シーン6「ジャブロー奪還」編
自由選択ステージ終了後
【シナリオエンドデモ開始】
バーニィ「周辺にいた敵も一掃したし、いよいよジャブロー内部に突入するんですね」
クリス「何事もなく、突入できるといいけど…」
ショウ「前回はこれからって時に、オーラロードが開いてしまったからな」
ショウ「私はバイストン・ウェルに帰りたいけど…そういうわけにもいかない、か…」
竜馬「それにしても、あのアインスト…行動が一貫していないな」
隼人「ああ、それだけに目的がつかめん」
レイン「キョウスケくんを狙っていたけど…一体どうして?」
ドモン「なにか心当たりはないのか?」
キョウスケ「あいつが、俺とエクセレンを狙う理由はわからない…」
弁慶「なんにせよ、今は敵って事しかわからないか」
アレンビー「あの赤い機体が、アインストを指揮してるみたいだったけど」
竜馬「それじゃ、今までのアインストの行動はあいつの仕業なのか?」
キョウスケ(いや、違う…アルフィミィ以外の声からは、別の意志のようなものを感じる…)
葉月「カッシュくん、至急ブリッジにきてくれ…ウルベ少佐から連絡が入っている」
ドモン「ウルベから?」
ウルベ「ドモンくんに残念な知らせがある」
ドモン「ま、まさか父さんの身になにか!?」
ウルベ「カッシュ博士はご健在だよ…ただし、冷凍のままだがね」
ドモン「!!」
レイン「どういう事ですか!? デビルガンダムの回収を確認したら博士は解放するって!」
ウルベ「そのデビルガンダムの回収ができなかったのだよ」
葉月「ウルベ少佐、まさか!?」
ウルベ「そう、そのまさかです。デビルガンダムはギアナ高地にはいませんでした…」
ドモン「そんな馬鹿な、たしかに倒したはず…」
ウルベ「我々がギアナ高地に駆けつけた時にはもう、デビルガンダムの姿はなかった」
葉月「それでは、今もデビルガンダムはこの地上のどこかにいると?」
ウルベ「具体的な場所まではわかりませんが、おそらく」「ドモンくんには悪いが、デビルガンダムの回収が出来ていない以上、カッシュ博士の解放は先送りにさせてもらう」
ドモン「くっ…」
パイ「ようやっとだね。地上も決着がつきそうじゃねえかよ」
ロール「少し落ち着いてよ、パイ」
パイ「なんだよロール、こういうときに水を差すなよな」
アムロ「いいかな。…君たちはアリスさん以外は別の星の人間なんだろう? なぜぼくたちに協力してくれるんだい?」
ランバ「あたしたちはミアの仲間だもん。当たり前じゃない」
ミア「それに…困っている人たちを見過ごすわけにはいかないし…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「情けない話だな。我々の星を守るのに…他の星系の力をあてにしなければならんとは…」
ジュン「そうねえ。ダンガイオーにグレンダイザー…マヤくんたちのマシンに、飛影もシェーマ星系ってとこのロボットですものね」
鉄也「異星人といっても、見た目は地球人と変わらん。違和感がないのはそのせいだろうがな」
ファ「意外と、みんな元は地球人だったりするのかも…」
カミーユ「逆もあり得るな」
ランバ「え? でもみなさんには超能力はないですよね?」
ファ「超能力? ああ、あなたたち四人はエスパーなのよね」
パイ「どうも不安だけどな。ロールは走んないと駄目だし、ランバはすぐに力がなくなる、ミアは自分で制御できねえときてっからな」
ランバ「パイなんて怪力ってだけじゃない。それって超能力なのォ?」
パイ「ばっきゃろう、あれは潜在能力を全開にしてだなぁ…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「そういえば…大介さんの妹のマリアさんには予知能力があるんじゃなかったかしら?」
鉄也「そうだったな。大尉やカミーユくんはニュータイプだというが…これも超能力の一種なのか?」
カミーユ「別にそういうわけじゃないと思うし、ニュータイプなんていうのは、まわりが言っているだけにすぎませんよ」
アムロ「ただ少し勘がいいだけの、普通の人間だよ。ぼくも、カミーユも、奴も…」
ミア「興味深い話ですね。ゆっくりお話したいけど…」
アムロ「その議論はあとだ。確かに少し興味はあるがね。…突入まで間がない。機体の整備が終わっているなら、今はゆっくり休むんだ」
ロール「そうですね」
アレンビー「ど、どこにいくのドモン!?」
ドモン「俺は師匠を、デビルガンダムを探しに行く!」
レイン「でもこのまま、ガンドール隊を放って置けないって言ったでしょ?」
ドモン「それは、デビルガンダムを、キョウジを倒したと思っていたからだ。デビルガンダムがまだ存在しているのなら、俺のすべきことは決まっている」
レイン「ドモン…」
シュバルツ「ドモン! ならばなおさら、ガンドール隊に残るがいい!」
レイン「シュバルツ!?」
ドモン「どういう事だ?」
シュバルツ「キョウジは…デビルガンダムは、このジャブローにいる」
レイン「え?」
シュバルツ「私はやつを追ってここにきたのだ、間違いない」
アレンビー「それじゃ?」
レイン「すぐ近くに…」
ドモン「キョウジがいるという事は、マスターアジアも…」
シュバルツ「ああ、おそらく待ち構えているだろう」
レイン「それじゃウルベ少佐が持ってきてくれたゴッドガンダムの調整、急がなくちゃ」
ドモン「ああ、頼む」(それにしてもこのシュバルツという男から感じる、このなつかしさは、一体…?)
