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シーン1「異変」
No.6
舞い上がる翼、舞い降りた翼

<ラスト 宇宙科学研究所>
宇宙のロンド・ベル隊に戦力を送るため、
ガンドール隊はHLV打ち上げ施設のある
宇宙科学研究所に来ていた…。


サブタイトル
「舞い上がる翼、舞い降りた翼」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
葉月「…ご迷惑をおかけします。宇門博士」
宇門「我々でよければ、いつでも力になりますよ葉月博士。ところで、打ち上げの準備はいかがです?」
葉月「どうだ、藤原?」
忍「いつでもいいぜ、さっさと打ち上げてくれよ」
亮「…どうも落ち着かんな。やはり一気に宇宙へでるのが一番か」
沙羅「仕方ないよ、たまにはゆっくり宇宙へ出るのもいいもんさ…この後のことを考えると、ね」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
甲児「ほらそこ、不吉なこと言ってるんじゃねえよ! 気持ちが負けてんだよ、気持ちが」
さやか「甲児くん、少しは落ち着きなさいよ」

ボス「ボスボロット、華麗に宇宙デビューだわさ!」
雅人「緊張感ないなあ。まあ悲壮感があるよりはいいけどね」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
宇門「…。甲児くん、じつは大介は…」
甲児「ん、なんです?」
宇門「い、いや…大介にあまり無理をしないよう、言っておいてくれ」
甲児「はい、言っておきます。心配しなくても、大丈夫ですよ大介さんなら」

宇門「…そうだな」
シロー「思ったより大掛かりな打ち上げになりそうだな。余計な邪魔が入らないといいが…」
〔味方ユニット出現〕
勝平「なあに、そんな時はこの勝平様のザンボット3に任せとけって!」
恵子「勝平! 勝手に出撃したらだめじゃないの!」
葉月「神くん! パイロットはデッキにて待機と言っておいたはずだ! 勝手な行動をとるな」
宇宙太「ほれ見ろ。俺たちはもう軍の一員なんだぜ、勝平」
勝平「へへんだ、知るかよ! これならもし、いきなり敵が出てきたって安心だろっ!」
クリス「そりゃそうだけど…」
隼人「フッ、子供ならではの合理性だな」
ファ「しょうがない子ねぇ…え!?」
〔敵ユニット出現〕
ファ「これはまさか…!? 葉月長官! 敵です! 敵襲です!!」
葉月「なんだって!?」
ノリス「なるほど、連邦の独立部隊が不穏な動きを見せていると思えば…こういう事か」
バーニィ「グフのカスタムタイプ! またあの人か!」
ノリス「寝込みを襲うようで好ましいとは言えんが…これも私の仕事だ。かかれいっ!」
勝平「ほらほら! 安心だっただろ!?」
恵子「敵が来ないのが一番安心なの!」
忍「…おいおい、大丈夫かよ。葉月さんよ! 最悪、俺たちも出るぜ」
葉月「いや、それではロンド・ベル隊との合流ポイントに間に合わん。なんとしてもお前たちを宇宙へ送り出す。そのまま待機だ」
沙羅「はがゆいねえっ」
葉月「打ち上げまであと5分だ! 出られるものは研究所の直援に当たれ! 出撃!」
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<3EP・敵増援1出現>

ブッチャー「ホ~ホホホホ! おるわおるわ、愚か者どもが」
キョウスケ「あれは…サセボにでた謎の軍…ガイゾック!?」
シロー「木星トカゲと呼んでいるあの虫型は、今回はいないみたいだな」
葉月「やはり、あれはガイゾックとは、別組織だという事なのか?」
雅人「うわあ~勘弁してよぉ!」
ブッチャー「どうやら同じ種族同士で争っているようじゃのォ。しか~し! わしの狙いはこの前ふざけた事をしてくれた連中へ仕返しする事じゃい」
勝平「出やがったなこんちくしょう! 今度こそぶっ壊してやるからなぁっ!」
葉月「なんとしてもHLVは守るんだ! 頼むぞ!」

<ブッチャー撃破orHP30%以下orPP>
※※ブッチャー撃破orHP30%以下の場合、セリフ追加※※
ブッチャー「ええ~い! なんと、なんということか! こんな連中にバンドックがここまで痛めつけられるとは今日のところはこれで許してやるわい! ぬぬぬぬぬ!」
勝平「へへーんだ! さまあ見ろいっ!」

