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No.71
再会、シュウ

【シナリオデモ開始】
リューネ「ね、マサキ。最近少しはヒマになったでしょ?」
マサキ「バカ言え! 戦後処理やら何やらで、忙しくてしょうがねえよ!」
リューネ「でもさ、そろそろ息抜きも必要なんじゃない?」
マサキ「……何たくらんでるんだ、リューネ?」
リューネ「あはは、わかる?」
マサキ「わからいでか。大体お前が猫なで声出すと、ロクな事ねえんだよ」
リューネ「……そんなに言わなくてもいいじゃない。あたしはただ、暑い日が続くから、泳ぎに行かないかって言いたいだけ」
マサキ「勝手に行けよ」
リューネ「そんな事言わずにさ。新しい水着、特注したんだ。ビキニだよ、ビキニ。見たくない?」
マサキ「お前はいつもきわどいカッコしてんだ。いまさらビキニ着たって、それほど変わんねえよ」
リューネ「ウェンディさんも来るんだけどなあ。なんか、大胆な水着買ったって言ってたなあ」
マサキ「大胆……」
リューネ「ああっ!! 顔がニヤけた!! 何よっ!! やっぱりこの前、見たんでしょ!!」
マサキ「ったく!! うるせえな、行きゃいいんだろ、行きゃ!!」
リューネ「……何で始めからそう言わずに、ウェンディさんの名前出したらそうなるのよ?」
マサキ「何だよ、行けってた言ったり、行くなって言ったり……」
リューネ「もう、わかったわよ! 来てください、これでいいんでしょ!」
マサキ「……なんだよ、あいつ……」
〔カーソル、海へ移動〕
リューネ「……で、何でこうなるのよ?」
セニア「気にしない、気にしない」
プレシア「そうそう、人数は多いほうが楽しいじゃない」
テュッティ「あたし、実は泳げないんだけど……」
ミオ「うそっ!? 水の精霊の加護を受けてるのに?」
テュッティ「それとこれとは関係ないわよ。マサキだって、風の精霊の加護を受けてるけど、飛べないでしょ?」
プレシア「飛べる人がいたら、紹介して欲しいと思う……」
ミオ「あ、でもあたし、今、土にもぐる練習してるんだよ。土トンの術〜、とか言って」「そんでもって地中にもぐって、8時間のヨガの眠りをするのが、今のあたしの目標」
リューネ「……変な目標」
ゲンナジー「テュッティ、ならば俺がコーチしてやろう」
テュッティ「あ、そう言えばゲンナジーは元水泳の金メダリストだったわね」
ゲンナジー「……ふ」
プレシア「あたしもあんまり、泳ぎって得意じゃないなあ……」
ジノ「ふ……プレシア、ならばこの私にまかせなさい。水練は得意なのだよ」
プレシア「水練って……なんか、時代がかった言い方ですね、ジノさん」
ジノ「武芸十八般は、不易久遠流の免許皆伝の必要条件だからな」
※※ロザリーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザリー「あたしだって、水泳は得意よ」
ジノ「おや、そうだったか?」
ロザリー「犬かきだけだけど」

リューネ「ねーねー、マサキ、ほら、見て! もう下に着てるんだ、あたし。ほら!!」
ザッシュ「わわっ!? リュ、リューネさん、ちょ、ちょっとそれ……露出度が高すぎませんか?」
リューネ「いいじゃない、その方がうれしいでしょ?」
マサキ「誰が?」
リューネ「……そーゆー事、言うわけ?」
ザッシュ「う、うれしいです、はい!!」
リューネ「……あのさ、ザッシュ。何度も言うようだけど、あたしは……」
ザッシュ「わかってます、リューネさん。でも、僕がだれを好きになるかは、自由ですよね、実る、実らないは別として」
リューネ「……ふう、そうだね。考えてみればあたしとザッシュ、どこか似てるんだ」
ザッシュ「じゃ、似た者同士……」
リューネ「残念だけど、それだけは……ね。あたしの気持ちの問題だし」
ヤンロン「そろそろ着くぞ。用意はいいな?」
ミオ「用意って……戦いに来たわけじゃないのに」
ヤンロン「水着の用意の事だ。うむ、見えて来た……むっ!?」
ミオ「ウソっ!? あれ、デモンゴーレムじゃない!?」
マサキ「こんなとこにもいやがったのか……まったく、せっかくのんびりできると思ってたのによ……」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「再会、シュウ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
マサキ「魔装機の用意をしといてよかったのか悪かったのか……」
リューネ「ま、しょうがないよ」
マサキ「そりゃそうか」
〔中立ユニット出現〕
シュウ「おや……マサキですか。どうしたんです、こんな所で。バカンスですか?」
マサキ「シュウ!? 何でてめえがこんな所にっ!? このデモンゴーレム、てめえの仕業かっ!?」
シュウ「……ふう、やれやれ、久しぶりに会ったというのに、あいさつがそれですか」
マサキ「……お前じゃないのか? じゃあ、一体誰の仕業なんだ!?」
シュウ「知りたいですか? なら、こいつらを退治してから。ゆっくりお話しましょう」
サフィーネ「そういう事。せっかちなのは、女の子にもてなくてよ、坊や」
〔シュウ&サフィーネ、中立から味方へ〕
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>

