シーン６「ジャブロー奪還」編
No.33
激動の地上を制する者
＜ラスト ジャブロー内部＞
ついに、連邦本部のあるジャブロー内部に
たどりついたガンドール隊。
地上激動篇、最後の戦いが始まる…。
サブタイトル
「激動の地上を制する者」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方戦艦出現〕
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「基地の中はアインストの巣窟か。読めていたとはいえ…これだけの数がいるとやっかいだな」
ジュン「でもここさえ勝てれば…ジャブローは取り返せるわね」
？？？（※アインスト）「……」
キョウスケ「…お前たちの正体…俺に見せてみろ…！」
レイン「ドモン！ ゴッドガンダムの調整はバッチリよ！」
ドモン「よしっ！ 出ろぉぉぉっガンダァァム！」
〔指パッチン〕
〔味方ユニット出現〕
豹馬「お、なんか知んねえけど、張り切ってるじゃねえか。俺たちもいくぜ！」
葉月「各機発進！」
〈出撃ユニット選択〉
ドモン「デビルガンダムは…マスターアジアはどこだッ！」
アムロ「デ、デビルガンダムだと？ ここに現れるのか！？」
アレンビー「シュバルツが、デビルガンダムはここにいるってさ」
ショウ「それは…それでなくても手ごわい相手だっていうのに」
チャム「だいじょうぶ！ だって一回倒した相手じゃない。返り討ちよ～！」
葉月「…みんな聞いてくれ。ガンドールは、どうやらここまでのようだ」
アムロ「長官？ どういうことだ？」
竜馬「そういえば言いかけてましたね。いったいどういうことなんですか？」
ジョウ「まさか怖じけづいたんじゃねぇだろうな、長官」
葉月「いや…もう少しで…ガンドールは動けなくなる」
神宮寺「おいおい、どういうこったよ。聞いちゃいねえぞ」
葉月「竜の命は１８０日と３日。ガンドールにとってアキレスのかかと…動力の核融合炉が限界に来ている」
カミーユ「長官…そんなことは、ぼくたちには一言も…」
葉月「君たちをこの戦いのあとに宇宙へあげる…そのための計算をすると、ぎりぎりになる。これが最後の戦いならばいい。しかし、宇宙はいまだ敵が多い…」
パイ「まったく…この惑星の科学レベルって、高いのか低いのかちっともわからねえぜ」
葉月「ブライ大帝と戦った、科学要塞島突入…あのときの無理もたたっている」
ランバ「まあいいじゃない。で、長官、ガンドールを守りつつ、敵を倒せばいいんですよね？」
十三「嬢ちゃん、えろう簡単に言うとるけど、半端やないで！」
レニー「でもやらなきゃいけないんでしょう？」
ちずる「そうよ、十三。ここは無理でもやるの！」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「ぐずぐずしている暇はなさそうだな…一気に片付けるぞ！」
？？？（※アインスト）「……」
＜戦闘開始＞
＜３ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
東方不敗「よくぞ、ここまでたどり着いたな…ガンドール隊よ！」
ドモン「現れたな！ 東方不敗、マスターアジア！！」
レイン「シュバルツの言うとおり…ジャブローに来てたのね」
東方不敗「フッフッフッ…キョウジのやつがここを望むのでな」
ドモン「なに！？」
東方不敗「ドモン、見るがいい！ 屍同然の兄の姿をっ！」
〔敵ユニット出現〕
アレンビー「出た！ デビルガンダム！！」
竜馬「こ、これは…ほとんど回復しているのか！？」
東方不敗「お前たちがギアナ高地でデビルガンダムを倒した代償が、これだぁっ！」
ドモン「代償だと！？」
キョウジ「……」
東方不敗「さしものデビルガンダムも、生体ユニットであるパイロットがこれでは鉄クズも同じ！」
アレンビー「生体ユニット？」
レイン「パイロットがＤＧ細胞に侵されて、デビルガンダムのコアになるのね…あれでは、もうキョウジさんの意識は…」
