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No.50
トライアングル・ラブ

【シナリオデモ開始】
リューネ「……ねえ、テュッティ、ウェンディって、どんな人?」
テュッティ「リューネ、気になるの?」
リューネ「そりゃあね、恋のライバルみたいだし。ね、年はいくつ? 美人ってホント?」
テュッティ「年は、確か今29才のハズよ。美人かどうかは……そうね……」「彼女が美人でなかったら、地球上の美人の8割は、美人の定義から、外れてしまうわね」
リューネ「……つまり、超の付く美人って事ね? でも、年がね……よ〜し、若さで勝負っ!!」
〔カーソル、ウェンディの病院へ移動〕
ウェンディ「あら、みなさんごいっしょで。いらっしゃいませ」
リューネ(この人が……う〜ん、確かに美人だわ、こりゃ。ホントに29才なの?)
テュッティ「お久しぶりです、ウェンディさん」
マサキ「よ、よう」
ウェンディ「……」
マサキ「な、何だよ、その目は」
ウェンディ「マサキったら、見舞いにも来てくれないんですもの……」
マサキ「い、いそがしかったんだよ」
ウェンディ「でも、こうして来てくれてうれしいわ。まだ、私の事、覚えていてくれたのね」
リューネ「ちょ〜っと待ったあ!!」
ウェンディ「あら、あなたは?」
リューネ「あたしは、リューネ=ゾルダーク! マサキの恋人よっ!!」
ミオ「自称、でしょ?」
リューネ「う、うっさいね!」
ウェンディ「あら、マサキ。あなた素敵な恋人ができたのね。かわいいお嬢さんじゃない」
リューネ「え? かわいい? ホント?」
マサキ「べ、別に恋人じゃねえよ、こんなの」
リューネ「こ、こんなのとは何よ、こんなのとはっ!!」
ウェンディ「うふふ、仲がいいのね、うらやましいわ」
セニア「もう身体の方はいいの?」
ウェンディ「ええ、まだ薬を飲まなきゃいけないみたいだけど、だいじょうぶ、あなた達と一緒に行けるわ」
マサキ「え!? で、でも、いいのか?」
ウェンディ「マサキ、あなた、これから大変な事があるんでしょう? 私で力になれるなら、喜んで手伝うわ」
マサキ「わ、わりいな……」
リューネ(……あんまり、ボヤボヤしてられないわね)

コンコン
〔ノックの音〕
リューネ「……マサキ、起きてる?」
マサキ「ふあ……誰だよこんな夜中に」
リューネ「あたしよ、リューネ」
マサキ「リューネ? なんかあったのか?」
リューネ「……なんかさ、寝付けなくて……ちょっと話、していい?」
マサキ「明日にしろ、明日に」
リューネ「……わかったわよ」

ウェンディ「コスモノヴァの修理は終わったわ。けど、相変わらず荒っぽい使い方してるわね」「これじゃ、いくらサイバスターに自己修復機能があるっていっても、追いつかないわよ」
マサキ「わかったよ、気をつけるさ」
ミオ(マサキって、ウェンディさんには素直ね。やっぱりリューネさん、ピンチだよ)
リューネ(うるさいよッ!)
セニア「国境警備隊から、通信よ! トロイア州の国境で、シュテドニアス軍が妙な動きをしているらしいわ!」
マサキ「妙な動き?」
テュッティ「気になるわね……行ってみましょう」
〔カーソル、国境へ移動〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「トライアングル・ラブ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
ラセツ「逃がすなっ!! 必ずこの近くにいるはずだ!!」
ジョグ「ちっ……どこに逃げやがった……」
〔敵ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
マサキ「てめえらっ!! ここはラングラン領内だっ!! すぐに出て行きやがれっ!!」
ラセツ「むうっ、魔装機神……やっかいなヤツが来たな……」
ジョグ「どうします、ラセツ大佐?」
ラセツ「私の前に立ちふさがるものは、何人たりとも容赦はせん!! たとえ魔装機神であろうとなっ!!」
ジョグ「へへっ、そうこなくちゃな。この前の戦争では、あいつらに何度もしてやられたが、今度はそうは行かねえぜっ!!」
リューネ「あいつら、やる気みたいだよ?」
マサキ「まったく……なら、相手になってやるぜっ!!」
<戦闘開始>