豹馬「これから突入か。中はどうなってんだ?」
ちずる「それがわかんないから一気に突っ込むんでしょ?」
十三「せやけど、やっかいな話やで! 中の様子もわからんと、いきなり飛び込まなあかんのやろ?」
ジョウ「うるせえな、なにうだうだ言ってんだぁ?」
大作「ジョウしゃん、あんたんとこも整備が終わっとらんね?」
ジョウ「悪いかよ? こちとら異星人が置いてったマシンなんだ。わかんねえとこも多いんだよ」
マイク「兄貴、爆竜はもう終わったぜ? なに他のチームにケンカ売ってるんだよ」
レニー「突入前に気が立ってるのはわかるけど、やることはやってよね、ジョウ。アマダ少尉たちモビルスーツ隊は、とっくに上がってるのよ?」
ジョウ「あとちょっとだよ」
小介「コン・バトラーもあと少しですよ。ロペット、そっちはどうです?」
ロペット「コスケサン…モンダイアリマセン、コノママ、デラレマス」
十三「よっしゃ、終わったでえ! あとは出撃を待つだけやな」
レニー「ほらみなさいよ、ジョウだけよ、終わってないのは」
ジョウ「ちぇっ、わぁったよ」
豹馬「黒獅子とかって、異星人の造ったロボットなんだろ? あんたたちにわかるのかい?」
マイク「メカのことはよくわからないけど、なぜかこのマシンの操縦だけはできるんだよ。整備の仕方もさ」
小介「よくわからないですね。案外地球製なのかもしれませんよ?」
レニー「そういえば、エルシャンクって、数百年前にニンジャを求めて地球に来たことがあるって…」
ちずる「シェーマ星系は太陽系から6万光年も離れているんでしょ? それにロボットとか、モビルスーツが造られたのって、ここ数十年の事だもの。…年代があわないわ」
豹馬「ようするにわけがわかんねえってことだろ? いいじゃねえか、別に。たまたま一緒だったんだろ? 技術レベルとか、造った奴の趣味とかがよ」
小介「そんな簡単にくくっていいものかどうか…」
ロペット「ヒョウマサン、タンジュン、タンサイボウ」
豹馬「なんだと、ロペット!」
レニー「でも…深く考えてなかったけど、たしかにおかしいわよね。ロミナ姫やシャフさん、それにイルボラだって…姿形は私たち人間と変わらないし…」
マイク「同じなのはロボットの仕組みだけじゃないってことかぁ」
ジョウ「シェーマ星系の奴らは、性格にみんな問題があるけどな」
大作「そげんこつ言うたら、ダイガイオーチームも3人は宇宙人ですけん、、人間とかわらんばい?」
ちずる「…あの格好で艦内を歩き回られるのはちょっと…と、思うけどね」
レニー「…確かに…ねえ」
葉月「本艦はこれより20分後に、ジャブロー内部へ突入する。パイロット各員はブリッジへ集合するように。繰り返す、本艦はこれより…」
十三「お、来たでえ、長官からや! ほなみんな、行こか!」
ジョウ「よおしっ、いよいよだぜ…!」
レニー「ちょっとジョウ! あなたは終わってないでしょ!」
ジョウ「黒獅子なら大丈夫だぜ。なんてったって俺が操縦してるんだからな!」
マイク「レニー、兄貴にはなにを言っても無駄だよ」
レニー「もう!」
ちずる「コン・バトラーチーム、入ります」
葉月「これで全員だな。…よく聞いてくれ。これよりガンドールはジャブロー内部へ突入する」
アムロ「内部の状況は?」
シロー「連絡はいまだにつかないんですか?」
チャム「やっぱり中はあいつらでいっぱいなのォ?」
※※エル&ベルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
エル「めっちゃくちゃイヤねぇ…」
ベル「あぁ~ん! もう帰りたい~! シーラたまぁ~!」
ショウ「ああ、またバイストン・ウェルに飛ばされてしまうと困るな」
マーベル「この間のアインストは、バイストン・ウェルに用はないって言ってたけど…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「迎撃部隊が出てくるとやっかいだ。早く行動しよう、長官」
ジョウ「姫さんから連絡がねえけど、大丈夫なのかよ?」
葉月「…質問、意見は一人ずつしてくれ。まず内部の状況だが…ミノフスキー粒子 電波攪乱がひどく、把握はできない」
隼人「ジャミングがかけられているということか。ライガーで地下から探りでも入れてみるかい、長官?」
