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シーン2「浮上」編
No.5
呪われしジャンヌ=ダルク

<ファースト ネルガル重工サセボドック>
突如、浮上したオーラバトラーにより、混乱する地上。
葉月たちはターサン博士のワープビームで
ネルガル重工サセボドックへ降下する。


サブタイトル
「呪われしジャンヌ=ダルク」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
〔味方ユニット出現済み〕

シーラ「ニー=ギブン…ここが‥地上なのですか?」
ニー「どうやらそのようです、シーラ様」
エル「へ~、あんまりバイストン・ウェルとかわんないのね~」
ベル「ちじょう、ちじょう~」
キーン「ほんとにここが地上なの? でも…どうして急に!?」
ニー「…わからん。だが、ショウたちが包まれた光…俺たちが巻き込まれたのがオーラロードだったとしたら…間違いなくここが地上だ」
シーラ「聖戦士ショウ=ザマ…地上では…いったいなにが起こっているのですか…?」
キーン「あっ! シーラ様! ニー!」
ニー「まさか…!」
〔敵ユニット出現〕
キーン「ドレク軍も…地上に!?」
ドレイク兵「…ここは本当に地上なのですか!?」
アレン「ああ、間違いねえ。どうやら日本のようだが…まさか地上に戻ってくることになろうとはな!」
ニー「アレン=ブレディ…!」
アレン「ザコに用はねえ! 聖戦士を、ショウ=ザマを出しな!」
シーラ「ショウ=ザマはいません。あなたは…アレン=ブレディといいましたね。…答えなさい。ドレイク軍も…すべて地上に出てしまったのですか…!?」
アレン「知らねえな! 俺たちの部隊以外のことはな! ただ…」
ニー「俺たちも、おまえたちも…あの不思議な光に飲み込まれてここにいる…」
アレン「他の連中も来てるだろうってことさ! だが、ここは俺がいただく!」
エル「ふざけんじゃないわよ! ニー、キーン、やっちゃえ!」
ベル「やっちゃえ~!」
ニー「キーン! シーラ様をお守りしつつ、やれるところまでやるぞ!」
キーン「くっ、でもこの数じゃ…!」
〔味方ユニット出現〕
チャム「いたよぉ! グラン・ガランだぁ!」
ショウ「シーラ様っ!」
カワッセ「シーラ様! あれは…!!」
シーラ「まさか、聖戦士ショウ=ザマ…!?」
キーン「ショウ!?」
マーベル「急いで駆けつけたのは、正解だったようね」
ニー「マーベルもいるのか!?」
ショウ「ナデシコが…地上の軍の艦が不調で、俺達だけ先行してきた」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「へっ、ショウのやつばかりが聖戦士ってわけじゃあねぇぜ」
キーン「トッド=ギネスまで…」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「やつら…バイストン・ウェルの戦火を、地上にまで広げようというのか…」

ニー「ショウ! 俺たちの場所…すぐにわかったのか!?」
ショウ「いや‥おれは一度バイストンウェルに戻ったんだ」
ショウ「地上の各地にオーラバトラーや…オーラシップまで現れている! 一番手近なオーラシップの反応に来たが…間に合ってよかった」
シーラ「そうですか…オーラ力が、せいせんしを導いたと信じたいものです」
チャム「だけど、イヤぁなマユ毛男もいるよう!」
アレン「へっ、なにガタガタやってやがる! ショウ=ザマ! 前のようにはいかねえぜ!」
シーラ「ショウ=ザマ、地上の軍はどう動いているのですか?」
ショウ「シーラ様! 話はあとです! いくぞ、ニー、キーン、マーベル!」
ニー「よし、なんとしても食い止める!」
キーン「しっかりね、ショウ!」
マーベル「敵が集結する前に叩けば…!」
アレン「…覚悟してもらうぜ、聖戦士っ!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