東方不敗「然るにドモンよ、キサマが新たなパイロットとなりデビルガンダムを完全復活させろぉぉ！」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「そんな！？」
シロー「なんて事を！」
東方不敗「わしはこの時を待っていた！ このわしと！ 再生したデビルガンダムと！ そしてドモン、お前が！ 一堂に集まるこの時を！！」
葉月「なんだと！？」
キョウスケ「アインストを利用したというのか！？」
東方不敗「そうだ！ 完全なるデビルガンダムを誕生させる事が、わしの望みよ！」
ドモン「何度復活しようが、デビルガンダムは俺が倒す！ そして東方不敗！ キサマとの決着もここでつける！！」
東方不敗「ほざいたな、ドモンよ！ キサマらに、再生したデビルガンダムを倒せるものか！！」
クリス「大尉！」
アムロ「各機散開しつつ、デビルガンダムの動きを止めるんだ！」
＜５ＥＰ・味方援軍１＆敵増援２出現＞
東方不敗「うぬぅ…やはりこやつらの力は！ …む！？」
〔敵ユニット出現〕
葉月「また、人工知能で動くロボットを！？」
隼人「へっ、このまますんなりといかせてくれるとは思ってなかったが…」
東方不敗「アインストめが…余計なことを！」
弁慶「機械獣に百鬼メカ、それから…」
神宮寺「妖魔帝国の合体型のメカだな。よくもまあ飽きもしねえで…！」
マリ「ミスター、愚痴はあと！」
ジョウ「ちっ、あの野郎…こういうときに出てこねえでどうするんだよ！」
人工知能「……」
ミア「ブラッディＩ！？ あんなものをどこから…！？ おかしいわ…あれは、そんなに地上へ降りてきていないはずよ？」
キョウスケ「バンカーという組織が加担しているのでなければ…構造を盗まれたか…」
アムロ「可能性はあるな。だが…！」
ロール「メカに命を吹き込むのはパイロットだということを見せてやる！」
パイ「乗ってきたじゃねえか！ いくぜぇっ！」
東方不敗「このたわけどもが！ その強力な力がどういう事を意味するかもわかっておらぬくせに！」
ドモン「何！？ どういう意味だ！」
東方不敗「仮にもキング・オブ・ハートを受け継いだ男が、そんな事もわからんとは…！ いったいわしから何を学んだァ！！」
シロー「…何を言っているんだ？」
レイン「…ドモン」
ドモン「俺が…俺が先代キング・オブ・ハート…東方不敗から学んだものは…厳しさとやさしさだった…その学んだものから出した答えはただ１つ！ マスターアジア！ お前を倒すことだ！！」
東方不敗「このバカモノが！ 今のキサマでは、わしは倒せん！ 諦めてデビルガンダムの生体ユニットとなるがいい！！」
？？？（※シュバルツ）「いや！ よくいったぞ、ドモン！」
〔味方ユニット出現〕
シュバルツ「お前などに我が弟はやらせん！」
レイン「ええっ！？」
アムロ「ドモンのお兄さん！？」
アレンビー「で、でも…それじゃ…」
ショウ「デビルガンダムの中にいるのは…？」
ドモン「いや！ た、確かにデビルガンダムにいたのは、キョウジ…兄さんだったはず！？」
シュバルツ「…ドモン！ デビルガンダムを奴の手に渡すわけにはいかん！ ここで破壊するんだ！」
ドモン「し、しかし…あなたはいったい！？ 本当に兄さんなのか？」
東方不敗「フン！ シュバルツ…キサマの正体、わしの思った通りだったわ！」
葉月「む…いかん！ 各機、いつマスターガンダムが出現するか警戒を怠るな！ カッシュくん、今はデビルガンダムの破壊に集中するんだ！」
シロー「この状態で、マスターガンダムが出たら…ガンドールを守りきれないぞ！」
ドモン「あ、ああ…」
＜キョウジ撃破・敵増援３＆第３軍増援１出現＞
〔キョウジ、ＨＰ回復〕
マイク「まだか…まだ倒せないのか…」
豹馬「くそう！ こんなやつ、どうやって倒しゃあいいんだ！」
シュバルツ「あきらめるな！ まだ手はある！」
〔シュバルツ、キョウジへ隣接〕
