り替えろ。…そんな気持ちじゃ、戦場でじゃ死んだ者に引かれるぞ」
シロー「……」

葉月「ゴホン! 説明する。これより行かねばならないポイントは二つ。…キャンベル星人の本拠地を叩くか、早乙女研究所へ先に回るかだ」
キョウスケ「早乙女研究所へ先に向かうべきではないですか?」
ファ「でも、距離的にはコン・バトラーチームの方が近いの」
隼人「そうだな、コン・バトラーVと合流してから、返す刀で百鬼帝国を迎え撃つ…早乙女博士も研究所はそう簡単には落ちないと自負していたからな」
葉月「しかし、その言葉に甘えられるかどうかはわからん。それにゲッターロボGを引き上げてから、キャンベル星人を相手にするのも手だ。コン・バトラーチームは待機させてある」
竜馬「ぼくは後者を取りたいですね。研究所が心配だ」
弁慶「でもよお、リョウ。百鬼の連中がめちゃくちゃ手強かったらどうするんだ? コン・バトラーチーム抜きというのは戦力的に大きいぞ?」
アムロ「そうだな。なんにしてもどちらか決めなければならない…」
神宮寺「まかせるぜ」
ギャリソン「こうしたらいかがでしょうな? 私がありったけの情報をあと数分でとりまとめます。百鬼帝国の動きや、キャンベル星人の規模など、情報はいろいろとございますからな」
葉月「私は研究所へ行ってやりたいが…。時田さん、とりあえず情報収集をお願いします」
ギャリソン「かしこまりました。では端末室へ戻りますので」
レニー「頼りになるおじいさまね」
マイク「ほんと。よし、爆竜の調子を見てくるか…」
ギャリソン「おお、忘れておりました。さきほど…京都にザ・ブーム軍らしき戦闘ロボットが向かっているとか」
ジョウ「なんだって!?」
キョウスケ「選択肢がまた増えたか!」
レニー「忘れてたぁ!? もうっ! 前言撤回!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 宇宙科学研究所 → No21「嵐の中で輝いて」 へ戻る

● 京都 → No23「コマンダーの遺産」 へ進む

  早乙女研究所 → No24「Gの咆哮」 へ進む

  新火山空洞 → No25「大将軍ガルーダの悲劇」 へ進む

  無人島 → No26「裏切りのコレクター」 へ進む


◆ 「第一部 地上激動篇」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦IMPACT」 へ戻る




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