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シーン4B「地底帝国侵略」編
自由選択ステージ終了後

【シナリオエンドデモ開始】
ブライト「そうですか…。アムロたちがいなくなったとなると、そちらも戦力的に大変なのでは?」
葉月「ベガ星連合を追って宇門くんたちが来てくれたとはいえ…。ごっそり減ってしまいましたからな」
ブライト「これまでベガ星連合の地上侵攻は、なんとか阻止してきましたが、地上に逃がしてしまいました」
葉月「いや、仕方ありませんよ。宇宙にも敵はたくさんいるのですから…」「宇門くんたちは、しばらくこちらでお預かりしてもいいのでしょうか?」
ブライト「そうですね。今はそちらで活躍してくれる方がいいでしょう」
葉月「ありがとうございます」
ブライト「ベガ星連合はどうやら、月に固執しているようなのです。確かにあそこにはアナハイムやフォン・ブラウンなど、拠点となる建造物は多々あるのですが…」
葉月「いったい、この地球圏に何が? あまりにも事件が集中しすぎている。共通点は…」
ブライト「すべての侵略軍が…地球を目指しているということと、謎の軍…アインストと名乗る者たちの存在です」
葉月「あの骨でできたロボットと…植物のようなロボットですか」
ブライト「それから未だ正体不明の助っ人がいるということか…」
葉月「それだけが救いですね。まだ何者かわかりませんか?」
ブライト「ええ。おそらく他星系の人間…いや、人間ではないのかもしれません。剣の狼がどうとか…」
葉月「我々の方は忍者ですよ」

シュバルツ「いいか、ドモン…これまで、お前が使ってきたシャイニングガンダムスーパーモードでは、東方不敗マスターアジアを、デビルガンダムを倒す事はできない」
ドモン「……」
シュバルツ「スーパーモードは、お前の怒りが頂点に達した時、その感情がエネルギーとなり、最大パワーを発揮する」
ドモン「ミカムラのおじさんが開発した、感情エネルギーシステム…」
シュバルツ「しかし、怒りの感情エネルギーでは、冷静さを欠いてしまい、隙が生じてしまう…」
ドモン「…では、一体どうすれば…?」
シュバルツ「…明鏡止水」
ドモン「明鏡…止水…?」
シュバルツ「一点の曇りもなく、静かな水のごとく澄んだ心…それが明鏡止水だ」
ドモン「……」
シュバルツ「お前が明鏡止水の心を会得したならば、それこそが真のスーパーモードと言えるだろう…」
ドモン「真のスーパーモード…」
シュバルツ「そうだ。そして、それを引き出すためには…!」

洸「えっ!? 母さんが生きているって!? 本当ですか、父さん!? 母さんはぼくが生まれてからすぐに行方不明になったと…!」
一郎「お母さんが死ぬはずがない…ただの人間とは違う…」
洸「ただの人間とは…? それはどういう意味なんですか?」
一郎「私もシャーキンから聞いて驚いている。洸、おまえのお母さんはな…ムー人だったのだ」
洸「!!」
一郎「ムー人…古代ムー帝国の神秘の力」
洸「…なぜ! どうして!? ムー人は一万二千年前に絶滅したはずじゃないですか!」
一郎「そうだ。だが科学の進んでいたムー人は、絶滅する前にお母さんをなんらかの方法で現代に送り込んだ。おそらくは…冷凍睡眠のようなものだろう。そして父さんと結婚し…おまえを生んだのだ」
洸「すると…ぼくの中には…ムー人の血が…!?」
一郎「その通りだ、洸。おまえが古代ムー帝国の遺産、ライディーンを操縦できるのもそのためだ」
洸「…じゃあ父さん、そのライディーンが、アインストが現れると反応するのも…なにか関係があるのではないのですか!?」
一郎「可能性は高いかもしれん。洸、私は研究所に戻り、ムートロンの研究を進めてみる。なにかわかるかも知れない」
洸「ムートロン…ライディーンの原動力といわれる…」
一郎「それまで…おまえはみんなと力をあわせて戦うんだ。妖魔帝国のシャーキンは倒れた…しかし地球の危機は去ったわけではない」
洸「はい、父さん…!」

キョウジ「……」
???(アルフィミィ)「…私…少々急用がございますの。海と…大地の狭間に」
キョウジ「……」
???(アルフィミィ)「東方不敗によろしくお伝えくださいませ」
キョウジ「……」
???(アルフィミィ)「用が済んだら、すぐに戻ってきますの…念のために、守護者をいくつか残していきますのでご心配なく」
キョウジ「……」
???(アルフィミィ)「では…」