ニー「さすがに…息切れしてきたか…!」
チャム「ニー! 弱気はダメだよぉ!」
シーラ「ショウ、マーベル…戦況を見て、この空域から離脱してください」
ショウ「…シーラ様!?」
シーラ「わかっているはずです、聖戦士ショウ=ザマ。私たちが浮上してしまった理由、そして地上とバイストン・ウェルに起ころうとしているもの…」
チャム「なに? なんのこと!? シーラ様!?」
ショウ「……」
シーラ「ドレイクたちも…それに巻き込まれただけ、ということもです」
マーベル「……」
キーン「オーラ力が増えすぎたからではないんですか!?」
ショウ「…もっと大きなものが動いている‥!」
アレン「怖じ気づいたのかよ! 来ないならこっちから行くぜ!」
チャム「ショウ! あれ!」
〔味方戦艦出現〕
ジョウ「間に合ったみたいだぜ!」
マイク「見ろよ兄貴、オーラバトラーがうじゃうじゃいるぜ!」
レニー「急がないといけないわ!」
ユリカ「なんとか到着できたけど…ルリちゃん、ナデシコの不調は直りそう?」
ルリ「オモイカネにアプローチは続けていますけど…だめです。むしろ悪化しています」
ミナト「あぁん、こっちもだめみたい。操舵の制御がきかないわ」
メグミ「ナデシコ、現在位置で停止します」
忍「おいおい、そんなんで大丈夫なのか?」
レイン「学習型コンピュータのトラブルだから…そう簡単には直りそうにないわね…」
イネス「何か根本的な原因がありそうね…究明している時間があれば、だけど」
プロスペクター「仕方ありませんな…艦長」
ユリカ「エステバリス隊出撃! ナデシコの直援にまわってください!」
〔味方ユニット出現〕
アキト「まったく、なんなんだよ」
ガイ「しゃあねえ。このダイゴウジ=ガイが守ってやるぜ!」
ヒカル「そういう人に限って、落ちやすかったりするんだよね~」
イズミ「笑うとこ100円~…オチ、安い」
リョーコ「おら! おまえらあんまりナデシコから離れるんじゃねえぞ!」
アカツキ「やれやれ」
ロミナ「みなさま、お気をつけて…」
〈出撃ユニット選択〉
アレン「ちっ、もたもたやりすぎたか!」
チャム「ショウ! みんな来てくれたよ!」
ショウ「みんな!」
勝平「ショウ兄ちゃん! もう安心だぜ!」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「やれやれ…遅いぜ、騎兵隊さんたちよ!」

甲児「ナデシコのやつがどうも調子悪くてよ! …遅れちまった分、暴れてやるぜ!」
アキト「オーラバトラー相手か…うまく立ち回らないと!」
鉄也「ああ、動きに惑わされていると深手を負わされる。気の抜けん相手だ」
ガイ「動きなら俺達も負けちゃいねぇぜ!」
ルリ「負けないのはいいですが、ナデシコ、動けないのをお忘れなく」
キョウスケ「そうだったな。…こちら側に敵を引き込むしかあるまい」
アレン「いきなりでかい戦いになりやがったな。フフ…楽しいじゃねえか」
クワトロ「む…プレッシャーをかけてくる敵がいるな…ザマ君、あの巨大な城のようなものは? 戦艦なのか?」
ショウ「クワトロ大尉! あれにはシーラ様が乗っているんです!」
クワトロ「シーラ…様?」
アムロ「大尉、以前ぼくやカミーユがジャブローから飛ばされてしまった異世界…バイストン・ウェルの女王だ」
カミーユ「面識があります。…しかし…どうして!?」
シーラ「アムロ=レイ殿…再びお力をお貸ししていただけますか?」
アムロ「もちろんですよ、シーラ女王」
キョウスケ「なぜこうなったのか…聞かねばならんしな」
ニー「見たことのあるメカもいるな」
キーン「前はバイストン・ウェル、今度は地上とはね」
洸「とにかく、まずあいつらをやっつけましょう!」
アカツキ「そうそう、敵さんはやる気満々みたいだよ!」

<4EP・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
ジェリル「はっ、急に地上に出たと思ったら…でかい獲物がかかったじゃないか」
ファ「またオーラバトラーが!?」
アレン「ふん、ジェリルか」
ショウ「ジェリル…!? 赤い髪のジェリル=クチビか!」
ジェリル「あれは確かにグラン・ガラン…そして、聖戦士ショウ=ザマか! 運が出てきたようだね、あたしにも」
シーラ「答えなさい! ドレイクは…ドレイクも地上に来ているのですか!?」
ジェリル「知らないねえ! 知ってても教える義理はないんだよ!」
ヒカル「この人も性格悪そうだよぉ」
マーベル「性格と言うよりも…オーラ力におぼれ始めているのよ…」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「地上人であるお前が、地上に戦乱を望むのか!?」