ドモン「シュバルツ！？」
レイン「なにをするつもりなの！？」
シュバルツ「ドモン！ キョウジを討て！」
ドモン「！？」
キョウスケ「デビルガンダムのコクピットにシュバルツが！」
ジョウ「む、無茶しやがるぜ！」
シュバルツ「生体ユニットであるキョウジを討たない限り、デビルガンダムは倒せん。コクピットを狙え！」
ドモン「し、しかしそれでは…あんたも」
〔敵ユニット出現〕
東方不敗「邪魔をするな！ キョウジ！」
アレンビー「き、来た！ マスターガンダムよ！」
ドモン「いったい…一体どういうことなんだ！ なぜ兄さんがふたるいるんだ！？」
シュバルツ「…ドモン…いまこそすべて話そう」「私はキョウジであってキョウジではない…ふたつにわかれてしまった体と心…いわばキョウジの影！」
ドモン「影！？」
シュバルツ「そうだ…なぜならば私はＤＧ細胞の力を借りて造られたキョウジのコピーにしか過ぎないのだから…」
ドモン「なんだって！？」
アムロ「ＤＧ細胞…そんな事が可能なのか…」
シュバルツ「全てはデビルガンダムを抹殺するためだった」
ｓドモン「そんな…あれを使って全宇宙の制服を企んだのは兄さんのはず…」
シュバルツ「それは違う！ そもそもデビルガンダムは、地球再生を目的として造られたものだ！」
ドモン「地球再生！？」
シュバルツ「そうだ。父さんのアルティメットガンダム３大理論…自己再生・自己増殖・自己進化、全て地球の自然復活のためのものだった…だが！ その脅威的な力に目をつけた者がいた…」
レイン「…ま、まさか！？」
シュバルツ「私はアルティメットガンダムに乗り込み地球へと逃れた、しかし落下の衝撃でプログラムは狂ってしまい…そして、あの恐ろしいデビルガンダムと化してしまったのだ…」
ドモン「それじゃあ、兄さんがデビルガンダムを奪ったっていうのは！？」
シュバルツ「ミカムラ博士とウルベのでっち上げだ！」
葉月「ウルベ…だと！？ では、ネオジャパンが仕組んだことなのか？」
レイン「やはり、お父様が…でもっ…まさか、そんな事を！？」
シュバルツ「…ミカムラ博士は、アルティメットガンダムの３大理論を欲していた…そこをウルベに付け込まれて、手を貸してしまったようだ…」
レイン「で、でも…そんな事のために、ドモンやキョウジさんたちカッシュ家の人たちをひどい目にあわせてしまったなんて…私は…私はッ…」
レニー「…レイン…」
アレンビー「レインが悪いんじゃないよ…き、きっと、レインのお父さんも、ウルベに騙されたんだよ」
ドモン「そんな…俺たちは…そんな事も知らずに、デビルガンダムを…兄さんを追いかけていたなんて…」
レイン「…ドモン…ごめんなさい…」
ドモン「レ、レイン…で、でも兄さん！ それなら何故はじめにいってくれなかったんです！？」
シュバルツ「ふ…あんなに頭に血が上ったお前に、いくら説明したところでわかってはくれなかっただろう」
ドモン「…兄さん…俺は…」
シュバルツ「それに、デビルガンダムを抹殺することが先決だった…そしてお前が心配だった。お前のことだ…きっとデビルガンダムを倒そうとムチャをするに決まっている…その為に、デビルガンダムに取り込まれながらも、キョウジは私を作り出したのだ、お前を守る為に！」
竜馬「なんて…壮絶な…」
ドモン「に、兄さん…あんた兄さんだ…！」
シュバルツ「ドモン…私も辛かったぞ！」
東方不敗「ちぃぃっ！ わしにとっては、過程は問題ではないわ！」
アレンビー「あっ！？ あぶない！」
ミア「シュバルツさんの体にＤＧ細胞が！？」
シュバルツ「いかん、私まで取り込む気だ！ ドモン撃て！ 私と一緒にデビルガンダムを！」
ドモン「ええっ！？」
シュバルツ「早く！ 私の体ごとコクピットを吹き飛ばすんだぁぁ！」
ドモン「そんな…いやだぁっ、僕にはできない！」
シュバルツ「甘ったれた事をいうなっ！！ お前もキング・オブ・ハートを継ぐ男なら情に流され、目的を見失ってはならん！ それとも、こんなキョウジのような悲劇が繰り返されてもいいのかぁ！」
