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シーン2「浮上」編
No.6
ゲッター線、その意味

<セレクト 早乙女研究所>
新しいゲッター炉の実験のため、
早乙女研究所に戻ったゲッターチームが見たものは…。


サブタイトル
「ゲッター線、その意味」


【戦闘マップ開始】
竜馬「この岩のようなものは…一体…?」
弁慶「気味悪いぜ…。浮いてやがるぞ?」
隼人「…ちっ、研究所をぐるりと取り囲んでいやがる…」
早乙女「よく戻ってきてくれた、君たち。いまのところ、ゲッター線増幅炉の実験は順調だよ」
隼人「博士、今回の実験はどういう実験なんですか?」
竜馬「…この戦時中、しかも得体の知れないものに取り囲まれているというのに…! こんなところを敵に襲われたら…!」
早乙女「こんなときだからこそ、これはやり遂げねばならん。ゲッター線の平和利用…その平和がこの地球に、いや、宇宙に訪れなければ意味がない…」
隼人「しかし、ロンド・ベルの仲間たちは戦力が分散してしまっている…わざわざ俺たちを呼び戻す必要があったんですか、博士?」
弁慶「しかも使うのはゲッターGじゃなくて…旧ゲッターの方だし…」
早乙女「この実験が成功すれば…新たなゲッター炉に火を入れることができる…!」
竜馬「!! …新たなゲッター炉!?」
弁慶「という事は…新しいゲッターロボがあるんですか!?」
竜馬「本当ですか、博士?」
早乙女「あくまで理論上だが、ゲッター線の絶対値に対し、ゲッター炉が暴走しなければ…より強力なゲッターが出来る」
隼人「そいつはご機嫌だな。なるほど、それを俺たちに真っ先に渡すために…」
早乙女「それもないわけではないが…君たちがさっきから言っておるように、実験を始めた頃、まわりの岩がどこからともなく現れた」
竜馬「あれはなんなんです? 博士」
早乙女「うむ…結論を出すのは早いが、ほぼ間違いなく…何者かがこの研究所を監視しておる。その監視装置だろうな」
弁慶「なんだって?」
隼人「まさか…百鬼の連中が生き残っているとか言わないでしょうね、博士?」
早乙女「…わからんが…おそらく違う」
竜馬「待っている…と? 博士がゲッター炉を完成させるのを?」
早乙女「その可能性は高いと思う。だから君たちを呼んだのだ」
隼人「なるほどね…じゃあ、博士」
早乙女「うむ、テストはこれより最終工程に入る。なにも起こらなければそれに越したことはない。それに…実験が完全にうまく行くかどうかもわからん君たちは…」
竜馬「了解です、博士。あの岩の塊のようなもの、ドラゴンで潰します」
早乙女「うむ‥!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「ゲッター線…これをまだ狙ってる奴らがイルということネ」
メリー「ホントにヒャッキのリベンジではないの?」

弁慶「…なあ隼人ぉ、監視してる奴らって…なんだと思う?」
隼人「そうだな…正体不明…っていうと、俺は奴らしか思い浮かばん」
〔敵ユニット出現〕
???(アインスト)「……」
隼人「なにいっ! まさか…! 博士、敵襲です!」
弁慶「あの敵は…アインスト! 隼人の言う通り…本当にあいつらだったのか!?」
早乙女「なんということだ…! リョウくん、ハヤトくん、ベンケイくん! 時間をかせいでくれ! 実験はもう始まってしまった!」
竜馬「ようし! 俺たちで食い止めるぞっ! 隼人! 弁慶!」
隼人「ああ、好きにはさせねえぜ!」
弁慶「投げまくってやる!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
メリー「兄さん、私たちも出撃するよ!」
ジャック「イエス! 出撃するネ!」

早乙女「みんな、よく聞いてくれ。ゲッター炉の実験を…今止める訳にはいかない。…もし敵に研究所が破壊されるようなことがあれば…なにが起こるかわからん!」
隼人(それだけの量のゲッター線を!? どんなゲッターが…!?)
竜馬「いくぞぉっ! チェェェェェンジッ、ドラゴンッ!スイッチ・オンッ!」
〔味方ユニット出現〕
竜馬「さあっ、来いっ!」
早乙女「リョウくん! たったいま、ロンド・ベル隊から連絡が入った」
竜馬「ロンド・ベルから!? こっちへ来てくれるんですか!?」
早乙女「そうだ。それまで持ちこたえてくれ!」
隼人「けっ、数が多いぜ」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「それに比べて、こっちはたった2機…きついネ」

