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シーン4共通
シナリオエンドデモ

【シナリオエンドデモ開始】
葉月「それでは、あの赤い機体のおかげで、地上に戻ってこれたと?」
アムロ「おそらくは…」
弁慶「じゃあ、俺たちをバイストン・ウェルに飛ばしたのもアインストって事か?」
竜馬「俺たちを異世界に閉じ込めてしまうつもりだったのか…」
カミーユ「赤い機体のパイロットが言ってましたね…余計なものも連れてきてしまったって」
隼人「本来なら自分たちだけ、地上に戻りたかったんだろうが、なぜだか俺たちも巻き込まれちまった…」
マーベル「私たち地上の人間は、バイストン・ウェルでは、聖戦士と呼ばれます。私たちのような地上人がたくさんいたせいでオーラロードも開きやすくなっていたのかも知れません」
ファ「まだまだ、あの敵についてには分からない事が多いですね」
クリス「私たちが、向こうの世界に行ってる間に地上でなにかありましたか?」
葉月「いろいろあったが、目立ったものはデビルガンダムを撃破した事だな」
弁慶「俺たちが抜けて戦力も厳しいだろうに、よく倒せたな?」
万丈「ドモンくんのおかげでね」
アレンビー「ドモンの?」
キョウスケ「明鏡止水…俺たちには理解できないものかもしれないな…」
アレンビー「そっか、ドモン、とうとうデビルガンダム倒したんだ!」
葉月「取りあえず、一段落といったところか…」

ジョウ「やっぱ、ここが落ち着くよなあ、レニー」
レニー「そうね。ゴラオンもよかったけど、エルシャンクの方が落ち着くわね」
〔扉の開閉音〕
ロミナ「よく無事で戻ってきてくれました…ジョウ」
レニー「ちょっと! 私もいるんですけど?」
ジョウ「まったく、戻ってこれなかったら、どうしようかと思ったぜ。なあレニー」
レニー「もう、気に入ったから、ここで暮らしてもいいぜ、とか言ってたくせに」
ガメラン「いっその事、そうしてくれればせいせいしたんだがな」
ジョウ「けっ、あいにくだったな、ガメ公」
ロミナ「バイストン・ウェルに、ニンジャはいませんでしたか? ジョウ」
ジョウ「ああ、俺たちが出会った人の中には、いなかったけどよぉ」
シャフ「けどなんです?」
レニー「あっちの世界にも飛影が来てくれたの」
マイク「ほんとに? どこでも出てくるんだな飛影のやつ」
ロミナ「やはり、シュバルツさましか、ニンジャの手がかりはないですね…」
シャフ「シュバルツさまは、今どちらに?」
ダミアン「さあね。ドモン=カッシュたちと一緒じゃねえのか?」
マイク「でも…気になるなあ。…シャイニングガンダムをかばって…ひどいダメージを受けてたぜ?」
ロミナ「はい。…大丈夫なのでしょうか」

レイン「…ええ、わかったわ。ドモンにもそう伝えてきます。それじゃあ」
〔通信を切る音〕
ドモン「父さんは!? 父さんは一体どうなったんだ?」
レイン「デビルガンダムの回収を確認しだい、冷凍刑は解除してもらうって…」
ドモン「そうか…よかった…」
アレンビー「これで、私たちの最初の目的は、終わったけど…」
ドモン「ああ、もうここに用はない」
アレンビー「ちょっと、ドモン! まさかここでおさらばなんて言わないよね!」
ドモン「…わかってるさ、アレンビー」
レイン「じゃあ、このままガンドール隊に残るのね、ドモン?」
ドモン「デビルガンダムを倒したとはいえ、師匠はまだ、何かを考えているだろうしな」
レイン「そう、それじゃちょうどよかったわ」
アレンビー「よかったってなにが?」
レイン「父さんがドモンのために新しいガンダムを開発してるの」
ドモン「新しいガンダム?」
レイン「感情エネルギーシステムを強化し、気をエネルギーに変化するマルチプライヤー装備の、まさしくシャイニングガンダムの後継機にふさわしい機体よ」
ドモン「その新たなる力に、俺の明鏡止水が加われば…」
レイン「でも、まだ完成まで時間がかかるって言ってたの」
アレンビー「いいなー。私のノーベルガンダムもパワーアップさせてほしいなあ」
レイン「ねえ。そういえば…あの人は?」
ドモン「シュバルツか? あいつならさっき、なにも言わずに去っていった」
レイン「そう…」
ドモン(俺をかばったときのダメージ…そうすぐには動けるようなものじゃなかったはず…。シュバルツ=ブルーダー…一体何者なんだ?)