キョウジ「……」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「せっかく…誤解が解けたというのに…」
シロー「なにか…なにか他に方法はないのか！」
シュバルツ「やるんだ！ デビルガンダムの呪いから、私たちを解き放つためにもッ！」
ドモン「に、兄さん…」
アムロ「ドモンくん！ お兄さんの気持ちを無駄にしてはいけない！」
マイク「アニキ！ なんとか、なんないのかよ～！」
ジョウ「なんとかって言っても…くそっ」
竜馬「…しかし、それしかキョウジさんを救う方法は…」
アレンビー「ドモン…」
レイン「…ドモン！」
ドモン「兄さん…俺は……俺は…！」
〔ドモン、キョウジへ隣接〕
ウォン「やめろドモン、キサマ実の兄をその手で殺めるのかっ！？」
シュバルツ「頼むドモン…デビルガンダムに最期の一撃をぉ！！」
ドモン「…わかった…」
東方不敗「よせドモォォン！ デビルガンダムなくして、人類の未来はぁっ！！」
ドモン「…兄さん！！」
東方不敗「やめろぉぉ！」
シロー「ドモンくん！」
ジョウ「くそっ、なんとかなんねぇのかよ！」
キョウジ「……」
[イベント戦闘「ドモンvsキョウジ」]
ドモン「…兄さんっ…！！」
キョウジ「……ありがとう」
キョウジ「ドモン…」
〔敵ユニット撃破〕
〔味方ユニット撃破
ドモン「兄さぁぁぁん！！」
[デモムービー「飛影登場」]
〔第３軍ユニット出現〕
飛影「……」
ジョウ「飛影！？」
キョウスケ「なに！？ まさか！？」
キョウジ「…うう」
ドモン「に、兄さん！？」
アレンビー「え…！？ そんな…まさか、あの一瞬で…！？」
東方不敗「ばっ、馬鹿な、生体ユニットだけ救うだと！？ おのれぇぇ！」
？？？（※シュバルツ）「キサマの思うようにはならんようだな…」
ドモン「兄さん！？」
シュバルツ「死して屍を残さぬのが忍…だが、使命を果たすまでは死ぬな、か」
葉月「デビルガンダムは！？」
ファ「反応…ありません」
レイン「でも、シュバルツさんの体は…」
シュバルツ「…同じ忍者に救われた命…今一度、燃やしてみせよう！」
飛影「………」
東方不敗「わしの…わしのデビルガンダムが…許さんぞ、許さんぞドモォォン！ キサマら、自分がなにをやったかわかっておるのかぁぁ！」
ドモン「だまれ！ マスター＝アジア！」
東方不敗「なにぃ？」
ドモン「デビルガンダムを使って、世界を我が物にせんと企む悪党がっ！」
東方不敗「たわけが！ わしがいつそんなものを欲しいと言った！！」
キョウスケ「では、アインストと組んで破壊活動を行っているのはなぜだ？」
東方不敗「アインスト？ あの女どもは、デビルガンダムを調べたがっておった！ わしはデビルガンダムが復活できれば、それでよし！ 互いに利用しあった、それだけの事だ！！」
ドモン「ならば、なぜデビルガンダムが必要だ！」
東方不敗「…知りたいか？ ならば、勝負の二文字をもって教えてやろう！」
＜敵増援３出現の次ＥＰ・敵増援４出現＞
アムロ「うっ…！」
カミーユ「な、なんだ…！？」
葉月「大尉！？ カミーユくん！？ どうした！」
〔敵ユニット出現〕
？？？（※アインスト）「……」
ミア「これは…！」
チャム「あ…ああ…」
マーベル「チャム？ ショウ！ チャムの様子がおかしいわ！」
ショウ「どうした、チャム！ おいっ！」
麗「な、なにこの感じ…！？ いままでにない…強烈な…」
マイク「でっけぇ…なんだよこいつは…！」
ジョウ「なめんなよ！ でかいだけのやつなら、何度も戦ってきたぜ…！」
レニー「負けないんだからっ！」
パイ「おい、やべぇぞ！ ガンドール動けねえんじゃねえのか？」
葉月「この龍にはまだ、やらねばならん事が残っている…ここでやられるわけには！」
アムロ「みんな急いでガンドールの元へ戻るんだ！」
？？？（※アインスト）「デビル…クワエタ…カラダ…ジッケンス…」