葉月「間に合ったか! よし、HLVを打ち上げる!」
雅人「撃ち落されないでくれよ…!」
亮「さて、どうなるかな」
忍「システムチェック! おめえら、ぬかるんじゃねえよ!」
沙羅「ちょいと忍! 腹くくんなよ! ここまで来てバタバタしても仕方ないじゃないさ!」
忍「うるせえ! いざというときに飛び出せなくてどうすんだよ!」
亮「そうならんことを祈るしかあるまい」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
甲児「後の事は頼むぞ、みんなっ!」
鉄也「甲児くん大介さんによろしく伝えてくれ、必ず生きてまた会おうと…!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔HLV打ち上げ〕
ブッチャー「な~んと! このブッチャー様を前にしてずいぶん余裕のある事してくれるじゃないのォ! とりあえずその余裕を絶望にかえてやるとしようかのォ! …あれを追えい!」
〔敵ユニット離脱〕
キョウスケ「HLVを? …まずいっ!」
竜馬「外道めっ! ゲッター1で止めるぞ、隼人! 弁慶!」
勝平「ちょ~っとまったぁ! ガイゾックはうちのご先祖様の仇だ。神ファミリーで決着をつけさせてもらうぜぇっ!」
宇宙太「そういう事! 追うぜぇっ! 勝平っ!」
恵子「葉月長官、これはあたしたちがしなければならない事なんです!」
〔味方ユニット離脱〕
葉月「く…今の戦力では、彼らに頼るしかいないか…!」

<6PP・味方援軍1&敵増援2&第3軍増援1出現>
〔味方ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

キョウスケ「ん!? なんだあれは!?」
クリス「また空から!?」
バーニィ「今度は一体なんなんだ!?」
葉月(あの折り鶴のような形は…ブライト艦長の言っていた…エルシャンク!?)
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「くっ、ロンド・ベルだけでは敵の地球降下を止められないのか…!」

シャフ「姫、ロミナ姫…!」
ロミナ「…ここは? たどり着く事ができたのですか!? 地球に?」
ガメラン「どうなんだジョウ! ここが地球なのか!」
ジョウ「ああ、間違いねえ! …ロミナ姫! ここが地球だ。俺の生まれ故郷だ!」
ロミナ「ジョウ…ここに…忍者が!?」
マイク「でも兄貴ぃ、なんか事情がややこしいみたいだぜ?」
レニー「戦闘中みたいよ。どうするの? ジョウ!」
ジョウ「くそったれ、ジオンと連邦の戦いは悪化する一方だって聞いてたが、まさかこんなタイミングで降りちまうなんてよ…!」
バーニィ「また見た事のない機体が…葉月長官、攻撃しますか!?」
マイク「やばいよ兄貴、攻撃されちまうよ!」
ジョウ「く…」
〔敵ユニット出現〕
レニー「きゃあっ、追いついてきた!」
マイク「あ、兄貴ぃ!」
ロミナ「ジョウ…!」
ガメラン「敵に囲まれたぞ! 迎撃準備急げっ! おい、ジョウ! おまえらもなんとかしろ!」
ジョウ「騒ぐんじゃねえ、ガメ野郎! 言われなくてもわかってるぜ! …そうだ! おい、あんたら連邦軍か!?」
ファ「…地球人? 敵の人工知能ロボットじゃないの?」
シロー「日本人…なのか?」
葉月「君は何者だ!?」
ジョウ「俺は火星開拓基地からきたジョウ=マヤだ! 身分証明ナンバー242-423321。火星から異星人の軍に追われている! 力を貸してくれ!
隼人「本当なのか? …長官さんよ、どうなんだい?」
竜馬「嘘を言っているようには見えないが?」
人工知能「……」
弁慶「時間はあんましありそうじゃないけどな」
葉月「身分証明ナンバー…確認した。私は地球連邦軍極東支部獣戦機隊長官、ガンドール隊の葉月だ」
ジョウ「長官…? ありがてえ! お偉いさんなら話が早いぜ!」
マイク「長官ってつく人にどうも抵抗あるんだよなあ」
レニー「マイク! そんなこといってる場合じゃないでしょ! 詳しくは後で話します! とにかく今は…」
ジョウ「そんなに信用できねえんなら、連邦軍のローニンってやつに連絡をとってくれ! 奴なら…ローニンなら、俺の言うことを信じてくれるぜ!」
葉月「ローニン? ローニン=サナダ少佐の事か? なぜ君が彼の名を?」
ジョウ「信じるのか、そうじゃねえのか決めてくれ!」
葉月「…よし、ガンドール隊は各個敵を撃破せよ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「ずいぶん簡単だな。…信じられるのか?」