ギニアス「…馬鹿な! 私の…私のアプサラスにそんなことをしろというのかッ!」
シーマ「あんたのだろうが私のだろうが関係ないねぇ。これはハマーン様の指示なんだ、拒否権はないんだよ、ギシアス=サハリン技術少将殿?」
ギニアス「ハマーン様が…そんな…馬鹿な…!」
シーマ「わかっておいでだねぇ? 作戦は最終段階に入る。ただでさえわけのわからない侵略者どもに邪魔されているんだ。ガンドール隊とかいうのに上がってこられちゃ、なにかとやっかいなのさ」
ギニアス「…了解…した。ハマーン様にそう伝えろッ…!」
シーマ「おやおや、顔色が悪いよ? それじゃせいぜいがんばっておくれよ。間違ってかわいい嬢ちゃんパイロットを死なせたりしないようにねぇ。技術少将殿? フフフ…」
〔通信を切る音〕
ギニアス「ぬ…ぐう…!」
〔扉の開閉音〕
アイナ「兄様…? いまの通信は…」
ギニアス「アプサラスの完全型の完成にはいましばらくかかる…! 試作型が数機あるだけか…」
アイナ「兄様、私は…もう…」
ギニアス「…アイナ…アプサラスを出す…」
アイナ「!! いったいなにが起きたのです? 兄様?」
ギニアス「コロニーが…地球に墜ちる…!」

アイナ「……」
ノリス「アイナ様…よろしいですかな?」
アイナ「ノリス…」
ノリス「あれが…完成したようですな。どこからの援助を受けてなのか少々引っかかりますが…」
アイナ「まだ試運転まではいっていません。いっそのこと…永久に完成しなければいいのに」
ノリス「アイナ様。アイナ様はなぜここに来られたのです?」
アイナ「兄の夢のため…と言ったらおかしいかしら…?」
ノリス「いえ」
アイナ「お兄様のアプサラスが完成すれば、この戦火は静まります。でも…あれは多くの人命を奪う兵器には違いないのだわ…」
ノリス「サハリン家のためです。私の存在は、これからもサハリン家と共にあります」
アイナ「ありがとう…ノリス。誇りや名誉、血筋、サハリン家の私…まるで人形のよう…」
ノリス「アイナ様…」
アイナ「いいの…ノリス…もう」
ノリス「…生き残った兵たちを…ハマーン様のもとへお送りしたようですな。よく…兄上のギニアス様がご承諾されたものだ」
アイナ「…私が宇宙科学研究所を試作型で落とす…それが条件です」
ノリス「…なんと…! アイナ様…私はどこまでもお供いたします。しかし…」
アイナ「兵たちを…兄の妄執と心中させるわけにはいきません…」
ノリス「アイナ様…」
アイナ「……」
ノリス「強くなられた。恋の…せいですかな?
アイナ「!!」
ノリス「心外ですな。自分とて、木の股から生まれたわけではない。職業軍人の道を選ぶまではね…
アイナ「親代わりのノリスのことを…なにも知らない…」
ノリス「自分が…? アイナ様の…親…!?」
アイナ「……」
ノリス「光栄です…! 決心がつきました…出るぞ!」
アイナ「ノリス!?」
ノリス「人の生は…何を成したかで決まる。ギニアス様は夢を成し遂げられた…立派です。アイナ様の望みが宇宙科学研の制圧なら、それを助けるのが軍人としての私の役目
アイナ「…ノリス!」
ノリス「少し…遅れていらしてください。一足先に研究所を制圧して、お出迎えいたします」