<マサキvsラセツ>

マサキ「? てめえ、どっかで会った事ねえか?」
ラセツ「知らんな」

<マサキvsジョグ>
ジョグ「マサキか!? この前は世話になったな!! たっぷり礼をさせてもらうぜ!!」
マサキ「てめえ……確か……ジョグとか言ったな?」

<ラセツ撃破>
ラセツ「何っ!? バカな、このジンオウが敗れるとは……くっ、無理をしすぎたという事か……撤退する!」

<ラセツHP30%以下で撤退>
ラセツ「ちっ……今ここで無理をするわけにはいかんか……撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕

<ジョグ撃破>
ジョグ「何だとっ!? くそっ!! せっかくのジンオウをつぶしちまった!! この借りは、いつか返すぜっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ウェンディ「彼ら、何かを探してたみたいだけど……何だったのかしら?」
セニア「探してた? あたしには、誰かを追ってたみたいに見えたけど……」
マサキ「シュテドニアスで何かがあったのは、間違いねえだろうな。それも、俺達にとっては、よくねえ事が……」

ジョグ「……結局、逃げられちまいましたね」
ラセツ「何、ロドニーとラディウス少尉の二人だけで何ができる」
ジョグ「まあ、そりゃそうですが……俺の口から言うのもなんですが、ジェスハ将軍はあれで、けっこう切れ者ですぜ」
ラセツ「ふむ……油断は禁物、という事だな。少し、計画を修正するか……時間はかかるがな……」
ジョグ「まったく、あいつらがあの時、ジャマさえしなけりゃ……」

リューネ「ウェンディさん、ちょっといい?」
ウェンディ「あら、リューネ。なにかしら?」
リューネ「あのさ……う〜んと……どうもあたし、もってまわった言い方苦手だから、ストレートに聞くよ」「ウェンディさん、マサキの事、どう思ってるの?」
ウェンディ「ど、ど、ど、ど、どうって……そ、そ、そりゃあ……お、弟みたいなものよ。年だって10才以上、離れてるし……」
リューネ「年は関係ないと思うけど」
ウェンディ「えっ!? そうかしら? 本当にそう思う、リューネ?」
リューネ「ウェンディさんって、ウソがつけないみたいだね」
ウェンディ「え? あ、あらやだ、あたし、一体何を言ってるのかしら……あ、あの、リューネ、今の事、その……」
リューネ「ウェンディさん、あたし、マサキの事が好きだよ。これだけは、はっきり言っておくね」
ウェンディ「え、ええ……」
リューネ「でも、ウェンディさんだってそうなんでしょ?」
ウェンディ「そ、それは、その、私は……」
リューネ「はっきりして! 別に、あきらめてとか、言ってるわけじゃないの。ただ、はっきりさせたいだけ」
ウェンディ「……そうね……好きよ。でも……」
リューネ「でも、はナシ! 年とかそういうの、言い訳にしちゃダメだよ」
ウェンディ「わかったわ。けど、こんな事聞いて、どうするつもり?」
リューネ「……よくあるじゃない、女の子って好きになると回りが見えなくなって、けっこう陰湿な事、しちゃったりするのって」「あたし、そういうのダメなんだ。だから、ウェンディさんにも、はっきりしてもらおうと思って」「あたし、ウェンディさんの事も好きだし、嫌いになりたくないから……」
ウェンディ「リューネ……あなた、とてもいい子ね。うらやましいくらい、まっすぐで」「だいじょうぶよ、私もあなたの事好きになったから……あなたに嫌われるような事はしないわ」
リューネ「よかった。女と女の約束だよ」
ウェンディ「ええ、男同士なんかより、よっぽどかたい約束ね」
〔カーソル、王都ラングランへ移動〕
マサキ「リューネ、さっきウェンディと会って、何話してたんだ?」
リューネ「ヘヘ、ヒ・ミ・ツ」
マサキ「何だよ、うれしそうな顔して」
リューネ「マサキも幸せ者よね」
マサキ「……変なやつ」
【シナリオエンドデモ終了】


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