キョウスケ「四の五の言ってる時間はないらしい…仕方ないだろうな」
葉月「ローニン=サナダ少佐…たしかミスマル提督の指揮下にいる軍人だ。…信用できる人物だが…」
ロミナ「お願いします…」
葉月(エルシャンク…侵略者、ザ・ブーム軍の戦艦という話…本当なのか? ならばそれを追う敵はなんなのか…)

<敵全滅の次PPor8PP・敵増援3&第3軍増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
レニー「もう! きりがないわ!」
竜馬「戦力を分散したのが、完全に裏目に出たか…!」
葉月「済んだことをぼやいたところで仕方あるまい。ここは…む…!?」
キョウスケ「反応…!? 敵の増援か」
ロミナ「ジョウ、まさか…!」
ジョウ「ああ、奴だ!」
[デモムービー「飛影登場」]
〔第3軍ユニット出現〕
飛影「……」
隼人「フッ、千客万来だな。今度は何者だ!?」
ロミナ「あれは…」
キョウスケ「…ニンジャ…!? いや、ロボットか?」
シロー「どこから現れた!? …見たところ、3、4メートルしかない。いったい…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「新手か! 性懲りも無く…!」

レニー「待って! あれは味方よ!」
ジョウ「飛影!」

<ジョウorレニーorマイク気力110以上>
飛影「……」
シャフ「姫様、飛影が!」
ロミナ「飛影…!」
※※ジョウと合体した場合のセリフ※※
[デモムービー「黒獅子合体」]
〔ジョウ、合体〕
ジョウ「頼むぜ、飛影!」
※※レニーと合体した場合のセリフ※※
[デモムービー「鳳雷鷹合体」]
〔レニー、合体〕
レニー「飛影が…! よぉし、いくわよっ!」
※※マイクと合体した場合のセリフ※※
[デモムービー「爆竜合体」]
〔マイク、合体〕
マイク「こうなりゃこっちのもんだ! いくぜ!」

バーニィ「なんだ!? 何が起こったんだ!?」
竜馬「合体して獣の形に!?」
葉月「興味深い合体システムだ。これはいったい…」
ジョウ「くそ、また飛影の手を借りるのはしゃくだが、そうも言ってられねえか!」

<ノリス撃破>
ノリス「ぐくっ…もはやここまで…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
葉月「なんとか撃破したようだな…」
バーニィ「藤原くんたちのHLV大丈夫なのかなぁ?」
クリス「ザンボットチームも追いかけていったし、何とかなるでしょうけど…」
キョウスケ「問題は、こっちの客人だな」
ロミナ「皆様、お疲れ様です…」
葉月「あなたは…?」
ガメラン「このお方はラドリオ星のロミナ姫様である。頭が高いぞ」
バーニィ「…ラドリオ?」
クリス「お、お姫様…!?」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「おかしなことになってきたな」

ジョウ「おいおい、俺たちは敵じゃねえよ!」
葉月「ともかく話を聞こう。敵か味方かは、そのとき判断する」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

葉月「そうですか…ナデシコは行ってしまいましたか…」
ブライト「はい、我々の予想通り火星へ向かったようです」
葉月「それに、謎の敵を追って現れたという、3機のガンダム…気になりますな」
ブライト「ウルベ少佐の命令で動いている、と。しかし…」
葉月「ネオジャパン…ウルベ=イシカワ少佐ですか。そうですな、そんな話は聞いていない」
ブライト「はい、彼らはその謎の敵を追って、地球へ降下してしまったので、詳しい話は聞けませんでしたが…」
葉月「ああ、それから先ほどHLVを打ち上げたと言いましたが、ザンボットチームも、ガイゾックの戦艦を追って宇宙へ上がってしまった。彼らとも合流してください」
ブライト「それは構いませんが、地上の戦力は大丈夫でしょうか?」
葉月「こちらは、思わぬ増援がありましたので、心配はいりません」
ブライト「もしや例の鶴の事でしょうか?」
葉月「はい、詳しい話は後ほど聞こうと思っていますが、どうやら敵ではないようです」
ブライト「となると、開拓基地のハザード氏の疑惑はますます深くなりますな」
葉月「宇宙では、宇宙海賊バンカー、地上では百鬼帝国の出現などただでさえ、色々と面倒な事が起こっているというのに…」
ブライト「現状は防衛戦闘をするしかありません。バンカーやギャンドラーはジオンにもちょっかいをかけているようですので向こうも防衛一手のようです。それがせめてもの救いですね」
葉月「エルシャンクの詳しい話などは、また追って連絡します」
〔通信を切る音〕
葉月(さて…まずは、彼らの話を聞いてみるか…)