ショウ「ジェリルッ…!」
チャム「こンの性悪女ぁっ!」
勝平「へんっ! だったら、てめえをぶっ飛ばして、自分の目で確かめてやる!」
恵子「いつもそうやって前に進んできたものね」
宇宙太「結局頼りは自分たちだけだからよ!」
アレン「ピーピー鳴くんじゃないよ! ガキどもが!」
リョーコ「いちいちムカツク野郎だな! その鼻、へし折ってやるぜ!」
イズミ「あの減らず口は、から威張りじゃあないようだね…」
アムロ「油断するな! オーラバリアのせいで、防御力も高い!」
クワトロ「たしかにな。…モビルスーツの武装では厳しいか」
鉄也「ならばグレートの力…思い知らせてやる!」
甲児「マジンガーのパワーを甘く見るんじゃねえぜ!」
ジョウ「ちっ、接近戦に持ち込むしかねえってことか」
忍「へっ! バリアごと、断空剣でブッタ斬ってやるぜ!」
洸「ライディーンの力、見せてやるぞ!」
キョウスケ「なんであろうと…一体残らず叩き落とすまで…!」
ジェリル「ハハハ! やってごらんよっ!」

<ジェリル(レプラカーン撃破)撃破・敵増援2出現>
ジェリル「うわああっ! まさか…このあたしがっ!?」
ショウ「これで終わりだ! ジェリル=クチビッ!」
シーラ「…!! このオーラ力は!? いけない、ショウ=ザマ!」
ジェリル「あああああああ! なめるなあああああああああっ!
〔ジェリル、変化〕
ショウ「ジェリルッ!? なにをやった!?」
※※まだアレン健在の場合、セリフ追加※※
アレン「なんだ、あれは…! レプラカーン…このオーラ…ジェリルなのか…?」

ファ「オーラバトラーが!?」
※※まだアレン健在の場合、セリフ追加※※
アレン「ジェリル、何をした!?」
ジェリル「手出しは無用だ! アレン! あたしはもう…誰にも止められやしないよ!」

ニー「レプラカーンが巨大になって見える」
クワトロ「幻でも見ているのか…!?」
カミーユ「この…感情…恐ろしい憎しみの光…!」
※※ロザミィが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザミィ「…なにこのプレッシャー…お兄ちゃん」