キョウスケ「なんだ…！？ また！ この…なんと言った！？」
大作「キョウスケしゃん！？ どげんしたと！」
豹馬「けっ、なんだよ、びびったのかぁっ！？ こちとら出て来るやつぁ叩きつぶすって決めてんだ！」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「なんだ？ 士気が乱れたぞ！ こいつがどうしたというんだ！」
ジュン「わからないわ。でも…はじめてこいつらが現れたとき…同じような状態になった人が」
葉月「確かに威圧感はある…しかし…影響を受けているのは、優れたニュータイプといわれる二人と…超能力者のアリスくん、明日香くん、チャムくん…そしてナンブ！？ いったい…」
レイン「こ、これは…！？ みんな！ このアインストからはＤＧ細胞と同じパターンが検出されているわ！！」
隼人「やれやれ…何でも利用する連中だ…」
竜馬「どうやらアインストの親玉らしいな！」
葉月「もうあとはない！ 全員で総攻撃だ！」
？？？（※アインスト）「…コレハ…アラタナ……ナリエル…ノカ…」
＜ジョウorレニーorマイク気力１１０以上＞
※※ジョウと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「黒獅子合体」]
〔ジョウ、合体〕
ジョウ「飛影…来たか！ 合体だぜ！」
※※レニーと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「鳳雷鷹合体」]
〔レニー、合体〕
レニー「飛影が…！ よぉし、いくわよっ！」
※※マイクと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「爆竜合体」]
〔マイク、合体〕
マイク「こうなりゃこっちのもんだ！ いくぜ！」
＜東方不敗が戦闘（味方先攻）＞
東方不敗「キサマらは地球をこんな目にあわせているのが、誰かという事も気づいてはおるまい！」
ドモン「！？」
東方不敗「ドモンよ！ お前はこのジャブローに来るまでに、いったい何を見てきたのだ！ 京都は！ ニューヨークは！ 世界がどうなっておるのか、お前はその目で見てはおらんのかぁぁ！！」
クリス「それは…いえ、その為に私たちは…！」
バーニィ「いや、マスターガンダムが言おうとしている事は‥違う…」
東方不敗「わしはな、それに気づいた時、こんな地球の姿を傍観してはおれんようになった。そのとき誓ったのだ…なにがあろうと、この地球を自然あふれる元の姿に戻してみせるとな！」
十三「なんやて？」
豹馬「それは、いい事なんじゃねえのか？」
ちずる「地球再生って事？」
東方不敗「馬鹿どもめ！ 地球再生？ そんな生ぬるいものではないわ！ わしの目的は地球人類の抹殺なのじゃぞ！」
竜馬「なんだと！？」
隼人「地球再生と人類抹殺…どういう関係があるんだ？」
キョウスケ「地球を汚しているのは…俺たち人間だというのだろう」
マーベル「その人間を排除してから、デビルガンダムの３大理論で地球を再生する…」
東方不敗「そのとおりだ！ なにがコロニーだ！ なにが火星開発だ！ 所詮作り物の世界ではないか！ その作り物の世界を手にしてなお！ 結局、人類はこの地球を破壊しておるではないか！！ グハッ…ゲホゲホッ…」
シュバルツ「マスターアジア！？」
東方不敗「ええい！ この体さえまともなら、何の苦労もなかったものを！ わし自らデビルガンダムのパーツになれたはず…それが悔しいわっ」
＜東方不敗ＨＰ５０％以下＞
ドモン「何故だ！ 今のあんたの拳からは、悲しみが溢れている！」
アレンビー「…ドモン！？」
東方不敗「……」
ドモン「拳は己の魂を表現する
己の拳は己の心を表現するもの…そう言ったのはあんただ…」
東方不敗「…ええい、やかましい！ ドモンよ！！ 人間は死をもって地球に償わねばならんのを、何故わからん！！」
ドモン「違う！ 東方不敗！ あんたは間違っている！」