ジョウ「どういうこったよ! 自習室に入ってろってえのは! 俺たちは火星から危機を知らせに来たって言ってるだろうがよ!」
ファ「だから何度も言わせないで。ガンドール隊は軍隊なのよ? はいそうですか、というわけにはいかないの」
クリス「別に牢屋に閉じこめるわけじゃないんだから、ね」
ジョウ「とにかく責任者を出してくれ! さっきのなんとか長官をよ! ローニンに連絡をとってくれるって話はどうなってんでえ!」
レニー「ジョウ! いい加減になさいよ。あたしたちの立場を悪くしてどうすんのよ!」
マイク「そうだよ兄貴。やばいよ」
キョウスケ「どういうつもりなんだ?」
竜馬「ん…なんだ? 騒がしいけど、どうかしたのかい?」
ファ「あ、流さん。葉月長官がブライト艦長と定時連絡している間、自習室に入っていてもらおうと思ったら…」
隼人「ごねてる、と」
レニー「ちょっと待ってください! 文句を言ってるのはジョウだけですよ」
マイク「そうそう、俺たちは待てといわれれば待つよ」
ジョウ「あ、てめえら! それじゃ俺だけ悪者かよ!」
弁慶「そういうことになるな。ほらほら、とにかく長官が戻るまではおとなしくしててくれい。手荒なことはしたくないんだ」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「どうしたんだ、騒々しい」
ジョウ「なんだよ、見せ物じゃねえぞ」
鉄也「…少しは立場をわきまえろ。おまえたちが敵の工作員でないという証拠はない」
ジョウ「なんだと!? てめえっ」
レニー「やめなさいよ、ジョウ!」
ジュン「鉄也もよ。なんでそう誰にでも突っかかるのよ」
鉄也「フン。突然出てきた忍者みたいなロボットといい、怪しいところが多すぎる」

ジョウ「この野郎、言わせとけば…って、おいっ! ニンジャだって!?」
マイク「ニンジャぁ!?」
ジュン「どうしたの? 血相変えて」
レニー「あたしたち、そのニンジャを探しに地球へ来たんです…!」

シャフ「姫さま、もっとお休みになっていないと…」
ダミアン「そうだぜ、お姫さん。なにをするにしても体が資本だぜ?」
ロミナ「わかっています…。けれど、ここの人たちにとって私たちは望まれざる客…私たちにはニンジャを探すという使命があります。他の方々を巻き込むわけにはまいりません…」
シャフ「姫さま…先ほどの戦いを見ておりましても、ザ・ブーム軍に引けをとらない勇猛な方々がたくさんいるようです。助けを求めてみては、いかがでしょうか…?」
ダミアン「俺もそう思ってたとこだ。どうだろうか、ロミナ姫。裏切ったイルボラの穴埋めも…」
ガメラン「なにを言うか! 貴様らがいたからイルボラ様は艦を降りられたのだ! わかっているのか!」
シャフ「姫さまの前で大きな声を出すものではありません」
ロミナ「……」
ダミアン「…すまねえお姫さん、失言だったな」
〔扉の開閉音〕
シロー「入るよ。いいかい?」
ダミアン「あんたは…」
シロー「シローだ。シロー=アマダ。一応見張りってことで来た。…ま、本当はそんなことしたくないんだけどな」
ロミナ「シローさま、私たちは…」
シロー「なにかわけありなんだろう? もう少し待っていてくれ。葉月長官から話があるはずだ」
シャフ「なぜここの方々は、敵か味方かもわからない私たちを受け入れてくれたのですか?」
シロー「一緒に侵略軍と戦ってくれたじゃないか。持ちつ持たれつだろう?」
ロミナ「でも、本来関係ないあなた方を私たちの戦いに巻き込んでしまったのは事実です…」
シロー「敵とか味方とか…あまり関係ないと思うよ。少なくとも…俺はね。わかりあえれば、いま攻めてきている連中とも仲良くできるかもしれない」
ダミアン「甘いなぁ、あんた。ほんとに、さっき戦ってた人かい?」
シロー「…よく言われるよ」
ファ「ファ=ユイリィです。入ります」
シャフ「どうぞ」
ファ「…いいですか? ええっと、ロミナさん? 長官がお呼びです。ブリッジまでご足労願えますか?」
シャフ「はい。さ、姫さま…」
ロミナ「ええ、行きましょう」
ダミアン「…ジョウの奴、先走って騒ぎ起こしてないだろうな…」