ジェリル「フフ…ハハハハハハ! フフフ…敵が小さく見えるという事は…あたしが勝つという事だ!!
シーラ「ハイパー化…!」
ショウ「シーラ様!?」
シーラ「制御不能になった悪しきオーラ…いけない、あれを地上に残してはいけないのです! ショウ=ザマ!」
アムロ「ぼくにもわかる…! あれは…人の憎しみの光だ…! 倒さなければならない!」
忍「にしてもでけえ…ッ! おいおい、シャレになんねぇぞ!」
亮「幻…ではないようだな…」
沙羅「雅人、なんかわかんないのかい!?」
雅人「それが…わけがわかんないんだ。確かに存在してる…つまり幻覚じゃあないんだけど…実体の反応も確かじゃないんだ」
マーベル「オーラ力が作り出した…オーラ力を、物質化したものだとでも…?」
ユリカ「ルリちゃん、こっちの分析はどうなの?」
ルリ「…オモイカネ…!? どうしたの…!? 言うことを聞いて」
メグミ「ルリちゃん…?」
ルリ「艦長、ヤバいことになってます」
ユリカ「どうしたの、何かあったの?」
ルリ「オモイカネが…!」
〔エステバリス隊、エネルギー切れ〕
リョーコ「なんだ!? エステバリスが!」
アキト「え!?」
アカツキ「どうした!? コントロールが…!」
ミナト「どういうことぉ!? ナデシコ、言うこと聞かなくなったけど!?」
ルリ「オモイカネが昨日停止…というより、こちらの操作を拒んでいます」
ユリカ「ちょっとぉ! 何でそうなるの!?」
葉月「ナデシコが…!? どうした、ミスマル艦長!」
ユリカ「ナデシコ、エステバリス隊…全機、コントロール不能です!」
鉄也「なんだって!? なにをやっているんだ! こんなときにっ!」
ユリカ「ああ~、怒んないでくださいよぉ! こっちだってわけわかんないんですぅ!」
甲児「なんでナデシコとエステバリスが急に動けなくなるんだよ!」
葉月「ミスマル艦長、どういうことです!?」
アキト「ユリカ! おまえ、またなんかやったのか!」
ユリカ「ルリちゃあん! もう関係各社、あっちこっちから怒られまくり!」
ルリ「パニくらないでください、艦長。…オモイカネがこちらの命令系統をすべて無視…ナデシコとエステバリスをコントロールしています」
アムロ「オモイカネ…ナデシコの中枢コンピュータだったな?」
イネス「その通りです、大尉。ぶっちゃけて説明すると、エステバリスの制御系も、ナデシコが掌握しています」
ジェリル「ハハハハハハハ! なにやら問題が起こってるみたいじゃないか。…運がないねえ、聖戦士…! そうさ、戦いはこうでなくちゃねえ!」
ショウ「こんな戦いになんの意味があるんだ!」
ジェリル「意味なんてどうでもいいのさ! 楽しめればね!」
ショウ「ジェリル、貴様…ッ!」
シーラ「赤い髪のジェリル=クチビ…!」
ジェリル「ショウ=ザマッ! 今日こそは、ってやつさ!」
チャム「やらせないよっ!」
???(アインスト)「……」
キョウスケ「むっ!?」(この恐ろしい力…なんだ? 誰かに見られている?)
葉月「巨大化したオーラバトラーに細心の注意を払え! 迎撃を!」
勝平「ナデシコはどうすんだよ!」
葉月「…援護しろ! ここで落ちるわけにはいかん!」
ショウ「ジェリル…! ナデシコは動けないのか!? くっ!」
チャム「ショウ! 来るよ!」

<ジェリル(ハイパーレプラカーン搭乗)撃破>
ショウ「やったか!?」
チャム「ショウ! やったの!? 倒したの!?」
ジェリル「ここまで! ここまでしてなぜ勝てないっ! ショウ=ザマァッ! あたしは!」
〔敵ユニット撃破〕
シーラ「消えた…巨大な悪意のオーラが」
ショウ「ジェリル…あれが…悪意のオーラ‥」
チャム「ショウ…?」
???(アインスト)「……」
キョウスケ(気配が…消えた?)
カミーユ「…一時はどうなるかと思ったけど…」
アムロ「まだ全部が終わったわけじゃない。気を抜くには早いぞ、カミーユ」
クワトロ「そういうことだ。…悪い夢も終わりだ。あとは現実に残った敵を掃討せねばな」
キョウスケ(優れたニュータイプである3人が気付いていない…やはり…)
アムロ「ん…キョウスケくん?」
キョウスケ「いえ、なんでもありません。…敵の掃討にあたります」
プロスペクター「ホシノ君、オモイカネはどうなんです?」
ルリ「……状況、変わりません」
ユリカ「あぁん、悪者をやっつけたら直るんじゃないのぉ?」
ルリ「テレビの見過ぎです」

<アレン撃破>
アレン「おおおっ! この俺が…まさか! なぜだ!」
ショウ「終わりだ! アレンッ!」
※※敵増援2出現前の場合のセリフ※※
アレン「なぜだ!? なぜ俺がこうも簡単に…!」
※※まだジェリル健在の場合、セリフ追加※※
ジェリル「運のない奴…フェイのところへ逝きなよ! アレン!」
アレン「ジェリル、貴様…!」
キョウスケ「仲間を笑うのか…!」
ジェリル「弱いから負けるのさ!」
※※敵増援2出現後の場合のセリフ※※
アレン「なぜだ! なぜ俺はジェリルのようにならない! 俺もあの力があれば…!」
ショウ「あれは人間が持ってはいけない力だ! アレン!」