葉月「いや、偵察隊を出す機体の余裕も…時間もない」
神宮寺「ようするに、獣戦機隊お得意の突撃あるのみ…ってやつですかい。ま、それしかないのはわかるがね」
パイ「まごまごしてて、突入前に待ったをかけられるのも面白くねえよ。早いとこ行こうぜ」
ランバ「パイ…なんだかんだいっても、あなたも獣戦機隊向きよね」
葉月「電波攪乱は…いままでにない、異質のものだ。つまり裏返せば、既存のものではないということ…あの謎の敵のものである可能性が高い」
十三「それともまったく新しい敵っちゅう可能性もあるわな」
大作「十三しゃん、不安になるごたること言わんでもよか」
ミア「ジャブローの南側で、謎の敵が人工知能式のロボットを操っていましたよね? もしかして、ジャブロー内にはすでに…」
キョウスケ「可能性は高いな。こうしているうちにも、配備は進んでるかもしれない」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「全部機械獣とか、恐竜帝国くらいのロボットだったら楽なのにね」
鉄也「甘いな。奴らにもし知性があるならそんなそろえ方はしないだろう。遠距離攻撃が可能なメカも配備するだろうな」
ロール「機械獣でも…硬いからいやですよ」
葉月「それから宇宙だが…ロンド・ベル隊との音信が不通になった」
マイク「ええっ!? また!?」
カミーユ「戦闘が始まったのでしょうか?」
葉月「わからない。月面での戦いで勝利したというところまではアナハイムからの連絡でわかった…だが、その直後に消息を絶ってしまっている…」
ギャリソン「万丈さまとも連絡がとれませんな。はて、どうしたものか…」
クリス「これから…というときに、タイミングが悪いですね」
バーニィ「こちらの作戦に変更はあるんですか?」
葉月「…いや、このまま突入する。ロンド・ベル隊はコロニー落下阻止を成功させた。今度は我々がそれに応える番だ」
アムロ「ブライトのことだ…うまくやるさ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「キョウスケくん、あなたも気にしてるでしょ? ロンド・ベル隊のことは」
キョウスケ「え?」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
ジュン「時々見かけるわよ、整備を早めに切り上げたときはいつもだものね」
鉄也「ふん、不謹慎な話もあったもんだ」
ジュン「鉄也、ややこしくなるから黙ってて!」
キョウスケ「…別に隠れて通信していたわけでは…」
ジョウ「なんだよ、いつもしかめっ面してるくせに、やるこたやってんじゃねえか」
レニー「ジョウ、おっさん臭いわよ」
ランバ「いいじゃない、地上と宇宙、離れ離れになった男と女!」
キョウスケ「……」
葉月「ゴホン。そこまでにしておきたまえ。まあ、緊張がほぐれたのはいいとしよう」
アムロ「フッ、そうだな。では長官…」
葉月「うむ。…各員はデッキで待機、これよりガンドールはジャブロー内部へ突入する…!」
豹馬「よっしゃいくぜぇっ!」
チャム「ショウ、片っ端からオーラ斬りでやっちゃおうよ!」
ショウ「最近過激だぞ、チャム」
竜馬「もう後戻りはできないな。いくぞ、隼人! 弁慶!」
シロー「地上での大きな戦闘はおそらくこれで最後か」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「この戦争を終わらせる糸口になるといいですね、シロー…」
シロー「ああ、終わりにしよう。この戦い…!」
ロール「でも…もしとんでもない敵がいたら…」
パイ「ここで水差すか! てめえはさっさとダンガイオーのコクピットへ行け!」
キョウスケ(アインストの声…俺とエクセレンしか聞こえん…。これは言えんな…まだ)
【戦闘マップ終了】
● ジャブロー東部 → No29「アクシズの使者」 へ戻る
ジャブロー北部 → No30「頭上の悪魔」 へ戻る
ジャブロー西部 → No31「グリプスの亡霊」 へ戻る
ジャブロー南部 → No32「導く者、導かれるモノ」 へ戻る
● ジャブロー内部 → No33「激動の地上を制する者」 へ進む
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