???(シャーキン)「我が偉大なるバラオよ。大妖魔帝国の悲願…悪魔世紀復活のためにはあれが必要だと…そうおっしゃるのですな?」
???(バラオ)「……」
???(シャーキン)「必ずや。なにやら地上は騒がしい様子…しかし我々の敵ではありますまい。手始めにあの研究所とやらを暴き、手がかりの断片なりとも持ち帰りましょうぞ。…ガンテを出せい!」
???(激怒)「……」
???(豪雷)「……」
???(激怒)「…奴ごときに手柄を奪われてがまんできるのか、兄者…」
???(豪雷)「かまわん…プリンスとはいえ、しょせん奴は…」

葉月「…火星開拓基地長官のハザード氏は、やなり…」
ジョウ「ああ、さっきも話した通り、奴ぁ火星に降りてきたザ・ブーム軍って異星人とグルなんだよ」
隼人「火星開拓基地っていうとあれか? 俺達が恐竜帝国とやりあってた頃、反乱をおこしたっていうザイボーグ…」
葉月「メガノイドだな。バイオハイテックの権威、破嵐創造博士が造り上げたサイボーグ…」
竜馬「結局は火星で決戦が行われたため、地上には大した損害が出なかったが…」
弁慶「たしか決着をつけたのは…その子供だと聞いたぞ」
キョウスケ「破嵐万丈…か。あのあと、自らの手で、そのとき使用していた機体を爆破したと…」
ジョウ「俺が育った火星開拓基地は、メガノイドの基地の跡を改造したものさ そこの長官がハザード=パシャっていう野郎だ」
レニー「あとは話したとおり、エルシャンク…あの戦艦のことですけど、あれが火星に降りてきて、あたしたちはここまで来たんです」
マイク「力を貸して欲しいんだよ」
葉月「さて、一体どうしたものか…」
ロミナ「あの…ご迷惑でしたら、私たちはすぐに飛び立ちます…。本当にありがとうございました。さあシャフ…」
ジョウ「ちょ、ちょっと待ってくれよロミナ姫! おい、あんたら、なんとも思わないのかよ! 姫さんは星を追われ、ニンジャ伝説っていう望みを賭けてここまで来たんだ! 力を貸してやりたいとは思わないのかよ!」
バーニィ「話は分かるよ。しかし…」
クリス「地球圏も手一杯というのが現状なのよね」
レニー「そうよ、いきなり押しかけて協力しろ、もないでしょう? …行きましょ、ジョウ」
ジョウ「待てよ、レニー。なあ、長官さんよ、ローニンには連絡とってくれたのかい?」
レニー「ちょっとジョウ、それが人に物を頼むときの態度!?」
ジョウ「黙ってろ、レニー! …なぁ、頼む。ローニンならきっと力になってくれるはずだ」
葉月「わかっている。いずれにせよ提督に報告しておかなければならんことだ」

レイン「…完全に見失っちゃったみたいね? ドモン」
ドモン「くそおっ! 一体どこに行ったんだ!」
アレンビー「そんなに焦っちゃだめだよ、ドモン。焦ってもいい結果は出ないしさ。ねえ、東方先生」
東方不敗「……」
レイン「デスアーミーだけならまだしも、他にも敵はいるのよ? そううまくはいかないわ」
ドモン「そんな事はわかっている! それでも俺は…っ!!」
東方不敗「ドモンよ。だからお前はアホなのだ…!」
ドモン「え? …師匠!?」
東方不敗「今のお前の力で、奴を倒せると思っているのか!」
ドモン「…!!」
東方不敗「今お前が奴と戦ったとて、返り討ちにあうだけ…そんな事もわからんのかぁっ!」
ドモン「う……し、しかし!」
東方不敗「ドモンよ、お前は確かに強くなった…しかし、このままでは奴にはかなうまい…。お前の力はそんなものではない、もっと修行を積み強くなるのだ…!」
ドモン「…師匠」