アレン「うおおおお!」
〔敵ユニット撃破〕
チャム「ショウ…」
ショウ「アレン…憎しみの力は…なにも生みはしないんだ」

<敵全滅・勝利条件達成>
シーラ「終わったようですね…」
チャム「シーラ様…? 勝ったのに…うれしくないの…?」
シーラ「敵兵士の大半は同じバイストン・ウェルの人間…なぜこんなことになってしまったのでしょう…」
ショウ「……」
シーラ「地上人…ショット=ウェポンによってオーラマシンが造られてから…すべてが狂い始めてしまったようです…」
ニー「……」
キーン「それは…」
神宮寺「地上人…俺達もあんたらの言う、地上人だが…」
麗「そのショットという地上人が異世界でロボットを造り…それを壊すのも私たち地上人…」
シーラ「…あなた方を悪く言うつもりはありません。皆様、ありがとうございました…改めてお礼を申し上げます…」
アムロ「いえ、以前バイストン・ウェルで助けてもらいました。気になさらないでください」
バニング「なんとかこの艦を守りきれたようだが…」
コウ「ナデシコですね…」
ミナト「ルリルリ、どう?
ルリ「状況、変わりません」
ジョウ「まるで戦えねぇってことかよ」
プロスペクター「どうやら、このサセボでのドック入りは時間がかかりそうですなぁ」
シロー「それじゃあ、これからの作戦には…」
イネス「同行は無理ね。ただでさえ不安定だったところに、あの巨大化したオーラバトラーのエネルギーを受けて…今の段階では説明できないことが多すぎるわ」
ルリ「たぶん、それだけじゃない…」
アキト「ルリちゃん…?」
ユリカ「そんなこんなで…こういうわけです」
甲児「なあに、気にすんなよ。元々、ここのドックには夜寄るつもりだったんだろ?」
さやか「そんな簡単に言っちゃって…ナデシコがいないと、テンカワくん達のマシンも動けないのよ?」
アカツキ「正解。…エステバリス単体での運用はあまり現実的じゃあないからねぇ」
ガイ「あぁ、ナナフシを潰すときも面倒だったからなあ」
鉄也「せっかく地上に降りたってのに、いきなり戦艦を一隻失うことになるとはな…」
ショウ「戦艦と言えば…シーラ様。これからどうなさいます?」
シーラ「…あまた方と行動を共にいたします、聖戦士殿」
ファ「え? でも…」
シーラ「ドレイクも地上に来ていることは確実でしょう。悪しきオーラを…バイストン・ウェルの戦いをこれ以上地上に広げるわけにはまいりません」
ショウ「はい。その通りです。ドレイクだけは止めなければ…」
シーラ「それに…私たちが浮上したとなればエレ様のゴラオンも、どこかにおりましょう。となれば、合流する必要があります。この世界では私たちは不要な存在…」
バーニィ「けど、あんまり無理はしない方がよくないかい?」
シーラ「いえ。お見受けしたところ、あなた方の機体はかなりの数。そちらの水鳥のような戦艦だけでは、運用に差しつかえも出ましょう」
レニー「そうねぇ…エルシャンクだけじゃ大変かもしれないわ」
クワトロ「…お言葉に甘えてよろしいのかな?」
シーラ「はい」
勝平「へへ、話がわかるじゃん」
恵子「勝平! 失礼な言い方はやめなさい」
ロミナ「それではシーラ女王、共にこの地の平和のために」
シーラ「はい…あなた様は? 地上人ではないようにお見受けしましたが…バイストン・ウェルの者とも違うようですし…」
ロミナ「わたくし、ロミナ=ラドリオと申します。…その件は道すがら、お話いたしましょう。バイストン・ウェルについてのお話は、わたくしも興味がございます」
アキト「なんか…会話がすごく優雅だな…」
マイク「お姫さまの戦艦に、女王さまの戦艦かぁ。こんな部隊、なかなか無いだろうなぁ」
忍「へっ、今まではむさいおっさん部隊だったからな」
葉月「……」
ユリカ「あぁん! ナデシコが動けば、私も美人艦長艦隊に仲間入りできたのにぃ!」
エリナ「そんな事言ってる場合じゃないでしょ! それにあなた、王族でもないじゃないの」
ユリカ「う…私にはアキトっていう王子さまがいるもん…メグミちゃん、ドック入りの手続きは?」
メグミ「入港許可、下りました。あと、アキトさんは王子さまなんかじゃありません!」
プロスペクター「と、とにかく、ナデシコはしばらくここで調整となります…みなさん、ご武運を」
アムロ「了解しました。我々は次の目的地へ向かいます」
バニング「グラン・ガランが同行してくれて、助かったと言うべきか…」
シーラ「…聖戦士、ショウ=ザマ。あなたにお渡ししたい機体があります」
ショウ「機体…? オーラバトラーですか!?」
シーラ「はい。ナの国の技術を結集して造り上げた…オーラバトラー・ビルバインです。一機のみしかありませんが…お役に立つはずです」
チャム「やったね、ショウ!」
ショウ「ビルバインか」
キョウスケ「……」
カミーユ「ん…キョウスケさん? どうしたんです?」
キョウスケ「いや…あの巨大化は…一体…」
ショウ「ジェリルは自分のオーラ力を制御できなかった…その結果…」
ちずる「ショウくんも…ひょっとして!?」
ショウ「……」
キョウスケ(それにあれが起こったときに感じた気配…オーラ力…ハイパー化…どういう関連があるというんだ?)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