弁慶「そのかわり、強さは何倍もこっちが上でえ!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
メリー「その意気よ!」

???(アインスト)「…イノ…チ…」
<戦闘開始>

≪1番目に選択≫
<2PP・味方援軍1出現>

〈出撃ユニット選択〉
アムロ「よし、思ったより早い! 敵はまだ戦線を展開させていない! 早乙女博士!」
早乙女「おお! ロンド・ベル! ありがたい!」
勝平「敵は…ほんとだ! アインストだぜ!?」
キョウスケ「この岩の並び…宇宙でもあったという…!?」
クワトロ「解せんな…敵の狙いはゲッター炉だというのか?」
カミーユ「ゲッターロボの力を持ったメカ…それが目的では?」
アムロ「あり得るな。ゲッター線…この力を狙っているのならば…」
???(アインスト)「……」
キョウスケ「…いや、違う…!」
チャム「違うよ…違う…」
ショウ「チャム!?」
チャム「もっと…もっと根本的なこと…生命の…」
シーラ「聖戦士、どうしました?」
レイン「早乙女博士! 研究所の皆さんは大丈夫ですか!?」
早乙女「君は…ミカムラ博士の? …現在、ゲッター炉の実験中で、まったく手が離せない状況だ。リョウくんたちがよく敵を止めてくれているが…もしここに敵の侵入を許すようなことがあれば…」
エマ「あれば!?」
早乙女「…先程からゲッターがあの敵と共鳴しておるのです。なにが起こるか皆目見当がつかん!」
キョウスケ「奴らと共鳴…?」
甲児「そのゲッター炉が、仮に暴走したら…どうなるんだ?」
早乙女「なにも起こらないかもしれんし、研究所一帯…いや、日本そのものが吹き飛ぶかもしれん」
鉄也「そんなエネルギーが!?」
早乙女「…それがゲッター線だ」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「おしゃべりもいいケド、早くサポートしてほしいネ!」
メリー「イエス!」

竜馬「援護、お願いします!」
隼人「事態がややこしくなってるのはわかるがな」
弁慶「頼むぜ!」
ロミナ「みなさま、とり急いで研究所を救ってください!」
ジョウ「おう、行くぜ! マイク、レニー!」
マイク「オッケー、兄貴!」
レニー「竜馬さん達を助けなきゃ!」
キョウスケ「キョウスケ=ナンブ、アルトアイゼン出るぞ…!」
チャム「あ! キョウスケ!?」
キョウスケ(嫌な予感がする…奴らの目的…そしてこの感じ…近くにいる…!)
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
???(アインスト)「イ…ノチ…ア…ラタナ…」
キョウスケ「未知のエネルギー…ゲッター線! おまえたちはそこになにを求める…!」
クワトロ「キョウスケくん、どうした?」
アムロ「集中力を欠いている…? キョウスケくん!」
カミーユ「…まさか…来るのか!?」
神宮寺「洸、何かあったのか?」
洸「なんだ? ライディーンが…共鳴している…!?」
キョウスケ「…! こ、こいつは…」
〔早乙女研究所と浮遊岩が共鳴〕
〔敵ユニット出現〕