ミスマル「忍者伝説とな…」
ローニン「今の時代に忍者だなんて、おかしな話だと思われるかもしれませんが、彼らは真剣なのです…どうか、ジョウたちに協力してやってください」
ミスマル「…六万光年の彼方、ラドリオ星から来た客人を、私が粗末に扱うわけが無かろう? ローニンくん」
葉月「提督!? それでは!?」
ミスマル「ん~いいじゃないか、忍者がいるなら私も見てみたいし!」
マイク(か、簡単だなあ…)
ジョウ「協力してくれるってよ、ロミナ姫」
ロミナ「皆さん、ありがとうございます」
ミスマル「ロミナ姫たちがいてくれると、葉月くんも助かるだろう? ん?」
ジョウ「ま、仕方ねえ。力になってやるぜ」
レニー「偉そうに。どっちかって言うと飛影の力のほうが頼りになるんじゃない?」
シロー「確かに、あのロボットの強さは半端じゃなかったしな」
ミスマル「?」
葉月「ではロミナ姫、あなたがたエルシャンクの方々は、私の指示に従ってもらう事になりますが…よろしいですか?」
ロミナ「はい。よろしくお願いします、みなさん」
ローニン「やったな、ジョウ」
ジョウ「ああ、感謝するぜ」
ダミアン「ローニンに言ってみてよかったな」
ミスマル「ところで葉月くん、火星に向かっているユリカたちは…この事を知っているのかね?」
葉月「はい。ブライト艦長を通して、連絡がいっています」
ミスマル「うむ、なら心配の必要はないな」
シャフ「姫さま、これで忍者捜しができるというものですね」
ロミナ「皆様、本当に感謝いたします」
ジョウ「そんなに何度も頭を下げなくてもいいぜ、ロミナ姫」
ミスマル「話は変わるが、さっきアマダ少尉が言ってたロボットってなんなのかね?」
葉月「……」

ガラリア「ダンバインはどこだ!?」
ショウ「一撃で仕留めてみせる!」
〔オーラ力の高まる音〕
〔爆発音〕
〔画面、振動〕

ガラリア「ダンバインか?」
チャム「あたるはずなのにぃ」
ショウ「どういう事なんだ?」
ガラリア「もらったぁ! ダンバイン!!」
チャム「きゃぁあ」
ショウ「今日のガラリアは違うぞ…バーン以上に力を感じる!」
〔オーラ力の高まる音〕
ガラリア「なんだ!?」
〔オーラ力の高まる音〕
ショウ「ガラリアッ!」
ガラリア「力押しならばっ!」
ショウ「負けはしないっ!!」
〔オーラ力の高まる音〕
〔画面、発光〕

マーベル「何の光?」
ショウ「くそぉぉっ」
ガラリア「う、うっ…」
チャム「ひゃあぁぁっ!」
〔オーラ力の高まる音〕

葉月「くっ、またか!」
ファ「長官! 新宿にも謎の大型機動兵器が現れたと…!」
葉月「新宿、東京、ムートロン研究所…そして三重の山間部といったかね?」
ファ「はい、ブライト艦長から連絡がありました。新宿の機動兵器は…宇宙海賊バンカーのものだと」
マイク「ミエ? どのあたりなの?」
竜馬「三重県…別に重要な都市や基地があるわけじゃないだろう?」
隼人「…伊賀の里…か? そうか、ザ・ブームの連中も忍者を捜しているといったな、お姫さんよ」
ロミナ「ええ。なにか関係があるのですか…!?」
弁慶「伊賀忍者の本拠地じゃろ?」
ジョウ「…そこだ! そこだぜロミナ姫、ザ・ブームの野郎も情報をつかんだんだ!」
レニー「そうとわかれば善は急げね!」
シロー「しかし、いま忍者は…」
※※鉄也が地上へ残った場合のセリフ※※
鉄也「くだらんな。なぜみんな本当のことを言ってやらない?」
シロー「剣くん、どの道わかることだよ」
ジュン「…なまじ知っているだけにつらいわね」

葉月「ガンドール発進! 総員は持ち場に着け! ロミナ姫、エルシャンクもガンドールの後を追ってきてください」
ロミナ「葉月さま、ありがとうございます…」
キョウスケ(一体地球圏になにが…? エクセレン…おまえはどうしてる…?」
【シナリオエンドデモ終了】


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