葉月「ここにおられましたか、ロミナ姫」
シャフ「いかが致しましたか? 葉月さま?」
葉月「以前、お話していたエルシャンクの燃料の事なのですが」
ロミナ「キルハシュウムの事ですね?」
葉月「はい、入手するにはしたのですが、こちらまで運んでもらう事が出来ないのです」
ロミナ「キルハシュウムは危険な物質ですからね。それも無理はありません」
ダミアン「ちょっとした振動でも、爆発しちまうんだってな」
葉月「ここまで運んでもらうのは、さすがに無理ですが、宇宙科学研究所までは運んでもらえる事になりました」
ロミナ「燃料はまだ大丈夫ですね? ガメラン」
ガメラン「はい姫さま、もうしばらくは大丈夫です」
葉月「そうですか。でしたら宇宙科学研へ寄る機会があるまで、しばらくお待ちいただきたい」
ロミナ「分かりました。葉月さま」

ドモン「教えてくれ、シュバルツ! あんたの言う、真のスーパーモードとは…」
シュバルツ「いいだろう。…勝負だ、ドモン!」「ガンダムファイトォォレディィィ!」
ドモン「ちょっ、ちょっとまってくれ…こんな所で、あんたと勝負するつもりはない」
シュバルツ「ゴォォッ!」
〔衝撃音〕
ドモン「くっ、シュバルツはこんな狭い所で、ガンダムを自在に…?」
シュバルツ「明鏡止水の心だ! ドモン!」
ドモン「そんな事…! 言われても!!」
シュバルツ「ドモン、本気でかかって来い! でなければ、命を落とすぞ!」
ドモン「くっ…!」
シュバルツ「そらそらそらそらぁっ!」
〔衝撃音〕
ドモン「こ、このままじゃ…」
シュバルツ「フハハハハハ、観念しろ! ドモン!」「心静かに…死ねぇい!」
ドモン(や、やられる…! 死ぬ…俺が死ぬ…な、何だこの気分は? 兄さん? 父さん母さん? 師匠? 一切が過ぎ去っていく…もう怒りも憎しみもどうでもいい…あるのは目の前の死…レイン!?
〔精神感応音〕
ドモン「見える…!?」
〔エネルギーの収束音〕
シュバルツ「おおっ!」
ドモン「な、なんだこの光は…!? これは一体?」
シュバルツ「明鏡止水の心よ…。いいか、わだかまりや、やましさのない澄んだ心、それが明鏡止水。それが人に己を超えた力を持たせることができる…」
ドモン「それが俺のスーパーモード…。だがなぜ俺に教える!」
〔エネルギー収束の音〕
シュバルツ「そんな事はどうでもいい! 今は技を完成させることに集中しろ! その力で、この私のガンダムを押し返してみろ…それが出来てこそお前はスーパーモードを完成させる事ができ…」
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ドモン「なんだこれは…」
ゾンビ兵「……」
ドモン「デスアーミー?」
シュバルツ「あと一歩の所で修行が完成したものを…。ドモン! ここは私にまかせてガンダムを動かせ!」
ドモン「わかった! 来い! シャァァァイニングッ・ガンダァァァァァムッ!」

葉月「震源地はどこかね?」
マリ「場所は…ギアナ高地です!」
神宮寺「さっきの振動だと、ただの地震じゃねえな」
麗「……」
万丈「どうしたんだい? 明日香くん」
麗「…きっと、あいつね…」
神宮寺「あいつって誰だ? もったいつけずに教えてくれねえか」
万丈「おそらく…デビルガンダムだというのだろう? 明日香くん」
麗「はい…この感じは…」
神宮寺「デビルガンダム!?」
マリ「そうね。逃げた方角も一致しますし」
万丈「ジャブローからギアナ高地まではそう遠くない…。デビルガンダムが、隠れるにはいい場所かも知れない…」
葉月「だとするとカッシュくんたちが危険だ…」
マリ「え? どういう事です?」
葉月「ミカムラくんのでは、カッシュくんたちは、ギアナ高地で修行しているとの事だった」
洸「もし奴が現れたら…いくらなんでもシャイニングガンダム一機じゃ無茶だ!」
キョウスケ「とはいえ、ドモン=カッシュ…彼のことだ、無茶でもやるだろうな」
マイク「うわ~、間違いないよ。やばいんじゃない?」
ダミアン「それじゃ早く、助けに行ってやろうぜ!」
葉月「これよりガンドールはギアナ高地へ向かう。到着後すぐに出撃できるよう、準備しておくように」
【シナリオエンドデモ終了】


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