???(アインスト)「始まる…」
???(アインスト)「…新しい命」
???(アインスト)「終わる…」
???(アインスト)「…始まりの地」
???(アインスト)「おまえ…の」
エクセレン「……」

バニング「では、我々は先に地球に降下したロボットと合流をしていく」
ユリカ「了解しました。ナデシコも調整が完了したら、すぐにそっちに向かいますね」
アムロ「だが…ナデシコのコンピュータ…」
ルリ「オモイカネです。…あ、名前です。コンピュータの…」
イネス「説明しましょう。日本の古代神話において、アマノイワトに隠れたアマテラスオオミカミを誘い出す知恵を出した、思慮深い神の名前よ」
ガイ「へぇ…ナデシコに乗ってた俺も、知らなかったぜ」
アムロ「なるほど、いい名前じゃないか」
ルリ「…どうも」
クワトロ「そのオモイカネ…ナデシコの管理コンピュータが暴走した原因はつかめているのか?」
エリナ「はい、ただ処置には時間がかかりそうで…」
ユリカ「え? エリナさん!?」
アムロ「わかりました。こちらもゆっくりはしていられない。出発します」
ユリカ「は、はい! 気をつけてください」
クワトロ「…気づかい、感謝する」
プロスペクター「…お気をつけて」

メグミ「エルシャンク、グラン・ガラン、発進しました」
ジュン「エリナさん、まだオモイカネの暴走した原因は…」
エリナ「バカねぇ、あの場はああ言うのが一番いいのよ!」
アカツキ「そうそう、ナデシコが動かないことに変わりは無いんだ。悪い話を聞かせてもしようがないだろう?」
ミナト「へぇ…操舵士とパイロットなのに、二人ともずいぶんと交渉が上手なのね」
アカツキ「そ…そりゃあ、ぼくは英才教育を受けてきたからね」
エリナ「あんな事、社会人の常識よ」
リョーコ「ケッ、どーせあたし達ゃ育ちが悪いよ」
ヒカル「スネないスネない」
イズミ「ジョウシキ…凡夫のもつ迷いの心…」
イネス「それは情識。あんまり難しいダジャレも考えものね」
プロスペクター「クワトロ大尉には、方便だと気付かれていたようですが…ホシノくん。本当のところ、手がかりはないんですか・」
アキト「なんとか、みんなに守ってもらったけど…これから先、毎回あんなんじゃ話にならないよ…」
ガイ「ああ。たった一隻で連邦に立ち向かう! ってのはなかなか燃えるが…悪役は勘弁してもらいたいぜ」
ウリバタケ「言っとくが、ありゃあ整備の問題じゃあねぇぜ」
ユリカ「どうなの? ルリちゃん、イネスさん…」
イネス「そうねぇ、オモイカネの事はルリちゃんが誰より詳しいから…」
ルリ「理由はもう、わかっています。でも治療方法が…」
ユリカ「さっすがルリちゃん! それで、原因はなんなの? それに…」
ジュン「治療…?」
ルリ「オモイカネはストレスが溜まってるんです」
アキト「え…?」
ユリカ「スト…レス…?」
プロスペクター「これは…厄介なことになりそうですなあ…」
【シナリオエンドデモ終了】


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