東方不敗「なにぃ？」
ドモン「なぜならば、あんたが抹殺しようとする人類もまた、天然自然の中から生まれたもの…いわば地球の一部！」
東方不敗「……」
ドモン「それを忘れて、何が自然の、地球の再生だ！ そう！ 共に生き続ける人類を抹殺しての理想郷など、愚の骨頂っ！」
マスター「……ふん。ならばわしが正しいかお前が正しいか、決着をつけてくれるわっ！」
ドモン「この戦い…必ず勝つ！ キング・オブ・ハートの名にかけて！！」
＜東方不敗撃破＞
※※ドモンが撃破の場合のセリフ※※
ドモン「今日こそッ！ 俺はあんたを超えてみせるぅ！！」
東方不敗「…ようし…」
ドモン「！？」
東方不敗「今こそ…お前は本物の…キング・オブ・ハートだ…」
ドモン「！！！！」
〔敵ユニット撃破〕
ドモン「師ぃぃ匠ぉおお！」
※※ドモン以外が撃破の場合のセリフ※※
ドモン「や、やったのか！？」
東方不敗「うっ…見事だ…ドモンよ…強くなった…おまえは本当に強くなった…！」
豹馬「し、しぶとい奴だぜ！」
ちずる「豹馬！ 待って！」
アムロ「マスターアジアはもう…」
ドモン「…なぜ…なぜあんたは、変わっちまったんだ…」
レイン「ドモン…」
ドモン「俺の！ 俺の師匠は、人類の抹殺など望む人ではなかった！」
シュバルツ「…」
東方不敗「ふ…ふふふ…ドモンよ…わしはかつて、己の信じる道のために…地球の敵どもと戦っておった…この美しい…地球の為に…」
葉月「…そんな話は聞いたことがない。本当に…」
東方不敗「…キング・オブ・ハートの名を継ぐ者として…わしらは歴史の表に出ることを望んではおらん…この地球が、その輝きを失うことが無ければそれで…それで良いのだ…」
ドモン「そうだ…俺の知っている東方不敗は、そういう人だった！ なのに、なぜ！」
東方不敗「…わしは…ある時気づいてしまった…わしが戦えば戦いほど…地球が傷ついていた事に…」
ドモン「地球が傷つく！？」
シロー「そうか…ひとたび戦いが始まれば、周囲に被害が及んでしまう…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「何を甘い事を…敵の殲滅以上に優先されることがあるのか？」
ジュン「彼の目的は…敵の殲滅じゃないのよ、鉄也…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ドモン「あ…あんたって人は…そんなふうに…」
東方不敗「わしは自分のした事を、悔やんだ…悲しんだ…そして…どうやら間違った答えにたどり着いてしまったらしい…」
ドモン「ち、違う！ あんたは…あんたは間違っちゃいない！」
アムロ「そうだな…誰も正しい答えを持っているわけじゃない。東方不敗は…純粋すぎただけなんだ」
東方不敗「…ドモン…わしの間違いは…繰り返すで…ないぞ…」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
葉月「勝った…のか？」
ファ「…付近に反応なし。…敵影、見えません…！」
竜馬「勝ったな…しかし…」
ドモン「師匠…」
シュバルツ「ドモン…マスターアジアを倒さねば、人類は滅びていたかもしれん…」
アレンビー「あんだけ拳を交えたんだ…お師匠さんもドモンの気持ち、わかってくれたよきっと…」
レイン「…」
キョウスケ「…いったい…アインストは何が目的なんだ…」
ミア「…キョウスケさん？」
キョウスケ「いや…なんでもない」
葉月「全機、ガンドールへ帰投…すぐに宇宙へ向かう！」
十三「なんやもうかいな！ 長官、急ぎすぎやで…」
ジョウ「そうだぜ！ やっと一息ついたってのによ」
葉月「ロンド・ベル隊とは未だ連絡がとれない…おそらく植物惑星に突入を開始しているだろう」
アムロ「ブライトたちの事だ、無茶をしていなければいいが…」
【戦闘マップ終了】
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