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No.67
イスマイル強奪

【シナリオデモ開始】
テュッティ「ウェンディさんの具合はどう?」
リューネ「落ち着いたよ。けど、根本的な治療が必要なんじゃないかな……」
テュッティ「事が精神的なものだから……やっぱり、イブン大神官にお願いするのが一番かしらね」
リューネ「そうだね。じゃ、急いでイブンおばあさんのとこに行こうよ」「ちょっとした遅れが、大変な事になるかもしれないし」
マサキ「それはいいけど……リューネ、ウェンディの事になると、やたら熱心だな」
リューネ「うん……なんだかさ、友達っていうか……同士っていうか……なんだか、他人のような気がしないんだ」「そう、お姉さん、みたいな感じかな」
マサキ「ふうん、そうなもんかね。それじゃ、イブンばあさんのとこに急ぐか」
〔カーソル、ソラティス神殿へ移動〕
イブン「おや、今日はまた、何の用じゃ? こづかいをせびり来たわけでもあるまい?」
リューネ「イブンおばあさん、ウェンディさんを治してあげて!」
イブン「む……その事、知っておったのか。じゃが、わしの力でも、完全に治すのは難しいんじゃ」
テュッティ「本当に方法はないんですか?」
イブン「ない……と言ったらウソになるの。じゃが、少々荒っぽいでな。ウェンディの衰弱した身体では、果たしてもつかどうか」
リューネ「そんなに……」
ウェンディ「私、やります」
マサキ「ウェンディ!? いつの間に……」
イブン「聞いておったのか……本当によいのか? 命にかかわるのじゃぞ」
ウェンディ「はい、かまいません。マサキ達だって命をかけて戦っているんです」「ここで私が決断しなければ、今に私は姉さんに乗っ取られてしまうでしょう」「そうなったら……あのイスマイルの事にしてもそうですが、マサキ達に、いえ、ラ・ギアス全体に被害が及びます」「姉さんには気の毒ですけど……私の中から、姉さんを追い出してください」
イブン「……わかった。やってみようかの」
リューネ「がんばってね、ウェンディさん」
ウェンディ「ありがとう、リューネ……もし、うまくいって元気になったら、その時は……勝負しましょう」
リューネ「うん、待ってるよ」
ウェンディ「それじゃ、みんな……しばらくお別れね」
マサキ「がんばれよ」
〔カーソル、王都ラングランへ移動中〕
マサキ「リューネ、さっきウェンディと言ってた勝負って、何だよ?」
リューネ「……ニブいんだから、もう」
マサキ「はあ?」
リューネ「いいけどね」(ホントは、勝ちとか負けとか、関係ないけど……ウェンディさん、ホントに心配なんだな……)(だから、それを心の支えにしようとしてるんだ……がんばって……ウェンディさん……)
マサキ「勝負って、腕ずもうじゃねえだろうな? そんなもん、ウェンディに勝ち目なんかねえぞ」
リューネ「はあ……景品がこれじゃ、ちょっと問題かもね」
マサキ「何なんだよ、一体」
セニア「王都から緊急連絡よ! アカデミーが襲撃されたんだって!!」
ヤンロン「アカデミーが? まだテロリストが残っていたのか? それとも、シュテドニアスの工作か?」
セニア「くわしい事はわからないの。とにかく急いでアカデミーに行きましょう!」
〔カーソル、アカデミーへ移動〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「イスマイル強奪」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

兵士「待て!! それ以上は行かせん!!」
ラセツ「ふ……一般兵が、上等な口をたたくな。私達の侵入も阻止できなかったというのに」
兵士「き……貴様、こんな事をしてただですむと思っているのか!?」
ラセツ「ただですますつもりはないよ」
〔敵ユニット出現〕
ルビッカ「むかえに来ましたよ、ラセツ大佐」
ラセツ「ルビッカか。すまんがあとは頼む」
ルビッカ「ビジネスですからな、報酬さえいただければ、私に否やはありませんよ」
ラセツ「ジョグ、ルビッカとともに、足どめを頼む」
ジョグ「了解」
〔敵ユニット離脱〕
兵士「く、おのれ……」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
マサキ「ジョグとルビッカだと!? 一体何があった!?」
兵士「あ……マ、マサキ殿……」
マサキ「あいつら、ここで何をやってたんだ!?」
兵士「は……イスマイルを……奪われました」
リューネ「あの化け物を、シュテドニアスが手にいれたのかい!?」
マサキ「バカ野郎!! あんなものを作るから……」
兵士「……」
リューネ「兵士を責めたってしょうがないよ。急いで追わないと!!」
〔ジョグ、マサキの方へ方向転換〕
ジョグ「おっと、俺達がいるって事を忘れてもらっちゃ困るな。そう簡単には終わらせないぜ」
ルビッカ「たっぷりとサービスしてあげよう」
〔敵ユニット出現〕
マサキ「ちっ……おっさん、あんたはさがってな!! こいつらは、俺達がやる!」
兵士「……はっ」
〔味方ユニット離脱〕
<戦闘開始>

<マサキvsジョグ>

マサキ「てめえらっ!! イスマイルを奪ってどうするつもりだ!!」
ジョグ「決まってんだろうが!! そんな事わざわざ言わなきゃわかんねえのかよ?」

<ジョグ撃破>
ジョグ「ちっ、やられちまったか……まあいいさ、俺の役目は時間稼ぎ。多少は稼げたからな」

<ルビッカ撃破>
ルビッカ「ふむ……まあ給料分は働いたな」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「クソッ、今から追いかけてちゃ間に合わねえ……」
セニア「奪っていったのは、シュテドニアスのラセツ=ノバステ大佐ね。ここのところ、シュテドニアス内で勢力を伸ばしてるわ」
マサキ「ラセツ……聞いた事あるような」
リューネ「それにしても、強引すぎない? アカデミーにまで潜入して、イスマイルを奪っていくなんて……」
ヤンロン「ふむ……セニア様、ラセツについて、もう少しくわしく調べてみてください。なにか気になります」
セニア「わかったわ」

セニア「ラセツについて調べて見たんだけど、色々大変な事がわかったわ」
ミオ「大変な事って?」
セニア「まず、シュテドニアスが今、完全に二派に別れて対立している事」
マサキ「一方はラセツだな? もう一方は?」
セニア「驚かないでよ、ジェスハ将軍なの」
マサキ「ジェスハって……トロイアなまりのおっさんか!? あのおっさん、そんなに偉かったっけ?」
セニア「ラセツの対抗馬として、一時国を追われてたらしいんだけど、最近返り咲いたのよ」「で、なんと、驚くなかれ、政界に進出して、上院議員になっちゃってたの」
ミオ「ウッソ〜!?」
セニア「それで、現大統領のゾラウシャルドが人気落としてるでしょ? 次の総選挙じゃ大統領になる可能性もあるって」
マサキ「あのおっさんがねえ……」
テュッティ「ホント、ウソみたい」
ヤンロン「最近バゴニアの件にかかりっきりだったからな。シュテドニアスでそんな変化が起きていようとは……」
セニア「ラセツはかなりあせってるみたいね。それで、何とかしようとして、ああいう事をやったんじゃないかな」
マサキ「……てことは、あいつ、必ずラングランに仕掛けてくるな」
リューネ「魔装機神に打ち勝ったっていう実績があれば、戦争推進派にとっていい宣伝材料になるからね」
マサキ「用心にこした事はねえな」
【シナリオエンドデモ終了】


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