マサキ「ま、デモンゴーレム程度なら、こんなもんで……」
〔敵ユニット出現〕
マサキ「げっ、またでてきた……きりがねえんじゃねえか?」
サフィーネ「あら……あらあら、あれ、当たりだわ、当たり!」
マサキ「当たり? 何の事やら」
サフィーネ「知らないの? 金のデモンゴーレム! すっごくもうかるんだから。う〜ん、血が騒ぐわ!!」
シュウ「もう残りも、そう多くないでしょう。一気にかたづけてしまいましょう」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「さて、聞かせてもらおうか。なんでこんな所にいる?」
サフィーネ「あら、あたし達だってバカンスを楽しんだりするのよ。泳ぎに来ちゃいけない?」
マサキ「それにしちゃ、水着の用意はしてねえみたいだぜ」
サフィーネ「バカね♥ 何にもつけないで泳ぐに決まってるじゃない♥」
マサキ「……バカはほっといて、シュウ! ホントの事をいいな!」
サフィーネ「ま! バカですって!! バカにバカ呼ばわりされる覚えはないわよ、バカ!」
シュウ「サフィーネ、話が進まないので、黙っていていただけませんか」
サフィーネ「……」
シュウ「ルオゾールは知っていますね?」
マサキ「ああ、あいつには散々ひどい目にあわされたからな」
シュウ「それを私が倒した事も……」
マサキ「セニア……いや、アハマドからか。とにかくそれも聞いた」
シュウ「ところがやっかいな事に、そのルオゾールがよみがえったのです」
マサキ「やっかいって……今のお前なら、ナグツァートなんざ、敵じゃねえだろうに」
シュウ「そうですね、ただのナグツァートなら……」
マサキ「……てことは、何かあったのか?」
シュウ「ええ、滅ぼしたはずのヴォルクルスと合体したようなのですよ。さすがにこれでは私も苦戦しています」
チカ「ルオゾールと来たら、もう、それはそれはしつこくご主人様を、追いかけてくるんですよ!!」「まるで誘導装置でもついてるみたいに、あたし達の後を、ずーっと追いかけて来るんです。ホント、しつこいったら」「あのしつこさは、昔のマサキとどっこいか、それ以上ですよ、ホント。どうしてそんなに、追っかけて来るのか」「あたしが思うに、ルオゾールってもしかしてご主人様の事が好きなんじゃないかなって、それくらいすごいんです」「でのあの顔でそういうのって、ちょっと気味じゃありませんかね? あたし、ああいうのは遠慮したいですよ、ホント」「大体がルオゾールっていうのは……」
マサキ「やかましいぞチカッ!! それ以上しゃべって見やがれ、クロとシロをけしかけてやるからなっ!!」
シロ「わくわく。うまそうだニャ」
クロ「食べてもいいの、マサキ?」
チカ「ひ、ひえ〜、ご、ご主人様!! 助けてくださいっ!!」
シュウ「チカ、いい薬です。少しはしゃべるのをおさえるようにしなさい」
サフィーネ「長くなっちゃったけど、まあ、そういう事なの。わかった?」
マサキ「ああ、だが、そういう事なら、俺達も放ってはおけねえな」「ルオゾールとヴォルクルス……どっちもラ・ギアスにとっちゃ、脅威になる存在だ。まして、それが合体したとなりゃ……」「俺達も、手伝うぜ、シュウ」
シュウ「……マサキ、あなた変わりましたね」
マサキ「そ、そうか?」
シュウ「ええ、良くも悪くも。昔のあなたは、そこまで考えてはいませんでした」
チカ「昔のって……ご主人様、記憶、戻ったんですか?」
シュウ「ええ、かなりね。しかしマサキ、あなたの変化はまだ過渡期でしょう。今のあなたは、大義に縛られすぎています」「真の魔装機操者となるのなら、心のおもむくまま、感情の命ずるままに動きそれでいてあやまたない……」「その境地を目指さなくてはなりませんよ」
マサキ「ちっ、お説教かよ」
シュウ「……まあ、今のわかるようになりますよ。私の言葉の意味が……ね」
【シナリオエンドデモ終了】


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