エクセレン「……」
キョウスケ「…!!」
早乙女「む! あれはたしか…」
クリス「な…ヴァイスリッター!?」
アムロ「行方不明になったエクセレンくんの機体か!」
マリ「よかった…無事だったのね!」
忍「馬鹿野郎っ! 今までどこほっつき歩いてやがった!」
雅人「気楽に消えちゃって…こっちは大変だったんだぜ」
エクセレン「……」
マーベル「あれは…違う…」
亮「ああ…あれはどう見ても援護に来てくれたって感じじゃないな…」
バーニィ「謎の敵と一緒に出てきたって事はやっはり、なにか関係が…!?」
勝平「…だけど、絶対にエクセレン姉ちゃんが乗ってるとは限らねぇだろ?」
カミーユ「敵に機体だけ奪われた…ということもあるな」
ファ「じゃあ…エクセレンさんは…!?」
アムロ「最悪の場合…」
キョウスケ「…いや…あいつだ…」
エクセレン「……」
???(アインスト)「オ…マエ…」
キョウスケ「なにっ…!」
シロー「ん? どうした?」
キョウスケ「…いえ」
甲児「ちっ、敵は待っちゃくれそうにねえぜ!」
カミーユ「迎撃するっ!キョウスケさん…戦うしかない…!」
キョウスケ「…了解…」
エクセレン「……」
〔敵ユニット出現〕
???(アインスト)「……」
アムロ「なんだと…!? あれはもしや…!」
キョウスケ「…ゲシュペンストです」
クリス「ええ、私もテストパイロットだったとき…見た事があるわ…」
クワトロ「ゲシュペンスト…キョウスケくん、君の機体も…」
キョウスケ「アルトアイゼンはMk-IIIです」
エマ「でも、連邦軍に配備されたゲシュペンストMk-IIは30数機あったはずだけど、前大戦でそのほとんどが失われているはず…」
キョウスケ「…おそらく…ヴァイスリッターをもとに…」(敵にはそんな技術が…?)

<エクセレン撃破orHP50%以下>
エクセレン「…キョウスケ…」
〔敵ユニット離脱〕
キョウスケ「エクセレン!」
クリス「あっ!」
マイク「すごいスピードで飛んでっちまったよ!?」
勝平「なんだよ! どうなってんだ!?」
バニング「…あの速度…以前のヴァイスリッターとは別物だぞ」
沙羅「とりあえず無事だったのかい? 彼女は」
キョウスケ「ああ、俺の名は…わかっていたようだ」
アムロ「しかし…なぜ…」

<敵全滅・勝利条件達成>
クワトロ「どうやら敵はすべて退けたようだな」
竜馬「敵の侵入は防げたが…ゲッター炉はどうなったんですか!? 博士!」
早乙女「詳しく調べてみなければわからん…暴走は防げたようだが…なんとも言えんな…」
弁慶「博士、それじゃあ…」
早乙女「うむ…解析不能な共振…ゲッター炉は非常にデリケートなものだ。旧ゲッターのものはもう…」
隼人「奴らの目的は…やはりゲッター炉だったのか?」
弁慶「骨みたいなゲッターとか、植物みたいなゲッターでも造ろうとしてたのか?」
早乙女「だが…なんにしても実験は失敗してしまった。一度不安定になったゲッター炉では危険が大きすぎてとても使用できん」
竜馬「残念です…」
早乙女「いや…ロンド・ベル隊のみなさん、本当にありがとうございました」
アムロ「いえ…お役に立てなかったようです…ゲッター炉の実験を…」
早乙女「命あっての物種です。生きていれば、次がある」
竜馬「それにしても、ヴァイスリッター…おかしな感じだったな」
隼人「ああ、なにがあった?」
クワトロ「キョウスケくん、彼女は…なにも言っていなかったのか?」
キョウスケ「いえ…」
ファ「キョウスケくん…みんなに相談してくれていいのよ?」
カミーユ「ファ…無理強いするものじゃない。言いたくないこともあるのかもしれない」
キョウスケ「…おそらく…今回の戦闘はエクセレンと俺たちを引き合わせるために仕組まれたもの…」
バーニィ「なんでそんなことを?」
キョウスケ「……」
アムロ「コクピットに乗っていたのは、確かに彼女だったんだな」
キョウスケ「姿を見たわけではないですが、間違い…ありません」
忍「とりあえず、無事でよかったじゃねぇかよ」
沙羅「そうだよ」
洸「生きていれば、必ず助け出すチャンスが来る…!」
ロミナ「そうですね…今は、エクセレンさまのご無事を祈るしかありません…」
クワトロ「今は、我々の目的を果たしていくことしかできんようだな…」
キョウスケ(…あいつは…また俺の前に現れるはず…そのときは…)
【戦闘マップ終了】


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