葉月「馬鹿な…コロニーが!?」
アムロ「ブライト、どういうことだ!? いまどきコロニー落しをやろうとしても、早い時期にわかるはずだぞ!」
ブライト「…はめられたのだ。デラーズ・フリートに! 我々はこれからコロニーの落下阻止のために動く。時間がない」
カミーユ「ブライト艦長! 落下予測地点は!?」
ブライト「おそらく…ジャブローだ。未知の軍に押さえられているのが、ハマーンとしても面白くないのだろう」
ファ「たしかにこのまま日本にいれば安心だけど…指をくわえている事しかできないなんて…!」
ジョウ「コロニーを落とすだぁ!? なに考えてやがる…! 葉月の長官よ、こっちから止めることはできないのかよ!?」
葉月「…無理だな。HLVでは阻止限界点に間に合わん…!」
マイク「じゃあさ、このガンドールで直接ってのはどうかな?」
バーニィ「ちょっと待ってくれ、地上がこの状態なんだ。ガンドールが宇宙へ行ってしまったら…」
レニー「…そうか、駄目よね」
葉月「それに…無理をすれば、龍の命は…」
キョウスケ「…?」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「俺たちは地上から動くわけにはいかない。ただ見ているしかないのか…!」

大介「グレンダイザーなら単独で宇宙へ上がる事ができる…僕だけでも、宇宙へ」
マリア「兄さん、私もロンド・ベルに戻るわ。元々私の勝手で地上に来たんですもの」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「しかし、アフロダイA単独では、大気圏突入は無理じゃないのか?」

ロミナ「エルシャンクをお使いください…」
シャフ「姫さま…?」
ブライト「申し出はありがたいのですが、今からではとても間に合わない。ここは我々が…」
ロミナ「いえ、エルシャンクには、マイクロワーム航法…あなた方の言う、ワープ装置があります。それならば…」
ガメラン「しかし姫さま、マイクロワーム航法を使うには、キルハシュウムが…」
葉月「その燃料の事なら、大丈夫です。そろそろローニン少佐が宇宙科学研究所へ運んでくれているはずです」
ジョウ「ローニンの奴、やっぱ頼りになるぜ…!」
ロミナ「ならば、その宇宙科学研究所へ急ぎましょう…」
葉月「よろしいのですか? ロミナ姫」
ロミナ「はい、あなた方のお役にたてるなら…」
マリア「ロミナ姫…ありがとう」
大介「すまない。…ぼくはなんと幸福なんだろう…多くの異星の友に見守られている」
葉月「では、ブライト艦長」
ブライト「助かります」
ジョウ「でも…コロニーのすぐ近くは激戦区だっていうじゃねえか。あんたがのこのこ出てっても、危なっかしいだけだぜ?」
ロミナ「…心配してくれるのですか? ジョウ」
ジョウ「う、ま、まあな」
マイク「でもエルシャンクだけじゃあ…」
洸「俺が行くよ」
神宮寺「おいおい洸、宇宙空間だぜ?」
洸「大介さんも言ってたけど、アインストは宇宙にも出ているんだろう? ライディーンなら何か分かるかもしれない」
葉月「うむ。そうだな。こちらの戦力低下は痛いが…今はそんな事を言っていられる状況ではないか。よし、これよりガンドール隊は、宇宙科学研究所へ向かう! 宇門所長に連絡をとってくれ!」
キョウスケ「宇宙か。…宇宙にも現れているというアインスト…俺もこの目で確認したいが…」
【シナリオエンドデモ終了】


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  地上ルート → ギアナ高地 → No20B「水のひとしずく」 へ戻る

● 宇宙科学研究所 → No21「嵐の中で輝いて」 へ進む


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